JP2005317480A - 発光ユニットの放熱装置及びバックライト装置 - Google Patents

発光ユニットの放熱装置及びバックライト装置 Download PDF

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    • F28D15/0275Arrangements for coupling heat-pipes together or with other structures, e.g. with base blocks; Heat pipe cores

Abstract

【課題】 多数個の発光ダイオードからの発生熱を効率的に放熱し、全面に亘って温度分布の均一化を図りかつ薄型化を図る。
【解決手段】 配線基板19の同一軸線上に多数個の発光ダイオード12を実装した発光ユニット7に付設される。配線基板19を取り付ける放熱プレート24と、この放熱プレート24に形成された嵌合部24g内に内壁との密着状態を保持して取り付けられたヒートパイプ25と、放熱手段26とを備える。発光ダイオード12から発生した熱を放熱プレート24とヒートパイプ25とにより放熱手段に伝導して放熱する。
【選択図】 図6



Description

本発明は、例えば透過型の液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Display)等に備えられるバックライト装置及びこのバックライト装置に付設される放熱装置に関する。
液晶表示装置は、陰極線管(CRT:Cathode-Ray Tube)と比較して大型表示画面化、軽量化、薄型化、低電力消費化等が図られることから、例えば自発光型のPDP(Plasma Display Panel)等とともにテレビジョン受像機や各種のディスプレィ用に用いられるようになっている。液晶表示装置は、各種サイズの2枚の透明基板の間に液晶を封入し、電圧を印加することにより液晶分子の向きを変えて光透過率を変化させて所定の画像等を光学的に表示する液晶パネルを備える。
液晶表示装置は、液晶自体が発光体ではないために、例えば液晶パネルの背面部に光源として機能するバックライトユニットが備えられる。バックライトユニットは、例えば一次光源、導光板、反射フィルム、レンズシート或いは拡散フィルム等を備え、液晶パネルに対して全面に亘って表示光を供給する。バックライトユニットには、従来一次光源として水銀やキセノンを蛍光管内に封入した冷陰極蛍光ランプ(CCLF:Cold Cathode Fluorescent Lamp)が用いられているが、冷陰極蛍光ランプが有する充分な発光輝度や寿命或いは陰極側の低輝度領域の存在による均斉度等の問題を解決する課題がある。
ところで、大型サイズの液晶表示装置においては、一般に拡散板の背面に複数本の長尺な冷陰極蛍光ランプを配置して表示光を液晶パネルに供給するエリアライト型バックライト( Area Litconfiguration Backlight)装置が備えられている。かかるエリアライト型バックライト装置においても、上述した冷陰極蛍光ランプの課題解決が求められており、特に40インチを超えるような大型テレビジョン受像機においては、高輝度化や高均斉度化の問題がより顕著となっている。
一方、エリアライト型バックライト装置においては、上述した冷陰極蛍光ランプに代えて、拡散フィルムの背面側に赤緑青の多数個の発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode )を2次元配列して白色光を得るLEDエリアライト型のバックライトが注目されている。かかるLEDバックライト装置は、LEDの低コスト化に伴ってコスト低減が図られるとともに低消費電力で大型の液晶パネルに高輝度の画像等の表示が行われるようにする。
ところで、LEDバックライト装置においては、多数個のLEDを備えることによってこれらLEDから大熱量の熱が発生する。LEDバックライト装置は、液晶パネルの背面に密閉空間部を構成して組み合わされることから、上述した発生熱がこの密閉空間部内に籠もって表示装置を高温化させる。また、LEDバックライト装置には、上述したように拡散フィルムや反射フィルムが備えられており、高温化によってこれらの光学フィルムに変形や変質等が生じることにより表示精度を劣化させるといった問題があった。
したがって、LEDバックライト装置においては、LEDからの発生熱を放熱する適宜の放熱手段が設けられる。LEDバックライト装置においては、例えば冷却ファンにより冷却風を送り込んで発生熱を放熱する対応を図ることも考慮されるが、振動やブレが発生することから拡散フィルムや反射フィルムに冷却風を直接吹き付ける構成を採用することはできない。
したがって、LEDバックライト装置においては、密閉空間部から適宜の熱伝導部材によって例えばアルミ材等によって形成したヒートシンクに発生熱を伝導して放熱を行う放熱構造が採用される。LEDバックライト装置においては、熱伝導部材が、表示光を遮蔽してしまうために密閉空間部内に直接配置することはできないこと、密閉空間部内を効率よくかつ均一に放熱すること、ヒートシンクと最短で連結されて放熱が効率よく行われること等の条件が必要であり、これらの条件を実現するためには構造が複雑化するといった問題があった。また、LEDバックライト装置においては、放熱が的確に行われずに液晶パネルが全面に亘って均一な温度分布となっていない場合に色むら等の現象が生じてしまう。
LEDバックライト装置においては、例えば多数個のLEDを実装した配線基板やこの配線基板を支持するバックプレートに直接ヒートシンクを取り付けることによって、効率的な放熱が行われるようになる。しかしながら、LEDバックライト装置においては、バックプレートに各LEDを駆動したり点灯制御を行うための回路パッケージ等が取り付けられる。LEDバックライト装置においては、これら回路パッケージを安定して動作させるために、例えばバックプレートとの間に介在して断熱部材を構成するとともにヒートシンクとの隔離を図る適宜のブラケット部材等を設ける必要がある。LEDバックライト装置においては、このために厚みが大きくなるとともに、組立等の効率が低下するといった問題が生じる。
したがって、本発明は、多数個の発光ダイオードからの発生熱を効率的に放熱する薄型構造の放熱装置を提供することを目的とする。また、本発明は、多数個の発光ダイオードを備えることによって表示パネルの高輝度化を図るとともに、発光ダイオード群からの発生熱を効率的に放熱して全面に亘って温度分布の均一化を図りかつ薄型化を図るバックライト装置を提供することを目的とする。
上述した目的を達成する本発明にかかる発光ユニットの放熱装置は、配線基板の第1主面上に略同一軸線上に多数個の発光ダイオードを実装してなる発光ユニットに付設される。放熱装置は、配線基板の第1主面と対向する第2主面に第1主面を重ね合わせ面として組み合わされこの第1主面と対向する第2主面にヒートパイプ嵌合凹部が設けられた放熱プレートと、このヒートパイプ嵌合凹部に内壁との密着状態を保持して取り付けられるヒートパイプとを備える。
放熱装置においては、光源として多数個の発光ダイオードを備えることによって高輝度で発光する発光ユニットに備えられる。放熱装置においては、各発光ダイオードが点灯動作することによって発生する大きな熱量の熱が発生し、この発生熱が例えばアルミ材等の熱伝導率が良好な金属材によって形成された放熱プレートへと伝導される。放熱装置においては、放熱プレートに形成したヒートパイプ嵌合凹部内に高熱伝導能力を有するヒートパイプを取り付けることにより、放熱プレートとヒートパイプとにより放熱手段へと効率的に伝導して放熱が行われるようにする。放熱装置においては、ヒートパイプ嵌合凹部内においてヒートパイプが内壁と密着されることから、放熱プレートからヒートパイプへの熱伝導が効率的に行われて放熱手段において発光ダイオードからの発生熱の放熱が行われる。
また、上述した目的を達成する本発明にかかるバックライト装置は、透過型表示パネルと組み合わされてこの表示パネルに背面側から表示光を供給することにより適宜の画像等が高輝度で表示されるようにする。バックライト装置は、バックライトユニットと、放熱ユニットと、バックパネルとを備える。バックライト装置は、バックライトユニットが、表示パネルの背面と対向して配置された配線基板と、この配線基板の第1主面上に略同一軸線上に実装された多数個の発光ダイオードとを有する。バックライト装置は、放熱ユニットが、配線基板の第1主面と対向する第2主面に第1主面を重ね合わせ面として配線基板と組み合わされかつこの第1主面と対向する第2主面にヒートパイプ嵌合凹部を設けた放熱プレートと、この放熱プレートのヒートパイプ嵌合凹部内にその内壁と密着した状態を保持して取り付けられたヒートパイプと、表示パネルの外周部側に配置されてヒートパイプの先端部が接続される放熱手段とを有する。バックライト装置は、バックパネルが、放熱プレートを第1主面と対向する第2主面を取付面として取り付ける。
バックライト装置においては、バックライトユニットに設けた多数個の発光ダイオード群を光源とし、これら各発光ダイオードが点灯動作して透過型表示パネルに対して高容量の表示光を供給することによって高輝度の画像等の表示が行われるようにする。バックライト装置においては、各発光ダイオードが点灯動作することによって発生してバックライトユニットと透過型表示パネルとの間の空間部内に籠る大きな熱量の熱を放熱ユニットにより効率的に放熱することによって透過型表示パネルを安定した状態で照明する。バックライト装置においては、放熱ユニットによって各発光ダイオードから発生した熱を効率的に放熱して透過型表示パネルを所定の温度かつ全面に亘ってまでほぼ均一化することにより、色むら等の発生が防止された安定した画像等の高輝度表示が行われるようにする。
バックライト装置においては、発生熱が、例えばアルミ材等の熱伝導率が良好な金属材によって形成された放熱プレートへと伝導される。バックライト装置においては、放熱プレートにヒートパイプ嵌合凹部を形成し、このヒートパイプ嵌合凹部内に高熱伝導能力を有するヒートパイプを密着状態で取り付けてなる。バックライト装置においては、放熱プレートとヒートパイプとによって発光ダイオード群から発生した熱を放熱手段へと伝導して放熱が行われるようにする。
以上のように構成された本発明にかかる発光ユニットの放熱装置によれば、多数個の発光ダイオードが点灯動作することにより発生する大きな熱量の熱を、放熱プレートとヒートパイプとにより別箇所に設けた放熱手段へと効率的に伝導する。したがって、発光ユニットの放熱装置によれば、発光部に放熱手段を直接設けることなく光源として多数個の発光ダイオードを備えて安定した動作で高輝度で発光する発光ユニットが得られるようにする。また、発光ユニットの放熱装置によれば、放熱プレートに形成したヒートパイプ嵌合凹部内にヒートパイプが密着した状態で取り付けられることから、の冷却機能の効率化を図りかつ発光ユニットの薄型化が図られるようにする。
また、本発明にかかるバックライト装置においては、多数個の発光ダイオード群を光源として備えるバックライトユニットによって、透過型表示パネルに対して高容量の表示光を供給することによって高輝度の光学表示が行われることを可能とする。バックライト装置においては、各発光ダイオードが点灯動作することにより発生してバックライトユニットと透過型表示パネルとの間の空間部内に籠る大きな熱量の熱を吸収する放熱プレートの最も効率がよい部位を高能率の冷却能力を有するヒートパイプによって冷却することで、効率的な放熱が行われて透過型表示パネルが安定した状態で光学表示を行うようにする。バックライト装置においては、放熱プレートに形成したヒートパイプ嵌合凹部内にヒートパイプを嵌合することによって、高能力の放熱特性を有する放熱ユニットが薄型化されて全体の薄型化を図ることが可能とされる。バックライト装置においては、透過型表示パネルを全面に亘ってほぼ均一な温度とすることにより、色むら等の発生が防止された安定した表示を可能とさせる。
以下、本発明の実施の形態として図面に示した透過型液晶表示パネル1について、詳細に説明する。透過型液晶表示パネル1は、例えば40インチ以上の大型表示画面を有するテレビジョン受像機の表示パネルに用いられる。透過型液晶表示パネル1は、図1及び図2に示すように、液晶パネルユニット2と、この液晶パネルユニット2の背面側に組み合わされて表示光を供給するバックライトユニット3とを備えている。液晶パネルユニット2は、枠状の前面フレーム部材4と、液晶パネル5と、この液晶パネル5の外周縁部を前面フレーム部材4との間にスペーサ2A、2Bやガイド部材2C等を介して挟み込んで保持する枠状の背面フレーム部材6とから構成される。
液晶パネル5は、詳細を省略するが、スペーサビーズ等によって対向間隔を保持された第1ガラス基板と第2ガラス基板との間に液晶を封入し、この液晶に対して電圧を印加して液晶分子の向きを変えて光透過率を変化させる。液晶パネル5は、第1ガラス基板の内面に、ストライプ状の透明電極と、絶縁膜と、配向膜とが形成される。液晶パネル5は、第2ガラス基板の内面に、3原色のカラーフィルタと、オーバコート層と、ストライプ状の透明電極と、配向膜とが形成される。液晶パネル5は、第1ガラス基板と第2ガラス基板の表面に偏向フィルムと位相差フィルムとが接合される。
液晶パネル5は、ポリイミドからなる配向膜が液晶分子を界面に水平方向に配列し、偏向フィルムと位相差フィルムとが波長特性を無彩色化、白色化してカラーフィルタによるフルカラー化を図って受信画像等をカラー表示する。なお、液晶パネル5については、かかる構造に限定されるものではなく、従来提供されている種々の構成を備える液晶パネルであってもよいことは勿論である。
バックライトユニット3は、上述した液晶パネルユニット2の背面側に配置されて表示光を供給する発光ユニット7と、この発光ユニット7内に発生した熱を放熱する放熱ユニット8と、これら発光ユニット7と放熱ユニット8とを保持するとともに前面フレーム部材4や背面フレーム部材6と組み合わされて筐体33(図14参照)に対する取付部材を構成するバックパネル9とを備える。バックライトライトユニット3は、液晶パネルユニット2の背面に対して全面に亘って対向する外形寸法を有しており、相対する対向空間部を光学的に密閉した状態で組み合わされる。
バックライトユニット3は、発光ユニット7が、光学シートブロック10と多数個の発光ダイオード(以下、LEDと称する。)12を有する発光ブロック11とから構成される。光学シートブロック10は、液晶パネル5の背面側に対向して設置され、詳細を省略するが例えば偏光フィルム、位相差フィルム、プリズムシート或いは拡散フィルム等の各種の光学機能シートを積層してなる光学シート積層体13や、拡散導光プレート14或いは拡散プレート15や反射シート16等から構成される。光学シート積層体13は、詳細を省略するが発光ユニット11から供給されて液晶パネル5に入射される表示光を直交する偏光成分に分解する機能シート、光波の位相差を補償して広角視野角化や着色防止を図る機能シート或いは表示光を拡散する機能シート等の種々の光学機能を奏する複数の光学機能シートが積層されて構成される。なお、光学シート積層体13は、上述した光学機能シートに限定されるものではなく、例えば輝度向上を図る輝度向上フィルムや、位相差フィルムやプリズムシートを挟む上下2枚の拡散シート等を備えてもよい。
光学シートブロック10は、拡散導光プレート14が、光学シート積層体13の液晶パネル5と対向する主面側に配置され、発光ブロック11から供給された表示光が背面側から入射される。拡散導光プレート14は、導光性を有する透明な合成樹脂材、例えばアクリル樹脂やポリカーボネート樹脂等によって成形されたやや厚みのあるプレート体からなる。拡散導光プレート14は、一方の主面側から入射された表示光を内部において屈折、反射させることによって拡散させながら導光し、他方の主面側から光学シート積層体13へと入射させる。拡散導光プレート14は、図2に示すように光学シート積層体13に積層され、ブラケット部材14Aを介してバックパネル9の外周壁部9aに取り付けられる。
光学シートブロック10は、拡散プレート15と反射シート16とが、相互の対向間隔と上述した拡散導光プレート14との対向間隔を多数個の光学スタッド部材17によって保持されてバックパネル9に取り付けられる。拡散プレート15は、乳白色の導光性を有する合成樹脂材料、例えばアクリル樹脂等によって成形されたプレート材であり、発光ブロック11から供給された表示光が入射される。拡散プレート15には、詳細を後述するようにアレィ配置された発光ブロック11の多数個のLED12にそれぞれ対向してアレィ配置された多数個の調光ドット15aが形成されている。
拡散プレート15は、調光ドット15aが、例えば酸化チタンや硫化バリウム等の遮光剤やガラス粉末や酸化ケイ素等の拡散剤を混合したインクを用いてスクリーン印刷等によりプレート表面に円形のドットパターンを印刷して形成される。拡散プレート15は、発光ブロック11から供給される表示光を調光ドット15aで遮光して入射させる。拡散プレート15は、内部において入射された表示光を拡散して拡散導光プレート14へと出射する。拡散プレート15は、調光ドット15aが各LED12に対向して形成されることにより、各LED12から直射表示光が入射されて部分的に輝度が大きくなることを抑制して入射光の均一化を図って光学シート積層体13へと出射する。
光学シートブロック10においては、上述したように各LED12から出射される表示光を周囲へと放射させることにより拡散導光プレート14に対して直接入射されて部分的に輝度が大きくならないように構成されている。光学シートブロック10においては、周囲へと放射された表示光を反射シート16によって拡散導光プレート14側へと反射させることにより光効率の向上を図っている。反射シート16は、例えば蛍光剤を含有した発泡性PET(polyethylene terephthalate)材によって成形される。発泡性PET材は、約95%程度の高反射率特性を有しており、金属光沢色と異なる色調で反射面の傷が目立たないといった特徴を有している。なお、反射シート16については、例えば鏡面を有する銀、アルミニウム或いはステンレス等によっても形成される。
光学シートブロック10は、各LED12から出射される表示光の一部が拡散プレート15に対して臨海角を超えて入射されると、この拡散プレート15の表面で反射されるようにする。光学シートブロック10は、拡散プレート15の表面からの反射光や各LED12から周囲に放射されて反射シート16によって反射された表示光の一部が、これら拡散プレート15と反射シート16との間で反復反射されることによって増反射原理による反射率の向上が図られるようにする。
光学シートブロック10においては、多数個の光学スタッド部材17を備え、これら光学スタッド部材17により拡散プレート15と反射シート16とが相対する主面間の平行度を全面に亘って精度よく保持されるとともに、拡散プレート15と拡散導光プレート14とが相対する主面間の平行度を全面に亘って精度よく保持されるように構成されている。光学スタッド部材17は、例えばポリカーボ樹脂等の導光性と機械的剛性及びある程度の弾性を有する乳白色の合成樹脂材によって一体に成形された部材であり、図2及び図5に示すようにバックパネル9に一体に形成した取付部9aにそれぞれ取り付けられる。
バックパネル9には、内面側に略台形凸部を呈して一体に形成された多数個の取付部9bが形成されている。バックパネル9は、取付部9bの上面が拡散プレート15の載置面を構成し、それぞれ取付孔9cが貫通して設けられている。光学シートブロック10は、拡散プレート15と反射シート16とが、各光学スタッド部材17を介してバックパネル9に対して第1主面9d上に位置決めされてそれぞれ組み合わされる。拡散プレート15と反射シート16には、バックパネル9側の各取付部9bに設けられた取付孔9cに対応してそれぞれ多数個の取付孔15b、16aが形成されている。
各光学スタッド部材17は、図5に示すように、それぞれ軸状基部17aと、この軸状基部17aの先端部に形成された取付部17bと、この取付部17bから所定の間隔を以って軸状基部17aの周回りに一体に形成されたフランジ状の第1受け板部17cと、この第1受け板部17cから所定の間隔を以って軸状基部17aの周回りに一体に形成されたフランジ状の第2受け板部17dとから構成される。各光学スタッド部材17は、軸状基部17aがバックパネル9の取付部9bと拡散導光プレート14との対向間隔を規定する軸長を以って形成され、第2受け板部17dから所定の高さ位置に段部17eが構成されている。
各光学スタッド部材17は、軸状基部17aが、段部17eを拡散プレート15の取付孔15bよりも大径とされるとともに先端部に向かって次第に小径とした長軸な円錐形状を呈して形成されている。各光学スタッド部材17には、軸状基部17aに、段部17eのやや上方に位置して軸方向の肉盗み孔17fが形成されている。肉盗み孔17fは、軸状基部17aに、その外径が拡散プレート15の取付孔15bよりも大径とされた部位の範囲で形成されており、この部位に収斂習性を付与する。
各光学スタッド部材17は、第1受け板部17cと第2受け板部17dとが拡散プレート15と反射シート16との対向間隔を保持する間隔を以って形成されている。各光学スタッド部材17は、軸状基部17aが、第1受け板部17cと第2受け板部17dとの部位を拡散プレート15の取付孔15bとほぼ同径に形成される。各光学スタッド部材17は、取付部17bが、先端部の外径をバックパネル9側の取付孔9cとほぼ等しい外径とされるとともに軸方向に次第に取付孔9cよりも大径とされた断面矢尻状を呈している。各光学スタッド部材17は、取付部17bが、大径部位から先端側に向かってすり割り17gを形成することによって収斂習性を付与される。
各光学スタッド部材17は、取付部17aが、大径部位と第1受け板部17bとの間隔をバックパネル9の厚みと拡散プレート15の厚みとほぼ等しくして形成されている。各光学スタッド部材17は、第1受け板部17bが、拡散プレート15の取付孔15bよりも大径とされるとともに、第2受け板部17dが反射シート16の取付孔16aよりも大径とされて形成されている。
光学シートブロック10においては、バックパネル9の取付部9b上に反射シート16が、相対する取付孔9cと取付孔16aとを対向位置させて組み合わされる。光学シートブロック10においては、各光学スタッド部材17がバックパネル9の第1主面9d側からその取付部17bを、反射シート16の取付孔16a側から押し込まれる。光学シートブロック10においては、取付部17bがすり割り17gの作用によって収斂してバックパネル9側の取付孔9cを貫通した後に自然状態に復帰することで、各光学スタッド部材17が抜け止めされて取付部9b上に立設状態で組み付けられる。
光学シートブロック10においては、図5に示すように各光学スタッド部材17が取付部17bと第1受け板部17cとの間で取付部9bと反射シート16とを厚み方向に挟持することによって、バックパネル9に対して反射シート16を位置決めした状態で保持する。光学シートブロック10においては、各光学スタッド部材17が、それぞれ軸状基部17aの第1受け板部17cから上方部位を反射シート16から突出させて、バックパネル9の取付部9b上に立設される。
光学シートブロック10においては、各光学スタッド部材17に対して拡散プレート15が、それぞれの取付孔15bを相対する先端部17hに嵌挿させて組み合わされる。光学シートブロック10においては、各光学スタッド部材17が大径部位を肉盗み孔17fの作用によって収斂することにより、拡散プレート15が軸方向に押し込まれるようにする。光学シートブロック10においては、各光学スタッド部材17に対して拡散プレート15が、段部17eを乗り越えて第2受け板部17dに突き当たり、これら段部17eと第2受け板部17dとの間で挟持される。
光学シートブロック10においては、図4及び図5に示すように、各光学スタッド部材17が、それぞれ軸状基部17aの第2受け板部17dから上方部位を拡散プレート15から突出させる。光学シートブロック10においては、各光学スタッド部材17の先端部17hに、光学シート積層体13を重ね合わせた拡散導光プレート14がその底面側を突き当てられるようにして組み付けられる。
以上のように構成された光学シートブロック10においては、取付部17bを取付孔9cに押し込む簡易な方法によってバックパネル9の第1主面9d上にそれぞれ組み付けられる多数個の光学スタッド部材17が、拡散プレート15と反射シート16とを位置決めするとともに、これら拡散プレート15と反射シート16及び拡散導光プレート14と光学シート積層体13との対向間隔を精密に保持する機能を奏する。光学シートブロック10においては、上述した複数個の光学スタッド部材17を備えることによって、複雑な位置決め構造や間隔保持構造が不要となるとともに組立工程の簡易化が図られるようになる。各光学スタッド部材17は、各種サイズの液晶パネル5に対しても互換使用が可能であり、部品の共用化が図られるようになる。
なお、光学スタッド部材17については、上述した構造に限定されるものでは無く、光学シートブロック10の構成に基づいて各部の具体的な構造が適宜変更される。光学スタッド部材17は、例えば取付部17bがすり割17gを形成して収斂習性を付与されることでバックパネル9の取付孔9cに押し込まれて取り付けられるようにしたが、例えば外周部に抜止め凸部を一体に形成して、内周部にキー溝を形成した取付孔9c内に嵌合した後に回転して抜け止めされるようにしてもよい。
光学シートブロック10においては、各部材が精密に位置決めされることによって、拡散導光プレート14と反射シート16との間に構成される導光空間部H内において表示光を安定した状態で導光、拡散、反射等の動作を行うことから、液晶パネル5に色むら等の発生を抑制する。光学シートブロック10においては、導光空間部H内に設けられる各光学スタッド部材17が乳白色の導光合成樹脂材によって形成されてその外周面から内部に入射する表示光を拡散して先端部17hが部分的に光輝されないようにすることで、導光空間部Hから拡散導光プレート14に対して表示光が均一に入射されるようにする。
ところで、光学シートブロック10においては、上述した光学スタッド部材17が図3に示すように、横方向に5個、縦方向に3個、合計15個が備えられており、これら光学スタッド部材17がLED12を横方向に6列配置した後述する発光ブロック11の各列間に位置して配置している。また、光学シートブロック10においては、上述した拡散プレート15や反射シート16がそれぞれ表裏面で特性を異にすることから、間違えずに組み合わされなければならない。
拡散プレート15や反射シート16には、上述したように光学スタッド部材17の軸状基部17aが貫通する取付孔15b、16aが形成されている。拡散プレート15や反射シート16には、取付孔15b、16aが、各光学スタッド部材17に対応して横方向に5個、縦方向に3個、合計15個が形成される。光学シートブロック10においては、図3に示すように下段列の左側から2番目の光学スタッド部材17Aを、上段列側の2番目にある各光学スタッド部材17と位置を異にしてバックパネル9に立設する。光学シートブロック10においては、拡散プレート15や反射シート16に、光学スタッド部材17Aに対向する下段列の左側から2番目の取付孔15b、16aを上段列の取付孔15b、16aと位置を異にして形成する。
したがって、光学シートブロック10においては、拡散プレート15や反射シート16が表裏面を間違えても、光学スタッド部材17Aに対向する位置に取付孔15b、16aが存在しないために組み合わせることができないようにすることにより、誤組合せ防止構造が構成されている。なお、光学シートブロック10においては、誤組合せ防止構造を構成する光学スタッド部材17Aや拡散プレート15及び反射シート16の取付孔15b、16aを中心位置以外のいずれに設けてもよいが、各部材が安定した状態で組み合わされることから外周位置よりは内側位置に設けた方がよく、また1箇所ではなく複数箇所に設けるようにしてもよい。
バックライトユニット3においては、発光ユニット7が上述した光学シートブロック10を備えることによって、発光ブロック11の各LED12から出射された表示光が液晶パネルユニット2に対して安定した状態で効率よく入射されるようにする。発光ブロック11は、図3に示すように、バックパネル9の第1主面9dにそれぞれ横方向に配列された6列の発光アレィ11A乃至11Fによって構成される。また、発光ユニット11は、各発光アレィ11A乃至11Fが、それぞれ長さ方向に並べて配置された詳細を後述する3個の発光ブロック体(18A〜18C)A〜(18A〜18C)Fによって構成することで、合計18個の発光ブロック体18を備える。なお、発光ブロック体(18A〜18C)A〜(18A〜18C)Fについては、以下の説明において個別に表現する場合を除いて発光ブロック体18と総称する。
各発光ブロック体18は、図4及び図6に示すように、複数個の赤色LEDと緑色LEDと青色LED(LED12と総称する。)と、これらLED12を第1主面19a上に長さ方向に所定の順序に並べて実装する横長矩形の配線基板19とから構成される。各発光ブロック体18は、それぞれの配線基板19に、適宜の個数の赤色LEDと緑色LEDと青色LEDとを組み合わせて合計25個のLED12が実装されている。したがって、発光ブロック11は、各発光アレィ11A乃至11F毎にそれぞれ75個、合計450個のLED12が備えられる。なお、発光ブロック11は、表示画面の大きさや各LED12の発光能力等によって各発光ブロック体18の個数及びそれぞれに実装するLED12の個数が適宜決定される。
発光ブロック体18は、図示を省略するが配線基板19の第1主面19aに、各LED12をシリーズで接続する配線パターンや各LED12の端子を接続するランド等が形成されている。各配線基板19は、全て同一仕様で形成されており、第1主面19aの幅方向の一側部19bの近傍でかつ長手方向の両側に位置されて信号出力側の第1コネクタ20Aと信号入力側の第2コネクタ20Bとが実装されている。第1コネクタ20Aは、信号出力用のコネクタであり、詳細を省略するが例えば6ピン構造を有している。また、第2コネクタ20Bは、信号入力用のコネクタであり、詳細を省略するが例えば5ピン構造を有している。
発光ブロック11は、図3に示すように第1列目の発光アレィ11Aに、各配線基板19が一側部19bを下側に向けて3個の発光ブロック体18AA〜18ACが長さ方向に並べられて配列される。発光ブロック11は、第2列目の発光アレィ11Bに、各配線基板19が一側部19bを発光アレィ11A側に向けて3個の3個の発光ブロック体18BA〜18BCが長さ方向に並んで配列される。発光ブロック11は、以下各発光アレィ11C〜11Fについても、同様にして互いに配線基板19の向きを交互に変えてそれぞれ3個の発光ブロック体18が長さ方向に並んで配列される。
発光ブロック11は、各列発光アレィ11A〜11Fの右側に配置された発光ブロック体18AC〜18FCのそれぞれの第2コネクタ20Bが各列の各LED12を駆動する信号入力部を構成する。発光ブロック11は、図4に示すように隣り合って配置された各発光ブロック体18の一方の第1コネクタ20Aと他方の第2コネクタ20Bとが相対して隣り合うようになる。発光ブロック11は、これら第1コネクタ20Aと他方の第2コネクタ20Bとを図示しないコネクタ付きリード線によって接続することで、最短の配線が行われるようにする。発光ブロック11は、各発光アレィ11A〜11F毎にそれぞれ左側に配置された発光ブロック体18AA〜18FAからコネクタ付きの信号出力用リード線21を引き出し、これらのリード線21を図4に示すように各発光アレィ11A〜11F間に導いてそれぞれに設けたクランパ22に束ねて引出し開口23を介してバックパネル9の第2主面9e側へと引き出すようにする。
発光ブロック11は、図示を省略するが、各発光アレィ11A〜11F毎に右側に配置された発光ブロック体18AC〜18FCにそれぞれコネクタ付き信号入力用リード線が接続されている。各信号入力用リード線は、バックパネル9の第2主面9e側から引出し開口23を介して引き込まれ、各発光アレィ11A〜11F間に設けたクランパ22に束ねて発光ブロック体18AC〜18FCと接続される。発光ブロック11は、対をなす発光アレィ(11A、11B)、(11C、11D)、(11E、11F)の各発光ブロック体18が、配線基板19に設けたそれぞれの第1コネクタ20Aと第2コネクタ20Bとを互いに対向させて配置される。
発光ブロック11においては、上述したように各発光アレィ11A〜11F間のスペースを利用した信号入出力用リード線21の保持、ガイド構造を設けることにより、スペースの効率化や配線工程の簡易化が図られる。発光ブロック11においては、第1コネクタ20Aと第2コネクタ20Bとの位置によって、各配線基板19の組み間違えが防止されるとともに、配線基板19間の配線構造や配線工程の簡易化或いはリード線の共通化が図られるようになる。発光ブロック11においては、各リード線21のバックパネル9の第2主面9e側への引き回しが簡易に行われる。なお、発光ブロック11においては、信号入力用のリード線と信号出力用のリード線とをクランパ22で束ねて導くことから、これらリード線が共同してノイズ抑制が図られるようにする。
発光ブロック体18には、配線基板19の第1主面19a上に上述したように適宜の個数を組み合わした赤色LEDと緑色LEDと青色LEDとをこの順で同一軸線上に配列して、合計25個のLED12が実装されている。各LED12は、図7に示すように発光素子12aが樹脂ホルダ12bに保持されるとともに樹脂ホルダ12bから端子12cが引き出されている。
発光ブロック11においては、発光ブロック体18の各LED12が点灯動作することによって表示光の出射とともに熱も発生する。発光ユニット7は、上述したように発光ブロック11を光学シートブロック10の背面側に組み合わせて周囲が密閉された導光空間部Hを構成することから、多数個のLED12からそれぞれ発生する熱が大きな熱量となって導光空間部H内に籠もり高温状態となる。発光ユニット7は、高温化によって光学シートブロック10の上述した各光学シート体の特性が変化したり各LED12の点灯状態が不安定となって液晶パネル5に色むら等を生じさせ、また回路部を構成する電子部品等の動作を不安定とさせる等の問題が生じる。
バックライトユニット3は、発光ユニット7が放熱ユニット8によって各LED12から発生した熱を効率よく放熱することによって上述した問題の発生が抑制される。放熱ユニット8は、上述した各発光アレィ11A〜11F毎に設けられて発光ブロック体18の取付部材を兼ねる6個の放熱プレート24A〜24F(以下、放熱プレート24と総称する。)と、これら放熱プレート24にそれぞれ取り付けられた6本のヒートパイプ25A〜25F(以下、ヒートパイプ25と総称する。)と、これらヒートパイプ25の両端部が接続される左右一対のヒートシンク26A、26B(以下、ヒートシンク26と総称する。)と、ヒートシンク26の冷却機能を促進する冷却ファン27等によって構成される。放熱ユニット8は、詳細を後述するように各放熱プレート24にヒートパイプ25を一体に組み付けてヒートシンク26に対する効率的な熱伝導路を構成する。
各放熱プレート24は、熱伝導率に優れ、加工性がよくかつ軽量で廉価なアルミ材が用いられて、押出加工によって上述した各発光アレィ11A〜11Fの長さと幅とにほぼ等しい長尺な矩形板状に形成される。各放熱プレート24は、発光ブロック体18の取付部材を兼ねることから機械的剛性を有する所定の厚みを以って形成される。なお、各放熱プレート24については、アルミ材に限定されず、熱伝導率が良好な、例えばアルミ合金材、マグネシウム合金材或いは銀合金材や銅材等によって形成するようにしてもよい。各放熱プレート24は、比較的小型の場合に、例えばプレス加工や切出し加工等の適宜の加工方法によって形成される。
各放熱プレート24には、図6及び図7(A)に示すように、第1主面24aを重ね合わせ面として発光ブロック体18の各配線基板19がそれぞれの長さ方向の端面を突き合わせた状態で組み合わされる。各放熱プレート24には、第1主面24aに配線基板19が嵌合される基板嵌合凹部24bが全長に亘って形成されている。各放熱プレート24は、基板嵌合凹部24bが、配線基板19とほぼ同幅とされるとともにその厚みとほぼ等しい高さを有しており、配線基板19の第2主面19cと幅方向の両側縁部とを保持して組み合わせる。各放熱プレート24は、基板嵌合凹部24bに組み合わせた配線基板19を複数個の取付ねじ28によって第1主面24a上に固定する。
各放熱プレート24には、基板嵌合凹部24b内に、幅方向の中央領域を所定幅の凸部として残すことにより配線基板19の第2主面19cが密着される長さ方向の受け面部24cを構成するとともに、この受け面部24cの両側に長さ方向の全長に亘って肉盗み凹部24d、24eを形成する。各放熱プレート24は、受け面部24cが、図7(A)に示すように配線基板19の各LED12を実装したLED実装領域19dに対応する幅を以って形成されており、各LED12が点灯動作することにより加熱されて最も熱くなるLED実装領域19dから熱が効率的に伝達されて放熱を行うようにする。なお、各放熱プレート24は、軽量化と寸法精度を保持するために肉盗み凹部24d、24eを形成したが、これら肉盗み凹部24d、24eもヒートパイプ嵌合部として構成するようにしてもよい。
各放熱プレート24には、第1主面24aと対向する第2主面24f側にヒートパイプ25が嵌合されるヒートパイプ嵌合凹部24gが形成されている。各放熱プレート24には、第2主面24fの適宜の位置にバックパネル9との取付部を構成する複数個の取付スタッド部24hや位置決めダボ24iが一体に形成されている。ヒートパイプ嵌合凹部24gは、受け面部24cと対向する幅方向の略中央部で長さ方向の全域に亘って形成された断面が略アーチ型形状の凹溝からなる。ヒートパイプ嵌合凹部24gは、後述するように内部に嵌合したヒートパイプ25が保持部材等を介さずに仮保持することが可能な開口形状を以って形成されている。ヒートパイプ嵌合凹部24gは、ヒートパイプ25の外径とほぼ等しい開口幅を有するとともに、やや小さな高さ(深さ)を以って形成されている。
放熱ユニット8においては、放熱プレート24の第2主面24f側に長さ方向の全長に亘ってヒートパイプ嵌合凹部24gを形成してそれぞれ1本のヒートパイプ25を取り付けるようにしたが、さらに放熱能力を向上させるために例えば各放熱プレート24に2本以上のヒートパイプ25を取り付けるようにしてもよい。各放熱プレート24には、同一箇所に取り付けることによって各ヒートパイプ25が互いに干渉して熱伝導能力がかえって低下することもあるために、第2主面24fにそれぞれ1本ずつヒートパイプ25を取り付ける互いに平行な2本以上のヒートパイプ嵌合凹部24gを隣り合って形成することが好ましい。
放熱ユニット8においては、例えば各2本以上のヒートパイプ25を放熱プレート24に取り付ける場合に、外径の違いによる熱伝導能力の差がさほど変わらないヒートパイプ25の特性から、同径のものを用いるようにする。ヒートパイプ25は、かかる対応によって、部品の共用化や組み間違いの防止等が図られるようになる。
放熱ユニット8においては、各放熱プレート24に形成したヒートパイプ嵌合凹部24gに1本のヒートパイプ25が取り付けられている。放熱ユニット8においては、透過型液晶表示パネル1の構成上、例えばヒートパイプ嵌合凹部24gの途中に部品等の取付部を形成しなくてはならない場合があったり、左右にヒートシンク26を均等に配置できないためにヒートパイプ25が長尺となり先端部の熱伝導能力が低下してしまう場合もあったりする。放熱ユニット8においては、ヒートパイプ嵌合凹部24g内に、短かな2本のヒートパイプ25を左右から嵌合してそれぞれ取り付けるようにしてもよい。
放熱ユニット8は、上述したように各放熱プレート24にヒートパイプ嵌合凹部24gを形成してヒートパイプ25をその内部に組み付けることによって、このヒートパイプ25を配線基板19の最も温度が高くなるLED実装領域19dにより近い位置に配置する。放熱ユニット8は、所定の厚みを有する各放熱プレート24を用いるが、これら放熱プレート24に例えば頂点部と受け面部24cとの間隔(厚み)を約1mmとしたヒートパイプ嵌合凹部24gを形成することによって厚さが約1.7mm〜1.8mmの配線基板19に実装された各LED12とヒートパイプ25とが2mm以下の間隔で対向して配置されるようになり効率的な放熱が行われるようになる。
放熱ユニット8においては、各放熱プレート24が、ヒートパイプ嵌合凹部24g内にそれぞれヒートパイプ25を取り付けることによってこのヒートパイプ25の保持部材を兼用することから、組立時等において精密なヒートパイプ25の取り扱いを簡易化するとともに折れ曲がりや破損等の発生が防止されるようにする。放熱ユニット8においては、各放熱プレート24が、発光ブロック体18とヒートパイプ25とを互いに位置決めした状態かつ接近した状態で組み合わされるようにすることから、これら発光ブロック体18とヒートパイプ25との間で効率的な熱伝導路を構成する。放熱ユニット8においては、各放熱プレート24に対するヒートパイプ25の取付工程の簡易化が図られるようにする。
放熱ユニット8においては、各放熱プレート24が、基板嵌合凹部24bに発光ブロック体18を組み合わせるとともにヒートパイプ嵌合凹部24g内にヒートパイプ25を組み付けた状態で、バックパネル9に対して取付スタッド部24hや位置決めダボ24iを介して精密に位置決めされて固定される。なお、各放熱プレート24は、配線基板19を固定する取付ねじ28を利用してバックパネル9の第1主面9d上に固定するようにしてもよい。
各放熱プレート24は、ヒートパイプ嵌合凹部24gを押出加工によって高寸法精度に形成することが可能な断面アーチ型の凹部としたが、かかる形状に限定されるものでは無い。ヒートパイプ嵌合凹部24gは、ヒートパイプ25を嵌合保持するとともにその外周部との密着性が保持される形状であればよく、例えば矩形断面或いは多数条の凹凸を形成した凹部等の適宜の形状で形成することも可能である。
ところで、各放熱プレート24は、ヒートパイプ嵌合凹部24g内に組み付けたヒートパイプ25をバックパネル9によって押圧して内壁に密着させるようにしたが、例えば各部の寸法精度或いはバックパネル9の寸法精度等により部分的にヒートパイプ25との間に隙間が生じて熱伝導性が低下してしまうことも考慮される。したがって、各放熱プレート24においては、例えば図7(B)に示すように、かしめ構造によってヒートパイプ嵌合凹部24j内にヒートパイプ25をかしめ付けるように構成してもよい。
各放熱プレート24は、ヒートパイプ嵌合凹部24jがヒートパイプ25の外径とほぼ同等の深さを有して形成され、このヒートパイプ嵌合凹部24jの相対する開口縁部にそれぞれ全長に亘ってかしめ凸部24k、24lを一体に形成する。なお、かしめ凸部24k、24lは、ヒートパイプ嵌合凹部24jのいずれか一方の開口縁部に形成するようにしてもよく、また部分的に形成するようにしてよい。かしめ凸部24k、24lは、相対する開口縁部に部分的に形成する場合に、例えば千鳥状に設けるようにしてもよい。
各放熱プレート24は、ヒートパイプ嵌合凹部24j内にヒートパイプ25を組み付けた状態で、かしめ凸部24k、24lに対して図7(B)に鎖線で示すようにそれぞれヒートパイプ嵌合凹部24j内へと折曲するかしめ処理を施する。各放熱プレート24は、かしめ凸部24k、24lによってヒートパイプ25がヒートパイプ嵌合凹部24jの内壁に押し付けられて密着する。各放熱プレート24は、ヒートパイプ25との一体化がより確実に図られるとともに、バックパネル9との密着性の向上も図られるようになる。
なお、各放熱プレート24においては、第2主面24fに開口するヒートパイプ嵌合凹部24g、24jを形成してこの第2主面24f側からヒートパイプ25を取り付けるようにしたが、かかる構造に限定されるものでは無い。各放熱プレート24においては、長手方向の少なくとも一方端部に開口するヒートパイプ嵌合孔を形成してヒートパイプ25を内部に組み付けるようにしてもよい。また、各放熱プレート24においては、幅方向の端面に開口するヒートパイプ嵌合凹部を形成するようにしてもよい。
ヒートパイプ25は、各種の電子機器等において高温となる電源部等から放熱手段へと熱伝導を行うために一般的に採用される部材であり、熱伝導率に優れた銅等の金属製パイプ材内を排気した状態で所定の温度で気化する水等の伝導媒体を封入して構成され、高能率の熱伝導能力を有している。ヒートパイプ25は、上述したように各放熱プレート24に一体的に組み付けられ、各放熱プレート24とともに両端部が後述するヒートシンク26と接続される。ヒートパイプ25においては、高温側の放熱プレート24からの熱伝導を受けて内部に封入された伝導媒体が液体から気体へと気化する。ヒートパイプ25においては、気化した伝導媒体がパイプ内を低温側のヒートシンク26との接続部へと流れて冷却されることで凝縮熱を放出して液化する。ヒートパイプ25においては、液化した伝導媒体が金属パイプの内壁に形成した長さ方向の多数条の溝や多孔質層内を毛細管現象によって放熱プレート24側へと移動してパイプ内の循環が行われることで、高能率の熱伝導作用を奏する。
ヒートパイプ25は、上述したように放熱プレート24のパイプ嵌合凹部24g内に一体的に取り付けられることによって各発光アレィ11A〜11F毎に設けられて発光ブロック体18と対向される。ヒートパイプ25は、その外周部の一部が開口部から突出した状態でパイプ嵌合凹部24g内に取り付けられる。ヒートパイプ25は、放熱プレート24がバックパネル9に取り付けられることによって、図7(A)の矢印で示すように突出部位をパイプ嵌合凹部24gの内部に押圧されることで外周部が内壁に密着した状態となる。ヒートパイプ25は、上述したように放熱プレート24に対して保持部材を要せず、またパイプ嵌合凹部24g内において密着状態が保持される。ヒートパイプ25は、一般に放熱部材との密着性を保持するために取付部に対してシリコングリース等を塗布して組み合わされるが、上述した構造を採用することによってこのような対応が不要となる。
なお、ヒートパイプ25は、放熱プレート24に対して上述した図7(B)に示したかしめ構造や内部に取り付けた構造を採用することにより、放熱プレート24とより確実に一体化されるようになる。
放熱ユニット8においては、上述した構成の放熱プレート24に高能率の熱伝導能力を有するヒートパイプ25を一体化して取り付けることにより、このヒートパイプ25を発熱源の各LED12の配列領域の真下に近接して延在させた構成となる。放熱ユニット8においては、各LED12を実装した配線基板19と、この配線基板19を保持する放熱プレート24とヒートパイプ25とが互いに密着した状態で重ね合わされてヒートシンク26への熱伝導体を構成する。放熱ユニット8においては、かかる構成によりスペース効率を図って各LED12からの発生熱を極めて効率よくヒートシンク26へと伝導して放熱することで、導光空間部Hの高温化を低減してバックライトユニット3が安定した動作で液晶パネル5に対して表示光を供給するようにする。
放熱ユニット8においては、図8に示すように、ヒートシンク26がバックパネル9の第2主面9eに長さ方向の両側に位置してそれぞれ取り付けられている。これらヒートシンク26も、各種の電子機器等において電源部等の放熱部材として単独或いはヒートパイプ25と組み合わせて用いられている。ヒートシンク26は、熱伝導率に優れたアルミ材等によって多数のフィンを一体に形成することにより大きな表面積を有する部材である。ヒートシンク26は、高温部側から熱伝導を受けて各フィンの表面から放熱することにより高温部の冷却を行う。
ヒートシンク26は、大型であるほど大きな放熱作用を奏するが、バックライトユニット3や装置全体の厚みを大きくかつ大型化させる。ヒートシンク26は、大型で重量が大きな部品であり、例えば配線基板等に直付けする場合に回路部品や配線パターン等との絶縁を保持する取付ブラケット部材や高温部位との間に介在する熱伝導部材等を必要として構造が複雑となる。
放熱ユニット8においては、複数個の放熱プレート24とヒートパイプ25とともに上述した対応が必要な大型のヒートシンク26をバックパネル9に巧に配置して設けることにより、大型化を抑制して発光ユニット7の多数個のLED12から発生する熱が効率的に放熱されるようにする。放熱ユニット8においては、上述した放熱プレート24とヒートパイプ25との構成から、バックパネル9にヒートパイプ25の配置経路に沿って逃げ凹部を形成するといった対応も不要とされることによりこのバックパネル9を全体がフラットな形状に形成することを可能とする。放熱ユニット8においては、フラット形状のバックパネル9に対して上述したように第2主面9eの左右両側位置にヒートシンク26を取り付けることによって、このバックパネル9の中央領域にフラットな部位が構成されるようにする。
ところで、バックパネル9は、例えば比較的軽量であり機械的剛性を有するアルミ材によって、液晶パネル5の外形とほぼ同等の大きさを有する横長矩形の板状を呈して形成されている。バックパネル9は、自らも熱伝導性を有することで、導光空間部Hや回路部品等から発生する熱を放熱する作用を有している。バックパネル9には、上述したように外周部位に前面フレーム部材6と組み合わされる外周壁部9aが形成されるとともに、光学スタッド部材17を取り付ける多数個の取付部9bや、放熱プレート24を固定する取付孔或いはリード線21を引き出す引出し開口23等が形成されている。バックパネル9は、その前面に対して放熱ユニット8と発光ユニット7と液晶パネル5とが重ね合わされて組み付けられ、さらに筐体33の取付部に組み付けられる。
透過型液晶表示パネル1には、液晶パネル5を駆動したり発光ユニット7の各LED12の点灯動作を制御する制御回路パッケージが備えられ、図8に示すようにバックパネル9がこれら制御回路パッケージの搭載パネルを兼用する。制御パッケージとしては、詳細を省略するが、液晶パネル5に対してその動作制御用の信号を出力する液晶コントローラ29や、液晶パネル5や発光ユニット7の電源部を制御する電源制御ユニット30A、30B、或いは発光ユニット7の動作を制御するLED制御ユニット31A、31B等からなる。
透過型液晶表示パネル1においては、上述したようにバックパネル9の第2主面9eに左右に配置されたヒートシンク26A、26B間に位置してフラット領域が構成されており、このフラット領域に上述した各制御回路パッケージ29〜31が搭載される。透過型液晶表示パネル1においては、各制御回路パッケージ29〜31をフラットな領域に搭載することにより、簡易な工程によって浮き上がり等が生じることなく強固に取り付けることを可能とする。液晶表示パネル1においては、各制御回路パッケージ29〜31が、大型で厚みがあるヒートシンク26よりも薄型であることから、全体の薄型化が保持される。
なお、上述した各制御回路パッケージ29〜31は、図示しないが制御基板に搭載されるとともに、この制御基板がバックパネル9に取り付けられる。制御基板は、後述するようにバックパネル9の両側に配置されたヒートシンク26間に位置してバックパネル9に取り付けられる。
透過型液晶表示パネル1においては、上述したように大型画面を有するとともに発光ユニット7に備えた多数個のLED12を光源として液晶パネル5に表示光を供給する。液晶表示パネル1においては、上述した構成の放熱ニット8を備えることにより、各LED12から発生する熱を放熱プレート24とヒートパイプ25とによってヒートシンク26に効率的に伝導して放熱されるようにすることで、導光空間部H内等に大容量の熱が籠もらないようにする。透過型液晶表示パネル1においては、各光学シート等の特性が保持されて液晶パネル5の大型の画面全体がほぼ均一な温度分布に保持されるようにして色むらの無い均一な画像等の表示が得られるようにするとともに各制御回路パッケージ29〜31の動作が安定化される。
図9及び図10は、ヒートパイプを組み合わせた熱伝導部材とヒートシンクとから構成される第1放熱ニットと、熱伝導部材とヒートシンクから構成された第2放熱ニットとの放熱特性を測定した結果を示したものである。この測定方法は、34W印加のDDCヒートシンクを中央から分割して右側だけを残した状態で時間経過に伴う左右両端部と中央部における温度を測定した。第1放熱ニットにおいては、図9(A)に示すように、時間経過に伴って全体の温度が次第に上昇していくが、各部の温度差は1℃以内で安定した状態にある。また、第1放熱ニットにおいては、同図(B)に示すように、ヒートシンクが存在しない左端部においても熱伝導部材とヒートパイプとの作用によってヒートシンクへと効率的な熱伝導が行われることで全域に亘ってほぼ一定の温度分布に保持されるようにする。
一方、第2放熱ユニットにおいては、図10(A)に示すように時間経過に伴って全体の温度が次第に上昇し、ヒートシンクを設けた右端部がその放熱作用によって温度上昇を抑制されることで右端部と左端部との温度差が次第に大きくなる。第2放熱ユニットにおいては、例えば26時間経過の温度分布が、同図(B)に示すように、右端部と左端部とで最大7℃にも達する。したがって、放熱ユニットにおいては、ヒートパイプを組み合わせた熱伝導部材とヒートシンクとを組み合わせて構成することにより、高温部からヒートシンクへの効率的な熱伝導が行われて放熱が行われるとともに、全域に亘って均一な温度分布化も図られるようになる。
放熱ユニット7は、上述したように各ヒートシンク26にそれぞれ冷却ファン27を組み合わすことにより、放熱効率の向上が図られている。各ヒートシンク26は、冷却ファン27によってフィン間に送風を行うことにより、各フィンの表面からの放熱促進が図られるようになる。放熱ユニット7は、各ヒートシンク26に対してそれぞれ一対の冷却ファン(27A、27B)、(27C、27D)が取り付けられている。冷却ファン27も、各種の電子機器等において筐体等に取り付けて高温部位の冷却、放熱装置として一般的に用いられている。なお、各ヒートシンク26は、冷却ファン27の取付部を除いて例えば筐体のバックカバー等によって各フィンが閉鎖されるようにして冷却風の流路が保持されるようにする。
冷却ファン27は、図12に示すように正方枠体の筐体27aと、複数のアーム部27bを介して筐体27aの中央部に配置されたモータ部27cと、このモータ部27cよって回転されるファン27d等によって構成される。冷却ファン27は、筐体27aの四隅にそれぞれ取付部27eが形成されるとともに、各アーム部27b間に厚み方向に貫通する開口部27fが形成されている。冷却ファン27は、図12(A)に示すように筐体33のバックカバーに形成した開口33aに開口部27fを臨ませて取り付けられる。冷却ファン27は、モータ部27cに電源が投入されるとファン27dが回転し、このファン27dによって開口部27fの一方側から空気を吸引して他方側から排気する。すなわち、冷却ファン27には、いわゆる縦型冷却ファンが用いられている。
冷却ファン27は、太幅とされた取付部26a、26a上に取付部27eをねじ止め等することによってヒートシンク26の背面部に取り付けられ、開口部27fからフィン間に空気を送り込むことにより冷却する。冷却ファン27は、図11に示すようにヒートシンク26の長さ方向の略中央部に位置して取り付けられることにより、ヒートシンク26を上下方向で均一に冷却する。
ところで、冷却ファン27においては、図12(B)に示すようにフィンの方向に対して筐体27aの各辺を平行状態で取り付けた場合に、ヒートシンク26側の取付部26b、26bによって開口部27fの一部が閉塞されてフィン間への送風量が低減して冷却効率が低下する。したがって、冷却ファン27は、同図(A)に示すようにフィンの方向に対して筐体27aの各辺を90度傾けた状態で固定することによって開口部27fがフィンに対して全域に亘って対向されるようになり、より多くの送風を行ってヒートシンク26を効率的に冷却する。
放熱ユニット7は、上述したように各制御回路パッケージ29〜31をヒートシンク26間に構成されたフラット領域に搭載することによって薄型化を図っている。放熱ユニット7は、各冷却ファン27をヒートシンク26の背面に取り付けた場合に、これら冷却ファン27が背面側に突出するために、上述した薄型化の対応による効果が十分に発揮し得なってしまう。
したがって、放熱ユニット7においては、図13に示したように左右のヒートシンク26が、それぞれ上部ヒートシンク26A1と下部ヒートシンク26A2及び上部ヒートシンク26B1と下部ヒートシンク26B2とによって構成するようにしてもよい。放熱ユニット7においては、上部ヒートシンク26A1、26B1と下部ヒートシンク26A2、B2とが、それぞれ高さ方向の略中央位置において冷却ファン32を配置するに足るスペースを保持して互いに突き合わすようにしてバックパネル9に取り付けられる。
冷却ファン32は、一方側の上部ヒートシンク26A1と下部ヒートシンク26A2との間に各2台32A、32Bが配置されるとともに、他方側の上部ヒートシンク26B1と下部ヒートシンクB2との間に各2台32C、32Dがそれぞれ配置される。これら冷却ファン32には、基本的な構成を上述した縦型冷却ファン27と同様とするが、筐体27aの外周側面に開口部が形成されて外周方向に空気を送風するいわゆる横型冷却ファンが用いられ、バックパネル9に直接取り付けるようにする。したがって、放熱ユニット7においては、図13に示すように分割したヒートシンク間に冷却ファン32を配置することによってバックパネル9の背面側からの突出量を規制して薄型化が図られるように構成される。
なお、冷却ファン32については、上述したように外気を吸い込んでヒートシンク26の各フィン間に送風する仕様で用いられるばかりでない。冷却ファン32については、例えば反転して取り付けることによってヒートシンク26の各フィン間から空気を吸い出して外部へと排気する仕様で用いられるようにしてもよい。
放熱ユニット7においては、上述したようにバックパネル9に左右一対のヒートシンク26を取り付けてなる。ヒートシンク26は、アルミ材によって互いに平行に対峙する多数小のフィンが一体に形成されており、これを縦に切断した場合に特徴のある形状を呈する。したがって、液晶表示パネル1においては、図14に示すように筐体33の一部に開口部34を形成し、この開口部34から端部26cが外方に露出されるようにしてヒートシンク26をバックパネル9に取り付けてなる。
筐体33は、開口部34がヒートシンク26の断面形状とほぼ等しい開口寸法を有して形成されており、ヒートシンク26の先端部を外側面と略同一面を構成するようにして嵌合する。したがって、液晶表示パネル1においては、開口部34に露出するヒートシンク26の先端部が筐体33と共同して外装体の一部を構成し、その独自の形状と色合いから独自の意匠を構成する。液晶表示パネル1においては、ヒートシンク26がその一部を外部に直接露出されることにより、その冷却効率の向上が図られるようにもなる。
上述した実施の形態は、40インチ以上の大型表示画面を有するテレビジョン受像機の表示パネル用の透過型液晶表示パネル1を示したが、本発明は大型画面を有する各種の液晶表示装置に適用される。
実施の形態として示す透過型液晶表示パネルの要部分解斜視図である。 透過型液晶表示パネルの要部縦断面図である。 放熱ユニットの平面図である。 発光ブロックの要部斜視図である。 光学スタッド部材を備えた光学シートブロックの要部縦断面図である。 発光ブロック体と放熱プレートの組立体の斜視図である。 発光ブロック体と放熱プレートの組立体の側面図である。 透過型液晶表示パネルの背面側からの要部斜視図である。 ヒートパイプとヒートシンクを有する放熱ユニットの放熱特性図である。 ヒートシンクを有する放熱ユニットの放熱特性図である。 ヒートシンクに冷却ファンを組み合わせた透過型液晶表示パネルの背面側からの要部斜視図である。 ヒートシンクへの冷却ファンの取付構造を示す要部平面図である。 他のヒートシンクと冷却ファンとの組合せ構造を備えた透過型液晶表示パネルの背面側からの要部斜視図である。 ヒートシンクを外装材として利用した透過型液晶表示パネルの要部斜視図である。
符号の説明
1 透過型液晶表示パネル、2 液晶パネルユニット、3 バックライトユニット、4 全面フレーム部材、5 液晶パネル、6 背面フレーム部材、7 発光ユニット、8 放熱ユニット、9 バックパネル、10 光学シートブロック、11 発光ブロック、12 発光ダイオード(LED)、13 光学シート積層体、14 拡散導光プレート、15 拡散プレート、16 反射シート、17 光学スタッド部材、18 発光ブロック体、19 配線基板、20 コネクタ、21 リード線、22 クランパ、23 引出し開口、24 放熱プレート、25 ヒートパイプ、26 ヒートシンク、27 冷却ファン、29 液晶コントローラ、30 電源制御ユニット、31 LED制御ユニット、32 冷却ファン、33 筐体、34 開口部

Claims (11)

  1. 配線基板の第1主面上に略同一軸線上に多数個の発光ダイオードを実装してなる発光ユニットに付設され、
    上記配線基板の上記第1主面と対向する第2主面に第1主面を重ね合わせ面として組み合わされるとともに、ヒートパイプ嵌合部が設けられた放熱プレートと、
    上記放熱プレートの上記ヒートパイプ嵌合部内に、その内壁と密着状態を保持して取り付けられたヒートパイプとを備え、
    上記発光ダイオード群からの発生熱を、上記放熱プレートと上記ヒートパイプとによって放熱手段に伝導することを特徴とする発光ユニットの放熱装置。
  2. 上記放熱プレートに設ける上記ヒートパイプ嵌合部が、上記配線基板との重ね合わせ面を構成する上記第1主面と対向する第2主面に開口された凹部からなることを特徴とする請求項1に記載の発光ユニットの放熱装置。
  3. 上記放熱プレートが、上記ヒートパイプ嵌合凹部を上記ヒートパイプの外径と略同等の深さに形成し、
    上記第2主面をバックパネルに取り付けることにより、上記ヒートパイプ嵌合凹部に嵌合された上記ヒートパイプが上記バックパネルによって内壁に押圧されて密着することを特徴とする請求項2に記載の発光ユニットの放熱装置。
  4. 上記放熱プレートに、上記ヒートパイプ嵌合凹部の相対する開口縁部にかしめ凸部が一体に形成され、
    上記各かしめ凸部を内方へと折曲するかしめ処理を施すことにより、上記ヒートパイプ嵌合凹部内に嵌合された上記ヒートパイプが内壁に押圧されて密着することを特徴とする請求項2に記載の発光ユニットの放熱装置。
  5. 上記バックパネルの上記放熱ユニットを取り付ける第1主面と対向する第2主面の両側領域に上記放熱手段を設け、
    上記第2主面の上記放熱手段間の領域を取付面として、回路ユニットを実装することを特徴とする請求項1に記載の発光ユニットの放熱装置。
  6. 透過型表示パネルと組み合わされて、この表示パネルの全域に亘って背面側から表示光を供給するバックライト装置において、
    上記表示パネルの背面と対向して配置された配線基板と、この配線基板の第1主面上に略同一軸線上に実装された多数個の発光ダイオードとを有するバックライトユニットと、
    上記配線基板の上記第1主面と対向する第2主面に第1主面を重ね合わせ面として上記配線基板に組み合わされるとともに、ヒートパイプ嵌合部が設けられた放熱プレートと、この放熱プレートの上記ヒートパイプ嵌合部にその内壁と密着した状態を保持して取り付けられたヒートパイプと、上記放熱プレートと上記ヒートパイプとから上記各発光ダイオードからの発生熱が伝導される放熱手段とを有する放熱ユニットと、
    上記放熱プレートを上記第1主面と対向する第2主面を取付面として取り付けるバックパネルと
    を備えることを特徴とするバックライト装置。
  7. 上記バックライトユニットと上記放熱ユニットとをセグメント体として、多数個のセグメント体を上記表示パネルの背面に縦横マトリックス状に配列して上記バックライトユニットを構成し、
    縦方向又は横方向に隣り合って配列された複数個の上記セグメント体の上記各ヒートパイプ嵌合部を貫通して上記ヒートパイプが嵌合されることを特徴とする請求項6に記載のバックライト装置。
  8. 上記各放熱ユニットが、上記放熱プレートに上記配線基板との重ね合わせ面を構成する上記第1主面と対向する第2主面に開口された凹部からなる上記ヒートパイプ嵌合部を形成したことを特徴とする請求項1に記載の発光ユニットの放熱装置。
  9. 上記ヒートパイプ嵌合凹部が、上記ヒートパイプの外径と略同等の深さを有して上記放熱プレートの上記第2主面に形成され、
    上記放熱プレートが上記第2主面を上記バックパネルに取り付けることにより、上記ヒートパイプ嵌合凹部に嵌合された上記ヒートパイプが上記バックパネルによって内壁に押圧されて密着することを特徴とする請求項8に記載のバックライト装置。
  10. 上記各放熱ユニットが、上記放熱プレートに開口縁部に相対するかしめ凸部を一体に形成した上記ヒートパイプ嵌合凹部を形成し、
    上記各かしめ凸部を内方へと折曲するかしめ処理を施すことにより、上記ヒートパイプ嵌合凹部内に嵌合された上記ヒートパイプが内壁に押圧されて密着することを特徴とする請求項8に記載のバックライト装置。
  11. 上記バックパネルの上記放熱ユニットを取り付ける第1主面と対向する第2主面の両側領域に上記放熱手段を設け、
    上記第2主面の上記放熱手段間の領域を取付面として、回路ユニットを実装することを特徴とする請求項6に記載のバックライト装置。
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