JP4532545B2 - 光学素子のための位置決めユニット及び調節デバイス - Google Patents

光学素子のための位置決めユニット及び調節デバイス Download PDF

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Description

発明の詳細な説明
本発明は、光学素子と接続するための第1接続領域(エリア)と、光学素子の近傍でオブジェクトと接続するための第2接続領域(エリア)と、を有するマイクロリソグラフィー用の投影露光装置における、光学素子のための位置決めユニットに関するものである。
また、本発明は、光学軸を有する光学素子を、オブジェクティブストラクチャー内の外部ホルダ、または、その近傍に配置されたホルダに対して調節するための調節装置に関し、光学素子は、
調節デバイスに設けられた複数の中間部を介して外部ホルダに接続される。
従来技術に関して、US5,986,827、US2002/0163741 A1、US2002/0176094 A1、WO2005/026801 A2、DE103 44 178 A1、DE 102 26 655 A1、DE 199 10 947 A1、EP 1 312 965 A1及びEP 1 209 500 A2、が参考文献とされる。
既に知られている調節装置のいくつかは、低い積載容量しかないもの、扱いにくいもの、複雑な設計のもの、及び、いくつかの場合においては、光学素子の好ましくない振動励起を促進するものである。
調節装置が使用される好ましい分野の1つは、上に説明したように、その目的のために非常に正確な結像品質が要求されることから、半導体エレメントの製造に用いられるマイクロリソグラフィー用のプロジェクションオブジェクティブを備えた投影露光装置である。
しかしながら、製造、または、ホルダの機械的な基準面に対して取り付ける間の取付けの不正確さにより、光学素子は偏心されうる。機械的な基準面は、
例えばプロジェクションオブジェクティブのような、オブジェクティブストラクチャーに対して位置決めされたホルダに対する、例えば、センタリングカラーまたはホルダフランジとしてもよい。これらのような基準面は、個別のホルダの互いに対するアライメントのためにも同様に使用される。
傾斜公差は、光学素子が
内部ホルダの中に接続される前には、例えば、光学素子としてのレンズの通称スフェリゼイション(spherization)によって補正されるけれども、接続後の段階の処理が、それにもかかわらず、ホルダの基準面に対して、レンズが偏心することを引き起こしうる。これは例えば、接着剤の硬化につれて接着材が収縮した結果、発生しうる。
例えば光学素子が固定されるときに、ある保持技術を用いて、スフェリゼイションプロセスを行うことは非常に困難である。だから、装置は、ホルダの基準面に対する光学素子の調節を要求される。
本発明の課題は、高いレベルの剛性を備え、位置決めをする場合に複数の自由度にてされうる、光学素子のための位置決めユニットを提供することである。
本発明のさらなる課題は、上述した従来技術の不利点を回避することであり、特に、光学素子が、基準面に対して可能な限り6自由度に移動しうるものであり、また、光学素子が適切に調節されうるものであり、しかし、非常に精密な調節にかかわらず、十分に高い剛性レベルが保持されうる調節装置を提供することである。
本発明によれば、マイクロリソグラフィー用の投影露光装置における光学素子のための位置決めユニットである場合には、このオブジェクトは、光学素子に接続するための第1接続領域Aと、光学素子の近傍でオブジェクトに接続するための第2接続領域Bと、夫々のレバーベアリングを介して第2接続領域Bに接続され、また、夫々の荷重アームが、ヒンジジョイントに作用する中間エレメントCを介して、ヒンジジョイントにて第1接続領域Aに接続された少なくとも2つのレバーと、レバーの夫々の力アーム上に配置され、第1位置において、少なくとも2つのレバーのレバーベアリングと、これらのレバーに関連づけられたヒンジジョイントと、が略平行な回動軸を有するように、第1接続領域Aと第2接続領域Bとは、互いに関連するように配置され、第1位置において、略平行な回動軸が略同一面状に位置する調節器またはアクチュエータを有することにより達成される。
この場合、第1位置は基本位置であることが有利であり、第2位置はレバーの偏向位置である。
本発明によれば、この場合、第1接続領域Aは光学素子に直接またはインナーリングを介して接続される頭部としてもよい。第2接続領域Bは、外部ホルダまたは外部ホルダの一部の構造に強固に接続される脚部としてもよい。
中間エレメントCは、少なくとも1つの可動中間部としてもよい。もし、6自由度での調節可動性が望まれるとしたら、対応して、さらなる中間エレメントを供給しなければならない。
本発明のさらなる課題によれば、外部ホルダに対して調節デバイスを介して光学素子が接続された装置である場合は、このオブジェクトは、各調節デバイスが、外部ホルダ上で、且つ、第1可動中間部がZ軸に垂直な軸周りに回動可能な方法で、調節エレメントに配置及び接続された可動中間部上に配置された脚部を備え、調節エレメントが、第2可動中間部を介して直接または中央部を介して光学素子に接続されており、調節エレメントが固定された場合に、光学素子または中央部と、調節エレメントとの間に配置された第2可動中間部が、光学素子を、Z軸に垂直な軸周りに脚部に対して回動可能とすることにより達成される。
この場合、頭部、中央部及び脚部を繋ぐ線上に、Z軸が位置してもよい。有利に配置されるようにしてもよい。
Z軸は、好ましくは光学軸である。
さらなる有利な改良は、第2中間部材が、Z軸に対して角度αで配置されることを提供する。
本発明の位置決めユニット及び装置は、例えばプロジェクションオブジェクティブのようなオブジェクティブストラクチャーへの取付けの直前でさえ、正確な位置決め、そして、もし要求されれば、外部ホルダに対する光学素子の並進移動及び角度調節を可能とする。これは、本発明によれば、光学素子の中央エリア全体が、外部ホルダに対して補正されることを意味している。
本発明の装置によれば、光学素子がオブジェクティブ内のホルダへの取り付け後、使用中に、光学素子が移動され、適切に正確に位置決めされることを可能とする。
本発明の非常に有利な改良は、調節エレメントが第2可動中間部を介して中央部に接続されることを含み、中央部は、内部ホルダまたは光学素子に配置された頭部に接続され、また、中央部は、頭部を中央部に対してZ軸に垂直な方向に移動可能であり、且つ、中央部に対してZ軸に垂直な軸周り、及び、Z軸周りに回動可能とするような態様の少なくとも1つの第3可動中間部を有する。
この場合、Z軸に垂直な軸は、好ましくはX軸であり、他の軸はY軸である。
好ましくは、板ばね、または、板ばね状のレバーにて形成されたソリッドヒンジジョイントの形である本発明の中間エレメントの配置が、要求されれば、外部ホルダと相対的に6自由度に移動しうる光学素子を用いた調節機構を実現する。
しかしながら、この場合、容易に好ましくない振動により励起されないように、全体の機構が、衝撃に対してかなり強化され、且つ、剛性を高くされた結果、従来技術に存在したような小さな断面が、ソリッドヒンジジョイントの場合においては回避されうる。
さらに、本発明の調節装置によれば、非常にスペースがセーブされた方法で構成しうる。従来の調節装置と比較して、調節レバーまたは調節エレメントの動作のためのガイダンスは、X軸周りの傾斜ディカップリングにおいて接続されているので、これは、特に、ソリッドヒンジジョイントの巧みな構成によって達成されうる低い高さにあてはまる。これは、容易に2軸周りにたわむ断面の非常に小さいソリッドヒンジジョイントを用いることなく、ソリッドヒンジジョイントの数を減らすことを可能とする。2軸周りに容易にたわむソリッドヒンジジョイントは、断面が非常に小さいために、衝撃が発生したような場合に、小さな荷重に対してのみ耐えうる。
有利な進歩は、他の個別のクレームに定められており、原則として図面を参照して以下の記述において説明された模範的な実施形態から明らかになりうる。
図1は、マイクロリソグラフィー用の投影露光装置1を図示している。これは、基板に
構造物を作り付けるための露光に用いられる。基板は、感光性材料でコーティングされると共に一般に主にシリコンからなるウェーハ2と呼ばれるものであり、例えばコンピュータチップのような半導体部品の製造のためのものである。
この場合、投影露光装置1は、原則的に、照明装置3と、それを用いて後に構造物がウェーハ2上に規定される、レチクル5と呼ばれる格子状の構造物が設けられたマスクを支持し、正確に位置決めする装置4と、実際にウェーハ2の支持、移動及び正確な位置決めをするための装置6と、プロジェクションオブジェクティブ7のオブジェクティブハウジング10内のホルダ9を介して取り付けられた、レンズ8のような複数の光学素子を有するプロジェクションオブジェクティブ7と、を備えている。
この場合、動作(オペレーション)の基本原則は、レチクル5に導入され、ウェーハ2上に縮小されて結像されるストラクチャーを提供する。
露光が実行された後で、ウェーハ2は、夫々レチクル5によって予め定められたストラクチャーを有する多数の個々のフィールドが同じウェーハ2上に露光されるように、矢印の方向に前方へ移動する。投影露光装置1におけるウェーハ2の段階的な供給動作のために、この装置はしばしばステッパーとも言及される。
照明装置3は、レチクル5のウェーハ2上への結像のために必要とされる投射ビーム11、例えば、光、または、類似の電磁放射線を生成する。レーザー光線または同種のものをこのような放射線のための源として用いるようにしてもよい。放射線は、放射ビーム11がレチクル5に届いたときに、好ましい径、偏向、波形、及び、類似する特性を有するような光学素子を用いて、照明装置3内で形成される。
放射ビーム11は、既に上で説明したように、プロジェクションオブジェクティブ7により適切に縮小した形状に変換されたレチクル5の像を、ウェーハ2上に形成するために用いられる。プロジェクションオブジェクティブ7は、レンズ、鏡、プリズム、遮蔽板、及び、同種のものような、個々に、屈折性(レフラクティブ)、デフラクティブ及び/またはレフラクティブな光学素子を多数備えている。
図2に見られるように、例えばレンズ8のような光学素子は、3つの調節デバイス21を介して外部ホルダ22に接続されたインナーリング20内に取り付けられている。3つの調節デバイス21は、インナーリング20及び光学素子、特にレンズ8の重さに耐える。しかしながら、もちろん、レンズ8の代わりに、例えば鏡のようなレンズ8とは異なる光学素子をインナーリング20内に取り付けることが可能である。
外部ホルダ22は、隣接した外部ホルダ、または、例えば図1に示されるオブジェクティブハウジングのようなオブジェクティブストラクチャーに強固に接続されている。この場合、外部ホルダ22のインタフェース面または基準面22a、22b及び22cは、それらに近接して配置された外部ホルダと共に、または、外部ホルダ22上の光学素子8に対する基準ジオメトリを表すオブジェクティブハウジング10と共に、位置決めされなければならない。この目的のために、グローバル座標系のXo軸が基準面22aに対して垂直となることで、外部ホルダ22上の基準面22aはXo方向を表している。外部ホルダ22に対するレンズ8のXo位置は、基準面22aから測定しうる。
基準面22bは、基準面22aに対して垂直に外部ホルダ22上に配置される。基準面22bは、グローバル座標系におけるYo軸を表しており、基準面22bと垂直である。光学素子、特にレンズ8のYo位置は、基準面22bから測定しうる。
基準面22cは、外部ホルダ22の下面に配置され、グローバル座標系のZo軸を表している。Zo軸は、プロジェクションオブジェクティブ7の光学軸を表している。Zo位置及びZo軸に対して垂直なXo軸及びYo軸周りの傾きは、基準面22cから測定される。
基準面22cは、外部ホルダのオブジェクティブストラクチャーに対する取付けにも適している。
図2に図示したような基準面22a,22b及び22cの配置は、もちろん、単に例としてみなされるべきである。発明の範囲内で、他の配置及び基準面を用いることができ、例えば、極座標に基づいていてもよい。
各調節デバイス21は、脚部23、中央部24、頭部25に細分される。この場合、脚部23は、外部ホルダ22に強固に接続され、頭部25は、インナーリング20に強固に接続される。
図2や図3の拡大図に示すように、各調節デバイス21は、(個々の調節デバイスに関連する)ローカル座標系のX軸、Y軸、及び、Z軸を備えている。
ローカル座標系のZ軸は、頭部25、中央部24及び脚部23の間を結ぶ線上に配置されている。X軸及びY軸は、Z軸に対して垂直な面上に配置されている。Z軸は一般的に光学軸と平行である。
板ばね状の接続部またはカプラーにて構成された可撓性及び/または弾力性のある第1中間部26が、調節エレメント27を、X軸周りに回動可能なように脚部23に接続する。この目的のために、第1弾性中間部26は、X軸周りのたわみが許容されるように方向づけられている。
調節ねじ28、29は、脚部23に対する調節エレメント27の回動角度を設定または固定するために使用されうる。特に、図3に示すように、2本の調節ねじ28、29は、脚部23のねじ穴に保持されている。この目的のために、脚部23のこの部分は、突出した部分の間で調節エレメント27が保持されるU型部に形成されている。それゆえに、調節エレメント27は、2本の調節ねじ28及び29の端部の間で挟み固定される。調節エレメント27は、調節ねじ28、29の動きにより、X方向の軸の周囲に回動しうる。
調節エレメント27と、中央部24との間の可撓性及び/または弾力性のある接続は、同様に、板ばね状の接続部またはカプラーにて構成された第2弾性中間部30を用いてもたらされる。第2弾性中間部30は、Z軸に対して角度αで配置されており、X軸周りにたわみうる。なぜなら、第2弾性中間部30の容易にたわみうる軸が、ローカルX方向と平行に方向づけられているからであり、それは、X軸周りに回動可能で、且つ、同時に、第2弾性中間部または板ばね30の板面に垂直に並進移動可能な中央部24への調節エレメント27の接続を表わしている。
調節エレメント27と第1中間部26の場合と同様な方法で、板ばね状の接続部またはカプラーにて構成された第1可撓性及び/または弾性中間部31が、X軸周りに回動可能なように、調節エレメント32を脚部23に接続する。この目的のために、第1弾性中間部31はローカルX軸周りにたわみが許容されるように方向づけられている。
再度、第2中間部30のように、板ばね状の接続部またはカプラーにて構成された第2弾性中間部33が、調節エレメント32と中央部24との間の可撓性のある接続として用いられている。第2弾性中間部33は、Z軸に対して角度αをなす第2中間部30に対して対称的に配置されており、X軸まわりにたわみが許容されている。なぜなら、第2弾性中間部33の容易にたわむ軸が、X軸と平行に方向付けられているからであり、それは、X軸周りに回動可能で、且つ、同時に、第2弾性中間部33、または、この部分の板ばねの板面に垂直に並進可能な中央部24への調節エレメント32の接続を表している。調節エレメント32は、調節ねじ34及び35を用いて、この部分において同様にU字型に形成された脚部23に、調節エレメント27と同じ方法で固定される。同時に、調節ねじ34及び35の適切な動きにより、調節エレメント32の位置が変化される。
説明された調節エレメント27及び32の取り付け及び案内は、第2弾性中間部または板ばね30及び33の板面が延長された面の想像上の交線軸周りに、中央部24が脚部23に対して回動されることを許可する。なぜなら、容易にたわむようにされた第2弾性中間部30及び33の軸は、この場合、X軸と平行となるように方向づけられているので、第2弾性中間部または板ばね30及び33の板面にて形成された交線軸、そして、それゆえに、脚部23に対する中央部24の回動軸も同様にX軸に平行となる。
次に、中央部24は、板ばね型の第3可撓性及び/または弾性中間部36を用いて、頭部25に接続されている。頭部25は、この第3弾性中間部36のS字型ベンディングによって中央部24に対してX方向に移動可能であり、第3弾性中間部36のシングルベンディングによって、Y軸周りに回動可能である。頭部25は、Z軸の面に位置する第3弾性中間部36にかかるねじれを用いて中央部24に対してZ軸周りに回動可能である。
板ばね状に形成された全ての弾性中間部26,30,31,33及び36は、それゆえに、各場合において、それらに近接して配置された部分及びそれらに接続されて近接された部分と一体にされたソリッドヒンジジョイントである。板ばねはもちろん別部品としてもよい。
第1弾性中間部26及び31に対する第2弾性中間部30及び33の配置は、調節エレメント27及び32が強固に保持されたときに、第2弾性中間部または板ばね30及び33の面によって形成される交線軸周りに、脚部23に対する中央部24及び頭部25の回動を許可する。
中央部24が脚部23に対してX軸周りに回動可能であり、頭部25が中央部24に対してX方向に直線的に移動可能であると共にY軸及びZ軸周りに回動可能であるので、頭部25もまた、脚部23に対してX方向に直線的に移動可能であると共に、X軸、Y軸及びZ軸周りに回動可能である。
運動学的に非常に有効な改良において、板ばね30及び33の面または第2弾性中間部の面は、第2弾性中間部または板ばね30及び33の面が、板ばねまたは第3弾性中間部36(図4参照)の中心点40に交差するように、Z軸に対する角度αをもって配置されている。このようにして、脚部23に対する頭部25の回動軸は3軸全て、板ばねまたは第3弾性中間部36の中心点40を貫通している。各調節デバイス21におけるこの有効な改良により、強固に保持された調節エレメント27及び32毎に、Y及びZ方向の自由な2つの並進移動量のみを調節することが実現されている。並進移動量及び回動角度の6脚の場合の類似の方法において、この方法の3つの調節デバイス21は、インナーリング20のための静的に定義されたベアリングを形成した。これは、例えば、ローカルZ方向及びローカルY方向のような、自由な2つの並進移動量が、調節デバイス毎に調節されうることにより達成された。
各調節デバイス21に対して、調節ねじ28,29,34,35の調節による適切な調節を用いて、調節エレメント27及び32の回動角度βを設定することにより、頭部25は、脚部23に対してY方向及びZ方向に移動可能である。もし、調節エレメント27及び32が同じ方向に回動されると、そのとき、頭部25は脚部23に対してY方向に移動される(図4の矢印41参照)。もし、調節エレメント27及び32が互いに反対の方向に回動されると、脚部23に対して頭部25はZ方向に移動される(図5の矢印42参照)。
それゆえに、図2に示すように、調節デバイス21の頭部25の夫々のローカルY方向への移動により、光学素子8は、外部ホルダ22に対してXo方向及びYo方向に移動可能であり、且つ、Zo軸周りに回動可能となる。
光学素子8の外部ホルダ22に対するZo直線動作(光学軸)及びXo軸及びYo軸に対する傾きは、調節デバイス21の頭部25の夫々のローカルZ方向への移動により達成されうる。
図に示すように、各調節デバイス21は、それゆえに、脚部23、2つの調節エレメント27及び32、中央部24及び頭部25を備えており、これらは、ソリッドヒンジドジョイントとしての板ばねにて形成された弾性中間部26,30,31,33及び36を介して互いに接続されている。
個々のローカル座標系から見たときに、弾性中間部は、この場合次のように配置される。
1.脚部23と調節エレメント27との間の第1弾性中間部26は、調節エレメント27が、脚部23に対してローカルX方向に平行な軸周りに回動可能とする。
2.脚部23と調節エレメント32との間の第1弾性中間部31は、調節エレメント32が、脚部23に対してローカルX方向に平行な軸周りに回動可能とする。
3.第2弾性中間部30は、中央部24を調節エレメント27に接続する。
4.調節エレメント32と中央部24との間の第2弾性中間部33は、第2弾性中間部30に対して角度2αで配置される。その結果、調節エレメント27及び32が固定されたとき、第2弾性中間部30及び33は、共に、中央部24の脚部23に対するローカルX方向に平行な軸周りの回動動作のみを許可する。
5.第3弾性中間部36は、頭部25の中央部24に対するローカルX方向への移動を許可し、頭部25の中央部24に対するローカルY軸及びローカルZ軸周りの回動を許可する。
2つの第2弾性中間部30及び33を、互いのなす角度が2αであり、夫々ローカルZ軸となす角度がαでローカルZ軸に関して対称となるように配置した結果、調節デバイス21は対称的なデザインを有している。しかしながら、もちろん、発明の範囲内で、ここに設定する角度として異なるものを選択することができる。
これらの2つの弾性中間部の拡張された想像面が、第3弾性中間部36の中心点40にて交差する態様のような、第2弾性中間部30及び33の配置の選択は、運動学的に有利である。
また、図3及び図4に示すように、中央部24に対する頭部25のY回動軸を表す第3弾性中間部36の最も可撓性を有する軸、及び、中央部24に対する頭部25のZ回動軸を表す第3弾性中間部36のねじれ軸は、第3弾性中間部36の中心点40を貫通する。このようにして、脚部23に対する頭部25のX軸、Y軸及びZ軸は、板ばね状の第3弾性中間部36の中心点40で交差する。
図6は、夫々Y方向に平行な軸周りに傾斜しうる2つの短板ばねジョイント36a及び36bによって形成された、改良された第3弾性中間部36を示している。2つの短板ばねジョイント36a及び36bは、センターピース36cによって、分割されている。この改良は、X方向の並進的なフレキシビリティを低減することなく、Z方向の剛性を増加する。この短板ばねジョイント36及び36b、且つ、それらのセンターピース36cの長手方向またはたわみ軸は、Y方向である。
しかしながら、図6による改良は、中央部24に対する頭部25のZ方向の可動性を幾分制限する。この理由のため、図7に示す他の模範的な実施形態は、好ましくはZ方向のスロット43を備えた2つの板ばねジョイント36a及び36bの間にセンターピース36cを設けることを提案する。スロット43は、中央の範囲で実質上連続的に形成されるようにしてもよく、あるいは、単に短い切り込みとしてもよい。図7に示すように、多数のスロット43が互いに平行に配置されており、スロット43は、板ばねジョイント36a及び36bまで拡張される。この改良により、Z方向の高い回動可動性をもう一度得ることができる。
図8に図示するさらなる実施形態は、センターピース36cだけでなく、スロット43が設けられた板ばねジョイント36a及び36bを設けることを可能としている。この態様は、スロット43を備えた図7に示した改良に加えて、あるいは無関係に実現される。図に示すように、これにより、Y方向に順に配置された多数の短板ばねまたは弾性中間部をもたらしている。
図9に示すように、板ばね状の第1弾性中間部26及び31は、夫々、短チルティングジョイント26a及び31aに置き換えてもよい。図に示すように、これは何れの場合にも、第1弾性中間部材26または31の夫々、そして、それゆえに、短チルティングジョイント26aまたは31aの夫々において圧縮力を起こすように、何れの場合にも位置が選択された、脚部23の1つの円形の開口44により達成されている。
また図9に示すように、板ばね状の2つの第2弾性中間部30及び33は、2つの短チルティングジョイントに置き換えることができる。具体的には、接続部30c,33cで夫々分割された1つの下方チルティングジョイント30a及び33bと、1つの上方チルティングジョイント30b,33aとによりその都度置き換えることができる。この場合も、チルティングジョイントは、このように、小さな圧縮が定義され、それゆえに、チルティングジョイントとして作用するように定義づけられた形状の円形の開口、または切れ目によって夫々形成されている。
弾性中間部、板ばね26及び30は、図3及び図4に図示したように、互いに平行である必要はなく、互いに角度をなすようにされていてもよい。これは、また、弾性中間エレメントとしての板ばね31及び33にも適用される。何れの場合においても、調節エレメント27及び32から中央部24の方向に角度γで広げられたこのような改良を、図10及び11に示されうる。
図12は、Z方向の高さを非常に小さくもたらす調節デバイス21の改良を示している。図に示すように、この場合の2つの角度αは、何れの場合もZ軸となす角度が90度より大きい第1弾性中間部としての板ばね26及び31の角度αに対応している。この場合、第2弾性中間部としての板ばね30と33の面のZ軸における交点は、調節デバイス21のローカルX軸とY軸もまた板ばね36の外部に配置されるように、第3中間部としての板ばね36の外部に配置されるようにしてもよい。
しかしながら、運動学的に可能な限り有利にするためには、第2中間部としての板ばね30及び33の面のZ軸における交点は、第3弾性中間部を形成する板ばね36の中心から可能な限り遠くに配置すべきである。
図12に図示された調節デバイス21は、複数の部品から形成されていてもよい。この目的のために、例えば、板ばね36は、中央部24とは別の部品として頭部25に取り付けられてもよい。
夫々関連された調節エレメント27及び32の夫々の動作のために、それらが、板ばね26または31の反対側に配置された場合に、角度αが90度よりも大きくされたこの改良は、調節ねじ34及び35と共に、調節ねじ28及び29も、調節エレメント27及び32の反対側に配置されるのではなく、夫々互いにある距離をおいて、互いに平行となるように配置されることをもたらす。
さらに、Z方向の高さを節約するためのさらなる可能な方法を、図13に示す。この目的のために、第3弾性中間部としての板ばね36は、頭部25が、第1及び第2中間部としての板ばね26,30及び31,33や調節レバー27及び32と脚部23に対してX方向に内側にオフセットするように配置されている。従って、第3弾性中間部36は、対応する方法において下方を向き、頭部25は(脚部23に対して)下方に配置される。この改良は、脚部23の横で、同じZ高さにおいて、頭部25がX方向にオフセットして配置されることを許可している。
図13においてはまた、調節デバイス21は、例えば、中央部24の部品間の結合位置で、複数の部品から構成されている。
図14及び図15に示すように、3つの調節デバイス21のローカルZ軸は、グローバル座標系におけるZo軸(光学軸)と平行に配置される必要はなく、それに対して、傾いて配置されうる。
もちろん、調節エレメント27及び32を、調節及び固定するために、調節ねじ28,29,34及び35の代わりに、電磁気、ピエゾアクチュエータ、磁気歪み、油圧式駆動、及び、類似の機械的な電動機駆動のような、他の調節エレメントを設けてもよい。
図16は、光学素子8がZo軸(光学軸)周りの調節のために回動されることが必要ないときに、もし、調節デバイスを用いた直線的な移動と同時に、もし、Zo軸周りの回動が発生したとしても、Zo軸周りの光学素子8の角度を常時ゼロにリセットするような、
回動対称性を有する光学素子に対して特に有利な、ある模範となる動作状態の実施形態を示している。図16に図示された実施形態は、基本的に、図6から図9に示す模範的な実施形態と同様に設計されており、この場合にも同じ参照符号をそのまま用いている。図6から図9に示す模範的な実施形態の場合と同様にして、第3中間部36もまた2つの部分に分割されており、具体的には、2つの板ばねジョイント36a及び36bに分割されている。
もし、光学素子8がXo軸、Yo軸及びZo軸にのみ並進移動されることが必要であり、Zo軸周りの傾きが常にゼロに保持されるようにされる一方、Xo軸及びYo軸周りのみの傾斜することが必要であれば、光学素子8は、6自由度において調節されるよりは、5自由度のみで調節されることが必要である。
もし、この場合、図2及び図3に図示したように調節デバイス21のローカルZ軸が光学素子8のZo軸に対して平行であれば、また、もし光学素子8がZo軸周りに回動されないのであれば、頭部25の脚部23に対するZ軸周りの回動可能性は、操作上の主な悪影響を生じることなく制限されうる。
図2から図13に図示した模範的な実施形態においては、調節デバイス21によって、頭部25が脚部23に対してX方向に並進移動可能にされており、可動中間部によって実現された可動性により、頭部25が脚部23に対して、X軸、Y軸及びZ軸周りに傾斜可能にされている。
上述された条件(光学素子8がZo軸周りに回動しないこと、及び、Zo軸に対してローカルZ軸が平行であること)に従って、調節デバイス21は、その頭部25が、脚部23に対してX方向にのみ並進移動可能にされ、また、X軸及びY軸周りにのみ傾くように、使用されうる。この場合、Z軸周りの回動可動性は制限される。この実施形態は図16に図示する。
可動性のある可動中間部により与えられた頭部25の脚部23に対する可動性は、しかしながら、力に対してフリーなものではなく、力に依存するものにより与えられるので、調節デバイス21を調節中の“パラステック”力が、インナーリング20を変形させ、また、光学素子8を変形させ、それゆえに好ましくない結像エラーを引き起こす。
このインナーリング20及び/または光学素子8の変形の不利な点は、しかしながら、弾性中間部26,31,30,33及び36を、それらの動く方向に柔軟性をもたせることにより、何れの場合においても低減しうる。
この意味では、図16に示す模範的な実施形態は、頭部25の脚部23に対するZ軸周りの可動性を犠牲にして、X方向の並進移動のよりよい可動性を達成した図9に示す実施形態のさらなる発展である。
頭部25の脚部23に対するX方向の並進移動のよりよい可動性を達成するために、第3弾性中間部36の板ばねジョイント36a及び36bとの間の距離は、Z方向に増加されている。
2つの板ばねジョイント36a及び36bに見られるように、上方板ばねジョイント36aとしての1つの板ばねは、中央部24と頭部25との間に配置されており、下方板ばねジョイント36bとしての他方の板ばねは、中央部24と脚部23との間に配置されている。2つの板ばねジョイント36a及び36bは両方とも、X軸周りに回動及び傾斜可能である。夫々の場合のこの改良は、下方板ばねジョイント36aが、下方チルティングジョイント30a,33bと上方チルティングジョイント30b,33aとの間への配置をもたらす。
センターピース36cまたは中央部24におけるスロット43の欠如は、頭部25の脚部23に対するZ軸周りの回動に対する抵抗を増加する。しかしながら、図16に示した模範的な例においては、これは、操作上のいかなる悪影響とも関係しない。
2つの上方チルティングジョイント30b及び33aの下方への板ばねジョイント36aの移動は、何れの場合においても、接合部30c及び30dと呼ばれる2つの部分に分割された接合部30cと、接合部33c及び33dと呼ばれる2つの部分に分割された接合部33cをもたらす。この場合、中央部24は、板ばねジョイント36bをチルティングジョイント30b及びチルティングジョイント33aに対して接続する。
図17に、図5に図示された調節デバイスような模範的な実施形態を、位置決めユニットに関する次の図を説明するために作られた追加の記述と共に示す。板ばね状に形成されており、調節レバー27の形にされた調節エレメントに作用する接続部が、ロテーションポイントA2及びB2、調節レバー27との接続を作り出す回動ポイントまたは回動ジョイントA2及び脚部23との接続を作り出す回動ポイントまたは回動ジョイントB2、を備えたカプラーaとして、この図には図示されている。カプラーbは、回動ジョイントA1及び調節レバー27と、回動ジョイントB1及び中央部24との間に配置されている。同じことが回動ジョイントC2及び調節エレメント32と、脚部23への回動ジョイントD2との間に配置されたカプラーcにあてはまり、回動ジョイントC1及び調節レバー32と、回動ジョイントD1及び中央部24との間に配置されたカプラーdにあてはまる。
図18は、A1とB1、A2とB2、C1とD1、C2とD2の間の距離が、夫々の場合においてゼロに縮められると共に、カプラーa,b,c及びdが単にばね接続の対である実施形態を示す。
これらの図や次の図において各部が描かれた場所は、図2から図16に図示された部分に対応し、同じ参照符号は、これらの図や次の図においても適用される。再度になるが、夫々の位置決めユニットまたは調節デバイス21は、Y軸が接線方向に方向づけられ、Z軸が軸方向に方向づけられたローカル座標系におけるX軸、Y軸及びZ軸を有している。
外部ホルダ22は、外部ホルダ22または残りのオブジェクティブストラクチャーに対して位置決め及び調節された3つの調節デバイス21と一緒に、光学素子8と共に、隣接した外部ホルダ、または、オブジェクティブストラクチャーに対して強固に接続されている。
調節デバイス21の夫々は、3つの調節デバイス21が一緒に、インナーリング20に対して静的に定義された取り付けをもたらし、それゆえに、光学素子8に対して静的に定義された取り付けをもたらすように、光学素子8と一緒にインナーリング20をY方向と呼ばれる接線方向とZ方向と呼ばれる軸方向のみに支持する。なぜなら、インナーリング20の6自由度は、夫々の調節デバイス21毎の2つの力の夫々によって支持されるからである。
各調節デバイス21は、夫々が傾斜ばねジョイント45a,46a,45b,46bにて接続された脚部23、1つまたはそれより多い中央部24a,24b,24c、頭部25及び2つの調節レバー27及び32に分割されている。
調節デバイス21毎にY方向及びZ方向のみに1つの力が伝達されるために、頭部25は、脚部23に対してX方向への並進移動がフレキシブルでなければならず、また、X、Y及びZ軸周りに傾斜可能でなければならない。
調節レバー32は、この場合、調節レバー32の脚部23に対する角度が、調節ねじ34及び35を用いて設定及び固定された場合に、脚部23に対して回動できるように、傾斜軸がX軸と平行となるように方向づけられた傾斜ばねジョイント45aを用いて取り付けられている。傾斜ばねジョイント45aに対してY方向にオフセットされると共に平行に配置された傾斜ばねジョイント46aは、調節レバー32を中央部24aに接続する。Y方向に方向づけられると共に、Z方向にオフセットされた2つの傾斜ばねジョイント47及び48は、中央部24cが中央部24aに対して、X方向へ並進移動されること、及び、Y軸周りに傾斜されることを許可し、それゆえに、頭部25が脚部23に対して、X方向へ並進移動されること、及び、Y軸周りに傾斜されることを許可する。傾斜軸がX軸と平行となるように方向づけられた傾斜ばねジョイント49は、頭部25が、中央部23、ひいては、脚部23に対してX軸周りに傾斜可能となるように中央部24cを頭部25に接続する。
頭部25の脚部23に対する(わずかな)フレキシブルな回動性は、傾斜ばねジョイント47,48及び49のねじれにより達成されうる。各調節デバイス21の頭部25は、それゆえに、脚部25に対して、X方向の並進移動が可能となり、X,Y及びZ軸周りに傾斜可能となる。
光学素子8が外部ホルダ22に対して6自由度で動作可能とするために、例えば、ヘキサポッドの原理、または、スチュアートプラットフォームの場合と同様に、3つの調節デバイス21の夫々に関して、頭部25が脚部23に対してYZ平面上で移動しなければならない。
図19は、(次の記述においてより詳細を説明する)調節オプションを、レバーとしての2つの調節レバー27及び32と、傾斜ばねジョイント45a,46a,45b及び46bを用いた概略図にて図示している。調節ねじ34及び35だけでなく調節ねじ28及び29の夫々の力アーム27a及び32aを夫々有する2つの調節レバー27及び32の夫々は、調節エレメントまたはアクチュエータとして作用する。傾斜ばねジョイント45a及び45bは、調節レバー27及び32のためのレバーベアリングを表わす。傾斜ばねジョイント46a及び46bは、中央部24に対する接続点を形成する。光学素子に接続するための第1接続領域A(頭部25)と、光学素子の近辺でオブジェクトに接続するための第2接続領域B(脚部23)、この場合は外部ホルダ22と、2つの傾斜ばねジョイント46a及び46bに作用する中間エレメントC(中央部24)と、がフレームワークを形成する。
夫々に関連するレバーベアリング45a及び45bに関する夫々の場合における1つの回動点を備えた1つの、または他の両方の力アーム27a及び32aが偏向するにつれて、フレームワークは、2つの調節レバー27及び32の2つの荷重アーム27b及び32bを介して対応する方法で、偏向される。もし、図示されたアクチュエータ29によって一方が操作されたとしたら、これは、接続領域A(端部25)を円弧上で傾かせる。もし2つの調節レバー27及び32が同時に操作されたとしたら、接続領域AのZ軸に沿った上昇動作または下降動作をもたらす。2つの調節レバー27及び32に関連されたヒンジジョイントは、第1位置において略平行な回動軸を有し、略面上に位置する。図19に示された配置において、これは基本位置であり、一方、破線は、偏向された第2位置を図示している。
図に示すように、基本位置において、略平行な回動軸は、2つの傾斜ばねジョイント46a及び46bが作用し、2つの傾斜ばねジョイント46a及び46bの間に配置される中央部24aを含む略面上に少なくとも配置されている。2つの調節レバーの回動軸の距離は、傾斜ばねジョイントと調節レバーの回動軸との距離45aと46aとの距離に加え45bと46bとの間の距離の夫々の場合において、力アームのレバー距離(アクチュエータ28/29と、レバーベアリングとしての傾斜ばねジョイント45bとの間、または、2つのアクチュエータ34/35とレバーベアリングとしての傾斜ばねジョイント45aとの間の距離)に対して夫々0.1倍より小さく、より好適には0.01倍より小さい。その代わりに、または、加えて、2つの調節レバーの回動軸45a及び45bによってカバーされる面と、傾斜ばねジョイント46bと46aとの間でカバーされる面との間の最大距離は、2つの調節レバー27及び32の回動軸45a,45bとの間の距離の0.1倍よりも小さく、より好ましくは、0.01倍よりも小さい。
図20に示される実施形態によれば、もし、調節レバー32が脚部23に対して調節ねじ34及び35を用いて動作されたとすると、調節レバー32は、傾斜ばねジョイント45a周りに傾斜され、傾斜ばねジョイント46aは、調節レバー32が傾斜された方向によって決まるZ方向における傾斜ばねジョイント45aに対するY−オフセットによって上昇または下降される。
中央部24aが調節レバー27を用いて傾斜ばねジョイント46b上に支持固定される一方、傾斜ばねジョイント46aのZ方向の移動は中央部24aに伝達されるので、中央部24aは、傾斜ばねジョイント46b周りに回動しなければならない。この回動、正確には、同様に傾斜ばねジョイント46b周りの回動が、頭部25のYZ平面上における回動動作の実行をもたらす。
図21に示すように、調節レバー27が傾斜されたとき、これは、図5に示した調節レバー32を傾けることによって引き起こされたような頭部25のZ軸に関して反映された回動動作をもたらす。
頭部25の脚部23に対するY方向の移動またはZ方向の移動は、図5及び図6に示した2つの回動動作の直線的な組合せを含むようにしてもよい。
その発明による構成は、光学素子8が、好ましくない振動をおこすことにより容易に励起されないように、衝撃に対する抵抗が非常にあり、同時に非常に剛性のあるソリッドジョイントメジャーメントをもたらす。強固なアクチュエータとマニュピレータは、特にY及びZ方向、また、他の方向においても、大きなフレキシビリティを与える。これは、例えば、鏡のような大きく重い光学素子のための動的な要求の遵守を可能とするために重要である。
もし光学素子8がZ軸周りに回動される必要がなければ、頭部25が脚部23に対してZ軸周りに回動可能であることは、必要不可欠なものではない。
頭部25のインターナルホルダ20に対する接続の代わりに、もちろん、頭部25は直接光学素子8に取り付けることが可能である。
図22は、Z軸周りの回動に関する大きなフレキシビリティを達成するために、傾斜軸がY軸と平行に方向づけられた傾斜ばねジョイント47及び48の間に形成されたZ方向の分割用切り込みを用いて、中央部24bが分割された実施形態を示している。
明確化及び単純化のために、最も重要な部分や新しい部分であり、続く記載にて説明されるものの参照符号を、図22及び図23から図29において示している。
図23は、傾斜ばねジョイント47及び48及び中央部24bが、板面がYZ平面に配置された板ばねによって置き換えられた実施形態を図示している。
頭部25が中央部24aに対して、X方向に並進移動されると共に、Y軸及びZ軸周りに傾斜されることが許容されるという条件で、中央部24aと頭部25との間のばね接続のために、様々な組合せや配置が可能である。それゆえに、例えば、図24に示すように、傾斜ばねジョイント48及び49の位置を、図18に示した実施形態と比較して置き換えうる。
同様にして、図25に示すように、傾斜ばねジョイント47及び傾斜ばねジョイント48の位置を同様に置き換えうる。
図26に示すように、傾斜ばねジョイント49は、頭部25の中央部24cに対する傾斜軸上で傾斜ばねジョイント49のヒンジジョイント面に交差するヒンジジョイント491a及び491bのヒンジジョイント面を有する、ヒンジジョイント491a,491b及びセンターピース491cを備えたヒンジジョイントカプラーを介した、頭部25の中央部24への追加の接続により、Y方向が強化されうる。
頭部25は、頭部25の中央部24cに対する傾斜軸上で傾斜ばねジョイント49のヒンジジョイント面に交差するヒンジジョイント491a及び491bのヒンジジョイント面を有するヒンジジョイント492a,492b及びセンターピース492cを備えたさらなるヒンジジョイントカプラーを介して中央部24cに接続されうる。
ヒンジジョイント491aと491bのヒンジジョイント面491a,491b及びセンターピース491cを備えるヒンジジョイントカプラーは、板ばね(図示なし)の板面が、頭部25の中央部24cに対する傾斜軸上で傾斜ばねジョイント49のヒンジジョイント面に交差する板ばねによって置き換えうる。
ヒンジジョイント492a,492b及びセンターピース492cを備えたヒンジジョイントカプラーは、同様に、板ばね(図示なし)の板面が、頭部25の中央部24cに対する傾斜軸上で傾斜ばねジョイント49のヒンジジョイント面に交差する板ばねに置き換えうる。
図27に示すように、傾斜ばねジョイント45aは、傾斜ばねジョイント45aの傾斜軸上で傾斜ばねジョイント45a及び451の面が交差することにより、傾斜ばねジョイント45aの元の傾斜軸を保持しつつ、ヒンジジョイント451により強化されうる。
傾斜ばねジョイント45bは、傾斜ばねジョイント45bの傾斜軸上でヒンジジョイント45b及び452の面が交差することにより、傾斜ばねジョイント45bの元の傾斜軸を保持しつつ、ヒンジジョイント452により強化されうる。
図28は、傾斜ばねジョイント46aが、傾斜ばねジョイント46aの傾斜軸上でヒンジジョイント46a及び461の面が交差することにより、傾斜ばねジョイント46aの元の傾斜軸を保持しつつ、ヒンジジョイント461により、どのように強化されうるかを示す。
傾斜ばねジョイント45bは、同様の方法で、傾斜ばねジョイント46bの傾斜軸上でヒンジジョイント46b及び462の面が交差することにより、傾斜ばねジョイント46bの元の傾斜軸を保持しつつ、ヒンジジョイント462により強化されうる。
図29に示す模範的な実施形態によれば、調節デバイス21は、ヒンジジョイント241aと241b及びセンターピース241cを備えるヒンジジョイントカプラーを用いて、中央部24aを脚部23に接続することによってY方向が強化されうる。この場合において、ヒンジジョイント241a及び241bの面が、傾斜ばねジョイント45a,45b,46a及び46bによって形成された直線上にほぼ位置する。
中央部24aは、ヒンジジョイント242a,242b及びセンターピース242cを備えるさらなるヒンジジョイントカプラーを介しても、脚部23に接続されうる。この場合において、ヒンジジョイント242a及び242bの面が、傾斜ばねジョイント45a,45b,46a及び46bによって形成された直線上にほぼ位置する。
ヒンジジョイント241aと241b及びセンターピース241cを備えるヒンジジョイントカプラーは、板ばねによって置き換えうる。この場合において、板ばね(図示なし)の板面が、傾斜ばねジョイント45a,46a,45b,46bによって同様に形成された直線上にほぼ位置する。
同様にして、ヒンジジョイント242aと242b及びセンターピース242cを備えるヒンジジョイントカプラーは、板ばねによって置き換えうる。この場合において、板ばね(同様に図示なし)の板面が、同様に、傾斜ばねジョイント45a,46a,45b,46bによって同様に形成された直線上にほぼ位置する。
図30は、板ばね状で、且つ、脚部23に接続されたレバー26、及び、板ばね状で、且つ、中央部24に接続されたレバー30の詳細の拡大を示す。図に示すように、ヒンジジョイント接続部の剛性を調節するための補強エレメント52は、板ばね状の2つのレバー26とレバー30との間の隙間51に配置される。補強エレメント52は、例えば、電気によって駆動されることができ、駆動していないときに、遊びをとって隙間51に配置されるピエゾ素子としてもよい。ピエゾ素子が駆動しているとき、隙間51が架橋され、その遊びが、隙間が狭くなることによって完全に変化するまで、遊びが高い剛性により変化されるように、補強エレメント52は“厚くされる”。
少なくとも、2つの調節レバー32及び27の夫々の2つの荷重アーム32b及び27bのレバーベアリング45a/45b及び/または傾斜ばねジョイント46a/46bは、レバーが偏向されたときに、レバーベアリングが、図31(矢印54参照)に示す夫々のコンタクトベアリング53上で、少なくとも1つの接続領域A,Bまたは中間エレメントCと比較して、比較的強化して設計されたカーブパスに沿って回動動作を実行するように設計してもよい。
類似の改良は、図32に図示されたレバーベアリング45bに起因する。図に示すように、レバーベアリング45bは、弾性可撓性キャップ55上に装着されており、それゆえに、関連された調節レバー27が偏向されたとき、矢印54と一致するように、同様にカーブパス上での動作を引き起こす。
図18及び図20から図32に図示された実施形態、2つの調節レバー27及び32の傾斜ばねジョイントの弾性的な変形は、微小な調節やマイクロリソグラフィーにて発生する調節動作のための自然な弾性に基づいて十分とされるようにしてもよい。
一例として、2つの調節レバー27及び32の夫々の荷重アーム27b及び32b、または、中央部24aは、変形可能な埋め合わせのエレメントにて形成してもよい。これは、2つの力アーム27a及び32aに適用する。
投影露光装置の概略図を示している。 本発明による調節装置の斜視図を示している。 図2に示される調節デバイスの拡大図を示している。 図2に示される調節デバイスの側面図であり、Y方向の動作能力を示している。 図4に示される調節デバイスの側面図であり、Z方向の動作能力を示している。 図3に示される調節デバイスの第2の実施形態の側面図を示している。 図3に示される調節デバイスの第3の実施形態の側面図を示している。 図3に示される調節デバイスの第4の実施形態の側面図を示している。 図3に示される調節デバイスの第5の実施形態の側面図を示している。 図3に示される調節デバイスの類似形態の拡大図を示している。 図10に示される調節デバイスの側面図を示している。 図3に示される調節デバイスの類似改良例であり、角度αが90度より大きいものの拡大斜視図を示している。 調節デバイスのさらなる実施形態の拡大斜視図を示しており、この調節デバイスは、Z軸方向に非常に小さい高さを有している。 光学軸に対して傾いた調節デバイスと共に、図2に示される調節装置を上方から見た斜視図を示している。 光学軸に対して傾いた調節デバイスと共に、図10に示される調節装置を側方から見た斜視図を示している。 調節デバイスのさらなる実施形態の拡大斜視図を示しており、この調節デバイスは、光学素子が光学軸周りに回動することを必要としない。 図5に示される調節デバイスに対応する調節デバイスの側面図を示しており、説明のために、板ばね状のレバーや回動軸に関する追加詳細を示している。 調節デバイス及び位置決めユニットのさらなる実施形態を示している。 図18に基づいて、レバーの力及び荷重アームや、回動ジョイントの概略を示している。 図18に示される模範的な実施形態のための動作能力を示している。 Z軸周りの回動のフレキシビリティをより備えたさらなる実施形態を示している。 図22に示される実施形態と類似するものであるが、よりシンプルな形状の実施形態を示している。 位置決めユニットのさらなる実施形態を示している。 Y方向が強化された実施形態を示している。 調節レバーに連結されたヒンジジョイントが強化された実施形態を示している。 調節エレメントとしての調節レバーと、それらに作用するヒンジジョイントとが、同様に強化された実施形態を示している。 中央部がジョイントカプラーを用いてY方向に強化された実施形態を示している。 脚部と他の実施形態の中央部との間にある板ばね状の2つのレバーを備える図3の拡大図の詳細を示している。 レバーベアリングの他の実施形態にて、図19に示された概略の詳細を示している。 図31に示された実施形態のレバーベアリングと類似したレバーベアリングのさらなる実施形態にて、図19に示された概略の詳細を示している。

Claims (35)

  1. 光学素子を調節するための装置であって、
    前記光学素子は、オブジェクティブストラクチャー内の外部ホルダ、または、近接され、且つ、反対に配置されたホルダに対する光学軸を有し、
    前記光学素子は、調節デバイスによって供給される複数の中間部を介して外部ホルダに接続され、
    各調節デバイス(21)は、第1可動中間部(26,31)をZ軸に垂直な軸周りに回動可能とする方法で、外部ホルダ(22)上で、且つ、調節エレメント(27,32)に配置及び接続された可動中間部上に配置された脚部23を備え、
    前記調節エレメント(27,32)は、第2可動中間部を介して中央部(24)に接続されており、
    前記中央部(24)は、内部ホルダまたは前記光学素子(8)に配置された頭部(25)に接続され、
    前記調節エレメント(27,32)が固定された場合に、前記光学素子(20)または中央部(24)と、前記調節エレメント(27,32)との間に配置された前記第2可動中間部(30,33)は、前記光学素子(8)が、Z軸に垂直な軸周りに前記脚部(23)に対して回動可能とし、
    前記頭部(25)が前記中央部(24)に対して前記Z軸に垂直な方向に移動可能であり、且つ、前記中央部(24)に対して前記Z軸に垂直な軸周り、及び、前記Z軸周りに回動可能となるような態様で前記Z軸の面上に位置する少なくとも1つの第3弾性中間部(36)を有し、
    前記第2中間部(30,33)は、前記第2中間部(30,33)の中央軸の延長が、前記中央部(24)の前記第3弾性中間部(36)の中心点(40)で交差するような方法で配置された装置。
  2. 前記Z軸が、前記頭部(25)、前記中央部(24)及び前記脚部(23)と、を結ぶ線上に位置する請求項1に記載の装置。
  3. 前記第2中間部(30,33)が、前記Z軸に対して角度αで配置される請求項1に記載の装置。
  4. 前記Z軸は前記光学軸である請求項1に記載の装置。
  5. 前記第1及び第2中間部(26,31及び30,33)は、弾力性がある請求項1に記載の装置。
  6. 前記第1及び第2中間部(26,31及び30,33)は、第1及び第2ソリッドヒンジジョイントにて形成された請求項5に記載の装置。
  7. 前記外部ホルダ(22)には、前記オブジェクトストラクチャー(10)、または、その近傍に配置されたホルダに対して位置決めされる外部ホルダ(22)を用いて、基準面(22a,22b,22c)が設けられた請求項1に記載の装置。
  8. 前記ソリッドヒンジジョイントが、板ばね状の接続部またはカプラーにて形成された請求項7に記載の装置。
  9. 前記各調節デバイス(21)は、調節エレメント(27,32)として2つの調節レバーを有し、
    前記調節エレメント(27,32)は、互いのなす角度が、前記第2中間部(30,33)と前記Z軸との間の角度の2倍となるように配置された請求項3に記載の装置。
  10. 間の角度が2αである前記2つの調節レバー(27,32)は、前記Z軸に対して対称に配置された請求項9に記載の装置。
  11. 前記調節エレメント(27,32)と前記中央部(24)との間に配置された第2弾性中間部(30,33)は、角度2αで配置された請求項9に記載の装置。
  12. 前記Z軸(光学軸)に対する各角度をαとした前記配置は、前記角度が90度より大きい配置である請求項10に記載の装置。
  13. 前記第3弾性中間部(36)は、前記頭部(25)と共に、前記脚部(23)に対して、前記Z軸に垂直な方向にオフセットして配置された請求項に記載の装置。
  14. 前記Z軸に対して垂直な軸は、前記X軸であると共に前記第3弾性中間部(36)の面に垂直に配置された請求項に記載の装置。
  15. 前記頭部(25)の前記中央部(24)に対するY回動軸を表す、前記中央部(24)の前記第3弾性中間部(36)の弾性たわみ軸と、
    前記頭部(25)の前記中央部(24)に対するZ回動軸を表す、前記第3弾性中間部(36)のねじれ軸と、
    が、前記第3弾性中間部(36)の中心点(40)を貫通する請求項に記載の装置。
  16. 前記第3弾性中間部(36)は板ばねにて形成された請求項に記載の装置。
  17. 前記中央部(24)の前記第3弾性中間部(36)は、前記Y軸に平行な軸周りに夫々傾いた2つの板ばねジョイント(36a,36b)にて形成された請求項に記載の装置。
  18. 前記2つの板ばねジョイント(36a,36b)は、センターピース(36c)によって、互いに分離された請求項17に記載の装置。
  19. 前記センターピース(36c)は、前記Z方向に沿って形成され、且つ、互いに所定の間隔をあけて配置された多数の切れ目またはスロット(43)を有する2つの板ばねジョイント(36a,36b)の間に提供された請求項18に記載の装置。
  20. 前記板ばねジョイント(36a,36b)には、前記X方向沿って形成され、互いに所定の間隔をあけて配置された多数の切れ目が設けられた請求項18に記載の装置。
  21. 前記脚部(23)と前記調節エレメント(27,32)との間に配置された前記第1弾性中間部(26,31)は、夫々、チルティングジョイント(26a,31a)にて形成された請求項1に記載の装置。
  22. 前記調節エレメント(27,32)と前記中央部(24)との間に配置された前記第2可動中間部(30,33)は、夫々、下方及び上方チルティングジョイント(30a,30b及び33a,33b)にて形成された請求項1に記載の装置。
  23. 前記2つの下方及び上方チルティングジョイント(30a,30b及び33a,33b)は、少なくとも1つの接続部(30c及び33c)によって夫々接続された請求項22に記載の装置。
  24. 前記2つの板ばねジョイント(36a,36b)の1つの前記板ばねジョイントは、前記中央部(24)と前記頭部(25)との間の前記上方板ばねジョイント(36b)として配置され、他の1つの前記板ばねジョイントは、前記中央部(24)と前記脚部(23)との間に前記下方板ばねジョイント(36a)として配置され、両方の板ばねジョイント(36a,36b)が傾きうる請求項17に記載の装置。
  25. 前記調節デバイス(21)のローカルZ軸は、前記光学素子(8)のグローバルZo軸(光学軸)と平行に位置する請求項24に記載の装置。
  26. 前記下方板ばねジョイント(36a)は、何れの場合においても、前記下方及び上方チルティングジョイント(30a,33b及び30b,33a)に配置された請求項22又は24に記載の装置。
  27. 前記2つの下方及び上方チルティングジョイント(30a,33b及び30b,33a)は、夫々、2つの接続部(30c,30d及び33c,33d)を用いて接続されており、2つの接続部の1つ(30c及び33c)は、前記下方チルティングジョイント(30a,33b)と前記板ばねジョイント(36a)との間に配置され、また、他方の接続部(30d及び33d)は、前記下方板ばねジョイント(36a)と前記上方チルティングジョイント(30b,33a)との間に配置された請求項23又は26に記載の装置。
  28. 3つの調節デバイス(21)は、円周周りに分散して配置された請求項1に記載の装置。
  29. 前記3つの調節デバイス(21)は、前記光学素子(8)の前記光学軸に対して傾斜された請求項28に記載の装置。
  30. 各調節デバイス(21)は、円周方向において互いに所定の間隔をあけて配置された2つの調節エレメント(27,32)を有する請求項1に記載の装置。
  31. 前記調節エレメント(27,32)には、互いに個別に操作しうる操作部が設けられた請求項30に記載の装置。
  32. 前記操作部は、調節ねじ(28,29,34,35)を有する請求項31に記載の装置。
  33. 前記操作部は、電磁気、ピエゾアクチュエータ、空気、磁気歪み、または、水力の駆動部を有する請求項32に記載の装置。
  34. 前記調節デバイス(21)は、複数の部分を有する請求項1に記載の装置。
  35. マイクロリソグラフィーのためのプロジェクションオブジェクティブを備えた投影露光装置であって、
    前記プロジェクションオブジェクティブには、請求項1〜34の何れかに記載の光学素子(8)を調節するための装置が少なくとも1つ設けられた投影露光装置。
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