JP5865887B2 - 表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、表示装置に関し、より詳細には、表示パネルの動作を制御する回路基板の取付構造に関する。
液晶表示装置等の一般的な表示装置は、画像を表示する表示パネルと、表示パネルの動作を制御する回路基板と、表示パネル及び回路基板を収容する筐体とを備えている。近年では、表示パネルを含むパネルモジュールの外販が行われているが、このような外販用のパネルモジュールは、汎用的な仕様になっているため、ビス固定できる箇所が限られている。このため、通常、回路基板をシャーシトレイという板金部品を介して固定する方法が取られている。
上記のシャーシトレイは、パネルモジュールにビス固定され、回路基板もシャーシトレイにビス固定されるため、組み立てに時間を要する上に、必要となるビスの本数も増加するという問題がある。
これに対して、例えば、特許文献1には、回路基板をバックキャビネットに固定することで、シャーシトレイを不要にした画像表示装置が開示されている。この画像表示装置の筐体では、フロントキャビネットとバックキャビネットとを互いに接合している。フロントキャビネットには表示パネルが固定され、バックキャビネットには回路基板がネジ等の固定具によって固定される。この際、表示パネルと回路基板とは信号線によって互いに電気的に接続される。
特許文献1に記載の要部構造を図14に示す。固定具100は、雄ネジ部101aを有する第1部品101と、雌ねじ部102aを有する第2部品102とからなり、第1部品101が筐体の背面側からバックキャビネット103と回路基板104とを貫通し、回路基板104の前面側の位置105にて第1部品101の雄ネジ部101aが第2部品102の雌ネジ部102aに螺合することにより、バックキャビネット103に回路基板100が固定され、表示パネル106と回路基板104とは信号線107によって電気的に接続される。
特開2012−14100号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の構造では、回路基板とバックキャビネットとを固定するために、第1部品と第2部品からなる特別な固定具を用いる必要がある。このため、部品点数が増加してしまう。
本発明は、上述のような実情に鑑みてなされたもので、回路基板とバックキャビネットとを、特別な固定具を用いることなく、容易に固定できる表示装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、表示パネルの周囲に設けられたフロントキャビネットと、前記表示パネルの背面に設けられた背面シャーシと、前記表示パネルの動作を制御するための複数の回路部品を搭載した回路基板と、前記フロントキャビネットに連結されるバックキャビネットとを備えた表示装置であって、前記回路基板は、前記背面シャーシの背面に対して支持部材を介して移動自在に載置されると共に、前記複数の回路部品の少なくとも1つが前記バックキャビネットに設けられた当接部材により当接され、前記当接される回路部品は、外部接続端子、放熱板、ICカードカバー部、チューナユニット、シールド板の少なくとも1つであることを特徴としたものである。
の技術手段は、第の技術手段において、前記回路部品が前記外部接続端子である場合、前記当接部材は前記外部接続端子の形状に合わせて形成された貫通孔であり、前記回路部品が前記放熱板である場合、前記当接部材は前記放熱板の位置を規制する突起部であり、前記回路部品が前記ICカードカバー部である場合、前記当接部材は前記ICカードカバー部に嵌め合わされるカバー受け部であることを特徴としたものである。
の技術手段は、第の技術手段において、前記回路部品が前記ICカードカバー部である場合、前記カバー受け部は、前記ICカードカバー部の位置を規制するための突起部を有することを特徴としたものである。
の技術手段は、第1から第のいずれか1の技術手段において、前記バックキャビネットと前記当接部材が一体に形成されていることを特徴としたものである。
の技術手段は、第1から第のいずれか1の技術手段において、前記当接部材の端部が前記回路基板に当接していることを特徴としたものである。
本発明によれば、回路基板が背面シャーシの背面に対して支持部材を介して移動自在に載置されると共に、回路基板に搭載された複数の回路部品の少なくとも1つがバックキャビネットに設けられた当接部材により当接されるため、回路基板とバックキャビネットとを、特別な固定具を用いることなく、容易に固定することができる。これにより、組み立てを容易にし、部品点数の削減、工数の削減、さらには、コスト削減に寄与することができる。
本発明による液晶表示装置の外観の一例を示す図である。 図1に示す液晶表示装置からバックキャビネットを取り外した状態を示す図である。 図1に示す液晶表示装置の内部構造を分解した状態の一例を示す図である。 図1に示す液晶表示装置における回路基板の固定構造の一例を説明するための図である。 回路基板がバックキャビネットに固定された状態の第1リブ付近の断面を拡大した図である。 回路基板がバックキャビネットに固定された状態の第2リブ付近の断面を拡大した図である。 回路基板、スペーサ、及び背面シャーシとの関係を示す模式図である。 本発明の他の実施例に係る回路基板及びバックキャビネット近傍の要部構成を示す図である。 本発明の他の実施例に係る回路基板及びバックキャビネット近傍の要部構成を示す図である。 本発明の他の実施例に係る回路基板及びバックキャビネット近傍の要部構成を示す図である。 本発明の他の実施例に係る回路基板及びバックキャビネット近傍の要部構成を示す図である。 本発明の他の実施例に係る回路基板及びバックキャビネット近傍の要部構成を示す図である。 本発明の他の実施例に係る回路基板及びバックキャビネット近傍の要部構成を示す図である。 特許文献1に記載の要部構造を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の表示装置に係る好適な実施の形態について、液晶表示装置を例示して説明する。
図1は、本発明による液晶表示装置の外観の一例を示す図である。図1(A)は液晶表示装置を正面から見た状態を示し、図1(B)は液晶表示装置を背面から見た状態を示し、図1(C)は液晶表示装置を左側面から見た状態を示す。図中、1は液晶表示装置、2はフロントキャビネット(前キャビネット)、3はパネルモジュール、4は液晶パネル、8はバックキャビネット(後キャビネット)、9はスタンド、10はコード引出部、11は端子引出部、12はICカードスロットを示す。
液晶パネル4は、2枚のガラス基板間に液晶を挟持した構造を有し、液晶を形成する液晶分子の配向状態が制御されることで、後述するパネルモジュール内の導光板から出射された光の透過/遮断を制御する光シャッタとしての機能を有する。
また、フロントキャビネット2は、例えば、樹脂製の枠形状で形成され、液晶パネル4の周囲に設けられる。
樹脂製のバックキャビネット8は、パネルモジュール3の背面側を覆っており、フロントキャビネット2に連結される。バックキャビネット8の中央位置には、液晶表示装置1を支持するスタンド9が取り付けられている。バックキャビネット8には、後述の電源基板側から電源コードを引き出すためのコード引出部10や、回路基板側から各種接続端子を引き出すための端子引出部11が形成される。また、バックキャビネット8の左側面には、液晶表示装置1で用いるICカード(例えば、BCASカードなど)を挿し込むためのICカードスロット12が設けられている。
図2は、図1に示す液晶表示装置からバックキャビネットを取り外した状態を示す図であり、図3は、図1に示す液晶表示装置の内部構造を分解した状態の一例を示す図である。
フロントキャビネット2は、上面、左面、下面、右面が連結して枠形状をなし、パネルモジュール3の上面、左面、下面、右面にそれぞれ対向している。パネルモジュール3は、その図示は省略するが、液晶パネル4の背面側に、光学シート、導光板、反射シート等を有し、この反射シートの背面側に背面シャーシ5を有している。
光学シートは、例えば、2枚のマイクロレンズシートと、1枚の輝度向上シートとで成され、導光板から出射された光の均一化や、正面方向の輝度を向上させるなどの機能を有する。導光板は、アクリルなどの透明な樹脂で形成され、例えば、エッジライト型のLED光源からの光を正面側に位置した液晶パネル4に出射する。反射シートは、LED光源から出射した光のうち、導光板に入射しない光を反射して導光板に入射させるなどの機能を有する。
背面シャーシ5は、導光板及び反射シート等を保持し、これらの取り付け台として機能する。バックキャビネット8を取り外した状態では、背面シャーシ5、電源基板6、回路基板7、補強金具20,30等が見えている。回路基板7には、外部接続端子7a、放熱板7b、ICカードスロット12をカバーするICカードカバー部7c、樹脂製のスペーサ7d等が設けられている。図2の例では、回路基板7には、5つのスペーサ7dが設けられ、これらのスペーサ7dを介して背面シャーシ5の背面に移動自在に載置される。なお、回路基板7と液晶パネル4とは図示しない信号線を介して相互に接続されているものとする。
ここで、スペーサ7dは、本発明の支持部材の一例であり、回路基板7に形成された貫通孔に嵌め込まれ、回路基板7に固定されているが、背面シャーシ5に対しては固定されていないため、バックキャビネット8を取り外した状態では回路基板7は背面シャーシ5に対してフリーに動ける状態となっている。また、このスペーサ7dにより、回路基板7を、背面シャーシ5から所定の間隔だけ離して載置することができる。
補強金具20,30は、液晶表示装置1の上下方向に延びてパネルモジュール3の左右両端近傍に配置されている。補強金具20,30は、例えば、鉄などの金属で形成され、パネルモジュール3の上面と下面とを連結している。バックキャビネット8は、補強金具20,30に対応した位置、例えば、上側のコーナ部分の周辺にて補強金具20,30にネジ止めされる。
(実施例1)
本発明の主たる目的は、回路基板とバックキャビネットとを、特別な固定具を用いることなく、容易に固定できるようにすることにある。このための構として、液晶表示装置1は、表示パネルの一例である液晶パネル4の周囲に設けられたフロントキャビネット2と、液晶パネル4の背面に設けられた背面シャーシ5と、液晶パネル4の動作を制御するための複数の回路部品を搭載した回路基板7と、フロントキャビネット2に連結されるバックキャビネット8とを備え、回路基板7は、背面シャーシ5の背面に対して支持部材の一例であるスペーサ7dを介して移動自在に載置されると共に、複数の回路部品の少なくとも1つまたは回路基板7がバックキャビネット8に設けられた当接部材により当接され、回路基板の位置決めが可能になる
図4は、図1に示す液晶表示装置における回路基板の固定構造の一例を説明するための図である。本例の場合、上記したように、回路基板7は、背面シャーシ5の背面に対してスペーサ7dを介して移動自在に載置されると共に、複数の回路部品の少なくとも1つがバックキャビネット8に設けられた当接部材により位置決めされる。位置決めされる回路部品としては、例えば、外部接続端子7a、放熱板7b、ICカードカバー部7c、後述のチューナユニット、シールド板の少なくとも1つ以上を用いることが望ましく、ここでは、外部接続端子7a、放熱板7b、及びICカードカバー部7cからなる3つの回路部品を用いた場合を例示して説明する。
この場合、バックキャビネット8に設ける当接部材としては、外部接続端子7aの形状に合わせて形成された貫通孔8aと、放熱板7bの位置を規制する突起部8bと、ICカードカバー部7cに嵌め合わされるカバー受け部8cとを例示することができる。また、カバー受け部8cには、ICカードカバー部7cの位置を規制するための突起部8dが形成されている。以下では、突起部8b,8dの区別を容易にするために、突起部8bを第1リブ8b、突起部8dを第2リブ8dというものとする。
上記において、これら貫通孔8a、第1リブ8b、カバー受け部8c、及び第2リブ8dは、バックキャビネット8と一体形成されている。ここで、回路基板7の外部接続端子7aは、バックキャビネット8の貫通孔8aにより位置決めされる。この位置決めのために、貫通孔8の孔径は、外部接続端子7aを貫通できる範囲で出来るだけ小さいほうが望ましい。また、回路基板7の放熱板7bは、バックキャビネット8の第1リブ8bによりその位置が規制される。このときの様子を図5に示す。すなわち、放熱板7bの側端部に第1リブ8bを接触させることで、放熱板7bの位置が規制される。
図5は、回路基板7がバックキャビネット8に固定された状態の第1リブ8b付近の断面を拡大した図である。このように、第1リブ8bは、先端が斜めに形成されており、位置決めが容易になっている。そして、回路基板7に配置された放熱板7bの側端部に第1リブ8bの側面が密着するため、安定した状態で固定することができる。また、第1リブ8bの先端が回路基板7に当接することによって、回路基板7の浮き、振動を防止することができる。
また、回路基板7のICカードカバー部7cは、バックキャビネット8のカバー受け部8cに嵌め合わされ、第2リブ8dによりその位置が規制される。このときの様子を図6に示す。すなわち、ICカードカバー部7cとカバー受け部8cとが嵌め合わされ、さらに、第2リブ8dによりICカードカバー部7cの位置を規制することで、位置決めの精度を向上させることができる。
図6は、回路基板7がバックキャビネット8に固定された状態の第2リブ8d付近の断面を拡大した図である。このように、カバー受け部8cの端部と第2リブ8dとによって形成された凹部に、ICカードカバー部7cの上部に突き出た突出部を挟み込むように固定される。第2リブ8dの先端は、位置決めが容易なように斜めにカットされている。
図7は、回路基板7、スペーサ7d、及び背面シャーシ5との関係を示す模式図である。このように、回路基板7にはスペーサ7dが取り付けられ、スペーサ7dの底面はフラットになっており、背面シャーシ5には固定されていない。これにより、回路基板7は背面シャーシ5に対して自在に移動可能になっている。また、スペーサ7dは、例えば、樹脂等で形成されており、背面シャーシ5に対して摩擦が小さく、バックキャビネット8により回路基板7を位置決めする際に、回路基板7をスムーズに固定位置に動かすことができる。
上記のように、外部接続端子7aと貫通孔8aとの係合、放熱板7bと第1リブ8bとの係合、ICカードカバー部7cとカバー受け部8c及び第2リブ8dとの係合によって、回路基板7はバックキャビネット8に位置決めされる。つまり、これにより、回路基板7は液晶表示装置1の主に水平及び垂直方向(X,Y方向)への移動が規制される。また、バックキャビネット8の端子引出部11は、回路基板7側に凸になっている。このため、回路基板7と端子引出部11とは略隙間のない状態で密着して配置される。つまり、これにより、回路基板7は液晶表示装置1の奥行方向(Z方向)への移動が規制される。
このように、回路基板7に搭載される複数の回路部品の少なくとも1つ以上を利用して、回路基板7をバックキャビネット8に固定しているため、特別な固定具を用いる必要がなく、組み立てを容易にし、部品点数の削減、工数の削減、さらには、コスト削減に寄与することができる。
(実施例2)
なお、補助的に、バックキャビネット8と回路基板7とをビス固定するようにしてもよい。図4の例において、バックキャビネット8の貫通孔8aの近傍にはビス固定用の貫通孔8eが形成され、回路基板7の外部接続端子7aの近傍にはビス固定用の穴7eが形成されている。そして、これらの貫通孔8e及び穴7eには1つのビスが対応している。この1つのビスにより、バックキャビネット8と回路基板7とがより確実に固定される。
なお、上記では、複数の回路部品として、外部接続端子7a、放熱板7b、及びICカードカバー部7cの3つの回路部品を例示して説明したが、これらに限定されるものではなく、少なくとも1つの回路部品を利用することで、回路基板7をバックキャビネット8に固定することができる。
また、位置決めされる回路部品としては、外部接続端子、放熱板、ICカードカバー部以外であってもよい。例えば、チューナユニットであれば、そのボックス構造の側面をバックキャビネットに当てることによって、位置決めをすることができる。テレビの回路基板にはチューナが搭載されることが多いので、位置決めに用いると好適である。また、回路基板の一部がシールド板で囲まれている場合は、その側面をバックキャビネットに当てることによって、位置決めをすることができる。不要輻射対策等で、回路基板の一部の回路部品をシールド板で覆うことは多く、シールド板は側面が平面であることが多いことから、位置決めに用いると好適である。また、スペーサの形状を変更し、回路基板の上部に出る部分にバックキャビネットに当てる構造を作っても良い。スペーサは、回路基板の周辺部に配置されることが多いことから、スペーサに位置決め構造を付加すると回路基板の周囲で、より効果的に位置決めを行うことができる。
(実施例3)
図8は、本発明の他の実施例に係る回路基板7及びバックキャビネット8近傍の要部構成を示す図である。図8(A)は固定にチューナユニットを用いた場合の例を示し、図8(B)は固定に放熱板を用いた場合の例を示す。図中、7b′は放熱板、7fはチューナユニット、7ftは端子、8fはリブ、8fhは孔を示す。このように、回路基板7に搭載された1つの回路部品を用いて位置決めしてもよい。図8(A)に示すチューナユニット7fは、端子7ftを有し、部品構造が比較的強固であることから、位置決めに適した部品と言える。例えば、チューナユニット7fから突出した端子7ftとバックキャビネット8の孔8fhを合わせることで、位置決めを行うことができる。そして、バックキャビネット8にはリブ8fが形成されており、チューナユニット7fの両側面あるいは4つの側面にリブ8fを当接させることで、回路基板7全体の固定が可能となる。
また、同様に、図8(B)に示すように、放熱板7b′を用いて回路基板7を位置決めしてもよい。この場合も、バックキャビネット8にはリブ8fが形成されており、放熱板7b′の両側面あるいは4つの側面にリブ8fを当接させることで、回路基板7全体の固定が可能となる。なお、上記のチューナユニット7f、放熱板7b′以外の部品として、シールド板を用いるようにしてもよい。
(実施例4)
図9は、本発明の他の実施例に係る回路基板7及びバックキャビネット8近傍の要部構成を示す図である。図中、8gはリブを示す。このように、回路基板7に搭載された回路部品を用いずに、回路基板7そのもので位置決めしてもよい。つまり、回路基板7の周囲に、バックキャビネット8に形成されたリブ8gを当接させることで、回路基板7を固定することが可能となる。この際、リブ8gの長さが長くなることから、ある程度の強度を持たせるためにリブ8gを補強することが望ましい。
(実施例5)
図10は、本発明の他の実施例に係る回路基板7及びバックキャビネット8近傍の要部構成を示す図である。図中、7gはシールド板、7hは孔、8hは突出部を示す。このように、シールド板7gを用いて回路基板7を位置決めしてもよい。本例の突出部8hは、先端部分が円錐形状になっている。つまり、シールド板7gの上面に孔7hを設けておき、バックキャビネット8に設けられた突出部8hの先端を、シールド板7g上の孔7hに嵌め込むことで、回路基板7を固定することが可能となる。なお、シールド板7gに開ける孔7hは、シールド板7gのシールド性能に影響を及ぼさない範囲で形成することが望ましい。
(実施例6)
図11は、本発明の他の実施例に係る回路基板7及びバックキャビネット8近傍の要部構成を示す図である。図中、7b′は放熱板、8iはリブを示す。このように、回路基板7の位置決めに用いるリブは、バックキャビネット8と一体でなくてもよい。このリブ8iは、バックキャビネット8を成形後に、バックキャビネット8にビス等により後付けで取り付けられる。すなわち、放熱板7b′などの回路部品の形状に合わせて、リブ8iの形状を変更する、あるいは、リブ8iの取り付け位置を変更することができるため、基板形状や部品構成が異なる複数の回路基板に対応することができる。
(実施例7)
図12は、本発明の他の実施例に係る回路基板7及びバックキャビネット8近傍の要部構成を示す図である。図中、8jはボスを示す。このように、バックキャビネット8には中空のボス8jが設けられており、このボス8jにより回路基板7のスペーサ7d等を押さえることにより、上述のリブの場合と同様に安定して回路基板7を位置決めすることができる。
(実施例8)
図13は、本発明の他の実施例に係る回路基板7及びバックキャビネット8近傍の要部構成を示す図である。図中、8kはリブ、13は支持部材の一例である専用保持具を示す。バックキャビネット8にはリブ8kが形成されており。回路基板7にはスペーサ7dの代わりに、L字形状の専用保持具13が取り付けられている。これにより、回路基板7は、背面シャーシ5に対して、専用保持具13を介して移動自在とされている。そして、回路基板7に取り付けられた専用保持具13の周囲に、バックキャビネット8に形成されたリブ8kを当接させることで、回路基板7を固定することが可能となる。また、本例では、専用保持具13を用いることで、上述のスペーサ7dよりも回路基板7をより安定して固定でき、さらに、回路基板7の水平度をより安定して保持することができる。
以上説明したように、本発明による表示装置は、表示パネルの周囲に設けられたフロントキャビネットと、前記表示パネルの背面に設けられた背面シャーシと、前記表示パネルの動作を制御するための複数の回路部品を搭載した回路基板と、前記フロントキャビネットに連結されるバックキャビネットとを備えた表示装置であって、前記回路基板は、前記背面シャーシの背面に対して支持部材を介して移動自在に載置されると共に、前記複数の回路部品の少なくとも1つまたは前記回路基板が前記バックキャビネットに設けられた当接部材により当接されている。これにより、回路基板とバックキャビネットとを、特別な固定具を用いることなく、容易に固定することができる。これにより、組み立てを容易にし、部品点数の削減、工数の削減、さらには、コスト削減に寄与することができる。
また、前記当接される回路部品は、外部接続端子、放熱板、ICカードカバー部、チューナユニット、シールド板の少なくとも1つであることが好ましい。これにより、上記と同様に、組み立てを容易にし、部品点数の削減、工数の削減、さらには、コスト削減を図ることができる。
また、前記回路部品が前記外部接続端子である場合、前記当接部材は前記外部接続端子の形状に合わせて形成された貫通孔であり、前記回路部品が前記放熱板である場合、前記当接部材は前記放熱板の位置を規制する突起部であり、前記回路部品が前記ICカードカバー部である場合、前記当接部材は前記ICカードカバー部に嵌め合わされるカバー受け部であることが好ましい。これにより、上記と同様に、組み立てを容易にし、部品点数の削減、工数の削減、さらには、コスト削減を図ることができる。
また、前記回路部品が前記ICカードカバー部である場合、前記カバー受け部は、前記ICカードカバー部の位置を規制するための突起部を有することが好ましい。これにより、さらに、位置決め精度を向上させることができる。
また、前記バックキャビネットと前記当接部材が一体に形成されていることが好ましい。これにより、部品点数の削減や当接部材の強度を向上させることができる。さらに、前記当接部材の端部が前記回路基板に当接していることが好ましい。この場合、回路基板の浮き、振動を防止することができる。
1…液晶表示装置、2…フロントキャビネット、3…パネルモジュール、4…液晶パネル、5…背面シャーシ、6…電源基板、7…回路基板、7a…外部接続端子、7b,7b′…放熱板、7c…ICカードカバー部、7d…スペーサ、7e…穴、7f…チューナユニット、7ft…端子、7g…シールド板、7h…孔、8…バックキャビネット、8a…貫通孔、8b…突起部(第1リブ)、8c…カバー受け部、8d…突起部(第2リブ),8e…貫通孔、8f,8g,8i,8k…リブ、8fh…孔、8h…突出部、8j…ボス、9…スタンド、10…コード引出部、11…端子引出部、12…ICカードスロット、20,30…補強金具、71c…前方カバー部、72c…後方カバー部。

Claims (5)

  1. 表示パネルの周囲に設けられたフロントキャビネットと、前記表示パネルの背面に設けられた背面シャーシと、前記表示パネルの動作を制御するための複数の回路部品を搭載した回路基板と、前記フロントキャビネットに連結されるバックキャビネットとを備えた表示装置であって、
    前記回路基板は、前記背面シャーシの背面に対して支持部材を介して移動自在に載置されると共に、前記複数の回路部品の少なくとも1つが前記バックキャビネットに設けられた当接部材により当接され
    前記当接される回路部品は、外部接続端子、放熱板、ICカードカバー部、チューナユニット、シールド板の少なくとも1つであることを特徴とする表示装置。
  2. 請求項1に記載の表示装置において、前記回路部品が前記外部接続端子である場合、前記当接部材は前記外部接続端子の形状に合わせて形成された貫通孔であり、前記回路部品が前記放熱板である場合、前記当接部材は前記放熱板の位置を規制する突起部であり、前記回路部品が前記ICカードカバー部である場合、前記当接部材は前記ICカードカバー部に嵌め合わされるカバー受け部であることを特徴とする表示装置。
  3. 請求項2に記載の表示装置において、前記回路部品が前記ICカードカバー部である場合、前記カバー受け部は、前記ICカードカバー部の位置を規制するための突起部を有することを特徴とする表示装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の表示装置において、前記バックキャビネットと前記当接部材が一体に形成されていることを特徴とする表示装置。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の表示装置において、前記当接部材の端部が前記回路基板に当接していることを特徴とする表示装置。
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