JP2007248542A - 表示画面支持機構 - Google Patents
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Abstract
【課題】回動軸として丸軸を用いることなく、表示画面を所定の角度傾斜させることが可能な表示画面支持機構を提供する。
【解決手段】この表示画面支持機構1では、液晶表示部支持部材2は、板状の支持軸4を回動軸として穴部2dの角度範囲で穴部2dの円心側の根元部2eを回動中心として回動可能に形成され、板状の支持軸4は、台座側支持部材3の扇形状の穴部3dに、穴部3dの角度範囲で穴部3dの円心側の根元部3eを回動中心として回動可能に支持される。また、根元部2eおよび根元部3eが液晶表示部40の垂直荷重を受け、穴部2dおよび穴部3dの半径方向の長さL1およびL2は、支持軸4の半径方向の幅W2よりも大きく、板状の支持軸4の厚みt1と、根元部2eおよび根元部3eの支持軸4の厚み方向の幅W1およびW3とは実質的に等しく、穴部2dの角度および穴部3dの角度の和は、90度以上である。
【選択図】図7
【解決手段】この表示画面支持機構1では、液晶表示部支持部材2は、板状の支持軸4を回動軸として穴部2dの角度範囲で穴部2dの円心側の根元部2eを回動中心として回動可能に形成され、板状の支持軸4は、台座側支持部材3の扇形状の穴部3dに、穴部3dの角度範囲で穴部3dの円心側の根元部3eを回動中心として回動可能に支持される。また、根元部2eおよび根元部3eが液晶表示部40の垂直荷重を受け、穴部2dおよび穴部3dの半径方向の長さL1およびL2は、支持軸4の半径方向の幅W2よりも大きく、板状の支持軸4の厚みt1と、根元部2eおよび根元部3eの支持軸4の厚み方向の幅W1およびW3とは実質的に等しく、穴部2dの角度および穴部3dの角度の和は、90度以上である。
【選択図】図7
Description
この発明は、表示画面支持機構に関する。
従来、表示画面を所定の角度傾斜させた状態で支持することが可能な表示画面支持機構が知られている。(たとえば、特許文献1〜3参照)。
上記特許文献1に記載の表示画面支持機構は、台座側に取り付けられるスタンド支柱と、表示画面側に取り付けられるスタンド支柱と、台座側に取り付けられるスタンド支柱および表示画面側に取り付けられるスタンド支柱を丸軸を中心に回動可能に連結するスライド可能な連結金具とを備える。この特許文献1に記載の表示画面支持機構では、連結金具が一方へスライドされることによって表示画面の角度が固定され、他方へスライドされることによって表示画面が90度回動可能に支持される。
また、上記特許文献2に記載の表示画面支持機構は、台座と表示画面とに固定されるとともに、台座と表示画面とを90度回動可能に支持するヒンジユニットを備える。このヒンジユニットは、台座に固定される部材(台座側支持部材)と表示画面に固定される部材(表示画面側支持部材)とを有する。また、明示されていないが、台座に固定される部材(台座側支持部材)と表示画面に固定される部材(表示画面側支持部材)とは、丸軸によって回動可能に連結されていると考えられる。
また、上記特許文献3に記載の表示画面支持機構は、表示画面と台座とを回動可能に支持するとともに突起部を有する丸軸と、丸軸の回動を規制するアクチュエータとを備える。この特許文献3に記載の表示画面支持機構では、通常の表示画面の回動可能な角度範囲が40度に設定される。また、アクチュエータの規制を解除することにより、表示画面が90度回動される。
しかしながら、上記特許文献1〜3に記載の表示画面支持機構では、回動軸として丸軸を用いているため、丸軸の軸方向のずれを防止するために、Cリングなどの抜け止め部材を装着するための溝加工などを丸軸の外周に沿って行う必要があり、その結果、回動軸の加工が複雑になるという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、回動軸として丸軸を用いることなく、表示画面を所定の角度傾斜させることが可能な表示画面支持機構を提供することである。
この発明の第1の局面による表示画面支持機構は、表示画面を支持する表示画面側支持部材と、台座側に設けられる台座側支持部材とを備えた表示画面支持機構において、板状に形成された板金製の支持軸と、表示画面側支持部材と台座側支持部材とを互いに押圧するバネ部材とをさらに備え、表示画面側支持部材は、板状の支持軸が挿入される扇形状の第1穴部を有するとともに、扇形状の第1穴部の根元部は、上側に位置するように配置され、台座側支持部材は、板状の支持軸が挿入される扇形状の第2穴部を有するとともに、扇形状の第2穴部の根元部は、下側に位置するように配置され、表示画面側支持部材は、支持軸を回動軸として、表示画面側支持部材の扇形状の第1穴部の角度範囲と台座側支持部材の扇形状の第2穴部の角度範囲との和の角度範囲で回動可能であり、表示画面側支持部材を所定の方向に回動させた場合に、最初に、表示画面側支持部材および支持軸が、台座側支持部材の扇形状の第2穴部の円心側の根元部を回動中心として台座側支持部材の扇形状の第2穴部の角度範囲で回動し、その後、表示画面側支持部材が、表示画面側支持部材の扇形状の第1穴部の円心側の根元部を回動中心として表示画面側支持部材の扇形状の第1穴部の角度範囲で回動し、表示画面側支持部材の第1穴部の根元部および台座側支持部材の第2穴部の根元部に、それぞれ、板状の支持軸の上部および下部が当接することにより、表示画面側支持部材の第1穴部の根元部および台座側支持部材の第2穴部の根元部が表示画面の垂直荷重を受けるように構成され、扇形状の第1穴部の半径方向の長さおよび扇形状の第2穴部の半径方向の長さは、板状の支持軸の半径方向の幅よりも大きくなるように形成されており、板状の支持軸の厚みと、第1穴部の根元部および第2穴部の根元部の支持軸の厚み方向の幅とは実質的に等しく、扇形状の第1穴部の角度および扇形状の第2穴部の角度は、90度未満であり、扇形状の第1穴部の角度および扇形状の第2穴部の角度の和は、90度以上である。
この第1の局面による表示画面支持機構では、板状に形成された板金製の支持軸を設けるとともに、表示画面を支持する表示画面側支持部材に、板状の支持軸が挿入される扇形状の第1穴部を設け、かつ、台座側に設けられる台座側支持部材に、板状の支持軸が挿入される扇形状の第2穴部を設けることによって、板状の支持軸を回動軸として用いることができる。これにより、回動軸として丸軸を用いることなく、表示画面を所定の角度傾斜させることができる。この場合、板状に形成された板金製の支持軸は、プレス加工により容易に穴加工や形状の加工を行うことができるので、丸軸の外周面に沿って溝加工などを行う場合と異なり、回動軸の加工が複雑になることもない。また、表示画面側支持部材を、板状の支持軸を回動軸として、表示画面側支持部材の扇形状の第1穴部の角度範囲と台座側支持部材の扇形状の第2穴部の角度範囲との和の角度範囲で回動可能に形成することによって、第1穴部の角度範囲または第2穴部の角度範囲を大きく設定することなく、板状の支持軸により、大きい角度範囲で表示画面支持部材を回動させることができる。また、扇形状の第1穴部の角度および扇形状の第2穴部の角度を、90度未満に設定し、扇形状の第1穴部の角度および扇形状の第2穴部の角度の和を、90度以上に設定することによって、表示画面を90度以上傾斜させることができる。これにより、台座と表示画面とを平行に配置することができる。このため、梱包体積を小さくすることができるので、製品出荷時において、一度に運搬することのできる数を増やすことができる。
また、第1の局面による表示画面支持機構では、表示画面側支持部材を所定の方向に回動させた場合に、最初に、表示画面側支持部材および支持軸が、台座側支持部材の扇形状の第2穴部の円心側の根元部を回動中心として台座側支持部材の扇形状の第2穴部の角度範囲で回動し、その後、表示画面側支持部材が、表示画面側支持部材の扇形状の第1穴部の円心側の根元部を回動中心として表示画面側支持部材の扇形状の第1穴部の角度範囲で回動するように構成することによって、支持軸は、表示画面側支持部材を回動する際に、第2穴部の円心側の根元部の両端部および第1穴部の円心側の根元部の両端部によって回動中心の位置がずれることが抑制される。このため、容易に、扇形状の角度範囲で表示画面側支持部材および支持軸を回動させることができる。また、表示画面側支持部材の第1穴部の根元部を上側に位置するように配置し、台座側支持部材の第2穴部の根元部を下側に位置するように配置し、表示画面側支持部材の第1穴部の根元部および台座側支持部材の第2穴部の根元部に、それぞれ、板状の支持軸の上部および下部を当接させることにより、表示画面側支持部材の第1穴部の根元部および台座側支持部材の第2穴部の根元部が表示画面の垂直荷重を受けるように構成することによって、回動中心である第1穴部の根元部および第2穴部の根元部に表示画面の垂直荷重が加わるため、表示画面の回動動作を安定させることができる。
また、第1の局面による表示画面支持機構では、扇形状の第1穴部の半径方向の長さおよび扇形状の第2穴部の半径方向の長さを、板状の支持軸の半径方向の幅よりも大きくなるように形成することによって、表示画面側支持部材を回動させる際に、第1穴部の根元部および第2穴部の根元部に上部および下部がそれぞれ当接する支持軸の下部および上部がそれぞれ第1穴部および第2穴部の弧状部分に接触することを抑制することができる。これにより、表示画面の回動動作を安定させることができる。また、板状の支持軸の厚みと、第1穴部の根元部および第2穴部の根元部の支持軸の厚み方向の幅とを実質的に等しくすることによって、支持軸が回動中心となる第1穴部の根元部および第2穴部の根元部からずれることを抑制することができる。これにより、表示画面の回動動作を安定させることができる。また、表示画面側支持部材と台座側支持部材とを、バネ部材により互いに押圧することによって、表示画面側支持部材と台座側支持部材との間に、表示画面の回動を抑制する摩擦力を発生させることができる。これにより、表示画面が自重によって回動することを抑制することができる。
この発明の第2の局面による表示画面支持機構は、板状に形成された板金製の支持軸と、表示画面を支持するとともに、板状の支持軸が挿入される扇形状の第1穴部を有する表示画面側支持部材と、台座側に設けられ、板状の支持軸が挿入される扇形状の第2穴部を有する台座側支持部材とを備え、表示画面側支持部材は、支持軸を回動軸として、表示画面側支持部材の扇形状の第1穴部の角度範囲と台座側支持部材の扇形状の第2穴部の角度範囲との和の角度範囲で回動可能である。
この第2の局面による表示画面支持機構では、上記のように、板状に形成された板金製の支持軸を設けるとともに、表示画面を支持する表示画面側支持部材に、板状の支持軸が挿入される扇形状の第1穴部を設け、かつ、台座側に設けられる台座側支持部材に、板状の支持軸が挿入される扇形状の第2穴部を設けることによって、板状の支持軸を回動軸として用いることができる。これにより、回動軸として丸軸を用いることなく、表示画面を所定の角度傾斜させることができる。この場合、板状に形成された板金製の支持軸は、プレス加工により容易に穴加工や形状の加工を行うことができるので、丸軸の外周面に沿って溝加工などを行う場合と異なり、回動軸の加工が複雑になることもない。また、表示画面側支持部材を、板状の支持軸を回動軸として、表示画面側支持部材の扇形状の第1穴部の角度範囲と台座側支持部材の扇形状の第2穴部の角度範囲との和の角度範囲で回動可能に形成することによって、第1穴部の角度範囲または第2穴部の角度範囲を大きく設定することなく、板状の支持軸により、大きい角度範囲で表示画面支持部材を回動させることができる。
この第2の局面による表示画面支持機構において、好ましくは、扇形状の第1穴部の角度および扇形状の第2穴部の角度は、90度未満であり、扇形状の第1穴部の角度および扇形状の第2穴部の角度の和は、90度以上である。このように構成すれば、表示画面を90度以上傾斜させることができる。これにより、台座と表示画面とを平行に配置することができる。このため、梱包体積を小さくすることができるので、製品出荷時において、一度に運搬することのできる数を増やすことができる。
この第2の局面による表示画面支持機構において、好ましくは、表示画面側支持部材を所定の方向に回動させた場合に、最初に、表示画面側支持部材および支持軸が、台座側支持部材の扇形状の第2穴部の円心側の根元部を回動中心として台座側支持部材の扇形状の第2穴部の角度範囲で回動し、その後、表示画面側支持部材が、表示画面側支持部材の扇形状の第1穴部の円心側の根元部を回動中心として表示画面側支持部材の扇形状の第1穴部の角度範囲で回動する。このように構成すれば、支持軸は、表示画面側支持部材を回動する際に、第2穴部の円心側の根元部の両端部および第1穴部の円心側の根元部の両端部によって回動中心の位置がずれることが抑制される。このため、容易に、扇形状の角度範囲で表示画面側支持部材および支持軸を回動させることができる。
この場合、好ましくは、表示画面側支持部材の第1穴部の根元部は、上側に位置するように配置され、台座側支持部材の第2穴部の根元部は、下側に位置するように配置され、表示画面側支持部材の第1穴部の根元部および台座側支持部材の第2穴部の根元部に、それぞれ、板状の支持軸の上部および下部が当接することによって、表示画面側支持部材の第1穴部の根元部および台座側支持部材の第2穴部の根元部が表示画面の垂直荷重を受けるように構成されている。このように構成すれば、回動中心である第1穴部の根元部および第2穴部の根元部に表示画面の垂直荷重が加わるため、表示画面の回動動作を安定させることができる。
上記した扇形状の第1穴部の根元部および扇形状の第2穴部の根元部を回動中心として回動させる構成において、好ましくは、扇形状の第1穴部の半径方向の長さおよび扇形状の第2穴部の半径方向の長さは、板状の支持軸の半径方向の幅よりも大きくなるように形成されている。このように構成すれば、表示画面側支持部材を回動させる際に、第1穴部の根元部および第2穴部の根元部に上部および下部がそれぞれ当接する支持軸の下部および上部がそれぞれ第1穴部および第2穴部の弧状部分に接触することを抑制することができる。これにより、表示画面の回動動作を安定させることができる。
上記した扇形状の第1穴部の根元部および扇形状の第2穴部の根元部を回動中心として回動させる構成において、好ましくは、板状の支持軸の厚みと、第1穴部の根元部および第2穴部の根元部の支持軸の厚み方向の幅とは実質的に等しい。このように構成すれば、支持軸が回動中心となる第1穴部の根元部および第2穴部の根元部からずれることを抑制することができる。これにより、表示画面の回動動作を安定させることができる。
この第2の局面による表示画面支持機構において、好ましくは、表示画面側支持部材と台座側支持部材とは、バネ部材により互いに押圧されている。このように構成すれば、表示画面側支持部材と台座側支持部材との間に、表示画面の回動を抑制する摩擦力を発生させることができる。これにより、表示画面が自重によって回動することを抑制することができる。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
図1および図2は、本発明の一実施形態による表示画面支持機構が設けられた液晶表示装置の全体構成を示す側面図である。図3は、図1に示した一実施形態による液晶表示装置の液晶表示部を取り外した状態を示す斜視図である。図4は、図1に示した一実施形態による表示画面支持機構の全体構成を示した斜視図である。図5〜図12は、図4に示した本発明の一実施形態による表示画面支持機構の詳細構造を示す図である。まず、図1〜図12を参照して、本発明の一実施形態による表示画面支持機構1の構造について説明する。
本発明の一実施形態による表示画面支持機構1は、図1に示すように、液晶表示装置30の液晶表示部40を支持するために設けられている。この表示画面支持機構1は、台座50に取り付けられている。また、表示画面支持機構1は、液晶表示部40を台座50に対して矢印A方向に90度(図2参照)または矢印B方向に10度回動可能に支持している。また、表示画面支持機構1は、液晶表示部40を台座50に対して所定の角度傾斜させた状態で支持することが可能なように構成されている。
また、表示画面支持機構1は、図4および図5に示すように、液晶表示部支持部材2と、一対の台座側支持部材3と、板金製の板状の支持軸4と、板金製の抜け止め部材5と、液晶表示部支持部材2側に配置される一対の板バネ6と、台座側支持部材3側に配置される一対の板バネ7とを備えている。なお、液晶表示部支持部材2は、本発明の「表示画面側支持部材」の一例である。
また、液晶表示部支持部材2は、図4および図5に示すように、表示部取付部2aと、一対の回動部2bとを含んでいる。また、液晶表示部支持部材2の表示部取付部2aには、4つのねじ挿入孔2cが設けられている。また、液晶表示部支持部材2の一対の回動部2bは、表示部取付部2aの両側端部から、それぞれ、表示部取付部2aの表面に対して垂直方向に延びるように設けられている。
ここで、本実施形態では、図5に示すように、液晶表示部支持部材2の一対の回動部2bの下端部近傍には、扇形状の穴部2dが設けられている。また、穴部2dは、本発明の「第1穴部」の一例である。また、扇形状の穴部2dは、図5および図11に示すように、板状の支持軸4を挿入するために設けられている。また、扇形状の穴部2dは、図7に示すように、円心側の根元部2eが上側に位置するように配置されているとともに、円心側の根元部2eが支持軸4の上面と当接される。これにより、扇形状の穴部2dの根元部2eが液晶表示部支持部材2を介して液晶表示部40の垂直荷重を受けるように構成されている。また、扇形状の穴部2dは、図7および図8に示すように、垂直方向から一方に開く角度α1(45度)の中心角と他方に開く角度β1(5度)の中心角とを有する。また、図7に示すように、扇形状の穴部2dの根元部2eの幅W1(図8参照)は、後述する支持軸4の厚みt1(図5参照)と実質的に同じ大きさを有する。また、液晶表示部支持部材2は、板状の支持軸4に支持された扇形状の穴部2dの根元部2eを中心にして、支持軸4に対して扇形状の角度範囲(本実施形態では、α1+β1=50度)で回動可能に構成されている。すなわち、板状の支持軸4は、液晶表示部支持部材2の回動軸として機能する。また、図7に示すように、扇形状の穴部2dの半径方向の長さL1(図8参照)は、後述する支持軸4の幅W2(図5参照)よりも大きくなるように形成されている。これにより、液晶表示部支持部材2が回動する際に、板状の支持軸4の下面と扇形状の穴部2dの弧状部分とが接触しないように構成されている。
また、一対の台座側支持部材3は、図4および図5に示すように、それぞれ、台座取付部3aと、回動部取付部3bとを含んでいる。また、台座側支持部材3の台座取付部3aには、4つのねじ取付孔3cが設けられている。また、台座側支持部材3の回動部取付部3bは、台座取付部3aの一方端部から台座取付部3aの表面に対して垂直方向の上方に延びるように設けられている。
また、本実施形態では、台座側支持部材3の回動部取付部3bには、扇形状の穴部3dが設けられている。なお、穴部3dは、本発明の「第2穴部」の一例である。また、扇形状の穴部3dは、図5および図11に示すように、板状の支持軸4を挿入するために設けられている。また、扇形状の穴部3dは、図7に示すように、円心側の根元部3eが下側に位置するように配置されているとともに、支持軸4の下面と当接される。これにより、扇形状の穴部3dの根元部3eが、液晶表示部支持部材2および支持軸4を介して液晶表示部40の垂直荷重を受けるように構成されている。つまり、本実施形態では、液晶表示部材支持部材2の穴部2dの根元部2eと、台座側支持部材3の穴部3dの根元部3eとによって液晶表示部40の垂直荷重を受けるように構成されている。また、扇形状の穴部3dは、図7および図9に示すように、垂直方向から一方に開く角度α2(45度)の中心角と他方に開く角度β2(5度)の中心角とを有する。また、図7に示すように、扇形状の穴部3dの根元部3eの幅W3(図9参照)は、後述する支持軸4の厚みt1(図5参照)と実質的に同じ大きさを有する。また、支持軸4は、扇形状の穴部3dの根元部3eを中心にして、台座側支持部材3に対して扇形状の角度範囲(本実施形態では、α2+β2=50度)で回動可能に構成されている。また、図9に示すように、扇形状の穴部3dの半径方向の長さL2(図8参照)は、後述する支持軸4の幅W2(図5参照)よりも大きく形成されている。これにより、支持軸4が回動する際に、板状の支持軸4の上面と扇形状の穴部3dの弧状部分とが接触しないように構成されている。
また、板金製の板状の支持軸4は、図4および図5に示すように、一対の当接部4aと、長方形状の穴部4bとを含んでいる。支持軸4の一対の当接部4aは、支持軸4の長手方向に延びる両側面の後端部に突出するように設けられている。この当接部4aは、図10〜図12に示すように、台座側支持部材3側の板バネ6と当接させるために設けられている。また、支持軸4の長方形状の穴部4bは、図5および図10〜図12に示すように、抜け止め部材5を挿入するために設けられている。また、長方形状の穴部4bの短手方向の長さL3(図5参照)は、後述する抜け止め部材5の厚みt2(図6参照)とほぼ同じ大きさを有する。また、穴部4bは、後述する抜け止め部材5の幅W4(図6参照)よりも大きく、かつ、幅W5(図6参照)よりも小さい長手方向の長さL4(図5参照)を有する。
また、図6に示すように、板金製の抜け止め部材5は板状に形成されているとともに、長手方向に延びる一方側面5aに突出するように設けられた当接部5bと、他方側面5cに設けられた面取部5dとを含んでいる。また、抜け止め部5は、図10〜図12に示すように、支持軸4の当接部4aとの間に液晶表示部支持部材2、台座側支持部材3、板バネ6および板バネ7を挟んだ状態で、板バネ6および板バネ7を撓ませながら支持軸4の穴部4bに挿入されている。また、抜け止め部材5の当接部5aに対応する部分は、支持軸4の穴部4bの長手方向の長さL4(図5参照)よりも大きい幅W5(図6参照)を有する。この当接部5aは、抜け止め部材5を支持軸4の穴部4bに挿入する際に、支持軸4の表面と当接することにより抜け止め部材5が支持軸4の穴部4bから抜け落ちるのを抑制するために設けられている。また、抜け止め部材5の他方側面5cは、板バネ6および板バネ7の押圧力を受ける。また、面取部5dは、抜け止め部5を支持軸4の穴部4bに挿入する際に、挿入しやすくするために設けられている。
また、板バネ6および板バネ7は、ステンレス鋼からなる。この板バネ6および板バネ7は、それぞれ、図5および図11に示すように、支持軸4を挿入するための長方形状の穴部6aおよび7aを有する。また、上述したように、支持軸4の当接部4aとの間に液晶表示部支持部材2、台座側支持部材3、板バネ6および板バネ7を挟んだ状態で、抜け止め部5が支持軸4の穴部4bに挿入されていることにより、板バネ6および板バネ7は、撓んだ状態で保持される。この撓みを元に戻そうとするバネ力によって、板バネ6および板バネ7は、液晶表示部支持部材2および台座側支持部材3を、板状の支持軸4を回動軸として回動可能に押圧する機能を有する。なお、板バネ6および板バネ7は、本発明の「バネ部材」の一例である。
また、液晶表示部40は、図1および図2に示すように、液晶画面41aを含む液晶モジュール41と、フロントキャビネット42と、リアキャビネット43とを含んでいる。また、液晶表示部40の液晶モジュール41は、液晶表示部支持部材2のねじ挿入孔2cを介して、ねじ取付孔(図示せず)にねじ60が締め付けられることにより、液晶表示部支持部材2に取り付けられている。また、リアキャビネット43には、液晶表示部支持部材2を配置するための切欠部43aが設けられている。なお、液晶表示部40は、本発明の「表示画面」の一例である。
また、台座50は、図1〜図4に示すように、台座本体部51と、カバー部材52と、支持脚53とを含んでいる。また、台座50の台座本体部51には、底面側から台座本体部51のねじ挿入孔(図示せず)を介して、台座側支持部材3のねじ取付孔3cにねじ61が締め付けられることにより、台座側支持部材3が取り付けられている。また、台座50のカバー部材52は、底面側から台座本体部51のねじ挿入孔51aを介して、カバー部材52のねじ取付孔(図示せず)にねじ(図示せず)が締め付けられることにより、台座本体部51に取り付けられている。また、カバー部材52には、液晶表示部支持部材2を配置するための切欠部52aが設けられている。この切欠部52aは、液晶表示部40が矢印A方向に90度またはB方向に10度回動した場合に、液晶表示部支持部材2とカバー部材52とが接触しないように形成されている。また、支持脚53は、台座本体部51の底面に取り付けられている。
図13〜図16は、本発明の一実施形態による表示画面支持機構の回動動作を説明するための図である。次に、図7および図13〜図16を参照して、本発明の一実施形態による表示画面支持機構1の回動動作を説明する。
まず、ユーザーは、図7に示した液晶表示部支持部材2が垂直に支持されている状態から液晶表示部40を矢印A方向に押圧する。その場合、液晶表示部支持部材2の扇状の穴部2dの根元部2eと支持軸4の上面とが当接しながら、液晶表示部支持部材2と支持軸4とが一体的に台座側支持部材3の扇状の穴部3dの根元部3eを回動中心として、矢印C方向に回動する。そして、液晶表示部支持部材2と支持軸4とが45度(角度α2)回動されると、図13に示すように、支持軸4の側面は、台座側支持部材3の扇形状の穴部3dの一方縁に当接する。この状態で、ユーザーが更に液晶表示部40を矢印A方向に押圧すると、図13に示すように、液晶表示部支持部材2が、扇状の穴部2dの根元部2eを回動中心として支持軸4に対して矢印D方向に回動される。そして、液晶表示部支持部材2が、矢印D方向に45度(角度α1)回動されると、図14に示すように、支持軸4は、液晶表示部支持部材2の扇状の穴部2dの一方縁に当接し、矢印A方向への回動が止まる。このように、本実施形態では、液晶表示部40が矢印A方向に90度回動可能である。
また、ユーザーが、図7に示した液晶表示部支持部材2が垂直に支持されている状態から液晶表示部40を矢印B方向に押圧する。その場合、液晶表示部支持部材2の扇状の穴部2dの根元部2eと支持軸4の上面とが当接しながら、液晶表示部支持部材2と支持軸4とが一体的に台座側支持部材3の扇状の穴部3dの根元部3eを回動中心として、矢印E方向に回動する。そして、液晶表示部支持部材2と支持軸4とが5度(角度β2)回動されると、図15に示すように、支持軸4は、台座側支持部材3の扇形状の穴部3dの他方縁に当接する。この状態で、ユーザーが更に液晶表示部40を矢印B方向に押圧すると、図15に示すように、液晶表示部支持部材2が、扇状の穴部2dの根元部2eを回動中心として支持軸4に対して矢印F方向に回動される。そして、液晶表示部支持部材2が、矢印F方向に5度(角度β1)回動されると、図16に示すように、支持軸4は、液晶表示部支持部材2の扇状の穴部2dの他方縁に当接し、矢印B方向への回動が止まる。このように、本実施形態では、液晶表示部40が矢印B方向に10度回動可能である。
また、液晶表示部40の矢印A方向への回動角度が0度〜90度、または矢印B方向への回動角度が0度〜10度の任意の回動角度で、ユーザーが液晶表示部40の押圧を止めると、上述したように、板バネ6および板バネ7が液晶表示部支持部材2と台座側支持部材3とを押圧しているため、液晶表示部支持部材2と台座側支持部材3との摩擦力によって液晶表示部支持部材2の回動角度は維持される。
本実施形態では、上記のように、板状に形成された板金製の支持軸4を設けるとともに、液晶表示部40を支持する液晶表示部支持部材2に、板状の支持軸4が挿入される扇形状の穴部2dを設け、かつ、台座50側に設けられる台座側支持部材3に、板状の支持軸4が挿入される扇形状の穴部3dを設けることによって、板状の支持軸4を回動軸として用いることができる。これにより、回動軸として丸軸を用いることなく、液晶表示部40を所定の角度傾斜させることができる。この場合、板状に形成された板金製の支持軸4は、プレス加工により容易に穴加工や形状の加工を行うことができるので、丸軸の外周面に沿って溝加工などを行う場合と異なり、回動軸の加工が複雑になることもない。また、液晶表示部支持部材2を、板状の支持軸4を回動中心として、液晶表示部支持部材2の扇形状の穴部2dの角度範囲(50度)と台座側支持部材3の扇形状の穴部3dの角度範囲(50度)との和の角度範囲(100度)で回動可能に形成することによって、穴部2dの角度範囲または穴部3dの角度範囲を90度よりも大きく設定することなく、板状の支持軸4により、大きい角度範囲(100度)で液晶表示部支持部材2を回動させることができる。
また、本実施形態では、上記のように、扇形状の穴部2dを垂直方向から穴部2dの一方縁までの角度が45度になるように設定し、扇形状の穴部3dを垂直方向から穴部3dの一方縁までの角度が45度になるように設定することによって、液晶表示部40を矢印A方向に90度傾斜させることができる。これにより、図2に示すように、台座50と液晶表示部40とを平行に配置することができる。このため、梱包体積を小さくすることができるので、製品出荷時において、一度に運搬することのできる数を増やすことができる。
また、本実施形態では、上記のように、液晶表示部支持部材2を矢印A方向または矢印B方向に回動させた場合に、最初に、液晶表示部支持部材2および支持軸4が、台座側支持部材3の扇形状の穴部3dの円心側の根元部3eを回動中心として台座側支持部材3の扇形状の穴部3dの角度範囲で回動し、その後、液晶表示部支持部材2が、液晶表示部支持部材2の扇形状の穴部2dの円心側の根元部2eを回動中心として液晶表示部支持部材2の扇形状の穴部2dの角度範囲で回動するように構成することによって、支持軸4は、液晶表示部支持部材2を回動する際に、円心側の根元部3eの両端部および円心側の根元部2eの両端部によって回動中心である支持軸4の位置がずれることが抑制される。このため、容易に、扇形状の角度範囲で液晶表示部支持部材2および支持軸4を回動させることができる。
また、本実施形態では、上記のように、液晶表示部支持部材2の穴部2dの根元部2eおよび台座側支持部材3の穴部3dの根元部3eが液晶表示部40の垂直荷重を受けるように構成することによって、回動中心である根元部2eおよび根元部3eに液晶表示部40の垂直荷重が加わるため、液晶表示部40の回動動作を安定させることができる。
また、本実施形態では、上記のように、扇形状の穴部2dおよび扇形状の穴部3dの半径方向の長さL1を、板状の支持軸4の半径方向の幅W2よりも大きく形成することによって、液晶表示部40を回動させる際に、穴部2dおよび穴部3dの弧状部分に支持軸4が接触することを抑制することができる。これにより、液晶表示部40の回動動作を安定させることができる。
また、本実施形態では、上記のように、板状の支持軸4の厚みt1と、穴部2dの根元部2eおよび穴部3dの根元部3eの支持軸4の厚み方向の幅W1およびW3とを実質的に等しくなるように構成することによって、支持軸4が回動中心となる根元部2eおよび根元部3eからずれることを抑制することができる。これにより、液晶表示部40の回動動作を安定させることができる。
また、本実施形態では、上記のように、液晶表示部支持部材2と台座側支持部材3とを、板バネ6および板バネ7により互いに押圧することによって、液晶表示部支持部材2と台座側支持部材3との間に、液晶表示部40の回動を抑制する摩擦力を発生させることができる。これにより、液晶表示部40が自重によって回動することを抑制することができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、液晶表示装置に表示画面支持機構を設ける例を示したが、本発明はこれに限らず、有機EL表示装置やプラズマパネルディスプレイなどの液晶表示装置以外の表示装置に表示画面支持機構を設けるようにしてもよい。
また、本実施形態では、液晶表示部支持部材2の扇形状の穴部2dおよび台座側支持部材3の扇形状の穴部3dを、それぞれ、垂直方向から一方に45度(角度α1およびα2)、の中心角を有するように形成した例を示したが、本発明はこれに限らず、表示画面側支持部材の第1穴部および台座側支持部材の第2穴部を、垂直方向から一方または他方に角度γ1(<90度)およびγ2(<90度)(γ1+γ2≧90度)の中心角を有するように形成してもよい。このように構成すれば、表示画面を垂直位置から容易に90度以上回動させて水平位置に配置させることができる。
また、本実施形態では、2つの板バネ6および板バネ7によって液晶表示部支持部材2と台座側支持部材3とを挟み込むように押圧する例を示したが、本発明はこれに限らず、板バネ6および板バネ7のうちのいずれか一方のみを設けるようにしてもよいし、板バネ以外のバネ部材を設けるようにしてもよい。
1 表示画面支持機構
2 液晶表示部支持部材(表示画面側支持部材)
2d 穴部(第1穴部)
2e 根元部
3 台座側支持部材
3d 穴部(第2穴部)
3e 根元部
4 支持軸
6、7 板バネ(バネ部材)
40 液晶表示部(表示画面)
50 台座
2 液晶表示部支持部材(表示画面側支持部材)
2d 穴部(第1穴部)
2e 根元部
3 台座側支持部材
3d 穴部(第2穴部)
3e 根元部
4 支持軸
6、7 板バネ(バネ部材)
40 液晶表示部(表示画面)
50 台座
Claims (8)
- 表示画面を支持する表示画面側支持部材と、台座側に設けられる台座側支持部材とを備えた表示画面支持機構において、
板状に形成された板金製の支持軸と、
前記表示画面側支持部材と前記台座側支持部材とを互いに押圧するバネ部材とをさらに備え、
前記表示画面側支持部材は、前記板状の支持軸が挿入される扇形状の第1穴部を有するとともに、前記扇形状の第1穴部の根元部は、上側に位置するように配置され、
前記台座側支持部材は、前記板状の支持軸が挿入される扇形状の第2穴部を有するとともに、前記扇形状の第2穴部の根元部は、下側に位置するように配置され、
前記表示画面側支持部材は、前記支持軸を回動軸として、前記表示画面側支持部材の扇形状の第1穴部の角度範囲と前記台座側支持部材の扇形状の第2穴部の角度範囲との和の角度範囲で回動可能であり、
前記表示画面側支持部材を所定の方向に回動させた場合に、最初に、前記表示画面側支持部材および前記支持軸が、前記台座側支持部材の扇形状の第2穴部の円心側の根元部を回動中心として前記台座側支持部材の扇形状の第2穴部の角度範囲で回動し、その後、前記表示画面側支持部材が、前記表示画面側支持部材の扇形状の第1穴部の円心側の根元部を回動中心として前記表示画面側支持部材の扇形状の第1穴部の角度範囲で回動し、
前記表示画面側支持部材の第1穴部の根元部および前記台座側支持部材の第2穴部の根元部に、それぞれ、前記板状の支持軸の上部および下部が当接することにより、前記表示画面側支持部材の第1穴部の根元部および前記台座側支持部材の第2穴部の根元部が前記表示画面の垂直荷重を受けるように構成され、
前記扇形状の第1穴部の半径方向の長さおよび前記扇形状の第2穴部の半径方向の長さは、前記板状の支持軸の前記半径方向の幅よりも大きくなるように形成されており、
前記板状の支持軸の厚みと、前記第1穴部の根元部および前記第2穴部の根元部の前記支持軸の厚み方向の幅とは実質的に等しく、
前記扇形状の第1穴部の角度および前記扇形状の第2穴部の角度は、90度未満であり、前記扇形状の第1穴部の角度および前記扇形状の第2穴部の角度の和は、90度以上である、表示画面支持機構。 - 板状に形成された板金製の支持軸と、
表示画面を支持するとともに、前記板状の支持軸が挿入される扇形状の第1穴部を有する表示画面側支持部材と、
台座側に設けられ、前記板状の支持軸が挿入される扇形状の第2穴部を有する台座側支持部材とを備え、
前記表示画面側支持部材は、前記支持軸を回動軸として、前記表示画面側支持部材の扇形状の第1穴部の角度範囲と前記台座側支持部材の扇形状の第2穴部の角度範囲との和の角度範囲で回動可能である、表示画面支持機構。 - 前記扇形状の第1穴部の角度および前記扇形状の第2穴部の角度は、90度未満であり、前記扇形状の第1穴部の角度および前記扇形状の第2穴部の角度の和は、90度以上である、請求項2に記載の表示画面支持機構。
- 前記表示画面側支持部材を所定の方向に回動させた場合に、最初に、前記表示画面側支持部材および前記支持軸が、前記台座側支持部材の扇形状の第2穴部の円心側の根元部を回動中心として前記台座側支持部材の扇形状の第2穴部の角度範囲で回動し、その後、前記表示画面側支持部材が、前記表示画面側支持部材の扇形状の第1穴部の円心側の根元部を回動中心として前記表示画面側支持部材の扇形状の第1穴部の角度範囲で回動する、請求項2または3に記載の表示画面支持機構。
- 前記表示画面側支持部材の第1穴部の根元部は、上側に位置するように配置され、
前記台座側支持部材の第2穴部の根元部は、下側に位置するように配置され、
前記表示画面側支持部材の第1穴部の根元部および前記台座側支持部材の第2穴部の根元部に、それぞれ、前記板状の支持軸の上部および下部が当接することにより、前記表示画面側支持部材の第1穴部の根元部および前記台座側支持部材の第2穴部の根元部が前記表示画面の垂直荷重を受けるように構成されている、請求項4に記載の表示画面支持機構。 - 前記扇形状の第1穴部の半径方向の長さおよび前記扇形状の第2穴部の半径方向の長さは、前記板状の支持軸の前記半径方向の幅よりも大きくなるように形成されている、請求項4または5に記載の表示画面支持機構。
- 前記板状の支持軸の厚みと、前記第1穴部の根元部および前記第2穴部の根元部の前記支持軸の厚み方向の幅とは実質的に等しい、請求項4〜6のいずれか1項に記載の表示画面支持機構。
- 前記表示画面側支持部材と前記台座側支持部材とは、バネ部材により互いに押圧されている、請求項2〜7のいずれか1項に記載の表示画面支持機構。
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