JP4530071B2 - 表示画面旋回装置およびテレビジョン装置 - Google Patents

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Description

この発明は、表示画面旋回装置およびテレビジョン装置に関し、特に、表示画面部を垂直面に対して所定の角度前後方向に回動可能に支持する表示画面旋回装置およびテレビジョン装置に関する。
従来、液晶テレビなどの表示画面部を垂直面に対して所定の角度前後方向に回動可能に支持する表示画面支持部材を備えた表示画面旋回装置が知られている(たとえば、特許文献1〜3参照)。
上記特許文献1には、表示部(表示画面部)と、孔(挿入孔)が設けられたスタンド固定板(第2支持部材)と、孔に挿入されるロック軸を有する丸軸状のシャフトが取り付けられ、表示部を支持する表示部固定板(第1支持部材)とを備える表示装置が開示されている。この特許文献1に記載の表示装置では、シャフトが押圧されると、孔に挿入されているロック軸が離脱し、シャフトを軸として表示部固定板が回動可能となるように構成されることによって、表示部を垂直面に対して所定の角度前後方向に回動可能にする。
また、上記特許文献2に開示されているディスプレイ支持装置(表示画面旋回装置)は、丸軸状の軸部が設けられ、表示画面部を垂直面に対して所定の角度前後方向に回動可能に支持する支持脚部(第1支持部材)と、一対の軸支持部が設けられた基台(第2支持部材)と、支持脚部が垂直な状態において支持脚部と当接するように設けられ、表示画面部を垂直面から前方に回動するのを防止するカバー部材とを備え、軸部と支持脚部とが合成樹脂によって一体に成形されているとともに、軸支持部と基台とが合成樹脂によって一体に成形されている。この特許文献2に記載のディスプレイ支持装置では、軸部が軸支持部で回動されることによって、表示画面部を垂直面に対して所定の角度後方に回動可能に支持する。また、特許文献2に記載のディスプレイ支持装置では、カバー部材によって表示画面部を垂直面から前方に回動しないように構成されている。
また、上記特許文献3には、貫通穴(挿入孔)を有し、テレビジョン本体部(表示画面部)を支持する本体側ブラケット(第1支持部材)と、貫通穴(挿入孔)を有し、本体側ブラケットを回動可能に支持するスタンド側ブラケット(第2支持部材)と、それぞれの貫通穴を貫通することによって本体側ブラケットとスタンド側ブラケットとを回動可能に固定する丸軸状のボルトと、ボルトと螺合するナットとを備える液晶テレビジョンが開示されている。この特許文献3に記載の液晶テレビジョンでは、それぞれの貫通穴を貫通する丸軸状のボルトを軸として本体側ブラケットを回動させることによって、テレビジョン本体部を垂直面に対して所定の角度前後方向に回動可能に支持する。
特開2007−293151号公報 特開2006−3737号公報 実用新案登録第3106183号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の表示装置では、表示部を垂直面に対して所定の角度前後方向に回動可能にするために、表示部固定板およびスタンド固定板とは別個にシャフトを設ける必要があるという不都合がある。このため、部品点数が増加するという問題点がある。
また、上記特許文献2に記載のディスプレイ支持装置では、表示画面部が垂直面から前方に回動するのをカバー部材が防止しているため、表示画面部を垂直面から前方に回動させることができないという問題点がある。また、合成樹脂は一般的に機械的強度が小さいという不都合がある。このため、表示画面部およびディスプレイ支持装置が大型化した際に、ディスプレイ支持装置が破損する場合があるという問題点があると考えられる。
また、上記特許文献3に記載の液晶テレビジョンでは、テレビジョン本体部を垂直面に対して所定の角度前後方向に回動可能にするために、本体側ブラケットおよびスタンド側ブラケットとは別個にボルトおよびナットを設ける必要があるという不都合がある。このため、部品点数が増加するという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、装置本体が破損するのを抑制するとともに、部品点数が増加することを抑制しつつ、表示画面部を垂直面に対して所定の角度前後方向に回動させることが可能な表示画面旋回装置を提供することである。
課題を解決するための手段および発明の効果
この発明の第1の局面による表示画面旋回装置は、表示画面部を支持する金属製の第1支持部材と、第1支持部材を垂直面に対して所定の角度前後方向に回動可能に支持する金属製の第2支持部材とを備え、第1支持部材と第2支持部材との一方は、挿入孔を有し、第1支持部材と第2支持部材との他方は、金属製であり、挿入孔に挿入される平板状の支持軸を一体的に有する。また、第1支持部材と第2支持部材とのどちらか一方は、支持軸が挿入孔に挿入された際に、装置使用時における第1支持部材の垂直面に対する前後方向の回動範囲内において、支持軸が挿入孔から離脱するのを抑制するための係止部材を一体的に有する。
この第1の局面による表示画面旋回装置では、上記のように、第1支持部材と第2支持部材との一方は、挿入孔を有し、第1支持部材と第2支持部材との他方は、挿入孔に挿入される平板状の支持軸を有することによって、挿入孔に挿入された平板状の支持軸を回転軸として、第1支持部材を第2支持部材に対して所定の角度前後方向に回動させることができるので、表示画面部を垂直面に対して所定の角度前後方向に回動させることができる。また、第1支持部材、第2支持部材および支持軸を金属製にすることによって、第1支持部材、第2支持部材および支持軸が樹脂製である場合と比べて、機械的強度を大きくすることができるので、表示画面部および表示画面旋回装置が大型化した際に、装置本体が破損することを抑制することができる。また、第1支持部材と第2支持部材との他方が、平板状の支持軸を一体的に有することによって、表示画面部を垂直面に対して所定の角度前後方向に回動させるために支持軸を別途設ける必要がないので、部品点数が増加することを抑制することができる。また、第1支持部材と第2支持部材とのどちらか一方は、支持軸が挿入孔に挿入された際に、装置使用時における第1支持部材の垂直面に対する前後方向の回動範囲内において、支持軸が挿入孔から離脱するのを抑制するための係止部材を一体的に有する。このように構成すれば、支持軸が挿入孔から離脱するのを抑制するための係止部材が設けられることによって、第1支持部材の垂直面に対する前後方向の回動時に、第1支持部材と第2支持部材との係止状態が解除されるのを抑制することができる。また、第1支持部材と第2支持部材とのどちらか一方が係止部材を一体的に有することによって、第1支持部材と第2支持部材とのどちらか一方に、支持軸が挿入孔から離脱するのを抑制するための係止部材を別途設ける必要がないので、部品点数が増加することを抑制することができる。
この場合、好ましくは、第1支持部材は挿入孔を有し、第2支持部材は支持軸および係止部材を一体的に有し、第1支持部材を装置使用時における第1支持部材の垂直面に対する前後方向の回動範囲よりも大きく回動させた場合に、第2支持部材の第1支持部材への係止状態が解除されるように構成されている。このように構成すれば、装置使用時には、第2支持部材の第1支持部材への係止状態を保つことができるとともに、第2支持部材を第1支持部材へ組み付ける際、または、第2支持部材を第1支持部材から取り外す際には、第1支持部材を装置使用時における第1支持部材の垂直面に対する回動範囲よりも大きく回動させることによって、第2支持部材を第1支持部材へ組み付けることができるとともに、第2支持部材を第1支持部材から取り外すことができる。
上記第2支持部材の第1支持部材への係止状態が解除されるように構成されている表示画面旋回装置において、好ましくは、第1支持部材は、第2支持部材の第1支持部材への係止状態が解除される位置まで回動した状態において、係止部材を第1支持部材から離脱させるための切り欠き部をさらに有する。このように構成すれば、第2支持部材を第1支持部材から取り外す際において、第1支持部材の切り欠き部を介して第2支持部材の係止部材を第1支持部材から容易に離脱させることができるので、より容易に、第2支持部材を第1支持部材から取り外すことができる。
上記第2支持部材は支持軸および係止部材を有するように構成されている表示画面旋回装置において、好ましくは、第2支持部材は、板金製であり、支持軸と係止部材とは、折り曲げ加工により第2支持部材に一体的に形成されている。このように構成すれば、通常の板金加工により、容易に、支持軸と係止部材とを有する第2支持部材を得ることができる。
上記第2支持部材は支持軸および係止部材を有するように構成されている表示画面旋回装置において、好ましくは、係止部材は、支持軸を挟み込むように第2支持部材に一対形成されている。このように構成すれば、係止部材が1つのみ設けられている場合と比べて、第1支持部材は第2支持部材に2点で支持されるので、装置使用時において第1支持部材と第2支持部材とががたつくのを抑制することができる。
この発明の第2の局面によるテレビジョン装置は、テレビ映像を表示する表示画面部と、表示画面部を支持する金属製の第1支持部材と、第1支持部材を垂直面に対して所定の角度前後方向に回動可能に支持する金属製の第2支持部材とを備え、第1支持部材と第2支持部材との一方は、挿入孔を有し、第1支持部材と第2支持部材との他方は、金属製であり、挿入孔に挿入される平板状の支持軸を一体的に有する。また、第1支持部材と第2支持部材とのどちらか一方は、支持軸が挿入孔に挿入された際に、装置使用時における第1支持部材の垂直面に対する前後方向の回動範囲内において、支持軸が挿入孔から離脱するのを抑制するための係止部材を一体的に有する。
この発明の第2の局面によるテレビジョン装置では、上記のように、第1支持部材と第2支持部材との一方は、挿入孔を有し、第1支持部材と第2支持部材との他方は、挿入孔に挿入される平板状の支持軸を有することによって、挿入孔に挿入された平板状の支持軸を回転軸として、第1支持部材を第2支持部材に対して所定の角度前後方向に回動させることができるので、表示画面部を垂直面に対して所定の角度前後方向に回動させることができる。また、第1支持部材、第2支持部材および支持軸を金属製にすることによって、第1支持部材、第2支持部材および支持軸が樹脂製である場合と比べて、機械的強度を大きくすることができるので、表示画面部および表示画面旋回装置が大型化した際に、装置本体が破損することを抑制することができる。また、第1支持部材と第2支持部材との他方が、平板状の支持軸を一体的に有することによって、表示画面部を垂直面に対して所定の角度前後方向に回動させるために支持軸を別途設ける必要がないので、部品点数が増加することを抑制することができる。また、第1支持部材と第2支持部材とのどちらか一方は、支持軸が挿入孔に挿入された際に、装置使用時における第1支持部材の垂直面に対する前後方向の回動範囲内において、支持軸が挿入孔から離脱するのを抑制するための係止部材を一体的に有する。このように構成すれば、支持軸が挿入孔から離脱するのを抑制するための係止部材が設けられることによって、第1支持部材の垂直面に対する前後方向の回動時に、第1支持部材と第2支持部材との係止状態が解除されるのを抑制することができる。また、第1支持部材と第2支持部材とのどちらか一方が係止部材を一体的に有することによって、第1支持部材と第2支持部材とのどちらか一方に、支持軸が挿入孔から離脱するのを抑制するための係止部材を別途設ける必要がないので、部品点数が増加することを抑制することができる。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態による表示画面旋回装置が設けられた液晶テレビジョンの全体構成を示した斜視図である。図2は、図1に示した本発明の一実施形態による表示画面旋回装置が設けられた液晶テレビジョンの分解斜視図である。図3〜図13は、図1に示した本発明の一実施形態による表示画面旋回装置の詳細構造を示した図である。まず、図1〜図13を参照して、本発明の一実施形態による表示画面旋回装置20の構造について説明する。なお、本実施形態では、テレビジョン装置の一例である液晶テレビジョン100を支持する表示画面旋回装置20に本発明を適用した場合について説明する。
本発明の一実施形態による表示画面旋回装置20は、図1に示すように、表示画面支持機構80によって支持されている液晶テレビジョン100のディスプレイ本体10を水平面内で左右方向(矢印A方向およびB方向)に所定の角度旋回させることを可能とするために設けられているとともに、垂直面に対して前後方向(矢印C方向およびD方向)に所定の角度傾けることを可能とするために設けられている。なお、ディスプレイ本体10は、本発明の「表示画面部」の一例である。
また、表示画面旋回装置20は、図3に示すように、ディスプレイ本体10(図2参照)を支持する表示画面支持機構80と、表示画面支持機構80によって支持されているディスプレイ本体10(図2参照)を水平面内で左右方向(図1の矢印A方向およびB方向)に旋回させるための台座部30と、台座部30に配置された後述する旋回板31を左右方向に旋回させるとともに旋回板31の旋回角度を制御する水平旋回駆動部40と、表示画面支持機構80によって支持されているディスプレイ本体10を垂直面に対して前後方向(図1の矢印C方向およびD方向)に所定の角度だけ旋回させるとともに表示画面支持機構80の旋回角度を制御する垂直旋回駆動部50とから構成されている。
表示画面支持機構80は、図4および図5に示すように、板金製の表示画面支持部材81と、板金製の一対の垂直支持部材82と、後述するラックプレート60のラックギア63(図4参照)と噛合するように配置された、樹脂製の回動ギア83とから構成されている。なお、表示画面支持部材81および垂直支持部材82は、それぞれ本発明の「第1支持部材」および「第2支持部材」の一例である。また、表示画面支持部材81は、一対の垂直支持部材82に所定のトルク以上で回動可能となるように取り付けられている。
また、表示画面支持部材81は、図8に示すように、上方向(矢印Z1方向)に延びるように一対設けられたディスプレイ本体取付部81aと、表示画面支持部材81の矢印Y1方向および矢印Y2方向のそれぞれの側面に設けられた一対の回動部81bとを一体的に含んでいる。また、一対のディスプレイ本体取付部81aには、それぞれネジ挿入孔81cが形成されている。
ここで、本実施形態では、図6〜図8に示すように、表示画面支持部材81の一対の回動部81bは、ディスプレイ本体取付部81aの両側端部から、それぞれ、ディスプレイ本体取付部81aに対して垂直方向(矢印X1方向および矢印X2方向)に延びるように設けられている。また、回動部81bは、矢印Y1方向および矢印Y2方向の厚みt1(図8参照)を有している。また、図7に示すように、一対の回動部81bの矢印X1方向側には、矢印X2方向に向かって凹形状を有する切り欠き部81dがそれぞれ形成されているとともに、一対の回動部81bの矢印X2方向側には、矢印X2方向に向かって凸形状を有する突出片81eがそれぞれ形成されている。
また、本実施形態では、図4〜図7に示すように、一対の回動部81bには、一対の回動部81bの回動中心部近傍であり、かつ、切り欠き部81dと突出片81eとに挟まれるように扇形状の穴部81fがそれぞれ形成されている。なお、穴部81fは、本発明の「挿入孔」の一例である。穴部81fは、図4〜図6に示すように、後述する支持軸82dを挿入するために設けられている。また、扇形状の穴部81fは、図7に示すように、円心側の根元部81gが上側に位置するように配置されているとともに、図4に示すように、円心側の根元部81gが支持軸82dの後述する上面82fと当接される。これにより、扇形状の穴部81fの根元部81gが表示画面支持部材81を介してディスプレイ本体10(図2参照)の垂直荷重を受けるように構成されている。また、表示画面支持部材81は、平板状の支持軸82dに支持された扇形状の穴部81fの根元部81gを中心にして、支持軸82dに対して扇形状の角度範囲で回動可能に構成されている。
また、図6および図8に示すように、表示画面支持部材81には、ディスプレイ本体取付部81aから下方向(矢印Z2方向)に延びるように設けられた胴部81hが一体的に形成されている。また、胴部81hの下端には、胴部81hに対して垂直方向(矢印X1方向および矢印X2方向)に延びるように設けられた下面部81iが形成されている。この下面部81iは、胴部81hと一体的に形成されている。また、図6に示すように、下面部81iの中央部には、回動ギア83と表示画面支持部材81とを固定するためのネジ90が挿入されるネジ挿入孔81jが形成されている。さらに、ネジ挿入孔81jを挟むように矢印X1方向および矢印X2方向に沿って、一対のボス挿入孔81kがそれぞれ形成されている。この一対のボス挿入孔81kには、回動ギア83の後述する一対のボス83bがそれぞれ挿入されるように構成されている。
また、一対の垂直支持部材82は、図5に示すように、表示画面支持部材81の内側から外側に向かって後述する支持軸82dが表示画面支持部材81の穴部81fに挿入されるようにそれぞれ配置されている。具体的には、表示画面支持部材81の矢印Y1方向側の回動部81bに取り付けられる垂直支持部材82は、矢印Y1方向側の回動部81bの矢印Y2方向側の面に接するように配置されている。また、表示画面支持部材81の矢印Y2方向側の回動部81bに取り付けられる垂直支持部材82は、矢印Y2方向側の回動部81bの矢印Y1方向側の面に接するように配置されている。
また、一対の垂直支持部材82は、図6に示すように、鏡像対称となっている。したがって、表示画面支持部材81の矢印Y2方向側の回動部81bに取り付けられる垂直支持部材82について説明する。
垂直支持部材82は、図6および図9に示すように、旋回板取付部82aと、回動部取付部82bとを含んでいる。また、垂直支持部材82の旋回板取付部82aは、図6および図10に示すように、垂直支持部材82の下部に矢印Y1方向に延びるように設けられ、旋回板取付部82aには旋回板31に固定するためのネジ取付孔82cが形成されている。また、垂直支持部材82の回動部取付部82bは、旋回板取付部82aの矢印Y2側の端部から旋回板取付部82aに対して垂直方向の上方(矢印Z1方向)に延びるように設けられている。また、図10に示すように、回動部取付部82bは、矢印Y1方向および矢印Y2方向の厚みt2を有している。
ここで、本実施形態では、図9に示すように、回動部取付部82bの上部は、半円形状を有している。また、回動部取付部82bの上部の半円の中心近傍で、かつ、垂直支持部材82の矢印X1方向および矢印X2方向における中心から上下方向(矢印Z1方向および矢印Z2方向)に延びる中心線上に、支持軸82dが形成されている。この支持軸82dは、図10に示すように、矢印Y2方向に延びるように設けられており、上下方向(矢印Z1方向および矢印Z2方向)に長い平板形状を有している。また、支持軸82dは、板金製の垂直支持部材82の一部を曲げ起こすことにより垂直支持部材82と一体的に形成されている。垂直支持部材82の曲げ起こされた箇所には、図9に示すように、穴部82eが形成されている。
また、図4〜図6に示すように、支持軸82dは、回動部81bの扇形状の穴部81fに挿入するために設けられている。具体的には、支持軸82dは、図4に示すように、支持軸82dの上面82fが扇形状の穴部81fの根元部81gと当接されるように構成されている。これにより、支持軸82dは、上面82fにおいて扇形状の穴部81fの根元部81gおよび表示画面支持部材81を介してディスプレイ本体10(図2参照)の垂直荷重を受けるように構成されている。また、表示画面支持部材81は、平板状の支持軸82dに支持された扇形状の穴部81fの根元部81gを中心にして、支持軸82dに対して扇形状の穴部81fの角度範囲で回動可能に構成されている。すなわち、平板状の支持軸82dは、表示画面支持部材81の回動軸として機能する。これにより、表示画面支持部材81は、ディスプレイ本体10を表示画面旋回装置20の垂直面に対して前後方向(矢印C方向およびD方向)に回動可能とするように構成されている。
また、本実施形態では、図9に示すように、回動部取付部82bの支持軸82dから矢印X1方向側の側面に、フック82gが垂直支持部材82と一体的に形成されている。このフック82gは、板金製の垂直支持部材82の一部を曲げ起こすことにより形成されている。なお、フック82gは、本発明の「係止部材」の一例である。具体的には、図11に示すように、フック82gは、矢印X1方向側の側面(図9参照)から回動部取付部82bと垂直な矢印Y2方向に延びるように形成されている。ここで、フック82gの係止部分と回動部取付部82bとの間隔L1は、表示画面支持部材81の回動部81bの厚みt1よりも若干大きい。さらに、フック82gには、上方(矢印Z1方向)に延びた後に、図9に示すように、矢印X2方向に延びる係止部82hが形成されている。これにより、図11に示すように、フック82gと回動部取付部82bとの間に、隙間82iが形成される。この隙間82iは、表示画面支持部材81の穴部81fに回動部取付部82bの支持軸82dを挿入した状態において、表示画面支持部材81を回動可能に挟み込むように構成されている。これによって、支持軸82dが穴部81fから矢印Y1方向に離脱するのを抑制することにより、垂直支持部材82が表示画面支持部材81から離脱するのを抑制するように構成されている。
また、図9に示すように、回動部取付部82bの支持軸82dから矢印X2方向側の側面に、フック82jが垂直支持部材82と一体的に形成されている。このフック82jは、板金製の垂直支持部材82の一部を曲げ起こすことにより形成されている。なお、フック82jは、本発明の「係止部材」の一例である。具体的には、図12に示すように、フック82jには、矢印X2方向側の側面(図9参照)から回動部取付部82bと垂直な矢印Y2方向に延びるように当接部82kが形成されている。ここで、フック82jの係止部分と回動部取付部82bとの間隔L2は、表示画面支持部材81の回動部81bの厚みt1よりも若干大きい。さらに、フック82jには、当接部82kの回動部取付部82bと反対側(矢印Y2方向側)に上方(矢印Z1方向)に延びるように係止部82lが形成されている。ここで、表示画面支持部材81の穴部81fに回動部取付部82bの支持軸82dを挿入した状態において、表示画面支持部材81が垂直面に対して矢印D方向(図4参照)に所定の角度回動した際に、表示画面支持部材81の回動部81bの突出片81eが当接部82kに当接するように構成されている。また、係止部82lは、表示画面支持部材81の穴部81fに回動部取付部82bの支持軸82dを挿入した状態において、回動部取付部82bとともに表示画面支持部材81を回動可能に挟み込むように構成されている。これによって、支持軸82dが穴部81fから矢印Y1方向に離脱するのを抑制することにより、垂直支持部材82が表示画面支持部材81から離脱するのを抑制することができるように構成されている。
また、図13に示すように、フック82gとフック82jとは、回動部取付部82bの支持軸82dを矢印X1方向および矢印X2方向において挟み込むように形成されている。
また、表示画面旋回装置20の使用時における表示画面支持部材81の垂直面に対する前後方向(図1の矢印C方向およびD方向)の回動範囲よりも大きく回動した場合に、垂直支持部材82のフック82gの係止部82hは、表示画面支持部材81の回動部81bの切り欠き部81dから矢印Y1方向(図6参照)へ離脱可能なように構成されている。さらに、垂直支持部材82のフック82jの係止部82kと回動部取付部82bとによる回動部81bの突出片81eの矢印Y1方向および矢印Y2方向(図6参照)への移動の規制が解除されることにより、垂直支持部材82のフック82jは、矢印Y1方向へ移動可能なように構成されている。これらにより、表示画面旋回装置20の使用時における表示画面支持部材81の垂直面に対する回動範囲よりも大きく回動した場合に、垂直支持部材82の表示画面支持部材81への係止状態が解除されるように構成されている。
また、図9に示すように、回動部取付部82bの矢印Y2方向側(図6参照)の面には、支持軸82dの略中心を中心としてリング状の突出部82mが形成されている。この突出部82mは、図6に示すように、表示画面支持部材81の穴部81fに回動部取付部82bの支持軸82dを挿入した状態において、表示画面支持部材81が垂直面に対して前後方向(図1の矢印C方向および矢印D方向)に回動した際に、表示画面支持部材81の回動部81bの矢印Y1方向側の面と接するように構成されている。これにより、表示画面支持部材81の回動部81bと回動部取付部82bとの接触面積を小さくすることによって、回動部81bと回動部取付部82bとの間に働く摩擦力を軽減するように構成されている。これにより、表示画面支持部材81を垂直面に対して前後方向に回動させる際に、垂直旋回駆動部50、ラックギア63および回動ギア83に掛かる負担を軽減することが可能である。
また、回動ギア83は、図5に示すように、ラックプレート60のラックギア63の上方から噛合するように配置されているとともに、表示画面支持部材81の下面部81iの略中心に配置されている。さらに、ラックギア63と回動ギア83とは、旋回板31および表示画面支持部材81の左右方向(図6の矢印G1方向および矢印G2方向)の回動中心線上に位置している。また、図6に示すように、回動ギア83の上面83aには、表示画面支持部材81の一対のボス挿入孔81kに挿入される一対のボス83bが形成されている。また、一対のボス83bの間の中央部には、ネジ90が螺合するネジ孔83cが形成されている。このネジ孔83cは、表示画面支持部材81のネジ挿入孔81jと対応するように形成されている。
また、図6に示すように、回動ギア83の下面83dには、側方から見て、下方に向かって凸形状で、かつ、円弧状の形状を有するように歯面が形成されている。これにより、水平面内において、ラックギア63と回動ギア83との噛合方向である矢印S方向および矢印T方向(図3参照)と垂直な方向に、回動ギア83はラックギア63に対してスライド移動可能なように構成されている。また、図5に示すように、回動ギア83の上面83aは、ネジ90によって表示画面支持部材81の下面部81iに固定されている。これにより、回動ギア83は、表示画面支持部材81に対して固定されるので、表示画面支持部材81の水平面内での回動が、回動ギア83を介して、回動ギア83と噛合しているラックギア63に伝えられるように構成されている。
また、台座部30は、図4および図5に示すように、表示画面支持機構80が取り付けられる板金製の旋回板31と、内部に複数の鋼球32を所定の間隔で配置するとともに鋼球32を回転可能に保持する樹脂製のガイド部材33と、板金製のベース部材34と、旋回板31をベース部材34上で回動可能に支持する金属製の支持部材(図示せず)と、後述するギア45およびギア55の回動軸が回動可能に挿入されるとともに、垂直旋回駆動部50のラックプレート60が水平面内で往復動可能に挿入される樹脂製のボス部材35と、ボス部材35に挿入されるラックプレート60の抜止用リング部材36とから構成されている。
また、台座部30の旋回板31は、図5および図6に示すように、上面31aに設けられた4つのネジ取付孔31bと、上面31aの中心部(旋回板31の回動中心点近傍)に設けられた孔31cとを含んでいる。また、図3に示すように、旋回板31は、ベース部材34の実質的に中央部に配置されるとともに、水平面内を回動可能なように配置されている。また、図5に示すように、旋回板31を円形状に取り囲むようにベース部材34に設けられた複数の支持部材(図示せず)が、旋回板31の外周面31dと、ガイド部材33の外周面33aとに面接触することによって、旋回板31は水平面内を回動可能に保持されている。
また、垂直旋回駆動部50は、図3および図5に示すように、複数のギア部材からなる伝達ギア部51と、伝達ギア部51の駆動源となるステッピングモータ52と、台座部30の旋回板31上に取り付けられた表示画面支持機構80に回動可能に設けられた表示画面支持部材81を垂直面に対して前後方向(図1の矢印C方向およびD方向)に回動させるためのラックプレート60とから構成されている。
また、伝達ギア部51は、図3に示すように、樹脂製のギア53と、トルクリミッタ70と、樹脂製のギア54とが樹脂製のギアボックス56の内部に配置されるとともに、ギアボックス56の外部に樹脂製のギア55が配置されるように構成されている。また、樹脂製のギア53は、大径ギア部53aと、小径ギア部53bとを一体的に含んでいる。また、樹脂製のギア54は、大径ギア部54aと、小径ギア部54bとを一体的に含んでいる。また、樹脂製のギア55は、大径ギア部55aと、小径ギア部55bとを一体的に含んでいる。
また、図3および図5に示すように、ステッピングモータ52の回転軸には、樹脂製のウォームギア57が圧入されている。また、ウォームギア57は、ギア53の大径ギア部53aに対して回転軸が直交するように噛合されている。したがって、ステッピングモータ52によって発生した駆動力は、ウォームギア57を介してギア53へと伝達される一方、ギア53側およびギア53以降のギア群によって発生した駆動力は、ウォームギア57およびステッピングモータ52を回転させることができないように構成されている。つまり、ウォームギア57によってステッピングモータ52側が発生する駆動力のみが、伝達ギア部51へと伝達されるように構成されている。
また、図3に示すように、ギア53の小径ギア部53bは、トルクリミッタ70の原動側ギア72に噛合されている。また、トルクリミッタ70の従動側ギア71は、ギア54の大径ギア部54aに噛合されているとともに、ギア54の小径ギア部54bは、ギア55の大径ギア部55aに噛合されている。また、ギア55の小径ギア部55bは、ラックギア62のギア部62aに水平に噛合されている。したがって、ステッピングモータ52の駆動力が、ウォームギア57、ギア53、トルクリミッタ70、ギア54、ギア55およびラックギア62を介してラックプレート60へと伝達されるように構成されている。
また、ラックプレート60は、図5に示すように、板金製のプレート部材61と、樹脂製のラックギア62および63とから構成されている。また、ラックギア62は、1つのネジ90によってプレート部材61の下面側に取り付けられている。また、ラックギア62は、図3に示すように、後述するギア55の小径ギア部55bに対して水平方向に噛合するように構成されている。
また、プレート部材61は、図5に示すように、プレート部材61の長手方向の両端部近傍に、プレート部材61の長手方向に沿って延びる長孔61aおよび61bがそれぞれ形成されているとともに、プレート部材61の実質的に中央部に、ラックギア63の突出部63aが挿入される円状の挿入孔61cが形成されている。さらに、プレート部材61は、2つの位置決め孔61dと、ネジ取付孔61eとを有している。
また、ラックギア62は、図5に示すように、長手方向の矢印Y1方向の側面部に沿ってギア部62aが形成されるとともに、2つのボス62bおよび1つのネジ挿入孔62cが形成されている。したがって、ラックギア62のボス62bをプレート部材61の位置決め孔61dにはめ込むとともに、ネジ90をラックギア62のネジ挿入孔62cを介してプレート部材61のネジ取付孔61eに締め込むことによって、ラックギア62をプレート部材61に下方から取り付けることが可能なように構成されている。
また、ラックギア63は、図5に示すように、プレート部材61に配置される矢印Z1方向側の面である表面に、複数の歯先を有する歯面63bが、平坦面状に形成されている。また、ラックギア63の矢印Z2方向側の面である裏面63cの実質的に中央部には、プレート部材61の挿入孔61cに挿入可能なリング状の突出部63aが形成されている。これにより、プレート部材61の挿入孔61cに突出部63aを挿入した状態において、歯面63bは水平面状(平坦面状)になるように構成されているとともに、プレート部材61に対して矢印H1方向および矢印H2方向(図3参照)に回動可能なように構成されている。
また、図3および図4に示すように、ラックプレート60が、プレート部材61の長孔61aおよび61bを介して一対のボス部材35にそれぞれ挿入された際に、ラックプレート60は、矢印P方向および矢印Q方向に直線状に往復移動可能なように構成されている。したがって、ラックプレート60は、ステッピングモータ52の正逆回転が伝達ギア部51を介してラックギア62まで伝達されることによって、旋回板31上を矢印P方向および矢印Q方向に直線状に往復移動することが可能なように構成されている。
また、水平旋回駆動部40は、図3および図5に示すように、台座部30上の旋回板31を水平面内で左右方向(図1の矢印A方向およびB方向)に回動させるための伝達ギア部41と、伝達ギア部41の駆動源となるステッピングモータ42とから構成されている。また、水平旋回駆動部40は、図3に示すように、台座部30の内部に配置されるように構成されている。また、伝達ギア部41は、樹脂製のギア43と、トルクリミッタ75と、樹脂製のギア44とが樹脂製のギアボックス46の内部に配置されるとともに、ギアボックス46の外部に樹脂製のギア45が配置されるように構成されている。
また、図3および図5に示すように、ステッピングモータ42の回転軸には、樹脂製のウォームギア47が圧入されている。また、図3に示すように、ギア43は、大径ギア部43aと、小径ギア部43bとを一体的に含んでいる。また、ギア44は、大径ギア部44aと、小径ギア部44bとを一体的に含んでいる。さらに、ギア45は、大径ギア部45aと、小径ギア部45bとを一体的に含んでいる。また、樹脂製の旋回ギア部材48が、4つのネジ90によって台座部30の旋回板31の上面31aに固定されている。
また、ウォームギア47は、ギア43の大径ギア部43aに対して回転軸が直交するように噛合されているとともに、ギア43の小径ギア部43bは、トルクリミッタ75の原動側ギア77に噛合されている。また、トルクリミッタ75の従動側ギア76は、ギア44の大径ギア部44aに噛合されているとともに、ギア44の小径ギア部44bは、ギア45の大径ギア部45aに噛合されている。また、ギア45の小径ギア部45bは、旋回ギア部材48の旋回ギア部48aに噛合されている。したがって、ステッピングモータ42の駆動力が、ウォームギア47、ギア43、トルクリミッタ75、ギア44、ギア45および旋回ギア部材48を介して旋回板31へと伝達されるように構成されている。
また、伝達ギア部51および41の中に組み込まれているトルクリミッタ70および75は、ステッピングモータ52および42の駆動力が所定のトルク値以下の場合に、ステッピングモータ52および42の駆動力を伝達ギア部51および41に伝達するとともに、ステッピングモータ52および42の駆動力が所定のトルク値以上となった場合は、ステッピングモータ52および42の駆動力を伝達ギア部51および41に伝達させないような機能を有するように構成されている。
また、図1および図2に示すように、ディスプレイ本体10は、樹脂製のフロントキャビネット11と、樹脂製のリアキャビネット12とから構成されている。また、ディスプレイ本体10は、表示画面支持部材81のネジ挿入孔81c(図5参照)を介して、リアキャビネット12のネジ取付孔(図示せず)にネジ90が締め付けられることにより、表示画面支持部材81に取り付けられている。また、リアキャビネット12には、表示画面支持部材81を覆い隠して配置するための切欠部12aが一体的に設けられている。また、リアキャビネット12の外周部には、複数のネジ挿入孔12bが設けられ、ネジ91によってフロントキャビネット11に取り付けられるように構成されている。
また、表示画面旋回装置20には、図4に示すように、樹脂製のカバー部材21が、台座部30のベース部材34の下面側から挿入されたネジ(図示せず)によってベース部材34に取り付けられている。また、図1および図4に示すように、樹脂製のカバー部材22が上方から台座部30を覆うとともに、台座部30の旋回板31と一体的に水平方向(図1の矢印A方向およびB方向)に旋回することが可能なように旋回板31の上面31aにネジ(図示せず)によって取り付けられている。また、図2および図4に示すように、樹脂製のカバー部材22には、表示画面支持部材81を前後方向(図1の矢印C方向およびD方向)に回動可能に配置するための切欠部22aが設けられている。
図14は、本発明の一実施形態による表示画面支持部材と垂直支持部材との組み立ておよび取り外しを説明するための図である。次に、図5および図14を参照して、本発明の一実施形態による表示画面支持部材81と矢印Y2方向側の回動部81bに取り付けられる垂直支持部材82との組み立ておよび取り外しについて説明する。
垂直支持部材82を表示画面支持部材81に組み付ける際には、表示画面旋回装置20の使用時における表示画面支持部材81の垂直面に対する矢印C方向への回動範囲の限界を超えて、図14に示すように、表示画面支持部材81を矢印C方向へ回動させる。これにより、垂直支持部材82のフック82gの係止部82hと表示画面支持部材81の回動部81bの切り欠き部81dとが対応し、フック82gの係止部82hは、回動部81bの切り欠き部81dから組み付け可能な状態になる。さらに、表示画面支持部材81の回動部81bの突出片81eには、垂直支持部材82のフック82jの係止部82lによる、矢印Y1方向および矢印Y2方向(図5参照)への移動の規制がない。これにより、回動部81bの穴部81fに回動部取付部82bの支持軸82dを挿入されるように配置される。
そして、表示画面支持部材81を矢印D方向へ回動させる。これにより、図5に示すように、フック82gの係止部82hは、回動部81bの切り欠き部81dから離脱できない状態になるとともに、フック82jの係止部82lによって、回動部81bの突出片81eは、矢印Y1方向および矢印Y2方向への移動が規制される状態になる。この結果、垂直支持部材82は表示画面支持部材81に組み付けられる。
また、垂直支持部材82を表示画面支持部材81から取り外す際には、表示画面旋回装置20の使用時における表示画面支持部材81の垂直面に対する矢印C方向への回動範囲の限界を超えて、図14に示すように、表示画面支持部材81を矢印C方向へ回動させる。これにより、フック82gの係止部82hと回動部81bの切り欠き部81dとが対応し、フック82gの係止部82hは、回動部81bの切り欠き部81dから離脱可能な状態になる。さらに、回動部81bの突出片81eは、フック82jの係止部82lによる、矢印Y1方向および矢印Y2方向(図5参照)への移動の規制が解除される。これにより、垂直支持部材82は、矢印Y2方向および矢印Y1方向へそれぞれ移動可能な状態になる。これらにより、垂直支持部材82は表示画面支持部材81から取り外される。
図15〜図17は、図1に示した本発明の一実施形態による表示画面旋回装置の垂直方向および水平方向の旋回動作を説明するための図である。次に、図1、図3〜図5および図15〜図17を参照して、本発明の一実施形態による表示画面旋回装置20の前後方向および左右方向の旋回動作について説明する。
なお、図4に示すように、表示画面旋回装置20が表示画面支持機構80を垂直面に対して前後方向(矢印C方向および矢印D方向)に回動させた場合、図1に示すディスプレイ本体10は、上向き方向および下向き方向に回動されるので、以降の動作説明では、前後方向を上向きおよび下向き方向として記述する。
まず、表示画面旋回装置20の上向きおよび下向き方向(図1の矢印C方向および矢印D方向)の旋回動作について説明する。
まず、ユーザが付属リモコン(図示せず)の上方向チルトボタン(図示せず)を押圧することによって、ディスプレイ本体10(図1参照)を上向き方向(図1の矢印C方向)に旋回させる信号がディスプレイ本体10の制御回路部(図示せず)に送信される。この信号に基づいて、表示画面旋回装置20のステッピングモータ52が駆動される。具体的には、図3に示すように、ステッピングモータ52が駆動するのに伴って、ステッピングモータ52に取り付けられたウォームギア57が回転するとともに、ギア53を介してトルクリミッタ70の原動側ギア72が矢印E1方向に回転する。そして、トルクリミッタ70の従動側ギア71が同じく矢印E1方向に回転するとともに、ギア54を介してギア55が矢印E2方向に回転する。これにより、ギア55の矢印E2方向への回転に伴い、ギア55に対して水平方向に噛合するラックギア62とともにラックプレート60のプレート部材61が矢印P方向に移動する。
ここで、図15に示すように、プレート部材61が矢印P方向に移動することにより、ラックギア63も、プレート部材61に伴って矢印S方向に移動される。これにより、ラックギア63が矢印S方向に移動されると、ラックギア63と噛合している回動ギア83が、噛合状態を維持したまま、矢印C方向に回動される。この結果、表示画面支持部材81は、所定の回転速度で上向き方向(矢印C方向)へ旋回される。その際、表示画面支持部材81の扇状の穴部81fの根元部81gと垂直支持部材82の支持軸82dの上面82fとが当接しながら、表示画面支持部材81は、支持軸82dの上面82fを回動中心として回動する。
そして、ディスプレイ本体10(図1参照)が、ユーザが所望する角度まで矢印C方向に旋回された場合、ユーザは付属リモコン(図示せず)の上方向チルトボタン(図示せず)の押圧を解除することによって、ディスプレイ本体10を上向き方向(矢印C方向)に旋回させる信号がディスプレイ本体10の制御回路部(図示せず)に送信されなくなり、ステッピングモータ52の駆動が停止される。これにより、表示画面支持部材81は、矢印C方向への旋回を停止するとともに静止される。
ここで、本実施形態では、ディスプレイ本体10(図1参照)の上向き方向(矢印C方向)への旋回動作がユーザによって継続されている状態において、図15に示すように、矢印P方向にスライドされたラックプレート60が、プレート部材61の長孔61aおよび61bの内側面の一方端部がボス部材35の側面にそれぞれ当接されることによって、ラックプレート60は、矢印P方向へのスライドが規制される。したがって、ディスプレイ本体10は、矢印C方向への旋回を停止するとともに静止される。この際、表示画面支持部材81は所定の旋回角度に到達される。この所定の旋回角度が、表示画面旋回装置20の使用時における表示画面支持部材81の垂直面に対する矢印C方向への回動範囲の限界となる。
また、本実施形態では、図15に示すように、表示画面旋回装置20の使用時における表示画面支持部材81の垂直面に対する矢印C方向への回動範囲の限界においては、表示画面支持部材81の回動部81bの切り欠き部81dが、垂直支持部材82のフック82gの係止部82hと対応する位置には位置しておらず、フック82gの係止部82hは、回動部81bの切り欠き部81dから離脱することはできない。この場合、矢印Y1方向側および矢印Y2方向側に設けられている垂直支持部材82のフック82jの係止部82kによって、回動部81bの突出片81eは、矢印Y1方向および矢印Y2方向(図5参照)への移動が規制されている。これらにより、表示画面旋回装置20の使用時における表示画面支持部材81の垂直面に対する矢印C方向への回動範囲において、一対の垂直支持部材82の表示画面支持部材81への係止状態は保たれる。
この際、ステッピングモータ52(図3参照)は駆動を継続しているが、ステッピングモータ52の駆動力が所定のトルク値以上となった場合は、ステッピングモータ52の駆動力は伝達ギア部51に伝達されない。このため、ラックプレート60の矢印P方向への移動(スライド)が停止した場合には、ステッピングモータ52の駆動に関係なく回転が停止される。
また、ユーザが付属リモコン(図示せず)の下方向チルトボタン(図示せず)を押圧することによって、ディスプレイ本体10(図1参照)を下向き方向(図1の矢印D方向)に旋回させる信号がディスプレイ本体10の制御回路部(図示せず)に送信されるとともに、表示画面旋回装置20のステッピングモータ52が駆動される。そして、ステッピングモータ52に取り付けられたウォームギア57が回転するとともに、図3に示すように、ギア53を介してトルクリミッタ70の原動側ギア72が矢印F1方向に回転する。そして、トルクリミッタ70の従動側ギア71が矢印F1方向に回転するとともに、ギア54を介してギア55が矢印F2方向に回転する。そして、ラックギア62とともにラックプレート60が矢印Q方向に移動される。
ここで、図16に示すように、プレート部材61が矢印Q方向に移動することにより、ラックギア63も、プレート部材61に伴って矢印T方向に移動される。これにより、ラックギア63が矢印T方向に移動されると、ラックギア63と噛合している回動ギア83が、噛合状態を維持したまま、矢印D方向に回動される。この結果、表示画面支持部材81は、所定の回転速度で下向き方向(矢印D方向)へ旋回される。その際、表示画面支持部材81の扇状の穴部81fの根元部81gと垂直支持部材82の支持軸82dの上面82fとが当接しながら、表示画面支持部材81は、支持軸82dの上面82fを回動中心として回動する。
そして、ディスプレイ本体10(図1参照)が、ユーザが所望する角度まで矢印D方向に旋回された場合、ユーザは付属リモコン(図示せず)の下方向チルトボタン(図示せず)の押圧を解除することによって、ディスプレイ本体10を下向き方向(矢印D方向)に旋回させる信号がディスプレイ本体10の制御回路部(図示せず)に送信されなくなり、ステッピングモータ52の駆動が停止される。これにより、表示画面支持部材81は、矢印D方向への旋回を停止するとともに静止される。
ここで、本実施形態では、ディスプレイ本体10(図1参照)の下向き方向(矢印D方向)への旋回動作がユーザによって継続されている状態において、図16に示すように、矢印Q方向にスライドされたラックプレート60が、プレート部材61の長孔61aおよび61bの内側面の他方端部がボス部材35の側面にそれぞれ当接されることによって、ラックプレート60は、矢印Q方向へのスライドが規制される。したがって、ディスプレイ本体10は、矢印D方向への旋回を停止するとともに静止される。この際、表示画面支持部材81は所定の旋回角度に到達される。この所定の旋回角度が、表示画面旋回装置20の使用時における表示画面支持部材81の垂直面に対する矢印D方向への回動範囲の限界となる。
また、本実施形態では、図16に示すように、表示画面旋回装置20の使用時における表示画面支持部材81の垂直面に対する矢印D方向への回動範囲の限界においては、表示画面支持部材81の回動部81bの切り欠き部81dが、垂直支持部材82のフック82gの係止部82hと対応する位置には位置しておらず、フック82gの係止部82hは、回動部81bの切り欠き部81dから離脱することはできない。この場合、矢印Y1方向側および矢印Y2方向側に設けられている垂直支持部材82のフック82jの係止部82kによって、回動部81bの突出片81eは、矢印Y1方向および矢印Y2方向(図5参照)への移動が規制されている。これらにより、表示画面旋回装置20の使用時における表示画面支持部材81の垂直面に対する矢印D方向への回動範囲において、一対の垂直支持部材82の表示画面支持部材81への係止状態は保たれる。
この際、ステッピングモータ52(図3参照)は駆動を継続しているが、ステッピングモータ52の駆動力が所定のトルク値以上となった場合は、ステッピングモータ52の駆動力は伝達ギア部51に伝達されない。このため、ラックプレート60の矢印Q方向への移動(スライド)が停止した場合には、ステッピングモータ52の駆動に関係なく回転が停止される。
次に、表示画面旋回装置20の水平面内における左右方向の旋回動作について説明する。
まず、ユーザが付属リモコン(図示せず)の水平ターンボタン(図示せず)を押圧することによって、ディスプレイ本体10(図1参照)を左方向(図1の矢印A方向)に旋回させる信号がディスプレイ本体10の制御回路部(図示せず)に送信されるとともに、表示画面旋回装置20のステッピングモータ42が駆動される。具体的には、図3に示すように、ステッピングモータ42が駆動するのに伴って、ステッピングモータ42に取り付けられたウォームギア47が回転するとともに、ギア43を介してトルクリミッタ75の原動側ギア77が矢印E3方向に回転する。そして、トルクリミッタ75の従動側ギア76が矢印E3方向に回転するとともに、ギア44およびギア45を介して、旋回ギア部材48が矢印E4向に回転する。これにより、表示画面支持部材81が取り付けられた台座部30上の旋回板31が矢印G1方向に旋回するので、図17に示すように、ディスプレイ本体10は、左方向(図1の矢印A方向)へ所定の回転速度で旋回される。その際、表示画面支持部材81に固定されている回動ギア83も、表示画面支持部材81の旋回に伴って矢印H1方向に回動される。この際、回動ギア83と噛合するように配置されているラックギア63(図4参照)も、噛合を保ったまま回動ギア83の回動に伴って回動される。
そして、ディスプレイ本体10(図1参照)が、ユーザが所望する角度まで旋回された場合、ユーザは付属リモコン(図示せず)の水平ターンボタン(図示せず)の押圧を解除することによって、ディスプレイ本体10を左方向(図1の矢印A方向)に旋回させる信号がディスプレイ本体10の制御回路部(図示せず)に送信されなくなり、ステッピングモータ42の駆動が停止される。これにより、台座部30は、図17に示すように、矢印G1方向への旋回を停止するとともに静止される。
また、ディスプレイ本体10(図1参照)の左方向(図1の矢印A方向)への旋回動作がユーザによって継続されている状態において、台座部30の旋回角度が最大(本実施形態では30度)となった場合は、旋回板31は台座部30の内部に設けられたストッパ部材(図示せず)に当接することによって、左方向(図1の矢印A方向)への旋回動作が規制される。したがって、台座部30は、矢印G1方向への旋回を停止するとともに静止される。この際、ステッピングモータ42(図3参照)は駆動を継続しているが、ステッピングモータ42の駆動力が所定のトルク値以上となった場合は、ステッピングモータ42の駆動力を伝達ギア部41(図3参照)に伝達されない。このため、旋回板31がストッパ部材(図示せず)に当接した場合には、ステッピングモータ42の駆動に関係なく回転が停止される。
なお、上記の旋回動作は、台座部30を図3に示す矢印G1方向に旋回させる際について説明したが、矢印G1方向とは反対の矢印G2方向へ旋回板31を旋回させる旋回動作の際も、水平旋回駆動部40によって上記と同様の旋回動作が行われる。このため、旋回板31が矢印G2方向へ旋回されることによって、ディスプレイ本体10(図1参照)は右方向(図1の矢印B方向)に旋回されることが可能である。
本実施形態では、上記のように、表示画面支持部材81が、穴部81fを有し、垂直支持部材82が、穴部81fに挿入される平板状の支持軸82dを有することによって、穴部81fに挿入された平板状の支持軸82dを回転軸として、表示画面支持部材81を垂直支持部材82に対して所定の角度前後方向(図1の矢印C方向および矢印D方向)に回動させることができるので、ディスプレイ本体10を垂直面に対して所定の角度前後方向に回動させることができる。また、表示画面支持部材81、垂直支持部材82および支持軸82dを金属製にすることによって、表示画面支持部材81、垂直支持部材82および支持軸82dが樹脂製である場合と比べて、機械的強度を大きくすることができるので、ディスプレイ本体10および表示画面旋回装置20が大型化した際に、表示画面旋回装置20本体が破損することを抑制することができる。また、垂直支持部材82が、平板状の支持軸82dを一体的に有することによって、ディスプレイ本体10を垂直面に対して所定の角度前後方向に回動させるために支持軸82dを別途設ける必要がないので、部品点数が増加することを抑制することができる。
また、本実施形態では、垂直支持部材82が、支持軸82dが穴部81fに挿入された際に、表示画面旋回装置20の使用時における表示画面支持部材81の垂直面に対する前後方向(図1の矢印C方向および矢印D方向)の回動範囲内において、支持軸82dが穴部81fから離脱するのを抑制するためのフック82gおよび82jを有することによって、表示画面支持部材81の垂直面に対する前後方向の回動時に、表示画面支持部材81と垂直支持部材82との係止状態が解除されるのを抑制することができる。また、垂直支持部材82がフック82gおよび82jを一体的に有することによって、表示画面支持部材81と垂直支持部材82とのどちらか一方に支持軸82dが穴部81fから離脱するのを抑制するための係止部材を別途設ける必要がないので、部品点数が増加することを抑制することができる。
また、本実施形態では、表示画面支持部材81を表示画面旋回装置20の使用時における表示画面支持部材81の垂直面に対する前方向(図1の矢印C方向)の回動範囲よりも大きく回動させた場合に、垂直支持部材82の表示画面支持部材81への係止状態を解除するように構成することによって、表示画面旋回装置20の使用時には、垂直支持部材82の表示画面支持部材81への係止状態を保つことができるとともに、垂直支持部材82を表示画面支持部材81へ組み付ける際、または、垂直支持部材82を表示画面支持部材81から取り外す際には、表示画面支持部材81を表示画面旋回装置20の使用時における表示画面支持部材81の垂直面に対する回動範囲よりも大きく回動させることによって、垂直支持部材82を表示画面支持部材81へ組み付けることができるとともに、垂直支持部材82を表示画面支持部材81から取り外すことができる。
また、本実施形態では、表示画面支持部材81が、垂直支持部材82の表示画面支持部材81への係止状態が解除される位置まで回動した状態において、フック82gを表示画面支持部材81から離脱させるための切り欠き部81dをさらに有することによって、垂直支持部材82を表示画面支持部材81から取り外す際において、表示画面支持部材81の切り欠き部81dを介して垂直支持部材82のフック82gを表示画面支持部材81から容易に離脱させることができるので、より容易に、垂直支持部材82を表示画面支持部材81からより容易に取り外すことができる。
また、本実施形態では、垂直支持部材82は、板金製であり、支持軸82dとフック82gおよび82jとを、折り曲げ加工により垂直支持部材82に一体的に形成することによって、通常の板金加工により、容易に、支持軸82dとフック82gおよび82jとを有する垂直支持部材82を得ることができる。
また、本実施形態では、フック82gおよび82jを、支持軸82dを挟み込むように垂直支持部材82に一対形成することによって、フックが1つのみ設けられている場合と比べて、表示画面支持部材81は垂直支持部材82に2点で支持されるので、表示画面旋回装置20の使用時において表示画面支持部材81と垂直支持部材82とががたつくのを抑制することができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、テレビジョン装置の一例としての液晶テレビジョンに表示画面旋回装置を設ける例を示したが、本発明はこれに限らず、有機ELパネルなどの液晶パネル以外の表示画面部を有するテレビジョン装置に表示画面旋回装置を設けるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、表示画面支持部材81(第1支持部材)に穴部81f(挿入孔)を形成するとともに、垂直支持部材82(第2支持部材)に支持軸82dとフック82gおよび82j(係止部材)とを一体的に形成する例を示したが、本発明はこれに限らず、第2支持部材に挿入孔を形成するとともに、第1支持部材に支持軸と係止部材とを一体的に形成してもよいし、第1支持部材と第2支持部材との一方に挿入孔と係止部材とを一体的に形成するとともに、第1支持部材と第2支持部材との他方に支持軸を一体的に形成してもよい。
また、上記実施形態では、垂直支持部材82にフック82gおよび82jを一体的に形成する例を示したが、本発明はこれに限らず、係止部材を第1支持部材または第2支持部材と別体に設けてもよい。
また、上記実施形態では、表示画面支持部材81および垂直支持部材82が板金からなる例を示したが、本発明はこれに限らず、第1支持部材および第2支持部材は、金属製であれば、板金製に限られない。
また、上記実施形態では、垂直支持部材82に一対のフック82gおよび82jを支持軸82dを挟み込むように形成する例を示したが、本発明はこれに限らず、係止部材は、1つまたは3つ以上でもよい。
また、上記実施形態では、テレビジョン本体10(表示画面部)を垂直面に対して所定の角度前後方向に回動させるために、プレート部材61の上面に設けられたラックギア63と表示画面支持部材81の下面部81iに設けられた回動ギア83とを用いた例を示したが、本発明はこれに限らず、ピン部材などを用いてプレート部材の上面と表示画面支持部材の下面とを回動可能に固定することにより、表示画面部を垂直面に対して所定の角度前後方向に回動させるように構成してもよい。
また、上記実施形態では、水平旋回駆動部40および垂直旋回駆動部50の駆動源としてステッピングモータ42および52をそれぞれ設ける例を示したが、本発明はこれに限らず、1つの駆動源によって水平旋回駆動部および垂直旋回駆動部の両方を駆動させるようにしてもよい。
本発明の一実施形態による表示画面旋回装置が設けられた液晶テレビジョンの全体構成を示した斜視図である。 図1に示した本発明の一実施形態による表示画面旋回装置が設けられた液晶テレビジョンの分解斜視図である。 図1に示した本発明の一実施形態による表示画面旋回装置の平面図である。 図1に示した本発明の一実施形態による表示画面旋回装置の構成を説明するための断面図である。 図1に示した本発明の一実施形態による表示画面旋回装置の詳細構造を説明するための分解斜視図である。 本発明の一実施形態による表示画面支持機構および旋回板の詳細構造を説明するための分解斜視図である。 本発明の一実施形態による表示画面支持部材を図6の矢印Y2方向から見た側面図である。 本発明の一実施形態による表示画面支持部材を図6の矢印X1方向から見た正面図である。 本発明の一実施形態による表示画面支持部材の図6の矢印Y2方向側の回動部に取り付けられる垂直支持部材を矢印Y2方向から見た正面図である。 本発明の一実施形態による図9の垂直支持部材の200ー200線における断面図である。 本発明の一実施形態による図9の垂直支持部材を矢印X1方向から見た側面図である。 本発明の一実施形態による図9の垂直支持部材を矢印X2方向から見た側面図である。 本発明の一実施形態による表示画面支持部材と垂直支持部材とを上方(図5の矢印Z1方向)から見た平面図である。 本発明の一実施形態による表示画面支持部材と垂直支持部材との組み付けおよび取り外しを説明するための図である。 図1に示した本発明の一実施形態による表示画面旋回装置の上向き方向(矢印C方向)の旋回動作を説明するための断面図である。 図1に示した本発明の一実施形態による表示画面旋回装置の下向き方向(矢印D方向)の旋回動作を説明するための断面図である。 図1に示した本発明の一実施形態による表示画面旋回装置の左方向(矢印A方向)の旋回動作を説明するための平面図である。
符号の説明
10 ディスプレイ本体(表示画面部)
20 表示画面旋回装置
81 表示画面支持部材(第1支持部材)
81d 切り欠き部
81f 穴部(挿入孔)
82 垂直支持部材(第2支持部材)
82d 支持軸
82g、82j フック(係止部材)
100 液晶テレビジョン(テレビジョン装置)

Claims (6)

  1. 表示画面部を支持する金属製の第1支持部材と、
    前記第1支持部材を垂直面に対して所定の角度前後方向に回動可能に支持する金属製の第2支持部材とを備え、
    前記第1支持部材と前記第2支持部材との一方は、挿入孔を有し、前記第1支持部材と前記第2支持部材との他方は、金属製であり、前記挿入孔に挿入される平板状の支持軸を一体的に有し、
    前記第1支持部材と前記第2支持部材とのどちらか一方は、前記支持軸が前記挿入孔に挿入された際に、装置使用時における前記第1支持部材の垂直面に対する前後方向の回動範囲内において、前記支持軸が前記挿入孔から離脱するのを抑制するための係止部材を一体的に有する、表示画面旋回装置。
  2. 前記第1支持部材は前記挿入孔を有し、前記第2支持部材は前記支持軸および前記係止部材を一体的に有し、
    前記第1支持部材を装置使用時における前記第1支持部材の垂直面に対する前後方向の回動範囲よりも大きく回動させた場合に、前記第2支持部材の前記第1支持部材への係止状態が解除されるように構成されている、請求項に記載の表示画面旋回装置。
  3. 前記第1支持部材は、前記第2支持部材の前記第1支持部材への係止状態が解除される位置まで回動した状態において、前記係止部材を前記第1支持部材から離脱させるための切り欠き部をさらに有する、請求項に記載の表示画面旋回装置。
  4. 前記第2支持部材は、板金製であり、
    前記支持軸と前記係止部材とは、折り曲げ加工により前記第2支持部材に一体的に形成されている、請求項またはに記載の表示画面旋回装置。
  5. 前記係止部材は、前記支持軸を挟み込むように前記第2支持部材に一対形成されている、請求項のいずれか1項に記載の表示画面旋回装置。
  6. テレビ映像を表示する表示画面部と、
    前記表示画面部を支持する金属製の第1支持部材と、
    前記第1支持部材を垂直面に対して所定の角度前後方向に回動可能に支持する金属製の第2支持部材とを備え、
    前記第1支持部材と前記第2支持部材との一方は、挿入孔を有し、前記第1支持部材と前記第2支持部材との他方は、金属製であり、前記挿入孔に挿入される平板状の支持軸を一体的に有し、
    前記第1支持部材と前記第2支持部材とのどちらか一方は、前記支持軸が前記挿入孔に挿入された際に、装置使用時における前記第1支持部材の垂直面に対する前後方向の回動範囲内において、前記支持軸が前記挿入孔から離脱するのを抑制するための係止部材を一体的に有する、テレビジョン装置。
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