JP4996492B2 - 施肥装置付き田植機 - Google Patents

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本発明は、走行機体の後方に苗植付け装置を連結するとともに、走行機体の後部に配備された運転座席の後方に肥料容器を配備し、肥料容器の上端開口を上蓋で開閉可能に構成した施肥装置付き田植機に関する。
上記構成の施肥装置付き田植機としては、運転座席の足元近くにおいて運転ステップ上にペダルを配備し、このペダルを踏み込み操作することで肥料容器の上蓋を開放作動させるように構成したものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−304649号公報〔段落(0043),(0079)、図12,図21〕
上記構成の施肥装置付き田植機においては、両手で肥料袋をかかえ持った状態でも肥料容器の上蓋をペダル操作によって開放することができるものであるが、取扱い性の面で改良の余地があった。すなわち、走行機体の後方に苗植付け装置を連結した構造の田植機においては、運転ステップより一段高い補助ステップを機体後部に設置し、この補助ステップに乗り上がることで、苗植付け装置の苗のせ台への苗補給を容易に行えるようにしており、運転座席の後方において高く設置された肥料容器への肥料補給に際しても、補助ステップを利用している。従って、肥料補給のために肥料袋を両手にかかえ持って運転ステップから補助ステップに乗り上がった際に、肥料容器の上蓋の開放操作を忘れていたような場合、一旦、運転ステップに降りてペダル操作を行って肥料容器の上蓋を開放した後、再び補助ステップに乗り上がる必要があり、重い(約20Kg)肥料袋をかかえ持ったままで運転ステップと補助ステップの間を行き来することになり、手順を間違えると肥料補給作業に手間と労力がかかるものであった。
本発明は、このような点に着目してなされたものであって、肥料袋をかかえ持った状態でも肥料容器の上蓋を簡単に開放して肥料補給を手間なく容易に行えるようにすることを目的としている。
第1の発明は、走行機体の後方に苗植付け装置を連結するとともに、前記走行機体の後部に配備された運転座席の後方に肥料容器を配備し、前記肥料容器の上端開口を上蓋で開閉可能に構成した施肥装置付き田植機において、
前記上蓋を開放作動させるためのペダルを備えるとともに、前記走行機体の後部において運転ステップより高く設置した補助ステップの上方に前記ペダルを配備し
前記運転座席の左右両横側に前記ペダルの踏み込み部を設け、
前記ペダルを1本の横長棒材で構成し、棒材を屈曲して左右の前記踏み込み部と支点軸部とを一体形成し、
前記ペダルを、施肥装置の前面に横向き支点周りに回動可能に支架した状態で装備して前記補助ステップの上方に配備してあることを特徴とする。
上記構成によると、肥料袋をかかえ持った状態で補助ステップに乗り上がってからペダル操作を行って肥料容器の上蓋の開放を行い、補助ステップに乗り上がった姿勢で楽に肥料容器への肥料補給を行うことができる。
従って、第1の発明によると、肥料袋をかかえ持った状態でも肥料容器の上蓋を簡単に開放して肥料補給を容易に行えるようになった。
上記構成によると、運転座席の左右何れかの側から補助ステップに乗り上がっても、ペダル操作を行って肥料容器の上蓋を開放することができ、肥料容器が運転座席から左右にはみ出た横長の場合に、肥料補給を左右何れ側からでも容易に行うことができる。
上記構成によると、左右に長い支点軸の左右箇所に踏み込み部を溶接等によって連結するような必要がなく、安価に実施することができる。
上記構成によると、施肥装置を走行機体に組み付ける場合や、施肥装置を走行機体から取外して分解整備するような場合、肥料容器の上蓋とペダルとを連係した状態で走行機体に脱着することができ、例えば、走行機体側に装備したペダルと肥料容器の上蓋とを連係する場合のように、肥料容器を脱着するたびに肥料容器の上蓋とペダルの連係を解除するような煩わしさがなくなり、組み立て作業性およびメンテナンス性に優れたものとなる。
第2の発明は、上記第1の発明において、
前記上蓋を開放付勢するとともに、前記上蓋を閉じ位置に保持する保持機構を備え、前記ペダルの踏み込み操作によって前記保持機構を解除操作可能に構成してある。
上記構成によると、ペダルを踏み込んで保持機構を解除することで、肥料容器の上蓋は付勢開放され、以後、ペダルから足を離しても開放状態が維持されることになる。これにより、肥料補給時に補助ステップ上で作業者が自由に位置移動することができ、横長の肥料容器への肥料補給位置の移動や、補給した肥料を肥料容器内で左右に掻き均す作業を容易に行うことができる。
第3の発明は、上記第2の発明において、
前記保持機構を、前記上蓋に連結固定した受け金具と前記肥料容器に揺動可能に枢支したロック金具とから、前記受け金具に対する前記ロック金具の係合で前記上蓋を閉じ位置に保持するように構成し、
前記支点軸部に連結固定した操作アームと前記ロック金具とを連係ロッドを介して連動連結して、左右いずれかの前記踏み込み部を踏み込んで前記ペダルを横向き支点周りに回動させると、その回動に連動して前記ロック金具が揺動して前記受け金具との係合を解除するように構成してある。
第4の発明は、上記第2の発明において、
前記保持機構を、前記上蓋を磁石によって閉じ位置に吸着保持するように構成してあるものである。
上記構成によると、肥料容器の上蓋を上端開口に密着させておくことが容易となり、肥料容器に収容した粉粒状の肥料が外気の湿気を吸収することを抑制することができる。
第5の発明は、上第1〜のうちのいずれか一つの発明において、
前記上蓋が開放姿勢にある時に前記肥料容器の上端開口を上方から覆う雨避け部を上蓋に連設してある。
上記構成によると、雨天での苗植付け作業において、肥料容器の上蓋を開放しての肥料補給時に雨が肥料容器に入ることを回避して、肥料が固まることを防止する上で有効となる。
図1に、施肥装置付き田植機の全体側面が、また、図2に、その全体平面がそれぞれ示されている。この施肥装置付き田植機は、操向操作される前輪1と向き固定の後輪2とを備えて4輪駆動で走行する走行機体3の後部に、6条植え仕様の苗植付け装置4が、油圧シリンダ5によって駆動される平行四連リンク構造の昇降リンク機構6を介して昇降可能に連結されるとともに、走行機体3の後部に施肥装置7が備えられた基本構造を備えている。
走行機体3の後部寄り箇所には運転座席8が配備されるとともに、その足元前方に運転ステップ9が設けられ、運転ステップ9の左右後端部から運転座席8の左右両脇に亘って補助ステップ10が一段高く設置されている。運転ステップ9はエンジン11を収容したボンネット12の左右両脇まで延長されて、走行機体3の前端からの運転ステップ9への乗降が可能に構成されるとともに、運転ステップ9の左右横外側にはスノコ状の延長ステップ9aが連設され、かつ、延長ステップ9aの前部横外側に、複数枚の予備苗を棚差し収容する予備苗のせ台13が立設されている。
前記苗植付け装置4は、機体側から取り出された作業系動力を受けるフィードケース15、一定ストロークで左右に往復横移動される苗のせ台16、6条分の植付け機構17、および、田面の植付け箇所を均平整地する3つの整地フロート18、等を備えている。
前記施肥装置7には、粉粒状の肥料を貯留する樹脂製の肥料容器20、この肥料容器20の下部から2条単位で所定量づつ肥料を繰出す3つの回転ロール式の繰出し機構21、繰り出された肥料を風力搬送する電動式のブロワ22、各整地フロート18に取付けた各植付け条ごとの作溝器23、風力搬送される肥料を各作溝器23まで案内する供給ホー24、等が備えられており、走行機体3の前進に伴って苗植付け位置の横側近くの田面に各作溝器23により施肥溝が形成され、この施肥溝に肥料が供給されて埋設されるようになっている。
図3〜図5に示すように、並列配備された3つの繰出し機構21に亘って共通の繰出し駆動軸25が横架され、この繰出し駆動軸25に備えた駆動ギヤ26と繰出しロール軸27に備えた従動ギヤ28とが咬合連動されるとともに、繰出し駆動軸25自体は、走行機体3の下部に配備された伝動ケース14の施肥駆動軸29にクランクアーム30、押し引きロッド31、および、受動アーム32を介して連動連結され、走行速度と同調した速度で繰出し機構21が繰り出し駆動されるようになっている。
前記受動アーム32は繰出し駆動軸25の軸心周りに上下揺動可能に装備されており、前記クランクアーム30の一定方向回転に伴って受動アーム32が往復揺動し、その往復揺動が2組の一方向クラッチ33,34を介して繰出し駆動軸25に伝達され、繰出し駆動軸25が脈動的に一定方向に回転駆動されるようになっている。
繰出し駆動軸25には各繰出し機構21への動力伝達を断続する繰出しクラッチ35が装備されている。この繰出しクラッチ35は、繰出し駆動軸25にシフト可能に装着したクラッチ片36を、前記駆動ギヤ26に軸心方向から咬合させる爪クラッチに構成されており、クラッチ片36はクラッチ入り方向にバネ37でスライド付勢されている。各繰出し機構21に沿って横長の支持フレーム38が固定配備され、この支持フレーム38に前記クラッチ片36をシフト操作するクラッチアーム39が縦向きの支点s回りに揺動可能に装着されている。各クラッチアーム39は3本の畦際クラッチレバー40にそれぞれ操作ワイヤ41を介して連動連結され、畦際クラッチレバー40を操作することで任意の植付け条の施肥を2条単位で休止することができるようになっている。
図7に示すように、前記畦際クラッチレバー40は、苗植付け装置4における植付け機構17の伝動系に2条単位で備えた少数条クラッチ42と、苗のせ台16において2条単位で備えたて苗送りクラッチ43にそれぞれワイヤ連係されており、4条植え、あるいは2条植えなどの少数条の植付けを行う際に、所望の条の植付けの休止、苗送り休止、および、施肥休止を行うことができるよう構成されている。
前記支持フレーム38の長手方向に沿ってクラッチ操作ロッド44が左右移動可能に支架されるとともに、支持フレーム38における右側の端部近くに縦向き支点t周りに揺動可能に施肥停止レバー45が配備されている。この施肥停止レバー45に連係ロッド46を介して連動連結された操作片47が支持フレーム38に左右移動可能に跨り装着されるとともに、この操作片47に前記クラッチ操作ロッド44の右端が引っ掛け連結され、施肥停止レバー45を揺動操作することでクラッチ操作ロッド44を左右にスライド操作することができるよう構成されている。
前記クラッチ操作ロッド44の長手方向中間と左端部に形成した屈曲部44aが前記クラッチアーム39のそれぞれに係合され、図6に示すように、施肥停止レバー45を後方の繰出し位置(a)に操作すると、クラッチ操作ロッド44が機体左方に移動して、各クラッチアーム39のクラッチ入り位置(on)とクラッチ切り位置(off)との間での作動が許容され、図6中の仮想線に示すように、施肥停止レバー45を前方の全条停止位置(b)に操作すると、クラッチ操作ロッド44が右方に移動されて、全クラッチアーム39がクラッチ切り位置(off)に強制操作されて全条での肥料繰出しが停止され、施肥なしでの植え付け作業を行うことができるようになっている。
前記肥料容器20は上端全面が開口された横長形状に樹脂成形されており、その開口が樹脂製の上蓋50で開閉されるようになっている。図5に示すように、上蓋50は後端の支点p周りに上下揺動可能に枢支連結されており、支点後方への延出部50bと施肥フレーム51とに亘って張設されたバネ52によって上蓋50が開放方向に揺動付勢されている。バネ52に抗して押し下げ揺動された上蓋50は、左右2箇所に備えた保持機構53によって閉じ位置に保持されるようになっている。
図8,図9に示すように、前記保持機構53は、上蓋50の前部に連結固定された受け金具54と、肥料容器20の前面にブラケット55を介して前後向きの支点q周りに横揺動可能に枢支されたロック金具56とで構成されており、ロック金具56が支点部に装着したねじりバネ57で図8中時計方向に付勢揺動されることで、その上端部に備えたロックピン58が受け金具54の切欠き凹部54aに係入されて、閉じ位置の上蓋50が上方に開放揺動することが阻止されるようになっている。
左右の繰出し機構21のケース前面にブラケット59が取り付けられ、ブラケット59に亘って上蓋50を開放作動させるためのペダル60が、補助ステップ10の上方に位置して横向き支点r周りに回動可能に支架されている。図10に示すように、前記ペダル60は横長棒材からなり、その左右2箇所において前方へ突出するコの字形に屈折されて踏み込み部60aが形成されるとともに、横向き直線部分が支点軸部60bに構成されている。支点軸部60bの左右端部には操作アーム61が連結固定され、各操作アーム61と前記ロック金具56とが連係ロッド62で連動連結されている。従って、左右いずれかの踏み込み部60aを踏み込んでペダル60を横向き支点r周りに回動させることで、連係ロッド62が引き下げ移動してロック金具56がねじりバネ57に抗して揺動され、ロックピン58が受け金具54の切欠き凹部54aから離脱されることで位置保持機能が解除され、上蓋50がバネ52によって開放位置まで自動的に揺動するようになっている。
なお、上蓋50を閉じる場合には、先ず、ペダル60を踏み込み回動してロック金具56を後退させ、踏み込み状態のままで上蓋50を閉じ位置まで押し下げ、押し下げ状態を維持しながらペダル50の踏み込みを解除することで、ロック金具56を受け金具54に係止させることができ、これによって上蓋50を閉じ位置に保持することができる。
本発明に係る施肥装置付き田植機は以上のように構成されており、肥料容器20への最初の肥料補給、および、植付け作業中における肥料補給に際しては、肥料袋をかかえ持った状態で補助ステップ10に乗り上がって、ペダル60における左右何れかの踏み込み部60aを踏み込んで上蓋50を開放し、補助ステップ10に乗り上がった姿勢で肥料容器20への肥料補給、あるいは、容器内での肥料の掻き均しを行う。
〔他の実施例〕
本発明は、以下のような形態で実施することもできる。
(1)図11に示すように、前記保持機構53のロック金具56を、補助ステップ10に配備したペダル60に操作ワイヤ65を介して連動連結し、ペダル60の踏み込み操作によって保持機構53を解除作動させて、上蓋50を支点部に備えたねじりバネ52で開放作動させるよう構成することも可能である。この場合、保持機構53における受け金具54の下端に傾斜カム部54bを形成することで、開放位置の上蓋50を押し下げることで、係合位置に付勢復帰しているロック金具56のロックピン58が受け金具54の傾斜カム部54bで押圧され、ロック金具56がねじりバネ57に抗して係合解除方向に押し動かされ、上蓋50が閉じ位置に至ったところでロック金具56が付勢揺動して切欠き凹部54aにロックピン58が係合されて保持機能が発揮される。
図11(b)に示すように、前記受け金具54を上蓋50の上面に沿わせて前後に長く配置するとともに、受け金具54の左右の端辺と上蓋50とを溶着連結することで、受け金具54に作用する負荷を分散することができる。
(2)図12,図13に示すように、肥料容器20の開口端の左右辺に磁石(あるいは鉄片)66を設けるとともに、上蓋50における内部の左右箇所に磁石66に吸着する鉄片(あるいは、磁石)67を備えて前記保持機構を構成し、ペダル60の踏み込み操作によって上方移動するプッシュロッド68で、閉じ位置の上蓋50を少し突き上げて磁石66による吸着から開放することで、上蓋50を付勢開放作動させるように構成することもできる。この構成によると、肥料容器20の開口端に上蓋50を密着させて、施肥容器20内への雨水や湿気の侵入を防止して、施肥容器20内の肥料が固まることを抑制することができ、雨天での植付け作業に有効となる。
(3)図14に示すように、前記上蓋50の前端から下方に向かう雨避け部50aを連設し、上蓋50を開放揺動させると、前記雨避け部50aが肥料容器20の開口端を上方から覆って雨水が降りかかることを防止するように構成すると、肥料補給時に雨水が肥料容器20に入ることを防止することができ、雨天での植付け作業に有効となる。
(4)図15,図16に示すように、前記上蓋50を閉じ位置に保持する保持機構53として、可動磁石70を出退自在に組み込んだ吸着具71を肥料容器20の前面に取り付けるとともに、吸着具71に対向する鉄片72を上蓋50の前端部に取り付けた構造を採用することもできる。前記可動磁石70は、押し込み操作を受けるたびに、押し込み位置での係止固定と内装バネによる突出作動を繰り返すよう構成されており、上蓋50が閉じ位置にある時には、押し込み位置に係止固定されている可動磁石70に鉄片72が吸着されて上蓋50が閉じ位置に保持される。この閉じ状態で上蓋50を少し押し下げた後、その押し下げを解除すると、押し込み変位されることで可動磁石70が突出作動し、バネ付勢されている上蓋50は自動的に開放位置まで開放作動する。開放位置の上蓋50を閉じ位置にまで押し下げると、上蓋50の鉄片72を吸着した可動磁石70が押し込み移動されて押し込み位置に係止固定され、押し込み位置の可動磁石70に鉄片72を介して吸着された上蓋50は閉じ位置に保持される。
上蓋50を開放する場合、補助ステップ10の上方に配備したペダル60を踏み込み操作すると作動片73が支点u周りに回動し、上蓋50に備えた接当ピン74が回動する前記作動片73によって押し下げ操作され、上蓋50の下方移動によって上記のように可動磁石70が突出作動して吸着保持機能が解除され、バネ付勢された上蓋50が開放作動する。なお、この構成によると、両手でかかえた肥料袋を上蓋50の上に載せて上蓋50を一旦押し下げたり、手で上蓋50を一旦押し下げ操作することによっても吸着保持機能を解除して上蓋50を開放作動させることができる。
(5)補助ステップ10の上方に配備したペダル60と前記上蓋50とをリンク連係して、ペダル60の踏み込みで上蓋50を開放作動させ、ペダル60の踏み込みを解除すると上蓋50が閉じ作動する形態で実施することもできる。
(6)本発明を、肥料容器20が液状肥料を貯留する仕様の施肥装置を備えた田植機に適用することも可能である。
施肥装置付き田植機の側面図 施肥装置付き田植機の平面図 施肥装置の背面図 施肥装置の正面図 施肥装置の一部切欠き側面図 施肥クラッチ操作構造の平面図 少数条クラッチ操作系統図 上蓋の保持機構の正面図 上蓋の保持機構の側面図 上蓋の開放用のペダルを示す斜視図 上蓋の開放操作構造の別実施例を示す正面図(a)と上蓋の一部を示す平面図 上蓋の保持機構の更に別に実施例を示す縦断側面図 更に別の実施例の上蓋の開放操作構造を備えた施肥装置の一部切欠き側面図 その他の実施例の上蓋を備えた施肥装置の一部切欠き側面図 上蓋の開放操作構造のその他の実施例を示す正面図 上蓋の保持機構の更に別の実施例を示す一部切欠き側面図
3 走行機体
4 苗植付け装置
施肥装置
8 運転座席
9 運転ステップ
10 補助ステップ
20 肥料容器
50 上蓋
50a 雨避け部
53 保持機構
54 受け金具
56 ロック金具
60 ペダル
60a 踏み込み部
60b 支点軸部
61 操作アーム
62 連係ロッド
66 磁石
横向き支点

Claims (5)

  1. 走行機体の後方に苗植付け装置を連結するとともに、前記走行機体の後部に配備された運転座席の後方に肥料容器を配備し、前記肥料容器の上端開口を上蓋で開閉可能に構成した施肥装置付き田植機において、
    前記上蓋を開放作動させるためのペダルを備えるとともに、前記走行機体の後部において運転ステップより高く設置した補助ステップの上方に前記ペダルを配備し
    前記運転座席の左右両横側に前記ペダルの踏み込み部を設け、
    前記ペダルを1本の横長棒材で構成し、棒材を屈曲して左右の前記踏み込み部と支点軸部とを一体形成し、
    前記ペダルを、施肥装置の前面に横向き支点周りに回動可能に支架した状態で装備して前記補助ステップの上方に配備してあることを特徴とする施肥装置付き田植機。
  2. 前記上蓋を開放付勢するとともに、前記上蓋を閉じ位置に保持する保持機構を備え、前記ペダルの踏み込み操作によって前記保持機構を解除操作可能に構成してある請求項記載の施肥装置付き田植機。
  3. 前記保持機構を、前記上蓋に連結固定した受け金具と前記肥料容器に揺動可能に枢支したロック金具とから、前記受け金具に対する前記ロック金具の係合で前記上蓋を閉じ位置に保持するように構成し、
    前記支点軸部に連結固定した操作アームと前記ロック金具とを連係ロッドを介して連動連結して、左右いずれかの前記踏み込み部を踏み込んで前記ペダルを横向き支点周りに回動させると、その回動に連動して前記ロック金具が揺動して前記受け金具との係合を解除するように構成してある請求項2記載の施肥装置付き田植機。
  4. 前記保持機構を、前記上蓋を磁石によって閉じ位置に吸着保持するよう構成してある請求項記載の施肥装置付き田植機。
  5. 前記上蓋が開放姿勢にある時に前記肥料容器の上端開口を上方から覆う雨避け部を前記上蓋に連設してある請求項1〜のいずれか一項に記載の施肥装置付き田植機。
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