JP2010276858A - 表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】後キャビネットを小型にしても制御基板を冷却することができる表示装置を提供する。
【解決手段】後キャビネット3後部に凹部30を形成する。該凹部30にメイン基板13、電源基板14及びインバータ基板15を収容し、メイン基板13、電源基板14及びインバータ基板15を冷却するための空間を後キャビネット3の内側に確保することなく後キャビネット3を設計し、後キャビネット3の小型化を図ることができる構成とした。また従来バックライトシャーシに設けていた蛍光管、スピーカ16及び固定部材15を後キャビネット3に設けて、バックライトシャーシを削減し、表示装置の軽量化及び小型化を図ることができる構成とした。
【選択図】図2
【解決手段】後キャビネット3後部に凹部30を形成する。該凹部30にメイン基板13、電源基板14及びインバータ基板15を収容し、メイン基板13、電源基板14及びインバータ基板15を冷却するための空間を後キャビネット3の内側に確保することなく後キャビネット3を設計し、後キャビネット3の小型化を図ることができる構成とした。また従来バックライトシャーシに設けていた蛍光管、スピーカ16及び固定部材15を後キャビネット3に設けて、バックライトシャーシを削減し、表示装置の軽量化及び小型化を図ることができる構成とした。
【選択図】図2
Description
本発明は映像を表示する表示装置に関する。
表示画面の大きさに比べて室内の占有面積が小さい液晶表示装置は、限られた室内空間を有効に利用することができることから、一般に広く普及している。液晶表示装置は、前キャビネットの内側に配置された映像を表示する液晶表示パネルに、後キャビネットに収容してある光源から光を照射して、映像を表示するように構成されている。
後キャビネット内には液晶表示パネルの駆動を制御する制御基板、及び光源の駆動を制御する制御基板を設けてあり、各制御基板からの制御信号に基づいて、液晶表示パネル及び光源の駆動を制御し、液晶表示パネルに所望の品位の映像を表示している(例えば特許文献1参照)。
各制御基板は、冷却風が通流する隙間を空けて、後キャビネット内に配置してあり、後キャビネットは冷却風が通流する隙間を考慮した大きさに設計されなければならず、後キャビネットを小型にすることが難しかった。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、後キャビネットを小型にしても制御基板を冷却することができる表示装置を提供することを目的とする。
本発明に係る表示装置にあっては、映像を表示する表示パネルの周囲に配置される枠形の前キャビネットと、該前キャビネットの後側に配置される箱形の後キャビネットと、該後キャビネットに収容され、前記表示パネルへ光を照射する光源とを備える表示装置において、前記後キャビネットの後面に、前記光源又は表示パネルの駆動を制御する制御基板が設けてあることを特徴とする。
本発明においては、制御基板を冷却するための空間を確保することなく後キャビネットを設計し、後キャビネットの小型化を図る。
本発明に係る表示装置にあっては、前記後キャビネットの後面に凹部が設けてあり、該凹部内に前記制御基板を配置してあることを特徴とする。
本発明においては、制御基板が後方へ突出することを防ぎ、表示装置を壁に取り付けた場合に、表示装置が占有する室内空間を最小限に止める。
本発明に係る表示装置にあっては、前記制御基板を覆う蓋体を備えることを特徴とする。
本発明においては、蓋体によって制御基板を隠蔽し、表示装置の意匠性を向上させる。
本発明に係る表示装置にあっては、スピーカと、スタンドを固定する固定部材とを備え、前記後キャビネットに、前記光源、スピーカ及び固定部材を設けてあることを特徴とする。
本発明においては、従来バックライトシャーシに設けていた光源、スピーカ及び固定部材を後キャビネットに設けることで、バックライトシャーシを削減し、表示装置の軽量化及び小型化を図る。
本発明に係る表示装置にあっては、制御基板を後キャビネットの後面にて冷却するので、制御基板を冷却するための空間を確保することなく後キャビネットを設計し、後キャビネットの小型化を図ることができる。
以下本発明を実施の形態に係る表示装置を示す図面に基づいて詳述する。図1は表示装置の略示分解斜視図である。
図において1は、液晶を備える矩形の表示パネルであり、該表示パネル1は、液晶への印加電圧を制御して光の透過率を調整し、映像を表示するように構成されている。表示パネル1の周囲には矩形枠形の前キャビネット2が設けてあり、該前キャビネット2の開口の寸法は表示パネル1に対応した寸法となっている。
図において1は、液晶を備える矩形の表示パネルであり、該表示パネル1は、液晶への印加電圧を制御して光の透過率を調整し、映像を表示するように構成されている。表示パネル1の周囲には矩形枠形の前キャビネット2が設けてあり、該前キャビネット2の開口の寸法は表示パネル1に対応した寸法となっている。
前キャビネット2の後側には、前側が開放してある矩形箱形の後キャビネット3が設けてあり、該後キャビネット3の縁部分は前キャビネット2に対向している。後キャビネット3には光源としての複数の蛍光管4を収容してある。なお前キャビネット2は縁部分に爪部(図示せず)を備え、後キャビネット3は該爪部に対応する凹形の係合部(図示せず)を備えており、爪部と係合部とを係合させてある。
後キャビネット3の内側底面には、蛍光管4の光を反射する矩形の反射シート5が設けてある。該反射シート5の上縁部及び下縁部は前方へ屈曲している。反射シート5の中央部分には複数の挿入孔5aが設けてある。該挿入孔5aに、前側から複数のランプクリップ6が挿入してあり、ランプクリップ6は後キャビネット3に固定されている。
反射シート5の左右に、上下に細長い箱形のランプホルダー8がそれぞれ設けてある。ランプホルダー8は後キャビネット3との間で反射シート5を挟持している。左側に位置するランプホルダー8の側面には、蛍光管4を挿通する複数の挿通孔8aが上下に並設されている。左側に位置するランプホルダー8の内側には複数のソケット7が設けてあり、ソケット7は前記挿通孔8aに対向するように配置されている。一方、右側に位置するランプホルダー8は後述する電極部材70を後キャビネット3との間で挟持している。
両ランプホルダー8、8の前部には、前後方向に垂直な載置面8bがそれぞれ形成されている。該載置面8bはランプホルダー8の上端部から下端部に亘って形成されている。
両ランプホルダー8、8の前部には、前後方向に垂直な載置面8bがそれぞれ形成されている。該載置面8bはランプホルダー8の上端部から下端部に亘って形成されている。
前記ランプクリップ6は蛍光管4の中途部を支持している。蛍光管4の左端部は挿通孔8aを通り、ソケット7に接続されている。一方蛍光管4の右端部は、反射シート5の右側に配置された上下に細長い電極部材70に接続してある。なお右側に位置するランプホルダー8は、蛍光管4の右端部に対応する位置に図示しない挿通孔を備えており、該挿通孔に蛍光管4の右端部が挿通している。またソケット7は、図示しない電線を介して後述するインバータ基板15に接続されている。また電極部材70は接地してある。
両ランプホルダー8、8の載置面8bには、蛍光管4の光を拡散させる矩形の拡散板9が載置してある。拡散板9の前面には、拡散板9にて拡散された光を表示パネル1へ向けて集光する複数の光学シート10が設けてある。光学シート10の前側に表示パネル1が配置してある。
表示パネル1の四隅には、L形のパネル押え具11がそれぞれ設けてある。該パネル押え具11は、後方へ突出した突出板11aと、該突出板11aから横向きに延出した延出板11bとを備えている。該延出板11bは後キャビネット3にねじ止めしてある。パネル押え具11同士の間に、細長い防塵シール12が表示パネル1の縁に沿って設けてある。該防塵シール12及びパネル押え具11の前側に、前記前キャビネット2が配置してある。
前記表示パネル1の駆動を制御するメイン基板13、供給電力を制御する電源基板14、及び蛍光管4に印加する電圧の周波数を調整するインバータ基板15が後キャビネット3の後面に取り付けてある。図2は蓋体を取り外した後キャビネット3の略示斜視図である。
後キャビネット3の後面において、後キャビネット3の上縁部及び下縁部の間に、後キャビネット3の左側部から右側部に亘る凹部30が形成されている。該凹部30の底面にメイン基板13、電源基板14及びインバータ基板15を並設してある。メイン基板13には、外部機器との接続を行う後方に突出した複数の端子13aが実装してある。なお電源基板14からメイン基板13及びインバータ基板15に電力が供給されている。
凹部30の下側面の左右部分に、スピーカ16がそれぞれ固定してある。後キャビネット3の下側面に、図示しない放音孔が開設してあり、スピーカ16の音は該放音孔から外部に発せられる。
後キャビネット3の後面において、後キャビネット3の下縁部の左右方向中央部分には取付凹部31が形成してある。取付凹部31の前後寸法は、前記凹部30の前後寸法よりも小さくなっている。取付凹部31の上下側面は開放されており、図2に示すように、取付凹部31と凹部30とは連なっている。取付凹部31の内側に、スタンドを固定する固定部材15がねじ止めしてあり、該固定部材15は取付凹部31内に収まっている。固定部材15は上下側面が開放された直方体状をなし、下方から挿入されたスタンドを固定する。
前記凹部30には、凹部30を覆う矩形状の蓋体40が取り付けてある。蓋体40の上下及び左右寸法は凹部30と略同寸であり、蓋体40の縁部分は凹部30の縁部分に係合している。蓋体40の上縁部には前方に突出した二つの係合爪41、41が設けてある。後キャビネット3には、図示しない二つの係合凹部が設けてあり、該係合凹部に係合爪41、41が係合している。蓋体40には前後に貫通した複数の端子孔42が開設してあり、該端子孔42にメイン基板13の端子13aが挿入されている。
実施の形態に係る表示装置にあっては、メイン基板13、電源基板14及びインバータ基板15を冷却するための空間を後キャビネット3の内側に確保することなく後キャビネット3を設計し、後キャビネット3の小型化を図ることができる。また凹部30にメイン基板13、電源基板14及びインバータ基板15を収容して各基板が後方へ突出することを防ぎ、表示装置を壁に取り付けた場合に、表示装置が占める室内空間を最小限に止めることができる。また蓋体40によってメイン基板13、電源基板14及びインバータ基板15を隠蔽し、表示装置の意匠性を向上させることができる。また従来バックライトシャーシに設けていた蛍光管4、スピーカ16及び固定部材15を後キャビネット3に設けることで、バックライトシャーシを削減し、表示装置の軽量化及び小型化を図ることができる。
実施の形態に係る表示装置は光源として蛍光管4を使用しているが、蛍光管4に代えて、LEDをパネルの一面に植設したLEDパネルを光源として使用しても良い。
1 表示パネル
2 前キャビネット
3 後キャビネット
4 蛍光管(光源)
13 メイン基板(制御基板)
14 電源基板(制御基板)
15 インバータ基板(制御基板)
16 スピーカ
17 固定部材
30 凹部
40 蓋体
2 前キャビネット
3 後キャビネット
4 蛍光管(光源)
13 メイン基板(制御基板)
14 電源基板(制御基板)
15 インバータ基板(制御基板)
16 スピーカ
17 固定部材
30 凹部
40 蓋体
Claims (4)
- 映像を表示する表示パネルの周囲に配置される枠形の前キャビネットと、該前キャビネットの後側に配置される箱形の後キャビネットと、該後キャビネットに収容され、前記表示パネルへ光を照射する光源とを備える表示装置において、
前記後キャビネットの後面に、前記光源又は表示パネルの駆動を制御する制御基板が設けてあること
を特徴とする表示装置。 - 前記後キャビネットの後面に凹部が設けてあり、
該凹部内に前記制御基板を配置してあること
を特徴とする請求項1に記載の表示装置。 - 前記制御基板を覆う蓋体を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の表示装置。
- スピーカと、スタンドを固定する固定部材とを備え、
前記後キャビネットに、前記光源、スピーカ及び固定部材を設けてあること
を特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009129318A JP2010276858A (ja) | 2009-05-28 | 2009-05-28 | 表示装置 |
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JP2009129318A Pending JP2010276858A (ja) | 2009-05-28 | 2009-05-28 | 表示装置 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013183208A (ja) * | 2012-02-29 | 2013-09-12 | Toshiba Corp | 電子機器 |
JP2013219517A (ja) * | 2012-04-06 | 2013-10-24 | Toshiba Corp | 電子機器 |
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- 2009-05-28 JP JP2009129318A patent/JP2010276858A/ja active Pending
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