JP6402048B2 - 電子機器及び支持構造 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、電子機器及び支持構造に関する。
例えば映像表示装置などの電子機器は、ディスプレイを備える本体と、この本体を載置面に対して支持するスタンドとを備えている。このような電子機器において、本体とスタンドとを取り付ける際の作業性の向上が求められている。
特開2009−75166号公報
本発明が解決しようとする課題は、電子機器の本体とスタンドとを取り付ける際の作業性を向上させることである。
一実施形態に係る電子機器は、本体と、上記本体を支持するスタンドと、上記本体に設けられる第1支持具と、上記スタンドに設けられる第2支持具とを備える。上記第1支持具は、第1端部及びこの第1端部の反対側の第2端部を有する第1支持板と、上記第1支持板と対向し上記第1端部の側から上記第2端部の側に向けて上記第1支持板に近づくように上記第1支持板に対して傾斜する第1ガイド面とを備える。上記第2支持具は、上記第1端部の側から上記第1支持板及び上記第1ガイド面の間に挿入され、挿入時に上記第1ガイド面に案内される第2ガイド面と、上記第1支持板に接続される第2支持板とを備える。
図1は、第1実施形態に係る電子機器の一例を示す正面図である。 図2は、上記電子機器の背面側の一例を示す斜視図である。 図3は、ユニットカバーが取り外された上記電子機器の背面側の一例を示す斜視図である。 図4は、第1実施形態に係る第1支持具の一例を概略的に示す斜視図である。 図5は、第1実施形態に係る第1支持具を図4とは異なる方向から見た斜視図である。 図6は、第1実施形態に係る第2支持具の一例を概略的に示す斜視図である。 図7は、第1実施形態に係る第1支持具及び第2支持具等の概略的な断面を示す図である。 図8は、第1実施形態に係る第1支持具及び第2支持具等の概略的な断面を示す図である。 図9は、第2実施形態に係る第1支持具の構成例を示す斜視図である。 図10は、第3実施形態に係る第1支持具の構成例を示す斜視図である。 図11は、第4実施形態に係る第1支持具の構成例を示す斜視図である。 図12は、第5実施形態に係る第2支持具の構成例を示す斜視図である。 図13は、第6実施形態に係る第2支持具の構成例を示す斜視図である。
いくつかの実施形態につき、図面を参照しながら説明する。
各実施形態においては、電子機器或いは映像表示装置の一例としてテレビジョン受像装置を開示するとともに、支持構造の一例としてテレビジョン受像装置の本体をスタンドによって支持するための構造を開示する。但し、電子機器は、テレビジョン受像装置に限らず、パーソナルコンピュータ等に接続されるモニタや表示面を備えた車載装置など、他種の機器であっても良い。さらに、各実施形態にて開示する支持構造は、表示面を備えない電子機器に適用することもできる。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る電子機器1の一例を示す正面図である。この電子機器1は、上述の通りテレビジョン受像装置であって、本体2と、スタンド3とを備えている。本体2は、筐体10と、表示面11aを有する表示パネル11とを備えている。本明細書においては、説明の便宜上、電子機器1の表示面11aが設けられる側を「正面」、その反対側を「背面」と呼ぶことがある。また、表示面11aに対峙するユーザから見て左側を「左」、このユーザから見て右側を「右」、このユーザから見て上側を「上」、このユーザから見て下側を「下」と呼ぶことがある。
筐体10は、表示パネル11を収容する。筐体10は、矩形状のスクリーン開口12aを有したフロントカバー12を備えている。フロントカバー12は、フロントベゼル或いはマスクなどと呼ぶこともできる。スクリーン開口12aは、表示パネル11の表示面11aを外部に露出させる。表示面11aは、ガラス板またはアクリル板のような、透光性を有する板によって覆われても良い。
表示パネル11は、例えば液晶表示パネルであり、液晶層を挟んで対向する一対の基板と、これら基板に重ねられた光学素子群とを備えている。光学素子群は、例えば散乱板、プリズムシート、及び一対の偏光板などを含む。この表示パネル11は、後方に配置された発光ダイオードなどの光源からの光を選択的に透過することで、表示面11aに動画及び静止画などの映像を表示する。なお、表示パネル11は、有機エレクトロルミネッセンス素子などの他種の表示素子を用いたパネルであっても良い。
スタンド3は、本体2の下方に取り外し可能に取り付けられる。スタンド3は、例えばテレビ台の天面などの載置面SFに置かれ、本体2を支持する。スタンド3によって支持された本体2は、例えば、表示面11aが載置面SFに対して垂直或いは他の角度で傾くように起立する。
図2は、電子機器1の背面側の一例を示す斜視図である。図示した例において、筐体10は、フロントカバー12に加え、バックカバー13と、このバックカバー13の下方に設けられたユニットカバー14とを備えている。バックカバー13は、バックベゼル或いは背面板などと呼ぶこともできる。フロントカバー12、バックカバー13、及びユニットカバー14は、例えばABS樹脂のような合成樹脂材料によって形成することができる。
ユニットカバー14は、ねじ止めによりスタンド3を本体2に取り付けるための取付孔14L,14Rを有している。これら取付孔14L,14Rは、いずれも貫通孔である。図2の例においては、2つの取付孔14Lが上下に近接して並ぶとともに、2つの取付孔14Rが上下に近接して並んでいる。
図3は、ユニットカバー14が取り外された電子機器1の背面側の一例を示す斜視図である。電子機器1は、表示パネル11の背面(表示面11aの反対側の面)を覆うシャーシ15を備えている。シャーシ15は、例えば金属板によって形成されている。バックカバー13はシャーシ15の上側を覆い、ユニットカバー14はシャーシ15の下側、すなわちシャーシ15のバックカバー13から露出した部分を覆う。フロントカバー12、バックカバー13、及びユニットカバー14は、ねじ止め或いは爪部の係合などによって、互いに或いはシャーシ15や表示パネル11などの他の要素に対して取り外し可能に組み合わされている。
図2及び図3の例において、バックカバー13は、平坦な板状に形成されている。一方で、ユニットカバー14は、後方に向けて膨らんだトレイ形状を有しており、シャーシ15との間に制御基板や電源基板などの電気的なモジュール或いは構造的な要素を収容するための空間を形成する。
図3に示すように、電子機器1は、一対の取付金具16L,16Rと、これら取付金具16L,16Rを介して本体2に取り付けられた一対の第1支持具20L,20Rとを、ユニットカバー14によって覆われる空間に備えている。さらに、電子機器1は、スタンド3の上部に取り付けられた一対の第2支持具30L,30Rを備えている。第1支持具20L,20Rは、例えば、第1固定具、第1金具、第1ブラケット、或いは本体側ブラケット等と呼ぶこともできる。第2支持具30L,30Rは、例えば、第2固定具、第2金具、第2ブラケット、或いはスタンド側ブラケット等と呼ぶこともできる。
取付金具16L,16Rは、シャーシ15の下方の一部を覆うとともに、シャーシ15の下縁部15aに沿って延びている。このような取付金具16L,16Rは、例えば曲げ加工等が施された金属板で構成され、シャーシ15にねじ止めされている。取付金具16L,16Rは、シャーシ15に取り付けられた図示せぬブラケット等とともに、制御基板や電源基板を保持する。取付金具16L,16Rは、本体2が備える「壁部」の一例である。
第1支持具20Lは、取付金具16Lに取り付けられている。第1支持具20Rは、取付金具16Rに取り付けられている。第1支持具20L,20Rを取付金具16L,16Rに取り付ける方法は例えばねじ止めであるが、爪部同士の係合など他の方法を用いても良い。
スタンド3は、一対の台部3L,3Rを有している。図1乃至図3の例において、スタンド3は長尺な枠状であり、長手方向に対峙する2辺にそれぞれ台部3L,3Rが形成されている。第2支持具30Lは、台部3Lの先端に取り付けられている。第2支持具30Rは、台部3Rの先端に取り付けられている。
図3の例において、第1支持具20L,20Rは、下方が開口した箱状に形成されている。本体2とスタンド3とを取り付ける際には、図3中に矢印で示すように、第1支持具20Lの下方から第2支持具30Lが挿入され、第1支持具20Rの下方から第2支持具30Rが挿入される。さらに、第1支持具20Lと第2支持具30L、第1支持具20Rと第2支持具30Lを例えばねじ止めによって固定することにより、本体2とスタンド3とが固定される。
本実施形態において、台部3Lと台部3R、取付金具16Lと取付金具16R、第1支持具20Lと第1支持具20R、及び、第2支持具30Lと第2支持具30Rは、いずれも対称或いは同一の形状を有している。但し、これらは非対称な形状を有しても良い。
図4及び図5を参照して、第1支持具20L,20Rの具体的な形状について説明する。第1支持具20L,20Rは概ね同様の形状を備えるため、ここでは第1支持具20Lについて説明し、第1支持具20Rの説明を省略する。
図4は、取付金具16Lに取り付けられた状態の第1支持具20Lの一例を概略的に示す斜視図である。一方で、図5は、取付金具16Lから取り外された状態の第1支持具20Lを、図4とは異なる方向から見た斜視図である。図4に示すように、第1支持具20Lは、取付金具16Lと対向する第1支持板21を備えている。第1支持板21は、第1端部21aと、第1端部21aの反対側の第2端部21bとを有している。図4の例において、第1支持板21は概ね長方形状であり、第1端部21a及び第2端部21bがこの長方形状の短辺に相当し、第1端部21a及び第2端部21bの間の一対の側部21c,21dがこの長方形状の長辺に相当する。但し、第1支持板21の形状は長方形状に限定されない。
第1支持板21は、第2支持具30Lとの接続用の2つの開口部21eをさらに有している。これら開口部21eは、図2に示したユニットカバー14の2つの取付孔14Lに対応する間隔で配置されており、これら取付孔14Lを通じてユニットカバー14の外部に連通する。
第1支持具20Lは、互いに対向する一対の第1側板22,23と、天板24と、取付部25,26とをさらに備えている。第1側板22は、第1支持板21の側部21cと取付金具16Lとの間を塞ぐ。第1側板23は、第1支持板21の側部21dと取付金具16Lとの間を塞ぐ。天板24は、第1支持板21の第2端部21bと取付金具16Lとの間を塞ぐ。このように、図4及び図5の例における第1支持具20Lは、第1端部21aと取付金具16Lとの間を除き、第1支持板21と取付金具16Lとの間を第1側板22,23及び天板24が覆う箱状(或いは袋状)に形成されている。図4及び図5の例において、第1側板22は第1支持板21の側部21cに接続され、第1側板23は第1支持板21の側部21dに接続され、天板24は第1支持板21の第2端部21bに接続されている。
取付部25は、第1側板22の第1支持板21が接続された側とは反対側の縁部に接続されている。取付部26は、第1側板23の第1支持板21が接続された側とは反対側の縁部に接続されている。取付部25はねじ止め用の2つの開口部25aを有し、取付部26はねじ止め用の2つの開口部26aを有している。取付金具16Lは、これら開口部25a,26aに対応する位置にねじ孔(雌ねじ)を有しており、これらのねじ孔に開口部25a,26a及び座金W1を介して雄ねじS1をねじ込むことで、第1支持具20Lが取付金具16Lに取り付けられる。
図5に示すように、第1支持具20Lは、一対のガイド片27,28をさらに備えている。図示した例において、ガイド片27は第1側板22の第1側板23と対向する側の面に沿って設けられており、ガイド片28は第1側板23の第1側板22と対向する側の面に沿って設けられている。これらガイド片27,28は板状であり、第1端部21aの側から第2端部21bの側に向けて第1支持板21に近づくように第1支持板21に対して傾斜している。
図5に示したガイド片27,28の裏側の面、すなわち第1支持板21と対向する側の面は、第1ガイド面F1a,F1bをそれぞれ形成する。第1ガイド面F1a,F1bは、ガイド片27,28と同じく、第1端部21aの側から第2端部21bの側に向けて第1支持板21に近づくように第1支持板21に対して傾斜している。第1ガイド面F1a,F1bは、例えば同一の仮想平面内に位置する平面である。
例えば図5に示すように、ガイド片27は、天板24に接続されるとともに第1側板22に沿って延びる延出部270の一部を第1側板23の方向に曲げることで形成されている。同様に、ガイド片28は、天板24に接続されるとともに第1側板23に沿って延びる延出部280の一部を第1側板22の方向に曲げることで形成されている。
図4に示すように、第1支持板21は、第1端部21aの側に、先端に向かうに連れて取付金具16Lから離れるように傾斜した第1傾斜部21fを備えている。第1側板22は、第1端部21aの側に、先端に向かうに連れて第1側板23から離れるように傾斜した第2傾斜部22aを備えている。第1側板23は、第1端部21aの側に、先端に向かうに連れて第1側板22から離れるように傾斜した第2傾斜部23aを備えている。これら第1傾斜部21f及び第2傾斜部22a,23aにより、第2支持具30Lを第1支持具20Lに挿入するための挿入口を広げることができる。なお、第1支持具20Lが第1傾斜部21f及び第2傾斜部22a,23aのいずれか1つ或いは2つを備える場合であっても同様の作用を得ることができる。
第1支持板21、第1側板22,23、天板24、取付部25,26、ガイド片27,28、延出部270,280、第1傾斜部21f、及び第2傾斜部22a,23aは、例えば1枚の板金を曲げ加工することによって一体的に形成することができる。但し、これら各要素の全て、或いは少なくとも一部が別個の板金などで形成され、ねじ止め或いは溶接などの適宜の手段で接続されても良い。例えば、第1支持板21は第2支持具20Lと直接的に固定される要素であるために、ある程度の強度が必要とされる。そこで、第1支持板21を金属材料にて形成し、残りの各要素の全て或いは一部を樹脂材料にて形成しても良い。
続いて、図6を参照して第2支持具30L,30Rの具体的な形状について説明する。第2支持具30L,30Rは概ね同様の形状を備えるため、ここでは第2支持具30Lについて説明し、第2支持具30Rの説明を省略する。
図6は、スタンド3の台部3Lに取り付けられた状態の第2支持具30Lの一例を概略的に示す斜視図である。第2支持具30Lは、台部3Lの上面に対して起立した第2支持板31を備えている。
第2支持板31は、台部3Lの上面の側に位置する第1端部31aと、第1端部31aの反対側の第2端部31bとを有している。図6の例において、第2端部31bは円弧状に丸められている。第2支持板31は、例えば、第1端部31aと第2端部31bとの間で延びる一対の側部31c,31dが互いに平行で且つ第1端部31aよりも長尺な形状を有している。
第2支持板31は、2つのねじ孔31e(雌ねじ)をさらに有している。これらねじ孔31eは、第1支持具20Lの第1支持板21に設けられた2つの開口部21e及びユニットカバー14の2つの取付孔14Lに対応する間隔で配置されており、これら開口部21e及び取付孔14Lを通じてユニットカバー14の外部に連通する。
第2支持具30Lは、互いに対向する一対の第2側板32,33と、底板34とをさらに備えている。例えば、第2側板32は第2支持板31の側部31cに接続され、第2側板33は第2支持板31の側部31dに接続され、底板34は第2支持板31の第1端部31aに接続されている。
第2側板32,33は、互いに平行に延びている。底板34は、第2側板32,33の間に配置され、第2支持板31の第1端部31aに接続されている。図6の例においては、底板34と台部3Lとの間に、第2側板32,33に接続された延出部320,330が介在している。
第2支持具30Lは、底板34及び延出部320,330を貫通するねじ止め用の2つの開口部34aを有している。台部3Lは、各開口部34aに対応する位置にねじ孔(後述するねじ孔3a)を有しており、これらのねじ孔に開口部34a及び座金W2を介して雄ねじS2をねじ込むことで、第2支持具30Lが台部3Lに取り付けられる。
第2支持具30Lは、第1支持具20Lの第1ガイド面F1a,F1bにそれぞれ案内される第2ガイド面F2a,F2bを備えている。図6の例において、第2ガイド面F2aは、第2側板32の第2支持板31が接続された側と反対側の縁部の一部(上側の一部)に相当し、第2ガイド面F2bは、第2側板33の第2支持板31が接続された側と反対側の縁部の一部(上側の一部)に相当する。第2ガイド面F2a,F2bは、例えば同一の仮想平面内に位置する平面であるが、曲面であっても良い。第2ガイド面F2a,F2bは、第1端部31aの側から第2端部31bの側に向かうに連れて第2支持板31に近づくように傾斜している。
第2側板32は、第2端部31bの側に、先端に向かうに連れて第2側板33に近づくように傾斜した第3傾斜部32aを備えている。第2側板33は、第2端部31bの側に、先端に向かうに連れて第2側板32に近づくように傾斜した第3傾斜部33aを備えている。これら第3傾斜部32a,33aにより、第2支持具30L全体の先端形状を先細らせることができる。なお、第2支持具30Lが第3傾斜部32a,33aのいずれか一方のみを備える場合であっても同様の作用を得ることができる。
第2支持板31、第2側板32,33、底板34、及び延出部320,330は、例えば1枚の板金を曲げ加工することによって一体的に形成することができる。但し、これら各要素の全て、或いは少なくとも一部が別個の板金などで形成され、ねじ止め或いは溶接などの適宜の手段で接続されても良い。例えば、第2支持板31は第1支持具20Lと直接的に固定される要素であるために、ある程度の強度が必要とされる。そこで、第2支持板31を金属材料にて形成し、残りの各要素の全て或いは一部を樹脂材料にて形成しても良い。
続いて、本実施形態の作用の一例について説明する。
図7及び図8は、本実施形態の作用の一例を説明するための図であって、第1支持具20L、第2支持具30L、取付金具16L、台部3L、及びユニットカバー14の概略的な断面を示している。
第1支持具20Lは、図4及び図5に示した取付部25,26の開口部25a,26aと取付金具16Lのねじ孔とを介して、取付金具16Lにねじ止めされている。本体2にユニットカバー14が取り付けられると、ユニットカバー14の2つの取付孔14Lと第1支持板21の2つの開口部21eとがそれぞれ繋がる。図7及び図8の例においては、下側の取付孔14Lは一定の径でユニットカバー14を貫通しているが、上側の取付孔14Lは第1支持板21の側で径が小さくなっている。
台部3Lは、第2支持具30Lの開口部34aに対応する位置に、2つのねじ孔3a(雌ねじ)を有している。第2支持具30Lは、これらのねじ孔3aに開口部34a及び座金W2を介して雄ねじS2をねじ込むことで、台部3Lに取り付けられている。
第1ガイド面F1a,F1bは、第1支持板21に対して角度θ1(0°<θ1<90°)だけ傾いている。第2ガイド面F2a,F2bは、第2支持板31に対して角度θ2(0°<θ2<90°)だけ傾いている。例えば、角度θ1及び角度θ2は、概ね同一である。
図7は、第1支持具20Lと第2支持具30Lとを固定する前の状態を示している。本体2にスタンド3を取り付ける際には、第1支持具20Lと取付金具16Lとの間に、第1端部21aの側から第2支持具30Lを挿入する。このとき、図7に示すように、第2側板32が第1ガイド面F1aと第1支持板21との間に入る。同様に、第2側板33が第1ガイド面F1bと第1支持板21との間に入る。
第2支持具30Lをさらに第1支持具20Lの内部へと挿入すると、第2ガイド面F2aが第1ガイド面F1aに接触するとともに、第2ガイド面F2bが第1ガイド面F1bに接触する。その後は、第2ガイド面F2aが第1ガイド面F1aに、第2ガイド面F2bが第1ガイド面F1bにそれぞれ案内され、やがて図8に示すように第2支持板31の第2端部31b(第2支持板31の先端)が天板24に突き当たる。この状態において、第1支持板21の2つの開口部21eと、第2支持板31の2つのねじ孔31eとが概ね対向する。
このとき、ユニットカバー14の側から、取付孔14L、開口部21e、ねじ孔31e、及び座金W3を通じて雄ねじS3をねじ込むことにより、第1支持板21と第2支持板31とが接続或いは固定される。このようにして、本体2にスタンド3が取り付けられる。
図7及び図8の例においては、上側の取付孔14Lが第1支持板21の側で径が小さくなっているために、雄ねじS3及び座金W3と第1支持板21との間にユニットカバー14の一部が介在する。すなわち、この雄ねじS3及び座金W3は、ユニットカバー14と第1支持板21とを接続或いは固定する役割も担う。
図8の例においては、第1支持板21と第2支持板31とが密着した状態で、第1ガイド面F1aと第2ガイド面F2aとの間に隙間が形成されている。同じく、第1ガイド面F1bと第2ガイド面F2bとの間にも隙間が形成される。このように遊びを持たせることで、第1支持具20Lへの第2支持具30Lの挿入がより一層容易になる。第1側板22,23と第2側板32,33との間にも同様に遊びを持たせても良い。このように遊びを持たせた場合であっても、第1ガイド面F1a,F1bに案内されて第2支持板31の先端が天板24に突き当たった際に、2つの開口部21eの位置と2つのねじ孔31eの位置とが概ね一致すれば、ユニットカバー14の側から挿入される雄ねじS3によって第1支持板21と第2支持板31とを固定することができる。
図7に示すように、第1支持板21と第2支持板31とが平行でない状態で第1支持具20Lに第2支持具30Lが挿入される場合があり得る。この場合であっても、第1ガイド面F1a,F1bが第2ガイド面F2a,F2bを案内するので、挿入を進めるに連れて第1支持板21と第2支持板31とが平行になる。したがって、作業者は、第1支持板21と第2支持板31との傾きをさほど気にする必要がない。
第1支持具20Lは第1傾斜部21f及び第2傾斜部22a,23aを備えており、これにより第2支持具30Lを第1支持具20Lに挿入するための挿入口が広げられている。さらに、第2支持具30Lは第3傾斜部32a,33aを備えている。これらの傾斜部により、挿入時に第1支持具20Lと第2支持具30Lとがずれていた場合であっても、第2支持具30Lが第1支持具20Lの内部へ案内される。したがって、作業者は、挿入時に第1支持具20と第2支持具30Lとの位置合わせを厳密に行う必要がない。
以上、第1支持具20L及び第2支持具30Lに着目して本実施形態の作用の一例を説明したが、第1支持具20R及び第2支持具30Rについても同様の作用が得られる。これら第1支持具20L,20R及び第2支持具30L,30Rを備える支持構造或いは電子機器1によれば、上述した種々の好適な作用により、本体2とスタンド3との取り付けに係る作業の効率を大幅に向上することができる。
さらに、第2支持具30L,30Rが挿入される空間は、第1支持具20L,20Rの第1支持板21、第1側板22,23、天板24、及び取付金具16Lによってそれぞれ囲われている。したがって、本実施形態に係る支持構造を用いた場合には、この支持構造を介して本体2の内部に微小生物、ねじなどの部品、或いは塵埃などの異物が入ることを防ぐことができる。
電子機器1を構造物の壁面などに掛けて使用するために、本体2からスタンド3が外される場合がある。本実施形態に係る第1支持具20L,20Rの構造であれば、この場合であっても同様に、支持構造を介して本体2の内部に異物が入ることを防ぐことができる。
これらの他にも、本実施形態からは種々の好適な作用が得られる。
(第2実施形態)
第2実施形態について説明する。本実施形態においては、第1支持具20L,20Rに適用し得る他の例を開示する。ここでは第1実施形態との差異に着目し、第1実施形態と同一の構成及び作用については説明を省略することがある。
図9は、本実施形態に係る第1支持具20Lの構成例を示す斜視図である。この第1支持具20Lは、延出部270,280を備えず、且つガイド片27,28が第1側板22,23と一体的に設けられている点で、図4及び図5に示したものと相違する。ガイド片27に関する構造を図示するために、取付部25の一部を破断している。
第1側板22,23は、例えば金属材料で形成されている。ガイド片27は、第1側板22に切り目27aを設けて、この切り目27aに沿う第1側板22の一部を第2側板23の側に曲げることで形成されている。ガイド片28は、第1側板23に切り目28aを設けて、この切り目28aに沿う第1側板23の一部を第2側板22の側に曲げることで形成されている。
第1支持具20Rについても、図9に示した第1支持具20Lと同様の構造を適用することができる。
本実施形態のようにガイド片27,28を形成した場合であっても、第1実施形態と同様の作用を得ることができる。さらに、本実施形態の構造においては、第1実施形態に比べて第1支持具20L,20Rの構造を簡略化することができる。
(第3実施形態)
第3実施形態について説明する。本実施形態においては、第1支持具20L,20Rに適用し得るさらに他の例を開示する。ここでは第1実施形態との差異に着目し、第1実施形態と同一の構成及び作用については説明を省略することがある。
図10は、本実施形態に係る第1支持具20Lの構成例を示す斜視図である。この第1支持具20Lは、延出部270,280及びガイド片27,28を備えず、第1ガイド面が天板24の一部を曲げることで形成されている点で、図4及び図5に示したものと相違する。
具体的には、少なくとも天板24が金属材料で形成されるとともに、この天板24の一部が第1端部21aの側に曲げられ、ガイド部24aを形成している。ガイド部24aの第1支持板21と対向する側の面は、第1ガイド面F1を形成する。第1ガイド面F1は、第1実施形態における第1ガイド面F1a,F1bと同様の役割を担うものであり、第1端部21aの側から第2端部21bの側に向けて第1支持板21に近づくように第1支持板21に対して傾斜している。
例えば、ガイド部24aの第1側板22側の縁部は第1側板22に溶接などの手段によって接続されており、ガイド部24aの第1側板23側の縁部は第1側板23に溶接などの手段によって接続されている。
第1支持具20Rについても、図10に示した第1支持具20Lと同様の構造を適用することができる。
本実施形態のように第1支持具20L,20Rが1つの連続した第1ガイド面F1を有する場合であっても、第1実施形態と同様の作用を得ることができる。さらに、本実施形態の構造においては、第1実施形態に比べて第1支持具20L,20Rの構造を簡略化することができる。
(第4実施形態)
第4実施形態について説明する。本実施形態においては、第1支持具20L,20Rに適用し得るさらに他の例を開示する。ここでは第1実施形態との差異に着目し、第1実施形態と同一の構成及び作用については説明を省略することがある。
図11は、本実施形態に係る第1支持具20Lの構成例を示す斜視図である。この第1支持具20Lは、延出部270,280及びガイド片27,28を備えず、第1ガイド面が第1側板22,23や天板24と連続しない別個の部材に形成されている点で、図4及び図5に示したものと相違する。本実施形態に特有の構造を図示するために、図11においては取付部25の一部を破断している。
具体的には、第1支持具20Lは、ガイド部材29を備えている。ガイド部材29は、例えば金属板であり、互いに反対側に位置する縁部にそれぞれ突起29a,29bを有している。
第1側板22は、突起29aを挿入可能なスリット22bを有している。第1側板23は、突起29bを挿入可能なスリット23bを有している。ガイド部材29は、破線矢印で示すように、突起29aをスリット22bに挿入し、突起29bをスリット23bに挿入することで、第1側板22,23に取り付けられる。
図11に示されたガイド部材29の主面の反対側の主面は、第1ガイド面F1を形成する。第1ガイド面F1は、第1実施形態における第1ガイド面F1a,F1bと同様の役割を担う。第1ガイド面F1は、ガイド部材29が第1側板22,23に取り付けられた状態において、第1端部21aの側から第2端部21bの側に向けて第1支持板21に近づくように第1支持板21に対して傾斜している。
第1支持具20Rについても、図11に示した第1支持具20Lと同様の構造を適用することができる。
本実施形態のように第1支持具20L,20Rが1つの連続した第1ガイド面F1を有する場合であっても、第1実施形態と同様の作用を得ることができる。
(第5実施形態)
第5実施形態について説明する。本実施形態においては、第2支持具30L,30Rに適用し得る他の例を開示する。ここでは第1実施形態との差異に着目し、第1実施形態と同一の構成及び作用については説明を省略することがある。
図12は、本実施形態に係る第2支持具30Lの構成例を示す斜視図である。この第2支持具30Lは、第2側板32の第2支持板31が接続された側と反対側の縁部の略全てが第2ガイド面F2aに相当し、第2側板33の第2支持板31が接続された側と反対側の縁部の略全てが第2ガイド面F2bに相当する点で、図6に示したものと相違する。
第2支持具30Rについても、図12に示した第2支持具30Lと同様の構造を適用することができる。第2支持具30L,30Rとともに用いられる第1支持具20L,20Rは、第2支持具30L,30Rを第1支持具20L,20Rにそれぞれ挿入する際に、第1ガイド面F1(F1a,F1b)が第2ガイド面F2a,F2bに案内されるように、図4及び図5に示したものに比べてその配置位置及び角度が適宜に調整されている。
本実施形態のように第2ガイド面F2a,F2bを形成した場合であっても、第1実施形態と同様の作用を得ることができる。
(第6実施形態)
第6実施形態について説明する。本実施形態においては、第2支持具30L,30Rに適用し得るさらに他の例を開示する。ここでは第1実施形態との差異に着目し、第1実施形態と同一の構成及び作用については説明を省略することがある。
図13は、本実施形態に係る第2支持具30Lの構成例を示す斜視図である。この第2支持具30Lは、第2側板32,33の縁部とは異なる第2ガイド面を備える点で、図6に示したものと相違する。
具体的には、第2支持具30Lは、板状のガイド部材35を備えている。図示した例において、このガイド部材35は、一方の端部35aが第2側板32に接続されるとともに、この端部35aの反対側の端部35bが第2側板33の縁部に接している。このようなガイド部材35は、例えば板金を曲げ加工することによって第2側板32と一体的に形成することができる。ガイド部材35の主面(第2支持板31と対向しない側の面)は、第2ガイド面F2を形成する。第2ガイド面F2は、第1実施形態における第2ガイド面F2a,F2bと同様の役割を担うものであり、第1端部31aの側から第2端部31bの側に向かうに連れて第2支持板31に近づくように傾斜している。
第2支持具30Rについても、図13に示した第2支持具30Lと同様の構造を適用することができる。本実施形態のように第2ガイド面F2を形成した場合であっても、第1実施形態と同様の作用を得ることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、支持構造を構成する第1支持具20L,20R及び第2支持具30L,30Rは、第1乃至第6実施形態にて開示した第1支持具20L,20R及び第2支持具30L,30Rの中から適宜に選択することができる。
第1乃至第6実施形態においては、一対の第1支持具20L,20Rと、一対の第2支持具30L,30Rとを含む支持構造を例示したが、1つの第1支持具と1つの第2支持具とで支持構造が構成されても良い。また、3以上の第1支持具とこれらに対応する3以上の第2支持具とで支持構造が構成されても良い。さらに、支持構造は、本体2をスタンド3に対して回転させるスイベル機構或いはチルト機構を備えても良い。
1…電子機器、2…本体、3…スタンド、10…筐体、11…表示パネル、14…ユニットカバー、15…シャーシ(壁部)、20L,20R…第1支持具、21…第1支持板、21a…第1端部、21b…第2端部、24…天板、30L.30R…第2支持具、31…第2支持板、F1(F1a,F1b)…第1ガイド面、F2(F2a,F2b)…第2ガイド面。

Claims (20)

  1. 本体と、
    前記本体を支持するスタンドと、
    前記本体に設けられ、第1端部及びこの第1端部の反対側の第2端部を有する第1支持板と、前記第1支持板と対向し前記第1端部の側から前記第2端部の側に向けて前記第1支持板に近づくように前記第1支持板に対して傾斜する第1ガイド面とを備える第1支持具と、
    前記スタンドに設けられるとともに前記第1端部の側から前記第1支持板及び前記第1ガイド面の間に挿入され、挿入時に前記第1ガイド面に案内される第2ガイド面と、前記第1支持板に接続される第2支持板とを備える第2支持具と、
    を備える電子機器。
  2. 前記本体は、前記第1ガイド面を挟んで前記第1支持板と対向する壁部を備え、
    前記第1支持具は、前記第1支持板と前記壁部との間を塞ぐ、互いに対向する一対の第1側板をさらに備え、これら第1側板を介して前記壁部に取り付けられている、
    請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記本体は、
    映像を表示する表示面を有した表示パネルと、
    前記表示パネルの前記表示面と反対側の面を覆うシャーシと、
    を備え、
    前記壁部は、前記シャーシの一部である、
    請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記第1支持具は、前記第2端部と前記壁部との間を塞ぐ天板をさらに備え、
    前記第1支持板は、開口部を有し、
    前記第2支持板は、前記第2支持板の先端が前記天板に接触した状態で前記開口部と対向する雌ねじを有し、
    前記開口部を通して雄ねじを前記雌ねじにねじ込むことで、前記第1支持板と前記第2支持板とが接続される、
    請求項2又は3に記載の電子機器。
  5. 前記第1支持具は、前記第1端部と前記壁部の間を除き前記第1支持具と前記壁部の間を前記天板及び前記一対の第1側板が覆う箱状に形成されている、
    請求項4に記載の電子機器。
  6. 前記第1支持板、前記一対の第1側板、及び前記天板は、1枚の金属板を曲げることにより形成されている、
    請求項4又は5に記載の電子機器。
  7. 前記第1支持具は、前記一対の第1側板の各々に沿って設けられた一対の前記第1ガイド面を備える、
    請求項2乃至6のうちいずれか1項に記載の電子機器。
  8. 前記一対の第1ガイド面は、前記一対の第1側板の一部をそれぞれ他方の前記第1側板の側に曲げることで形成されている、
    請求項7に記載の電子機器。
  9. 前記第1ガイド面は、前記天板の一部を前記第1端部の側に曲げることで形成されている、
    請求項4乃至6のうちいずれか1項に記載の電子機器。
  10. 前記一対の第1側板の各々は、スリットを有し、
    前記第1支持具は、各前記スリットに挿入される一対の突起と、前記第1ガイド面とを備えるとともに、前記一対の突起を各前記スリットに挿入することで前記一対の第1側板に接続されるガイド部材をさらに備える、
    請求項2乃至6のうちいずれか1項に記載の電子機器。
  11. 前記第1支持板は、前記第1端部の側に、先端に向かうに連れて前記壁部から離れるように傾斜した第1傾斜部を備える、
    請求項2乃至10のうちいずれか1項に記載の電子機器。
  12. 前記一対の第1側板の少なくとも一方は、前記第1端部の側に、先端に向かうに連れて他方の前記第1側板から離れるように傾斜した第2傾斜部を備える、
    請求項2乃至11のうちいずれか1項に記載の電子機器。
  13. 前記第2支持具は、前記第2支持板の一対の側部の各々に接続されるとともに互いに対向する一対の第2側板をさらに備え、
    前記第2ガイド面は、前記一対の第2側板の各々に設けられている、
    請求項1乃至12のうちいずれか1項に記載の電子機器。
  14. 前記一対の第2側板の少なくとも一方は、先端に向かうに連れて他方の前記第2側板に近づくように傾斜した第3傾斜部を備える、
    請求項13に記載の電子機器。
  15. 電子機器の本体に設けられ、第1端部及びこの第1端部の反対側の第2端部を有する第1支持板と、前記第1支持板と対向し前記第1端部の側から前記第2端部の側に向けて前記第1支持板に近づくように前記第1支持板に対して傾斜する第1ガイド面とを備える第1支持具と、
    前記本体を支持するスタンドに設けられるとともに前記第1端部の側から前記第1支持板及び前記第1ガイド面の間に挿入され、挿入時に前記第1ガイド面に案内される第2ガイド面と、前記第1支持板に接続される第2支持板とを備える第2支持具と、
    を備える支持構造。
  16. 前記第1支持具は、前記電子機器の本体が備える壁部に、前記第1支持板が前記第1ガイド面を挟んで当該壁部と対向するように取り付けられ、
    さらに、前記第1支持具は、前記第1支持板と前記壁部との間を塞ぐ、互いに対向する一対の第1側板を備える、
    請求項15に記載の支持構造。
  17. 前記第1支持具は、前記第2端部と前記壁部との間を塞ぐ天板をさらに備え、
    前記第1支持板は、開口部を有し、
    前記第2支持板は、前記第2支持板の先端が前記天板に接触した状態で前記開口部と対向する雌ねじを有し、
    前記開口部を通して雄ねじを前記雌ねじにねじ込むことで、前記第1支持板と前記第2支持板とが接続される、
    請求項16に記載の支持構造。
  18. 前記第1支持具は、前記第1端部と前記壁部の間を除き前記第1支持具と前記壁部の間を前記天板及び前記一対の第1側板が覆う箱状に形成されている、
    請求項17に記載の支持構造。
  19. 前記第1支持具は、前記一対の第1側板の各々に沿って設けられた一対の前記第1ガイド面を備える、
    請求項16乃至18のうちいずれか1項に記載の支持構造。
  20. 前記第2支持具は、前記第2支持板の一対の側部の各々に接続されるとともに互いに対向する一対の第2側板をさらに備え、
    前記第2ガイド面は、前記一対の第2側板の各々に設けられている、
    請求項15乃至19のうちいずれか1項に記載の支持構造。
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