以下の例示的な実施形態および変形例には、同様の構成要素が含まれている。よって、以下では、同様の構成要素には共通の符号が付されるとともに、重複する説明が省略される。また、各図では、便宜上、方向(X方向、Y方向、Z方向)が示されている。X方向は、表示画面4aに対する正面視での長手方向、Y方向は、表示画面4aに対する正面視での短手方向、Z方向は表示画面4aに対する正面視での前後方向(奥行方向、筐体3の厚さ方向)である。X方向、Y方向、およびZ方向は、相互に直交している。
また、以下の実施形態では、電子機器がテレビジョン受像機またはパーソナルコンピュータとして構成された場合が例示されるが、本実施形態にかかる電子機器は、これらには限定されない。本実施形態にかかる電子機器は、例えば、スマートフォンや、スマートブック、携帯電話機、PDA(personal digital assistant)、映像表示装置、テレビ電話機等の種々の電子機器として構成することができる。
<第1実施形態>
本実施形態にかかる電子機器の一例であるテレビジョン受像機1は、図1〜5に示されるように、支持部2Fr,2Rr(支部、台、スタンド)と、筐体3と、を備える。支持部2Fr,2Rrは、机や、棚、台等の載置部(図示されず)上に載置され、筐体3を支持する。
筐体3は、図1に示されるように、正面視では四角形状(本実施形態では一例として長方形状)に構成されている。また、筐体3は、図1〜5に示されるように、前後方向に薄い扁平な直方体状に構成されている。筐体3は、前面3a(正面、面、面部、前面部)とこの反対側の後面3b(背面、面、面部、後面部)と、を有する。前面3aは、第一の前面の一例である。また、筐体3は、図1に示されるように、正面視では、四つの端部3c〜3f(辺部、縁部)と、四つの角部3g〜3j(尖部、曲部、端部)と、を有する。端部3c,3eは、筐体3および表示装置4の短手方向の両端部であって、長辺部の一例である。また、端部3d,3fは、筐体3および表示装置4の長手方向の両端部であって、短辺部の一例である。筐体3は、支持部2Fr,2Rrによって、起立された状態(姿勢)に支持される。
また、筐体3は、前面3a1を有する壁部3k(部分、プレート、フレーム、ベゼル、前壁部、表壁部、天壁部)と、後面3bを有する壁部3m(部分、プレート、後壁部、裏壁部、底壁部)と、を有する。前面3a1は、筐体3の前面3aの一部を構成している。前面3a1は後面3bと略並行している。壁部3k,3mは、四角形状(本実施形態では一例として長方形状)である。また、筐体3は、壁部3kと壁部3mとの間に亘った亘面3p(周面、面、面部)を有する四つの壁部3n(部分、プレート、側壁部、端壁部、立壁部、亘部)を有する。亘面3pの少なくとも一部は、筐体3の側面を構成している。そして、壁部3kには、四角形状(本実施形態では一例として長方形状)の開口部3rが設けられている。つまり、前面3aには開口部3rが設けられている。開口部3rは、第一の開口部の一例である。
さらに、筐体3は、複数の部品(分割体、部材)が組み合わせられて構成されることができる。筐体3は、一例としては、少なくとも壁部3mを含む第一の部材3Rr(第一の部分、後側部材、ベース、ボトム、バックカバー、カバー部材)と、少なくとも壁部3nを含む第二の部材3Md(第二の部分、中間部材、フレーム、ミドルフレーム、ミドルカバー、ミドルフレーム部材)と、少なくとも壁部3kを含む第三の部材3Fr(第三の部分、前側部材、ベゼル、フロントカバー、マスク部材)と、を有する。筐体3は、合成樹脂材料や、金属材料等で構成されることができる。また、第二の部材3Mdは、第三の部材3Frより高い剛性を有するとともに、第三の部材3Frより大きな外縁寸法を有する。
また、本実施形態では、一例として、図1に示されるように、第三の部材3Frの壁部3kは、四角形状(例えば長方形状)の枠状かつ板状に形成され、表示装置4の周縁部を覆っている。筐体3内には、表示装置4(表示部、ディスプレイ、パネル)が収容されている。表示装置4の、前面3a側に位置した表示画面4aは、開口部3rを介して筐体3の前方(外方)に露出しており、使用者は、前方側から開口部3rを介して表示画面4aを視認することができる。つまり、表示装置4の表示画面4aは、開口部3rにより露出されている。表示装置4は、正面視では四角形状(本実施形態では一例として長方形状)に構成されている。また、表示装置4は、前後方向に薄い扁平な直方体状に構成されている。表示装置4は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD,liquid crystal display)や有機ELディスプレイ(OELD,organic electro-luminescent display)等である。また、本実施形態では、一例として、表示装置4は、第二の部材3Mdに取り付けられている。表示装置4の第二の部材3Mdへの取り付けには、結合具(例えばねじ等)やブラケット(金具)等(いずれも図示されず)が用いられうる。
また、表示装置4の前側(表側、壁部3k側)には、透明な比較的薄い四角形状(本実施形態では一例として長方形状)の入力操作パネル5(一例としてはタッチパネル、タッチセンサ、操作面)が設けられている。入力操作パネル5は、表示画面4aを覆っている。操作者(ユーザ等)は、例えば手指やスタイラス等によって、入力操作パネル5に対して、触れる、押す、擦る、あるいは入力操作パネル5の近傍で動かす等の操作を行うことで、入力処理を実行することができる。また、表示装置4の表示画面4aから出た光は、入力操作パネル5を通過して壁部3kの開口部3rから筐体3の前方(外方)へ出る。入力操作パネル5は、入力部の一例である。
また、本実施形態では、一例として、図1に示されるように、第二の部材3Mdが第三の部材3Frを取り囲んでいる。そして、少なくとも正面側から見える範囲では、第三の部材3Frと第二の部材3Mdとで、色や、光沢の度合い、表面性状、凹凸状態、面粗度等が相違し、外観上、第三の部材3Frと第二の部材3Mdとが区別されやすい。また、上方(上方)および側方(左右両側)端部3c,3d,3fでは、正面視での第二の部材3Mdの幅は、第三の部材3Frの幅より狭い。
また、本実施形態では、一例として、図4,5に示されるように、壁部3nのうち、表示装置4の長手方向両端側に位置する壁部3n1(側壁部)は、第二の部材3Mdに含まれる前部31a(部分、領域、壁部)と、第一の部材3Rrに含まれる後部31b(部分、領域、壁部)と、を含んでいる。前部31aは、上側に向けて細くなる(尖る)三角形状に形成されている。すなわち、前部31aの幅は、筐体3の端部3e側(一端部側、下側)からその反対側の端部3c側(他端部側、上側)へ向かうにつれて、徐々に狭く(小さく、細く)なっている。前部31aの表示画面4aとは反対側(後方側、図4,5で右側)の縁部31cは、直線状に形成されている。また、後部31b(第二の壁部)は、縁部31cと合わさる縁部31dから表示画面4aとは反対側(後方側、図4,5で左側から右側)に向かうにつれて、表示画面4aの正面視での中央部側へ向かっている。本実施形態では、一例として、筐体3の壁部3mが、後方側へ向けて凸となる状態に膨らんでおり(湾曲しており)、この壁部3mの長手方向の両端部に位置した部分(縁部)が、壁部3n1の後部31bとして構成されている。
また、本実施形態では、一例として、図1,2,4,5に示されるように、壁部3nのうち、表示装置4の短手方向の一端側(下端側)に位置する壁部3n2は、第二の部材3Mdの一部として構成されている。亘面3pのうち壁部3n2に設けられた部分の少なくとも一部は、壁部3n2の前面3a2(表面)を構成している。壁部3n2の前面3a2は、筐体3の前面3aの一部であり、壁部3kの前面3a1とともに筐体3の前面3aを構成している。壁部3n2は、後方側(背面側、背後側、表示画面4aとは反対側、図4,5の右側)から前方側(正面側、表示画面4a側、図4,5の左側)へ向かうにつれて表示画面4aに対する正面視で離れた側(下方側)から近い側(上方側)へ向かっている。すなわち、壁部3n2(の前面3a2)は、表示画面4aに沿う方向ならびに表示画面4aの法線方向に対して傾斜している。前面3a2は、表示画面4aに対して傾斜した傾斜面の一例である。
また、本実施形態では、一例として、図4〜7に示されるように、壁部3nに、溝31e(溝部、凹部)が設けられている。溝31eは、第一の部材3Rrと第二の部材3Mdとの境界線31i(境界部、境界、図7参照)に沿って延在している。溝31eは、底面31f(底部、底、面、部分)と、底面31fから延出した一対の対向面31g,31hと、を有する。底面31fおよび一方の対向面31gは、第一の部材3Rrに設けられている。他方の対向面31hは、第二の部材3Mdに設けられている。境界線31i(図7)は、溝31eに位置されている。本実施形態では、一例として、境界線31iは、底面31fと対向面31gとの境界(境界部)に設けられている。
また、本実施形態では、一例として、図1に示されるように、第一の支持部2Frは、表示画面4aの短手方向の筐体3の端部3e(一端部、長辺部、下辺部)に設けられ、筐体3を支持している。詳細には、二つの第一の支持部2Frは、表示画面4aの長手方向に相互に間隔をあけて位置され、表示画面4aの短手方向の筐体3の端部3e(一端部、長辺部、下辺部)から突出し、筐体3を支持している。二つの第一の支持部2Frは、筐体3の短手方向(Y方向、表示画面4aの短手方向)側の端部3e(一端部、長辺部、下辺部)の、長手方向(X方向、表示画面4aの長手方向、左右方向)の両端部(角部3h,3i)より中央部側に寄った位置から下方(端部3cとは反対方向)に向けて突出している。また、本実施形態では、一例として、図1〜5に示されるように、第二の支持部2Rrは、二つの第一の支持部2Frと離間して第一の部材3Rrから突出している。また、第二の支持部2Rrは、表示画面4aに対する正面視では二つの第一の支持部2Frの間となる位置で突出し、二つの第一の支持部2Frとともに筐体3を三点で支持している。
また、本実施形態では、一例として、図4に示されるように、第一の支持部2Frは、前部31aの表示画面4aとは反対側(後方側、図4で右側)の縁部31cに沿った方向に突出している。
また、本実施形態では、一例として、図1〜4,6に示されるように、第一の支持部2Frは、先細りの形状を有している。すなわち、第一の支持部2Frは、根元側から先端側に向かうにつれて細くなっている。さらに、本実施形態では、一例として、図6,7から明らかとなるように、第一の支持部2Frの前面21a、後面21b、ならびに二つの側面21cは、それぞれ外側に向けて凸となる状態に膨らんでいる。また、前面21aおよび二つの側面21cの中央部には、第一の支持部2Frの根元側と先端側とに亘る稜線21dが設けられている。前面21aおよび二つの側面21cでは、稜線21dの部分が他の部分より突出している。前面21aは、第二の前面の一例である。
また、本実施形態では、一例として、図9に示されるように、第一の支持部2Frは、第二の部材3Mdに設けられた第一の突出部21eと、第一の部材3Rrに設けられた第二の突出部21fとを有している。具体的に、第一の突出部21eは、第二の部材3Mdの端部3eから下方(端部3cとは反対側)に突出するとともに、縁部31cより後方(表示画面4aとは反対側)にも突出している。第一の突出部21eは、縁部31cよりも表示画面4aとは反対側(後方側)に位置された第一の部分21gを有する。また、第二の突出部21fは、第一の部材3Rrの壁部3m(後壁)および壁部3n(側壁)から第一の突出部21eに沿って下方に向けて突出している。また、第一の部材3Rrには、第一の突出部21eのうち縁部31cより後方側に位置する第一の部分21gを受け入れる切欠部21hが設けられている。すなわち、第一の部材3Rrのうち、切欠部21hに隣接した第二の部分21iは、第一の部分21gの先端部とは反対側に位置して、当該第一の部分21gと接触する。このような構成の第一の突出部21eと第二の突出部21fとが前後方向に重ねられ、一体化されて、第一の支持部2Frが構成される。なお、第二の突出部21fには、開口部21jが設けられ、第一の突出部21eには、開口部21jを通された結合具(例えばねじ等、図示されず)が結合される結合部21k(例えば雌ねじ孔)が設けられる。すなわち、第一の突出部21eと第二の突出部21fは、結合具によって結合される。開口部21jの縁部には凹部21mが設けられている。凹部21mには、キャップ21n(図3,7等参照)が嵌められ、このキャップ21nにより、凹部21mならびに開口部21jが覆われている。キャップ21nは、エラストマ等の弾性かつ可撓性を有した材料で構成される。
また、本実施形態では、一例として、図8,9に示されるように、第一の突出部21eと第二の突出部21fとの間には、可撓性および弾性を有する弾性部材35が挟まれている。弾性部材35は、第一の突出部21eに設けられた凹部21pと第二の突出部21fに設けられた凹部21rとに収容される。弾性部材35は、第一の支持部2Frの先端側(下方側)に露出(突出)している。また、図8に示されるように、弾性部材35の根元側(上側)には、可撓性を有する緩衝部材36が位置されている。緩衝部材36は、弾性部材35と第一の支持部2Frとの間に介在している。弾性部材35は、一例としては、エラストマ等で構成される。緩衝部材36は、一例としては、合成樹脂材料の発泡材料等で構成される。
また、本実施形態では、一例として、図1,3,10に示されるように、第二の支持部2Rrは、筐体3(表示装置4)の長手方向に幅を持つ四角形状(例えば長方形状)かつ板状の外観を呈している。また、図10に示されるように、端部22aは、筐体3(表示装置4)の長手方向に沿って細長く延びた面状に形成されている。端部22aには、端部22aの長手方向に沿って延びた弾性部材22bが設けられている。弾性部材22bは、端部22aから先端側(下方側)に突出している。
また、本実施形態では、一例として、図4,5に示されるように、第二の支持部2Rrは、筐体3の壁部3mに、回動可能に支持されている。第二の支持部2Rrは、図3〜5に示される回動軸Ax周りに回動可能に連結された二つの部品を有したヒンジ機構(図示されず)を介して、壁部3mに接続されている。回動軸Axは、壁部3mの中央部ならびに第二の支持部2Rrの端部22aとは反対側の端部22cに位置されるとともに、端部22a(筐体3および表示装置4の長手方向、左右方向)ならびに壁部3mの後面3bに沿って延びている。図4には、第二の支持部2Rrが突出した状態(展開状態)が示され、図5には、第二の支持部2Rrが引っ込んだ状態(折りたたみ状態)が示されている。図4から明らかとなるように、第二の支持部2Rrが展開されて、第一の支持部2Frおよび第二の支持部2Rrによって筐体3が起立された姿勢で支持された状態では、第一の支持部2Frは、上方から下方へ向かうにつれて後方から前方へ向かい、第二の支持部2Rrは、上方から下方へ向かうにつれて前方から後方へ向かう。
また、図1,11に示されるように、壁部3n2には、開口部32a,32bが設けられている。すなわち、壁部3n2の前面3a2(傾斜面)には、開口部32a,32bが設けられている。開口部32bは、第二の開口部の一例である。開口部32aは、表示画面4aの長手方向に相互に間隔をあけて二つ設けられている。開口部32aは、複数の小孔32c(孔、貫通孔、図6参照)を含んでいる。開口部32aの設けられた領域の背後には、スピーカ38(図12参照、、収容部品)が設けられており、このスピーカ38の音声(音)が、開口部32a(小孔32c)を通じて出力される。なお、図12には、一方の第3の開口部32aに対応して設けられたスピーカ38が示されている。このように、前面3a2には、音を放出する複数の小孔32cが設けられている。小孔32cは、第三の開口部の一例である。複数の小孔32cを有した領域としての開口部32aは、図1に示されるように、正面視での左側と右側に、端部3eに沿って延びた長孔状に形成されている。開口部32aの長さは、端部3eの長さの約1/3である。開口部32bは、前面3a(前面3a1)における複数の小孔32cが設けられた領域としての開口部32a内に設けられている。また、開口部32bは、開口部32a(領域)の、表示画面4aの長手方向の一端部32dに寄せて位置されている。開口部32bは、端部3fと端部3dとのうち端部3dに寄せて位置されている。
また、本実施形態では、図1,11に示されるように、開口部32bからは、一例としては、スイッチ39(収容部品)の操作子33と、通信部37(一例としては赤外線受信部、収容部品)のカバー34とが、露出されている。カバー34は、操作子33とは異なる別の部品の一例である。このように、開口部32bは、操作子33と操作子33とは異なる別の部品としてのカバー34を露出させている。操作子33は、操作部の一例である。スイッチ39は、一例としては、操作子33を押圧するたびにオンとオフとが切り替わる所謂プッシュ−プッシュ式の押しボタンスイッチとして構成されうる。操作子33は、前面3a2に対して略垂直な方向(図4に示された矢印Fの方向)に沿って押圧操作される。スイッチ39は、一例として電源スイッチとして構成されうる。操作子33(の表面)には、一例として、電源スイッチである旨を示す印が設けられている。なお、操作子33は、スイッチ39に設けられるものに限るものではなく、例えば表示画面4aの明るさ等を調整する調整器に設けられるものであってもよい。また、通信部37は、一例としては、赤外線(赤外光)の受光部として構成されうる。開口部32bは、前面3a(前面3a2)における、表示画面4aの短手方向で一方の第一の支持部2Frの筐体3側に位置された部分3a3(第一部分、第一領域、領域)に設けられている。つまり、開口部32bは、一方の第一の支持部2Frの上方に位置されており、これにより、操作子33およびカバー34も、一方の第一の支持部2Frの上方に位置されている。
なお、開口部32bの位置は上述の位置に限るものではない。例えば、開口部32bが前面21aに設けられていて、当該開口部32bから操作子33が露出されていてもよい。さらには、開口部32bが表示画面4aの短手方向で第一の支持部2Fr間の筐体3側に位置された部分3a4に設けられて、当該開口部32bから操作子33が露出されていてもよい。また、開口部32bは、表示画面4aの長手方向の中心を通る(仮想の)中心線に対して線対称に位置した一対の第一の支持部2Frの間に位置していてもよい。別の言い方をすると、第一の支持部2Frの、表示画面4aの長手方向での中心線よりも、筐体3の、表示画面4aの長手方向での中心線側に偏心して位置されていてもよい。以上からわかるとおり、操作子33を露出させる開口部32bは、前面3aの部分3a3と、前面3aにおける、表示画面4aの短手方向で第一の支持部2Fr間の筐体3側に位置された部分3a4と、前面21aとのいずれかに設けられていてよい。
また、本実施形態では、一例として、図1,11に示されるように、操作子33は、表示画面4aの短手方向で一方の第一の支持部2Fr(一例として、図1の右側の第一の支持部2Fr)と表示画面4aとの間に位置されている。また、本実施形態では、一例として、操作子33は、第一の支持部2Frより前方(表示画面4a側)に位置されている。また、本実施形態では、一例として、操作子33は、第二の部材3Mdに取り付けられている。一例として、操作子33は、スイッチ39とともに、連結部材を介して第二の部材3Mdに取り付けられている。また、本実施形態では、一例として、操作子33は、表示画面4aの長手方向でカバー34(別の部品)よりも開口部3r(第一の開口部)の中心側に位置されている。
また、本実施形態では、一例として、図12に示されるように、筐体3内には、基板40(回路基板、収容部品)が収容されている。基板40の前面(実装面、一面、面)には、操作子33が設けられたスイッチ39(一例として電源スイッチ)と、通信部37とが実装されている。また、基板40の後面40a(他面、面)にはコネクタ45が設けられている。基板40は、支持部材43(取付部材、介在部材、板金部材)を介して第二の部材3Mdに取り付けられている。基板40(の前面および後面40a)は、前面3a2(傾斜面)に沿って位置されており、表示画面4aに対して傾斜している。一例として、基板40は、結合具44(ねじ)によって第二の部材3Mdに取り付けられ、支持部材43は、結合具44(ねじ)によって第二の部材3Mdに取り付けられている。支持部材43は、基部43aと、基部43aから延出した板部43b(取付部)とを有しており、板部43bに基板40が取り付けられている。板部43b(の一部)は、第二の部材3Mdと基板40との間に位置されている。また、支持部材43は、一例として、係部(支持部、アーム、図示されず)によって操作子33を変位可能(往復動可能、進退可能、操作可能)に支持している。また、一例として、支持部材43は、第二の部材3Mdに設けられた係部(爪)3xと係っている。基板40は、開口部32bの後方(背面側)に位置されている。基板40は、第一の支持部2Frの上方且つ表示装置4の下方に位置されている。つまり、基板40は、第一の支持部2Frと表示装置4との間に位置されている。基板40は、表示画面4aの長手方向でスピーカ38と並んで位置されている。スピーカ38は、結合具44(ねじ)によって第二の部材3Mdに取り付けられている。スピーカ38の一端部38a(上端部、端部、縁部)は、表示装置4の後方に位置されている。
筐体3内には、表示装置4の後側(裏側、背後側、壁部3m側、表示画面4aとは反対側)に、基板40とは別の基板(図示されず、回路基板、収容部品)が収容されている。基板は、表示装置4に重ねて設けられている。また、基板は、壁部3k,3m,3n等と離間した状態で、すなわち、壁部3k,3m,3n等との間に隙間を有した状態で、設けられている。また、基板は、例えばねじ等の固定具によって、表示装置4または筐体3に固定されている。基板(回路基板、制御基板、メイン基板)には、CPU(central processing unit)等の複数の電子部品(部品、素子、図示されず)が実装されている。電子部品には、発熱体が含まれる。また、発熱量の大きな電子部品(発熱体)には、冷却機構(放熱部、受熱部、図示されず)を設けることができる。基板および電子部品によって、制御回路(図示されず)の少なくとも一部が構成されている。制御回路は、例えば、映像信号処理回路や、チューナ部、HDMI(high-definition multimedia interface)信号処理部、AV(audio video)入力端子、リモコン信号受信部、制御部、セレクタ、オンスクリーンディスプレイインタフェース、記憶部(例えば、ROM(read only memory)、RAM(random access memory)、HDD(hard disk drive)等)、音声信号処理回路等を、含むことができる。図12には、記憶部の一例としてHDD41(収容部品)が示されている。HDD41の周囲には、ドングル用のコネクタ(電気部品)が設けられた基板42(収容部品)が位置されている。HDD41および基板42は、表示装置4の後側(裏側、背後側、壁部3m側、表示画面4aとは反対側)の位置で筐体3に収容されている。一例としてHDD41は、スピーカ38の上方(筐体3の端部3c側)に位置され、基板42は、基板40の上方(筐体3の端部3c側)に位置されている。HDD41および基板42は、結合具44(ねじ)によって、表示装置4の裏面4bに結合(固定)されている。制御回路は、表示装置4の表示画面4aでの映像(動画や静止画等)の出力や、スピーカ38での音声の出力、LED(light emitting diode、図示されず)での発光等を制御する。表示装置4や、スピーカ38、LED等は、出力部の一例である。
以上、説明したように、本実施形態では、一例として、テレビジョン受像機1は、第二の部材3Mdの、表示画面4aの短手方向側の端部3eの、表示画面4aの長手方向の両側の端部3d,3fより中央部側に寄った位置から突出した第一の突出部21eを有した二つの第一の支持部2Frと、二つの第一の支持部2Frと離間して第一の部材3Rrから突出した第二の支持部2Rrと、を有した。よって、本実施形態によれば、一例としては、第一の支持部2Frおよび第二の支持部2Rrによって、より狭い領域でテレビジョン受像機1を支持することができる。よって、一例としては、テレビジョン受像機1をより狭いスペースにも置きやすくなる。また、一例としては、支持部が長手方向の両端部に位置された構成に比べて、第一の支持部2Frを含む部分がよりスリムにあるいはより小さく見えやすくなる。
また、本実施形態では、一例として、表示装置4が第二の部材3Mdに取り付けられた。よって、本実施形態によれば、一例としては、第一の支持部2Frが設けられた第二の部材3Mdに表示装置4が取り付けられるため、支持部の無い他の部材に取り付けられる場合に比べて、表示装置4の重量による筐体3の撓みや、変形、応力の増大等が生じにくい。
また、本実施形態では、一例として、第二の部材3Mdが、表示画面4aの長手方向の両端側で、表示装置4を覆い端部3e側から当該端部3eの反対側(端部3c側)に向かうにつれて細くなる壁部3n1の前部31aを有した。よって、本実施形態によれば、一例としては、表示画面4aの正面側からの視線で、壁部3n1がよりスリムにあるいはより小さく見えやすくなる。
また、本実施形態では、一例として、第一の突出部21eが、前部31aの表示画面4aとは反対側の縁部31cに沿った方向に突出した。よって、本実施形態によれば、一例としては、第一の突出部21eと第二の部材3Mdの縁部31cとが面(縁部31cおよび第一の突出部21eに沿った面)に沿って配置されるため、第一の突出部21eと第二の部材3Mdの縁部31cとが互いに交叉して設けられた場合に比べて、第一の支持部2Frおよび第二の部材3Mdによって表示装置4等がより強固に支持されやすくなる。また、一例としては、第二の部材3Mdにおける第一の突出部21eの突出部分等における応力集中が生じにくくなる。また、一例としては、第一の突出部21eが表示装置4の重心の近くに向きやすくなるため、表示装置4等の重量によって第一の突出部21eに生じる応力がより小さくなりやすい。
また、本実施形態では、一例として、第一の部材3Rrが、表示画面4aの長手方向の両端側の端部3d,3fで、表示装置4を覆い表示画面4aから離れるにつれて表示画面4aの正面視での中央部側に向かう壁部3n1の後部31bを有した。よって、本実施形態によれば、一例としては、後部が表示画面4aに直交した方向に沿った場合に比べて、表示画面4aの前方側からの視線で、後部31bが見える領域が減る。よって、壁部3n1がよりスリムにあるいはより小さく見えやすくなる。また、一例として、前部31aが端部3e側から当該端部3eの反対側(端部3c側)に向かうにつれて細くなる形状を有した場合には、壁部3n1が全体としてよりスリムにあるいはより小さく見えやすくなる。
また、本実施形態では、一例として、第一の支持部2Frが、根元側から先端側に向かうにつれて細くなる。よって、本実施形態によれば、一例としては、支持部の幅や太さが根元側から先端側にかけて一定である構成に比べて、第一の支持部2Frを含む部分がよりスリムにあるいはより小さく見えやすくなる。
また、本実施形態では、一例として、第一の支持部2Frが、第一の部材3Rrの、表示画面4aの短手方向側の端部3eの、表示画面4aの長手方向の両側の端部3d,3fより中央部側に寄った位置から突出した第二の突出部21fを有し、第一の突出部21eと第二の突出部21fとが結合された。よって、本実施形態によれば、一例としては、表示装置4等の重量を筐体3のより広い範囲で支持しやすくなる。よって、筐体3において局所的な応力が増大するのが抑制されやすくなる。
また、本実施形態では、一例として、第一の突出部21eが、縁部31cよりも表示画面4aとは反対側に位置された第一の部分21gを有し、第一の部材3Rrが、第一の部分21gの先端部とは反対側に接触した第二の部分21iを有した。よって、本実施形態によれば、一例としては、第一の部分21gと第二の部分21iとの間、すなわち、第二の部材3Mdに設けられた第一の突出部21eと第一の部材3Rrとの間で荷重を伝達することができる。よって、本実施形態によれば、一例としては、表示装置4等の重量を筐体3のより広い範囲で支持しやすくなる。よって、筐体3において局所的な応力が増大するのが抑制されやすくなる。
なお、第一の突出部21eは、第二の部材3Mdに一体成形されてもよいし、第二の部材3Mdとは別の部品として構成され、第二の部材3Mdにねじ等の結合具による結合や溶着等によって第二の部材3Mdに一体化されてもよい。
また、本実施形態では、一例として、開口部32b(第二の開口部)が、前面3a(前面3a2)における、表示画面4aの短手方向で一方の第一の支持部2Frの筐体3側に位置された部分3a3に設けられている。そして、開口部32bから操作子33が露出されている。よって、本実施形態によれば、一例としては、操作子33に対する操作者の操作(一例として押圧操作)により、第一の支持部2Frを支点とした回動力が筐体3に作用することを抑制することができる。したがって、本実施形態によれば、第一の支持部2Frを支点として筐体3(テレビジョン受像機1)が回動することを抑制することができる。即ち、本実施形態によれば、操作子33への操作の際のテレビジョン受像機1の設置安定性を向上させることができる。なお、操作子33を露出させる開口部32bが、前面3aにおける、表示画面4aの短手方向で第一の支持部2Fr間の筐体3側に位置された部分3a4や前面21aに設けられた場合も、操作子33への操作の際のテレビジョン受像機1の設置安定性を向上させることができる。
また、本実施形態では、一例として、前面3aは、表示画面4aに対して傾斜した前面3a2を含み、開口部32bは、前面3a2に設けられている。よって、本実施形態によれば、一例としては、前面3aが、表示画面4aに対して傾斜した前面3a2を含むことにより、操作者に対して筐体3の見かけ上の大きさをより小さく見せることができる。また、本実施形態によれば、一例としては、開口部32bが前面3a2に設けられていることにより、開口部32bから露出された操作子33への押圧操作方向が後方斜め上方になり、押圧力は上方への分力と後方への分力とに分かれるため、筐体3を後方へ押す力は押圧力の一部だけとなる。よって、筐体3を後方へ押す力が比較的に少なくなり、第一の支持部2Frを支点として筐体3が回動することを抑制することができる。また、本実施形態によれば、一例としては、操作子33を露出させた開口部32bが前面3a2に設けられていることにより、表示画面4aに比べて、開口部32bや操作子33を目立たなくすることができる。また、前面3a2の背後に、スピーカ38やスイッチ39を配置することで、それらを目立たなくすることができる。
また、本実施形態では、一例として、開口部32bは、前面3aに設けられ、操作子33は、第一の支持部2Frより前方に位置されている。よって、本実施形態によれば、一例としては、操作子33に入力された押圧力が第一の支持部2Frに良好に伝達されるので、操作子33への操作の際のテレビジョン受像機1の設置安定性をより向上させることができる。
また、本実施形態では、一例として、操作子33は、第二の部材3Mdに取り付けられ、第一の支持部2Frは、第二の部材3Mdから突出した突出部として第一の突出部21eを有している。よって、本実施形態によれば、一例としては、操作子33が第二の部材3Mdに取り付けられるため、操作子33が第三の部材3Frに取り付けられる場合に比べて、操作子33に入力される操作力が表示画面4aに伝わることを抑制することができる。
また、本実施形態では、一例として、開口部32bは、操作子33と操作子33とは異なる別の部品としてのカバー34を露出させている。よって、本実施形態によれば、一例としては、一つの開口部32bで、複数の部品を露出させているので、テレビジョン受像機1の構成を比較的に簡素にすることができる。
また、本実施形態では、一例として、前面3aは、音を放出する複数の小孔32cが設けられ、開口部32bは、前面3aにおける複数の小孔32cが設けられた開口部32a(領域)内に設けられている。よって、本実施形態によれば、一例としては、開口部32bが目立ちにくい。
また、本実施形態では、一例として、開口部32bは、開口部32a(領域)の、表示画面4aの長手方向の一端部32dに寄せて位置されている。よって、本実施形態によれば、一例としては、操作子33が設けられたスイッチ39とスピーカ38とを容易に並べて配置することができる。
また、本実施形態では、一例として、操作子33は、表示画面4aの短手方向で一方の第一の支持部2Frと表示画面4aとの間に位置されている。よって、本実施形態によれば、一例としては、操作子33に対する操作により第一の支持部2Frを支点として筐体3が回動することを抑制することができる。
また、本実施形態では、一例として、第一の部材3Rrと第二の部材3Mdとの境界線31iが、溝31eに位置されている。よって、本実施形態では、一例として、境界線31iを目立たなくすることができる。
また、本実施形態では、一例として、操作子33とカバー34とが、表示画面4aの長手方向(左右方向)に並んで位置されている。よって、本実施形態では、一例として、操作子とカバーとが表示画面4aの短手方向(上下方向)に並んで位置される場合に比べて、テレビジョン受像機1の重心位置を端部3e(下端部)側により近づけることができる。したがって、本実施形態によれば、テレビジョン受像機1の設置安定性をより向上させることができる。また、本実施形態では、一例として、スイッチ39と通信部37とが、表示画面4aの長手方向(左右方向)に並んで位置されている。よって、本実施形態では、一例として、スイッチと通信部とが表示画面4aの短手方向(上下方向)に並んで位置されている場合に比べて、テレビジョン受像機1の重心位置を端部3e(下端部)側により近づけることができる。したがって、本実施形態によれば、テレビジョン受像機1の設置安定性をより向上させることができる。
また、本実施形態では、一例として、操作子33とカバー34とスイッチ39と通信部37とが、第一の支持部2Frの上方に位置されている。よって、本実施形態では、一例として、操作子33とカバー34とスイッチ39と通信部37との重量による荷重が第一の支持部2Frに上方から入力されるので、筐体3の撓みを抑制することができる。
<第1変形例>
図13には、第1変形例にかかるテレビジョン受像機1Aが示されている。なお、図13には、筐体3から第一の支持部2Frが取り外された状態が示されている。本変形例にかかるテレビジョン受像機1Aでは、二つの第一の支持部2Frが筐体3に着脱可能に設けられている。第一の支持部2Frは、筐体3に着脱構造(結合構造、係構造、図示せず)によって着脱可能に設けられている。着脱構造は、係部やねじ止め構造などを含んでよい。
また、本変形例にかかるテレビジョン受像機1Aでは、一方の第一の支持部2Frに開口部21sおよび操作子33が設けられている。開口部21sは、第一の支持部2Frの前面21aに設けられている。開口部21sは、第二の開口部の一例である。この開口部21sから操作子33が露出されている。
<第2変形例>
図14には、第2変形例にかかるテレビジョン受像機1Bが示されている。本変形例にかかるテレビジョン受像機1Bでは、二つの第一の支持部2Frは、筐体3の短手方向(Y方向、表示画面4aの短手方向)側の端部3e(一端部、長辺部、下辺部)の、長手方向(X方向、表示画面4aの長手方向、左右方向)の両端部(角部3h,3i)から下方(端部3cとは反対方向)に向けて突出している。別の言い方をすると、二つの第一の支持部2Frは、端部3d,3fの亘面3p(側面)の延長線上に位置されている。
また、本変形例にかかるテレビジョン受像機1Bでは、一方の第一の支持部2Frに開口部21sおよび操作子33が設けられている。開口部21sおよび操作子33は、第1変形例と同じ構成である。
<第3変形例>
図15には、第3変形例にかかるテレビジョン受像機1Cが示されている。本変形例にかかるテレビジョン受像機1Cでは、スピーカ38が、第一の支持部2Frの上方(表示画面4a側)に位置されて、筐体3に収納されている。かかる構成により、スピーカ38の振動を抑制することができる。
また、本変形例にかかるテレビジョン受像機1Cでは、一方の第一の支持部2Frに開口部21sおよび操作子33が設けられている。開口部21sおよび操作子33は、第1変形例と同じ構成である。
<第4変形例>
図16には、第4変形例にかかるテレビジョン受像機1Dが示されている。本変形例にかかるテレビジョン受像機1Dでは、第一の支持部2Frは、根元側(筐体3側)から先端側に向かうにつれて、前方(正面側、表示画面4a側、図16の左側)に向かっている。第一の支持部2Frは、表示画面4aに沿う方向ならびに表示画面4aの法線方向に対して傾斜している。
<第5変形例>
図17には、第5変形例にかかるテレビジョン受像機1Eが示されている。本変形例にかかるテレビジョン受像機1Eには、第一の支持部2Frおよび第二の支持部2Rrに代えて、支持部2Aが一つだけ設けられている。支持部2Aは、筐体3を支持している。支持部2Aは、接地部21t(部分)と、起立部21u(部分)と、を有している。起立部21uは、接地部21tから筐体3に向けて延出している。起立部21uの上端部(端部)に筐体3が連結されている。支持部2Aは、筐体3を回動(旋回)可能に支持している。一例として、支持部2Aは、表示画面4aの上下方向の角度を変化させる。すなわち、支持部2Aはチルトの調整を可能としている。なお、支持部2Aは筐体3を他の方向への回動(例えば、ピボット、スイベル等)を可能に支持することができる。
また、本変形例にかかるテレビジョン受像機1Eでは、支持部2Aの起立部21uに開口部21sおよび操作子33が設けられている。開口部21sは、支持部2Aの起立部21uの前面21aに設けられている。この開口部21sから操作子33が露出されている。なお、開口部21sおよび操作子33は、接地部21tに設けられていてもよい。
<第6変形例>
図18には、第6変形例にかかるテレビジョン受像機1Fが示されている。本変形例にかかるテレビジョン受像機1Fには、第一の支持部2Frおよび第二の支持部2Rrが設けられておらず、筐体3の端部3eが支持部として機能する。別の言い方をすると、筐体3に支持部(端部3e)が一体成形されている。筐体3の端部3eは、載置部上に載置され、筐体3を支持する。また、本変形例では、壁部3n2の前面3a2に開口部32bが設けられ、壁部3n2に操作子33およびスピーカ(図示せず)が設けられている。
以上、本発明の実施形態を例示したが、上記実施形態はあくまで一例であって、発明の範囲を限定することは意図していない。上記実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、組み合わせ、変更を行うことができる。上記実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。また、上記実施形態や各変形例の技術的特徴は、適宜に組み合わせたり、部分的に置換したりして実施することができる。また、各構成要素のスペック(構造や、種類、方向、形状、大きさ、長さ、幅、厚さ、高さ、数、配置、位置、材質等)は、適宜に変更して実施することができる。