JP5546700B1 - ゴルフクラブ - Google Patents

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Abstract

【課題】飛距離性能に優れたゴルフクラブの提供。
【解決手段】クラブ2は、ヘッド4、シャフト6及びグリップ8を備えている。クラブ長さL1は、43インチ以上48インチ以下である。ヘッド重量Whとクラブ重量Wcとの比(Wh/Wc)が0.70以上である。スイング軸回りの慣性モーメントIxが、6.90×10(kg・cm)以上7.50×10(kg・cm)以下である。クラブの静的モーメントMt(kg・cm)が16.3(kg・cm)以上である。クラブ振動数が、240(cpm)以上280(cpm)以下である。慣性モーメントIx(kg・cm)は下記の式(1)により算出される。
Ix=Wc×(Lc+60)+Ic ・・・(1)
【選択図】図3

Description

本発明は、ゴルフクラブに関する。
ゴルフクラブの重要な評価項目として、飛距離が挙げられる。
飛距離の増大を意図したゴルフクラブが提案されている。特開2004−201911号公報は、ゴルフクラブの総質量に占めるヘッドの質量割合が73%以上81%以下であるウッドクラブを開示する。また、スイングの安定を考慮したゴルフクラブが提案されている。特許第3735208号公報は、グリップエンドまわりの慣性モーメント(g・m)が200以上300以下であり、曲げ振動の周期(sec)が0.2650以上0.340以下であるゴルフクラブを開示する。
特開2004−201911号公報 特許第3735208号公報
飛距離性能に対する要求は、益々エスカレートしている。振りやすく、飛距離性能に優れたゴルフクラブが求められている。新たな指標により、振りやすさが適切に評価され、飛距離性能が向上しうることが判明した。
本発明の目的は、飛距離性能に優れたゴルフクラブの提供にある。
本発明に係る好ましいゴルフクラブは、ヘッド、シャフト及びグリップを備えている。クラブ長さは、43インチ以上48インチ以下である。ヘッド重量Whとクラブ重量Wcとの比(Wh/Wc)は、0.70以上である。スイング軸回りの慣性モーメントIxは、6.90×10(kg・cm)以上7.50×10(kg・cm)以下である。クラブの静的モーメントMt(kg・cm)は、16.3(kg・cm)以上である。クラブ振動数は、240(cpm)以上280(cpm)以下である。ただし、クラブ重量がWc(kg)とされ、グリップエンドからクラブ重心までの軸方向距離がLc(cm)とされ、クラブ重心回りのクラブ慣性モーメントがIc(kg・cm)とされるとき、上記慣性モーメントIx(kg・cm)は下記の式(1)により算出され、上記静的モーメントMt(kg・cm)は下記の式(2)により算出される。
Ix=Wc×(Lc+60)+Ic ・・・(1)
Mt=Wc×(Lc−35.6) ・・・(2)
上記シャフトの先端からシャフト重心までの軸方向距離がLgとされ、シャフト長さがLsとされる。好ましくは、比(Lg/Ls)は、0.55以上0.67以下である。
好ましくは、上記ヘッド重量Whは、0.190kg以上である。
好ましくは、上記グリップの重量は、40g以下である。
飛距離性能に優れたゴルフクラブが得られうる。
図1は、本発明の一実施形態に係るゴルフクラブを示す。 図2は、図1のクラブに用いられているシャフトを構成するプリプレグシートの展開図である。 図3は、スイング軸回りの慣性モーメントの説明図である。 図4は、クラブ振動数の測定方法を示す図である。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
なお、本願において、「軸方向」とは、シャフト軸方向を意味する。
図1は、本発明の一実施形態に係るゴルフクラブ2を示す。ゴルフクラブ2は、ヘッド4と、シャフト6と、グリップ8とを備えている。シャフト6の先端部に、ヘッド4が取り付けられている。シャフト6の後端部に、グリップ8が取り付けられている。ヘッド4は中空構造を有する。ヘッド4は、ウッド型である。ゴルフクラブ2は、ドライバー(1番ウッド)である。
ゴルフクラブ2は、飛距離性能に優れる。飛距離性能を考慮すると、クラブ長さは、43インチ以上が好ましい。この観点から、好ましいヘッド4は、ウッド型ゴルフクラブヘッドである。
シャフト6は、繊維強化樹脂層の積層体からなる。シャフト6は、管状体である。シャフト6は中空構造を有する。図1が示すように、シャフト6は、先端(チップエンド)Tpと後端(バットエンド)Btとを有する。先端Tpは、ヘッド4の内部に位置している。後端Btは、グリップ8の内部に位置している。
図1において両矢印Lsで示されているのは、シャフト長さである。シャフト長さLsは、先端Tpと後端Btとの間の軸方向距離である。図1において両矢印Lgで示されているのは、先端Tpからシャフト重心Gまでの軸方向距離である。シャフト重心Gは、シャフト6単体の重心である。この重心Gは、シャフト軸線上に位置する。図1において両矢印L1で示されているのは、クラブ長さである。このクラブ長さL1の測定方法は、後述される。
シャフト6は、いわゆるカーボンシャフトである。好ましくは、シャフト6は、プリプレグシートを硬化させてなる。このプリプレグシートでは、繊維は実質的に一方向に配向している。このように繊維が実質的に一方向に配向したプリプレグは、UDプリプレグとも称される。「UD」とは、ユニディレクションの略である。UDプリプレグ以外のプリプレグが用いられても良い。例えば、プリプレグシートに含まれる繊維が編まれていてもよい。
プリプレグシートは、繊維と樹脂とを有している。この樹脂は、マトリクス樹脂とも称される。典型的には、この繊維は炭素繊維である。典型的には、このマトリクス樹脂は、熱硬化性樹脂である。
シャフト6は、いわゆるシートワインディング製法により製造されている。プリプレグにおいて、マトリクス樹脂は、半硬化状態にある。シャフト6は、プリプレグシートが巻回され且つ硬化されてなる。
プリプレグシートのマトリクス樹脂としては、エポキシ樹脂の他、エポキシ樹脂以外の熱硬化性樹脂や熱可塑性樹脂等も用いられ得る。シャフト強度の観点から、マトリクス樹脂は、エポキシ樹脂が好ましい。
シャフト6の製法は限定されない。軽量性及び設計自由度の観点から、シートワインディング製法により製造されたシャフトが好ましい。
図2は、シャフト6を構成するプリプレグシートの展開図(シート構成図)である。シャフト6は、複数のシートにより構成されている。シャフト6は、第1シートs1から第11シートs11までの、11枚のシートにより構成されている。図2で示される展開図は、シャフトを構成するシートを、シャフトの半径方向内側から順に示している。展開図において上側に位置しているシートから順に巻回される。この図2において、図面の左右方向は、シャフト軸方向と一致する。図2において、図面の右側は、シャフトの先端Tp側である。図2において、図面の左側は、シャフトの後端Bt側である。
この展開図は、各シートの巻き付け順序のみならず、各シートのシャフト軸方向における配置をも示している。例えば図2において、シートs1、s10及びs11の先端は、シャフト先端Tpに位置している。例えば図2において、シートs4及びs5の後端は、シャフト後端Btに位置している。
本願では、「層」という文言と、「シート」という文言とが用いられる。「層」は、巻回された後における称呼であり、これに対して「シート」は、巻回される前における称呼である。「層」は、「シート」が巻回されることによって形成される。即ち、巻回された「シート」が、「層」を形成する。また、本願では、層とシートとで同じ符号が用いられる。例えば、シートs1によって形成された層は、層s1とされる
シャフト6は、ストレート層と、バイアス層と、フープ層とを有する。本願の展開図において、各シートには、繊維の配向角度Afが記載されている。この配向角度Afは、シャフト軸方向に対する角度である。
「0°」と記載されているシートが、ストレート層を構成している。ストレート層用のシートは、本願においてストレートシートとも称される。
ストレート層は、繊維の配向がシャフト軸方向に対して実質的に0°とされた層である。巻き付けの際の誤差等に起因して、繊維の配向はシャフト軸線方向に対して完全に0°とはならない場合がある。通常、ストレート層では、絶対角度θaが10°以下である。
なお、 絶対角度θaとは、上記配向角度Afの絶対値である。例えば、絶対角度θaが10°以下とは、角度Afが、−10度以上+10度以下であることを意味する。
バイアス層は、シャフトの捻れ剛性及び捻れ強度との相関が高い。好ましくは、バイアスシートは、繊維の配向が互いに逆方向に傾斜した2枚のシートペアを含む。捻れ剛性の観点から、バイアス層の絶対角度θaは、好ましくは15°以上であり、より好ましくは25°以上であり、更に好ましくは40°以上である。捻れ剛性及び曲げ剛性の観点から、バイアス層の絶対角度θaは、好ましくは60°以下であり、より好ましくは50°以下である。
シャフト6において、バイアス層を構成するシートは、第2シートs2及び第3シートs3である。上述のように、図2には、シート毎に、上記角度Afが記載されている。角度Afにおけるプラス(+)及びマイナス(−)は、バイアスシートの繊維が互いに逆方向に傾斜していることを示している。本願において、バイアス層用のシートは、単にバイアスシートとも称される。シートs2及びシートs3により、上記シートペアが構成されている。
図2では、シートs3の繊維の傾斜方向が、シートs2の繊維の傾斜方向に等しい。しかし、後述の通り、シートs3は、裏返されて、シートs2に貼り付けられる。この結果、シートs2の上記傾斜方向(角度Af)とシートs3の上記傾斜方向(角度Af)とは、互いに逆方向となる。
なお、図2の実施形態では、シートs2が−45度であり且つシートs3が+45度であるが、逆にシートs2が+45度であり且つシートs3が−45度であってもよいことは当然である。
シャフト6において、フープ層を構成するシートは、第8シートs8である。好ましくは、フープ層における上記絶対角度θaは、シャフト軸線に対して実質的に90°とされる。ただし、巻き付けの際の誤差等に起因して、繊維の配向はシャフト軸線方向に対して完全に90°とはならない場合がある。通常、フープ層では、上記絶対角度θaが80°以上90°以下である。本願において、フープ層用のプリプレグシートは、フープシートとも称される。
1枚のシートから形成される層の数は限定されない。1枚のシートのプライ数は、1であってもよいし、2であってもよい。このプライ数は非整数であってもよい。周方向における均等性の観点から、ストレートシートのプライ数は自然数であるのが好ましい。
図示しないが、使用される前のプリプレグシートは、カバーシートにより挟まれている。通常、カバーシートは、離型紙及び樹脂フィルムである。即ち、使用される前のプリプレグシートは、離型紙と樹脂フィルムとで挟まれている。プリプレグシートの一方の面には離型紙が貼られており、プリプレグシートの他方の面には樹脂フィルムが貼られている。以下において、離型紙が貼り付けられている面が「離型紙側の面」とも称され、樹脂フィルムが貼り付けられている面が「フィルム側の面」とも称される。
本願の展開図は、フィルム側の面が表側とされた図である。即ち、図2において、図面の表側がフィルム側の面であり、図面の裏側が離型紙側の面である。図2では、シートs2とシートs3とで、繊維方向を示す線が同方向であるが、後述される貼り合わせの際に、シートs3が裏返される。この結果、シートs2の繊維方向とシートs3の繊維方向とは互いに逆となる。従って、層s2の繊維方向と層s3の繊維方向とが互いに逆となる。この点を考慮して、図2では、シートs2の繊維方向が「−45°」と表記され、シートs3の繊維方向が「+45°」と表記されている。
プリプレグシートを巻回するには、先ず、樹脂フィルムが剥がされる。樹脂フィルムが剥がされることにより、フィルム側の面が露出する。この露出面は、タック性(粘着性)を有する。このタック性は、マトリクス樹脂に起因する。即ち、このマトリクス樹脂が半硬化状態であるため、粘着性が発現する。この露出したフィルム側の面の縁部が、巻き始め縁部とも称される。次に、巻き始め縁部が、巻回対象物に貼り付けられる。マトリクス樹脂の粘着性により、この巻き始め縁部の貼り付けが円滑になされうる。巻回対象物とは、マンドレル、又はマンドレルに他のプリプレグシートが巻き付けられてなる巻回物である。次に、離型紙が剥がされる。次に、巻回対象物が回転されて、プリプレグシートが巻回対象物に巻き付けられる。このように、先に樹脂フィルムが剥がされ、次に巻き始め端部が巻回対象物に貼り付けられ、次に離型紙が剥がされる。即ち、先に樹脂フィルムが剥がされ、巻き始め縁部が巻回対象物に貼り付けられた後に、離型紙が剥がされる。この手順により、シートの皺や巻き付け不良が抑制される。なぜなら、離型紙が貼り付けられたシートは、離型紙に支持されているため、皺となりにくいからである。離型紙は、樹脂フィルムと比較して、曲げ剛性が高い。
図2の実施形態では、合体シートが形成される。合体シートは、2枚以上のシートが貼り合わされることによって形成される。
図2の実施形態では、2つの合体シートが形成される。第一の合体シートは、シートs2にシートs3を貼り合わせることによって形成される。第二の合体シートは、シートs9にシートs8を貼り合わせることによって形成される。フープシートs8は、合体シートとされた状態で巻回される。この巻回方法により、フープシートの巻き付け不良が抑制される。巻き付け不良とは、シートの裂け、角度Afの誤差、皺等である。
上述の通り、本願では、繊維の配向角度によって、シート及び層が分類される。更に、本願では、シャフト軸方向の長さによって、シート及び層が分類される。
本願において、シャフト軸方向の全体に配置される層が、全長層と称される。本願において、シャフト軸方向の全体に配置されるシートが、全長シートと称される。巻回された全長シートが、全長層を形成する。
本願において、シャフト軸方向において部分的に配置される層が、部分層と称される。本願において、シャフト軸方向において部分的に配置されるシートが、部分シートと称される。巻回された部分シートが、部分層を形成する。本願では、ストレート層である全長層が、全長ストレート層と称される。巻回された全長ストレートシートが、全長ストレート層を形成する。図2の実施形態において、全長ストレートシートは、シートs6、シートs7及びシートs9である。
本願では、フープ層である全長層が、全長フープ層と称される。図2の実施形態において、全長フープ層は、層s8である。全長フープシートは、シートs8である。
本願では、ストレート層である部分層が、部分ストレート層と称される。図2の実施形態において、部分ストレート層は、層s1、層s4、層s5、層s10及び層s11である。部分ストレートシートは、シートs1、シートs4、シートs5、シートs10及びシートs11である。
本願では、バット部分層との文言が用いられる。このバット部分層として、バットストレート層及びバットフープ層が挙げられる。図2の実施形態において、バットストレート層は、層s4及び層s5である。バットストレートシートは、シートs4及びシートs5である。
本願では、チップ部分層との文言が用いられる。このチップ部分層として、チップストレート層が挙げられる。図2の実施形態において、チップストレート層は、層s1、層s10及び層s11である。チップストレートシートは、シートs1、シートs10及びシートs11である。
シャフト6は、シートワインディング製法により作製される。
以下に、このシャフト6の製造工程の概略が説明される。
[シャフト製造工程の概略]
(1)裁断工程
裁断工程では、プリプレグシートが所望の形状に裁断される。この工程により、図2に示された各シートが切り出される。
なお、裁断は、裁断機によりなされてもよいし、手作業でなされてもよい。手作業の場合、例えば、カッターナイフが用いられる。
(2)貼り合わせ工程
貼り合わせ工程では、前述した2つの合体シートが作製される。
貼り合わせ工程では、加熱又はプレスが用いられてもよい。より好ましくは、加熱とプレスとが併用される。後述する巻回工程において、合体シートの巻き付け作業中に、シートのズレが生じうる。このズレは、巻き付け精度を低下させる。加熱及びプレスは、シート間の接着力を向上させる。加熱及びプレスは、巻回工程におけるシート間のズレを抑制する。
(3)巻回工程
巻回工程では、マンドレルが用意される。典型的なマンドレルは、金属製である。このマンドレルに、離型剤が塗布される。更に、このマンドレルに、粘着性を有する樹脂が塗布される。この樹脂は、タッキングレジンとも称される。このマンドレルに、裁断されたシートが巻回される。このタッキングレジンにより、シート端部をマンドレルに貼り付けることが容易とされている。
図2の展開図において上側に位置しているシートから順に巻回される。ただし、上記貼り合わせに係るシートは、合体シートの状態で、巻回される。
この巻回工程により、巻回体が得られる。この巻回体は、マンドレルの外側にプリプレグシートが巻き付けられてなる。巻回は、例えば、平面上で巻回対象物を転がすことにより、達成される。この巻回は、手作業によりなされてもよいし、機械によりなされてもよい。この機械は、ローリングマシンと称される。
(4)テープラッピング工程
テープラッピング工程では、上記巻回体の外周面にテープが巻き付けられる。このテープは、ラッピングテープとも称される。このテープは、張力を付与されつつ巻き付けられる。このテープにより、巻回体に圧力が加えられる。この圧力はボイドを低減させる。
(5)硬化工程
硬化工程では、テープラッピングがなされた後の巻回体が加熱される。この加熱により、マトリクス樹脂が硬化する。この硬化の課程で、マトリクス樹脂が一時的に流動化する。このマトリクス樹脂の流動化により、シート間又はシート内の空気が排出されうる。ラッピングテープの圧力(締め付け力)により、この空気の排出が促進されている。この硬化により、硬化積層体が得られる。
(6)マンドレルの引き抜き工程及びラッピングテープの除去工程
硬化工程の後、マンドレルの引き抜き工程とラッピングテープの除去工程とがなされる。両者の順序は限定されないが、ラッピングテープの除去工程の能率を向上させる観点から、マンドレルの引き抜き工程の後にラッピングテープの除去工程がなされるのが好ましい。
(7)両端カット工程
この工程では、硬化積層体の両端部がカットされる。このカットにより、先端Tpの端面及び後端Btの端面が平坦とされる。
なお、理解を容易とするため、図2の展開図は、両端カットがなされた状態のシートを示している。実際には、各シートの寸法の設定においては、両端カットが考慮される。すなわち、実際には、各シートの両端部には、両端カットがなされる部分が付加される。
(8)研磨工程
この工程では、硬化積層体の表面が研磨される。硬化積層体の表面には、ラッピングテープの跡として残された螺旋状の凹凸が存在する。研磨により、このラッピングテープの跡としての凹凸が消滅し、表面が平滑とされる。
(9)塗装工程
研磨工程後の硬化積層体が、塗装される。
以上のような工程により、シャフト6が得られる。シャフト6では、比(Lg/Ls)が大きい。シャフト6は、軽量である。
シートワインディング製法は、設計自由度に優れる。この製法により、比(Lg/Ls)が容易に調整されうる。比(Lg/Ls)を調整するための項目として、次の(A1)から(A9)が例示される。
(A1)バット部分層の巻回数
(A2)バット部分シートの枚数
(A3)バット部分層の厚み
(A4)バット部分層の軸方向長さ
(A5)チップ部分層の巻回数
(A6)チップ部分シートの枚数
(A7)チップ部分層の厚み
(A8)チップ部分層の軸方向長さ
(A9)シャフトのテーパー率
シャフトフレックスを調整するための項目として、次の(B1)から(B8)が例示される。シャフトフレックスの調整により、クラブ振動数が調整されうる。
(B1)ストレート層の繊維の弾性率
(B2)ストレート層の厚み
(B3)ストレート層の巻回数
(B4)研磨工程における研磨量
(B5)バット部分層の軸方向長さ
(B6)バット部分層の巻回数
(B7)チップ部分層の軸方向長さ
(B8)チップ部分層の巻回数
本実施形態では、振りやすさに関する指標として、慣性モーメントIxが用いられる。本願では、この慣性モーメントIxは、スイング軸回りの慣性モーメントと称される。
従来、振りやすさの指標として、スイングバランス(クラブバランス)が知られていた。しかしスイングバランスは静的モーメントであり、動的な指標ではない。一方、スイングは動的である。本実施形態では、振りやすさの指標として、スイング軸回りの慣性モーメントIxが用いられる。
図3は、慣性モーメントIx等を説明するための図である。
[慣性モーメントIx]
慣性モーメントIxは、次の式(1)により算出される。Ixは、スイング軸Zx回りの慣性モーメントである。
Ix=Wc×(Lc+60)+Ic ・・・(1)
上記式(1)において、Wcはクラブ重量(kg)であり、Lcはグリップエンドからクラブ重心までの軸方向距離(cm)であり、Icはクラブ重心回りの慣性モーメント(kg・cm)である。この慣性モーメントIxの単位は、(kg・cm)である。
実際のスイングでは、ゴルフクラブはグリップエンドを中心として回転するのではない。ゴルフクラブは、ゴルファーの胴体を軸として、ゴルファーの腕と共に回転する。本願では、このスイング時のゴルファーの胴体の位置を考慮して、スイング軸Zxが設定される。スイング軸とグリップエンドとは離れている。動的な振りやすさを評価するため、スイング軸Zxとグリップエンドとの離間距離Dxが設定された(図3参照)。この離間距離Dxに関して、多くのゴルファーの体型及びスイングが分析された。ゴルファーの体型として、腕の長さ等が考慮された。その結果、この離間距離Dxとして、約60cmが適切であることが判明した。このように、スイングの実態を考慮して、上記式(1)では、[Lc+60]が用いられる。
スイングは動的である。静的な指標と比較して、動的な指標は、振りやすさを精度よく反映しうる。更に、上述の通り、上記慣性モーメントIxには、スイングの実態が考慮されている。よって、この慣性モーメントIxには、振りやすさが、精度良く反映されている。振りやすさは、ヘッドスピードの向上に寄与する。振りやすさは、ミート率の向上に寄与する。振りやすさに起因して、飛距離が増大しうる。
図3で示される軸Zcは、クラブ重心を通る。この軸Zcは、スイング軸Zxに平行である。慣性モーメントIcは、軸Zc回りのクラブ2の慣性モーメントである。スイング軸Zxは、シャフト軸線Z1に直交している。軸Zcは、シャフト軸線Z1に直交している。上記式(1)では、平行軸の定理により、モーメントIxが計算されている。
本願では、基準状態(図示されない)が定義される。この基準状態とは、規定のライ角及びリアルロフト角で、水平面上にクラブ2のソールが載置された状態である。この基準状態では、シャフト軸線Z1が、上記水平面に対して垂直な平面VP1に含まれる。この平面VP1は、基準垂直面と定義される。規定のライ角及びリアルロフト角は、例えば、製品のカタログに掲載されている。図3から明らかなように、各慣性モーメントの測定では、フェース面がヘッド軌道に対して実質的にスクエアな状態とされる。このフェース面の向きは、理想的なインパクトの状態である。上記スイング軸Zxは、上記基準垂直面に含まれている。すなわち、上記慣性モーメントIxの測定において、スイング軸Zxは、上記基準垂直面に含まれている。上記慣性モーメントIcの測定において、軸Zcは、上記基準垂直面に含まれている。上述した各慣性モーメントは、インパクト近傍におけるクラブの姿勢を反映している。上述した各慣性モーメントは、スイングを反映している。よって、これらの慣性モーメントは、振りやすさとの相関が高い。なお、上記慣性モーメントIcは、例えば、INERTIA DYNAMICS社製のMODEL NUMBER RK/005−002を用いて測定されうる。
上記クラブ重心は、シャフト軸線Z1上に位置するものとみなされる。ヘッド重心の位置に起因して、真のクラブ重心は、シャフト軸線Z1から僅かにずれている。真のクラブ重心は、例えば、空間に位置しうる。本願では、この真のクラブ重心に最も近い軸線Z1上の点が、上記クラブ重心とみなされる。換言すれば、本願にいうクラブ重心は、真のクラブ重心から軸線Z1に下ろした垂線と軸線Z1との交点である。このクラブ重心位置の近似は、上記慣性モーメントIxの値に微差を与えうる。しかし、この差は、本願記載の効果に影響しない程度に小さい。
振りやすさの観点から、ヘッドスピードが比較的速い上級者では、慣性モーメントIxが比較的大きいのが好ましい。
上級者における振りやすさの観点から、上記慣性モーメントIxは、6.90×10(kg・cm)以上が好ましく、7.15×10(kg・cm)以上がより好ましく、7.20×10(kg・cm)以上がより好ましい。過度な慣性モーメントIxは、ヘッドスピードを減少させうる。この観点から、上記慣性モーメントIxは、7.50×10(kg・cm)以下が好ましく、7.45×10(kg・cm)以下がより好ましく、7.40×10(kg・cm)以下がより好ましく、7.35×10(kg・cm)以下がより好ましい。
慣性モーメントIxが小さいことで、振りやすさが向上しうる。この振りやすさは、ヘッドスピードの向上に寄与する。慣性モーメントIxを小さくするための手段として、ヘッド重量Whを小さくすることが考えられる。しかし、単にヘッド重量Whを小さくすると、ヘッドの運動エネルギーが低下する。この場合、反発係数及びボール初速が低下する。
本実施形態では、Wh/Wcが大きくされている。すなわち、クラブ重量Wcに対するヘッド重量Whの比率が高められている。クラブ重量Wcのうち、ヘッドに配分される重量Whを大きくすることで、ヘッドの運動エネルギーが増大しうる。よって、反発係数及びボール初速を高めることが可能となる。
本実施形態では、Wh/Wcが大きくされつつ、上記慣性モーメントIxが、所定の範囲に限定されている。よって、ヘッド重量Whが大きいにも関わらず、振りやすさが達成されている。この結果、ヘッド重量Whが大きくされつつ、ヘッドスピードが向上しうる。ヘッド重量Whとヘッドスピードとの相乗効果により、ボール初速が増加し、ヘッドの運動エネルギーが高まる。このため、飛距離性能が向上しうる。
振りやすさの指標として、クラブバランスが一般的に用いられている。ヘッド重量Whが大きくされた場合、クラブバランスも大きくなる傾向にある。このため、クラブバランスを軽くすることは、ヘッド重量Whを軽くすることと同様に考えられてきた。振りやすさとヘッド重量Whの軽量化とが一体であるとの技術思想(技術思想Aとする)が知られていた。従来、この技術思想Aが、当業者において一般的であった。これに対して、本実施形態では、振りやすくしながらヘッドに重量が多く配分されている。この構成は、上記技術思想Aに一致しないが、飛距離性能の向上に有効である。
本願では、クラブの静的モーメントがMtとされる。この静的モーメントMtは、次の式(2)により算出される。この静的モーメントMtの単位は、kg・cmである。
Mt=Wc×(Lc−35.6) ・・・(2)
この静的モーメントMtは、14インチ方式のスイングバランスに対応している。このスイングバランスは、静的モーメントMtの値を記号化したものである。
上級者における振りやすさの観点から、上記静的モーメントMtは、16.3kg・cm以上が好ましく、16.4kg・cm以上がより好ましく、16.7kg・cm以上がより好ましい。クラブ長さL1等が好ましい値に設定される場合、上記静的モーメントMtは、18.0kg・cm以下が好ましく、17.5kg・cm以下がより好ましく、17.1kg・cm以下がより好ましく、17.0kg・cm以下がより好ましい。
上記慣性モーメントIxは、上記静的モーメントMtに対して小さいのが好ましい。つまり、比(Ix/Mt)が小さいのが好ましい。換言すれば、上記慣性モーメントIxが小さく且つ上記静的モーメントMtが大きいのが好ましい。この構成により、クラブ重心をヘッド寄りとしながら、上記慣性モーメントIxを限定することができる。よって、Wh/Wcを増大させつつ、上記慣性モーメントIxを限定することが可能となる。
Ix/Mtが小さくされることは、上記静的モーメントMtが大きいわりに、上記慣性モーメントIxが小さいことを意味する。換言すれば、クラブバランスが重いわりに、上記慣性モーメントIxが小さいことを意味する。よって、Ix/Mtが小さくされることにより、クラブバランスが重いわりに、振りやすさが向上しやすい。上述の通り、従来、振りやすさの指標はクラブバランスとされていた。従来、クラブバランスが重ければ振りにくいという技術思想(技術思想B)があった。この技術思想Bによれば、クラブバランスが重いにも関わらず振りやすいという概念は想定できなかった。
Ix/Mtが小さい場合、静的モーメントMtが大きいにも関わらず、振りやすい。この振りやすさは、飛距離性能の向上に寄与しうる。この観点から、Ix/Mtは、442以下が好ましく、441以下がより好ましく、440以下がより好ましく、437以下がより好ましい。ヘッド、シャフト及びグリップの強度を考慮すると、上記慣性モーメントIxを小さくするのには限界がある。この点を考慮すると、Ix/Mtは、415以上が好ましく、420以上がより好ましく、425以上がより好ましく、428以上がより好ましい。
[Wh/Wc]
ヘッドの運動エネルギーを増大させるには、ヘッドへの重量配分率を高めるのが好ましい。この観点から、Wh/Wcは、0.70以上が好ましく、0.71以上がより好ましく、0.72以上がより好ましく、0.73以上がより好ましい。シャフト及びグリップの強度等を考慮すると、シャフト重量及びグリップ重量は、所定値以上とされるのが好ましい。この観点から、Wh/Wcは、0.80以下が好ましく、0.79以下がより好ましく、0.78以下がより好ましい。
言うまでもないが、Wh/Wcの算出では、ヘッド重量Whとクラブ重量Wcとの間で、単位を一致させる。例えば、ヘッド重量Whの単位が「kg」である場合、クラブ重量Wcの単位も「kg」とされる。ヘッド重量Whの単位が「g」である場合、クラブ重量Wcの単位も「g」とされる。
Wh/Wcが大きいと、シャフトの撓りが大きくなり、シャフトの挙動が不安定となりやすい。この不安定な挙動は、ミート率を低下させうる。
スイング中の過大な撓りにより、撓りが戻るタイミングが遅れることがある。このタイミングの遅れは、ヘッドスピードを低下させうる。撓りの戻りが遅いクラブは、振りにくい。
振りやすさの観点から、Wh/Wcの増大に起因する過度な撓りは、抑制されるのが好ましい。ミート率の観点から、Wh/Wcの増大に起因するシャフトの不安定な挙動は、抑制されるのが好ましい。
クラブ振動数が考慮されることで、Wh/Wcが増大しても、振りやすさが確保されうる。クラブ振動数が考慮されることで、Wh/Wcが増大しても、シャフトの挙動が安定しうる。これらの観点から、クラブ振動数は、240(cpm)以上が好ましく、245(cpm)以上がより好ましく、250(cpm)以上がより好ましい。撓りが過小であると、ヘッドスピード及び振りやすさが低下しやすい。この観点から、クラブ振動数は、280(cpm)以下が好ましく、275(cpm)以下がより好ましい。クラブ振動数は、ヘッド重量Wh、シャフトフレックス等によって調整されうる。
[ヘッド重量Wh]
ヘッドの運動エネルギーを大きくすることで、打球時におけるボールの初速を高めることができる。この観点から、ヘッド重量Whは、190g(0.190kg)以上が好ましく、195g(0.195kg)以上がより好ましく、200g(0.200kg)以上がより好ましく、205g(0.205kg)以上がより好ましい。振りやすさの観点から、ヘッド重量Whは、250g(0.250kg)以下が好ましく、245g(0.245kg)以下がより好ましく、240g(0.240kg)以下がより好ましい。
[シャフト重量Ws]
シャフトの強度及び耐久性の観点から、シャフト重量Wsは、35g以上が好ましく、38g以上がより好ましく、40g以上がより好ましい。振りやすさの観点から、シャフト重量Wsは、65g以下が好ましく、61g以下がより好ましく、60g以下がより好ましく、55g以下がより好ましい。
[グリップ重量Wg]
グリップの強度及び耐久性の観点から、グリップ重量Wgは、20g以上が好ましく、23g以上がより好ましく、25g以上がより好ましい。振りやすさの観点から、グリップ重量は、40g以下が好ましく、38g以下がより好ましく、35g以下がより好ましい。グリップ重量Wgは、グリップの体積、ゴムの比重、発砲ゴムの使用等によって調整されうる。
[シャフト長さLs]
スイングの回転半径を大きくしてヘッドスピードを高める観点から、シャフト長さLsは、99cm以上が好ましく、105cm以上がより好ましく、107cm以上がより好ましく、110cm以上がより好ましい。打点のバラツキを抑制する観点から、シャフト長さLsは、120cm以下が好ましく、118cm以下がより好ましく、116cm以下がより好ましい。
[距離Lg]
重心Gがバット端Btに近づくことで、振りやすさ及びヘッドスピードが向上しうる。この観点から、距離Lg(図1参照)は、540mm以上が好ましく、550mm以上がより好ましく、560mm以上がより好ましく、570mm以上が好ましく、580mm以上がより好ましく、590mm以上がより好ましい。距離Lgが過大である場合、シャフト先端部に配分されうる重量が少なくなるため、シャフト先端部の強度が低下しやすい。この観点から、距離Lgは、751mm以下が好ましく、750mm以下がより好ましく、745mm以下がより好ましく、740mm以下がより好ましい。
[Lg/Ls]
ヘッド重量Whを大きくしつつ、スイング軸回りの慣性モーメントIxを小さくする観点から、Lg/Lsは、0.55以上が好ましく、0.56以上がより好ましく、0.57以上がより好ましい。シャフト先端部の強度を高める観点から、Lg/Lsは、0.67以下が好ましく、0.66以下がより好ましく、0.65以下がより好ましい。
[クラブ長さL1]
ヘッドスピードを高める観点から、クラブ長さL1は、43インチ以上が好ましく、44インチ以上がより好ましく、45インチ以上がより好ましい。打点のバラツキを抑制する観点から、クラブ長さL1は、48インチ以下が好ましく、47.5インチ以下がより好ましく、47インチ以下がより好ましい。
本願におけるクラブ長さL1は、R&A(Royal and Ancient Golf Club of Saint Andrews;全英ゴルフ協会)が定めるゴルフ規則「付属規則II クラブのデザイン」の「1 クラブ」における「1c 長さ」の記載に基づいて測定される。
ウッド型クラブでは、飛距離性能が重視される傾向にある。ドライバーでは、この傾向が強い。この観点から好ましいクラブは、ドライバーである。飛距離性能の観点から、リアルロフトは、7°以上が好ましく、13°以下が好ましい。ヘッドの慣性モーメントの観点から、ヘッドの体積は、350cc以上が好ましく、380cc以上がより好ましく、400cc以上がより好ましく、420cc以上がより好ましい。ヘッド強度の観点から、ヘッドの体積は、470cc以下が好ましい。
[クラブ重量Wc]
Wh/Wcを高める観点から、クラブ重量Wcは、315g(0.315kg)以下が好ましく、310g(0.310kg)以下がより好ましく、300g(0.300kg)以下がより好ましく、293g(0.293kg)以下がより好ましい。シャフト及びヘッドの強度の観点から、クラブ重量は、250g(0.250kg)以上が好ましく、260g(0.260kg)以上がより好ましく、270g(0.270kg)以上がより好ましい。
以下、実施例によって本発明の効果が明らかにされるが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるべきではない。
下記の表1は、本発明のシャフトに使用可能なプリプレグの例を示す。
Figure 0005546700

[実施例1]
上記シャフト6と同じ積層構成を有するシャフトが作製された。即ち、図2で示されるシート構成を有するシャフトが作製された。製造方法は、上記シャフト6と同じとされた。
表1に示されたプリプレグを用いて、実施例1に係るシャフトが作成された。バイアス層には、「HRX350C−110S」を用いた。ストレート層には、引張弾性率が23.5〜30(t/mm)のプリプレグを用いた。これらのプリプレグは、上記表1に示されている。クラブ振動数、シャフト重量、Lg/Ls等が所望の値となるように、プリプレグが選択された。上述された製法により、実施例1に係るシャフトを得た。
得られたシャフトに、市販のドライバーヘッド(ダンロップスポーツ社製のSRIXON Z725:ロフト9.5°)及びグリップを装着して、実施例1に係るゴルフクラブを得た。実施例1の仕様及び評価結果が、下記の表2に示されている。
[実施例2から11及び比較例1から11]
下記の表2から表7に示されるスペックの他は実施例1と同様にして、各実施例及び各比較例に係るシャフト及びヘッドを得た。
これらの実施例及び比較例において、ヘッド重量Whは、ヘッド外面の全体的な研磨、及び、重量調整用粘着剤の使用により、調整された。この粘着剤は、ヘッド内面に固着させて用いた。この粘着剤は熱可塑性であり、常温ではヘッド内面の所定位置に固着し、高温では流動する。この粘着剤は、高温とされてヘッド内部に流し込まれ、その後、室温に冷却して固定された。この粘着剤は、ヘッド重心の位置を変えないように配置された。
これらの実施例及び比較例では、グリップの材質により、グリップ重量Wgが調整された。重量Wgが小さいグリップでは、発泡ゴムが用いられた。
上述した項目(A1)から(A9)及び(B1)から(B8)により、シャフトフレックス及び比(Lg/Ls)が調整された。これらの調整を利用して、各実施例及び各比較例のスペックを得た。これらの実施例及び比較例の仕様が、下記の表2から7に示される。なお、これらの表では、データの比較を容易とするため、実施例2が複数の箇所に記載されている。
Figure 0005546700

Figure 0005546700

Figure 0005546700

Figure 0005546700

Figure 0005546700

Figure 0005546700

[クラブ振動数]
クラブ振動数の測定には、藤倉ゴム工業株式会社製の商品名「GOLF CLUB TIMING HARMONIZER」(商品名)を用いた。図4は、クラブ振動数の測定方法を説明するための図である。クランプCP1によって、グリップエンドから7インチの地点からグリップエンドまでが固定された。すなわち、固定部分の長さF1は7インチ(約178mm)であった。ヘッド4に対して下方に向けて任意の負荷を加え、シャフト6を振動させた。1分間当たりの振動数が、クラブ振動数(cpm)である。この測定値が、上記表2から7に示される。
[慣性モーメント]
慣性モーメントIxは、上述の式(1)によって算出された。上記クラブ慣性モーメントIcは、INERTIA DYNAMICS社製のMODEL NUMBER RK/005−002を用いて測定した。
[ヘッドスピード]
ハンディキャップが0以上10以下である5名のテスターが評価を行った。これら5名のテスターの、通常のヘッドスピードは、42〜48(m/s)であった。これら5名のテスターは、ヘッドスピードが比較的速い。各テスターが、各クラブを、10回ずつ打球した。従って、各クラブごとに、合計で、50回の打撃がなされた。これらの打撃において、インパクトにおけるヘッドスピードが計測された。50のデータの平均値が、上記表2から7に示される。
[運動エネルギー]
得られたヘッドスピードの平均値を用いて、運動エネルギー(J)が算出された。この計算値が、上記表2から7に示される。ヘッド重量がWhとされ、上記ヘッドスピード(平均値)がVhとされるとき、運動エネルギーKの算出式は以下の通りである。
K=Wh×Vh/2
[飛距離]
データの信頼性を高める観点から、上述した10回の打撃のうち、飛距離の少ない2回の打撃が、不採用とされた。この結果、合計で、40の飛距離データを得た。なお、この飛距離は、落下地点までの距離(いわゆるキャリー)である。40のデータの平均値が、上記表2から7に示される。
[シャフト耐久性]
ミヤマエ社製のスイングロボットにクラブを装着し、ヘッドスピードを52m/sに設定した。打点は、フェースセンターからヒール側に20mm隔てた位置とされた。ゴルフボールは、ダンロップスポーツ株式会社製の「DDH ツアースペシャル」を用いた。ボールを繰り返し打撃させ、500回の打撃ごとに、シャフトの状態を確認した。10000回の打撃で破損が生じなかった場合に、評価が「A」とされた。10000回に達する前に破損が確認された場合に、評価が「B」とされた。これらの評価が、上記表2から7に示される。
静的モーメントMtが小さい場合、ヘッド重量Whが小さくなり、飛距離が少ない(表2の比較例1参照)。
慣性モーメントIxが過大である場合、ヘッドスピードが上がりにくく、飛距離が少ない(表2の比較例2参照)。
ヘッド重量Whの割合(Wh/Wc)が過小である場合、運動エネルギーが低下し、飛距離が少ない(表3の比較例3参照)。
シャフト重心Gがヘッドに近く、比(Lg/Ls)が小さい場合、ヘッド重量Whが大きくないにも関わらず、慣性モーメントIxが比較的大きい。よって、運動エネルギーが低く、飛距離が少ない(表4の実施例5参照)。
シャフト重心Gが後端Btに近く、比(Lg/Ls)が大きい場合、シャフトの先端部の強度が低下しやすい(表4の比較例4参照)。
クラブ重量Wcのうちのシャフト重量Wsが小さい場合、シャフトの強度が低下しやすい(表5の比較例5参照)。
クラブ振動数が過小である場合、スイング中におけるシャフトの挙動が不安定となり、ミート率が低下しやすい。よって、飛距離が少ない(表6の比較例6参照)。ミート率とは、スイートエリアで打撃される確率を意味する。
クラブ振動数が過大である場合、シャフトの撓りが小さく、ヘッドスピードが低下する。このため、飛距離が少ない(表6の比較例7参照)。
クラブ長さL1が過小である場合、スイングの回転半径が小さく、ヘッドスピードが低下しやすい。このため、ヘッドスピードが低く、飛距離が少ない(表7の比較例8参照)。
クラブ長さL1及びヘッド重量Whが小さい結果、静的モーメントMtが過小となりうる。この場合、ヘッドスピードが低く、運動エネルギーも小さい。よって、飛距離が少ない(表7の比較例9参照)。
クラブ長さL1が大きい結果、慣性モーメントIxが過大となりうる。この場合、クラブ長さL1が大きい割にはヘッドスピードが上がらず、且つ、ミート率が低い。このため、飛距離が少ない(表7の比較例10参照)。
クラブ長さL1が過大である場合、ミート率が低下し、飛距離が少ない(表7の比較例11参照)。
これらの表が示すように、本発明の優位性は明らかである。
以上説明された方法は、ゴルフクラブに適用されうる。
2・・・ゴルフクラブ
4・・・ヘッド
6・・・シャフト
8・・・グリップ
G・・・シャフトの重心
Tp・・・シャフトの先端
Bt・・・シャフトの後端

Claims (4)

  1. ヘッド、シャフト及びグリップを備えており、
    クラブ長さが43インチ以上48インチ以下であり、
    ヘッド重量Whとクラブ重量Wcとの比(Wh/Wc)が0.70以上であり、
    スイング軸回りの慣性モーメントIxが、6.90×10(kg・cm)以上7.50×10(kg・cm)以下であり、
    クラブの静的モーメントMt(kg・cm)が16.3(kg・cm)以上であり、
    クラブ振動数が、240(cpm)以上280(cpm)以下であるゴルフクラブ。
    ただし、クラブ重量がWc(kg)とされ、グリップエンドからクラブ重心までの軸方向距離がLc(cm)とされ、クラブ重心回りのクラブ慣性モーメントがIc(kg・cm)とされるとき、上記慣性モーメントIx(kg・cm)は下記の式(1)により算出され、上記静的モーメントMt(kg・cm)は下記の式(2)により算出される。
    Ix=Wc×(Lc+60)+Ic ・・・(1)
    Mt=Wc×(Lc−35.6) ・・・(2)
  2. 上記シャフトの先端からシャフト重心までの軸方向距離がLgとされ、シャフト長さがLsとされるとき、
    比(Lg/Ls)が0.55以上0.67以下である請求項1に記載のゴルフクラブ。
  3. 上記ヘッド重量Whが0.190kg以上である請求項1又は2に記載のゴルフクラブ。
  4. 上記グリップの重量が40g以下である請求項1から3のいずれかに記載のゴルフクラブ。
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