JP5002701B2 - テレビおよび電子機器 - Google Patents
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Description
本発明は、表示装置を有するテレビおよび電子機器に関する。
例えば液晶テレビのような薄型のテレビは、映像を表示する表示装置と、スタンドとを備えている。表示装置は、スタンドから外されて壁に掛けられることができる。一方、例えばテレビをテレビ台の上に設置する場合、表示装置はスタンドと共に用いられる。スタンドは、該表示装置を、例えばテレビ台の据付面の上に支持する。
これらの表示装置を有するテレビおよび電子機器では、低コストで意匠バリエーションの幅をふやすための構成が求められている。
本実施例の一つの形態に係るテレビは、表示画面を有する表示装置と、前記表示装置が収容され、表示画面が露出された開口部が設けられた第1面と、この第1面とは反対側に位置された第2面と、底壁とを含む筐体と、前記筐体の前記底壁に設けられ、第1孔部と第2孔部とが設けられた金属製の連結部材と、前記連結部材の前記第1孔部と前記第2孔部とに収容され、該第1孔部の周縁部分と該第1孔部の周縁部分とに其々少なくとも一部が当接した凹部が前記第2面側に設けられた突出部と、互いに重なり合う領域を有する金属製の複数の部材を有し、前記突出部が取外し可能に固定され、前記筐体の底壁を支持した支持部と、前記表示画面側と、前記表示画面側とは反対側とで異なる意匠を有し、前記支持部と連結された基部と、を備える。
本実施例の一つの形態に係る電子機器は、開口部が設けられ、傾斜部を有する底壁を備えるディスプレイ部と、前記底壁の前記開口部に挿入されて前記支持部と前記ディスプレイ部とを連結した挿入部と、前記挿入部に設けられ、前記底壁の一部と係合された凹部と、前記表示画面側と、前記表示画面側とは反対側とで異なる意匠を有し、前記挿入部が取外し可能に固定された意匠部と、を備える。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態について詳細に説明する。なお、以下では、説明の便宜上、方向が規定されている。図1は、表示装置(テレビ、放送波受信装置、電子機器)1における表示部(ディスプレイ、表示パネル)2の表示画面からみた状態を示した図である。図2は、表示装置1における表示部2の表示画面とは反対側からみた状態を示した図である。図3及び図4は、表示装置1における表示部2の表示画面を横からみた状態を示した図である。尚、図3では、表示部2と台座部3とが分離された状態を示す。図4では、表示部2と台座部3とが接続された状態を示す。ここでは、一例として、当該表示部2の前面視(正面視)で右方向(後面視(背面視)では左方向)をX方向、上方向をY方向、奥行き方向(前方向)をZ方向とする。各図には、表示装置1に組み付けられた状態での方向を示す矢印が記載される。
図1に示すように、本実施形態にかかる表示装置1は、机上等に載置される台座部(基部、板部、支持部、支持部材)3と、LCD(Liquid Crystal Display)等のディスプレイユニット4を内蔵した表示部2と、表示部2に接続されて台座部3に支持された接続部5(連結部、支持部、首部、支持部材)と、を備えている。
図1に示すように、台座部3は、平面視では矩形状(略長方形状)で上下方向に比較的薄い扁平な形状を有している。台座部3は、上面3aと、下面3bと、接続部5に連続した部分3cと、表示画面側を向いて第1の意匠を有する第1面部3dと、表示画面側とは反対側を向いて第1の意匠とは異なる第2の意匠を有する第2面部3eと、を有する。尚、ここでいう第1及び第2の意匠とは、物体の形状、模様、色彩等の部材の美的外観のことを示す。
図1,2に示すように、表示部2は、前面(表示面、第1面、正面)2aと、その反対側に位置する後面(非表示面、第2面、背面)2bと、前面2aと後面2bとに亘る周面(側面)2cとを有し、前後方向に薄く前面視では横長の長方形状の外観を呈する扁平な直方体状に構成されている。周面2cは、上面(側面、上壁)2dと、下面(側面、下壁、底壁)2eと、右面(側面、側壁)2fと、左面2(側面、側壁)gと、を含む大きく4分割された面部を有する。
筐体21は、フロントマスク21aとバックカバー21cと含む。ディスプレイユニット4の前面4a周囲の一部を覆う筐体21の一部としてのフロントマスク21aには、矩形状の開口部21bが設けられている。この開口部21bからは、ディスプレイユニット4の前面4aが露出している。本実施形態では、ディスプレイユニット4の前面4aのうち、開口部2eから露出した部分が、表示画面4bである。図1,2から明らかとなるように、表示画面4bは起立している。
図3に示すように、これらの面は、後面2bから前面2aに向かって拡開する方向に延びる。即ち、後面2bは、前面2aよりも小さい面積を有するとともに、表示画面の前後の方向から平面視した状態で、前面2aの外縁内に収まった位置に設けられる。上面2dと、下面2eと、右面2fと、左面2gとはいずれも前面2a(後面2b)に対して傾斜したスロープの形状である。
図3に示すように、上面2dは、下面2eと比較して傾斜角度が緩やかである。即ち前面2aと後面2bとに亘る距離が上面2dの方が下面2eと比較して長い。電子機器を見た場合、その外観では下面2eよりも上面2dの方が目立つ。上面2dの傾斜を緩やかにした形状を有することで、電子機器の外観をより薄く見せられる効果がある。また、子の形状を構成するため、本実施例における電子機器では、表示部2の背面に収容された基板などの電子部品を下端側に位置させている。
図3に示すように、下面2eは、第2の下面(第2面、第2底壁、段差面)2e1を有する。下面2e1は、下面2eよりも上面2d側に設けられる。このような形状を有することで、上面2dの傾斜と同様の効果、即ち電子機器の外観をより薄く見せられる効果がある。
表示部2の筐体21内には、ディスプレイユニット4の他、CPU(Central Processing Unit)等の電子部品が実装された基板や、その他の電子部品等(いずれも図示せず)が内蔵されている。ディスプレイユニット4は、基板に実装された電子部品等で構成された制御回路に含まれる映像信号処理回路(いずれも図示せず)から映像信号を受け取り、表示画面4bに、静止画や動画等の映像を表示させる。表示装置1がテレビジョン装置として構成される場合、表示装置1の制御回路は、例えば、映像信号処理回路の他、いずれも図示しないチューナ部や、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)信号処理部、AV(Audio Video)入力端子、リモコン信号受信部、制御部、セレクタ、オンスクリーンディスプレイインタフェース、記憶部(例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)等)、音声信号処理回路等を有する。基板は、筐体21内のディスプレイユニット4の後方(背面側)に収容される。また、表示装置1がコンピュータとして構成される場合、表示装置1の制御回路は、例えば、制御部(例えば、CPU等)や、記憶部(例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)等)、ディスプレイドライバ、通信インタフェース等を有する。また、表示装置1は、音声出力用のアンプやスピーカ等(図示せず)も備えている。
図3及び図4に示すように、接続部5の表示部2側に向かって突出した突部6が設けられている。突部6は、筐体21に挿入されて表示部2と接続部5とを連結する。図4に示すように、表示部2の下面2eには、突部6と連結する連結部(連通部、補強部、金属部、金属プレート)7が設けられる。連結部7は、筐体21よりも剛性の高い、例えば金属等の部材で設けられ、表示部2の重量を支えても筐体21と比較して変形・破損が生じにくい。
図4に示すように、連結部7は、台座部3と平行(略平行)に延びたプレート形状を有した領域(プレート部、支持面、係合面、被係合面)7aを有する。領域7aは、接続部5の上面とも平行(略平行)に延びるとともに、この面と当接されている。領域7aには、突部6が通される開口部(貫通孔部、孔部、穴部、係合部、被係合部、連通部)7bが設けられる。突部6は、開口部7bの周縁の少なくとも一部と当接される。
連結部7は、表示面側に設けられるとともに下側に向かって曲げられた第1曲げ部(前曲げ部、下曲げ部、屈折部)7cと、表示面とは反対側に設けられるとともに上側に向かって曲げられた第2曲げ部(後曲げ部、上曲げ部、屈折部)7dと、を有する。この前後の曲げた部分を有することで、例えば筐体21が振動などの外部ストレスなどで撓んだ際に、表示部2の前方向への転倒を抑制できる。また、この構成を有することで、筐体21の下面2eの傾斜形状に適応して該下面2eと接する際には前後に均等に圧をかけることができ、ストレスが筐体21の下面2eの後ろ部分に集中して筐体21の一部が破損・変形することを抑制することができる。
次に、図5乃至図9を参照しながら、本実施例の接続部近傍の構成について説明する。図5は、本実施例の表示装置1における表示部2を分離した状態を示した図、即ち台座部3と接続部5とを示した図である。図6乃至図8は、本実施例の接続部5の外観を示した図である。図6は、接続部5を前方から見た状態の図を示し、図7は、接続部5を側方から見た状態の図を示し、図8は、接続部5を上方から見た状態の図を示す。図9は、接続部5(台座部3)を下方から見た状態の図を示す。図10は、本実施例の接続部5の構成を示した図である。
図5乃至図10に示すように、接続部5は、該接続部5の上端に位置された段差部5aと、この段差部5aの表示部2側の面である平面部5bとを有する。突部6は、平面部5bから突出されて設けられる。突部6は、側面から見ると接続部5(平面部5b)の中央部分に位置される。
図7乃至図10に示すように、突部6は、第1の突部(第1部分、フック部、位置決め部、凸部、突起部、突出部、金具部)6aと、第2の突部(第2部分、フック部、位置決め部、凸部、突起部、突出部、金具部)6bと、を有する。第1及び第2の突部6a,6bは、其々同一の形状を有する。ここでは、説明を簡略化するため、第1の突部6aを例に挙げて突部6の構成を説明する。
図5及び図6に示すように、突部6は、表示部2の表示画面側の面であって、表示部2の表示画面とは反対側、即ち筐体21の背面2b側に向かって傾斜した第1傾斜部6c1と、表示部2の表示画面側に開口された第1凹部6d1と、表示部2側に向かって延びた第1延出部(頭部、突出部)6e1とを有する。また突部6は、表示部2の表示画面とは反対側の面であって、表示部2の表示画面とは反対側、即ち筐体21の背面2b側に向かって傾斜した第2傾斜部6c2と、表示部2の表示画面とは反対側に開口された第2凹部6d2と、表示部2側に向かって延びた第2延出部(頭部、突出部)6e2とを有する。第1及び第2の凹部6d1,6d2は、第1及び第2の傾斜部6c1,6c2と、第1及び第2の延出部6e1,6e2との間に其々位置される。
ここで、図4に示すように、第1及び第2の凹部6d1,6d2は、連結部7に設けられた開口部7bの周縁の少なくとも一部と係合される。表示部2は、ディスプレイパネルが位置された前方側に重心が偏っている。即ち表示装置1は、後方よりも前方に転倒し易い構成となっている。ここで、本実施例の構成によると、開口部7bの周縁の前方では、第1の凹部6d1を構成する、第1の延出部6e1と当接して支持され、開口部7bの周縁の後方では、第2の凹部6d2を構成する、第2の傾斜部6c2と当接して支持される。このような構成により、前方側に重心が偏っている表示装置1を効率よく支えることができる。
また、本実施例の構成では、前後にそれぞれ第1及び第2の傾斜部6c1,6c2を設けたことで、突部6と開口部7bの周縁とに与える負荷をより分散させることができる。例えば、第1及び第2の傾斜部6c1,6c2を設けず、表示部2側にむかって延びた部分と、この部分と直交する部分でフック形状を構成した場合、突部6と開口部7bの周縁との接触領域が少なくなり、特にフックの先端(表示部2側にむかって延びた部分と直交する部分の先端)にストレスが一点集中してしまう。この結果、突部6又は開口部7bの周縁部分が変形・破損してしまう可能性が出てくる。従って第1及び第2の傾斜部6c1,6c2を設けた本実施例の構成は、突部6又は開口部7bの周縁部分が変形・破損してしまう可能性を低減させることができる。
また、本実施例の構成では、前後にそれぞれ第1及び第2の延出部6e1,6e2を設けたことで、表示装置1が後方に転倒しそうになった場合でも、表示部2と接続部5との分離を防止できる。例えば、地震の影響などで表示装置1に対して前後方向の強い揺れを受けた場合、表示装置1が後方に向けて傾く場合が想定されるが、本実施例の構成では、第1及び第2の延出部6e1,6eが其々開口部7bの周縁と前後で支えるため、突部6が開口部7bから抜け出て、表示部2と接続部5とが互いに分離されてしまうことを防止できる。
図10に示すように、本実施例の台座部3と接続部5とは互いに一体に連結された樹脂製の材料から成る。台座部3の下面3bには、接続部5の内部と連通した開口部が設けられ、当該開口部内に金属製の支持部51の一部が挿入される。支持部51は、先端に突部6を有し、接続部5の内に収容される第1の支持部51aと、この第1の支持部51aと連続して台座部3の下面3bに当接する第2の支持部51bとを有する。2つの突部6a,6bは、其々接続部5の平坦部5bに設けられた2つの貫通孔(開口部、孔部、穴部)5c1,5c2に其々挿入されて接続部5の内から外に露出される。平坦部5bには、ネジ等の固定部材を通すための固定孔部(孔部、開口部、孔部)5dが設けられる。この固定孔部5dは、支持部51に設けられた固定孔部(孔部、開口部、孔部)51dと連通された位置関係にある。
図10に示すように、貫通孔5c1,5c2は、2つの突部6a,6bの前後方向に延びた幅よりも余裕を持って(1.5倍ほどの長さを有して)設けられている。即ち、貫通孔5c1,5c2は、2つの突部6a,6bが挿入された状態で、前後方向に2つの突部6a,6bがある程度移動可能な遊びを有する。このような構成を有することで2つの突部6a,6bが前後方向に撓んだ際にこれらと当接することを回避し、ストレスの伝搬される経路を絶つことができる。
図10に示すように、接続部5の前方は、上から見た場合に中央に向けて尖った突出形状を有している。このような形状を有することで、接続部5の意匠性を向上させることができるとともに、表示装置1の前方への転倒抑制に貢献する。
図10に示すように、本実施例の第1の支持部51aは、複数の板金で構成される。板金同士は互いに一部重なり合う領域(重なり部、重畳部)51a1を有する。これらの領域51a1は、特に前後方向で重なり合うようにもうけられるため、一つの板金を加工する構成と比較して、剛性(特に前後方向にかかる負荷に対する剛性)が向上される。
図10に示すように、本実施例の第2の支持部51bは、左右に延びる方向に交差した方向に曲げられた、即ち前後方向に沿って延びた曲げ部51b1を有する。本実施例の構成では、曲げ部51b1を有することで、第2の支持部51bの剛性、引いては台座部3の剛性を向上させることができる。また、第2の支持部51bは、筐体21の前後方向に沿って延びる形状を有することで、台座部3の前後方向の撓みを抑制する。例えば、地震の影響などで表示装置1に対して前後方向の強い揺れを受けた場合、台座部3と接続部5とを接続する連結部3c近傍で変形・破損することが抑制できる。
図10に示すように、本実施例の2つの突部6a,6bは、第1の支持部51aの側面部51cの一部を切り起こして設けられている。第1の支持部51aの側面部51cの上端には、2つの突部6a,6bが切起こされた周囲に切欠き部(開口部、孔部、穴部、スリット部)51c1が設けられ、第1の支持部51aの側面部51cの下端には、第2の支持部51bに固定された部分(固定部、支持部、支部、基部、ベース部)51c2が設けられる。この部分51c2は、平坦部5cの幅よりも長く設けられ、側面部51cを速報から見た場合に裾野が広がるような山形状を有している。本実施例の第1の支持部51aでは、このように構成されることにより、表示装置1の前後方向への撓み抑制に貢献している。特に表示部2からの負荷が掛かりやすい2つの突部6a,6b近傍の領域では、切欠き部51c1が設けられることで、表示部2の撓みを吸収できるとともに、下のベース部51c2で強固に支えることが出来る。
図10に示すように、本実施例のベース部51c2は、曲げ部51b1によって机の天板等の載置面から離間された領域に設けられる。このような構成により、例えばベース部51c2を通して伝わる表示部2の重量の影響によって、第2の支持部51bが変形される場合であっても、当該変形部分が机の天板等の載置面に当たる可能性が低くなる。
図9に示すように、本実施例の構成では、台座部3の下面3bに格子状のリブ3b1が設けられる。リブ3b1は、筐体21の上下方向に延びた立壁であり、左右方向に沿って延びたリブ3b2と、前後方向に沿って延びたリブ3b3とを有する。更に左右・前後に延びた部分が其々互いに重なる部分は円筒リブ3b4が設けられる。このような形状を有することで、本実施例の台座部3は、樹脂材料の肉厚を薄くして軽量化した状態であっても撓みに対する剛性が著しく低下することを抑制できる。このリブ形状は、格子状に限らず例えばハニカム形状等、撓み抑制に効果がある形状であれば本実施例の構成に限らない。
図9に示すように、本実施例の構成では、左右方向に沿って延びたリブ3b2の一部3b22が台座部3を裏から指示する金属製部材である第2の支持部51bの切欠き部分に収容されている。このリブ3b2の一部3b22は、接続部5よりも前方に設けられ、表示装置1の前方への転倒抑制に貢献している。
次に、図11乃至図13を参照しながら、本実施例の表示部2側における接続部近傍の構成を説明する。図11は、表示部2と接続部5とを分離した状態で下方から見た斜視図である。図12は、本実施例の表示部2を下方から見た図である。図13は、本実施例の表示部2に設けられた接続部5と連結される領域を下方から見た図である。図13は、本実施例の接続部5と連結された連結部を示した斜視図である。
図11乃至図14に示すように、本実施例の構成では、表示部2の下面2eの中央に接続部5と連結される連結部(中央部、接続部、係合部、固定部)7が設けられている。この連結部2e1には、第1及び第2の突部6a,6bが其々挿入される挿入開口(開口部、連結部、孔部、穴部)7a,7bが設けられる。挿入開口7a,7bは其々互いに形状が異なる。本実施例の構成では、表示部2と接続部5及び台座部3とを其々別々に組み立て最後に表示部2の下面2eから接続部5を連結して表示装置1を組み立てる。この場合、表示部2の下面2eからみた挿入開口7a,7bの形状を互いに違う形に設けることによって、組み立て作業者に対し、台座部3の前後方向の視認を可能にさせることができ、組み立て作業の効率を向上させることができる。
図13に示すように、連結部7には、挿入開口7a,7bの間に表示部2側に突出させた突出部(凹部、突部、変形部、剛性部、曲げ部)7eが設けられる。突出部7eは、連結部7の一部を曲げ加工されて設けられる。この突出部7eは、前後方向に沿って延びた長円形状を有する。このような構成を有することで、本実施例の表示装置1は、前後への撓みに対する耐性が向上されている。また、挿入開口7a,7bと突出部7eとの間には、固定孔部(孔部、開口部、孔部)7dが設けられる。この固定孔部7dは、支持部51に設けられた固定孔部51dと連通された位置関係にある。
図14に示すように、連結部7は、筐体21の中の内壁と固定・係合できる用に加工された形状を有している。連結部7は、一枚の板金を複数個所で切欠いたり、折り曲げたりして構成された複数の片部(フィン、支持部、板部、壁部)7f,7g,7h,7iを有している。これらの片部(フィン、支持部、板部、壁部)7f,7g,7h,7iは、図4の説明で上述した、表示面側に設けられるとともに下側に向かって曲げられた第1曲げ部(前曲げ部、下曲げ部、屈折部)7cと、表示面とは反対側に設けられるとともに上側に向かって曲げられた第2曲げ部(後曲げ部、上曲げ部、屈折部)7dの構成と同様の効果を有する。即ち、これらの片部は、例えば筐体21が振動などの外部ストレスなどで撓んだ際に、表示部2の前方向への転倒を抑制できる。また、この構成を有することで、筐体21の下面2eの傾斜形状に適応して該下面2eと接する際には前後に均等に圧をかけることができ、ストレスが筐体21の下面2eの後ろ部分に集中して筐体の破損・変形を抑制できる。また、これらの片部7f,7g,7h,7iのうち、幾つかの片部7f,7g,7h,7iでは、互いに重なる重畳部7ghを有する。重畳部7ghは、例えば共通のネジ穴などで共締めされ、互いを支持し合う構成を有する。
図12及び図14に示すように、本実施例の構成では、挿入開口7a,7bのうち、何れか一方の形状を長孔形状としている。このような構成により、他方の挿入開口を中心に回転する遊びを僅かに持たせることができる。これにより、より組立作業の精度に余裕をもたせることができ、表示装置1の組み立て作業効率が向上される。
本実施例の構成では、突部6が位置決め機能及び係合・接続機能を兼用されているため、位置決め部材、および係合・接続部材を別々に設ける必要がなく、部品点数の削減を実現できる。
本実施例では上述した通り、台座部3は、表示画面側を向いて第1の意匠を有する第1面部3dと、表示画面側とは反対側を向いて第1の意匠とは異なる第2の意匠を有する第2面部3eと、を有する。本実施例における構造によると、接続部5から突出した突部6を表示部2に挿入して固定する。図1乃至図14の実施形態では、前方への転倒防止を主眼にした構造であったが、この構造を前後方向の両側に採用することで、表示部2に対して台座部3を前後逆にして取り付けることも可能である。
図15乃至図17に台座部3の意匠バリエーションの一部を示す。図15乃至図17に示すように、本実施例の構造では、台座部3の前後の形状や模様、色彩を変化させることで表示装置1の意匠バリエーションの幅を広げることでき、低コストでユーザの好みに合わせた外観を多く提供することが可能となる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態には限定されず、種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、突部6が接続部5に設けられた例を示したが、表示部2側に構成とすることもできる。また、接続部5と台座部3を別部材で回転可能に構成することもできる。また、突部6は1つでも良いし、また、3つ以上設けても良く、表示部2と接続部5とを互いに取り付けられる構成であればよい。
また、本発明は、表示画面を有した電子機器として実施することができ、例えば、テレビジョン装置以外の表示装置や、電子機器用の表示装置、パーソナルコンピュータとして構成された表示装置として実施することができる。
また、電子機器や、表示装置、台座部、基部、開口部、貫通孔、表示部、突出部、突部、凹部、接続部、支持部、被支持部、プレート、溝、リブ等のスペック(構造や、形状、材質、大きさ、長さ、幅、厚さ、高さ、数、配置、位置等)は、適宜変更して実施することができる。
本発明の実施形態によれば、組み立て作業効率が向上させることが可能な表示装置(テレビ)および電子機器を得ることができる。
また、本発明の実施形態によれば、表示装置1の意匠バリエーションの幅を広げることが可能な表示装置(テレビ)および電子機器を得ることができる。
また、本発明の実施形態によれば、表示装置1の意匠バリエーションの幅を広げることが可能な表示装置(テレビ)および電子機器を得ることができる。
1…表示装置(電子機器)
2…表示部
3…台座部(基部)
3b…下面部
3b1…リブ
4b…表示画面
5…接続部
6…突出部(突部)
7…連結部
7a,7b…挿入開口
51a…第1の支持部
51b…第2の支持部
2…表示部
3…台座部(基部)
3b…下面部
3b1…リブ
4b…表示画面
5…接続部
6…突出部(突部)
7…連結部
7a,7b…挿入開口
51a…第1の支持部
51b…第2の支持部
Claims (6)
- 表示画面を有する表示装置と、
前記表示装置が収容され、表示画面が露出された開口部が設けられた第1面と、この第1面とは反対側に位置された第2面と、底壁とを含む筐体と、
前記筐体の前記底壁に設けられ、第1孔部と第2孔部とが設けられた金属製の連結部材と、
前記連結部材の前記第1孔部と前記第2孔部とに収容され、該第1孔部の周縁部分と該第1孔部の周縁部分とに其々少なくとも一部が当接した凹部が前記第2面側に設けられた突出部と、
互いに重なり合う領域を有する金属製の複数の部材を有し、前記突出部が取外し可能に固定され、前記筐体の底壁を支持した支持部と、
前記表示画面側と、前記表示画面側とは反対側とで異なる意匠を有し、前記支持部と連結された基部と、
を備えるテレビ。 - 請求項1の記載において、
前記第1孔部と前記第2孔部とは、其々互いに異なる形状を有し、前記第1孔部と前記第2孔部との何れか一方は他方よりも大きな開口面積を有することを特徴とするテレビ。 - 請求項2の記載において、
前記支持部内に収容された金属製の補強部材を有し、前記複数の突出部は、前記補強部材と一体に設けられたことを特徴とするテレビ。 - 請求項3の記載において、
前記支持部に前記表示装置とは反対側で連結された基部を有し、
前記補強部材は、前記基部の底面に対向された部分を有することを特徴とするテレビ。 - 請求項4の記載において、
前記補強部材の前記基部の底面に対向された部分は、前記筐体の厚み方向に沿って延びた曲げ部を有することを特徴とするテレビ。 - 請求項5の記載において、
前記基部の底面側には、格子状のリブが形成されたことを特徴とするテレビ。
Priority Applications (2)
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