JP4526242B2 - ピールタイプ・ブラインドリベット - Google Patents

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    • F16B19/00Bolts without screw-thread; Pins, including deformable elements; Rivets
    • F16B19/04Rivets; Spigots or the like fastened by riveting
    • F16B19/08Hollow rivets; Multi-part rivets
    • F16B19/10Hollow rivets; Multi-part rivets fastened by expanding mechanically
    • F16B19/1027Multi-part rivets
    • F16B19/1036Blind rivets
    • F16B19/1045Blind rivets fastened by a pull - mandrel or the like
    • F16B19/1054Blind rivets fastened by a pull - mandrel or the like the pull-mandrel or the like being frangible

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ブラインドリベットに関し、より具体的には、ピールタイプ・ブラインドリベットに関する。
【0002】
【従来の技術】
ブラインドリベットは、取付対象片の一方の側から一つ又はそれ以上の取付対象片の孔の中に取り付けられる。ブラインドリベットは、典型的には、一端にフランジが付いた外側管状シェルと、ステムと該シェルの一端の半径方向に拡大された頭部とを有するマンドレルとを含む。マンドレルの半径方向に拡大された頭部の周囲は、リベットシェルの周囲と同じ寸法であるか、又は僅かに小さいので、両部品を前面から一緒に取付対象片の中に挿入することができる。リベットシェルは、フランジ付き端部がオペーレータ側になるように取付対象片の孔の中に配置され、マンドレルステムは、拡大頭部が該取付対象片の後ろ側になるように管状シェルの中に延びる。リベット取付工程の間、リベットシェルのフランジは、取付工具によって支持され、該工具によりマンドレルのステムに引張荷重がかけられて、該マンドレルの拡大頭部がリベットの管状シェルの遠位端面に接触するまで、リベットのシェルを通して引っ張られる。さらに、マンドレルステムの引張荷重により、シェルの遠位端がつぶれ、何らかの方法で取付対象片の後ろ側に接触するようになる。シェルの遠位端のつぶれ方は、リベットの種類によって決まる。したがって、取付対象片は、リベットシェルのつぶれた遠位端と該リベットシェルの前部フランジとの間にしっかりとつかまれる。
【0003】
周知のピールタイプ・ブラインドリベットにおいて、拡大されたマンドレル頭部には、一般に、該マンドレル頭部の下に典型的には4つの縁部である多数の縁部が設けられる。これの効果は、取付工程中にリベットシェルの遠位端がセグメント又は花弁に分断されることである(セグメント又は花弁の数は、マンドレル頭部の下の縁部の数に対応する)。セグメント又は花弁は、取付対象片の後ろ側に広がり、該取付対象片の裏面に広い接地面積を形成する。したがって、ピールタイプ・リベットにおいて、シェルの遠位端のつぶれ方は、セグメント又は花弁に分断することにより、めくり返して取付対象片の後ろ側に接触させるというものである。
【0004】
周知のピールタイプ・ブラインドリベットにおいては、取付工程が完了する際に、最大の引張荷重によりマンドレルステムが破断される(通常、該ステムは、この破断を強化するように狭窄されている)。これにより、歪みエネルギーが放出される。エネルギーの放出は、引き剥がされたシェルの端部に一時的に留まっていたマンドレル頭部の部品をその位置から切り離し、前に引き込まれた方向とは反対の方向に移動させる。したがって、マンドレル頭部及びマンドレルシャンクの残りの部分は、リベットシェルから切り離される。
ピールタイプ・ブラインドリベットからマンドレル頭部を切り離すことが望ましくない場合がある。例えば、リベットが可動部品の近くに取り付けられる場合、或いは電気機器が取り付けられる場合には、切り離すことが望ましくない。
GB−A−2,351,538号により、別の種類のブラインドリベット(自動プラッギング・ブラインドリベット)において、取り付けられたブラインドリベット内にマンドレル頭部を保持する手段を設けることが知られている。この参考文献によると、マンドレルのステムに複数の軸方向の凹部が設けられ、各々の凹部上に、突出部又はバー部材が形成される。リベットが取り付けられるとき、シェルは、凹部に隣接する領域において変形し、各々の突出部又はバー部材を取り囲む。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、マンドレル頭部が、取り付けられたシェルから切り離されるのを実質的に防止する手段と、該マンドレル頭部をリベットシェル本体内に保持するための手段とを有するピールタイプ・ブラインドリベットを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、一つ又はそれ以上の取付対象片の孔に固定するためのピールタイプ・ブラインドリベットを提供するものであり、該リベットは、
フランジの付いた前面と遠位端とを有する管状シェルと、
頭部の下に複数の縁部を有する拡大された頭部端と該拡大頭部から延びるステムとを有するマンドレルと、
を含み、該ステムは、該マンドレルの該拡大頭部が取付対象片の後ろ側になるように該管状シェルを通過するように配置され、
該ステムは、その表面から突出する一つ又はそれ以上の突出部を含み、
リベット取付工程中、マンドレルのステムに引張荷重がかけられ、これにより該マンドレルの拡大頭部の下の縁部が、シェルの遠位端を複数のセグメントに分断させて、該複数のセグメントが取付対象片の後ろ側に係合するようにし、リベット本体のシェルが、突出物の周りで変形するようになっている。
【0007】
突出部の周りにおけるリベット本体シェルの変形は、マンドレル頭部がシェル内に保持されることを意味する。
マンドレルの周囲の周りに間隔をおいて配置された複数の突出部が設けられることが好ましい。これらは、マンドレルステムに沿って同じ長手方向位置に位置させることができ、或いは、ステムに沿って長手方向に間隔をおいて位置させることができる。直径方向に相対する一つ又はそれ以上の対の突出部が設けられることが好ましい。
マンドレルステムは、予め狭窄した部分を含むことが好ましく、これにより、リベット取付工程中にマンドレルに引張荷重がかけられると、ステムが該予め狭窄した部分で破断するようになる。この場合、マンドレルの破断に続いて歪みエネルギーが放出される。シェル内の突出部により、マンドレル頭部をマンドレルの破断前に引っ張られた方向と逆の方向に作用する反対向きの力に対して保持できることが本発明の利点である。
【0008】
拡大頭部と予め狭窄した部分との間において、マンドレルステムの部分が頭部シャフト部を定め、突出部が該頭部シャフト部の表面上に配置されることが好ましい。典型的には、このような頭部シャフト部は、3mmから5mmの長さであり、約4mmの長さであることが好ましい。このような頭部シャフト部の断面は如何なる形状にすることもできる。一つの好ましい実施形態において、頭部シャフト部の断面は、円形である。ステムの残りの部分の断面は、如何なる形状にすることもできるが、断面が円形であることが好ましい。頭部シャフト部及びマンドレルステムの残りの部分双方の断面が円形である場合には、該頭部シャフト部は、マンドレルステムの残りの部分と同じ直径であることが好ましいが、これより小さくすることも、又は大きくすることもできる。別の好ましい実施形態において、頭部シャフト部の断面は直線で囲まれた形状、好ましくは正方形である。直線で囲まれた形状、特に正方形の断面をもつ頭部シャフト部の利点は、マンドレルを製造する工具が低価格になることであり、実際、取付け中、直線で囲まれた形状の断面をもつ頭部シャフト部は、マンドレル頭部をリベットの中央位置に保持し案内するのを助ける。直線で囲まれた形状の断面をもつ頭部シャフト部が、円筒形の残りのステム部分と組合せて用いられる場合には、該頭部シャフトの長手方向の縁部が、円筒形の残りのステム部分の両側と合致することが好ましい。
【0009】
当業者には明らかなように、マンドレル頭部をリベット本体内に保持するためには、マンドレルのステム上にある突出部を如何なる形状にしてもよい。一つの実施形態において、突出部は、マンドレルのステムの表面に膨出部を含む。膨らんだ突出部が、円形の断面をもつマンドレルステムと共に用いるために特に適しているが、該突出部は、どんな形状のマンドレルステムに用いることもできる。別の実施形態において、突出部は、マンドレル頭部シャフト又はステムの表面を横切って、好ましくはリベットの軸線に垂直な方向に延びるバー部材を含む。バー形状の突出部は、直線で囲まれた形状の、特に正方向の断面をもつマンドレルステムと共に用いるのに特に適しているが、これをどんな形状のマンドレルステムに用いることもできる。異なる形状の突出部の組合せを用いることもできる。
【0010】
マンドレルステムの周りの反対側の位置、例えば、直径方向に相対する位置に配置されるように2つの突出部が設けられることが好ましい。
別の実施形態において、4つの突出部が設けられ、第1の面において、第1の対の突出部が、マンドレルステムの周りの相対する位置に配置され、第2の面において、第2の対の突出部が、マンドレルステムの周りの相対する位置に配置され、該第2の面は、該第1の面から90°の位置とされる。この実施形態において、第2の対の突出部は、マンドレルのステムに沿って第1の対の突出部から長手方向に間隔をおいて配置されることが好ましい。
リベットのマンドレルステムの周りに、好ましくは突出部の間に、凹部を設けることもできる。取付工程中、これらが変形されたシェル材料を受けるようにすることが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施形態を、添付図面を参照しながら例としてだけ説明する。
図1A及び図1Bを参照すると、これらは、それぞれ取付け前と取付け後の従来技術によるピールタイプ・リベットを示す。図1Aから、周知のリベット2が、フランジ付き頭部6を有する外側円筒形シェル4を含むことが分る。リベットが取り付けられるとき、フランジ付き頭部6が、取付対象片の前方のオペレータ側になる。リベット2はまた、拡大頭部10を備えた遠位端で終端する中実の円筒形ステム8を有するマンドレルをも含む。マンドレルの拡大頭部10の下側には4つの切断縁12がある(図1には2つが見える)。マンドレルのステム8は、該ステム8の長さに沿って所定の距離で該ステムの周囲に4つの凹部14を設けることにより予め狭窄される。
【0012】
図1Bは、取付け後の図1のリベット2を示す。シェルとマンドレルとから成るリベット2は、前方から取付対象片16及び18の孔の中に配置され、次に、取付工程の間に引張荷重がマンドレルステム8にかけられ、これを該取付対象片の前方に向けて(すなわち、図の下方に)引っ張る。この工程中、マンドレル頭部10の下の縁部12が、シェル4の遠位端を4つのセグメント又は花弁20に分断させ、これらのセグメント又は花弁は、取付対象片16及び18の後ろ側に押し当たって広がり、これにより該片16及び18が、広げられた花弁20とシェルフランジ6との間に互いに保持されるようになる。取付工程が完了するときに、引張荷重が最大になると、マンドレルステム8は、予め狭窄した部分14で破断し、それに続くエネルギーの放出によりマンドレル頭部10がリベット本体から切り離される。
【0013】
図2から図5までは、本発明によるピールタイプ・ブラインドリベットを示す。
図2Aにおいて、取付け前の第1の実施形態によるブラインドリベット22が示される。このブラインドリベット22は、フランジ付き端部26を有する管状シェル24を含む。予め狭窄した部分34を有するステム28と、下側に4つの切断縁32を有する拡大頭部30とを有するマンドレルが設けられる。拡大頭部30と予め狭窄した部分34との間のマンドレルステムの長さが、約4mmの長さの頭部シャフト部35を定める。頭部シャフト部35は、ほぼ円筒形、即ち断面が円形であり、該頭部シャフト部の円筒面上にある直径方向に相対する膨出部36の形態の2つの突出部と、該円筒形の頭部シャフト部35の外面内に切り込まれた平坦な面の形態の直径方向に相対する2つの凹部38とを含む。2つの膨出部36及び2つの凹部38は、頭部シャフト部35に沿った同じ長手方向地点にあり、互いに周方向に間隔をおいて配置される。円筒形の頭部シャフト部は、マンドレルステム28の残りの部分と同じ直径を有する。
【0014】
図2B及び図2Cは、取付け後の図2Aのブラインドリベットを示す。図1の従来技術のリベットにおけるように、マンドレルの頭部30の縁部32が、シェル24の遠位端を4つの花弁40に分断させ、取付対象片16及び18の後ろ側に沿って広がらせる。しかしながら、この場合はまた、かけられた引張力により、シェル24の材料が各々の膨出部36の周りに変形させられてくぼんだ凹部38の中に押し込められる。このシェル24の材料の変形は、図2Cの前方に傾斜した斜線部分を点線の輪郭と比べることにより分かる。図2Cにおいて、同様に図3C、図3D、図4C、図5C及び図5Dにおいても、前方に傾斜した斜線部分は、取付け後のシェルの位置を示し。点線の輪郭は、取付け前のシェルの位置を示す。
この場合、従来技術と対照的に、取付工程が完了した際に、引張荷重が最大となったときに、マンドレルステム28は既に述べたように予め狭窄した部分34で破断するが、マンドレル頭部30に接続された頭部シャフト部が、膨出部36の周り及びマンドレルステム28の凹部38の中に移動し変形されたシェル材料によって所定の位置にしっかりと保持されるので、これに続くエネルギーの放出は、リベット本体24から該マンドレル頭部30を切り離すことができない。また、地点39における半径方向外方への変形が、シェル24を圧迫し、取付対象片16及び18の孔の内面の少なくとも一部と緊密に合致させる。
【0015】
図3Aから図3Dまでは、本発明によるリベットの第2の実施形態を示す。図2の第1の実施形態に比べて同じ部品には同じ符号番号が与えられる。図2の実施形態と同じように、マンドレルステム28の頭部シャフト部35’は、ほぼ円筒形、即ち断面が円形であり、該マンドレルステム28の残りの部分と同じ直径を有する。しかしながら、図2によるリベットの第1の実施形態において存在する膨出部36及び凹部38に加えて、図3の実施形態の頭部シャフト部35’は、第2の対の直径方向に相対する膨出部46及び直径方向に相対する凹部48をも含む。第2の対の膨出部46及び凹部48は、第1の対の膨出部36及び凹部38から長手方向に間隔をおいて配置される。また、膨出部36は、凹部48と同じ面内にあり、凹部38は、膨出部46と同じ面内にある。特に図3C及び図3Dの断面図を見ると、シェル24からの材料が外方に圧迫され、よって頭部シャフト部35’の周囲の4つの地点41において、取付対象片16及び18の孔と合致するようになること、及びシェル材料が4つの膨出部の周りに圧迫され、4つの凹部の中に押し込まれることが分かる。したがって、マンドレル頭部30及び頭部シャフト部35’をシェル内への固定、及びリベットの取付対象片16及び18内への固定が、図2の実施形態に比べて強化される。
【0016】
図4Aから図4Cまでは、本発明によるブラインドリベットの第3の実施形態を示す。既に述べたように、これまでの実施形態と比べると、同じ参照番号が同じ部品を指す。この場合、マンドレルの頭部シャンク部35’’の断面は、正方形である。この頭部シャンク部35’’は、正方形の断面を有する該頭部シャンク部35’’の相対する面51を横切って延びる直径方向に相対するバー50の形態の2つの突出部を含む。バー50は、面51を横切って、マンドレルの軸線に垂直な方向に延びる。正方形の断面を有する頭部シャンク部35’’の2つの介在面が、図4Aから図4Cまでにおいて52で参照される。取付工程の間、シェル材料は、バー50の周りに変形され、該バー50の周りの面51によって表される凹部の中、及び面52により表される凹部の中に押し込められる。したがって、この材料の変形は、取付工程の間にマンドレル頭部30が切り離されることを防ぐ。材料はまた、地点54において外方にも変形する(図4C参照)。地点54における変形によって、リベットシェル24が圧迫され、取付対象片16及び18の孔の内面と接触するようになる。
【0017】
図5Aから図5Dまでは、本発明によるブラインドリベットの第4の実施形態を示す。既に述べたように、これまでの実施形態に比べると、同じ参照番号が同じ部品を指す。図4の実施形態におけるように、マンドレルの頭部シャンク部35’’’の断面は正方形である。しかしながら、この場合、頭部シャンク部35’’’は、正方形の断面を有する該頭部シャンク部35’’’の相対する平坦な面51を横切って延びる直径方向に相対する2つのバー50だけでなく、正方形の断面を有する該頭部シャンク部35’’’の直径方向に相対する他の平坦な面52を横切って延びる直径方向に相対する第2の対のバー56を、リベット軸線に垂直な方向に含む。各対のバー50及び56は、他の対のバー54及び56から長手方向に間隔をおいて配置される。特に図5C及び図5Dの断面図を見ると、シェル24からの材料が外方に圧迫され、よって頭部シャフト部35’’’の周囲の4つの地点62において、取付対象片16及び18の孔と合致するようになること、及びシェル材料が4つのバー50及び56の周りに圧迫されて、バー50と56の周り及び間に平坦な面51及び52を押し当てるようになる。したがって、マンドレル頭部30及び頭部シャフト部35のシェル24内への固定、及びリベットシェル24の取付対象片16及び18内への固定が、図4の実施形態に比べて強化される。
【図面の簡単な説明】
【図1A】取付け前の従来技術によるピールタイプ・ブラインドリベットを通る長手方向の断面である。
【図1B】取付け後の図1Aのリベットを通る縦断面である。
【図2A】取付け前の本発明によるピールタイプ・ブラインドリベットの第1の実施形態を通る縦断面である。
【図2B】取付け後の図2Aのリベットを通る縦断面である。
【図2C】図2Bの線A−Aに沿った断面図である。
【図3A】取付け前の本発明によるピールタイプ・ブラインドリベットの第2の実施形態を通る縦断面である。
【図3B】取付け後の図3Aのリベットを通る縦断面である。
【図3C】図3Bの線A−Aに沿った断面図である。
【図3D】図3Bの線B−Bに沿った断面図である。
【図4A】取付け前の本発明によるピールタイプ・ブラインドリベットの第3の実施形態を通る縦断面である。
【図4B】取付け後の図4Aのリベットを通る縦断面である。
【図4C】図4Bの線A−Aに沿った断面図である。
【図5A】取付け前の本発明によるピールタイプ・ブラインドリベットの第4の実施形態を通る縦断面である。
【図5B】取付け後の図5Aのリベットを通る縦断面である。
【図5C】図5Bの線A−Aに沿った断面図である。
【図5D】図5Bの線B−Bに沿った断面図である。
【符号の説明】
2、22 リベット
4、24 シェル
6、26 フランジ
8、28 ステム
10、30 拡大頭部
12、32 切断縁
14 凹部
16、18 取付対象片
20 花弁
35 頭部シャフト部
36、46 膨出部
38、48 凹部
50、56 バー

Claims (9)

  1. 一つ又はそれ以上の取付対象片の孔に固定するためのピールタイプ・ブラインドリベットであって、前記リベットが、
    フランジの付いた前面と遠位端とを有する管状シェルと、
    頭部の下に複数の縁部を有する拡大された頭部端と、前記拡大頭部から延びるステムとを有するマンドレルと、
    を備え、
    前記ステム、前記マンドレルの前記拡大頭部が前記取付対象片の後ろ側になるように前記管状シェルを通して配置され、
    前記ステムは、予め狭窄した部分を有し、リベット取付工程中に前記マンドレルの前記ステムに引っ張り力が作用したとき該ステムが前記狭窄した部分において破断するようになっており
    前記ステムには、前記拡大頭部と前記狭窄した部分との間に頭部シャフト部が形成されており、前記頭部シャフト部は、直径方向相対向する位置において表面から突出する突出部と直径方向相対向する位置にある凹部とを備え、前記突出部と前記凹部とは、前記拡大頭部から同じ軸方向距離にあり、かつ、周方向に互いに離れており、
    リベット取付工程中、前記マンドレルの前記ステムに引張荷重がかけられ、該マンドレルの前記拡大頭部の下の前記縁部が、前記シェルの遠位端を複数のセグメントに分断させて該複数のセグメントが前記取付対象片の後ろ側に係合し、かつ、前記シェルの材料が前記凹部内に入り込むように、リベット本体の前記シェルが前記突出部の周りで変形するようになった
    ことを特徴とするピールタイプ・ブラインドリベット。
  2. 前記頭部シャフト部が、3mmから5mmまでの長さであることを特徴とする請求項に記載のリベット。
  3. 前記頭部シャフト部の断面が円形であることを特徴とする請求項又は請求項に記載のリベット。
  4. 前記頭部シャフト部の断面が多角形形状であることを特徴とする請求項又は請求項に記載のリベット。
  5. 前記突出が、前記マンドレルの前記ステムの表面上の膨出部を構成することを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のリベット。
  6. 前記突出が、前記マンドレルの前記ステムの表面を横切って延びるバー部材を構成することを特徴とする請求項1から請求項までのいずれか1項に記載のリベット。
  7. 前記凹部は、前記頭部シャフト部の円筒形表面を切り落として形成された平坦面の形状であることを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載のリベット。
  8. 前記マンドレルステムの周囲で反対側の位置に配置された2つの突出部を備えることを特徴とする請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載のリベット。
  9. 4つの突出部及び4つの凹部を備え、第1の対の前記突出部が、第1の面において前記マンドレルステムの周りの直径方向相対向する位置に配置され、前記マンドレルの前記拡大頭部から第1の軸線方向距離にあり、第2の対の前記突出部前記第1の面から90°の位置にある第2の面において前記マンドレルステム周りの直径方向相対向する位置に配置され、前記マンドレルの前記拡大頭部から第2の軸線方向距離にあり、第1の対の前記凹部が、前記第2の面において前記マンドレルステムの周りの直径方向相対向する位置に配置され、前記マンドレルの前記拡大頭部から前記第1の軸線方向距離にあり、第2の対の前記凹部が、前記第1の面において前記マンドレルステムの周りの直径方向相対向する位置に配置され、前記マンドレルの前記拡大頭部から前記第2の軸線方向距離にあることを特徴とする請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載のリベット。
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