JP4903587B2 - 電子機器の角度調節脚機構 - Google Patents

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Description

本発明は、電話機、テレビジョン受像機及び電子卓上計算機等の電子機器の角度調節脚機構に関する。詳しく述べると、電子機器を小角度傾斜状態、大角度傾斜状態及び壁掛け状態(直立状態)の3つの姿勢の選択を可能とする技術である。
従来の技術として本出願前に頒布された刊行物に記載された電子機器の角度設定構造について説明する(例えば、特許文献1参照。)。
図7(A)は電子機器の一例としての電話機31が壁に掛けられた状態の側面図(ただし、一部は断面図)、図7(B)は電話機31の平面図である。図8(A)は電話機31が卓上で小角度傾斜した状態の側面図(ただし、一部は断面図)、図8(B)は電話機31が卓上で大角度傾斜した状態の側面図(ただし、一部は断面図)である。
電話機31の筐体は、共にプラスチックによって形成されたアッパーケース32とロアーケース33とによって構成されており、ロアーケース33の矢印D方向の端部には表示装置34が表示面の角度を設定可能に取り付けられている。アッパーケース32には、ハンドセット35が載置されているとともに、多数の機能ボタン36と複数のダイヤルボタン37が設けられている。
ロアーケース33の底部33aの矢印C方向の端部で矢印A−B方向の両端部には、一対のゴム足40,40が取り付けられている。扁平な箱状に形成された一対の第1の膨出部41,41は、ロアーケース33の底部33aの矢印C側の部位に、矢印A−B方向に並設されるようにして一体に立設されており、これら第1の膨出部41,41の底部41a,41aは平坦状に形成され、これら底部41a,41aには凸部42,42が一体に突設されている。
一対の第2の膨出部43,43は、上述した第1の膨出部41と高さ方向の寸法が同じに設定され扁平な箱状を呈してロアーケース33の底部33aの矢印D側の部位に、矢印A−B方向に並設されるようにして一体に立設されている。これら第2の膨出部43,43の底部43a,43aは平坦状に形成され、これら底部43a,43aには凸部44,44が一体に突設されている。
電話機31を壁掛け用すなわち壁に掛けて使用するときのための掛け止め部(図示せず)は、ロアーケース33の底部33aであって第1の膨出部41,41間の部位と、第2の膨出部43,43の間の部位に一体に設けられている。第1の膨出部41,41の矢印C方向の端部で互いに対向する部位には、後述するアーム52を枢支する溝(図示せず)が設けられている。
ロアーケース33の底部33aであって第1の膨出部41と第2の膨出部43との間には、断面が円弧状に形成された突片(図示せず)が一体に突設されている。また、第2の膨出部43,43の矢印C方向の端部には、突片に対応するように、断面が円弧状に形成された突片が一体に突設されている。これら突片と突片とは、後述するスタンド60の軸62を回動自在に支持する軸受部49を構成する。ロアーケース33の底部33aの矢印D方向側には、図7に示すように、アーム52の被係合部57が係合する弾性変形可能な係合片50が一体に設けられている。
アーム52はプラスチックによって、矢印C−D方向に細長く形成した略長方形を呈しており、矢印C方向の基端部52aの両端部には互いに反対方向に突設するように一対の小軸53,53が一体に設けられている。アーム52がロアーケース33の底部33aに対接した状態で、掛け止め部は平面視長方形に形成した孔54,55内に嵌入する。
断面が円弧状に形成された溝56は、アーム52の矢印C−D方向の略中央部に、矢印A−B方向に延在するように設けられており、アーム52がロアーケース33の底部33aに対接した状態で、後述するスタンド60の軸62がこの溝56内に嵌入する。アーム52の矢印D方向の回動端部52bには、係合片50と係合しアーム52をロアーケース33の底部33aに対接した状態に保持する被係合部57が設けられている。
被係合部57と溝56との間には、第1の係合部58と第2の係合部59が幅方向(矢印A−B方向)にそれぞれ一対ずつ設けられており、これら第1および第2の係合部58,59は、図8に示すように、スタンド60のステー63が係合できるように断面が円弧状に形成されている。
アーム52は、基端部52aに設けた小軸53,53を第1の膨出部41,41の溝に嵌入させることにより、基端部52aを回動中心として、回動端部52bがロアーケース33の底部33aに接離自在となるように、第1の膨出部41,41に回動自在に支持される。アーム52の回動端部52bをロアーケース33の底部33aに対接させることにより、図7(A)に示すように、被係合部57がロアーケース33の係合片50と係合し、この状態が保持される。
スタンド60は、幅方向(矢印A−B方向)に離間した一対の支承部61,61と、これら支承部61,61の基端部61a,61a間を連結しロアーケース33の底部33aに設けた軸受部49,49に回動自在に枢支される軸62と、軸62と平行で支承部61,61の回動端部61b,61b間を連結しアーム52の第1および第2の係合部58,59に選択的に係合するステー63とによって枠状に形成されている。支承部61,61の回動端部61bの先端には、ゴムによって形成された滑り止め部材64が取り付けられている。
このように形成されたスタンド60においては、回動端部61bがロアーケース33の底部33aに接離自在となるように、軸62がロアーケース33の軸受部49,49に回動自在に枢支されている。スタンド60の回動端部61bがロアーケース33の底部33aに対接した状態で、アーム52がスタンド60の幅方向(矢印A−B方向)の内側に位置付けられている。
このような構成において、電話機31を壁に掛けて使用する場合には、スタンド60の回動端部61bをロアーケース33の底部33aに対接させるとともに、アーム52の回動端部52bをロアーケース33の底部33aに対接させる。アーム52の被係合部57を、図7(A)に示すように、ロアーケース33の係合片50に係合させると、アーム52の回動端部52bがロアーケース33の底部33aに対接した状態が保持される。同時に、スタンド60のステー63がアーム52に保持されるため、スタンド60の支承部61の回動端部61bもロアーケース33の底部33aに対接した状態が保持される。すなわち、アーム52とスタンド60とは、ロアーケース33内に収容された状態で保持される。
この状態で、スタンド60とアーム52が、第1および第2の膨出部41,43の底部41a,43aよりもロアーケース33側に位置付けられており、第1および第2の膨出部41,43の凸部42,44が設置面である壁66に対接する。したがって、第1および第2の膨出部41,43の凸部42,44が壁66に対する被設置部を構成するから、スタンド60とアーム52とをロアーケース33の底部33aから取り外すことなく、電話機31を壁掛け用として使用できる。このため、使い勝手が向上するばかりではなく、スタンド60とアーム52とをロアーケース33の底部33aに取り付けたままの状態としておけるから、スタンド60とアーム52を紛失するようなこともない。
次に、図8を用いて電話機31を卓上で使用する場合を説明する。
先ず、アーム52の被係合部57とロアーケース33の係合片50との係合を解除し、同図(A)に示すように、アーム52の小軸53を回動中心として回動端部52bを図中時計方向に回動させる。アーム52を回動させることにより、アーム52によるステー63の保持が解除されるから、スタンド60の軸62を回動中心として、支承部61の回動端部61bが回動可能になる。したがって、支承部61の回動端部61bを、軸62を回動中心として図中時計方向に回動させ、ステー63をアーム52の第1の係合部58に係合させると、電話機31の設置角度がαに設定される。
このとき、支承部61の回動端部61bがアーム52から卓65側に突出して滑り止め部材64が設置面である卓65に対接するとともに、ゴム足40が卓65に対接する。したがって、これらゴム足40と滑り止め部材64とが卓65に対する被設置部を構成するから、電話機31はこれらゴム足40と滑り止め部材64とによって支承される。このように、電話機31が点接触又は線接触によって卓65上に支承されるから、スタンド60全体を精度よく平坦状に形成する必要がないので、製造コストを削減することができる。
また、電話機31を支承するのに、電話機31の底部33aに取り付けたゴム足40を利用し、ゴム足40とスタンド60の滑り止め部材64とによって行うようにしている。このため、筐体の底面と略同じ外形のベース部材を必要としないから、装置が大型化するようなこともない。また、アーム52をスタンド60の幅方向の内側に設けたことにより、アーム52の幅を必要最小限に形成することが可能になる。しかも、被係合部として機能するステー63を、支承部61,61を補強する補強材として兼用し、スタンド60を枠状に形成したことにより、スタンド60がロアーケース33の底部33aに占めるスペースを最小限とすることができる。したがって、ロアーケース33の底部33aに、壁掛け時に必要な第1および第2の膨出部41,43や掛け止め部等を設けることができるから、電話機31を壁掛け用と卓上用とに兼用することが可能になる。
電話機31の設置角度αを変更したい場合には、スタンド60のステー63とアーム52の第1の係合部58との係合を解除し、スタンド60を軸62を回動中心として図中時計方向に回動させ、同図(B)に示すように、ステー63を第2の係合部59に係合させることにより、電話機31の設置角度がβに変更される。この場合にも、ロアーケース33のゴム足40とスタンド60の滑り止め部材64とが卓65に対接し、これらゴム足40と滑り止め部材64とが被設置部を構成する。
特開2004−266087号公報(第3頁第35行〜第6頁第15行、図1,5)
前記従来の電子機器の角度設定構造は、次の欠点を有する。
1.電話機31の傾斜角度調節機構を構成するアーム52は、長い部材であり、また、構造が複雑である。
2.前記1の理由によって、コストが高価である。
3.ロアーケース33に対するアーム52とスタンド60の各取り付け取り外しが煩雑であり、よって、電話機31の傾斜角度調節機構の組立分解を簡易に行うことができない。
したがって、本発明は、前記従来の電子機器の角度設定構造を改良し、小型で、構造が簡素で、コストが安価で、しかも、組立分解が簡易な電子機器の角度調節脚機構を提供しようとするものである。
本発明は、前記課題を解決するため、次の手段を採用する。
1.電子機器は、ベースと、前記ベースに略平行な位置から大角度傾斜位置を経て小角度傾斜位置まで回転可能に装着される脚と、前記脚に略平行な位置から起立位置まで回転可能に取り付けられる補助板とを有し、前記ベースは、係合部と、凸部とを有し、前記補助板が前記脚に対して前記起立位置にあると、前記脚が回転するとき、前記補助板は前記係合部に当接することにより、前記脚は回転を制止され、前記補助板が前記脚に対して前記略平行な位置にあると、前記脚が回転するとき、前記補助板は前記係合部に当接せずに前記凸部に当接することにより、前記脚は回転を制止される電子機器の角度調節脚機構。
2.前記電子機器は前記脚と前記補助板とをそれぞれ一対有する前記1記載の電子機器の角度調節脚機構。
3.前記ベースは前記係合部と前記凸部の間に前記補助板の回転を制止する回転制止部を有する前記1記載の電子機器の角度調節脚機構。
4.前記補助板が前記係合部に当接するとき、前記脚の先端に設けられている爪は前記凸部を乗り越えてクリックし、前記補助板が前記凸部に当接するとき、前記爪は第2の凸部を乗り越えてクリックする前記1記載の電子機器の角度調節脚機構。
5.前記ベースには、凹部が形成され、前記凹部には、対向する一対の軸が突設され、前記脚には、対向する一対の穴と着脱ガイド凹部が設けられ、前記各穴がそれぞれ前記各軸にはまることにより、前記脚が前記ベースに装着される前記1記載の電子機器の角度調節脚機構。
6.前記脚が前記ベースに対して略平行な位置にあるときのみ、前記各着脱ガイド凹部は前記各軸を通過することができる前記5記載の電子機器の角度調節脚機構。
明細書の説明から明らかなように、本発明は、次の効果を奏する。
1.電子機器の角度調節脚機構は、ベースと、ベースに回転可能に装着される脚と、脚に回転可能に取り付けられる補助板とから構成されるので、小型で、構造が簡素で、コストが安価で、しかも、組立分解が簡易である。
2.脚と補助板とをそれぞれ一対有するので、構造が堅牢である。
3.ベースが、補助板と当接する係合部、凸部及び回転制止部を有するので、電子機器は、大角度傾斜状態及び小角度傾斜状態の2つの姿勢にも安定して位置する。
4.脚の爪はベースの凸部及び第2の凸部を乗り越えてクリックするので、電子機器が2つの姿勢に位置することを、作業者は手指の触感と音響の聴取により知ることができる。
5.脚がベースに対して略平行な位置にあるときのみ、脚はベースから離脱できるので、安全である。
本発明の一実施例の電話機の角度調節脚機構について説明する。
本発明の実施例1について図1〜図6を参照して説明する。
図1は、電話機の角度調節脚機構におけるベース1と、脚2と、脚2に90°回転可能に取り付けられる一対の補助板3(一方のみを図示する。)の諸図である。
ベース1は、合成樹脂製で、その裏面には諸構造が一体成形され、裏面の左右両側のY−Y軸を中心にそれぞれ脚2を装着するための凹部1aが形成されている。また、ベース1の裏面の左右両側の下部には、滑り止め用ゴム1bが取り付けられている。更に、各凹部1aの内側に一対の軸1cが突設されている。
脚2は、左右一対の立部2aと、両立部2aを連結する連結部2bとから構成される。各立部2aの先端の左右両側には、それぞれ各軸1cにはまる穴2a1及び着脱ガイド凹部2a2(図6参照)が設けられている。また、各穴2a1の付近には、軸2a3が突設されている。
各補助板3の左右両側には、それぞれ各軸2a3にはまる穴3aが設けられている。
図2(A)は、ベース1に対する脚2の回転途中の状態を示す図1におけるY−Y線による断面図であり、図2(B)は、図2(A)の円内の拡大図である。
脚2の各立部2aの先端に設けられている爪2a4が、ベース1の弾性変形可能な薄板部1dに設けられている2個(左右合計で4個)の凸部1dを乗り越えるときに、作業者の手指はクリック感を覚え、また、音響が発生する。
図2(C)は、ベース1に対して脚2の各立部2aが略平行になる角度まで回転した状態(例えば、図3(A)に示される壁掛け状態)を示す図1におけるY−Y線による脚2の断面図であり、図2(D)は、図2(C)の円内の拡大図である。
図3は、電話機の諸姿勢を示し、(A)は、3つの姿勢(小角度傾斜状態、大角度傾斜状態、壁掛け状態)の側面図である。(B),(C)は、それぞれ小角度傾斜状態、大角度傾斜状態における電話機のY−Y(図1参照)断面図、(D),(E)は、それぞれ(B),(C)における円内の拡大図である。(F)は、壁掛け状態における電話機のY−Y断面図、(G)は、(F)における円内の拡大図である。
電話機が小角度傾斜状態に位置する場合には、図3(D)に示されるように、各補助板3はそれぞれ各立部2aに略平行で、各補助板3の先端はそれぞれ一方の各凸部1eの右側に当接し、各立部2aの先端の爪2a4はそれぞれ他方の各凸部1eの左側に当接する。したがって、各立部2aは、ベース1に対してこれ以上の左回転をすることができない。このとき、各補助板3は、各薄板部1dの回転制止部1fに当接するので、起立(右回転)を確実に制止される。
電話機が大角度傾斜状態に位置する場合には、図3(E)に示されるように、各補助板3はそれぞれ各立部2aに直角で、各補助板3の先端はそれぞれベース1の各係合部1gに当接し、各立部2aの先端の爪2a4はそれぞれ各一対の凸部1eの間に当接する。したがって、各立部2aは、ベース1に対してこれ以上の左回転をすることができない。
各補助板3をそれぞれ各立部2aに略平行とするか直角(起立状態)とするかは、手指によって選択される。
電話機が壁掛け状態に位置する場合には、図3(G)に示されるように各補助板3はそれぞれ各立部2aに略平行で、各補助板3の先端と各立部2aの先端の爪2a4はいずれもベース1のどの箇所にも当接しない。各立部2aは、図3(F)に示されるように、ベース1に対して略平行となる。
図4(A),(B),(C)は、それぞれ小角度傾斜状態、大角度傾斜状態、壁掛け状態のベース1と脚2と補助板3の下面図である。
図5は、ベース1と脚2及び補助板3の斜視図であり、(A)は、ベース1を裏面側から見た斜視図、(B)は、脚2及び補助板3を表面側から見た斜視図、(C)は、脚2及び補助板3を裏面側から見た斜視図である。
脚2のベース1への取り付け方法について説明する。図5(C)に示されるように、脚2の各立部2aは、ベース1の各凹部1aよりも幅狭に構成されている。図5(A),図5(B)(図6(B)も参照)に示されるように、脚2の両立部2aの先端を、それぞれベース1の両凹部1aに矢印方向に手指によって押し込むことにより挿入する。すると、まず、各着脱ガイド凹部2a2が各軸1cにガイドされ、次に、各穴2a1が各軸1cにはまる。この際、ベース1と脚2は、いずれも合成樹脂であるので、若干弾性変形する。
脚2のベース1に対する着脱可能位置と着脱不可能範囲について図6を参照して説明する。図6(B)に示されるように、両立部2aがベース1の裏面に対して略平行な位置では、両立部2aをベース1に対して着脱することができる。しかし、両立部2aがベース1に対して小角度傾斜した位置(図6(C)参照)から大角度傾斜した位置までの範囲では、両立部2aをベース1に対して着脱することができない。その理由は、両立部2aの各着脱ガイド凹部2a2がベース1の各軸1cを通過できるか否かによる。
本実施例1においては、電話機は、脚2の立部2aと補助板3とをそれぞれ一対有し、構造が堅牢であるが、立部2aを1個にして連結部2bを省略し、補助板3も1個に設計変更することができる。
本発明の実施例1の電話機の角度調節脚機構の諸図であり、(A)はベースの裏面図、(B)は同ベースの左側面図、(C)は(A)におけるY−Y線による断面図、(D)は補助板の正面図、(E)は同補助板の左側面図、(F)は(D)におけるY−Y線による断面図、(G)は脚の正面図、(H)は同脚の左側面図、(I)は(G)におけるY−Y線による断面図を、それぞれ示す。 (A)は同ベースに対する同脚の回転途中の状態を示す図1におけるY−Y線による断面図、(B)は(A)における円内の拡大図、(C)は同ベースに対して同脚の各立部が略平行になる角度まで回転した状態を示す同脚の図1におけるY−Y線による断面図、(D)は(C)における円内の拡大図を、それぞれ示す。 同電話機の諸姿勢を示し、(A)は3つの姿勢の側面図である。(B),(C)は、それぞれ小角度傾斜状態、大角度傾斜状態における同電話機の図1のY−Y線による断面図、(D),(E)は、それぞれ(B),(C)における円内の拡大図である。(F)は壁掛け状態における同電話機の図1のY−Y線による断面図、(G)は(F)における円内の拡大図である。 同ベースと同脚と同補助板の諸姿勢の下面図であり、(A)は小角度傾斜状態、(B)は大角度傾斜状態、(C)は壁掛け状態を、それぞれ示す。 (A)は同ベースを裏面側から見た斜視図、(B)は同脚及び同補助板を表面側から見た斜視図、(C)は同脚及び同補助板を裏面側から見た斜視図を、それぞれ示す。 同脚の同ベースに対する着脱可能位置と着脱不可能範囲を示す同電話機の諸図であり、(A)は同脚が同ベースに略平行に装着されている状態の裏面側から見た斜視図、(B)は同脚が同ベースに略平行に装着されるときの同電話機の側面図、(C)は同小角度傾斜状態の同電話機の側面図を、それぞれ示す。 従来の電話機であり、(A)は同電話機が壁に掛けられた状態の側面図(ただし、一部は断面図)、(B)は同電話機の平面図である。 同電話機が卓上で傾斜した状態の側面図(ただし、一部は断面図)であり、(A)は小角度傾斜状態、(B)は大角度傾斜状態を、それぞれ示す。
符号の説明
1 ベース
1a 凹部
1b 滑り止め用ゴム
1c 軸
1d 薄板部
1e 凸部
1f 回転制止部
1g 係合部
2 脚
2a 立部
2a1 穴
2a2 着脱ガイド凹部
2a3 軸
2a4 爪
2b 連結部
3 補助板
3a 穴

Claims (6)

  1. 電子機器は、ベースと、前記ベースに略平行な位置から大角度傾斜位置を経て小角度傾斜位置まで回転可能に装着される脚と、前記脚に略平行な位置から起立位置まで回転可能に取り付けられる補助板とを有し、
    前記ベースは、係合部と、凸部とを有し、
    前記補助板が前記脚に対して前記起立位置にあると、前記脚が回転するとき、前記補助板は前記係合部に当接することにより、前記脚は回転を制止され、
    前記補助板が前記脚に対して前記略平行な位置にあると、前記脚が回転するとき、前記補助板は前記係合部に当接せずに前記凸部に当接することにより、前記脚は回転を制止されることを特徴とする電子機器の角度調節脚機構。
  2. 前記電子機器は前記脚と前記補助板とをそれぞれ一対有することを特徴とする請求項1記載の電子機器の角度調節脚機構。
  3. 前記ベースは前記係合部と前記凸部の間に前記補助板の回転を制止する回転制止部を有することを特徴とする請求項1記載の電子機器の角度調節脚機構。
  4. 前記補助板が前記係合部に当接するとき、前記脚の先端に設けられている爪は前記凸部を乗り越えてクリックし、前記補助板が前記凸部に当接するとき、前記爪は第2の凸部を乗り越えてクリックすることを特徴とする請求項1記載の電子機器の角度調節脚機構。
  5. 前記ベースには、凹部が形成され、前記凹部には、対向する一対の軸が突設され、前記脚には、対向する一対の穴と着脱ガイド凹部が設けられ、前記各穴がそれぞれ前記各軸にはまることにより、前記脚が前記ベースに装着されることを特徴とする請求項1記載の電子機器の角度調節脚機構。
  6. 前記脚が前記ベースに対して略平行な位置にあるときのみ、前記各着脱ガイド凹部は前記各軸を通過することができることを特徴とする請求項5記載の電子機器の角度調節脚機構。
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