JP2003322124A - ブラインドリベット及び締結方法 - Google Patents
ブラインドリベット及び締結方法Info
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Abstract
取付部材の片側で、第2取付部材を取付け及び取外すこ
とのできるブラインドリベットを提供する。 【解決手段】 ブラインドリベット1は、本体フランジ
2が一体に設けられたリベット本体3と、リベット本体
を貫通して本体フランジから延び出て反対側のリベット
本体端部に大径頭部6を有するマンドレル5とを包含
し、マンドレルは本体フランジ2に隣接する部分に雄ね
じ部13を有し、マンドレル5及びリベット本体3とは
別体のスリーブ14が本体フランジ2に隣接して配置さ
れ、スリーブ14は、第1取付部材21との間に第2取
付部材22を挟持するスリーブフランジ15と、マンド
レル雄ねじ部において半径方向に絞り変形されて内側に
雌ねじ部33が形成される変形可能な絞り部17とを備
えている。リベット本体3及びマンドレル5は第1締結
部材22に締結されたまま維持される。
Description
トに関し、特に、パネル等の第1取付部材に締結するこ
とができ、更に第2取付部材を第1取付部材に連結する
ことができるとともに、第2取付部材を第1取付部材か
ら容易に取り外しできるブラインドリベットに関する。
ベット本体の一端に設けられたフランジと、リベット本
体の中に拡径頭部がフランジとは反対の側にあるように
収容されたマンドレルとから成り、フランジの側に延び
るマンドレルの軸部をもってマンドレルをリベット本体
から抜き出すことによってリベット本体の端部を拡径す
るように変形させて、この拡径部分とフランジとによっ
て、例えばパネル等の第1取付部材に機械部品等の第2
取付部材を一緒に締結して相互に連結するブラインドリ
ベットは良く知られている。このブラインドリベット
は、大きなパネルのように、裏側へ手を差し入れること
ができない第1取付部材に機械部品等のような小さな第
2取付部材に連結する場合であっても、片側から締結作
業ができるという大きな利点がある。
トの欠点として、締結した後、そのブラインドリベット
による締結を解除する(すなわち、取り外し)が簡単で
ないことがあげられる。取り外しを可能にする特殊なブ
ラインドリベットについて、特開昭63−254212
号公報に記載されている。この公報記載のブラインドリ
ベットは取り外しができる利点があるものの一定の制限
があった。すなわち、取り外しの場合には表側だけでな
く、裏側にも工具をあてがって取り外さねばならないと
いう制限があって、結局、大きなパネルの場合には一人
では取り外し作業ができなかった。そこで、実開平4−
95109号公報には、リベット本体とフランジとを別
体で形成し、リベット本体とフランジとをねじ結合し、
フランジまたはリベット本体に、相対的に回転できる手
段を設けた、ブラインドリベットが開示されている。こ
のブラインドリベットによって、締結作業を片面側でで
きる利点を有するだけでなく、取外し作業においても締
結作業と同じ側の片面でできるようになった。
09号公報に記載のブラインドリベットは、片面作業で
締結でき、片面作業で取外しできるので、使い勝手はよ
い。しかし、リベット本体とフランジとを別体で形成し
たり、リベット本体とフランジとをねじ結合する等の、
特殊な構成を必要としている。また、リベット本体へ本
体フランジを連結するためにリベット本体又は本体フラ
ンジの螺合のための回転作業を必要としている。
転作業を必要としないリベット本体に本体フランジが一
体に形成されたブラインドリベットであって、第1取付
部材にブラインドリベットを締結したままにして、第1
取付部材の片側で、第2取付部材を第1取付部材から取
外すことのできるブラインドリベットを提供することに
ある。
め、本発明によれば、一端にフランジが一体に設けられ
た中空の管状のリベット本体と、リベット本体を貫通し
且つフランジから延び出た軸部を有するとともにフラン
ジとは反対側のリベット本体の端部に隣接する大径頭部
を有するマンドレルとを包含し、フランジから延びるマ
ンドレル先端部分を前記リベット本体から抜き出すこと
によって大径頭部がリベット本体の一部を拡径するよう
に変形させて、拡径変形部分とフランジとによって、パ
ネル等の第1取付部材に締結されるブラインドリベット
であって、マンドレルは、少なくとも締結後においてフ
ランジから延び出るフランジに隣接する部分に、雄ねじ
が形成された雄ねじ部を有し、マンドレル及びリベット
本体とは別体の筒状のスリーブが、フランジから延び出
るマンドレル部分を包囲するように、フランジに隣接し
て配置されており、スリーブは、第1取付部材との間に
第2取付部材を挟持するスリーブフランジと、マンドレ
ルの雄ねじ部において半径方向に絞り変形されて内側に
雌ねじが形成される変形可能な絞り部とを備えているこ
とを特徴とするブラインドリベットが提供される。
マンドレル部分に第1取付部材から引き抜く強い力を加
えて第1取付部材背面に突出したリベット本体部分を拡
径変形させて該拡径変形部分と本体フランジとによって
ブラインドリベットを第1取付部材に固く締結するとと
もに、スリーブの絞り部に半径方向内方に圧縮する強い
力を加えて絞り部内側にマンドレル雄ねじ部に対応する
雌ねじを形成しスリーブがマンドレル軸方向に移動する
のを阻止して第1取付部材とスリーブフランジとの間に
第2取付部材を挟持することができる。このように、第
1取付部材へのブラインドリベットの締結と第2取付部
材の保持を、第1取付部材の片側から、スリーブの回転
作業等の必要なく、軸方向への引き抜き及び半径方向の
圧縮による締結作業だけで行うことができ、その締結作
業によって第2取付部材は第1取付部材に連結され、ブ
ラインドリベットのリベット本体は、第1取付部材に固
く締結されて締結はそのまま維持され、他方、リベット
本体に本体フランジが一体に形成されたブラインドリベ
ットであっても、スリーブは絞り部がマンドレルにねじ
連結しているので、第1取付部材の片側にあるスリーブ
フランジを回転するだけで、片側での作業でスリーブを
マンドレルから取外しでき、スリーブの取外しによって
第2取付部材を第1取付部材から取外しできる。
ーブは、スリーブフランジから本体フランジに向けて突
出する環状の受け部を有し、受け部の厚さと本体フラン
ジの厚さとが第2取付部材の厚さに対応して選定され
る。スリーブには、絞り部の変形前においてマンドレル
に係合する係合部が形成されてスリーブがマンドレルか
ら不用意に抜け外れるのを阻止する。マンドレルには、
マンドレル先端部分を破断して抜き出すための破断可能
小径部が形成され、破断可能小径部は、マンドレル先端
部分であって締結後においてスリーブから延び出る位置
に形成される。
ローレット溝が周方向に複数個形成されているのが好ま
しい。その場合、第1取付部材に接面する本体フランジ
の面に、第1取付部材の面に食い込む突起が形成されて
いるのが好ましい。リベット本体は、本体フランジに隣
接する部分の外面の横断面が六角形又は四角形に形成さ
れているのが好ましい。リベット本体は、本体フランジ
に隣接する部分に、長手方向に延びるスリットが形成さ
れているのが好ましい。
において少なくとも一対の平行線が得られる形状である
のが好ましい。また、スリーブフランジ又は絞り部の一
方が平面視において少なくとも一対の平行線が得られる
形状であり、フランジ又は絞り部の他方は、平面視にお
いて、真円や長円等の円形及び三角や四角等の多角形を
含む任意の形状であるのも好ましい。
インドリベットを用いて、第1取付部材に第2取付部材
を連結する方法は、リベット本体の直径より大きいが本
体フランジより小さい大きさの第1取付部材の取付穴の
位置に、該第1取付部材取付穴より大きく前記本体フラ
ンジより大きいがスリーブフランジより小さい大きさの
第2取付部材の取付穴が整列するように、第1取付部材
に第2取付部材を配置するステップと、整列した第1取
付部材取付穴と第2取付部材取付穴にブラインドリベッ
トの大径頭部を先頭にしてリベット本体を本体フランジ
が第1取付部材に接面し且つスリーブフランジが第2取
付部材に接面するまで挿入して第1取付部材の背面にブ
ラインドリベット本体を突出させるステップと、スリー
ブから延び出るマンドレル先端部分に、マンドレル先端
部分を第1取付部材から引き抜く強い力を加えて第1取
付部材背面に突出したリベット本体部分を拡径変形させ
て拡径変形部分と本体フランジとによってブラインドリ
ベットを第1取付部材に締結するとともに、スリーブに
は、スリーブの絞り部内側をマンドレル雄ねじ部に押圧
して絞り部内側部分に対応する雌ねじを形成するよう
に、絞り部を半径方向内方に圧縮する強い力を加え、ス
リーブがマンドレルに対して軸方向に移動するのを阻止
してスリーブフランジと第1取付部材との間に第2取付
部材を挟持するステップとから成ることを特徴とする。
て図面を参照しながら説明する。図1〜図3に第1の実
施例に係るブラインドリベット1を示す。ブラインドリ
ベット1は、一端に本体フランジ2が一体に設けられた
中空の管状のリベット本体3と、リベット本体3を貫通
し且つ本体フランジ2から延び出た軸部を有するマンド
レル5とを有する。リベット本体3とマンドレル5とは
別体の部材で形成され、リベット本体3は、金属等の塑
性変形可能な材料で形成され、マンドレル5は、金属等
の剛性材料で形成される。リベット本体3とマンドレル
5とは、マンドレル頭部6に隣接する部分9(図2参
照)においてリベット本体3にかしめ締結されて一体に
連結されている。マンドレル5は、本体フランジ3とは
反対側のリベット本体3の端部に隣接する位置に大径頭
部6を有する。大径頭部6と反対側の端部すなわち先端
部分7には、締結工具のジョーに保持されるようにねじ
又は周溝が形成されるのが好ましい。ブラインドリベッ
ト1は、本体フランジ2から延びるマンドレル先端部分
7をリベット本体から抜き出すように強い力を加えるこ
とによって大径頭部6がリベット本体3の一部を拡径す
るように変形させて、その拡径変形部分と本体フランジ
2とによって、ブラインドリベット1がパネル等の第1
取付部材に締結される。
おいては、本体フランジ2は、第1取付部材の取付穴よ
り大径であるが、第2取付部材の取付穴より小径の一定
厚さの環状に形成されている。本体フランジ2に隣接す
るリベット本体部分には、長手方向に延びるローレット
溝10が周方向に多数本平行に形成されている。ローレ
ット溝10は、ブラインドリベット1をパネル等の第1
取付部材に締結した後において、ブラインドリベット1
が第1取付部材に対して軸心回りにスリップするのを防
止する。このローレット溝に加えて、第1取付部材に接
面する本体フランジ2の面には、第1取付部材の面に食
い込む突起が形成されていてもよい。これにより更にス
リップの防止効果を高くできる。また、ローレット溝1
0が形成された部分はやや大径の薄肉管状部11に形成
されている。この薄肉管状部11が、マンドレル5の引
き抜きによって半径方向外方に拡径するように変形し易
くなっている。なお、図4のブラインドリベット1Aの
リベット本体3Aに示すように、リベット本体は、本体
フランジ2の部分を除いて単純な中空円筒であってもよ
い。
ル5は、少なくとも締結後において本体フランジ2から
延び出る本体フランジ2に隣接する部分に、雄ねじが形
成された雄ねじ部13を有する。図示のブラインドリベ
ット1においては、雄ねじ部13は、相当に長く形成さ
れており、締結後において本体フランジ2から延び出る
本体フランジ2に隣接する部分を含めて、締結前のリベ
ット本体3の薄肉管状部11の部分から本体フランジ2
より先端部分7へ一定長さ延び出ている。雄ねじ部13
の雄ねじのサイズ及びねじピッチは任意に設定できる。
レル5及びリベット本体3とは別体の筒状のスリーブ1
4が、本体フランジ2から延び出るマンドレル5の雄ね
じ部分13を包囲するように、本体フランジ2に隣接し
て配置されている。スリーブ14の詳細については、図
5(A)〜(C)も参照する。スリーブ14は、リベッ
ト本体3の本体フランジ2と協働して第2取付部材を挟
持するスリーブフランジ15と、マンドレル5の雄ねじ
部13において半径方向に絞り変形されて内側に雌ねじ
が形成される変形可能な絞り部17とを有する。スリー
ブ14は、絞り部17が半径方向に絞り変形されるの
で、塑性変形可能な材料例えば、軟質の金属材料で形成
されるのが好ましい。スリーブフランジ15は、第2取
付部材の取付穴より大きく形成されて、第2取付部材に
接面する形状に形成されている。スリーブ14には、更
に、スリーブフランジ15から本体フランジ2に向けて
突出する環状の受け部18が形成されている。受け部
は、なくてもよい。受け部18は、本体フランジ2とほ
ぼ同じ大きさの環状に形成されている。すなわち、受け
部18は、第1取付部材の取付穴より大径であるが、第
2取付部材の取付穴より小径の環状に形成されていて、
第2取付部材の取付穴に挿入される。受け部18は、第
2取付部材の取付穴に挿入されて、ブラインドリベット
1と第1及び第2取付部材との位置決めを適正に維持す
るとともに、第1取付部材と第2取付部材との位置決め
も適正に維持する。なお、受け部18の厚さ(軸方向高
さ)と本体フランジ2の厚さ(軸方向高さ)とは、第2
取付部材の厚さに対応して任意に選定される。例えば、
受け部18の厚さに本体フランジ2の厚さを加えた厚さ
を、第2取付部材の厚さに等しくしてもよいが、第2取
付部材を第1取付部材に緊密に連結するために、受け部
18の厚さに本体フランジ2の厚さに加えた厚さを、第
2取付部材の厚さより小さくしてもよいし、第2取付部
材を第1取付部材に緩く連結するために、受け部18の
厚さに本体フランジ2の厚さに加えた厚さを、第2取付
部材の厚さよりやや大きくすることもできる。
面視において六角形に形成されて一定の厚さを有し、レ
ンチ等の工具を係合できる形状に形成されて、軸心回り
に回転させ易く形成されている。絞り部17は、絞り変
形前は、雄ねじ部13のねじ外径より大きい内径の中空
部を有するように形成され、半径方向内方へ絞って変形
した後は、内側に雄ねじ部13のねじに対応した雌ねじ
が形成される。この変形によって、スリーブ14はマン
ドレル5に対して軸方向に移動できなくなる。なお、ス
リーブフランジ15及び受け部18の内径は、雄ねじ部
13のねじ外径より大きい内径の中空部を有するように
形成される。これによって、変形前は、スリーブ14
は、図示のように、本体フランジ2から延び出るマンド
レル5の雄ねじ部分13を包囲するようにマンドレル5
に挿入して本体フランジ2に隣接配置できる。なお、ス
リーブ14には、絞り部17の変形前においてマンドレ
ル5の雄ねじ部13に弱い摩擦力で係合する係合部(図
示せず)が形成されるのが好ましく、組み付けられたス
リーブ14がマンドレル5から不用意に抜け外れるのを
阻止することができる。その係合部は例えば絞り部17
の端部にマンドレル5の外径とほぼ同じ外径のリング形
状に形成してもよい。
をリベット本体3から抜き出すために、マンドレル先端
部分7を他の部分から破断するための破断可能小径部1
9が形成されている。ブラインドリベット1において、
破断可能小径部19は、スリーブ14から延び出る位置
に形成されている。破断可能小径部19の位置は、締結
後においてスリーブ14から延び出る位置であればよ
く、締結前においてスリーブ14の絞り部17に隠れて
いてもよい。また、破断可能小径部19の破断する強度
は、リベット本体3の拡径変形の力すなわち第1取付部
材への締結力に対応して定められ、その強度に合わせて
破断可能小径部19の直径も定められる。
用いて、第1取付部材21に第2取付部材22を連結す
る操作について、図6〜図8を参照して説明する。図6
に図示のように、第1取付部材21の取付穴23は、ブ
ラインドリベット1のリベット本体3の薄肉部分11の
直径よりやや大きいが本体フランジ2の直径及びスリー
ブ受け部18の直径より小さい直径に形成されている。
第2取付部材22の取付穴25は、第1取付部材取付穴
23より大きく、リベット本体の本体スリーブ2及び受
け部18よりやや大きいが、スリーブフランジ15より
小さい直径の穴に形成されている。パネル等の第1取付
部材21に第2取付部材22を連結するには、先ず、第
1取付部材21の取付穴23の位置に、第2取付部材2
2の取付穴25が整列するように、第1取付部材21に
第2取付部材22が配置される。他方、締結工具にブラ
インドリベット1が保持される。締結工具は、任意のも
のでよいが、例えば、特開平7−290183号公報に
開示されている。締結工具のノーズにブラインドリベッ
ト1のマンドレル先端部分7を挿入すると、ノーズ先端
から、スリーブ14及びリベット本体3がマンドレル5
の大径頭部6を先頭にしてブラインドリベット1が突出
する状態で、ブラインドリベット1が締結工具に保持さ
れる。図6には便宜上締結工具を示していないが、図7
(A)には、締結工具のノーズにある一対のジョー26
がマンドレル先端部分7を把持し、締結工具ノーズ先端
のノーズピース27がスリーブ14に隣接して位置する
様子が示されている。締結工具について更に詳しくは、
特開平7−290183号公報を参照されたい。
トを保持した締結工具をもって、整列した第1取付部材
取付穴23と第2取付部材取付穴25とに、ブラインド
リベット1の大径頭部6を先頭にしてリベット本体3を
本体フランジ2が第1取付部材21に接面し、スリーブ
受け部18が第1取付部材取付穴23に受入られ且つス
リーブフランジ15が第2取付部材22に接面するまで
挿入し、第1取付部材21の背面にブラインドリベット
本体3を突出させる。この状態が図6に示されている。
図6の状態に維持して締結工具を動作させる。図7は、
締結工具の動作を示している。なお、図7(B)におい
て説明の便宜上、ジョー26が省略されているが、ジョ
ー26は、マンドレル先端部分7をつかんで図7(A)
のように引き抜くように力を加えている。
とに分けて示されているが、これらの動作は同時に行わ
れる。図7(A)において、スリーブ14から延び出る
マンドレル先端部分に、マンドレル先端部分を第1取付
部材21から引き抜く、破断可能小径部分19を破断す
る程に強い力(矢印29)を加えて第1取付部材21の
背面に突出したリベット本体3の薄肉部分11を拡径変
形させる。拡径変形部分30と本体フランジ2とによっ
てブラインドリベット1が第1取付部材21に固く締結
される。それと同時に、図7(B)に図示のように、締
結工具のノーズピース27の先端のテーパ穴の側面が、
スリーブ14の絞り部17に、該絞り部17を半径方向
内方に圧縮する強い力(矢印31)を加え、絞り部17
の内側をマンドレル雄ねじ部13に押圧する。スリーブ
14は塑性変形能な材料で形成されており、絞り部17
の内側部分には、雄ねじ部13に対応する雌ねじが形成
される。従って、スリーブ14は、マンドレル5の雄ね
じ部13にねじ連結することになり、スリーブ14は、
マンドレル5に対して軸方向に移動することができなく
なる。これによって、スリーブ14のスリーブフランジ
15は、第1取付部材21に固く締結されたブラインド
リベット1のリベット本体3に固定され、スリーブフラ
ンジ15は、第1取付部材21と協働して、第1取付部
材21との間に第2取付部材22を挟持する。
に締結され、スリーブフランジ15が第1取付部材21
との間に第2取付部材22を挟持し終えるとき、締結工
具のジョー26がマンドレル先端部分7を引き抜く力が
最大になり、マンドレル先端部分7が、破断可能小径部
19で破断して、ブラインドリベット1から引き抜かれ
る。図8は、マンドレル先端部分7が除去されて、締結
作業が完了した状態のブラインドリベット1を示してい
る。ブラインドリベット1は第1取付部材21に固く締
結されており、スリーブフランジ15は、第1取付部材
21との間に第2取付部材22を挟持しており、これに
よって、第2取付部材22は、第1取付部材21に連結
される。
第1取付部材21から取外すことができることを示して
いる。図8の締結状態において、スリーブ14のスリー
ブフランジ15にレンチ等を係合して回転させると、リ
ベット本体3は本体フランジ2と拡径変形部分30によ
って第1取付部材21固く締結されているので、スリー
ブ14だけが回転し、絞り部17の内面に形成された雌
ねじ部33が、マンドレル5の雄ねじ部13に沿って回
転してねじ連結が緩み、やがて図9のように、スリーブ
14をマンドレル5から取外しでき、スリーブフランジ
15がなくなった状態になって、第2取付部材22を取
外しできる。従って、締結後においても簡単なしかも片
側からの作業で、連結した第2取付部材22を取り外し
できる。また、第2取付部材22を再取付けする場合に
おいては、第2取付部材22の取付穴25を、第1取付
部材21から直立するマンドレル5及び本体フランジ2
に合わせて、第2取付部材22を第1取付部材21に配
置し、スリーブ14をナットしてマンドレル5の雄ねじ
部13に螺合すればよい。
ジ15と絞り部17の形状の変形例を示している。上記
のブラインドリベット1のスリーブ14においては、ス
リーブフランジ15を六角板状体に形成して、これをレ
ンチ等の工具に係合できるように形成していたが、スリ
ーブ14が回転できる限り、絞り部17に工具を係合で
きるようにしてもよい。そのため、スリーブフランジ1
5又は絞り部17又はその両方が、平面視において少な
くとも一対の平行線が得られる形状であればよい。これ
によって、レンチ等の工具を係合することができる。ス
リーブフランジ又は絞り部の一方が、平面視において少
なくとも一対の平行線が得られる形状である場合、スリ
ーブフランジ又は絞り部の他方は、平面視において真円
や長円等の円形及び三角や四角等の多角形を含む任意の
形状に形成できる。形状の例が図10(A)〜(E)に
示されており、図10(A)は真円形状を、図10
(B)は三角形状を、図10(C)は円を一対の平行線
で切断した長円形状を、図10(D)は四角形状を、図
10(E)は八角形状をそれぞれ示している。
ット1Bは、リベット本体3Bのフランジ隣接部分34
の外面が横断面において四角形に形成されている点で、
前記のブラインドリベット1と違っている。締結する第
1取付部材の取付穴を、リベット本体3Bのフランジ隣
接部分34の四角形断面に合わせた形状の四角穴に形成
すれば、ブラインドリベット1Bが第1取付部材に対し
て回転するのが防止できる。図12(A)及び(B)に
示すブラインドリベット1Cは、リベット本体3Cのフ
ランジ隣接部分34の外面が横断面において六角形に形
成されている点で、前記のブラインドリベット1と違っ
ている。この場合は、締結する第1取付部材の取付穴
を、リベット本体3Cのフランジ隣接部分34の六角形
断面に合わせた形状の六角穴に形成して、ブラインドリ
ベット1Cが第1取付部材に対して回転するのを防止す
る。
リベット本体3Dに本体フランジ2に隣接する部分か
ら、長手方向に延びるスリット35が形成されている。
スリット35は周方向に複数個(図示の例では4個)形
成されている。スリット35によって、第1取付部材が
軟質プラスチック等の軟質材に対しても、あるいは第1
取付部材の取付穴がやや大きくても、第1取付部材に確
実に固定することができる。
スリーブから延び出るマンドレル部分に第1取付部材か
ら引き抜く強い力を加えて第1取付部材背面に突出した
リベット本体部分を拡径変形させて該拡径変形部分と本
体フランジとによってブラインドリベットを第1取付部
材に固く締結するとともに、スリーブの絞り部に半径方
向内方に圧縮する強い力を加えて絞り部内側にマンドレ
ル雄ねじ部に対応する雌ねじを形成しスリーブがマンド
レル軸方向に移動するのを阻止して第1取付部材とスリ
ーブフランジとの間に第2取付部材を挟持することがで
き、第1取付部材へのブラインドリベットの締結と第2
取付部材の保持を、第1取付部材の片側から、スリーブ
の回転作業等の必要なく、軸方向への引き抜き及び半径
方向の圧縮による締結作業だけで行うことができ、その
締結作業によって第2取付部材は第1取付部材に連結さ
れ、ブラインドリベットのリベット本体は、第1取付部
材に固く締結されて締結はそのまま維持され、他方、リ
ベット本体に本体フランジが一体に形成されたブライン
ドリベットであっても、スリーブは絞り部がマンドレル
にねじ連結しているので、第1取付部材の片側にあるス
リーブフランジを回転するだけで、片側での作業でスリ
ーブをマンドレルから取外しでき、スリーブの取外しに
よって第2取付部材を第1取付部材から取外しできる。
従って、大きなパネルであっても1人で片側から締結及
び取り外し作業が簡単にできる。
面図である。
である。
形例を示す正面図である。
であり、(A)はスリーブの平面図、(B)はスリーブ
の正面図、(C)はスリーブの底面図である。
材に第2取付部材を連結する作業の、取付部材位置決め
及びブラインドリベット挿通ステップを示す部分半断面
正面図である。
ステップを示しており、(A)はブラインドリベットを
第1取付部材に締結する様子を示す部分半断面正面図、
(B)は第2取付部材を第1取付部材に連結する様子を
示す部分半断面正面図である。、
締結状態及び第1及び第2取付部材の連結の状態を示す
部分半断面正面図である。
ら取外す様子を示す図である。
ンジ又は絞り部の種々の変形形状の例を示す図である。
ベットを示しており、(A)は正面図、(B)は底面図
である。図10のブラインドリベットの締結後の部分断
面図である。
ベットを示しており、(A)は正面図、(B)は底面図
である。
ドリベットの正面図である。
Claims (11)
- 【請求項1】 一端にフランジが一体に設けられた中空
の管状のリベット本体と、該リベット本体を貫通し且つ
該フランジから延び出た軸部を有するとともに前記フラ
ンジとは反対側の前記リベット本体の端部に隣接する大
径頭部を有するマンドレルとを包含し、前記フランジか
ら延びるマンドレル先端部分を前記リベット本体から抜
き出すことによって前記大径頭部が前記リベット本体の
一部を拡径するように変形させて、該拡径変形部分と前
記フランジとによって、パネル等の第1取付部材に締結
されるブラインドリベットにおいて、 前記マンドレルは、少なくとも前記締結後において前記
フランジから延び出る該フランジに隣接する部分に、雄
ねじが形成された雄ねじ部を有し、前記マンドレル及び
リベット本体とは別体の筒状のスリーブが、前記フラン
ジから延び出るマンドレル部分を包囲するように、前記
フランジに隣接して配置されており、前記スリーブは、
前記第1取付部材との間に第2取付部材を挟持するスリ
ーブフランジと、前記マンドレルの雄ねじ部において半
径方向に絞り変形されて内側に雌ねじが形成される変形
可能な絞り部とを備えていることを特徴とするブライン
ドリベット。 - 【請求項2】 請求項1に記載のブラインドリベットに
おいて、前記スリーブは、スリーブフランジから前記リ
ベット本体のフランジである本体フランジに向けて突出
する環状の受け部を有し、該受け部の厚さと前記本体フ
ランジの厚さとが前記第2取付部材の厚さに対応して選
定されることを特徴とするブラインドリベット。 - 【請求項3】 請求項2に記載のブラインドリベットに
おいて、前記スリーブには、前記絞り部の変形前におい
て前記マンドレルに係合する係合部が形成されて該スリ
ーブがマンドレルから不用意に抜け外れるのを阻止する
ことを特徴とするブラインドリベット。 - 【請求項4】 請求項3に記載のブラインドリベットに
おいて、前記マンドレルには、前記マンドレル先端部分
を破断して抜き出すための破断可能小径部が形成されて
おり、該破断可能小径部は、前記マンドレル先端部分で
あって前記締結後において前記スリーブから延び出る位
置に形成されていることを特徴とするブラインドリベッ
ト。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項に記載のブ
ラインドリベットにおいて、前記リベット本体の外面に
は長手方向に延びるローレット溝が周方向に複数個形成
されていることを特徴とするブラインドリベット。 - 【請求項6】 請求項5に記載のブラインドリベットに
おいて、前記第1取付部材に接面する前記本体フランジ
の面には、該第1取付部材の面に食い込む突起が形成さ
れていることを特徴とするブラインドリベット。 - 【請求項7】 請求項1〜4のいずれか1項に記載のブ
ラインドリベットにおいて、前記リベット本体は、前記
本体フランジに隣接する部分の外面の横断面が六角形又
は四角形に形成されていることを特徴とするブラインド
リベット。 - 【請求項8】 請求項1〜4のいずれか1項に記載のブ
ラインドリベットにおいて、前記リベット本体は、前記
本体フランジに隣接する部分に、長手方向に延びるスリ
ットが形成されていることを特徴とするブラインドリベ
ット。 - 【請求項9】 請求項1〜8のいずれか1項に記載のブ
ラインドリベットにおいて、前記スリーブのフランジ又
は絞り部が、平面視において少なくとも一対の平行線が
得られる形状であることを特徴とするブラインドリベッ
ト。 - 【請求項10】 請求項1〜8のいずれか1項に記載の
ブラインドリベットにおいて、前記スリーブのフランジ
又は絞り部の一方が、平面視において少なくとも一対の
平行線が得られる形状であり、前記スリーブフランジ又
は絞り部の他方は、平面視において、真円や長円等の円
形及び三角や四角等の多角形を含む任意の形状であるこ
とを特徴とするブラインドリベット。 - 【請求項11】 請求項1〜10のいずれか1項に記載
のブラインドリベットを用いて、第1取付部材に第2取
付部材を連結する方法であって、 リベット本体の直径より大きいが本体フランジより小さ
い大きさの第1取付部材の取付穴の位置に、該第1取付
部材取付穴より大きく前記本体フランジより大きいがス
リーブフランジより小さい大きさの第2取付部材の取付
穴が整列するように、第1取付部材に第2取付部材を配
置するステップと、 整列した前記第1取付部材取付穴と前記第2取付部材取
付穴に前記ブラインドリベットの大径頭部を先頭にして
リベット本体を本体フランジが第1取付部材に接面し且
つスリーブフランジが第2取付部材に接面するまで挿入
して第1取付部材の背面に前記ブラインドリベット本体
を突出させるステップと、 前記スリーブから延び出るマンドレル先端部分に、該マ
ンドレル先端部分を前記第1取付部材から引き抜く強い
力を加えて前記第1取付部材背面に突出した前記リベッ
ト本体部分を拡径変形させて該拡径変形部分と前記本体
フランジとによってブラインドリベットを前記第1取付
部材に締結するとともに、前記スリーブには、該スリー
ブの絞り部内側を前記マンドレル雄ねじ部に押圧して該
絞り部内側部分に対応する雌ねじを形成するように、該
絞り部を半径方向内方に圧縮する強い力を加え、該スリ
ーブが前記マンドレルに対して軸方向に移動するのを阻
止して前記スリーブフランジと前記第1取付部材との間
に前記第2取付部材を挟持するステップとから成ること
を特徴とする方法。
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