JP2010276856A - 表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】バックライトシャーシを使用することなく、光源を所定位置に安定に支持し、小型化及び軽量化を図ることができる表示装置を提供する。
【解決手段】後キャビネット3の所定位置に固定板を設けて、該固定板にソケットを固定し、該ソケットに蛍光管5を接続して、バックライトシャーシを削減し、表示装置の小型化及び軽量化を図ることができる構成とした。また従来後キャビネット3に収容していた制御基板20を、スタンド内に収容することで、表示装置の薄型化を図ることができる構成とした。
【選択図】図2
【解決手段】後キャビネット3の所定位置に固定板を設けて、該固定板にソケットを固定し、該ソケットに蛍光管5を接続して、バックライトシャーシを削減し、表示装置の小型化及び軽量化を図ることができる構成とした。また従来後キャビネット3に収容していた制御基板20を、スタンド内に収容することで、表示装置の薄型化を図ることができる構成とした。
【選択図】図2
Description
本発明は映像を表示する表示装置に関する。
表示画面の大きさに比べて室内の占有面積が小さい液晶表示装置は、限られた室内空間を有効に利用することができることから、一般に広く普及している。液晶表示装置は、前キャビネットの内側に配置された映像を表示する液晶表示パネルに、後キャビネットに収容してある光源から光を照射して、映像を表示するように構成されており、液晶表示パネルにムラなく光が照射されるように、前記後キャビネット内にバックライトシャーシを設け、該バックライトシャーシの所定位置に前記光源を安定に支持してある(例えば特許文献1参照)。
しかしバックライトシャーシは大型且つ大重量であり、液晶表示装置を壁に取り付ける場合に、作業者の負担が大きいという問題があった。またバックライトシャーシを収容する空間を後キャビネット内に確保する必要があり、バックライトシャーシによって液晶表示装置の小型化が妨げられていた。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、バックライトシャーシを使用することなく、光源を所定位置に安定に支持し、小型化及び軽量化を図ることができる表示装置を提供することを目的とする。
本発明に係る表示装置は、映像を表示する表示パネルの周囲に配置される枠形の前キャビネットと、該前キャビネットの後側に配置され、前キャビネットに対向する箱形の後キャビネットと、該後キャビネットに収容され、前記表示パネルへ光を照射する光源とを備える表示装置において、前記後キャビネットにて前記光源を支持してあることを特徴とする。
本発明においては、後キャビネットの所定位置に光源を支持して、バックライトシャーシを削減し、表示装置の小型化及び軽量化を図る。
本発明に係る表示装置は、前記前キャビネットと前記後キャビネットとによって前記表示パネルを挟持してあることを特徴とする。
本発明においては、前キャビネットを表示パネルに押圧して、表示パネルを挟持し、従来表示パネルを支持するために使用していたベゼルを削減し、表示装置の小型化及び軽量化を図る。
本発明に係る表示装置は、前記光源から照射された光を拡散する拡散板を備え、該拡散板を支持する支持部を前記後キャビネットの縁部分に形成してあることを特徴とする。
本発明においては、拡散板を支持する支持部を後キャビネットに形成し、従来拡散板を支持するために使用していたシャーシを削減し、表示装置の小型化及び軽量化を図る。また後キャビネットに支持部を一体成形することによって、後キャビネットに対して支持部が偏倚することがなく、拡散板の位置ズレを防ぐことができる。
本発明に係る表示装置は、前記前キャビネット及び後キャビネットの下部に箱形のスタンドを設けてあり、該スタンド内に前記光源又は表示パネルの駆動を制御する制御基板が設けてあることを特徴とする。
本発明においては、従来後キャビネットに収容していた制御基板を、スタンド内に収容することで、表示装置の薄型化を図ることができる。
本発明に係る表示装置は、前記後キャビネットの後面に凹部が形成してあり、該凹部に前記光源又は表示パネルの駆動を制御する制御基板が設けてあることを特徴とする。
本発明においては、前記後キャビネットの後面に形成した凹部に制御基板を収容することによって、後キャビネットを取り外すことなく、制御基板の保守及び交換を迅速に行うことができる。
本発明に係る表示装置は、前記凹部を覆う蓋体を備えることを特徴とする。
本発明においては、蓋体によって凹部を覆い、表示装置の外観意匠性を向上させることができる。
本発明に係る表示装置は、前記蓋体に端子を挿入する端子孔が設けてあることを特徴とする。
本発明においては、前記端子孔に端子を挿入して、蓋体を取り外すことなく、前記凹部に収容された制御基板と外部機器とを端子を介して接続する。また適用される表示装置の端子の仕様に応じて、蓋体に設けた挿入孔の形状を変更し、異なる端子の仕様に対応させて表示装置を製造することができる。そのため表示装置の生産性が向上する。
本発明に係る表示装置は、前記後キャビネットを壁に取り付ける取付部材をねじ止めするためのねじ孔が前記凹部内に設けてあり、前記取付部材を挿通する挿通穴が前記蓋体に設けてあることを特徴とする。
本発明においては、取付部材を前記凹部内にねじ止めすることによって、表示装置を壁に取り付けた場合に表示装置が壁から大きく離隔することを抑制し、表示装置が室内空間に占める割合を最小限に抑える。
本発明に係る表示装置は、前記後キャビネットを壁に取り付ける取付部材をねじ止めするためのねじ孔が前記凹部の周囲に設けてあることを特徴とする。
本発明においては、取付部材を凹部の周囲、例えば後キャビネットの後面の縁付近に設けることによって、前記縁付近は後キャビネットの中央部に比べて高剛性であるので、取付部材を後キャビネットに強固に固定することができる。
本発明に係る表示装置は、前記前キャビネット及び後キャビネットの下部に着脱可能なスタンドを設けてあることを特徴とする。
本発明においては、表示装置を壁に取り付ける場合に、前キャビネット及び後キャビネットからスタンドを迅速に取り外して、表示装置を短時間で壁に取り付けることができる。
本発明に係る表示装置は、前記光源は、パネルの一面にLEDを植設したLEDパネルであり、該LEDパネルを前記後キャビネットに取り付けてあることを特徴とする。
本発明においては、LEDパネルを使用することによって発熱量を抑制し、LEDパネルを後キャビネットに取り付けて、簡素な構成にてLEDパネルを後キャビネットの所定位置に支持する。
本発明に係る表示装置は、前記光源は蛍光管であり、該蛍光管を接続するソケットを備え、該ソケットを固定する固定部を前記後キャビネットに設けてあることを特徴とする。
本発明においては、固定部を後キャビネットの所定位置に設けることによって、蛍光管を後キャビネットの所定位置にて支持する。
本発明に係る表示装置にあっては、後キャビネットの所定位置に光源を支持して、バックライトシャーシを削減し、表示装置の小型化及び軽量化を図ることができる。
(実施の形態1)
以下本発明を実施の形態1に係る表示装置を示す図面に基づいて詳述する。図1は実施の形態1に係る表示装置を略示する斜視図、図2は図1のII−II線における略示側面断面図、図3は後キャビネットを前側から見た略示斜視図である。
以下本発明を実施の形態1に係る表示装置を示す図面に基づいて詳述する。図1は実施の形態1に係る表示装置を略示する斜視図、図2は図1のII−II線における略示側面断面図、図3は後キャビネットを前側から見た略示斜視図である。
図において1は、液晶を備える矩形の表示パネルであり、該表示パネル1は、液晶への印加電圧を制御して光の透過率を調整し、映像を表示するように構成されている。表示パネル1の周囲には矩形枠形の前キャビネット2が設けてあり、該前キャビネット2の開口の寸法は表示パネル1に対応した寸法となっている。前キャビネット2の下部正面には、後述するスピーカ10の音を放出するための放音孔2a、2aが左右に設けてある。前キャビネット2の下端部には、前側に突出した箱形の前スタンド部2bを前キャビネット2と一体に設けてあり、該前スタンド部2bの後部は開放されている。前スタンド部2bの上面には後述するスイッチ21を挿入するための複数の孔が設けてある。なお前スタンド部2bは後述する後スタンド部3bと共に表示装置を支持するスタンドとなっている。
前キャビネット2の後側には、前側が開放してある矩形箱形の後キャビネット3が設けてあり、該後キャビネット3の縁部分は前キャビネット2に対向している。後キャビネット3には光源としての蛍光管5を収容してある。なお前キャビネット2は縁部分に爪部(図示せず)を備え、後キャビネット3は該爪部に対応する係合凹部(図示せず)を備えており、爪部と係合凹部とを係合させてある。
後キャビネット3の下端部には、後側に突出した箱形の後スタンド部3bを後キャビネット3と一体に設けてある。該後スタンド部3bの前部は開放されている。後スタンド部3bの前部の縁部分と前スタンド部2bの後部の縁部分とは対向している。後スタンド部3bの後部には後述する端子21を挿入するための前後に貫通した端子孔3cが設けてある。
後キャビネット3は、図2に示すように、後キャビネット3の後部の一部を前側に突出させて形成した左右方向に沿う支持部3a、3aが上下に並設してある。該支持部3aの前部は前後方向に垂直な平面をなし、該平面に後述する拡散板6を載置するようにしてある。
後キャビネット3の前面には、蛍光管5の光を反射する反射シート4が前記支持部3a、3a間に亘って設けてある。該反射シート4の上下端部は支持部3aの平面に位置している。支持部3aの平面には、光をムラなく拡散させる拡散板6が反射シート4を介して載置してある。該拡散板6の前面には、拡散板6によって拡散した光を表示パネル1へ向けて集光する光学シート7が設けてある。該光学シート7の四隅はそれぞれシート押え片8によって拡散板6に係止してある。なお前記蛍光管5は、拡散板6と後キャビネット3との間であって、支持部3a、3a間に位置している。
前記光学シート7の前側には表示パネル1が配置してある。該表示パネル1の四隅は四つのパネル押え片9によって拡散板6に係止してある。前キャビネット2はパネル押え片9を介して表示パネル1を押圧しており、該押圧によって表示パネル1及び拡散板6は、前キャビネット2及び後キャビネット3との間で挟持されている。
前キャビネット2及び後キャビネット3の下部の左右に、スピーカ10をそれぞれ収容してある。図2に示すように、スピーカ10の上下には、後キャビネット3に連なるスピーカ支持部3d、3dが設けてある。スピーカ支持部3d、3dにスピーカ10をねじ止めして固定してある。スピーカ10は前記放音孔2aに対応した位置に配してあり、スピーカ10の音は放音孔2aを介して外部に放出される。
前キャビネット2及び後キャビネット3の下端部には前述したように、前スタンド部2b及び後スタンド部3bが設けてある。前スタンド部2b及び後スタンド部3bの内側に、蛍光管5及び表示パネル1の駆動を制御する制御基板20が収容してある。該制御基板20にはユーザの操作を受け付ける複数のスイッチ21と、外部機器との接続を行う端子21とが実装してある。スイッチ21は前記前スタンド部2bの上面に設けてある孔から突出している。端子21は後スタンド部3bの後部に設けてある前記端子孔3cに挿入してある。なお制御基板20と表示パネル1とは図示しない電線を介して接続してある。
前記後キャビネット3の支持部3a同士の間には、図3に示すように、前側に突出した左右方向に垂直な固定板3e、3eが左右に並設してある。該固定板3eは後キャビネット3と一体に形成されている。該固定板3eの互いに対向する部分には凹部(図示せず)が形成してあり、該凹部にソケット15が嵌合してある。該ソケット15には蛍光管5を接続してある。なおソケット15と制御基板20とは図示しない電線を介して接続してある。
実施の形態1に係る表示装置にあっては、後キャビネット3の所定位置に蛍光管5を支持して、バックライトシャーシを削減し、表示装置の小型化及び軽量化を図ることができる。
また前キャビネット2を表示パネル1に押圧して、表示パネル1を挟持し、従来表示パネル1を支持するために使用していたベゼルを削減し、表示装置の小型化及び軽量化を図ることができる。
また拡散板6を支持する支持部3aを後キャビネット3に形成し、従来拡散板6を支持するために使用していたシャーシを削減し、表示装置の小型化及び軽量化を図ることができる。また後キャビネット3に支持部3aを一体成形することによって、後キャビネット3に対して支持部3aが偏倚することがなく、拡散板6の位置ズレを防ぐことができる。
また従来後キャビネット3に収容していた制御基板20を、スタンド内に収容することで、表示装置の薄型化を図ることができる。
また固定板3eを後キャビネット3の所定位置に設けることによって、蛍光管5を後キャビネット3の所定位置にて支持することができる。
またシート押え片8及びパネル押え片9によって、後キャビネット3、蛍光管5、拡散板6及び表示パネル1を予め一つのモジュールにすることができる。そのため該モジュールを予め組立てておき、表示装置に適用される仕様に合わせた前キャビネット2を前記モジュールに取り付けることで、表示装置を効率よく製造することができる。
図4は実施の形態1に係る表示装置の変形例1を略示する側面断面図である。
変形例1においては、図に示すように、後キャビネット3の後部に、正面側に突出した複数の支持リブ30、30、・・・、30が後キャビネット3の上縁及び下縁に沿って並設してある。該支持リブ30の前部は前後方向に垂直な面に平行であり、支持リブ30の前部にて拡散板6を支持している。支持リブ30、30、・・・、30には、左右方向に沿う上下方向に垂直な補強板31が連なっている。該補強板31によって支持リブ30の強度を向上させている。
変形例1においては、図に示すように、後キャビネット3の後部に、正面側に突出した複数の支持リブ30、30、・・・、30が後キャビネット3の上縁及び下縁に沿って並設してある。該支持リブ30の前部は前後方向に垂直な面に平行であり、支持リブ30の前部にて拡散板6を支持している。支持リブ30、30、・・・、30には、左右方向に沿う上下方向に垂直な補強板31が連なっている。該補強板31によって支持リブ30の強度を向上させている。
図5は実施の形態1に係る表示装置の変形例2を略示する側面断面図である。
変形例2においては、後キャビネット3の後部の内側に、光源としての複数のLEDパネル50、50、・・・、50が固定してある。LEDパネル50は、パネル51と、該パネル51の前面に植設された複数のLED52とを備える。LEDパネル50と後キャビネット3の後部とは前側からねじ53、53を螺入して連結してある。なおねじ53の頭部は、パネル51の前面に形成した凹部(図示せず)に収まっており、パネル51よりも前側に突出していない。
LEDパネル50の前側に反射シート4が設けてあり、該反射シート4には孔が設けてある。該孔には、図5に示すように、LED52が挿入されている。
変形例2においては、後キャビネット3の後部の内側に、光源としての複数のLEDパネル50、50、・・・、50が固定してある。LEDパネル50は、パネル51と、該パネル51の前面に植設された複数のLED52とを備える。LEDパネル50と後キャビネット3の後部とは前側からねじ53、53を螺入して連結してある。なおねじ53の頭部は、パネル51の前面に形成した凹部(図示せず)に収まっており、パネル51よりも前側に突出していない。
LEDパネル50の前側に反射シート4が設けてあり、該反射シート4には孔が設けてある。該孔には、図5に示すように、LED52が挿入されている。
変形例2においては、LEDパネル50を光源として使用することで発熱量を抑制することができる。またLEDパネル50を後キャビネット3にねじ止めし、簡素な構成にてLEDパネル50を後キャビネット3の所定位置に支持することができる。
なお実施の形態1及びその変形例にあっては、前スタンド部2b及び後スタンド部3bを前キャビネット2及び後キャビネット3と一体に形成してあるが、前スタンド部2b及び後スタンド部3bに相当する別体のスタンドを、前キャビネット2及び後キャビネット3の下端部に取り付ける構成であっても良い。
(実施の形態2)
図6は実施の形態2に係る表示装置を略示する側面断面図、図7は後キャビネットに対する取付部材及び蓋体の取付けを説明する分解斜視図である。
後キャビネット3の後部の縁部分は肉厚に形成してある。後キャビネット3の後面の中央部分には前側に窪んだ凹部30が形成されている。該凹部30の上下縁には、図6に示すように、矩形の蓋体60を載置する側面視L状の溝部31、31がそれぞれ形成してある。なお溝部31、31間の上下寸法は蓋体60の上下寸法と略同じである。また前記溝部31の前後寸法は前記蓋体60の前後寸法と略同じであり、前記蓋体60を前記溝部31に載置した場合に、蓋体60は後キャビネット3よりも後側に突出しない。また凹部30の左右縁部間の寸法は蓋体60の左右寸法と略同じである。
図6は実施の形態2に係る表示装置を略示する側面断面図、図7は後キャビネットに対する取付部材及び蓋体の取付けを説明する分解斜視図である。
後キャビネット3の後部の縁部分は肉厚に形成してある。後キャビネット3の後面の中央部分には前側に窪んだ凹部30が形成されている。該凹部30の上下縁には、図6に示すように、矩形の蓋体60を載置する側面視L状の溝部31、31がそれぞれ形成してある。なお溝部31、31間の上下寸法は蓋体60の上下寸法と略同じである。また前記溝部31の前後寸法は前記蓋体60の前後寸法と略同じであり、前記蓋体60を前記溝部31に載置した場合に、蓋体60は後キャビネット3よりも後側に突出しない。また凹部30の左右縁部間の寸法は蓋体60の左右寸法と略同じである。
蓋体60の四隅には前後に貫通した貫通孔61がそれぞれ設けてあり、該貫通孔61に後側からねじ62を挿通し、溝部31に螺合させて、蓋体60を後キャビネット3に固定するようにしてある。なお貫通孔61の後側は拡径しており、ねじ62の頭部は貫通孔61に収容され、後方に突出しない。
前記凹部30の底面の上下縁部にそって、前記支持部3a、3aがそれぞれ形成してある。前記凹部30の底面には、表示パネル1の駆動を制御するパネル制御基板70がねじ72によって固定してある。パネル制御基板70は外部機器との接続を行う複数の端子71を備えている。また凹部30の底面には、パネル制御基板70の隣に、蛍光管5の駆動を制御するインバータ制御基板80がねじ81によって固定してある。図7に示すように、凹部30の底面の左右縁部付近に、前後に貫通した矩形の挿入穴33、33(固定部)がそれぞれ設けてある。該挿入穴33には後側からソケット82が嵌入している。該ソケット82は後キャビネット3の前側に突出しており、両ソケット82に蛍光管5を接続してある。ソケット82、82は電線を介してインバータ制御基板80に接続してある。
前記後キャビネット3の下面には、下側が開放された箱形のスタンド40が固定してある。該スタンド40の上面と後キャビネット3の下面とは、スタンド40の内側から挿入したねじ42によって螺結されている。なおスタンド40の内部には複数の補強板41が設けてあり、該補強板41によってスタンド40の強度を向上させてある。
凹部30の底面の上下部分には、表示装置を壁に取り付ける場合に使用する取付部材90、90を後キャビネット3に固定するための複数のねじ孔32が設けてある。
取付部材90は上下に細長い板状をなし、図7に示すように、上(下)部分が前側に屈曲しており、該屈曲した部分の先端がそれぞれ上(下)方向へ更に屈曲している。取付部材90の屈曲した両端部には、前後に貫通した貫通孔91が設けてある。また取付部材90の中途部には、表示装置を壁に固着させるための後方へ突出した筒形のボス部92、92が上下に並設してある。
取付部材90は上下に細長い板状をなし、図7に示すように、上(下)部分が前側に屈曲しており、該屈曲した部分の先端がそれぞれ上(下)方向へ更に屈曲している。取付部材90の屈曲した両端部には、前後に貫通した貫通孔91が設けてある。また取付部材90の中途部には、表示装置を壁に固着させるための後方へ突出した筒形のボス部92、92が上下に並設してある。
前記蓋体60には前記ボス部92が挿通する複数の挿通穴64が設けてあり、またパネル制御基板70の端子71が挿入される複数の端子孔63が設けてある。蓋体60を溝部31に取り付けた場合に、端子孔63に端子71が挿入される。
次に表示装置の壁への取付について説明する。表示装置を壁に取り付ける場合には、まずスタンド40を後キャビネット3から取り外す。そして蓋体60を後キャビネット3から取り外し、取付部材90の貫通孔91にねじ93を挿入し、挿入したねじ93を凹部30のねじ孔32に螺合させて、取付部材90、90を後キャビネット3に固定する。次に蓋体60を前記凹部30に取り付けてねじ止めし、前記ボス部92を挿通穴64から後方へ突出させる。そして突出したボス部92を、予め壁に設けてある金具に取り付ける。
実施の形態2に係る表示装置にあっては、後キャビネット3の後面に形成した凹部30にパネル制御基板70及びインバータ制御基板80を収容することによって、後キャビネット3を取り外すことなく、パネル制御基板70及びインバータ制御基板80の保守及び交換を迅速に行うことができる。
また蓋体60によって凹部30を覆い、表示装置の外観意匠性を向上させることができる。
また前記端子孔63に外部機器の端子を挿入して、蓋体60を取り外すことなく、前記凹部30に収容されたパネル制御基板70と外部機器とを端子71を介して接続する。また適用される表示装置の端子の仕様に応じて、蓋体60に設けた挿入穴33の形状を変更し、異なる端子の仕様に対応させて表示装置を製造することができる。そのため表示装置の生産性が向上する。
また取付部材90を前記凹部30内にねじ止めすることによって、表示装置を壁に取り付けた場合に表示装置が壁から大きく離隔することを抑制し、表示装置の室内空間に占める割合を最小限に抑えることができる。
また表示装置を壁に取り付ける場合に、後キャビネット3からスタンド40を迅速に取り外して、表示装置を短時間で壁に取り付けることができる。
またソケット82を嵌入するための挿入穴33(固定部)を後キャビネット3の所定位置に設けることによって、蛍光管5を後キャビネット3の所定位置にて支持する。
なお実施の形態2に係る表示装置にあっては、単数の蛍光管5を使用しているが、複数の蛍光管5を使用しても良い。また実施の形態2に係る表示装置は、光源として蛍光管5を使用しているが、蛍光管5に代えてLEDパネルを使用しても良い。また実施の形態2に係る表示装置はスタンド40を後キャビネット3に固定しているが、前キャビネット2に固定しても良い。
図8は実施の形態2に係る表示装置の変形例を略示する後キャビネットに対する取付部材の取付けを説明する分解斜視図である。
変形例においては、蓋体60の上側及び下側、すなわち凹部30の上側及び下側にて、取付部材100をねじ止めするための複数のねじ孔3fが後キャビネット3の縁付近に設けてある。変形例における取付部材100は矩形の板状をなし、取付部材100の四隅は、図8に示すように、それぞれ上又は下方向に延出している。前記四隅の延出端部は、前側に屈曲しており、該屈曲した部分の先端がそれぞれ上又は下方向へ更に屈曲している。前記延出端部の先端部には、前後に貫通した貫通孔102が設けてある。また取付部材100の中央部には、前側に突出した有底円筒形の複数の取付凹部101が設けてある。
変形例においては、蓋体60の上側及び下側、すなわち凹部30の上側及び下側にて、取付部材100をねじ止めするための複数のねじ孔3fが後キャビネット3の縁付近に設けてある。変形例における取付部材100は矩形の板状をなし、取付部材100の四隅は、図8に示すように、それぞれ上又は下方向に延出している。前記四隅の延出端部は、前側に屈曲しており、該屈曲した部分の先端がそれぞれ上又は下方向へ更に屈曲している。前記延出端部の先端部には、前後に貫通した貫通孔102が設けてある。また取付部材100の中央部には、前側に突出した有底円筒形の複数の取付凹部101が設けてある。
変形例に係る表示装置を壁に取り付ける場合には、前記貫通孔102に後側からねじ103を挿入し、挿入したねじ103を、後キャビネット3の縁部分に設けた前記ねじ孔3fに螺合させて、取付部材100を後キャビネット3に固定する。そして予め壁に設けてある金具に取付凹部101を取り付ける。
変形例に係る表示装置においては、取付部材100を凹部30の周囲、例えば後キャビネット3の後面の縁付近に固定する。前記縁付近は後キャビネット3の中央部に比べて肉厚であり、高剛性である。そのため取付部材100は後キャビネット3に強固に固定される。
実施の形態2及びその変形例の構成の内、実施の形態1と同様な構成については同じ符号を付しその詳細な説明を省略する。
1 表示パネル
2 前キャビネット
2b 前スタンド部
3 後キャビネット
3a 支持部
3b 後スタンド部
3e 固定板(固定部)
3f、32 ねじ孔
5 蛍光管
6 拡散板
15、82 ソケット
20 制御基板
30 凹部
33 挿入穴(固定部)
40 スタンド
50 LEDパネル
60 蓋体
63 端子孔
64 挿通穴
70 パネル制御基板
80 インバータ制御基板
90、100 取付部材
2 前キャビネット
2b 前スタンド部
3 後キャビネット
3a 支持部
3b 後スタンド部
3e 固定板(固定部)
3f、32 ねじ孔
5 蛍光管
6 拡散板
15、82 ソケット
20 制御基板
30 凹部
33 挿入穴(固定部)
40 スタンド
50 LEDパネル
60 蓋体
63 端子孔
64 挿通穴
70 パネル制御基板
80 インバータ制御基板
90、100 取付部材
Claims (12)
- 映像を表示する表示パネルの周囲に配置される枠形の前キャビネットと、該前キャビネットの後側に配置され、前キャビネットに対向する箱形の後キャビネットと、該後キャビネットに収容され、前記表示パネルへ光を照射する光源とを備える表示装置において、
前記後キャビネットにて前記光源を支持してあること
を特徴とする表示装置。 - 前記前キャビネットと前記後キャビネットとによって前記表示パネルを挟持してあることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
- 前記光源から照射された光を拡散する拡散板を備え、
該拡散板を支持する支持部を前記後キャビネットの縁部分に形成してあること
を特徴とする請求項1又は2に記載の表示装置。 - 前記前キャビネット及び後キャビネットの下部に箱形のスタンドを設けてあり、
該スタンド内に前記光源又は表示パネルの駆動を制御する制御基板が設けてあること
を特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の表示装置。 - 前記後キャビネットの後面に凹部が形成してあり、
該凹部に前記光源又は表示パネルの駆動を制御する制御基板が設けてあること
を特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の表示装置。 - 前記凹部を覆う蓋体を備えることを特徴とする請求項5に記載の表示装置。
- 前記蓋体に端子を挿入する端子孔が設けてあることを特徴とする請求項6に記載の表示装置。
- 前記後キャビネットを壁に取り付ける取付部材をねじ止めするためのねじ孔が前記凹部内に設けてあり、
前記取付部材を挿通する挿通穴が前記蓋体に設けてあること
を特徴とする請求項6又は7に記載の表示装置。 - 前記後キャビネットを壁に取り付ける取付部材をねじ止めするためのねじ孔が前記凹部の周囲に設けてあること
を特徴とする請求項5から7のいずれか一つに記載の表示装置。 - 前記前キャビネット及び後キャビネットの下部に着脱可能なスタンドを設けてあること
を特徴とする請求項5から9のいずれか一つに記載の表示装置。 - 前記光源は、パネルの一面にLEDを植設したLEDパネルであり、
該LEDパネルを前記後キャビネットに取り付けてあること
を特徴とする請求項1から10のいずれか一つに記載の表示装置。 - 前記光源は蛍光管であり、
該蛍光管を接続するソケットを備え、
該ソケットを固定する固定部を前記後キャビネットに設けてあること
を特徴とする請求項1から10のいずれか一つに記載の表示装置。
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