JP2011123166A - 表示装置 - Google Patents

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真司 森田
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Abstract

【課題】後ろ側筐体と中間筐体との間で生じるビビリ音を低減可能な表示装置を提供する。
【解決手段】この液晶テレビ装置100(表示装置)は、表示画面部1を支持するフロントキャビネット2と、外周壁部32を含むリアキャビネット3と、フロントキャビネット2とリアキャビネット3との間に配置され、リアキャビネット3の外周壁部32が嵌合される壁部44を含むフレア部材4と、リアキャビネット3の外周壁部32とフレア部材4の壁部44との嵌合部分に設けられ、リアキャビネット3の外周壁部32がフレア部材4の壁部44に嵌合される際に、リアキャビネット3の外周壁部32とフレア部材4の壁部44とを所定の隙間分離間させるリブ441とを備える。
【選択図】図5

Description

この発明は、表示装置に関し、特に、表示画面部と筐体とを備えた表示装置に関する。
従来、表示画面部と筐体とを備えた表示装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、液晶パネルを支持するフロントキャビネット(前側筐体)と、フロントキャビネットが嵌合されるリアキャビネット(後ろ側筐体)とを備えた表示装置が開示されている。この表示装置では、フロントキャビネットの液晶パネルのベゼル(枠)に対向する部分にベゼルに線接触するようにベゼルの方向に突出する支持枠が設けられている。そして、この表示装置は、液晶パネルのベゼルとフロントキャビネットの支持枠とを線接触させることによって、液晶パネルのベゼルとフロントキャビネットとの間で生じるビビリ音を低減するように構成されている。
また、従来、前側筐体および後ろ側筐体に加えて、前側筐体と後ろ側筐体との間に配置される中間筐体を備えた表示装置も知られている。
特開2008−309890号公報
しかしながら、上記特許文献1の表示装置では、液晶パネルのベゼル(枠)とフロントキャビネットとの間で生じるビビリ音を低減可能である一方、互いに嵌合される筐体間で生じるビビリ音を低減することができないという不都合がある。このため、上記特許文献1の構成を前側筐体および後ろ側筐体に加えて中間筐体を備える表示装置に適用した場合においても、後ろ側筐体と中間筐体との間で生じるビビリ音を低減することができないという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、後ろ側筐体と中間筐体との間で生じるビビリ音を低減可能な表示装置を提供することである。
課題を解決するための手段および発明の効果
この発明の一の局面による表示装置は、表示画面部を支持する前側筐体と、第1嵌合部を含む後ろ側筐体と、前側筐体と後ろ側筐体との間に配置され、後ろ側筐体の第1嵌合部が嵌合される第2嵌合部を含む中間筐体と、後ろ側筐体の第1嵌合部と中間筐体の第2嵌合部との嵌合部分または嵌合部分の近傍に設けられ、後ろ側筐体の第1嵌合部が中間筐体の第2嵌合部に嵌合される際に、後ろ側筐体の第1嵌合部と中間筐体の第2嵌合部とを所定の隙間分離間させる離間部とを備える。
この発明の一の局面による表示装置では、上記のように、後ろ側筐体の第1嵌合部が中間筐体の第2嵌合部に嵌合される際に、後ろ側筐体の第1嵌合部と中間筐体の第2嵌合部とを所定の隙間分離間させる離間部を設けることによって、離間部により、後ろ側筐体の第1嵌合部と中間筐体の第2嵌合部とを確実に離間させることができるので、スピーカからの振動などに起因して第1嵌合部と第2嵌合部とが接触するのを確実に抑制することができる。これにより、第1嵌合部と第2嵌合部とが接触状態と非接触状態とを交互に繰り返すことによって生じるビビリ音を低減することができる。すなわち、この表示装置では、後ろ側筐体と中間筐体との間で生じるビビリ音を低減させることができる。
上記一の局面による表示装置において、好ましくは、離間部は、後ろ側筐体の第1嵌合部に向かって突出するように中間筐体の第2嵌合部に一体的に設けられた第1リブを含む。このように構成すれば、第2嵌合部に一体的に設けられた第1リブにより、部品点数を増加させることなく、後ろ側筐体の第1嵌合部と中間筐体の第2嵌合部とを容易に離間させることができる。
この場合、好ましくは、第1リブは、後ろ側筐体の第1嵌合部と中間筐体の第2嵌合部とを所定の隙間分離間させた状態で、後ろ側筐体の第1嵌合部に対して中間筐体の第2嵌合部から離間する方向の押圧力を付与するように構成されている。このように構成すれば、押圧部による張力(テンション)により、スピーカからの振動などに起因して第1嵌合部と第2嵌合部とが振動するのが低減されるので、後ろ側筐体と中間筐体との間で生じるビビリ音をより低減させることができる。
上記離間部が第1リブを含む構成において、好ましくは、第1リブは、後ろ側筐体の第1嵌合部と中間筐体の第2嵌合部との嵌合方向において先端に向かって徐々に突出量が小さくなるテーパ形状を有する。このように構成すれば、第2嵌合部に設けられた第1リブの先端の突出量が大きい場合に比べて、第2嵌合部に第1嵌合部を嵌合させ易くすることができる。
上記一の局面による表示装置において、好ましくは、後ろ側筐体は、後ろ側筐体の第1嵌合部が中間筐体の第2嵌合部に嵌合される際に、中間筐体の第2嵌合部の離間部が配置されている側とは反対側の部分に当接する当接部を含む。このように構成すれば、後ろ側筐体の当接部により、後ろ側筐体の第1嵌合部が中間筐体の第2嵌合部から離間する方向に移動するのが抑制されるので、後ろ側筐体の第1嵌合部と中間筐体の第2嵌合部との離間距離が所定の隙間分よりも大きくなるのを抑制することができる。これにより、後ろ側筐体の第1嵌合部と中間筐体の第2嵌合部とを確実に嵌合させることができる。
この場合、好ましくは、当接部は、後ろ側筐体の第1嵌合部に一体的に設けられ、第1嵌合部との間に第2嵌合部および離間部を挟むように配置される第2リブを含む。このように構成すれば、第1嵌合部と第1嵌合部に一体的に設けられた第2リブとにより、部品点数を増加させることなく、第2嵌合部および離間部を挟み込んでより確実に第1嵌合部と第2嵌合部とを嵌合させることができる。
上記後ろ側筐体が当接部を含む構成において、好ましくは、当接部は、離間部の近傍に配置されている。このように構成すれば、離間部と当接部との間の距離が小さくなる分、当接部により、離間部によって離間される第1嵌合部と第2嵌合部との離間距離が所定の隙間分よりも大きくなるのをより確実に抑制することができるので、第1嵌合部と第2嵌合部とをより確実に嵌合させることができる。
上記後ろ側筐体が当接部を含む構成において、好ましくは、中間筐体は、平面的に見て、略矩形形状の外形を有し、離間部は略矩形形状の中間筐体の4辺のそれぞれに設けられている。このように構成すれば、中間筐体の4辺全てにおいて、後ろ側筐体の第1嵌合部と中間筐体の第2嵌合部とを確実に離間させることができるので、中間筐体の4辺全て(後ろ側筐体と中間筐体との嵌合部分全域)においてビビリ音を低減させることができる。
上記中間筐体が略矩形形状の外形を有する構成において、好ましくは、離間部は一対を一組として中間筐体の4辺のそれぞれに設けられており、当接部は一対の離間部の間に配置されている。このように構成すれば、一対の離間部により、中間筐体の4辺全てにおいて第1嵌合部と第2嵌合部とをより確実に離間させることができるので、中間筐体の4辺全てにおいてビビリ音をより低減させることができる。また、当接部を一対の離間部の間に配置することによって、当接部を離間部の近傍に位置させることができる。これにより、離間部と当接部との間の距離が小さくなる分、当接部により、離間部によって離間される第1嵌合部と第2嵌合部との離間距離が所定の隙間分よりも大きくなるのをより確実に抑制することができるので、第1嵌合部と第2嵌合部とをより確実に嵌合させることができる。
上記一の局面による表示装置において、好ましくは、中間筐体の第2嵌合部は、壁状に形成されており、後ろ側筐体の第1嵌合部と中間筐体の第2嵌合部との嵌合方向において先端に向かって徐々に厚みが小さくなるテーパ形状を有する。このように構成すれば、第2嵌合部の先端の厚みが大きい場合に比べて、第2嵌合部に第1嵌合部を嵌合させ易くすることができる。
上記一の局面による表示装置において、好ましくは、後ろ側筐体の第1嵌合部および中間筐体の第2嵌合部は、それぞれ、嵌合部分に嵌合面を有し、離間部により、第1嵌合部の嵌合面と第2嵌合部の嵌合面とが所定の隙間分離間されるように構成されている。このように構成すれば、後ろ側筐体の第1嵌合部と中間筐体の第2嵌合部とが互いの嵌合面で嵌合する場合にも、離間部により、第1嵌合部の嵌合面と第2嵌合部の嵌合面とが確実に離間されて後ろ側筐体と中間筐体との間で生じるビビリ音を低減させることができる。
本発明の一実施形態による液晶テレビ装置の全体構成を示した斜視図である。 本発明の一実施形態による液晶テレビ装置の全体構成を示した分解斜視図である。 本発明の一実施形態による液晶テレビ装置のフロントキャビネットを示した斜視図である。 本発明の一実施形態による液晶テレビ装置のリアキャビネットを示した斜視図である。 本発明の一実施形態による液晶テレビ装置のフレア部材とリアキャビネットとが嵌合される前の状態を示した斜視図である。 本発明の一実施形態による液晶テレビ装置のフレア部材とリアキャビネットとの嵌合状態を示した斜視図である。 本発明の一実施形態による液晶テレビ装置のフレア部材のリブとリアキャビネットのリブとの位置関係を示した図である。 図7の200−200線に沿った断面図である。 本発明の一実施形態による液晶テレビ装置のフレア部材を示した斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
まず、図1〜図9を参照して、本発明の一実施形態による液晶テレビ装置100の構成について説明する。なお、本実施形態では、表示装置の一例である液晶テレビ装置100に本発明を適用した場合について説明する。
本発明の一実施形態による液晶テレビ装置100は、図1および図2に示すように、表示画面部1と、フロントキャビネット2と、リアキャビネット3と、フロントキャビネット2とリアキャビネット3との間に配置されるフレア部材4と、支持台5とを備えている。なお、フロントキャビネット2は、本発明の「前側筐体」の一例であり、リアキャビネット3は、本発明の「後ろ側筐体」の一例である。また、フレア部材4は、本発明の「中間筐体」の一例である。
表示画面部1は、液晶パネルモジュールからなり、正面側(Y1方向側)に位置する表示面11に映像を表示可能に構成されている。また、表示画面部1は、図1および図2に示すように、正面から見て(Y1方向から見て)、略矩形形状を有している。
フロントキャビネット2は、図1および図2に示すように、液晶テレビ装置100の正面側(Y1方向側)に配置されている。具体的には、フロントキャビネット2は、フレア部材4およびリアキャビネット3よりも正面側(Y1方向側)に配置されている。また、フロントキャビネット2は、樹脂部材からなり、表示画面部1を支持するように構成されている。また、フロントキャビネット2は、表示画面部1の表示面11の縁部近傍を覆うように設けられている。また、フロントキャビネット2は、図3に示すように、枠形状に形成されている。具体的には、フロントキャビネット2は、平面的に見て、略矩形形状の外形を有するとともに、略矩形形状の開口部21を有している。開口部21は、表示画面部1の表示面11を露出させるために設けられている。
リアキャビネット3は、図1および図2に示すように、液晶テレビ装置100の背面側(Y2方向側)に配置されている。具体的には、リアキャビネット3は、フロントキャビネット2およびフレア部材4よりも背面側(Y2方向側)に配置されている。また、リアキャビネット3は、図4に示すように、平面的に見て、略矩形形状を有している。また、リアキャビネット3は、樹脂部材からなり、Y2方向に凹む凹形状に形成されている。具体的には、リアキャビネット3は、略矩形形状の底部31と、底部31の縁部に設けられた外周壁部32とを含んでいる。
リアキャビネット3の底部31は、略平板形状を有するとともに、液晶テレビ装置100の背面側の略全体を覆う大きさを有している。また、外周壁部32は、底部31から正面側(Y1方向側)に突出するように形成されている。また、外周壁部32は、底部31の全周を囲むように配置されている。また、外周壁部32は、図5および図6に示すように、フレア部材4の後述する壁部44に嵌合するように構成されている。具体的には、リアキャビネット3およびフレア部材4は、外周壁部32の内側面32aと壁部44の外側面44aとが対向するように互いに嵌合する。また、外周壁部32は、外周壁部32がフレア部材4の壁部44に嵌合される際に、フレア部材4の壁部44の外側に配置されるように構成されている。なお、外周壁部32は、本発明の「第1嵌合部」の一例であり、壁部44は、本発明の「第2嵌合部」の一例である。また、内側面32aおよび外側面44aは、本発明の「嵌合面」の一例である。
ここで、本実施形態では、図4〜図6に示すように、リアキャビネット3の外周壁部32の内側面32aには、複数のリブ321が内側に突出するように外周壁部32に一体的に形成されている。また、リブ321は、外周壁部32の剛性を高める機能を有している。また、リブ321は、底部31を囲む外周壁部32の全体にわたって設けられている。詳細には、リブ321は、外周壁部32がフレア部材4の壁部44に嵌合された状態で、フレア部材4の後述する壁部44に設けられたリブ441の近傍に配置されている。より詳細には、リブ321は、図6および図7に示すように、外周壁部32がフレア部材4の壁部44に嵌合された状態で、一対を一組として設けられたフレア部材4のリブ441の間に配置されている。また、リブ321は、嵌合方向(Y方向)に延びるように形成されている。また、リブ321は、略L字状の断面形状を有している。なお、リブ321は、略T字状などL字状以外の断面形状を有していてもよい。また、リブ321は、本発明の「当接部」および「第2リブ」の一例である。
また、リアキャビネット3のリブ321は、Y1方向側の端部に切欠321aを有している。また、リブ321は、図6および図8に示すように、外周壁部32がフレア部材4の壁部44に嵌合された状態で、壁部44のリブ441が設けられる側とは反対側の内側面44bに当接するように構成されている。すなわち、リブ321は、図8に示すように、フレア部材4の壁部44が切欠321aに挿入されることによって壁部44の内側面44bに当接する。言い換えれば、リブ321は、外周壁部32との間にフレア部材4の壁部44およびリブ441を挟むように構成されている。また、リブ321の切欠321a側のコーナ部321bは、面取りされて曲線形状に形成されている。これにより、フレア部材4の壁部44を切欠321aに挿入させ易くなる。
フロントキャビネット2とリアキャビネット3との間に配置されるフレア部材4は、図示しないスピーカや回路基板を支持可能に構成されている。また、フレア部材4は、図1に示すように、液晶テレビ装置100が組み立てられた状態で、フロントキャビネット2およびリアキャビネット3よりも外側に突出する(張り出す)ように形成されている。また、フレア部材4は、図9に示すように、平面的に見て、略矩形形状を有している。また、フレア部材4は、樹脂部材からなり、Y2方向に凹む凹形状に形成されている。具体的には、凹形状のフレア部材4は、底部41に開口部411を有している。また、図5および図9に示すように、凹形状のフレア部材4の側壁部42の縁部には、外側方向に広がる平坦部43が形成されている。平坦部43は、側壁部42の全周にわたって設けられている。
また、フレア部材4の平坦部43には、背面側(Y2方向側)に突出する壁部44が形成されている。壁部44は、略矩形形状のフレア部材4の外形形状に沿うようにしてフレア部材4の外周部近傍に配置されている。また、壁部44は、略矩形形状のフレア部材4の4辺のそれぞれに設けられている。また、壁部44は、側壁部42よりも小さい高さ(Y方向の高さ)を有している。また、壁部44は、図8に示すように、嵌合方向(Y方向)において、根元部から先端部に向かって徐々に厚みが小さくなるテーパ形状を有している。詳細には、壁部44の外側面44aは、先端部に向かって徐々に内側方向に傾斜しているとともに、壁部44の内側面44bは、先端部に向かって徐々に外側方向に傾斜している。
また、本実施形態では、フレア部材4の壁部44の外側面44aには、外側方向に突出する複数のリブ441が設けられている。すなわち、リブ441は、リアキャビネット3の外周壁部32とフレア部材4の壁部44との嵌合部分に設けられている。また、リブ441は、壁部44に一体的に形成されている。また、リブ441は、嵌合方向(Y方向)に延びるように形成されている。また、リブ441の厚みは、図7に示すように、Y1方向からY2方向に向かって徐々に小さくなるテーパ形状を有している。また、リブ441は、フレア部材4の4辺に設けられた壁部44のそれぞれに配置されている。また、リブ441は、一対を一組として配置されている。一対のリブ441は、約10mmの離間距離を有している。また、リブ441は、隣接する他の組のリブ441から約100mm離間した位置に配置されている。なお、リブ441は、本発明の「離間部」および「第1リブ」の一例である。
また、フレア部材4のリブ441は、図8に示すように、リアキャビネット3の外周壁部32がフレア部材4の壁部44に嵌合される際に、外周壁部32の内側面32aを壁部44の外側面44aから所定の隙間分離間させる機能を有している。詳細には、リブ441は、外周壁部32の内側面32aを壁部44の外側面44aから所定の隙間分離間させた状態で、外周壁部32の内側面32aを壁部44の外側面44aから離間する方向(外側方向)に押圧するように構成されている。また、リブ441は、嵌合方向(Y方向)において、Y1方向からY2方向に向かって徐々に壁部44の外側面44aからの突出量が小さくなるテーパ形状を有している。すなわち、リブ441は、平坦部43側から先端部に向かって徐々に突出量が小さくなるように形成されている。また、リブ441は、図8に示すように、Y2方向の端部が面取りされて曲線形状に形成されている。
また、図9に示すように、フレア部材4の平坦部43の縁部には、さらに外側方向に広がるフレア45が形成されている。フレア45は、図6および図8に示すように、リアキャビネット3の外周壁部32がフレア部材4の壁部44に嵌合された状態で、リアキャビネット3の外周壁部32よりも外側に突出するように構成されている。
支持台5は、液晶テレビ装置100を自立可能にするために設けられている。また、支持台5は、図示しない取付部によりリアキャビネット3に取り付けられている。
本実施形態では、上記のように、リアキャビネット3の外周壁部32がフレア部材4の壁部44に嵌合される際に、リアキャビネット3の外周壁部32とフレア部材4の壁部44とを所定の隙間分離間させるリブ441を設けることによって、リブ441により、外周壁部32と壁部44とを確実に離間させることができるので、スピーカからの振動などに起因して外周壁部32と壁部44とが接触するのを確実に抑制することができる。これにより、外周壁部32と壁部44とが接触状態と非接触状態とを交互に繰り返すことによって生じるビビリ音を低減することができる。すなわち、この液晶テレビ装置100では、後ろ側筐体と中間筐体との間で生じるビビリ音を低減させることができる。
また、本実施形態では、リブ441をフレア部材4の壁部44に一体的に設けることによって、壁部44に一体的に設けられたリブ441により、部品点数を増加させることなく、リアキャビネット3の外周壁部32とフレア部材4の壁部44とを容易に離間させることができる。
また、本実施形態では、リアキャビネット3の外周壁部32とフレア部材4の壁部44とを所定の隙間分離間させた状態で、リアキャビネット3の外周壁部32に対してフレア部材4の壁部44から離間する方向に押圧するようにリブ441を構成することによって、リブ441による張力(テンション)により、スピーカからの振動などに起因して外周壁部32と壁部44とが振動するのが低減されるので、リアキャビネット3とフレア部材4との間で生じるビビリ音をより低減させることができる。
また、本実施形態では、リアキャビネット3の外周壁部32とフレア部材4の壁部44との嵌合方向(Y方向)において先端に向かって徐々に突出量が小さくなるテーパ形状を有するようにリブ441を構成することによって、壁部44に設けられたリブ441の先端の突出量が大きい場合に比べて、壁部44に外周壁部32を嵌合させ易くすることができる。
また、本実施形態では、リブ321を、リアキャビネット3の外周壁部32に一体的に設けるとともに、外周壁部32との間に壁部44およびリブ441を挟むように配置することによって、外周壁部32と外周壁部32に一体的に設けられたリブ321とにより、部品点数を増加させることなく、壁部44およびリブ441を挟み込んでより確実に外周壁部32と壁部44とを嵌合させることができる。
また、本実施形態では、リブ441を一対を一組としてフレア部材4の4辺のそれぞれに設けることによって、一対のリブ441により、フレア部材4の4辺全てにおいて外周壁部32と壁部44とを確実に離間させることができるので、フレア部材4の4辺全て(リアキャビネット3とフレア部材4との嵌合部分全域)においてビビリ音を低減させることができる。また、リブ321を一対のリブ441の間に配置することによって、リブ321をリブ441の近傍に位置させることができる。これにより、リブ441とリブ321との間の距離が小さくなる分、リブ321により、リブ441によって離間される外周壁部32と壁部44との離間距離が所定の隙間分よりも大きくなるのを確実に抑制することができるので、外周壁部32と壁部44とを確実に嵌合させることができる。
また、本実施形態では、フレア部材4の壁部44を、リアキャビネット3の外周壁部32とフレア部材4の壁部44との嵌合方向(Y方向)において先端に向かって徐々に厚みが小さくなるテーパ形状を有するように構成することによって、壁部44の先端の厚みが大きい場合に比べて、壁部44に外周壁部32を嵌合させ易くすることができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、表示装置の一例として、液晶テレビ装置を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、前側筐体と中間筐体と後ろ側筐体とを有する表示装置であれば、液晶テレビ装置以外の他の表示装置であってもよい。
また、上記実施形態では、離間部としてのリブ441を第1嵌合部としての外周壁部32と第2嵌合部としての壁部44との嵌合部分に設ける構成の例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、離間部を第1嵌合部と第2嵌合部との嵌合部分の近傍に設ける構成であってもよい。
また、上記実施形態では、離間部としてのリブ441を第2嵌合部としての壁部44に設ける構成の例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、離間部を第1嵌合部に設ける構成であってもよい。
また、上記実施形態では、離間部としてのリブ441を第2嵌合部としての壁部44に一体的に形成する構成の例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、第2嵌合部とは別個に形成した離間部を第2嵌合部に取り付ける構成であってもよい。
また、上記実施形態では、離間部の一例として、リブを示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、第1嵌合部と第2嵌合部とを所定の隙間分離間させる構成であれば、たとえば、ボス形状の突起部などリブ以外の離間部であってもよい。
また、上記実施形態では、離間部としてのリブ441により、第1嵌合部としての外周壁部32を押圧する構成の例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、離間部により第1嵌合部と第2嵌合部とが所定の隙間分離間される構成であれば、離間部により第1嵌合部を押圧する必要はない。
また、上記実施形態では、離間部としてのリブ441がテーパ形状を有する構成の例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、リブがテーパ形状を有さない構成であってもよい。
また、上記実施形態では、当接部の一例として、リブ321を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、第2嵌合部の離間部が配置されている側とは反対側の部分に当接する構成であれば、リブ以外の当接部であってもよい。
また、上記実施形態では、離間部としてのリブ441を中間筐体としての略矩形形状のフレア部材の4辺のそれぞれに設ける構成の例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、離間部が中間筐体の少なくともいずれかの辺に設けられる構成であればよく、中間筐体の全ての辺に設ける必要はない。また、この際、離間部を一対を一組として設ける必要はないし、離間部を複数設ける必要もない。
また、上記実施形態では、第2嵌合部の一例として、壁状に形成された壁部44を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、壁状以外の形状に形成された第2嵌合部であってもよい。
また、上記実施形態では、第1嵌合部に嵌合面としての内側面32aを設けるとともに、第2嵌合部に嵌合面としての外側面44aを設けることによって、第1嵌合部と第2嵌合部とを嵌合面で嵌合させる構成の例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、第1嵌合部と第2嵌合部とが互いに嵌合する構成であれば、たとえば、線状に嵌合するなど、面同士が嵌合する構成以外の構成であってもよい。
また、上記実施形態では、前側筐体としてのフロントキャビネット、後ろ側筐体としてのリアキャビネットおよび中間筐体としてのフレア部材の全てが樹脂部材からなる構成の例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、前側筐体、後ろ側筐体および中間筐体のそれぞれが互いに異なる材質からなる構成であってもよい。
1 表示画面部
2 フロントキャビネット(前側筐体)
3 リアキャビネット(後ろ側筐体)
4 フレア部材(中間筐体)
32 外周壁部(第1嵌合部)
32a 内側面(嵌合面)
44 壁部(第2嵌合部)
44a 外側面(嵌合面)
100 液晶テレビ装置(表示装置)
321 リブ(当接部、第2リブ)
441 リブ(離間部、第1リブ)

Claims (11)

  1. 表示画面部を支持する前側筐体と、
    第1嵌合部を含む後ろ側筐体と、
    前記前側筐体と前記後ろ側筐体との間に配置され、前記後ろ側筐体の前記第1嵌合部が嵌合される第2嵌合部を含む中間筐体と、
    前記後ろ側筐体の第1嵌合部と前記中間筐体の前記第2嵌合部との嵌合部分または前記嵌合部分の近傍に設けられ、前記後ろ側筐体の第1嵌合部が前記中間筐体の第2嵌合部に嵌合される際に、前記後ろ側筐体の第1嵌合部と前記中間筐体の第2嵌合部とを所定の隙間分離間させる離間部とを備える、表示装置。
  2. 前記離間部は、前記後ろ側筐体の第1嵌合部に向かって突出するように前記中間筐体の第2嵌合部に一体的に設けられた第1リブを含む、請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記第1リブは、前記後ろ側筐体の第1嵌合部と前記中間筐体の第2嵌合部とを前記所定の隙間分離間させた状態で、前記後ろ側筐体の第1嵌合部に対して前記中間筐体の第2嵌合部から離間する方向の押圧力を付与するように構成されている、請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記第1リブは、前記後ろ側筐体の第1嵌合部と前記中間筐体の第2嵌合部との嵌合方向において先端に向かって徐々に突出量が小さくなるテーパ形状を有する、請求項2または3に記載の表示装置。
  5. 前記後ろ側筐体は、前記後ろ側筐体の第1嵌合部が前記中間筐体の第2嵌合部に嵌合される際に、前記中間筐体の第2嵌合部の前記離間部が配置されている側とは反対側の部分に当接する当接部を含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載の表示装置。
  6. 前記当接部は、前記後ろ側筐体の第1嵌合部に一体的に設けられ、前記第1嵌合部との間に前記第2嵌合部および前記離間部を挟むように配置される第2リブを含む、請求項5に記載の表示装置。
  7. 前記当接部は、前記離間部の近傍に配置されている、請求項5または6に記載の表示装置。
  8. 前記中間筐体は、平面的に見て、略矩形形状の外形を有し、
    前記離間部は、略矩形形状の前記中間筐体の4辺のそれぞれに設けられている、請求項5〜7のいずれか1項に記載の表示装置。
  9. 前記離間部は、一対を一組として前記中間筐体の前記4辺のそれぞれに設けられており、
    前記当接部は、一対の前記離間部の間に配置されている、請求項8に記載の表示装置。
  10. 前記中間筐体の第2嵌合部は、壁状に形成されており、前記後ろ側筐体の第1嵌合部と前記中間筐体の第2嵌合部との嵌合方向において先端に向かって徐々に厚みが小さくなるテーパ形状を有する、請求項1〜9のいずれか1項に記載の表示装置。
  11. 前記後ろ側筐体の第1嵌合部および前記中間筐体の第2嵌合部は、それぞれ、前記嵌合部分に嵌合面を有し、
    前記離間部により、前記第1嵌合部の前記嵌合面と前記第2嵌合部の前記嵌合面とが前記所定の隙間分離間されるように構成されている、請求項1〜10のいずれか1項に記載の表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016028303A (ja) * 2015-11-04 2016-02-25 富士通株式会社 表示装置及び電子機器

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