JP4533229B2 - 施肥装置付き田植機 - Google Patents
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Description
左右に並列配備された複数の前記繰出しクラッチの近傍に、各繰出しクラッチに機械連係された横長のクラッチ操作部材をアクチュエータで左右向きの軸心周りに正逆に回転駆動可能に配備するとともに、前記クラッチ操作部材を、複数の前記繰出しクラッチに沿って横架した操作軸と、この操作軸に回転位相を異ならせて連結した複数のカム板とにより構成し、かつ、前記アクチュエータを作動させるクラッチ選択操作部を備え、このクラッチ選択操作部の操作によって前記アクチュエータを所定量作動させて前記クラッチ操作部材を左右向きの軸心周りに正逆に所定角度ずつ回転させることにより、それぞれの前記カム板で対応する前記繰出しクラッチのクラッチ片を直接にシフト操作して、選択した一部の前記繰出しクラッチあるいは全部の前記繰出しクラッチを切り操作可能に構成してあることを特徴とする。
走行機体に連結された苗植付け装置が所定位置まで上昇されたことの検知に基づいて前記クラッチ操作部材を全繰出しクラッチを入り状態にする中立位置に強制復帰させるクラッチ自動復帰制御手段を備えてあるものである。
前記クラッチ自動復帰制御手段の機能をオン・オフする選択手段を備えてあるものである。
全部の繰出しクラッチが切り操作された状態を報知する報知手段を備えてあるものである。
前記報知手段が、肥料切れ、または、肥料詰まりを報知する報知手段と兼用してあるものである。
〔比較例〕
図1に、8条植え仕様に構成された施肥装置付き田植機の全体側面が、また、図2に、その全体平面がそれぞれ示されている。この施肥装置付き田植機は、操向可能な前輪1および操向不能な後輪2を備えて4輪駆動で走行する走行機体3の後部に、8条植え仕様の苗植付け装置4が、油圧シリンダ5によって駆動される平行四連リンク構造の昇降リンク機構6を介して昇降可能に連結されるとともに、機体後部に施肥装置7が備えられた基本構造を有している。
図16(イ)に示すように、クラッチ操作部材88が左右移動方向における中立位置にあると、操作片88a,88bがクラッチアーム84および中継操作レバー86から離れた状態にあり、全部のクラッチアーム84がクラッチ「入」位置にある。
図16(ロ)に示すように、クラッチ操作部材88が中立位置から1ピッチだけ右方向に移動されると、左端のクラッチアーム84が操作片88aによってクラッチ「切」位置に接当操作され、左端の繰出しクラッチ81だけが切り操作される。これによって左端2条の施肥を休止した右側6条の施肥が行われる。
図16(ハ)に示すように、クラッチ操作部材88が更に1ピッチ右方向に移動すると、左側2つのクラッチアーム84が操作片88aによってクラッチ「切」位置に接当操作され、左側の2つの繰出しクラッチ81だけが切り操作される。これによって左側4条の施肥を休止した右側4条の施肥が行われる。
図16(ニ)に示すように、クラッチ操作部材88が更に1ピッチ右方向に移動すると、左側3つのクラッチアーム84が操作片88aによってクラッチ「切」位置に接当操作され、左側の3つの繰出しクラッチ81が切り操作される。これによって左側6条の施肥を休止した右端2条の施肥が行われる。
図16(ホ)に示すように、上記した〔右端2条の施肥〕状態から上記クラッチ操作部材88が更に右方向に移動されて右ストロークエンドまで移動されると、全部のクラッチアーム84がそれぞれ操作片88aによって接当されてクラッチ「切」位置に操作され、全条の施肥が休止される。
図17(イ)に示すように、クラッチ操作部材88が中立位置から1ピッチだけ左方向に移動すると、右端の中継操作レバー86が操作片88bによって接当操作されて右端のクラッチアーム84だけがクラッチ「切」位置に操作され、右端の繰出しクラッチ81だけが切り操作される。これによって右端2条の施肥を休止した左側6条の施肥が行われる。
図17(ロ)に示すように、クラッチ操作部材88が更に1ピッチ左方向に移動すると、右側2つの中継操作レバー86が共に操作片88bによって接当操作されて右側2つのクラッチアーム84がクラッチ「切」位置に操作され、右側2つの繰出しクラッチ81だけが切り操作される。これによって右側4条の施肥を休止した左側4条の施肥が行われる。
図17(ハ)に示すように、クラッチ操作部材88が更に1ピッチ左方向に移動すると、3つの中継操作レバー86が共に操作片88bによって接当操作されて右側3つのクラッチアーム84がクラッチ「切」位置に操作され、右側3つの繰出しクラッチ81が切り操作される。これによって右側6条の施肥を休止した左端2条の施肥が行われる。
全部の押しボタンスイッチ95が消灯作動している状態では、全部の畦際クラッチ24と苗送りクラッチ26がクラッチ「入」状態になるとともに上記〔全条施肥〕状態がもたらされる。
最下方の押しボタンスイッチ95だけを押し操作してその内臓ランプ96を点灯作動させると、左端2条の畦際クラッチ24と苗送りクラッチ26だけがクラッチ「切」状態に操作されて、右6条の植付けが行われるとともに上記〔右6条の施肥〕状態がもたらされる。
下方2個の押しボタンスイッチ95を押し操作してそれぞれの内臓ランプ96を点灯作動させると、左側4条の畦際クラッチ24と苗送りクラッチ26がクラッチ「切」状態に操作されて、右4条の植付けが行われるとともに上記〔右4条の施肥〕状態がもたらされる。
下方3個の押しボタンスイッチ95を押し操作してそれぞれの内臓ランプ96を点灯作動させると、左側6条の畦際クラッチ24と苗送りクラッチ26がクラッチ「切」状態に操作されて、右端2条の植付けが行われるとともに上記〔右端2条の施肥〕状態がもたらされる。
最上方の押しボタンスイッチ95だけを押し操作してその内臓ランプ96を点灯作動させると、右端2条の畦際クラッチ24と苗送りクラッチ26だけがクラッチ「切」状態に操作され、左6条の植付けが行われるとともに上記〔左6条の施肥〕状態がもたらされる。
上方2個の押しボタンスイッチ95を押し操作してそれぞれの内臓ランプ96を点灯作動させると、右側4条の畦際クラッチ24と苗送りクラッチ26がクラッチ「切」状態に操作され、左4条の植付けが行われるとともに上記〔左4条の施肥〕状態がもたらされる。
上方3個の押しボタンスイッチ95を押し操作しそれぞれの内臓ランプ96を点灯作動させると、右側6条の畦際クラッチ24と苗送りクラッチ26がクラッチ「切」状態に操作されて、左端2条の植付けが行われるとともに上記〔左端2条の施肥〕状態がもたらされる。
全部の押しボタンスイッチ95を押し操作して内臓ランプ96を全て点灯作動させると、全部の畦際クラッチ24と苗送りクラッチ26がクラッチ「切」状態になり、全条の植付けが休止されるとともに上記〔全条施肥休止〕状態がもたらされる。
以下、本発明の実施形態について説明する。
なお、実施形態における施肥装置付き田植機は、比較例で説明した施肥装置付き田植機とは繰出しクラッチ81の操作構造が異なるだけで、その他の構造は同じであるから、その異なる繰出しクラッチ81の操作構造についてのみ説明し、他の構造については説明を省略する。
(1)肥料ホッパ41および繰出しケース48の上部ケース48aを支点c周りに後方へ回倒して繰出しケース48を開放する構造において、前記ガススプリング55に代えて、前方への復帰回動を阻止する突っ張りロッド(図示せず)を装備し、肥料ホッパ41および上部ケース48aをメンテナンス位置まで回倒すると突っ張りロッドが自動的に係止作動して開放姿勢を保持するように構成することもできる。
4 苗植付け装置
7 施肥装置
42 繰出し機構
66 報知手段
81 繰出しクラッチ
82 クラッチ片
88 クラッチ操作部材
88c 操作軸
88d カム板
91 アクチュエータ(電動モータ)
A クラッチ選択操作部
Claims (5)
- 施肥装置に全条の繰出し機構のうちの一部を休止させる複数の繰出しクラッチを装備してある施肥装置付き田植機において、
左右に並列配備された複数の前記繰出しクラッチの近傍に、各繰出しクラッチに機械連係された横長のクラッチ操作部材をアクチュエータで左右向きの軸心周りに正逆に回転駆動可能に配備するとともに、前記クラッチ操作部材を、複数の前記繰出しクラッチに沿って横架した操作軸と、この操作軸に回転位相を異ならせて連結した複数のカム板とにより構成し、かつ、前記アクチュエータを作動させるクラッチ選択操作部を備え、このクラッチ選択操作部の操作によって前記アクチュエータを所定量作動させて前記クラッチ操作部材を左右向きの軸心周りに正逆に所定角度ずつ回転させることにより、それぞれの前記カム板で対応する前記繰出しクラッチのクラッチ片を直接にシフト操作して、選択した一部の前記繰出しクラッチあるいは全部の前記繰出しクラッチを切り操作可能に構成してあることを特徴とする施肥装置付き田植機。 - 走行機体に連結された苗植付け装置が所定位置まで上昇されたことの検知に基づいて前記クラッチ操作部材を全繰出しクラッチを入り状態にする中立位置に強制復帰させるクラッチ自動復帰制御手段を備えてある請求項1記載の施肥装置付き田植機。
- 前記クラッチ自動復帰制御手段の機能をオン・オフする選択手段を備えてある請求項2記載の施肥装置付き田植機。
- 全部の前記繰出しクラッチが切り操作された状態を報知する報知手段を備えてある請求項1〜3のいずれか一項に記載の施肥装置付き田植機。
- 前記報知手段が、肥料切れ、または、肥料詰まりを報知する報知手段と兼用してある請求項4に記載の施肥装置付き田植機。
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