JP2003166514A - ブラインドリベット - Google Patents

ブラインドリベット

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JP2003166514A
JP2003166514A JP2001365501A JP2001365501A JP2003166514A JP 2003166514 A JP2003166514 A JP 2003166514A JP 2001365501 A JP2001365501 A JP 2001365501A JP 2001365501 A JP2001365501 A JP 2001365501A JP 2003166514 A JP2003166514 A JP 2003166514A
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shaft portion
rivet body
mandrel
flange
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JP2001365501A
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Koji Shibata
浩司 柴田
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Nippon Pop Rivets and Fasteners Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の被取付部材の間に隙間を確保して、一
つの被取付部材に対して他の被取付部材を締結後のリベ
ット本体軸部の回りに相互に回転できるように連結する
ブラインドリベットを低価格で提供する。 【解決手段】 ブラインドリベット1は、フランジ6を
有する中空のリベット本体2と、リベット本体の中空穴
に挿入されるマンドレル3から成り、マンドレル頭部1
0は、リベット本体軸部5の端部7に対面する面が、リ
ベット本体軸部の外径とほぼ同等の大径部から該リベッ
ト本体軸部の内径より小径のマンドレル軸部に向う斜面
14として形成され、リベット本体軸部5の外周面に
は、フランジ6から被取付部材厚さに等しい長さの位置
よりやや離れた位置に周溝15が形成され、マンドレル
軸部の破断部分11は、リベット本体軸部端部7から周
溝15までのリベット本体軸部部分を拡径変形させるが
周溝15からフランジ6までのリベット本体軸部部分を
殆ど変形させない力で破断するように形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リベット本体とリ
ベット本体の中空穴に挿入される長いマンドレルから成
り、マンドレルを強く引っ張ってリベット本体の軸部を
拡径変形させて、その変形軸部部分とフランジとにより
パネル等の被取付部材に取付けられるブラインドリベッ
トに関し、特に、本発明のブラインドリベットは、印刷
回路基板を筐体に挿入及び抜出しするのに利用するエジ
ェクタを、その印刷回路基板に回転可能に留める回転軸
部として利用できるブラインドリベットに関する。
【0002】
【従来の技術】軸部及び該軸部の一端のフランジから成
る中空の金属製リベット本体と、該リベット本体の中空
穴に挿入される該リベット本体より長い金属製マンドレ
ルとから成り、マンドレルが、一端に形成された頭部が
リベット本体のフランジとは反対のリベット本体軸部端
部に位置するように挿入され、マンドレルを破断部分か
ら破断する程に強く引っ張ってリベット本体の軸部を拡
径するように変形させ、その変形軸部部分とフランジと
によりパネル等の被取付部材に取付けられるブラインド
リベットはよく知られている。そのブラインドリベット
の1例が、特開昭61−171910号公報に開示され
ている。そのブラインドリベットは、被取付部材がプラ
スチック製品のような剛性の低い部材に締結すると被取
付部材の取付穴を貫通してしまって、締結不良を引き起
こすことに対処する。マンドレル軸部には、破断小径部
と頭部との間に破断しない第2小径部が形成され、リベ
ット本体軸部には、マンドレル軸部の第2小径部に対応
する位置に縮径部が形成されており、公報の図7に示す
ように、マンドレルを引っ張ると、リベット本体軸部の
縮径部からフランジ側のリベット本体軸部部分が大きく
膨張するように変形するとともに、その縮径部の部分は
更に縮径するように変形して、プラスチック部材等の剛
性の低い部材であっても取付穴の貫通を防止し、しかも
強い締結力で取付けられる。また、リベット本体軸部の
縮径部は更に縮径してマンドレル軸部の第2小径部に密
接し、破断後のマンドレル頭部及び短い軸部部分は、リ
ベット本体軸部に空動きすることなく保持されて、締結
後の異音の発生を防止する。
【0003】特開平7−180712号公報には、キャ
ップ付きブラインドリベットが開示されている。このブ
ラインドリベットのリベット本体には筒状のプラスチッ
クキャップが被さっている。リベット本体軸部には周溝
が形成され、キャップの内側にはその周溝に嵌合する突
起が形成されて、キャップがリベット本体軸部から脱落
しないように形成されている。このキャップ付きブライ
ンドリベットも、公報の図3に明らかなように、周溝と
マンドレルヘッドとの間のリベット本体軸部部分が膨張
して、フランジと協働して被取付部材に強い締結力で取
付けられる。特開平5−209610号公報には、リベ
ット本体軸部に2つの周溝を形成したブラインドリベッ
トが開示されている。このブラインドリベットは、公報
の図2〜図4に示されるように、2つの周溝の間のリベ
ット本体軸部部分が膨張して、フランジと協働して被取
付部材に強い締結力で取付けられる。上記の3つの公報
に記載のブラインドリベットは、いずれも強い締結力で
例えば2つの被取付部材に締結され、それら2つの被取
付部材を強固に固定することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来のブライン
ドリベットは、複数の被取付部材を相互に強固に連結す
るのには適している。しかしながら、それらのブライン
ドリベットは、例えば、印刷回路基板を筐体に挿入及び
抜出しするのに利用するエジェクタを、その印刷回路基
板に回転可能に留める回転軸部として利用しようとして
も、エジェクタと回転基板とが強固に固定されてしま
い、エジェクタを回路基板に対して回転することは困難
であり、回転軸部として利用するのには不向きである。
【0005】実開平6−78610号公報(実用新案登
録第2607070号公報)に記載のブラインドリベッ
トは、例えばエジェクタと印刷回路基板の2つの被取付
部材に取付けられるが、両被取付部材の間に隙間を確保
して、一方の被取付部材に対して他方の被取付部材を締
結後のリベット本体軸部の回りに相互に回転できるよう
に連結する。このブラインドリベットでは、リベット本
体軸部が、2つの被取付部材の厚さ分だけフランジから
離れた位置から端部まで薄肉に形成されて、他の軸部部
分より変形し易く形成されている。マンドレルを引っ張
ると、先ず薄肉部分にマンドレル頭部が作用して、該薄
肉部分を拡径するように変形するが、2つの被取付部材
の厚さ分のリベット本体軸部部分は変形しない。その状
態で、更に引っ張ると、公報の段落番号0018に記載
のように、肉厚の変化による急激な衝撃力によってマン
ドレルが破断してしまい、2つの被取付部材の厚さ分の
リベット本体軸部部分は変形しないまま残り、リベット
本体軸部の薄肉部分の拡径変形部分とフランジとによっ
て2つの被取付部材は相互に連結される。そして、被取
付部材の厚さより長い長さのリベット本体軸部部分が変
形しないように確保されているので、一方の被取付部材
に対して他方の被取付部材をリベット本体軸部の回りに
回転することができる。しかし、このブラインドリベッ
トは、リベット本体軸部の端部(フランジとは反対の端
部)に、一定長さの薄肉部を形成することが必須であ
る。そのため、薄肉部の形成のための設備や工程を必要
としており、生産性の点で効率的でなく、ブラインドリ
ベットの価格を上げてしまう。
【0006】従って、本発明の目的は、複数の被取付部
材の間に隙間を確保して、一つの被取付部材に対して他
の被取付部材を締結後のリベット本体軸部の回りに相互
に回転できるように連結するブラインドリベットを低価
格で提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明は、軸部及び該軸部の一端のフランジから成
る中空のリベット本体と、該リベット本体の中空穴に挿
入される、リベット本体より長いマンドレルとから成
り、マンドレルは、一端に形成された頭部がリベット本
体のフランジとは反対のリベット本体軸部の端部に位置
するように挿入され、マンドレル軸部を小径の破断部分
から破断する程に強く引っ張ってリベット本体の軸部を
拡径するように変形させ、この変形軸部部分と前記フラ
ンジとによりパネル等の被取付部材に取付けられるブラ
インドリベットであって、前記マンドレル頭部は、前記
リベット本体の軸部の端部に対面する面が、該リベット
本体軸部の外径とほぼ同等の大径部から該リベット本体
軸部の内径より小径のマンドレル軸部に向う斜面として
形成されており、前記リベット本体軸部の外周面には、
前記フランジから前記被取付部材厚さに等しい長さの位
置よりやや離れた位置に周方向の周溝が形成されてお
り、マンドレル軸部の前記破断部分は、リベット本体軸
部の前記端部から前記周溝までのリベット本体軸部部分
を拡径変形させるが該周溝から前記フランジまでのリベ
ット本体軸部部分を殆ど変形させない力で破断するよう
に形成されていることを特徴とするブラインドリベット
を提供する。
【0008】かかるブラインドリベットにおいて、複数
の被取付部材の取付穴に、リベット本体軸部を挿入して
マンドレルを締結工具によって引っ張ると、マンドレル
頭部の斜面がリベット本体軸部を端部側から拡径するよ
うに変形し、その変形はリベット本体軸部の周溝の部分
に至るとそこで止まり、それ以上フランジ側のリベット
本体軸部部分への拡径変形は殆ど作用せずに、マンドレ
ル軸部が破断部分から破断する。複数の被取付部材は、
前記拡径変形したリベット本体軸部部分とリベット本体
のフランジとによって連結され、フランジと周溝までの
軸部長さは被取付部材の厚さよりも長く形成されている
ので、1つの被取付部材は他の被取付部材に対して、リ
ベット本体軸部の回りに回転することができる。特に、
ブラインドリベット本体軸部は、被取付部材の部分にお
いて拡径変形せず、周溝から端部側のリベット本体軸部
では確実に拡径変形するので、被取付部材は回転可能に
確実に締結できる。しかも、このブラインドリベットの
リベット本体軸部を、所定長さ薄肉に形成する工程及び
設備は必要がなく、単に、リベット本体軸部の外周面の
所定位置に周溝を形成するだけでよいので、その製造も
簡単であり、ブラインドリベットを低価格で提供でき
る。
【0009】上記ブラインドリベットにおいて、マンド
レル軸部の破断部分の破断力は、被取付部材のない状態
で締結するときに周溝からフランジまでのリベット本体
軸部部分を拡径変形させる最小の破断力の約2/3に選
定される。また、マンドレル頭部の斜面を円錐形状に形
成するのが好ましい。更に、前記周溝は、リベット本体
軸部の外周面の所定位置に、転造または絞りによって簡
単に形成できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の1実施形態につい
て、図面を参照しながら説明する。本発明の実施形態に
係るブラインドリベット1を図1に示す。図2は、図1
のブラインドリベット1からリベット本体2を除いて、
マンドレル3を単独で示す。図1及び図2において、ブ
ラインドリベット1は、中空の金属製リベット本体2
と、リベット本体2の中空穴に挿入される、リベット本
体2より長い金属製マンドレル3とから構成される。例
えば、マンドレル3は硬鋼線で作られ、リベット本体2
はアルミニウム合金で作られる。
【0011】リベット本体2は、軸部5と軸部5の一端
の大径のフランジ6から成り、全体が中空に形成されて
マンドレル3を収容するように形成されており、フラン
ジ6の反対側のリベット本体軸部の端部7は、開口して
いる。図示のリベット本体2において、フランジ6は円
形に形成され、軸部5は円筒の筒状体に形成されてい
る。マンドレル3は、図1及び図2に図示のように、リ
ベット本体軸部5より相当に長い軸部9と、リベット本
体軸部5の端部7の外径とほぼ同等の直径の又はやや大
径の頭部10とから形成されており、頭部10と軸部9
の境界部分は、他の軸部部分より小径の破断部分11が
形成されている。小径の破断部分11の位置は任意であ
るが、実施形態に示す位置に形成されると、破断後のマ
ンドレル3は、締結工具の回収ボックスに回収できるの
で、マンドレル3の殆どの部分が回収でき、回収率が高
く維持できる。なお、マンドレル軸部9には、破断部分
11に隣接して破断部分より大径であるが他のマンドレ
ル軸部部分より小径の第2小径部分13が形成されてい
る。マンドレル軸部9の長さは、リベット本体フランジ
6から突出して、その突出部分が締結工具(図示せず)
の先端の把持部材に十分に把持できる長さに形成され
る。また先端は、締結工具の先端へ挿入し易いように先
細に形成されている。
【0012】本発明において、マンドレル頭部10は、
リベット本体2の軸部5の端部7に対面する面が、リベ
ット本体軸部5の外径とほぼ同等の大径部からリベット
本体軸部5の内径より小径のマンドレル軸部9(実施形
態では、破断部分11)に向う斜面14として形成され
ている。この斜面形状は任意でよいが、円錐形状に形成
するのが簡単に成形できるので好ましい。しかし、例え
ば、角錐形状に形成することができ、あるいは、大径部
からマンドレル軸部9に連結する半球状の形状に形成す
ることもできる。この斜面14によって、マンドレル軸
部を強く引っ張ると、リベット本体軸部5は端部7を拡
径変形させるように作用する。
【0013】また、リベット本体2の軸部5の外周面に
は、フランジ6から被取付部材の厚さに等しい長さの位
置よりやや離れた位置に、周方向の周溝15が形成され
ている。更に詳しくは、周溝15は、複数の被取付部材
を合わせた板厚より長く、回転用の隙間分を確保する長
さ分だけフランジ6から離れた位置に形成される。周溝
15は、リベット本体軸部の外周面の所定位置に、例え
ば、転造または絞りによって簡単に形成することができ
る。周溝15は、そのリベット軸部部分を、他のリベッ
ト本体軸部部分より少し強度を低くして、リベット本体
軸部5の拡径変形の起点として作用するように設けられ
る。更に、マンドレル軸部9の破断部分11は、リベッ
ト本体軸部5の端部7から周溝15までのリベット本体
軸部部分を拡径変形させるが周溝15からフランジ6ま
でのリベット本体軸部部分を殆ど変形させない力で破断
するように形成されている。実施形態において、マンド
レル軸部の破断部分11の破断力は、被取付部材のない
状態で締結するときに周溝15からフランジ6までのリ
ベット本体軸部部分を拡径変形させる最小の破断力の約
2/3に選定される。
【0014】かかるブラインドリベット1を用いて、印
刷回路基板等の第1被取付部材に、その印刷回路基板を
筐体に挿入及び抜出しするのに利用するエジェクタ等の
第2被取付部材を、リベット本体軸部5を軸として回転
できるように連結することができる。周溝15は、第1
被取付部材と第2被取付部材を合わせた板厚より長く回
転用の隙間分を確保する長さ分フランジ6から離れた位
置に形成されている。両被取付部材には既にリベット本
体軸部5を受入れる取付穴が形成されている。それらの
取付穴を一致させて両被取付部材を支持した状態で、ブ
ラインドリベット1を取付穴に挿入する。詳しくは、マ
ンドレル3の頭部10を先頭にして、両被取付部材の取
付穴にフランジ6が接面するまでリベット本体2の軸部
5を挿入する。この挿入は、ブラインドリベット1を手
でもって取付穴に挿入してもよいし、ブラインドリベッ
ト1のマンドレル軸部9を締結工具に保持した状態で行
ってもよい。ブラインドリベット1を締結工具に保持し
ているときはその状態のままで、ブラインドリベット1
を手で取付穴に挿入したときはマンドレル3の軸部9の
部分を締結工具の先端に把持させた状態で、締結工具を
動作させて、マンドレル軸部9がその破断部分11で破
断する程に強く引っ張る。
【0015】マンドレル軸部9が引っ張られると、マン
ドレル頭部10の斜面14がリベット本体軸部5を端部
7の側から拡径するように変形し、その変形はリベット
本体軸部5の周溝15の部分に至って止まり、それより
先のフランジ6の側のリベット本体軸部部分は殆ど変形
しない。すなわち、周溝15は、拡径変形の折り曲げ点
すなわち起点として作用している。また、破断部分11
は、リベット本体軸部5の端部7から周溝15までのリ
ベット本体軸部部分を拡径変形させるが、周溝15から
フランジ6までのリベット本体軸部部分を殆ど変形させ
ない力で破断するように形成されている。そのため、ブ
ラインドリベット1のリベット本体軸部5は、被取付部
材の厚さ部分(周溝15とフランジとの間の部分)にお
いて拡径変形しない。更に、周溝15とフランジ6の間
の軸部5の長さは、第1被取付部材と第2被取付部材を
合わせた板厚より長く、回転用の隙間分を確保する長さ
になっている。例えば、板厚さが4mmのとき、周溝1
5の位置はフランジ6から5mmの位置に形成される。
従って、印刷回路基板等の第1被取付部材とエジェクタ
等の第2被取付部材とは連結されるだけでなく、エジェ
クタ等の第2被取付部材は、回路基板等の第1被取付部
材に対して、リベット本体軸部を回転軸として回転する
ことができる。また、周溝15から端部7の側のリベッ
ト本体軸部部分では確実に拡径変形するので、両被取付
部材の連結を確実にできる。そして、ブラインドリベッ
トのマンドレル頭部形状とリベット本体軸部に周溝を形
成するだけでよいので、その製造も簡単であり、ブライ
ンドリベットを低価格で提供できる。
【0016】図3〜図10を参照して、比較例1〜比較
例3と、本発明に係る実施例とについて説明する。図3
には、リベット本体軸部に周溝が形成されず且つマンド
レル軸部の破断部分の強度が高い、比較例1に係るブラ
インドリベット17と、周溝15が形成されているが、
マンドレル軸部の破断部分の強度が高い、比較例2に係
るブラインドリベット18が示されている。図4〜図6
は、これらの比較例1及び比較例2について実施したデ
ータ及び結果を示す。また、図7は、マンドレル破断部
分の強度が比較例1及び2の約2/3であるが、周溝が
形成されていない、比較例3に係るブラインドリベット
19と、マンドレル破断部分の強度が比較例1及び2の
約2/3であり且つ周溝15が形成されている、本発明
の実施例に係るブラインドリベット21とを示してい
る。図8〜図10は、比較例3及び本発明の実施例につ
いて実施したデータ及び結果を示す。
【0017】なお、実施したブラインドリベットの材料
は、リベット本体がアルミニウム合金であり、マンドレ
ルが硬鋼線から作られている。また、各寸法は、リベッ
ト本体の軸部長さが6.4mmであり、フランジは、
6.4mm直径で厚さが0.9mmの円形であり、周溝
15の位置は、フランジ面から5.0mmの位置に形成
された。なお、周溝15は、比較例2のブラインドリベ
ット18と本発明の実施例のブラインドリベット21に
形成され、比較例1のブラインドリベット17及比較例
3のブラインドリベット19には形成されていない。マ
ンドレルは、フランジからの突出した軸部部分の長さが
26mmに形成され、マンドレル頭部の斜面の傾斜は、
リベット本体軸部端部の端面に対して約30度に設定し
た。更に、図6及び図10に示す印刷回路基板等の第1
被取付部材22とエジェクタ等の第2被取付部材23と
の厚さは4.0mmに選定した。なお、これらの寸法
は、本発明の比較検討の参考のためであり、本発明をこ
れらの寸法に限定するつもりはない。
【0018】先ず、図3〜図6を参照して、比較例1に
係るブラインドリベット17と比較例2に係るブライン
ドリベット18とについて説明する。これらのブライン
ドリベット17及び18のマンドレル軸部の小径の破断
部分(図1及び図2の破断部分11を参照されたい)の
破断力は、現在用いられている代表的なもので、図4の
グラフに示すように、締結工具のマンドレル引き力が約
3kNで破断するように設定されている。図4は、締結
工具によってマンドレル軸部を引出すストローク長さと
そのときのマンドレル引き力とのグラフを示している。
図4のグラフにおいて、実線の曲線17aは比較例1の
ブラインドリベット17の特性を示しており、破線の曲
線18aは比較例2のブラインドリベット18の特性を
示している。これらの曲線において、ストロークが5m
mを過ぎたところで最大の引き力約3.2kNになり、
その直後に、ほぼ0kNに下がり、ここでマンドレルが
破断することが示されている。両曲線17a及び18a
はほぼ同じ曲線であるが、周溝15のあるブラインドリ
ベット18のほうが、曲線17aより先に破断してい
る。これは、ブラインドリベット18では、周溝15の
作用によって、拡径変形の起点が周溝15の位置に定ま
ってそこで十分にくびれ、マンドレル頭部が周溝15の
部分からリベット本体軸部に潜り込むことがなくなるの
に対して、ブラインドリベット17では、周溝がないの
で、マンドレル頭部が周溝15のある位置よりもリベッ
ト本体軸部に潜り込んでから破断するからである。
【0019】図5は、ブラインドリベット17及び18
を、被取付部材のない状態でマンドレルを引っ張って拡
径変形させたときの状態を示している。比較例1のブラ
インドリベット17では、リベット本体軸部5がフラン
ジ6の近くまで拡径変形しており、マンドレル頭部がリ
ベット本体軸部に潜り込んでから破断した様子が分か
る。それに対し、比較例2のブラインドリベット18で
は、周溝15のところで確実にくびれており、拡径変形
の起点が周溝15の位置に定まっていることを示してい
る。なお、その下のリベット本体軸部5も拡径変形して
いるが、これは、マンドレル軸部の破断部分の強度が、
そのリベット本体軸部部分を拡径変形する程に高く設定
されているからである。
【0020】図6は、印刷回路基板等の第1被取付部材
22の上にエジェクタ等の第2被取付部材23を重ね
て、ブラインドリベット17及びブラインドリベット1
8を締結することによって、両被取付部材を連結した様
子を示している。比較例1のブラインドリベット17
は、リベット本体フランジ6とリベット本体軸部の拡径
変形部分25とによって、両被取付部材22及び23を
相互に密着するように固く連結している。特に、図5の
ブラインドリベット17のリベット本体軸部5に示すよ
うに、リベット本体軸部は被取付部材の取付穴の中でも
拡径変形するので、両被取付部材の固着力は大きい。従
って、第2被取付部材23を第1被取付部材22に対し
てリベット本体軸部を回転軸として回転することもでき
ない。比較例2のブラインドリベット18は、リベット
本体フランジ6とリベット本体軸部の拡径変形部分26
とによって、両被取付部材22及び23を相互に連結す
る。ブラインドリベット18の拡径変形部分26は、ブ
ラインドリベット17の拡径変形部分25よりも第2被
取付部材23の上部に形成されている。しかし、比較例
2のブラインドリベット18においても、図5のブライ
ンドリベット18のリベット本体軸部5に示すように、
リベット本体軸部は被取付部材の取付穴の中でも拡径変
形するので、両被取付部材の固着力は大きい。そのた
め、第2被取付部材23を第1被取付部材22に対して
リベット本体軸部を回転軸として回転することはできな
い。
【0021】次に、図7〜図10を参照して、比較例3
に係るブラインドリベット19と本発明の実施例に係る
ブラインドリベット21とについて説明する。これらの
ブラインドリベット19及び21のマンドレル軸部の小
径の破断部分(図1及び図2の破断部分11を参照され
たい)の破断力の強度は、比較例1及び2のブラインド
リベットの約2/3に設定されている。特に、本発明の
実施例のブラインドリベット21については、リベット
本体軸部の端部から周溝15までのリベット本体軸部部
分を拡径変形させるが周溝15からフランジ6までのリ
ベット本体軸部部分を殆ど変形させない力で破断するよ
うに破断部分が形成されている。図示のように、比較例
3のブラインドリベット19には周溝が形成されていな
いが、本発明のブラインドリベット21には周溝15が
形成されている。この周溝15の位置は、フランジ6か
ら被取付部材の厚さ(4mm)に等しい長さの位置より
やや離れた位置(5mm)にしてある。
【0022】図8は、締結工具によってマンドレル軸部
を引出すストローク長さとそのときのマンドレル引き力
とのグラフを示している。図8のグラフにおいて、実線
の曲線19aは比較例3のブラインドリベット19の特
性を示しており、破線の曲線21aは本発明のブライン
ドリベット21の特性を示している。比較例3のブライ
ンドリベット19においては、ストロークがほぼ4mm
のところで最大の引き力約2.1kNになり、その直後
に0kNに下がり、ここでマンドレルが破断することが
示されている。それに対し、本発明のブラインドリベッ
ト21においては、ストロークが4mmになる前に(約
3.8mmのところで)、最大の引き力約2.1kNに
なり、その直後に、ほぼ0kNに下がり、ここでマンド
レルが破断している。すなわち、本発明のブラインドリ
ベット21は、ブラインドリベット19より先に破断し
ている。これは、本発明のブラインドリベット21で
は、周溝15の作用によって、拡径変形の起点が周溝1
5の位置に定まってそこで十分にくびれ、マンドレル頭
部が周溝15の部分からリベット本体軸部に潜り込むこ
とがなくなるのに対して、ブラインドリベット19で
は、周溝がないので、マンドレル頭部が周溝15のある
位置よりもリベット本体軸部に潜り込んでから破断する
からである。図8の長さ27は、ブラインドリベット1
9の潜り込み長さを示している。
【0023】図9は、ブラインドリベット19及び本発
明のブラインドリベット21を、それぞれ、被取付部材
のない状態でマンドレルを引っ張って拡径変形させたと
きの状態を示している。比較例3のブラインドリベット
19は、部分29に示すように、リベット本体軸部5が
端部からフランジ6にむけてだらだら拡径変形し、マン
ドレル頭部がリベット本体軸部の中に潜り込んでから破
断した様子が分かる。それに対し、本発明のブラインド
リベット21は、周溝15のところで確実にくびれてお
り、拡径変形部分30の起点が周溝15の位置に定まっ
ていることを示している。そして、本発明のブラインド
リベット21においては、周溝15の下のリベット本体
軸部5は拡径変形していない。これは、既述のように、
本発明のブラインドリベット21は、リベット本体軸部
の端部から周溝15までのリベット本体軸部部分を拡径
変形させるが周溝15からフランジ6までのリベット本
体軸部部分を殆ど変形させない力で破断するように破断
部分が形成されているからである。また、拡径変形部分
30の形状も、拡径変形部分30の起点が周溝15の位
置に定まっているので、正確に止め輪形状に形成されて
いる。
【0024】図10は、印刷回路基板等の第1被取付部
材22の上にエジェクタ等の第2被取付部材23を重ね
て、比較例3のブラインドリベット19及び本発明のブ
ラインドリベット21を締結することによって、両被取
付部材を連結した様子を示している。比較例3のブライ
ンドリベット19は、リベット本体フランジ6とリベッ
ト本体軸部の拡径変形部分25とによって、両被取付部
材22及び23を相互に連結している。特に、図9のブ
ラインドリベット19のリベット本体軸部5の拡径変形
部分29に示すように、リベット本体軸部はだらだらと
変形し、被取付部材の取付穴の中に少し入った位置でも
拡径変形するので、両被取付部材の相互に挟持するよう
に連結ししかも取付穴内壁と拡径変形軸部部分と摩擦力
は強い。従って、第2被取付部材23を第1被取付部材
22に対してリベット本体軸部を回転軸として回転しよ
うとしても、リベット本体軸部と被取付部材とが摩擦し
て回転できない。それに対して、本発明のブラインドリ
ベット21は、リベット本体フランジ6とリベット本体
軸部の拡径変形部分30とによって、両被取付部材22
及び23を相互に連結しているが、取付穴内壁とリベッ
ト本体軸部部分との摩擦はなく、更に、第2被取付部材
23の上部と拡径変形部分30との間には、隙間31が
形成されている。従って、第2被取付部材23を第1被
取付部材22に対してリベット本体軸部5を回転軸とし
て滑らかに回転させることができる。特に、本発明のブ
ラインドリベット21のリベット本体軸部5は、両被取
付部材22及び23の部分において拡径変形せず、周溝
15から端部側のリベット本体軸部では確実に拡径変形
して止め輪形状の拡径変形部分に形成されるので、両被
取付部材を回転可能に確実に連結することができる。な
お、上記の実施例では、本発明のブラインドリベットを
2つの被取付部材を回転可能に連結するのに用いたが、
3つ以上の複数の被取付部材を回転可能に連結すること
もできる。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、マンドレルを引っ張る
と、マンドレル頭部の斜面がリベット本体軸部を端部側
から拡径するように変形し、その変形はリベット本体軸
部の周溝の部分に至るとそこで止まり、それ以上フラン
ジ側のリベット本体軸部部分への拡径変形は殆ど作用せ
ずに、マンドレル軸部が破断部分から破断し、複数の被
取付部材は、前記拡径変形したリベット本体軸部部分と
リベット本体のフランジとによって連結され、1つの被
取付部材は他の被取付部材に対して、リベット本体軸部
の回りに回転することができる。ブラインドリベット本
体軸部は、被取付部材の部分において拡径変形せず、周
溝から端部側のリベット本体軸部では確実に拡径変形す
るので、被取付部材は回転可能に確実に締結できる。こ
のブラインドリベットのリベット本体軸部を、所定長さ
薄肉に形成する工程及び設備は必要がなく、単に、リベ
ット本体軸部の外周面の所定位置に周溝を形成するだけ
でよいので、その製造も簡単であり、ブラインドリベッ
トを低価格で提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態に係るブラインドリベット
の正面図であってリベット本体を半断面して示す図であ
る。
【図2】図2のブラインドリベットに用いるマンドレル
の正面図である。
【図3】リベット本体軸部に周溝を形成していない、比
較例1に係るブラインドリベットの部分正面図と、リベ
ット本体軸部に周溝を形成した、比較例2に係るブライ
ンドリベットの部分正面図とを示す図である。
【図4】図3の比較例1(実線)及び比較例2(破線)
のブラインドリベットを締結する場合のストローク長さ
(mm)対マンドレル引き力(kN)の特性曲線を示す
グラフである。
【図5】図3の比較例1のブラインドリベットと比較例
2のブラインドリベットを、被取付部材の無い状態で締
結動作した場合の部分正面図である。
【図6】図3の比較例1のブラインドリベットと比較例
2のブラインドリベットを、2つの被取付部材に締結し
た場合の図である。
【図7】リベット本体軸部に周溝を形成していない、比
較例3に係るブラインドリベットの部分正面図と、リベ
ット本体軸部に周溝を形成した、本発明の実施例2に係
るブラインドリベットの部分正面図とを示す図である。
【図8】図7の比較例3(実線)のブラインドリベット
及び本発明の実施例(破線)のブラインドリベットのそ
れぞれについて、締結する場合のストローク長さ(m
m)対マンドレル引き力(kN)の特性曲線を示すグラ
フである。
【図9】図7の比較例3のブラインドリベットと本発明
の実施例に係るブラインドリベットを、被取付部材の無
い状態で締結動作した場合の部分正面図である。
【図10】図7の比較例3のブラインドリベットと本発
明の実施例のブラインドリベットを、2つの被取付部材
に締結した場合の図である。
【符号の説明】
1 ブラインドリベット 2 リベット本体 3 マンドレル 5 リベット本体軸部 6 フランジ 7 フランジと反対側の、リベット本体軸部の端部 9 マンドレル軸部 10 マンドレル頭部 11 破断部分 13 第2小径部分 14 頭部の斜面 15 周溝 17 比較例1のブラインドリベット 18 比較例2のブラインドリベット 19 比較例3のブラインドリベット 21 本発明の実施例のブラインドリベット 22 第1被取付部材 23 第2被取付部材 25、26、29、30 拡径変形部分 27 潜り込み長さ 31 隙間

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸部及び該軸部の一端のフランジから成
    る中空のリベット本体と、該リベット本体の中空穴に挿
    入される、リベット本体より長いマンドレルとから成
    り、マンドレルは、一端に形成された頭部がリベット本
    体のフランジとは反対のリベット本体軸部端部に位置す
    るように挿入され、マンドレル軸部を小径の破断部分か
    ら破断する程に強く引っ張ってリベット本体の軸部を拡
    径するように変形させ、この変形軸部部分と前記フラン
    ジとによりパネル等の被取付部材に取付けられるブライ
    ンドリベットにおいて、 前記マンドレル頭部は、前記リベット本体の軸部の端部
    に対面する面が、該リベット本体軸部の外径とほぼ同等
    の大径部から該リベット本体軸部の内径より小径のマン
    ドレル軸部に向う斜面として形成されており、前記リベ
    ット本体軸部の外周面には、前記フランジから前記被取
    付部材厚さに等しい長さの位置よりやや離れた位置に周
    方向の周溝が形成されており、マンドレル軸部の前記破
    断部分は、リベット本体軸部の前記端部から前記周溝ま
    でのリベット本体軸部部分を拡径変形させるが該周溝か
    ら前記フランジまでのリベット本体軸部部分を殆ど変形
    させない力で破断するように、形成されていることを特
    徴とするブラインドリベット。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のブラインドリベットに
    おいて、前記マンドレル軸部の前記破断部分の破断力
    は、被取付部材のない状態で締結するときに前記周溝か
    ら前記フランジまでのリベット本体軸部部分を拡径変形
    させる最小の破断力の約2/3に選定されていることを
    特徴とするブラインドリベット。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のブラインドリベ
    ットにおいて、マンドレル頭部の前記斜面は円錐形状で
    あることを特徴とするブラインドリベット。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載のブ
    ラインドリベットにおいて、前記周溝は、リベット本体
    軸部の外周面の所定位置に、転造または絞りによって形
    成されることを特徴とするブラインドリベット。
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