JP4528241B2 - ゴルフクラブ - Google Patents

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Description

本発明は、ゴルフクラブに関し、詳しくは長尺でありながらスイングし易く、ひいては飛距離の増大に役立つゴルフクラブに関する。
ドライバーやフェアウエイウッドといったウッド型のゴルフクラブには、ボールをより遠くまで飛ばすことができる飛距離性能が求められる。前記飛距離の増大化には、一般に、打ち出されるボールの初速を高めることが有効であり、その手段としては、例えば、ヘッドの反発性能の向上、ヘッド重量を増すことによるヘッド運動エネルギーの増大化及び/又はクラブの長尺化によるヘッドスピードの向上等が知られている(例えば下記特許文献1ないし2参照)。
特開平11−99231号公報 特開2004−201911号公報
しかしながら、ヘッドの反発係数は、USGA及びR&Aに見られるように、その上限値が規制される傾向がある。従って、反発性能を過度に向上させたヘッドは、今後、正式競技に使用できないおそれがある。
また、他の二つの方法は、いずれもクラブのスイングし易さが損なわれるという欠点がある。例えば、クラブの長尺化は、ヘッドスピードの向上という利点が得られやすいが、ヘッド(フェース面)のコントロールが難しい傾向がある。このため、多くのゴルファは、ヘッドが開いた状態でボールを打球することが多く、その結果、打球が右方向(以下、特に断りがない場合、本明細書では、右打ちゴルファを対象として以下の説明を行う。)に飛ぶスライスが生じやすい。
本発明者らは、クラブの長尺化によるヘッドスピードの向上という利点を損なわないよう、スイングし易さを向上させることを試みた。
一般に、バックスイング(テイクバック)から打撃(インパクト)までの一連のスイングモーションの中で、スイングし易さに特に影響を与える瞬間は2つある。一つは、静止しているクラブを動かすときのバックスイングの開始時、もう一つは、ボールを打撃する直前の瞬間である。いずれの瞬間においても、グリップを握るゴルファの右手先端付近がクラブを支える支点、言い換えるとクラブの回転運動の中心になる。従って、この2つの瞬間において、クラブの操作性を高めることにより、クラブのスイングし易さを向上させることが可能と考えられる。
そこで、本発明者らは、前記2つの瞬間においてクラブの操作性を定量化するパラメータとして、前記右手による支点に比較的近い位置を支点としたスイング時の重さを表す14インチバランス法に基づくスイングバランスを採用し、かつ、これを限定することを試みた。
また、前記スイングモーションにおいて、バックスイング後半からダウンスイング開始時までの期間、クラブは、ゴルファの左手位置を支点として運動する。従って、クラブのスイングし易さを向上させるためには、上記の改善に加え、ゴルファのグリップを握る左手位置を支点とするクラブの操作性をも向上させる必要がある。本発明では、このクラブの操作性を定量化するパラメータとして、前記左手に比較的近い位置、具体的にはグリップの後端でのクラブの慣性モーメントを採用し、かつ、これを限定することを試みた。
さらに、長尺化されたクラブでは、シャフトの撓み具合がスイングに大きな影響を与え、ひいては打球の飛距離及び方向性にも大きな影響を与える。このため、シャフトのヘッド側及びグリップ側のフレックス(硬さ)を適切にコントロールすることが必要になる。本発明では、これらを定量化するパラメータとして、順式フレックス及び逆式フレックスを採用し、かつ、これを限定することを試みた。
以上のように、本発明は、主として前記3つのパラメータ、即ち14インチバランス計測法によるスイングバランス、グリップの後端でのクラブの慣性モーメント及びシャフトのフレックス(たわみ)の好ましい範囲を同時に満足させることを基本として、長尺でありながらスイングし易く、ひいてはボールをより遠くまで飛ばすことが可能なゴルフクラブを提供することを目的としている。
以上のように、本発明のうち請求項1記載の発明は、シャフトと、その先端側に固着されたゴルフクラブヘッドと、前記シャフトの後端側に設けられたグリップとを有するゴルフクラブであって、クラブ全長が46〜48インチ、14インチバランス計測法によるスイングバランスがC5〜D0、グリップの後端でのクラブの慣性モーメントが2932〜3000kg・cm2 、順式フレックスFyが145mm以上かつ170mm以下、逆式フレックスRyが100mm以上かつ130mm以下、及び順式フレックスと逆式フレックスとの差Fy−Ryが15mm以上であることを特徴とする。
また請求項2記載の発明は、クラブ全重量が250〜350gである請求項1記載のゴルフクラブである。
また請求項3記載の発明は、前記グリップの後端でのクラブの慣性モーメントは、2932〜2950kg・cm2 である請求項1又は2に記載のゴルフクラブである。
また請求項4記載の発明は、前記順式フレックスFyは、150mm以上である請求項1乃至3のいずれかに記載のゴルフクラブである。
また請求項5記載の発明は、前記順式フレックスFyと逆式フレックスRyとの差Fy−Ryが20mm以上である請求項1乃至4のいずれかに記載のゴルフクラブである。
また請求項6記載の発明は、前記グリップの後端側に、前記ゴルフクラブヘッドの2〜10%の重量を有する錘部材が配されたことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のゴルフクラブである。
本発明のゴルフクラブは、46〜48インチと長尺でありながら、スイングし易い。従って、ヘッドスピードの向上及び優れたヘッドコントロールを両立できる。従って、より遠くまでボールを飛ばすことができる。
以下、本発明の実施の一形態を図面に基づき説明する。
図1には本実施形態のゴルフクラブ(以下、単に「クラブ」ということがある。)1の全体正面図を示す。
前記クラブ1は、シャフト2と、該シャフト2の先端側2Aに固着されたゴルフクラブヘッド(以下、単に「ヘッド」ということがある。)3と、前記シャフト2の後端側2Bに設けられかつプレーヤに握られるグリップ4とを含む。本実施形態のクラブ1は、ドライバー(#1)の他、プラッシー(#2)、スプーン(#3)、バフィ(#4)又はクリーク(#5)等を少なくとも含むウッド型である。本発明は、このような飛距離が求められるウッド型のゴルフクラブに特に適する。
前記クラブ1は、46〜48インチのクラブ全長Lを持つ。前記「クラブ全長」は、JGA((財)日本ゴルフ協会)のゴルフ規則の中の付属規則II「1.クラブ」項の「c.長さ」に基づき測定される。具体的には、ウッド型及びアイアン型のクラブの長さの測定は、図2に示されるようにクラブ1を水平面HPの上に置き、それに対し60度で傾く斜面IPをヘッド3のソール部に当てて行われる。そして、クラブ全長は、二つの面HP及びIPの交差点Yからグリップ4の後端4eまでの距離Lとして測定される。
またグリップの後端4eは、グリップ4の最も後側の端を意味するが、図1のように、グリップの端に後方へ凸となる膨らみが設けられている場合、最も拡径しているグリップの後端側のエッジをグリップの後端とする。
ボール打撃時のヘッドスピードは、前記クラブ全長Lにほぼ比例して大きくなる。このため、クラブ全長が46インチ未満では、飛距離の顕著な増加を実現するための十分なヘッドスピードの向上が期待できない。逆に、前記クラブ全長Lが48インチを超えると、クラブ1の操作性が低下して打球の方向性が低下したり、ゴルフ規則に違反するため好ましくない。特に好ましくは、クラブ全長Lは、47インチ以下が望ましい。
本実施形態のヘッド3は、図1又は図3に示されるように、全部ないし主要部が金属材料で構成され、その内部には中空部iが設けられる。従って、軽量化が可能になる。前記金属材料としては、特に限定はされないが、例えばアルミニウム合金、チタン、チタン合金、ステンレス、マレージング鋼又はマグネシウム合金などの1以上が好ましい。本実施形態のヘッド3は、全てがTi−6Al−4Vからなるチタン合金で構成されるが、その少なくとも一部は、繊維強化樹脂などの非金属材料で構成されても良い。このような態様は、ヘッド3をより一層軽量化しうる点で好ましい。
前記ヘッド3は、ボールを打球する打撃面をなすフェース面Fを有するフェース部3aと、このフェース部3aに連なりヘッド上面をなすクラウン部3bと、前記フェース部3aに連なりヘッド底面をなすソール部3cと、前記クラウン部3bとソール部3cとの間を継ぎ前記フェース面Fのトウ側縁からバックフェースを通り前記フェース面Fのヒール側縁にのびるサイド部3dと、前記クラウン部3bのヒール側に設けられかつシャフト2の先端側が挿入される円筒状のシャフト差込部3eとが設けられる。
前記フェース部3aは、例えば、厚さt1が大きい中央部3a1と、この中央部3a1を囲むように環状にのびかつ厚さt2が前記厚さt1より小さい周辺部3a2とを含む。このようなフェース部3aは、ボールの打球時、厚さが小さい周辺部3a2が大きく撓むことにより、ヘッドの反発係数を例えばゴルフ規則の範囲内で最大限に高めることができるとともに、フェース部3aの重量を削減し、ヘッド3を軽量化するのに役立つ。また厚さが大きい中央部3a1は、フェース部3aの耐久性を向上させるのに役立つ。
以上の観点より、前記中央部3a1の厚さt1は、好ましくは2.7mm以上、より好ましくは2.8mm以上が望ましく、上限については、好ましくは3.1mm以下、より好ましくは3.0mm以下が望ましい。同様に、周辺部3a2の厚さt2は、好ましくは1.9mm以上、より好ましくは2.0mm以上が望ましく、上限については、好ましくは2.5mm以下、より好ましくは2.4mm以下が望ましい。またフェース部3aには、前記中央部3a1と前記周辺部3a2との間に、厚さが滑らかに変化して両部を繋ぐ厚さ移行部3a3が設けられるのが望ましい。これによって、フェース部3aの中央部3a1と周辺部3a2との境界部などでの応力集中を防止し、耐久性を向上するのに役立つ。
また前記クラウン部3b及びサイド部3dの各厚さt3及びt5は、特に限定されるものではないが、大きすぎるとヘッド重量が増し、スイングバランスの調整が困難になる傾向があり、逆に小さすぎるとヘッド3の耐久性が低下する傾向がある。このような観点より、前記各厚さt3及びt5は、好ましくは0.7mm以上、より好ましくは0.8mm以上が望ましく、上限については、好ましくは1.1mm以下、より好ましくは1.0mm以下が望ましい。
また前記ソール部3cは、スイング時に地面と接触する機会がある。このため、耐久性を確保するために、好ましくはクラウン部3bよりも大きい厚さt4で形成されるのが望ましい。他方、前記厚さt4が大きすぎても、ヘッド重量が増加しやすくなり好ましくない。このような観点より、ソール部3cの厚さt4は、好ましくは0.9mm以上、より好ましくは1.1mm以上が望ましく、上限については、好ましくは1.5mm以下、より好ましくは1.3mm以下が望ましい。
ヘッド3の重量も、特に限定はされないが、小さすぎるとスイング時のヘッド3の運動エネルギーが相対的に低下し、クラブを長尺化したことによる飛距離の増大効果が十分に発揮できない傾向がある。逆にヘッド3の重量が大きすぎると、後述のスイングし易いクラブスペックを実現するのが困難な傾向がある。このような観点より、ヘッド3の重量は、好ましくは160g以上、より好ましくは170g以上、さらに好ましくは180g以上が望ましく、また上限については、好ましくは220g以下、より好ましくは210g以下、さらに好ましくは195g以下が望ましい。
またヘッド3の体積は特に限定されないが、小さすぎるとヘッドの慣性モーメントを大きくするのが困難な傾向にあり、逆に大きすぎても空気抵抗が増加して振り難くなる傾向がある。このような観点より、ヘッド3の体積は、好ましくは300cc以上、より好ましくは350cc以上、さらに好ましくは400cc以上が望ましく、上限については、好ましくは500cc以下、より好ましくは470cc以下が望ましい。
以上のようなヘッド3は、種々の方法で製造できる。例えば複数個(例えば2〜4個)のヘッド構成部品を準備し、これらを適宜接合することによって製造できる。ヘッド構成部品は、例えば鋳造、鍛造、プレスフォーミングまたはそれらの組み合わせ等によって成形できる。またヘッド構成部品の接合方法としては、例えば溶接、接着、ロウ付け、拡散接合又はカシメ等を用い得る。本実施形態のヘッド3は、図3に示されるように、ソール部を開口した一体鋳造品からなるヘッド本体部3Aと、その開口に嵌められて溶接されたソール板部3Bとで作られている。
前記シャフト2は、例えば、繊維強化樹脂で構成される。繊維強化樹脂からなるシャフト2は、例えばシート状のプリプレグ(平行に引き揃えられた補強繊維を未硬化ないし半硬化状態の熱硬化樹脂に含浸させたシート状のもの)を積層しかつこれに熱と圧力とを加えて加硫することにより形成できる。このようなシャフト2は、軽量のため振り抜き易く、かつ、シャフトの重量バランスや剛性などの設計自由度が高いため、スイングバランス及びフレックスの自由な調整に役立つ。
上述のシャフト2の具体的な製法としては、複数枚のプリプレグをマンドレルに巻き付けて筒状のプリプレグ積層物を成形する工程、このプリプレグ積層物をマンドレルから脱芯する工程、プリプレグ積層物の内部に膨張可能なブラダー等を挿入する工程及びブラダーに熱と圧力とを作用させることにより鋳型の内面にプリプレグ積層物を押し当てて成形する工程を含むいわゆる内圧成形法が挙げられる。これにより、シャフト2は、例えば後端側2Bから先端側2Aに向かって外径が滑らかに減じられたテーパ状のパイプ体として構成される。なおシャフト2の製法は、これ以外にも例えばテープワインディング法やフィラメントワインディング法などが採用できる。
前記繊維強化樹脂の繊維としては特に限定はされないが、例えば炭素繊維やガラス繊維の他、アモルファス、ボロン、チタン、タングステン又はステンレス等の金属繊維や、アラミド又はポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール(PBO)等の有機繊維等を用いることもでき、好ましくは炭素繊維が望ましい。また前記繊維強化樹脂のマトリクス樹脂としては、エポキシ樹脂が好適である。
図4には、シャフト2を構成するプリプレグを展開した構成図の一例が示される。図において、数値のみの表示は、プリプレグの長さ及び幅を示し、単位はミリメートルである。また角度(゜)の表示は、シャフトの軸方向に対する繊維の配向角を示す。本実施形態のシャフト2を構成するプリプレグは、該シャフト2のほぼ全長さに亘って配される主プリプレグ6と、前記先端側2Aにのみ配される小長さの先端側補助プリプレグ7と、前記後端側2Bにのみ配される小長さの後端側補助プリプレグ8とを含むものが例示される。各プリプレグには、いずれも炭素繊維fを一方向に引き揃えた一方向プリプレグが用いられている。
前記主プリプレグ6は、繊維がシャフトの軸方向と平行に配された少なくとも1枚、本実施形態では2枚のストレートプリプレグ6aと、繊維がシャフトの長手方向に対して傾けて配された少なくとも1枚、本実施形態では3枚のバイアスプリプレグ6bを含むものが例示される。この例のバイアスプリプレグ6bは、繊維の配向角度が±45゜及び90゜のものを含む。
前記ストレートプリプレグ6aには、例えば引張弾性率が10000〜30000kgf /mm2 の繊維が好適に用いられる。またバイアスプリプレグ6bには、ストレートプリプレグよりも引張弾性率が大きい繊維、とりわけ24000kgf /mm2 以上、より好ましくは30000kgf/mm2 以上、かつ80000kgf /mm2 以下、より好ましくは60000kgf /mm2 以下の繊維が好適である。
一般に、引張弾性率が大きい繊維ほど、その引張強度は低下する傾向がある。このため、シャフト2の曲げ強度に大きく影響するストレートプリプレグ6aには引張弾性率が30000kgf /mm2 以下の繊維を用いることにより、シャフト2の強度を確保するのが望ましい。他方、バイアスプリプレグ6bは、シャフト2の曲げ強度への影響が小さいため、上述の如く引張弾性率の大きい繊維を用いることによって少量の繊維で軽量かつ捻れ(トルク)の小さい方向性に優れたシャフト2を得ることができる。なお繊維の引張弾性率は、JIS R7601の「炭素繊維試験方法」に準じて測定された値とする。
また前記先端側補助プリプレグ7は、本実施形態では4枚からなり、例えば200〜350mmのシャフト軸方向の長さで形成される。このプリプレグ7には、例えば引張弾性率が10000〜30000kgf /mm2 程度の繊維が好適に用いられる。また繊維の配向角は、シャフトの軸方向に対して0゜及び±45゜を含ませるのが好適である。
また前記後端側補助プリプレグ8は、本実施形態では1枚からなる。該プリプレグ8は、シャフト2の後端から、例えば35〜450mmのシャフト軸方向の長さで形成される。このプリプレグ8には、例えば引張弾性率が26000〜80000kgf /mm2 程度の高弾性繊維が好適に用いられる。また繊維は、シャフトの軸方向に配向されているが、これに限定されるわけではない。
図5又は図6には、グリップ4の部分断面図が示される前記グリップ4は、例えば天然ゴムに、オイル、カーボンブラック、硫黄及び酸化亜鉛を配合して混練した材料を所定形状に成形しかつ加硫することにより作られている。この実施形態では、グリップの長さが272mm(約10.7インチ)、グリップ重量が40〜50gで仕上げられている。
本実施形態のクラブ1は、グリップ4の後端4e側に、錘部材9が配されている。図5の実施形態において、錘部材9は、シャフト2の後端側2Bに固着されている。本実施形態の錘部材9は、シャフト2の後端からその中空部に挿入可能な基部9Aと、該基部9Aに設けられたフランジ部9Bとが設けられている。錘部材9は、例えば基部9Aに設けられたネジ溝及び/又は接着剤等によりシャフト2に対して移動不能に一体に固着させ得る。またフランジ部9Bは、錘部材9のシャフト2の中での移動を阻止するのに役立つ。
また図6の実施形態において、錘部材9は、グリップ4の後端4e側に埋着されている。この例の錘部材9は、リング状をなし、その中心をシャフト2の中心に実質的に揃えられている。このような錘部材9は、グリップの加硫成形時に予めゴムの中に仕込まれ一体加硫によってグリップ4に移動不能に固着できる。
またグリップ4の後端面には、通常、グリップ4の内側面に貫通する空気抜き孔4Hが設けられる。この空気抜き孔4Hは、グリップ4をシャフト2の後端に装着する際に、グリップとシャフト2との間を空気を外部へと排気し、装着性を向上させるために設けられる。本実施形態のリング状の錘部材9は、いずれもグリップ4の後端面に設けられた空気抜き孔を閉塞しないため、グリップ4の装着性を損ねることがない。
いずれの態様においても、錘部材9は、小型としつつ大きな重量を確保するために、比重の大きい高比重材料が用いられる。前記高比重材料は、シャフト2及びグリップ4よりも比重が大きい材料であれば特に限定はされないが、好ましくはタングステン、タングステン合金、銅合金、ニッケル合金などの金属材料を用いることができ、特に好ましくは、比重が5.0以上、より好ましくは6.0以上、さらに好ましくは7.0以上の金属材料が好適である。なお、比重が大きすぎても、材料の加工性や生産性が低下し易くなるため、高比重材料の比重は、好ましくは13.0以下、より好ましくは12.0以下、さらに好ましくは11.0以下が望ましい。
また錘部材9の重量は、好適には、前記ヘッド重量の2%以上、より好ましくは3%以上、さらに好ましくは4%以上であるのが望ましい。錘部材9の重量が2%以下の場合、クラブ1のスイングバランスを小さくする効果が十分に得られない傾向がある。逆に錘部材9の重量が大きすぎると、クラブの総重量が大きくなり、スイングバランスを小さくしたにも拘わらず振りにくくなる。このような観点より、錘部材9の重量は、ヘッド重量の9%以下、より好ましくは8%以下が好適である。
本発明のクラブ1は、14インチバランス計測法によるスイングバランスがC5〜D0に設定される。
前記「スイングバランス」(「スイングウエイト」とも呼ばれることがある。)は、クラブをスイングしたときの体感的な重さを表すもので、図7に示されるように、グリップ4の後端4eからシャフト軸に沿って14インチの位置を支点とし、該支点からクラブの重心点Gまでのシャフト軸方向の距離X(単位:インチ)に、クラブ全重量(単位:オンス)を掛け合わせた数値(単位:インチ・オンス)に基づき求められる。
スイングバランスを示す前記数値は、換算表により、AないしFの六段階に区分され、" A" から" F" に向かって重くなることを示す。また、各区分AないしFは、さらに各々0〜9まで10分割され、" 0" から" 9" に向かって重くなることを意味する。そして、最終的なスイングバランスは、A0やC6のように前記区分を示すアルファベットAないしFに数字0〜9のいずれかを併記した記号にて表示される。
本明細書において、スイングバランスの計測は、グリップエンドから14インチの位置を支点としてヘッド側の重さを測る14インチバランス計測器(図示省略)を用い、その指針が指す目盛を読みとることで行われる。スイングバランス計測器の測定目盛は、図8に示されるように、最小読み取り目盛(例えばC7、C8、C9など)の間に幅があるため、指針jが例えば目盛C7とC8との中間を示す場合がある。本明細書では、このような場合、目盛の小さい方(この例ではC7)のスイングバランスを採用する。また指針jが、目盛間かつ前記中間位置以外を指すとき、該指針jと近い方の目盛をそのスイングバランスとして読み取る。
表1には、参考までにスイングバランスの記号の表記と、前記数値(インチ・オンス)との対応関係を示す。本発明のクラブ1は、前記数値(インチ・オンス)が、概ね204.75〜213.5の範囲に含まれる。
Figure 0004528241
スイングバランスは、その支点がクラブ1を握るゴルファの右手に近いことから、該右手を支点とした操作性を規定するパラメータとなり得、該スイングバランスがC5よりも小さくなると、ヘッド3側が軽く感じられ、その結果スイング中にヘッド3が過度に走りやすくなるためスイングリズムがとりずらい傾向がある。逆に、前記スイングバランスがD0を超える場合、ヘッド3側が非常に重く感じられ、スイング中に効果的にヘッド3を加速させることができない。このような観点より、クラブ1のスイングバランスは、特に好ましくはC6以上、さらに好ましくはC7以上が望ましく、また、上限についてはC9以下が特に望ましい。
また本発明のクラブ1は、グリップ4の後端4eでのクラブの慣性モーメントが2932〜3000kg・cm2 に設定される。
前記グリップ4の後端4eでのクラブの慣性モーメントは、図9に示されるように、シャフト2の軸中心線CLが水平となるように、慣性モーメント測定器20(例えばINERTIA DYNAMICS Inc社製の MODEL NUMBER RK/005-002などの計測装置)の測定治具21上にクラブ1をバランスさせて支持する。このとき、測定治具21には、クラブ1の重心点Gが位置する。次に、このクラブ1の重心点G回り(回転軸はZである。)の慣性モーメントIa を測定する。そして、グリップ4の後端4eでのクラブの慣性モーメントIG は、平行軸定理を用いて、下記式により計算で求める。
G (kg・cm2 )=Ia +m・R2
ここで、mはクラブの質量(kg)、Rは、グリップ4の後端4eからクラブ1の重心点Gまでの軸方向距離(cm)、Ia は、クラブ1の重心点G回りの慣性モーメント(kg・cm2 )である。
グリップ4の後端4eでのクラブの慣性モーメントIG は、ゴルファのグリップを握る左手位置を支点とするクラブの操作性に影響するもので、該慣性モーメントIG2932kg・cm2 未満の場合、クラブ1のスイング時に非常に軽く感じられ、ゴルファの左手の些細な動きがクラブに大きく影響して、ヘッド3のフェース面2の向きやスイング軌道が不用意に変化しやすい。逆に、前記慣性モーメントIG が3000kg・cm2 を超える場合、クラブ1のスイング時に非常の重く感じられ、ヘッド3の加速性や操作性を低下させる。このような観点より、グリップ4の後端4eでのクラブの慣性モーメントIG、上限については2980kg・cm2 以下、さらに好ましくは2950kg・cm2 以下が望ましい。
図10は、従来のゴルフクラブについて、前記グリップの後端での慣性モーメントIG 及びスイングバランスを測定した結果を示す。図10から明らかなように、従来の45インチのクラブは、D0ないしそれよりも小さいスイングバランスを持つものが存在するが、46インチ以上のゴルフクラブでは、D0を超える大きなスイングバランスを有していたことが分かる。また、前記慣性モーメントIG についても、スイングバランスにほぼ比例して大きくなることが読み取れる。
これに対して、本実施形態のクラブ1は、46〜48インチと長尺化しつつ、ヘッド3の軽量化、シャフト2の軽量化、シャフト2の後端4e側の相対的な重量の増加及び/又は錘部材9の配置などの少なくとも一つの手段により、14インチバランス計測法によるスイングバランス及びグリップ4の後端4e側での慣性モーメントIG を、小さな値に抑え得る。
さらに、本発明のクラブ1は、順式フレックスFyが145mm以上かつ170mm以下、逆式フレックスRyが100mm以上かつ130mm以下、及び順式フレックスと逆式フレックスとの差(Fy−Ry)が15mm以上に設定される。
前記順式フレックスとは、図11に示されるように、シャフト2の中心線CLが水平となるようにクラブ1のグリップ4側を支点S1及びS2で支えるとともに、ヘッド3側の荷重点P1に2.7kgfの錘W1を吊り下げたときの前記荷重点P1における垂直方向のたわみ量である。ここで、支点S2はグリップ4の後端4eから40mmの位置、支点S1は支点S2から140mmの位置にそれぞれ設定される。また、支点S1から荷重点P1までの距離Ldは、クラブの番手に応じて次の通りとする。
ドライバー(#1):860mm
プラッシー(#2):847mm
スプーン (#3):835mm
バフィ (#4):822mm
クリーク (#5):809mm
(#7):796mm
また、前記逆式フレックスとは、図12に示されるように、シャフト2の中心線CLが水平となるようにクラブ1のヘッド3側を支点S3及びS4で支えるとともに、グリップ4側の荷重点P2に1.25kgfの錘W2を吊り下げたときの前記荷重点P2における垂直方向のたわみ量である。ここで、支点S3はヘッド3のヒール端(図2のY位置)から40mmの位置、支点S4は支点S3から140mmの位置にそれぞれ設定される。また、支点S1から荷重点P1までの距離Ldは、前記の通りとする。
順式フレックスFyが145mm未満又は逆式フレックスRyが100mm未満であると、シャフト2が非常に硬くなるため、クラブの長尺化との相乗作用により、ヘッドスピードの遅いゴルファではシャフト2を十分にしならせることが困難になり、ヘッドスピードの向上が十分に期待できない他、打球も上がりづらくなる。逆に前記順式フレックスFyが170mmよりも大又は逆式たわみRyが130mmよりも大きくなると、シャフト2が柔らかすぎて振りづらく、またヘッド3の向きが変化し易く、方向性及び飛距離の向上が期待できない。
このような観点より、前記順式フレックスFyは、好ましくは150mm以上が望ましく、また、上限については、好ましくは165mm以下、より好ましくは160mm以下が望ましい。同様に、逆式フレックスRyは、好ましくは105mm以上、より好ましくは110mm以上が望ましく、また、上限については、好ましくは125mm以下、より好ましくは120mm以下が望ましい。
また順式フレックスFyと逆式フレックスRyとの差(Fy−Ry)を15mm以上とすることが望ましい。順式フレックスと逆式フレックスとの差は、打球の打ち出し角を大きくするためのシャフトの指標として用いうることを発明者らは知見した。即ち、順式フレックスと逆式フレックスとの差が15mm未満の場合、シャフト2のしなりを十分に活かせず、打球の打ち出し角が大きくならない。逆に前記差が35mmを超えると、シャフト2が過度にしなり過ぎてヘッド3が走らず、ひいては長尺化によるヘッドスピードの向上効果が得られない。
前記フレックスの調整は、前記プリプレグの補強繊維の材料の弾性率やプリプレグの積層数、さらにはシャフトの長手方向に対する繊維の配向方向などを種々調節することにより行うことができる。
以上のような本実施形態のクラブ1は、長尺化によるヘッドスピードの向上が期待できる。またスイングバランスが45インチ程度の短尺のクラブと大差がないため、バックスイングの開始時及びボールを打撃する直前のように、グリップ4を握るゴルファの右手先端付近がクラブを支える支点となるタイミングにおいて、クラブの操作性を十分に高めることができる。
また、前記グリップ4の後端4eでの慣性モーメントIG も45インチ程度の短尺のクラブと大差がないため、グリップ4を握るゴルファの左手付近がクラブを支える支点となるタイミングにおいてもクラブの操作性を十分に高め得る。従って、スイングがし易くなり、正確なバックスイング及びクラブコントロールが可能である。しかもシャフト2のフレックスが最適化されているため、ヘッド3の大きなブレを抑制しうる。よって、フェース面の向きを正確にコントロールして開きを抑制でき、その結果、スライスを防いで大きなヘッドスピードで正確により遠くまでボールを飛ばすことができる。
本実施形態のクラブ1では、スイングバランスを小さくすることによって、スイング時に感じる重さを軽減し、長尺としつつもスイングし易さを向上できるが、特に好ましくはクラブ1の全重量をさらに限定することが望ましい。即ち、クラブ全重量が大きすぎると、スイングバランスを小さくしても持ち重り感が生じやすく、逆に小さすぎると、スイング時のタイミングがとりづらく、打球の方向性を損ねる傾向がある。このような観点より、クラブ全重量は、好ましくは250g以上、より好ましくは275g以上、さらに好ましくは285g以上であり、また上限については、好ましくは350g以下、より好ましくは320g以下、さらに好ましくは300g以下が望ましい。
以上本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変更して実施することができる。
表2の仕様に基づいて、ウッド型のゴルフクラブ(ドライバー)を試作し、スイングし易さ及び打球の飛距離についてテストを行った。テストの方法は次の通りである。
<スイングし易さ>
ハンディキャップ5〜30の広い技量レベルのゴルファ30名を対象として、実際にゴルフボールを10球づつ打球し、スイングし易さについて各々のゴルファの官能評価を行った。採点の基準は、以下の通りとし、30名の平均値で表示した。数値が大きいほど良好である。
5:かなり振りやすい
4:やや振りやすい
3:普通
2:やや振りにくい
1:かなり振りにくい
<打球の飛距離>
各供試クラブをスイングロボット(ゴルフラボラトリーズ社製)に取り付け、比較例7のゴルフクラブにおいてヘッドスピードが40m/s となるようにロボットのスイングスピードを調整した。そして、各クラブで10球づつゴルフボールを打撃し、キャリーの平均値を表示した。数値が大きいほど良好である。
テストの結果などを表2に示す。
Figure 0004528241
Figure 0004528241
Figure 0004528241
テストの結果、実施例のヘッドは、比較例に比べ、スイングし易さが向上し、その結果、長尺でありながら打球の飛距離に優れるという顕著な効果が確認できた。
これに対して、クラブ全長が小さい比較例7及び8では、スイングしやすいものの、飛距離の低下が見られた。
また、長尺であり、かつ、慣性モーメントIG は適正であるが、スイングバランスが大きい比較例9などは、飛距離の低下が非常に大きくなっていることが確認できる。
また、長尺であり、かつ、スイングバランスは適正であるが、慣性モーメントIG が大きい比較例18では、やはりスイングしづらいことが確認できる。また、シャフトの順式フレックスが小さい比較例2及び4では、やはり飛距離の低下が見られた。また、比較例1,3又は5のように、逆式フレックスが大きい場合、ヘッドが返りづらく飛距離が十分に得られていない。
本発明の実施形態を示すゴルフクラブの正面図である。 クラブ全長を説明する線図である。 ゴルフクラブヘッドの拡大断面図である。 シャフトを構成するプリプレグの展開図である。 錘部材を示すクラブの後端側の断面図である。 他の錘部材を示すクラブの後端側の断面図である。 スイングバランスを説明する線図である。 スイングバランス測定器の目盛を説明する線図である。 グリップの後端での慣性モーメントの測定方法を説明する線図である。 従来のクラブについてグリップの後端での慣性モーメントとスイングバランスとの関係を示すグラフである。 順式フレックスの測定方法を説明する線図である。 順式フレックスを説明方法を説明する線図である。
符号の説明
1 ゴルフクラブ
2 シャフト
3 ゴルフクラブヘッド
4 グリップ
4e グリップの後端
9 錘部材

Claims (6)

  1. シャフトと、その先端側に固着されたゴルフクラブヘッドと、前記シャフトの後端側に設けられたグリップとを有するゴルフクラブであって、
    クラブ全長が46〜48インチ、
    14インチバランス計測法によるスイングバランスがC5〜D0、
    グリップの後端でのクラブの慣性モーメントが2932〜3000kg・cm2
    順式フレックスFyが145mm以上かつ170mm以下、
    逆式フレックスRyが100mm以上かつ130mm以下、及び
    順式フレックスと逆式フレックスとの差Fy−Ryが15mm以上であることを特徴とするゴルフクラブ。
  2. クラブ全重量が250〜350gである請求項1記載のゴルフクラブ。
  3. 前記グリップの後端でのクラブの慣性モーメントは、2932〜2950kg・cm2 である請求項1又は2に記載のゴルフクラブ。
  4. 前記順式フレックスFyは、150mm以上である請求項1乃至3のいずれかに記載のゴルフクラブ。
  5. 前記順式フレックスFyと逆式フレックスRyとの差Fy−Ryが20mm以上である請求項1乃至4のいずれかに記載のゴルフクラブ。
  6. 前記グリップの後端側に、前記ゴルフクラブヘッドの2〜10%の重量を有する錘部材が配されたことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のゴルフクラブ。
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