JP2019220912A - スタンド及び表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 梱包時におけるスタンドの高さ方向の寸法を小さくし、梱包サイズを小さくすることのできるスタンドを提供する。【解決手段】 本発明に係るスタンドは、台座部10と、台座部10に互いに間隔を空けて軸支され、台座部10から立ち上がり、表示画面を有する表示装置本体2に取り付け可能な位置と、取り付け可能な位置から台座部10側に折り畳まれた位置との間を回動可能な第1の首部5及び第2の首部6と、を備えたものである。【選択図】 図2

Description

本発明は、テレビジョン受像機などの表示装置及び表示装置用スタンドに関する。
従来のテレビジョン受像機などの表示装置には、映像を表示する表示画面を有する表示装置本体と、表示装置本体を着脱可能に支持するスタンドとを備えたものがある。スタンドは、設置面に置かれる偏平形状の台座部と、台座部から立ち上がった首部と、首部に設けられ表示装置本体を取り付け可能な取付部とが一体化されたものである。この表示装置の梱包時には、表示装置本体からスタンドを取り外した状態で梱包するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−34076号公報(段落0002〜0005、図11〜12参照)
しかしながら、上記の表示装置のスタンドは、首部によりスタンドの高さ方向の寸法が大きくなっているため、梱包サイズが大きくなってしまうという問題があった。
本発明は、上記した問題点を解決するためになされたものであり、梱包時におけるスタンドの高さ方向の寸法を小さくし、梱包サイズを小さくすることのできるスタンド及び表示装置を提供することを目的とするものである。
本発明に係るスタンドは、台座部と、台座部に互いに間隔を空けて軸支され、台座部から立ち上がり、表示画面を有する表示装置本体に取り付け可能な位置と、取り付け可能な位置から台座部側に折り畳まれた位置との間を回動可能な第1の首部及び第2の首部と、を備えたものである。
また、本発明に係る表示装置は、表示装置本体と、表示装置本体に取り付けられる上記スタンドと、を備えたものである。
本発明のスタンド及び表示装置によれば、第1の首部及び第2の首部が折り畳み可能であることにより、梱包時におけるスタンドの高さ方向の寸法を小さくし、梱包サイズを小さくすることができる。
本発明の実施の形態1に係るスタンドを表示装置本体に取り付ける方法を示す背面斜視図である。 本発明の実施の形態1に係るスタンドの組立方法を示す背面斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る第1の首部の直立状態での背面斜視図である。 本発明の実施の形態1に係るスタンドの梱包時の状態を示す背面斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る第1の首部及び第2の首部を台座板金に直立状態で固定する方法を示す背面斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る表示装置の梱包形態を示す平面図である。 本発明の実施の形態2に係るスタンドの梱包時の状態を示す背面斜視図である。 本発明の実施の形態3に係るスタンドの梱包時の状態を示す背面斜視図である。 本発明の実施の形態3に係る第1の首部の直立状態での背面斜視図である。 本発明の実施の形態3に係るスタンドにスタンド保持部を取り付ける方法を示す前面斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る第1の首部及び第2の首部を台座板金に直立状態で固定する方法の変形例を示す背面斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る変形例の第1の首部の斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る変形例の第2の首部を台座板金に直立状態で固定する方法を示す背面断面図である。
実施の形態1.
本発明の実施の形態1の表示装置のスタンドの構成を、図1から図3を用いて説明する。図1は実施の形態1に係るスタンドを表示装置本体に取り付ける方法を示す背面斜視図、図2は実施の形態1に係るスタンドの組立方法を示す背面斜視図、図3は実施の形態1に係る第1の首部の直立状態での背面斜視図である。
図1に示すように、本発明の実施の形態1のスタンド1は、映像を表示する表示画面(図示せず)を有する表示装置本体2に取り付けられることによって、表示装置100を構成する。詳細な取り付け方法については後述する。なお、説明の便宜上、図1において、紙面垂直方向を前後方向、紙面横方向を左右方向、紙面縦方向を上下方向と定義する。また、表示画面が向く側、すなわち紙面奥側をスタンド1及び表示装置本体2の前面側と定義し、前面側の反対側をスタンド1及び表示装置本体2の背面側と定義する。
図2に示すように、スタンド1は、設置面に置かれるスタンドベース3と、スタンドベース3に固定される台座板金4と、台座板金4に回動可能に取り付けられ、互いに間隔を空けて配置される第1の首部5及び第2の首部6とを有する。なお、スタンドベース3に台座板金4を取り付けた物を台座部10と呼称する。
スタンドベース3は、スタンドベース本体3aと、スタンドベース本体3aの中央部に設けられ、台座板金4が取り付けられる取付部3bとを有する。取付部3bには、ねじ穴31が設けられている。なお、スタンドベース3は、例えば、強度を担保するための金属部品、又は意匠カバーなどの複数部品で構成されていても良い。
台座板金4は、台座板金本体4aと、台座板金本体4aの前面側の端部を折り曲げて形成された切り起こし部4bとを有する。切り起こし部4bには、左右方向の両端部に、上方に突出した突出部4c及び4dがそれぞれ形成されている。また、台座板金本体4aの中央部、台座板金本体4aの左右方向の両端部、及び突出部4c、4dには、それぞれねじ穴41、42、43、44が設けられている。
図3は、第1の首部5の直立状態での背面斜視図である。図3に示すように、第1の首部5は、第1の首部本体5aと、第1の首部本体5aの下部からスタンド1の中央方向に延びた底面部5bと、底面部5bの前面側の端部を折り曲げて形成された切り起こし部5cとを有する。第1の首部本体5a、底面部5b及び切り起こし部5cには、それぞれねじ穴51、52、53が設けられている。なお、第2の首部6は、第1の首部5と左右対称の構造をしていること以外は同様の構造であるため、説明を省略する。
次に、図2を用いて、スタンド1の組み立て方法を説明する。まず、ねじ92を台座板金4のねじ穴41に通し、スタンドベース3のねじ穴31に締め付けることで、台座板金4をスタンドベース3に固定する。次に、段付きねじ93を第1の首部5を直立させた状態でねじ穴53に通し、台座板金4のねじ穴43に締め付けることで、第1の首部5を台座板金4の突出部4cに回動可能に取り付ける。段付きねじ93でねじ留めする際、段付きねじ93の頭部と第1の首部5の切り起こし部5cとの間には、平座金81及びスラストワッシャ82、83を、第1の首部5の切り起こし部5cと台座板金4の突出部4cとの間には平座金84を挟む。なお、第2の首部6も、第1の首部5と同様の方法で、台座板金4の突出部4dに回動可能に取り付ける。
次に、図4及び図5を用いて、第1の首部5及び第2の首部6の動作を説明する。図4は実施の形態1に係るスタンドの梱包時の状態を示す背面斜視図、図5は実施の形態1に係る第1の首部及び第2の首部を台座板金に直立状態で固定する方法を示す背面斜視図である。
スタンド1の梱包時には、図4に示すように、第1の首部5はスタンド1の内側に折り畳まれ、水平状態になっている。第1の首部5が水平状態に折り畳まれている時、第1の首部5の切り起こし部5cの内側側面54が台座板金4と接している。この状態を0°と表現する。
スタンド1を表示装置本体2に取り付ける時には、水平状態に折り畳まれている第1の首部5をスタンド1の外側に回動させ、図5に示すように、直立状態にする。第1の首部5が直立状態になった時、第1の首部5の底面部5bの底面55が台座板金4と接する。この状態を90°と表現する。
第1の首部5は、切り起こし部5cの内側側面54が台座板金4に接する位置から、底面部5bの底面55が台座板金4に接する位置までしか回動できないので、第1の首部5の可動域は0°〜90°に限られる。
なお、第2の首部6は第1の首部5と左右対称の構造をしており、第2の首部6の回動方向は第1の首部5の回動方向と逆方向である。第2の首部6が内側に折り畳まれて水平になった状態を0°、直立した状態を90°と表現すると、第2の首部6の可動域は、第1の首部5と同様に、0°〜90°に限られる。
次に、図1及び図5を用いて、ユーザーがスタンド1を表示装置本体2に取り付ける方法を説明する。
ユーザーはまず、スタンド1の内側に折り畳まれて梱包されている第1の首部5及び第2の首部6を、図5に示すように90°の状態に直立させる。その後、ねじ94を第1の首部5のねじ穴52及び第2の首部6のねじ穴62に通し、台座板金4のねじ穴42に締め付けることにより、第1の首部5及び第2の首部6を台座板金4に直立状態で固定する。
続いて、ユーザーは図1に示すように、第1の首部5及び第2の首部6を表示装置本体2の下部に設けられた開口部(図示せず)に下から挿入する。そして、ねじ91を第1の首部5のねじ穴51及び第2の首部6のねじ穴61に通し、開口部内の前面側に設けられたねじ穴21に締め付けることで、スタンド1を表示装置本体2に取り付ける。
次に、本発明の実施の形態1における表示装置100の梱包形態を、図6を用いて説明する。図6は、実施の形態1に係る表示装置の梱包形態を示す平面図である。図6において、梱包箱74の幅方向をX軸方向(紙面横方向)、高さ方向をY軸方向(紙面垂直方向)、奥行き方向をZ軸方向(紙面縦方向)と定義する。
表示装置本体2は、表示装置本体2の左右方向をX軸方向に、表示装置本体2の上下方向をY軸方向に向けた状態で梱包箱74に梱包される。また、スタンド1は、第1の首部5及び第2の首部6が0°の状態に折り畳まれた状態で、第1の首部5及び第2の首部6に保護クッション73が付けられる。そして、スタンド1の左右方向がY軸方向に、スタンド1の上下方向がZ軸方向になるようにして、スタンド1が表示装置本体2とX軸方向に並びあう状態で梱包箱74に梱包される。なお、図6では、本発明の説明に関係のない部分、例えば表示装置本体2の緩衝材などは省略している。
実施の形態1のスタンドによれば、第1の首部5及び第2の首部6を折り畳み可能にしたことにより、スタンド1の高さ方向の寸法を小さくすることができ、表示装置100の梱包サイズを小さくすることができる。また、スタンド1の生産場所と表示装置本体2の生産場所とが異なり、スタンド1を単体で表示装置本体2の生産場所に輸送する必要がある場合には、表示装置100の完成品の梱包サイズだけでなく、スタンド1単体の梱包サイズを小さくすることができる。
また、スタンド1の梱包サイズを小さくする方法として、第1の首部5及び第2の首部6を台座部10と分割するのではなく、台座部10と一体化させているので、台座部10と第1の首部5及び第2の首部6とを組み立てる手間をユーザーにかけさせることなく、梱包サイズを小さくすることができる。また、第1の首部5及び第2の首部6が台座部10と一体化されているので、出荷前に、第1の首部5及び第2の首部6と台座部10とが組み立てられた状態での検査を行うことができる。
また、表示装置本体2を支持する第1の首部5及び第2の首部6は、互いに間隔を空けて台座部10に取り付けられている。そのため、例えば、第1の首部5と第2の首部6との間にブルーレイディスクドライブなどの記憶装置を設け、記憶装置内蔵の表示装置100を設計することも可能であり、設計の自由度を増やすことができる。また、第1の首部5及び第2の首部6の二つの首部で構成されていることにより、首部が一つで構成されているものと比べ、首部の配置、大きさ又は形などのデザインの自由度も増やすことができる。さらに、首部が一つで構成されているものと比べ、コンパクトに折り畳むことが可能で、首部の小型化が可能である。
また、第1の首部5及び第2の首部6を直立させた状態で台座板金4にねじ94で固定しているので、第1の首部5及び第2の首部6の回動を防止することができ、スタンド1を表示装置本体2に取り付ける際の作業性を向上させることができる。
また、第1の首部5の回動方向と第2の首部6の回動方向とが逆向きに構成されているので、第1の首部5及び第2の首部6を直立状態で台座板金4にねじで固定していない状態で表示装置本体2にスタンド1を取り付けた場合であっても、第1の首部5及び第2の首部6が回動することがないため、表示装置本体2が傾いたり転倒したりすることを防止することができる。
実施の形態2.
本発明の実施の形態2の表示装置のスタンドについて、図7を用いて説明する。図7は、実施の形態2に係るスタンドの梱包時の状態を示す背面斜視図である。実施の形態2のスタンド1は、第1の首部5及び第2の首部6の台座板金4に取り付けられる位置が実施の形態1とは左右反対になる。すなわち、実施の形態2のスタンド1では、実施の形態1のスタンド1における第2の首部6の位置に第1の首部5が取り付けられ、実施の形態1のスタンド1における第1の首部5の位置に第2の首部6が取り付けられる。それにより、実施の形態1のスタンド1では、第1の首部5と第2の首部6とが共にスタンド1の内側に回動可能であるのに対し、実施の形態2のスタンド1では、第1の首部5と第2の首部6とが共にスタンド1の外側に回動可能となる。第1の首部5及び第2の首部6の配置以外の構成は、実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。
スタンド1の梱包時には、図7に示すように、第1の首部5は水平状態になるようにスタンド1の外側に折り畳まれている。第1の首部5が水平状態に折り畳まれている時、第1の首部5の切り起こし部5cの内側側面54が台座板金4と接している。この状態を180°と表現する。
スタンド1を表示装置本体2に取り付ける時には、折り畳まれている第1の首部5をスタンド1の内側に回動させ、直立状態にする。第1の首部5が直立状態になった時、第1の首部5の底面部5bの底面55が台座板金4と接する。この状態を90°と表現する。
第1の首部5は、切り起こし部5cの内側側面54が台座板金4に接する位置から、底面部5bの底面55が台座板金4に接する位置までしか回動できないので、第1の首部5の可動域は90°〜180°に限られる。
なお、第2の首部6は第1の首部5と左右対称の構造をしており、第2の首部6の回動方向は第1の首部5の回動方向と逆方向である。第2の首部6がスタンド1の外側に折り畳まれて水平になった状態を180°、直立した状態を90°と表現すると、第2の首部6の可動域は、第1の首部5と同様に、90°〜180°に限られる。
実施の形態2のスタンドによれば、第1の首部5及び第2の首部6をスタンド1の外側に折り畳み可能に構成したことにより、第1の首部5及び第2の首部6の長さが長く、内側に折り畳むと第1の首部5と第2の首部6とが互いに干渉してしまう場合であっても、第1の首部5と第2の首部6との干渉を防止することできる。
実施の形態3.
本発明の実施の形態3の表示装置のスタンドについて、図8から図10を用いて説明する。図8は実施の形態3に係るスタンドの梱包時の状態を示す背面斜視図、図9は実施の形態3に係る第1の首部の直立状態での背面斜視図、図10は実施の形態3に係るスタンドにスタンド保持部を取り付ける方法を示す前面斜視図である。
実施の形態3の表示装置のスタンドは、台座板金7、第1の首部8及び第2の首部9の構成が実施の形態1及び2とは異なる。実施の形態1のスタンドでは、第1の首部5及び第2の首部6がスタンド1の内側に回動可能であり、実施の形態2のスタンドでは、第1の首部5及び第2の首部6がスタンド1の左右方向の外側に回動可能であるのに対し、実施の形態3のスタンドでは、第1の首部8及び第2の首部9が共にスタンド1の背面側に回動可能である。台座板金7、第1の首部8及び第2の首部9の構成以外は、実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。
図8に示すように、台座板金7は、台座板金本体7aと、台座板金本体7aの前面側の端部を折り曲げて形成された切り起こし部7bと、台座板金本体7aの左右方向の両端部を折り曲げて形成された切り起こし部7cとを有する。切り起こし部7bには、切り起こし部7bからさらに高く延びた突出部7dが設けられている。また、台座板金本体7aの中央部にはスタンドベース3に台座板金本体7aをねじ留めするためのねじ穴(図示せず)が、台座板金本体7aの左右方向の両端部にはねじ穴72が、台座板金7の切り起こし部7cには、第1の首部8及び第2の首部9を取り付けるためのねじ穴(図示せず)が設けられている。
図9は、第1の首部8の直立状態での背面斜視図である。図9に示すように、第1の首部8は、第1の首部本体8aと、第1の首部本体8aの下部からスタンド1の中央方向に延びた底面部8bと、第1の首部本体8aの下部からスタンド1の背面側に突出した突出部8cとを有する。第1の首部本体8a、底面部8b及び突出部8cには、それぞれねじ穴81、82、83が設けられている。なお、第2の首部9は、第1の首部8と左右対称の構造をしていること以外は同様の構造であるため、説明を省略する。
図10に示すように、表示装置本体2はスタンド保持部22を備えている。スタンド保持部22は、スタンド保持部本体22aと、スタンド保持部本体22aの底面側の端部を折り曲げて形成された切り起こし部22bとを有する。スタンド保持部本体22aには、ねじ穴23が設けられている。また、切り起こし部22bには、台座板金7の突出部7dを差し込み可能な開口部22cが形成されている。
次に、図8及び図10を用いて、第1の首部8及び第2の首部9の動作を説明する。スタンド1の梱包時には、図8に示すように、第1の首部8はスタンド1の背面側に折り畳まれ、水平状態になっている。第1の首部8が水平状態に折り畳まれている時、第1の首部8の突出部8cの内側側面84が台座板金7と接している。この状態を0°と表現する。
スタンド1を表示装置本体2に取り付ける時には、水平状態に折り畳まれている第1の首部8をスタンド1の前面側に回動させ、図10に示すように、直立状態にする。第1の首部8が直立状態になった時、第1の首部8の底面部8bの底面85が台座板金7と接する。この状態を90°と表現する。
第1の首部8は、突出部8cの内側側面84が台座板金7に接する位置から、底面部8bの底面85が台座板金7に接する位置までしか回動できないので、第1の首部8の可動域は0°〜90°に限られる。
なお、第2の首部9は第1の首部8と左右対称の構造をしており、第2の首部9の回動方向は第1の首部8の回動方向と同じ方向である。第2の首部9が背面側に折り畳まれて水平になった状態を0°、直立した状態を90°と表現すると、第2の首部9の可動域は、第1の首部8と同様に、0°〜90°に限られる。
次に、図10を用いて、ユーザーがスタンド1を表示装置本体2に取り付ける方法を説明する。ユーザーはまず、折り畳まれて梱包されている第1の首部8及び第2の首部9を、図10に示すように90°の状態に直立させる。その後、ねじを第1の首部8のねじ穴82及び第2の首部9のねじ穴92を通して、台座板金7のねじ穴72にねじ留めすることにより、第1の首部8及び第2の首部9を台座板金7に直立状態で固定する。続いて、表示装置本体2が備えるスタンド保持部22の開口部22cに、台座板金7の突出部7dを差し込むようにして、スタンド保持部22にスタンド1を取り付ける。そして、ねじを第1の首部8のねじ穴81及び第2の首部9のねじ穴91と、スタンド保持部22のねじ穴23とに通し、表示装置本体2内のねじ穴21に締め付けることで、スタンド1を表示装置本体2に取り付ける。
実施の形態3のスタンドによれば、表示装置本体2が有するスタンド保持部22の開口部22cに台座板金7の突出部7dを差し込むようにしているので、第1の首部8及び第2の首部9を直立状態で台座板金4にねじで固定していない状態で表示装置本体2にスタンド1を取り付けた場合であっても、表示装置本体2が第1の首部8及び第2の首部9と共に背面側に転倒することを防止することができる。
なお、実施の形態3において、第1の首部8及び第2の首部9が共にスタンド1の背面側に回動可能となるように構成したが、第1の首部8及び第2の首部9が共にスタンド1の前面側に回動可能となるように構成しても良い。また、スタンド保持部22は、表示装置本体2に備えられているものとしたが、スタンド1に別部品として備え付けられていても良い。
また、実施の形態1〜3において、第1の首部及び第2の首部を台座板金に直立状態で固定する方法として、ねじで固定する方法を説明したが、ねじ以外で固定しても良い。例えば、図11から図13で示すように、フックを用いた方法で固定しても良い。図11は実施の形態1に係る第1の首部及び第2の首部を台座板金に直立状態で固定する方法の変形例を示す背面斜視図、図12は実施の形態1に係る変形例の第1の首部の斜視図、図13は実施の形態1に係る変形例の第2の首部を台座板金に直立状態で固定する方法を示す背面断面図である。
図11に示すように、台座板金11の左右方向の両端部に、それぞれ第1のフック部品14及び第2のフック部品15をねじ90を用いて取り付ける。また、図12に示すように、第1の首部12の底面部12bには、第1のフック部品14が引っ掛かる第1の掛り部16を設ける。第2の首部13の底面部13bにも同様に、第2のフック部品15が引っ掛かる第2の掛り部17を設ける。スタンド1の内側に折り畳まれて梱包されている第2の首部13を、図13に示すように90°の状態になるように直立させると、第2のフック部品15のフック部15aが第2の首部13の第2の掛かり部17に引っ掛かり、第2の首部13が直立状態で固定される。同様に、第1の首部12を90°の状態になるように直立させると、第1のフック部品14のフック部14aが第1の首部12の第1の掛かり部16に引っ掛かることにより、第1の首部12が直立状態で固定される。それにより、ねじ固定と同様に、第1の首部12及び第2の首部13の回動を防止することができ、スタンド1を表示装置本体2に取り付ける際の作業性を向上することができる。なお、ねじによる固定とフックによる固定を両方行うようにしても良い。ねじによる固定とフックによる固定を両方行えば、第1の首部5及び第2の首部6の安定性をより高めることができる。
また、第1の首部及び第2の首部の回動方向は、実施の形態1〜3の方向に限定されない。例えば、第1の首部をスタンド1の背面側にのみ回動可能、つまり0°〜90°を可動域とし、第2の首部をスタンド1の前面側にのみ回動可能、つまり90°〜180°を可動域とするように、第1の首部及び第2の首部の回動可能な方向をそれぞれ前後反対方向にしても良い。この方法によれば、第1の首部及び第2の首部を台座板金に直立状態で固定していない状態で表示装置本体2にスタンド1を取り付けた場合であっても、第1の首部及び第2の首部が共に背面側又は前面側に回動することがないため、表示装置本体2が傾いたり転倒したりすることを防止することができる。
また、実施の形態1においては、第1の首部5と第2の首部6とが共にスタンド1の内側に回動可能とし、実施の形態2においては、第1の首部5と第2の首部6とが共にスタンド1の外側に回動可能となるように構成したが、第1の首部と第2の首部のうち、片方が内側に回動し、もう一方が外側に回動するようにしても良い。このような構成であっても、ねじ又はフックによる固定を行えば、傾いたり転倒したりすることはない。
また、実施の形態1〜3において、台座部がスタンドベースと台座板金とを備えるとしたが、必ずしも台座板金を備える必要はない。例えば、台座部がスタンドベースのみで構成されていても良く、スタンドベースに直接ねじで固定したり、スタンドベースにフック部品を直接設けて固定したりしても良い。
また、実施の形態1〜3において、第1の首部及び第2の首部の2つの首部により表示装置本体2を支持するとしたが、3つ以上の首部を備えていても良い。
また、実施の形態1〜3において、第1の首部及び第2の首部が、台座部に対して直立の状態から、水平の状態まで回動できるとしたが、必ずしも直立状態から水平状態まで回動できる必要はない。第1の首部及び第2の首部は、表示装置本体を支持できる程度に立ち上がれば、直立状態まで回動できる必要はなく、また、梱包サイズを小さくするために、台座部側に折り畳むことができれば、水平状態まで回動できなくても良い。そのため、第1の首部及び第2の首部の構造は、実施の形態1〜3で説明した構造には限られない。
1 スタンド、2 表示装置本体、3 スタンドベース、4,7,11 台座板金、10 台座部、5,8,12 第1の首部、6,9,13 第2の首部、5b,8b,12b,13b 底面部、7d 突出部、14 第1のフック部品、15 第2のフック部品、16 第1の掛り部、17 第2の掛り部、22 スタンド保持部、22c 開口部、100 表示装置。

Claims (8)

  1. 台座部と、
    前記台座部に互いに間隔を空けて軸支され、前記台座部から立ち上がり、表示画面を有する表示装置本体に取り付け可能な位置と、前記取り付け可能な位置から前記台座部側に折り畳まれた位置との間を回動可能な第1の首部及び第2の首部と、
    を備えたスタンド。
  2. 前記第1の首部及び前記第2の首部は、前記取り付け可能な位置で前記台座部に接する底面部を備え、
    前記底面部は、前記第1の首部及び前記第2の首部を前記取り付け可能な位置で前記台座部にねじで固定可能なねじ穴を備えていることを特徴とする請求項1に記載のスタンド。
  3. 前記台座部は、第1のフック部品と第2のフック部品とを備え、
    前記第1の首部は、前記取り付け可能な位置で前記第1のフック部品が引っ掛かる第1の掛り部を備え、
    前記第2の首部は、前記取り付け可能な位置で前記第2のフック部品が引っ掛かる第2の掛り部を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載のスタンド。
  4. 前記第1の首部及び前記第2の首部は、互いに内側に折り畳まれることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のスタンド。
  5. 前記第1の首部及び前記第2の首部は、互いに外側に折り畳まれることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のスタンド。
  6. 前記第1の首部及び前記第2の首部は、共に前面側又は背面側に折り畳まれ、
    前記台座部は、前記表示装置本体が有するスタンド保持部の開口部に差し込み可能な突出部を備えていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のスタンド。
  7. 前記第1の首部及び前記第2の首部は、前後方向のそれぞれ異なる向きに折り畳まれることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のスタンド。
  8. 前記表示装置本体と、前記表示装置本体に取り付けられる請求項1から7のいずれか1項に記載のスタンドと、を備えたことを特徴とする表示装置。
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