JP4528031B2 - 架橋された複素環高分子およびそれからの繊維成型体 - Google Patents

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本発明は、架橋された剛直系複素環高分子、その製造方法、およびそれからの繊維成型体に関する。
ポリベンゾビスオキサゾール系化合物については広範な紹介例があり(特許文献1)、架橋されたベンゾビスアゾール繊維については例えばメチル置換基を有するベンズビチアゾールを重合、紡糸し得られた繊維を高温処理にて架橋させるといった報告が有る(非特許文献1)。
国際公開第85/04178号パンフレット Journal of Applied Polymer Science VOL.73 305−314 (1999)
本発明の目的は、剛直系複素環高分子に分子間共有結合を導入し機械特性に優れた高分子、および繊維成形体を提供するというものである。
本発明は架橋された剛直系複素環高分子、その製造方法、およびそれからの繊維成型体である。
本発明は下記式(A)及びまたは(B)
(上記式(A)、(B)において、XはO、S、またはNHのいずれかを表し、Arは炭素数6〜20の4価の芳香族基を表わし,Ar
の群から選ばれる少なくとも一種の芳香族基を表す。)
で表わされる繰り返し単位からなる0.5g/100mlの濃度のメタンスルホン酸溶液で25℃にて測定した還元粘度が0.05〜100dl/gである剛直系複素環高分子100重量部に対しホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、パラホルムアルデヒド、グルタールアルデヒド、およびヘキサメチレンテトラミンからなる群より選ばれる少なくとも1種を1重量部〜150重量部接触して得られる架橋された複素環高分子、それからなる繊維成形体、及びその製造方法を提供する事にある。
本発明により機械特性に優れた繊維成形体を提供することができる。
(複素環高分子)
本発明における複素環高分子は下記式(A)及びまたは(B)
(上記式(A)、(B)において、XはO、S、またはNHのいずれかを表し、Arは炭素数6〜20の4価の芳香族基を表わし,Ar
の群から選ばれる少なくとも一種の芳香族基を表す。)
で表わされる繰り返し単位からなる0.5g/100mlの濃度のメタンスルホン酸溶液で25℃にて測定した還元粘度が0.05〜100dl/gである複素環高分子である。
上記式(A)、(B)中、XはO、S、またはNHのいずれかを表し、好ましくはSあるいはOのいずれかひとつから選ばれるものである。
上記式(A)、(B)中のArの好ましい構造は
及びまたは
であるが、これに限定されるものではない。
上記式(A)、(B)中のArは以下の群から選ばれる少なくとも一種の芳香族基で
る。
剛直系複素環高分子の還元粘度は0.5g/100mlの濃度のメタンスルホン酸溶液で25℃にて測定した値が0.05〜200dl/gの範囲のものである。還元粘度の好ましい範囲は1.0〜100dl/g、さらに好ましくは10〜80dl/gである。
(複素環高分子の製造方法について)
複素環高分子(A)、及びまたは(B)は、次の方法によって良好な生産性で工業的に製造することができる。
すなわち下記式(C)、または(D)
(C)
(D)
(上記式(C)、(D)において、XはO、S、またはNHのいずれかを表し、Arは炭素数6〜20の4価の芳香族基を表わし、また(C)、(D)は塩酸塩でも構わない。)
で表わされる芳香族アミン誘導体およびその塩酸塩からなる群から選択される少なくとも1種と、下記式(E)
(R,R’は各々独立に水素あるいは炭素数6〜20の芳香族基であり、Ar
の群から選ばれる少なくとも一種の芳香族基を表す。)
で表わされる芳香族ジカルボン酸誘導体の少なくとも1種とを反応させる方法が挙げられる。
上記式(C)、(D)におけるArは全芳香族アゾールの組成に関して説明したArと同じであり、また、一般式(E)におけるR,R’,は各々独立に、水素あるいは炭素数6〜20の1価の芳香族基を表わし、芳香族基の具体例はフェニレン基、ナフタレン基、ビフェニレン基、イソプロピリデンジフェニル基、ジフェニルエーテル基、ジフェニルスルフィド基、ジフェニルスルホン基、ジフェニルケトン基等である。これらの芳香族基の水素原子のうち1つまたは複数が各々独立にフッ素、塩素、臭素等のハロゲン基;メチル基、エチル基、プロピル基、ヘキシル基等の炭素数1〜6のアルキル基;シクロペンチル基、シクロヘキシル基等の炭素数5〜10のシクロアルキル基;メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基等のアルコキシカルボニル基等で置換されていてもよい。
各モノマー(反応成分)のモル数が下記数式(1)
0.8≦ (c+d)/e ≦1.2 (1)
(上記式中cは上記式(C)で表される芳香族アミン誘導体、dは上記式(D)で表される芳香族アミン誘導体、eは上記式(E)で表される芳香族ジカルボン酸誘導体の各仕込みモル数である。)
を満たすことが好ましい(c+d)/eが0.8より小さい場合や1.2より大きい場合には、重合度の十分なポリマーを得ることが困難である場合がある。(c+d)/eの下限としては、0.9以上が適当であり、より好ましくは0.93以上、さらに好ましくは0.95以上である。また、(c+d)/eの上限としては、1.1以下が適当であり、より好ましくは1.07以下、さらに好ましくは1.05以下である。従って、本発明における(c+d)/eの最適範囲は0.95≦(c+d)/e≦1.05ということができる。
(C)、(D)はそれぞれ単独で用いても、併用してもよく、(C):(D)のモル比は0:100〜100:0の任意の比率で適宜選択できる。
反応は、溶媒中で行う反応、無溶媒の加熱溶融反応のいずれも採用できるが、例えば、後述する反応溶媒中で攪拌下に加熱反応させるのが好ましい。反応温度は、50℃から500℃が好ましく、100℃から350℃がさらに好ましい。50℃より温度が低いと反応が進まず、500℃より温度が高いとあるいは分解等の副反応が起こりやすくなるためである。反応時間は温度条件にもよるが、通常は1時間から数十時間である。反応は加圧下から減圧下で行うことができる。
反応は、通常、無触媒でも進行するが、必要に応じてエステル交換触媒を用いてもよい。本発明で用いるエステル交換触媒としては三酸化アンチモンといったアンチモン化合物、酢酸第一錫、塩化錫、オクチル酸錫、ジブチル錫オキシド、ジブチル錫ジアセテートといった錫化合物、酢酸カルシウムのようなアルカリ土類金属塩、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムのようなアルカリ金属塩等、亜リン酸ジフェニル、亜リン酸トリフェニル等の亜リン酸を例示することができる。
反応に際しては、必要に応じて溶媒を用いることが出来る。好ましい溶媒としては1―メチル―2−ピロリドン、1―シクロヘキシル−2―ピロリドン、ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシド、ジフェニルエーテル、ジフェニルスルホン、ジクロロメタン、クロロロホルム、テトラヒドロフラン、o−クレゾール、m−クレゾール、p−クレゾール、りん酸、ポリりん酸等を挙げることが出来るがこれに限定されるものではない。
剛直系複素環高分子の分解及び着色を防ぐため、反応は乾燥した不活性ガス雰囲気下で行うことが望ましい。
このようにして製造される剛直系複素環高分子の還元粘度は、0.5g/100mlの濃度のメタンスルホン酸溶液で25℃にて測定した値が0.05〜200dl/gの範囲のものである。本発明の剛直系複素環高分子の還元粘度の好ましい範囲は1.0〜100dl/g、さらに好ましくは10〜80dl/gである。
(架橋反応)
上記記載の剛直系複素環高分子100重量部に対し、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、パラホルムアルデヒド、グルタールアルデヒド、およびヘキサメチレンテトラミンからなる群より選ばれる少なくとも1種を1重量部〜150重量部接触させることにより架橋反応させ、架橋された剛直系複素環高分子を得ることができる。
好ましい架橋剤は、ホルムアルデヒド、ヘキサメチレンテトラミンで有るがこれに限定されるものではない。
架橋反応の温度は−30℃から1000℃好ましくは50℃から300℃である。架橋方法は成型前にポリマードープに加える方法、成型時に凝固浴に浸漬、及びまたは洗浄浴に浸漬することに加え成型し架橋することも好ましく利用できる。
(繊維成型体)
上記記載の剛直系複素環高分子を紡糸することにより繊維成型体を得ることができる。
本発明の繊維成型体の紡糸方法は湿式紡糸、ドライジェット紡糸が好ましく利用できる。紡糸の際、上記記載の重合方法により得られた剛直系複素環高分子を溶媒に溶かしポリマードープとする、あるいは、溶液重合によって得られた反応溶液をそのままポリマードープとして用いることが出来る。
紡糸において溶媒を除去する際に用いる洗浄溶媒としては、既に架橋剤について述べたとおり、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、パラホルムアルデヒド、グルタールアルデヒド、ヘキサメチレンテトラミンの水溶液、またはアルコール等の有機溶媒の溶液が好ましく挙げられるがこれに限定されるものではない。
上記溶液に浸漬し溶媒を除去した後、−30℃から1000℃好ましくは50℃から300℃にて加熱処理を行う事により本発明の繊維成型体を得る事が出来る。
熱処理の際成型体に緊張を加えることも好ましく使用される。
以下、実施例により本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はこれらによっていささかも限定されるものではない。なお、以下の実施例における各測定値は次の方法により求めた値である。
(1)還元粘度:0.5g/100mlの濃度のメタンスルホン酸溶液で25℃にて測定した値である。
(2)機械特性:オリエンテック株式会社製テンシロン万能試験機1225Aにより引っ張り試験を行い、弾性率を求めた。
(3)架橋の進行の判断:得られた繊維をメタンスルホン酸に0.5g/100mlの濃度で溶解させた際のゲルの発生、及びIRスペクトル、広角X線写真により判断した。
<参考例1>(モノマーの合成)
4,6−ジアミノ−1,3−ベンゼンジオール二塩酸塩7重量部を、窒素で脱気した水33mlに溶解した。2,5−ジヒドロキシテレフタル酸6.180重量部を、1M水酸化ナトリウム水溶液64重量部に溶解し窒素で脱気した。4,6−ジアミノ−1,3−ベンゼンジオール二塩酸塩水溶液を、2,5−ジヒドロキシテレフタル酸二ナトリウム塩水溶液に10分間かけて滴下し、4,6−ジアミノ−1,3−ベンゼンジオール/2,5−ジヒドロキシテレフタル酸塩の白色沈殿を形成させた。この際、反応温度は90℃に維持した。得られた塩を、ろ過し、窒素で脱気した水3000重量部に分散混合し、再度ろ過を行った。この分散混合、ろ過操作を3回繰り返し行った。
<参考例2>(重合)
参考例1にて得られた4,6−ジアミノ−1,3−ベンゼンジオールの2,5−ジヒドロキシテレフタル酸塩13.1gにポリりん酸43.3重量部、5酸化りん15.0重量部、塩化スズ0.1重量部を加え80℃にて1時間攪拌混合した。その後2時間かけ150℃に昇温し150℃にて6時間攪拌を行った。その後1時間かけて200℃に昇温し200℃にて1時間反応を行った。得られたポリマーの還元粘度は15dl/gであった。
<参考例3>(モノマーの合成)
2,5−ジヒドロキシテレフタル酸6.180重量部の代わりにピリジンジカルボン酸5.213重量部を用いたほかは参考例1と同様の操作を行った。
<参考例4>(重合)
参考例3にて得られた4,6−ジアミノ−1,3−ベンゼンジオールのピリジンジカルボン酸塩を用いたほかは参考例2と同様の操作を行った。得られたポリマーの還元粘度は36dl/gであった。
[実施例1]
参考例2にて得られたポリマードープを孔径0.5mm、孔数1個のキャップを用いド−プ温度を180℃に保ち、2.0/minでイオン交換水の凝固浴に押し出した。キャップ面と凝固浴との距離は20cmとした。押し出した繊維は30m/minで巻取り、約40重量パーセントのヘキサメチレンテトラミン水溶液中で3時間浸漬を行い150℃で12時間減圧乾燥しフィラメントを得た。得られたフィラメントの弾性率を表1に示す。得られた繊維をメタンスルホン酸に0.5g/100mlの濃度で浸漬させたところ自己支持性のあるゲルが得られた。
[実施例2]
巻き取り速度を40m/minにしたほかは実施例1と同様の操作を行った。得られたフィラメントの弾性率を表1に示す。
得られたフィラメントのIRスペクトルを図1、広角X線写真を図2にしめす。
[比較例1]
ヘキサメチレンテトラミン水溶液に代えてイオン交換水中に3時間浸漬したほかは実施例1と同様の操作を行った。0.5g/100mlの濃度でメタンスルホン酸に溶解させたところ均一な溶液が得られた。得られたフィラメントの弾性率を表1に示す。
[比較例2]
巻き取り速度を40m/minにしたほかは比較例1と同様の操作を行った。得られたフィラメントの弾性率を表1に示す。
得られたフィラメントのIRスペクトルを図3、及び広角X線写真を図4にしめす。
[実施例3]
参考例4にて得られたポリマードープを孔径0.5mm、孔数1個のキャップを用いド−プ温度を180℃に保ち、2.0/minでイオン交換水の凝固浴に押し出した。キャップ面と凝固浴との距離は20cmとした。押し出した繊維は75m/minで巻取り、約40重量パーセントのヘキサメチレンテトラミン水溶液中で3時間浸漬を行い150℃で12時間減圧乾燥しフィラメントを得た。得られたフィラメントの弾性率を表2に示す。得られた繊維をメタンスルホン酸に0.5g/100mlの濃度で浸漬させたところ自己支持性のあるゲルが得られた。
[実施例4]
巻き取り速度を140m/minにしたほかは実施例3と同様の操作を行った。得られたフィラメントの弾性率を表2に示す。
得られたフィラメントの広角X線写真を図5に示す。
[比較例3]
ヘキサメチレンテトラミン水溶液に代えてイオン交換水中に浸漬したほかは実施例1と同様の操作を行った。0.5g/100mlの濃度でメタンスルホン酸に溶解させたところ均一な溶液が得られた。得られたフィラメントの弾性率を表2に示す。
[比較例4]
巻き取り速度を140m/minにしたほかは比較例4と同様の操作を行った。得られたフィラメントの弾性率を表2に示す。
得られたフィラメントの広角X線写真を図6に示す。
実施例2で得られたフィラメントのIRスペクトル。 実施例2で得られたフィラメントの広角X線写真。 比較例2で得られたフィラメントのIRスペクトル。 比較例2で得られたフィラメントの広角X線写真。 実施例4で得られたフィラメントの広角X線写真。 比較例4で得られたフィラメントの広角X線写真。

Claims (4)

  1. 下記式(A)及び/または(B)
    (上記式(A)、(B)において、XはO、S、またはNHのいずれかを表し、Arは炭素数6〜20の4価の芳香族基を表わし,Ar
    の群から選ばれる少なくとも一種の芳香族基を表す。)
    で表わされる繰り返し単位からなる0.5g/100mlの濃度のメタンスルホン酸溶液で25℃にて測定した還元粘度が0.05〜200dl/gである剛直系複素環高分子100重量部に対し、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、パラホルムアルデヒド、グルタールアルデヒド、およびヘキサメチレンテトラミンからなる群より選ばれる少なくとも1種を1重量部〜150重量部接触させることにより得られる架橋された複素環高分子。
  2. 請求項1に記載の架橋された複素環高分子からなる繊維成形体。
  3. 下記式(A)及びまたは(B)
    (上記式(A)、(B)において、XはO、S、またはNHのいずれかを表し、Arは炭素数6〜20の4価の芳香族基を表わし,Ar
    の群から選ばれる少なくとも一種の芳香族基を表す。)
    で表わされる繰り返し単位からなる剛直系複素環高分子100重量部と、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、パラホルムアルデヒド、グルタールアルデヒド、およびヘキサメチレンテトラミンからなる群より選ばれる少なくとも1種とを1重量部〜150重量部接触させることを特徴とする架橋された複素環高分子の製造方法。
  4. 下記式(A)及びまたは(B)
    (上記式(A)、(B)において、XはO、S、またはNHのいずれかを表し、Arは炭素数6〜20の4価の芳香族基を表わし,Ar
    の群から選ばれる少なくとも一種の芳香族基を表す。)
    で表わされる繰り返し単位からなる剛直系複素環高分子を、湿式紡糸あるいはドライジェット紡糸により紡糸して、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、パラホルムアルデヒド、グルタールアルデヒド、およびヘキサメチレンテトラミンからなる群より選ばれる少なくとも1種類の溶液に浸漬することを特徴とする架橋された複素環高分子からなる繊維成型体の製造方法。
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