JP4526241B2 - ピールタイプ・ブラインドリベット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、1つ又はそれ以上の加工物を通って延びる孔に係合及び固定するためのピールタイプ・ブラインドリベットに関する。このようなリベットは、リベットが取り付けられるときに、加工物の内面に手が届かず、一面からしかブラインドリベットを取り付けることができないことが多い、2つの孔付きの部材又は加工物を互いに固定するために通常用いられる。
【0002】
【従来の技術】
従来のピールタイプ・ブラインドリベットは、一端に拡大されたフランジを有する管状の外側シェルを含み、マンドレルが該シェルに組み合わされ、該マンドレルは、管状のシェルを通って同軸に延びるステムをもつ。ステムは、一端に半径方向に拡大された頭部を有し、拡大フランジの反対側にあるリベットの端面と係合する。マンドレルの半径方向に拡大された頭部の周は、リベットシェルの外周に等しいか又は該外周よりも僅かに小さいので、リベットのフランジが加工物の前面と係合するまで、両方の部品を共に該加工物の前側から該加工物の孔を通して挿入することができる。ピールタイプ・ブラインドリベットのマンドレルの拡大頭部は、該マンドレル頭部の外周とステムとの間に半径方向に傾斜した複数の切断縁を含み、作動中、ステムに引張力がかけられて、該頭部をリベット本体内に引き込む際に、これらの縁部はリベット本体に向けて移動させられ、これにより該本体が複数のセグメントに切断すなわち分断させられ、引き続き拡大頭部を分断されたリベット本体内に移動させることにより、加工物の裏面と係合するまで該セグメントを「ピール」状に移動させ、該リベット本体を孔内に保持し、該加工物をこれらの分断された部分と該リベット本体のフランジとの間に圧縮する。次に、取付け工程中に引き続き引張力をかけることにより、所定の荷重において破壊するように特に設計されたネック部においてマンドレルステムが破断され、該マンドレルが取り除かれる。このステムの破断が、歪みエネルギーを放出させ、該歪みエネルギーは、引き剥がされたリベットシェルの分断された端部に一時的に留まっているマンドレル頭部の部品を、その位置から切り離し、前に引き込まれた方向とは反対の方向に移動させ、取付け工程中に該マンドレル頭部と該マンドレルステムの残りの部品の両方が該リベットシェルから押し出されるようにする。
【0003】
この種のピールタイプ・ブラインドリベットは公知であり、数年間にわたって、登録商標POP(登録商標)として本出願人が販売してきた。
しかしながら、特にリベットが可動部品の近くに取り付けられる場合、或いは電気機器が取り付けられ、取り外されたマンドレル頭部が通電している電気端子と接触する可能性がある場合には、ピールタイプ・ブラインドリベットからマンドレル頭部を切り離すことが望ましくない場合がある。勿論、このようなピールタイプ・ブラインドリベットを用いるシール容器のいずれにおいてもまた、その周りに緩んだ金属部品の「ガタつき」を有しないことが望ましい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前述の問題を軽減し、取付け後にマンドレル頭部をリベット本体に拘束する改善されたピールタイプ・ブラインドリベットを提供することが本発明の目的である。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明によると、1つ又はそれ以上の加工物の孔に固定するためのピールタイプ・ブラインドリベットが提供され、該リベットは、一端に末端面を、他端に前もって形成された半径方向に拡大されたフランジを有する管状のシェルを備え、さらに該リベットは、シェルを通って延び、該シェルの該末端面に隣接する拡大頭部をもつステムを有するマンドレルを備え、該頭部は、拡大頭部の下方に軸方向に延びる複数の縁部を有し、この縁部がリベット取付工程中に本体と係合し、ステムに引張荷重がかけられると該シェルを複数のセグメントに分断して加工物の一面と係合するようになっており、さらに該頭部は、ステムと縁部との間に半径方向に配置された変形手段を含み、該変形手段は、ステムを超えて半径方向外方に配置された少なくとも部分的な表面を有し、該頭部が本体の中に移動させられたときに、該シェルに係合し、これを軸方向にも半径方向にも変形させ、さらに該ステムは、該頭部に隣接する切り落とし部分を含み、取り付けられたときに変形されたシェルの少なくとも一部を受けるようになっている。変形手段は、ステムに対して半径方向に傾斜していることが好ましく、ステムの長手方向軸の周りに延びる円錐状の面を含むことが好ましい。
【0006】
代わりに、変形手段を、縁部の少なくとも1つの内側部分として形成することができる。更に、好ましい実施形態において、縁部自体は、変形手段と縁部がステム軸線に対して異なる角度で傾斜するように、該ステム軸線に対して半径方向に傾斜していることが好ましい。シェルを複数のセグメントに分断するときに等しく均衡のとれた変形力を与えるために、通常は互いに90°だけステム軸線の周りに等間隔で配置された4つの縁部を含むことが好ましい。代わりに、如何なる数の縁部を用いることもできるが、該縁部がステム軸線の周りに等間隔に配置されることが好ましい。
ステム内の切り落とし部分は、通常は、全周にわたる狭窄部を含むことが好ましく、この狭窄部の断面を、円形又は矩形とすることができる。或いは、この切り落とし部分は、ステムの周囲の周りに配置された一連のチャネルを含むこともでき、これにより1つの実施形態において、この一連のチャネル自体で実質的に正方形の断面を形成することができる。切り落とし部分を形成するために一連のチャネルが用いられる場合には、各々のチャネルが関連付けられ、実質的に変形手段の一部と隣接することが好ましい。
【0007】
この種のリベットのステムは、ステムが所定の引張荷重の下で破断する脆弱なネック部をさらに含み、このネック部は、該ネック部と頭部との間にステムの頭部シャフトを定めることが好ましい。この場合、切り落とし部分は頭部シャフト内に形成される。
この種のリベットは、通常薄いシート材料に用いられるので、頭部シャフト自体は、3mmから5mmまでの長さの、好ましくは4mmであることが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の好ましい実施形態を、添付の説明するための図面を参照して、例としてだけ説明する。
ここで図1及び図2を参照すると、これらは、それぞれ取付け前と取付け後の従来技術によるピールタイプ・ブラインドリベット(2)を示す。図1から、周知のリベット(2)が、フランジ付き頭部(6)を有する外側円筒形シェル(4)を含むことが分る。作動中、このようなリベットを用いて、(穿孔によって)前もって内部に穴(9)が形成された2つの加工物(5及び7)を互いに接合することができる。通常、この前もって形成された穴(9)は、補完的な寸法であり、リベット本体(4)の外径に適合する。このようにして、図示するように、操作者側(すなわち外側)から(まず加工物7を通して)穴(9)にリベット(2)を挿入し、フランジ(6)を加工物(7)に押し当ててセットすることができる。このリベット(2)はまた、本体(4)の中空内部を貫通し、拡大された頭部(13)のある遠位端(12)で終端する、ほぼ中実の円筒形ステム(8)を有するマンドレル(10)を含む。この拡大頭部(13)の下側には、4つの切断縁(14)(そのうちの3つが図1に見える)があり、該切断縁(14)は、ステム軸線(16)に対して半径方向に傾斜している。さらに、ステム(8)は、脆弱なネック部(18)を含み、この脆弱なネック部は、ここではステム内の一連の陥凹部として示されるが、全周の周りを延びる連続的な切り落とし部分としてもよい。このネック部(18)は、十分な引張荷重がステム(18)にかけられたときに、ステムがこのネック部で破断することになる脆弱な領域を提供する。
【0009】
図2は、取付け作業が行われた後の図1のリベット(2)を示す。詳細には、図1示されるように、まずリベット(2)を加工物に挿入し、次に、取付工具を用いて、ステム(8)をつかみ、フランジ(6)を加工物(7)に係合させた状態に維持した状態で図1に示すように方向Aに引張力を加える。この力を加えることが、マンドレルをリベット本体(4)に対して方向Aに引っ張り、該マンドレル頭部(13)の切断縁(14)が、リベット本体(4)の自由端(20)と係合するようになり、該縁の先細状の性質のために、この縁部(14)は、シェル(4)の遠位端(20)内に切り込むように働いて、脆弱ラインを形成する。引き続き頭部(13)が本体(4)の中に移動することにより、大きな直径の頭部(及び具体的には、切断縁の間を延びる半径方向に傾斜した面(27)(この面は通常平坦であり、断面はほぼ矩形/正方形である))が、本体の新たに分断された「アーム部」と係合するようになり、該本体を図2に実質的に示される位置まで後ろ側(加工物(7及び5)の内側)に沿って広がる4つの花弁(このうちの3つが図2に示される)に分断し、加工物(5及び7)をフランジ(6)と花弁(40)との間に圧縮するようにする。一旦花弁(40)が図2に示される位置になると、頭部(13)の下流側すなわち図1に示される方向Aに向けたその後の移動は、加工物の反力が本体を通して作用することにより防止され、該花弁(40)はそれ以上には広がらない。次に、十分な力が加えられて、マンドレル・ステム(8)がネック部(18)において破断するまで、引き続き方向Aの引張荷重を該ステム(8)に伝える。続いて、ステムの破断によるエネルギーの放出を行わせることよって、マンドレル頭部(13)は、図2に示される位置にリベット本体を残して、該リベット本体から放出される。
【0010】
それぞれ取付け前と取付け後の、本発明による改善されたブラインドリベット(30)を示す図3及び図4をここで参照すると、リベット本体(4)及びネック部(18)より下のマンドレル・ステム(8)は、従来技術のブラインドリベットと同じであり、よって同様の部品を表す対応する番号が付けられることが理解されるであろう。
図3は、同様にフランジ(6)を有する円筒形の本体(即ちシェル)(4)を含む改善されたブラインドリベット(30)(取付け前)を示しており、該本体(4)には、該フランジがこれらの加工物の外面と係合するように、該加工物(5及び7)間に前もって形成された穴(9)にリベットが通されている。従来技術におけるように、リベット(30)は、前もって設定された即ち所定の引張力で破断するように意図された前もって形成された破断領域を形成する狭くなったネック部(18)を備えた細長い円筒形のステム(8)を有するマンドレル(10)を含む。
【0011】
しかしながら、本発明による、図3に示されるような改善されたブラインドリベット(30)は、修正されたマンドレル頭部(32)、及び修正された頭部シャフト(34)(この頭部シャフトは、該マンドレル頭部(32)と脆弱なネック部(18)との間の領域である)を有する。特に、このマンドレル頭部(32)はまた、ステム軸線(16)に対して半径方向に傾斜した4つの切断縁(36)(そのうちの2つだけが図3に示される)を含む。シャフト(8)に沿った方向の頭部(32)の形状を示す図3aを参照すると、4つの切断縁(36)が、互いに90°ずつ等間隔に離間して、切断頭部の中心軸線(16)の周りに配置されることが分る。この例においては4つの特定の縁部が用いられるが、実際には、軸線の周りに互いに120°で配置された、3つの花弁形成する3つの縁部から任意の数の縁部まで如何なる数を用いることもでき、優先する作動についての主な必要条件は、このような切断縁が該軸線の周りに等角度で離間して配置されることであることが理解されるであろう。代わりに、複数の切断縁を様々な角度で配置し、隣接する切断縁間に異なる寸法の花弁を形成することも可能であるが、このことにより、取付け作業中に不均一な力及び応力が生じることがある。
【0012】
ここで、図3、図3a、図3b、図3c、図3d及び図3eを参照して、頭部の精密な構造を幾らか詳細に説明する。まず、図3b(凹部(42)を有するように修正された頭部シャフトを通る断面)を参照すると、この特定の例は、頭部(32)に隣接した頭部シャフト(34)の周りに複数の切り落とし部分(44)が形成されることによって形成された凹部(42)を示す。特に、このような4つの切り落とし部分(44)が形成され、ステム軸線の周りに互いに90°で配置され、2対の対向した平行な側面(46)を形成する。このように、図3bに最も良く見られるように、凹部(42)には、4つの角の丸いコーナー部(48)(ステム(8)の最初の直径に対応する)が残され、このような角の丸いコーナー部(48)は、(主ステム本体(8)のように)円筒形の本体(4)の内面と緊密に摩擦接触するように保持される。
【0013】
ここで図3aを参照すると、頭部(32)が、この凹部(42)の真上に、これと隣接して配置され、マンドレル頭部の4つの傾斜面(63)に交差するようにステム軸線(16)の半径方向外方に延びる、ほぼ矩形の(好ましくは正方形の)第1の部分(50)を含む。この正方形の部分(50)は、ステム軸線(16)に対して垂直に延びる4つの側面を生じるように、拡大されたマンドレル頭部内にプレス成形される。しかしながら、所望であれば、これらの面(50)を、ステム軸線に対して角度をもつように傾斜させ得ることも理解されるであろう。この好ましい実施形態において(図3及び図3aに見られるように)、面(50)の内側の縁は、延長された切り落とし部分(44)と対応する。この面(50)は、互いに90°で配置された2組の対向するダイを用いることによって形成され、ステム(8)に隣接したマンドレル頭部の一部と係合し、この実質的に正方形の形状をプレス成形する。次に、このプレス作業中に頭部内に移動された材料を、隣接するダイの交差部によって定められる4つのコーナー部に向けて効果的に押しつけ、マンドレル・ステム(8)の外面に沿って面(50)から軸線方向に延びる4つの半径方向突出部(56)(図3及び図3eの参照符号(100)で示されるような)を形成することも理解されるであろう。4つのダイの交差設計によって、突起部(100)の中に変形させられた材料を、軸線方向にほぼ垂直な平坦な面とすることができ、又は図3及び図3cに示されるように、ステム軸線(16)に対して傾斜させることもできる。
【0014】
ここで図3a、図3c及び図3dを参照すると、マンドレル頭部の4つの傾斜面(63)の各々が、4つの切断縁(36)に沿って互いに交差する。各々の切断縁(36)は、50°の角度β1だけステム軸線(16)に対してで傾斜させることが好ましく、この角度は、40°から60°までの間、好ましくは45°から55°までの間のいずれにもこのような角度を変えることができる。続いて、これらの切断縁(36)間に延びる傾斜面(63)の角度α1は、β1が50°に設定された場合には、好ましくは40°の角度α1だけ、ステム軸線(16)に対して傾斜させられる。対応する角度β1によって、角度α1を30°から50°の間で変化させ得ることが理解されるであろう。α1の角度の範囲は、35°から45°までの間にあるのが好ましい。
【0015】
各々のコーナー部における部分(50)の4つの側壁が係合することにより、変形手段(56)(この場合は、図3a及び図3eに最もよく見られる部分(50)の交差部)が形成される。これらの変形手段(56)は、前述の突出部材(100)を含み、従って、図3aにおけるように先端をこちら向きにして見ると、平坦な面(50)に対して軸線方向に配置された下部変形面(56)が存在することが図3aの図から理解されるであろう。しかしながら、要求される場合には、プレス作業中に突出部(100)を形成するために流れさせられた材料をマンドレルから取り除き、必要であれば面(50)と同一平面上にあるほぼ平坦な面の変形手段(56)を有するようにもできる。
【0016】
図3aにおいて説明の目的のために、ステムの直径と頭部(32)との間の関係が、点線(61)を用いることにより示される(ステム(8)とリベット本体(4)との間の緊密な摩擦関係のため、この点線(61)はまた、本体(4)の内径をも示す)。このように、変形手段(56)が、ステムの直径を超えて半径方向外方に突出し、よってこれらの「コーナー部」領域における本体(4)の少なくとも一部に重なることが理解されるであろう。この実施形態において、凹部(42)の凹状の性質のために、部分(50)の側壁は(隣接するコーナー部又は変形手段(56)の間の)、リベットの本体部分(4)のいずれとも重ならず、該変形手段(56)だけが該本体(4)と係合できる。しかしながら、必要に応じて、矩形部分(50)、したがって変形手段(56)の寸法(深さ)を変化させることによって、該変形手段(56)の重なり面積を変えることができる。ステム(8)(及び凹部(42))から遠ざかるように軸線方向に延ばすことが、4つの傾斜壁(63)(図3及び図3a)の交差によって形成された4つの切断縁(36)を有するこの種類のピールタイプブラインドリベットについての従来の頭部の形成であり、これにより該壁(63)の各々が、部分(50)の対応する4つの壁と軸線方向に位置合わせされる。このように、この交差によって形成された切断縁(36)は、ステム軸線の周りの4つの変形手段(56)(図3a)の各々と角度をもつように位置合わせされる。
【0017】
再び図3c及び図3dを参照すると、取付ける前のリベット組立体(30)は、変形手段(56)が本体(4)の端面(20)に当接するときまで、マンドレルが該本体(4)内に受けられた状態にあることが理解されるであろう。図3dに示すように、面(50)が変形手段(56)の本体係合面に対して軸方向にオフセットしているので、該面(50)は、端面(20)から離れて保持される。しかしながら、変形手段(56)がほぼ平坦な面(50)と同一平面上に維持される場合には、面(50)全体が、この前もってセットされた位置において端面(20)と係合することが理解されるであろう。更に図3cに示すように、これらの変形手段(56)の肩部(ステム(8)の外方に延びる)は、軸線(16)に垂直ではなく、傾斜され僅かに曲がっているので、これらの面を介してマンドレル頭部からリベット本体(4)まで伝えられる如何なる力も、後に図4の力Fを参照して説明されるような角成分を含むことになる。しかしながら、これもまた任意の特徴であり、このような変形手段(56)の肩部をステム軸線(16)に対して直角に設定することができる。図4に関連して後で説明されるように、図3dにおいて、ステム(8)の凹部(44)は、変形手段(56)及び面(50)の両方に直接隣接しており、本体(4)から変形させられた如何なる材料もこれらの凹部(44)の中に直接流れ込むようになることを認識することも重要である。
【0018】
図3c及び図3dに最もよく見られるように、側壁(63)は(ステム軸線に対して)角度α1だけ傾斜され、よって2つの隣接した壁(63)の交差部により、ステム軸(16)に対して角度β1となるように配置された切断縁が間に形成される。
従来のように、切断縁(36)を、ステム軸線(16)に対して適切な傾斜角で配置し、リベットの取付け中に脆弱部を生成し、最終的には本体(4)の分断につながる作業を達成することが重要である。しかしながら、取付け中に変形部(56)が本体(4)の壁を「切断する」ことは不可欠ではなく、その主な目的は、以下に説明されるように、該壁に係合させ、壁を変形させることである。
【0019】
更に、この好ましい実施形態(図3bに示すような)は、4つの切り落とし部分(44)の形成によって凹部(42)を生成するが、該凹部(42)の正にその性質が、決定的に重要なのではなく(実質的に正方形の断面をもたらす平坦化された凹部を有する好ましい実施形態により、製造が容易になるが)、実際には、この凹部(42)は、代わりに、ステムの全周の周りに延びる円筒形の凹部を含むこともでき、そのため如何なるこのような凹部の内面もまた、円筒形、正方形、矩形又は他の形状とすることができる。代わりに、他の列の切り落とし部分を外周に形成して、同じ機能を達成することもできる。凹部(42)の最小の必要条件及び目的は、(以下に説明されるように)取付け中にリベット本体の変形部を配置できる領域をステム内に設けることである。
【0020】
この改善されたブラインドリベット(30)の取付け中、従来技術を参照して(図1及び図2のリベット)説明された方法で取付工具を用いて、加工物(7)に当接するようにフランジ(6)を保持しながらステム(8)に引張力を方向Aに加える。このようにして、変形部(56)は、該変形部が重なるリベット本体(4)(図3c)の端面(20)の一部と係合させられ、そのため傾斜した変形手段(56)は、(本実施形態におけるように)該リベット本体を半径方向外方に部分的に変形させ、且つ該端面(20)を分断し始めるように部分的に働くか、又はこのような変形手段が平坦な面の場合には、主切断縁(36)が引き込まれて円筒形の本体(4)と当接し、これにより図1及び図2に関連して説明されるような従来の方法で、該本体(4)の分断が行われるまで、リベット本体(4)の端面の小さな変形を行うように働くかのいずれかである(変形手段の如何なる角成分も、半径方向の変形を行う)。この段階において、次に頭部の側面(63)が本体(4)の分断された花弁に力を作用させ、従来の方法で、該分断された花弁が互いに離れるようにし、これにより、該花弁(すなわち脚部)の分断し丸まった形状が、本体(4)を変形手段(56)から離れるように且つこれとの係合から外れるように変位させる。
【0021】
このように、リベットのフランジ(6)に向けての頭部(32)の引き続く変位によって、加工物(5及び7)内に形成された穴(9)の縁部が、花弁(40)を図4に示される最終的取付位置からさらに半径方向に変位しないように制限するようになるまで、図4に示されるような花弁(40)が従来の方法で形成される。この位置において、リベット本体(4)は、穴(9)の縁部及び加工物(5、7)によってそれ以上の半径方向の変形が制止され、よって、この領域における本体(4)の直径が、穴(9)の両面により限定され、穴がふさがれるまで非常に限定された半径方向の膨張だけを可能にするので、力Aを継続的に加えてリベット頭部(32)をリベット本体のフランジ(6)に向けて移動させることにより、変形手段が本体(4)と再係合される。この好ましい実施形態において、変形手段(56)と本体(4)の内面との間のこの再係合により、力Aに対して傾斜した方向に変形荷重F(図4)が伝達され、これにより、リベット本体(4)の少なくとも1つの一部に軸方向及び半径方向両方の変形がもたらされて該本体をマンドレル頭部(32)と穴(9)の壁との間に効果的に押し潰し、図4の(70)に示すように、リベット本体(4)の材料を変形させて、頭部シャフト(34)内に形成された関連した隣接する凹部(44)内に押し込める。本体(4)材料の変位流れは、凹部(44)内に流れ込むことができるようになるまでは、穴(9)内で該本体を膨張させ、また、マンドレルのステムの周りに流れるように作用する。
【0022】
従って、これ以上軸方向に移動することが抑えられた頭部のため、引張力Aを継続的に加えることによって、ステム(8)にかかる力が増大し、この引張力の増加が、従来の方法で該ステムのネック部(18)の破断を引き起こす。しかしながら、この場合、図4に示すように、凹部(44)内に押し込められた変形されたリベット本体材料(70)の係合により、取付状態のリベットから頭部(32)が外れることが防止される。
基本的概念は、マンドレルの頭部シャフト内の凹部に、この凹部と従来のピールタイプ・ブラインドリベットの切断縁との間に配置された変形手段を関連させて設けてリベット本体の機械的な変形を行わせることを含むものであり、一旦花弁(40)の変形が完了すると、本体(4)の少なくとも一部を変形させて、これを該凹部内に流れ込ませ、取付けられたリベット本体(4)とリベット頭部(32)との間に機械的な係合をもたらすようになることが、ここで理解されるであろう。
一般に、これらの種類のブラインドリベットは、通常は3mmの厚さのオーダーの薄層材料(5及び7)と共に用いられ、従って、該ブラインドリベットの頭部シャフト部は、3mmから5mmまでの長さ、通常は4mmの領域にあることが好ましい。
【0023】
さらに、一般的な発明概念の範囲内に更に含まれる上記の好ましい実施形態に対して多くの変形が可能であることも理解されるであろう。特に、頭部シャフト部を、マンドレルの一般的な直径と同じ直径にすることもでき、正方形の断面として形成することもできる。正方形の断面の利点は、マンドレルの頭部を製造するための工具に費用がかからず、取付け作業中に正方形の断面のコーナー部が、リベット本体内の中央位置に該マンドレル頭部を保持し案内するのを助けることである。さらに、マンドレル頭部(32)に変形手段(56)を設け、第1の切断縁(36)と整列した第2切断縁を効果的に形成し、切断縁の各々と変形手段をステム軸線に対して異なる角度に設定することが好ましいのではあるが、その代りに、変形部分(56)が本体に重なる平坦な端面を呈するようにして、同様の機能を達成することもできる。最終的な取付け位置に近いこの設計において、マンドレル頭部の様々な角度が付けられた面が、リベット本体の壁を加工物の穴(9)内に「押し込む」傾向があり、そのため結果として生じる下流方向の継続的な力が、リベットの材料をほぼ下流方向に変形させ、これにより該リベット材料は、マンドレルステム内に形成された凹部の中だけに流れ込むことができ、よってシェルが半径方向及び軸線方向の双方に変形されるようになることが、理解されるであろう。「押し潰された」本体材料は、頭部(32)の下方の唯一利用できる空間内に流れ込まざるを得ない。
【0024】
この好ましい実施形態は、4つの切り落し面をもった頭部を呈し、最大の材料移動が切り落し面のコーナー交差部で生じるようにするが、実際には、変形手段(56)は、切断縁(36)に整列される必要はなく、オフセットするか又は該切断縁間に配置することもできる。この主な目的は、図4に示される位置におけるこのような変形手段が、本体(4)と再係合し、該本体(4)の材料を変形させて頭部シャフトの凹部内に押し込めることである。また、本発明の目的を達成するために1つの変形手段(56)だけを設けることも可能であり、該変形手段を、切断縁(36)の1つと関連させるか、又は切断縁の全てから離れて配置することもできる。種々の切断縁及び変形手段を対称的に配置し、取付力をリベット本体(4)の周りに等しく加えるようにすることが好ましいが、本発明の目的を達成し、リベット本体の部分を適切に変形させて関連した凹部の中に押し込めるために、只一つの変形手段を設けることも考えられる。このような場合において、頭部シャフトの凹部内に「押し潰された」本体の材料(70)が軸線方向を阻止するようにしながら、マンドレル頭部を、穴(9)内の横方向変位に対してい拘束することができる。
【0025】
更にまた、この好ましい実施形態は、コーナー交差部だけが変形手段(56)を形成するほぼ矩形又は正方形の部分(50)を利用するが、取付位置において、この本体の全内周の周りに該本体(4)の均一な変形をもたらすように、この部分(50)を円形とすることも等しく実行可能であり、考えられる。このような場合において、取付けが達成された状態において、変位された本体材料の量を収容するのに十分な凹部が頭部シャフト内に形成されている限り、部分(50)の全周は、該本体(4)に部分的に重なることができ、該部分(50)を実際には円錐とすることもできる。また、このような円錐形態の変形手段は、取付け作業の開始時に、まず本体の端面(20)の半径方向の変形を引き起こすが、図4における最終取付け位置を再び達成して、前述のように変形手段が本体(4)に再係合するまでは、従来の方法におけるように花弁(40)を広がらせると、本体(4)はこのような部分(50)との係合から離れるように再び変位させられることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】リベット本体を断面で示す、取付け前の従来技術によるピールタイプ・ブラインドリベットの側面図である。
【図2】取付け後の図1のリベットを通る縦断面図である。
【図3】リベット本体を断面で示す、本発明によるピールタイプ・ブラインドリベットの側面図である。
【図3a】線IV−IVに沿った図3のリベットのリベットマンドレルを通る断面である。
【図3b】線III−IIIに沿った図3のリベット30を通る断面図である。
【図3c】図3aの線VI−VIに沿ったマンドレル頭部32を通る断面図である。
【図3d】線VII−VIIに沿った図3aのマンドレル頭部の断面図である。
【図3e】リベット本体を断面で、長手方向軸の周りに90°回転した位置で示す、図3のピールタイプ・ブラインドリベットの類似した側面図である。
【図4】取付け後の図3のリベットの断面図である。
【符号の説明】
4 リベット本体
5、7 加工物
6 フランジ
8 ステム
10 マンドレル
32 マンドレル頭部
36 切断縁
44 切り落とし部分
56 変形手段

Claims (9)

  1. 一端に末端面(20)を有し、他端に前もって形成された半径方向の拡大フランジ(6)を有する管状のシェル(4)と、
    前記シェルを(4)通って延びるステム(8)と前記シェルの前記末端面(20)に隣接する拡大頭部(32)とを有するマンドレル(10)と、
    を備え、
    前記ステム(8)は、張力を受けたとき破断するように構成されたネック部(18)を備え、前記ステム(8)には前記ネック部(18)と前記拡大頭部(32)との間に頭部シャフト(34)が形成されており、
    前記拡大頭部(32)が、リベット取付工程中に前記シェルと係合するように前記拡大頭部の下方に軸方向に延び、前記ステムに引張力がかけられたとき、前記シェルを複数のセグメントに分断し、加工物の一面と係合するようになった複数の縁部(36)と、該縁部(36)の間にあって前記ステム(8)の軸線に対して傾斜した傾斜面(63)とを有する、
    一つ又はそれ以上の加工物内の孔に固定するためのピールタイプ・ブラインドリベット(30)であって、
    前記頭部(32)が、前記ステム(8)と前記縁部(36)との間に位置する変形手段(56)をさらに備え、前記変形手段(56)は、該ステム(8)を超えて半径方向外方に位置する少なくとも部分的な表面を有し、前記頭部(32)が前記シェル(4)内に移動させられたとき、前記シェル(4)と係合し、該シェル(4)を軸方向及び半径方向の両方に変形させ、
    前記頭部シャフト(34)は、該頭部シャフト(34)の周りに形成された複数の切り落とし部分(44)によって形成される狭窄部(42)を備え該狭窄部(42)は、リベットが取り付けられたときに前記リベットの前記変形されたシェル(4)の少なくとも一部を受けるようになっており、
    前記変形手段(56)と前記縁部(36)とは前記ステム(8)の軸線に対して異なる角度の傾斜を有する
    ことを特徴とするリベット。
  2. 前記変形手段(56)が、前記マンドレル(10)の軸線に垂直なほぼ平坦な面を有することを特徴とする請求項1に記載のリベット。
  3. 前記変形手段(56)が、前記ステム(8)の長手方向軸に対して半径方向に傾斜されたことを特徴とする請求項2に記載のリベット。
  4. 前記変形手段(56)が、円錐状の面を含むことを特徴とする請求項3に記載のリベット。
  5. 前記変形手段(56)が、前記縁部(36)の少なくとも1つの内部として少なくとも部分的に形成されたことを特徴とする請求項1、請求項3、又は請求項4のいずれか1項に記載のリベット。
  6. 前記頭部(34)が、前記ステム(8)の前記軸線の周りに等間隔で配置された4つの縁部(36)を含むことを特徴とする請求項4に記載のリベット。
  7. 前記ステム(8)の前記狭窄部(42)の断面が矩形であることを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載のリベット。
  8. 前記切り落とし部分(44)が、前記ステム(8)の周囲の周りに配置された一連のチャネルを含むことを特徴とする請求項1から請求項までのいずれか1項に記載のリベット。
  9. 前記頭部シャフト(34)が、3mmから5mmまでの長さであることを特徴とする請求項に記載のリベット。
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