JPH0953617A - 打込み式アンカ - Google Patents
打込み式アンカInfo
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- JPH0953617A JPH0953617A JP8196568A JP19656896A JPH0953617A JP H0953617 A JPH0953617 A JP H0953617A JP 8196568 A JP8196568 A JP 8196568A JP 19656896 A JP19656896 A JP 19656896A JP H0953617 A JPH0953617 A JP H0953617A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B13/00—Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B13/00—Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose
- F16B13/12—Separate metal or non-separate or non-metal dowel sleeves fastened by inserting the screw, nail or the like
- F16B13/122—Separate metal or non-separate or non-metal dowel sleeves fastened by inserting the screw, nail or the like made from a sheet-metal blank
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Dowels (AREA)
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
- Labeling Devices (AREA)
- Piles And Underground Anchors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 切削加工以外の処理を用いて廉価に製造する
ことができ、しかも中実材料から製造される打込み式ア
ンカの大きい引き抜き値を有するものを提供する。 【解決手段】 拡開脚7が、内方に曲げられた第1の区
分7aを有しており、該第1の区分の外面に向かって第
2の区分7bが折り返されており、前記2つの区分7
a,7bが、互いに重ね合わされていて、互いにせん断
を生じないように結合されている。
ことができ、しかも中実材料から製造される打込み式ア
ンカの大きい引き抜き値を有するものを提供する。 【解決手段】 拡開脚7が、内方に曲げられた第1の区
分7aを有しており、該第1の区分の外面に向かって第
2の区分7bが折り返されており、前記2つの区分7
a,7bが、互いに重ね合わされていて、互いにせん断
を生じないように結合されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】打込み式アンカであって、金
属スリーブが設けられており、この金属スリーブが、ね
じをねじ込むための雌ねじ山を有していて、拡開脚を形
成するために部分的にスリットを形成されており、貫通
孔が設けられており、この貫通孔が、初めは円筒状であ
り、拡開のために設けられた部分領域において前端部に
向かってテーパしており、前記貫通孔には、打込み式ア
ンカを拡開させるための拡開体が打ち込まれるようにな
っており、前記金属スリーブがシート状の金属薄板から
打ち抜かれ、スリーブを形成するように巻かれて継ぎ目
において結合されるようになっている形式のものに関す
る。
属スリーブが設けられており、この金属スリーブが、ね
じをねじ込むための雌ねじ山を有していて、拡開脚を形
成するために部分的にスリットを形成されており、貫通
孔が設けられており、この貫通孔が、初めは円筒状であ
り、拡開のために設けられた部分領域において前端部に
向かってテーパしており、前記貫通孔には、打込み式ア
ンカを拡開させるための拡開体が打ち込まれるようにな
っており、前記金属スリーブがシート状の金属薄板から
打ち抜かれ、スリーブを形成するように巻かれて継ぎ目
において結合されるようになっている形式のものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】冒頭に述べたような形式の公知の打込み
式アンカ(ドイツ連邦共和国実用新案登録第76123
16号明細書,ドイツ連邦共和国実用新案登録第763
6399号明細書)は、一般的に中実材料から形成され
ており、この中実材料の内部に雌ねじ山が設けられてお
り、このねじ山の中央孔は前端部に向かって円錐状にテ
ーパしている。この中央孔には拡開体が挿入され、この
拡開体は、打込み式アンカを拡開させるために、打ち込
み工具を使用して狭い貫通孔へ打ち込まれる。狭い貫通
孔の領域には、打込み式アンカは、拡開脚を形成するた
めに長手方向のスリットを有している。公知の打込み式
アンカは、一般に中実材料から形成され、雌ねじ山を備
えた貫通孔とスリットとが切削加工によって形成され
る。また、打込み式アンカを打抜き/曲げ加工によって
製造することができるように打込み式アンカを構成する
試みもなされてきた。このような打込み式アンカは、例
えばドイツ連邦共和国実用新案登録第7424831号
明細書より公知である。この打込み式アンカでは、テー
パした内孔が押込み加工により形成されており、この押
込み加工部は、長手方向のスリットによって形成された
拡開可能なシェルの内面において、横方向のリブが互い
に間隔を置いて形成され、この横方向のリブの高さが挿
入端部に向かってリブごとに高くなるように配置されて
いる。しかしながら、拡開押圧力が大きい場合には押込
み加工部が変形してしまうので、拡開体によって加えら
れた拡開力が、打込み式アンカの相応の保持力に転換さ
れない。したがって、公知の打込み式アンカは、例えば
コンクリートのような極めて堅固な材料における定着に
は適していない。
式アンカ(ドイツ連邦共和国実用新案登録第76123
16号明細書,ドイツ連邦共和国実用新案登録第763
6399号明細書)は、一般的に中実材料から形成され
ており、この中実材料の内部に雌ねじ山が設けられてお
り、このねじ山の中央孔は前端部に向かって円錐状にテ
ーパしている。この中央孔には拡開体が挿入され、この
拡開体は、打込み式アンカを拡開させるために、打ち込
み工具を使用して狭い貫通孔へ打ち込まれる。狭い貫通
孔の領域には、打込み式アンカは、拡開脚を形成するた
めに長手方向のスリットを有している。公知の打込み式
アンカは、一般に中実材料から形成され、雌ねじ山を備
えた貫通孔とスリットとが切削加工によって形成され
る。また、打込み式アンカを打抜き/曲げ加工によって
製造することができるように打込み式アンカを構成する
試みもなされてきた。このような打込み式アンカは、例
えばドイツ連邦共和国実用新案登録第7424831号
明細書より公知である。この打込み式アンカでは、テー
パした内孔が押込み加工により形成されており、この押
込み加工部は、長手方向のスリットによって形成された
拡開可能なシェルの内面において、横方向のリブが互い
に間隔を置いて形成され、この横方向のリブの高さが挿
入端部に向かってリブごとに高くなるように配置されて
いる。しかしながら、拡開押圧力が大きい場合には押込
み加工部が変形してしまうので、拡開体によって加えら
れた拡開力が、打込み式アンカの相応の保持力に転換さ
れない。したがって、公知の打込み式アンカは、例えば
コンクリートのような極めて堅固な材料における定着に
は適していない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
課題は、冒頭に述べた形式の打込み式アンカを改良し
て、切削加工以外の処理を用いて廉価に製造することが
でき、しかも中実材料から製造される打込み式アンカの
大きい引き抜き値を有するものを提供することである。
課題は、冒頭に述べた形式の打込み式アンカを改良し
て、切削加工以外の処理を用いて廉価に製造することが
でき、しかも中実材料から製造される打込み式アンカの
大きい引き抜き値を有するものを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、拡開脚が、内方に曲げられた第1
の区分を有しており、この第1の区分の外面に向かって
第2の区分が折り返されており、前記2つの区分が、互
いに重ね合わされていて、互いにせん断を生じないよう
に結合されているようにした。
に本発明の構成では、拡開脚が、内方に曲げられた第1
の区分を有しており、この第1の区分の外面に向かって
第2の区分が折り返されており、前記2つの区分が、互
いに重ね合わされていて、互いにせん断を生じないよう
に結合されているようにした。
【0005】
【発明の効果】打込み式アンカを製造するために、まず
金属薄板ストリップから、金属スリーブの展開した輪郭
形状が打抜きおよび曲げ工具で打ち抜かれ、拡開脚を形
成する2つの区分は初めは軸線方向で互いにくっついて
いる。次の段階で、曲げ工具によってねじ山がエンボス
加工され、拡開脚の第2の区分が第1の区分に向かって
折り返される。2つの区分を互いに変位不能に結合させ
るために、例えばエンボス加工点を第2の区分の外面か
ら突出させることができる。このエンボス加工点は第1
の区分の外面に押し込まれる。次いで、シート状の金属
薄板はスリーブを形成するために巻かれ、選択的に突起
結合によって継ぎ目において結合される。2倍の壁厚を
有する拡開脚を連続的に均一な直径に整合させることに
よって、必然的に拡開脚の第1の区分が内方へ曲げら
れ、ひいては狭い内孔が形成されることになる。こうし
て、打込み式アンカを拡開させるために、拡開体を狭い
内孔に打ち込むことができる。互いに当接し合う2つの
区分によって形成された拡開脚の厚くなった領域によ
り、スリーブの2倍の壁厚に相当する拡開度が可能とな
る。
金属薄板ストリップから、金属スリーブの展開した輪郭
形状が打抜きおよび曲げ工具で打ち抜かれ、拡開脚を形
成する2つの区分は初めは軸線方向で互いにくっついて
いる。次の段階で、曲げ工具によってねじ山がエンボス
加工され、拡開脚の第2の区分が第1の区分に向かって
折り返される。2つの区分を互いに変位不能に結合させ
るために、例えばエンボス加工点を第2の区分の外面か
ら突出させることができる。このエンボス加工点は第1
の区分の外面に押し込まれる。次いで、シート状の金属
薄板はスリーブを形成するために巻かれ、選択的に突起
結合によって継ぎ目において結合される。2倍の壁厚を
有する拡開脚を連続的に均一な直径に整合させることに
よって、必然的に拡開脚の第1の区分が内方へ曲げら
れ、ひいては狭い内孔が形成されることになる。こうし
て、打込み式アンカを拡開させるために、拡開体を狭い
内孔に打ち込むことができる。互いに当接し合う2つの
区分によって形成された拡開脚の厚くなった領域によ
り、スリーブの2倍の壁厚に相当する拡開度が可能とな
る。
【0006】この拡開度を引き抜き力に転換するため
に、本発明に基づき、互いに当接し合う2つの区分を互
いに変位不能に結合させることが必要である。このよう
な結合がないと、拡開脚の折り返された第2の区分は、
拡開脚の2倍の壁厚による拡開の結果得られる小さな引
張り力でさえも、折曲げ部分において第1の区分からせ
ん断されるおそれがある。2つの区分の変位不能な結
合、例えば、エンボス加工点、点溶接または横方向のリ
ブによって形成された歯列により、折曲げ部分に作用す
るせん断力は減少せしめられる。したがって、せん断が
生じる前の引き抜き力が著しく高められ、ひいては、プ
ラグの保持力を高めることができる。本発明による打込
み式アンカの場合、中実材料から製造される打込み式ア
ンカの場合と同じ保持力を得ることができるが、打抜き
および曲げ工具における非切削加工による製造の結果、
製造コストが著しく減じられる 均一にテーパした内孔を得るために、第1の区分に当接
された第2の区分の内面に、第1の区分が内方へ曲げら
れた角度に相当する面取り部が設けられていると有利で
ある。
に、本発明に基づき、互いに当接し合う2つの区分を互
いに変位不能に結合させることが必要である。このよう
な結合がないと、拡開脚の折り返された第2の区分は、
拡開脚の2倍の壁厚による拡開の結果得られる小さな引
張り力でさえも、折曲げ部分において第1の区分からせ
ん断されるおそれがある。2つの区分の変位不能な結
合、例えば、エンボス加工点、点溶接または横方向のリ
ブによって形成された歯列により、折曲げ部分に作用す
るせん断力は減少せしめられる。したがって、せん断が
生じる前の引き抜き力が著しく高められ、ひいては、プ
ラグの保持力を高めることができる。本発明による打込
み式アンカの場合、中実材料から製造される打込み式ア
ンカの場合と同じ保持力を得ることができるが、打抜き
および曲げ工具における非切削加工による製造の結果、
製造コストが著しく減じられる 均一にテーパした内孔を得るために、第1の区分に当接
された第2の区分の内面に、第1の区分が内方へ曲げら
れた角度に相当する面取り部が設けられていると有利で
ある。
【0007】別の有利な構成が、従属請求項および実施
例に示されている。
例に示されている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
につき詳しく説明する。
につき詳しく説明する。
【0009】図1に示された打込み式アンカ1は、貫通
孔3を備えた金属スリーブ2を有しており、この貫通孔
は、初めは円筒状であり、次いで、拡開のために設けら
れた部分領域において先端部に向かって円錐状にテーパ
している。貫通孔3の後部領域には雌ねじ山4が設けら
れている。この貫通孔3には拡開体5が挿入される。こ
の拡開体は、円筒状区分を有しており、さらにこの円筒
状区分に隣接して、先端部に向かってテーパした円錐台
形部6を有している。
孔3を備えた金属スリーブ2を有しており、この貫通孔
は、初めは円筒状であり、次いで、拡開のために設けら
れた部分領域において先端部に向かって円錐状にテーパ
している。貫通孔3の後部領域には雌ねじ山4が設けら
れている。この貫通孔3には拡開体5が挿入される。こ
の拡開体は、円筒状区分を有しており、さらにこの円筒
状区分に隣接して、先端部に向かってテーパした円錐台
形部6を有している。
【0010】雌ねじ山4に続く貫通孔3のテーパは、拡
開脚7が内方へ曲げられることによって得られ、この場
合、この拡開脚の内面は、打込み式アンカの中心軸線に
向かって5゜〜7゜の内方曲げ角度αを形成している。
拡開脚7の第2の区分7bは、第1の区分7aの外面に
向かって折り返され、折り返し後には、第2の区分7b
の外面は、打込み式アンカが雌ねじ山の領域において有
する外径とほぼ同じ外径を有する。折り返しの結果、金
属スリーブ2の壁厚の2倍に相当する壁厚を備えた拡開
領域が形成される。引抜き力が大きい場合に、2つの区
分7a,7bが折曲げ部分8においてせん断するのを回
避するために、2つの区分は、せん断を生じないように
エンボス加工点9によって互いに結合されている。
開脚7が内方へ曲げられることによって得られ、この場
合、この拡開脚の内面は、打込み式アンカの中心軸線に
向かって5゜〜7゜の内方曲げ角度αを形成している。
拡開脚7の第2の区分7bは、第1の区分7aの外面に
向かって折り返され、折り返し後には、第2の区分7b
の外面は、打込み式アンカが雌ねじ山の領域において有
する外径とほぼ同じ外径を有する。折り返しの結果、金
属スリーブ2の壁厚の2倍に相当する壁厚を備えた拡開
領域が形成される。引抜き力が大きい場合に、2つの区
分7a,7bが折曲げ部分8においてせん断するのを回
避するために、2つの区分は、せん断を生じないように
エンボス加工点9によって互いに結合されている。
【0011】金属スリーブ2は、打抜きおよび曲げ工具
において製造され、この打抜きおよび曲げ工具では、ま
ず図2に示された打抜き輪郭10が打ち抜かれる。次い
で、区分7bが、拡開脚7を形成するために折曲げ部分
8において区分7aの外面に向かって折り返される。区
分7a,7bはスリット11によって互いに分離されて
いる。また、引き続き金属薄板を巻きつけて金属スリー
ブ2を形成する際に区分7aを角度αで内方へ曲げるこ
とができるように、区分7aには僅かに円錐状の輪郭が
与えられている。巻かれる場合に、金属スリーブ2は一
方の長手方向縁部に配置された突起12と、他方の長手
方向側に配置された切欠き13とによって継ぎ目14で
結合される。2つのスリット11と継ぎ目14とによ
り、図示の実施例では巻かれた後に3つの拡開脚が形成
される。
において製造され、この打抜きおよび曲げ工具では、ま
ず図2に示された打抜き輪郭10が打ち抜かれる。次い
で、区分7bが、拡開脚7を形成するために折曲げ部分
8において区分7aの外面に向かって折り返される。区
分7a,7bはスリット11によって互いに分離されて
いる。また、引き続き金属薄板を巻きつけて金属スリー
ブ2を形成する際に区分7aを角度αで内方へ曲げるこ
とができるように、区分7aには僅かに円錐状の輪郭が
与えられている。巻かれる場合に、金属スリーブ2は一
方の長手方向縁部に配置された突起12と、他方の長手
方向側に配置された切欠き13とによって継ぎ目14で
結合される。2つのスリット11と継ぎ目14とによ
り、図示の実施例では巻かれた後に3つの拡開脚が形成
される。
【0012】雌ねじ山4は、巻いた後にねじ溝を切る
か、または打抜きおよび曲げ工具においてねじ山をエン
ボス加工することによって製造することができる。エン
ボス加工点9は、金属スリーブを巻いた後か、または2
つの区分7a,7bを折り返した後に形成することもで
きる。
か、または打抜きおよび曲げ工具においてねじ山をエン
ボス加工することによって製造することができる。エン
ボス加工点9は、金属スリーブを巻いた後か、または2
つの区分7a,7bを折り返した後に形成することもで
きる。
【0013】図3に示された構造では、区分7aと7b
との間のせん断を生じない結合が点溶接15によって得
られる。図4では、せん断を生じない結合が歯列によっ
て得られ、この歯列は、区分7aの外面と、区分7bの
折り返された内面とに設けられた横方向のリブ16によ
って形成されており、これらの横方向のリブは互いに係
合するようになっている。拡開脚の領域において貫通孔
3の均一なテーパを得るために、折り返された区分7b
の内面は、内方曲げ角度αに相当する面取り部分17を
有している。
との間のせん断を生じない結合が点溶接15によって得
られる。図4では、せん断を生じない結合が歯列によっ
て得られ、この歯列は、区分7aの外面と、区分7bの
折り返された内面とに設けられた横方向のリブ16によ
って形成されており、これらの横方向のリブは互いに係
合するようになっている。拡開脚の領域において貫通孔
3の均一なテーパを得るために、折り返された区分7b
の内面は、内方曲げ角度αに相当する面取り部分17を
有している。
【図1】挿入された拡開ピンを備えた打込み式アンカを
示す図である。
示す図である。
【図2】打抜き輪郭を示す図である。
【図3】拡開脚の2つの区分の点溶接による結合を示す
図である。
図である。
【図4】横方向のリブによって形成された歯列による、
拡開脚の2つの区分の結合を示す図である。
拡開脚の2つの区分の結合を示す図である。
【符号の説明】 1 打込み式アンカ、 2 金属スリーブ、 3 貫通
孔、 4 雌ねじ山、5 拡開体、 6 円錐台形部、
7 拡開脚、 7a,7b 区分、 8折曲げ部分、
9 エンボス加工点、 10 打抜き輪郭、 11
スリット、12 突起、 13 切欠き、 14 継ぎ
目、 15 点溶接、 16 横方向のリブ、 17
面取り部分
孔、 4 雌ねじ山、5 拡開体、 6 円錐台形部、
7 拡開脚、 7a,7b 区分、 8折曲げ部分、
9 エンボス加工点、 10 打抜き輪郭、 11
スリット、12 突起、 13 切欠き、 14 継ぎ
目、 15 点溶接、 16 横方向のリブ、 17
面取り部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エーベルハルト メーダー ドイツ連邦共和国 オイティンゲン−ゲッ テルフィンゲン シュタイクヴェーク 25 (72)発明者 ゲルト シェトラー ドイツ連邦共和国 ヴァルトアッハタール ザンクト−ヒラリウス−ヴェーク 14 (72)発明者 ライナー マレー ドイツ連邦共和国 ヴァルトアッハタール イム マルティンスキルヒレ 20 (72)発明者 ユルゲン シュトリービヒ ドイツ連邦共和国 ホルプ ヴァイカース タールシュトラーセ 5
Claims (6)
- 【請求項1】 打込み式アンカであって、金属スリーブ
が設けられており、該金属スリーブが、ねじをねじ込む
ための雌ねじ山を有していて、拡開脚を形成するために
部分的にスリットを形成されており、貫通孔が設けられ
ており、該貫通孔が、初めは円筒状であり、拡開のため
に設けられた部分領域において前端部に向かってテーパ
しており、前記貫通孔には、打込み式アンカを拡開させ
るための拡開体が打ち込まれるようになっており、前記
金属スリーブがシート状の金属薄板から打ち抜かれ、ス
リーブを形成するように巻かれて継ぎ目において結合さ
れるようになっている形式のものにおいて、 拡開脚(7)が、内方に曲げられた第1の区分(7a)
を有しており、該第1の区分の外面に向かって第2の区
分(7b)が折り返されており、前記2つの区分(7
a,7b)が、互いに重ね合わされていて、互いにせん
断を生じないように結合されていることを特徴とする、
打込み式アンカ。 - 【請求項2】 拡開脚(7)の2つの区分(7a,7
b)が、エンボス加工点(9)によって互いに結合され
ている、請求項1記載の打込み式アンカ。 - 【請求項3】 拡開脚(7)の2つの区分(7a,7
b)が、点溶接(15)によって互いに結合されてい
る、請求項1記載の打込み式アンカ。 - 【請求項4】 拡開脚(7)の2つの区分(7a,7
b)が、互いに係合する横方向のリブ(16)によって
形成された歯列によって互いに結合されている、請求項
1記載の打込み式アンカ。 - 【請求項5】 区分(7a)の外面に当接された区分
(7b)の内面に、第1の区分(7a)が内方へ曲げら
れた角度(α)にほぼ相当する面取り部分(17)が設
けられている、請求項1記載の打込み式アンカ。 - 【請求項6】 第1の区分(7a)が内方へ曲げられた
角度(α)が、5゜〜7゜である、請求項1記載の打込
み式アンカ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19528675.8 | 1995-08-04 | ||
DE19528675A DE19528675A1 (de) | 1995-08-04 | 1995-08-04 | Schlaganker |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0953617A true JPH0953617A (ja) | 1997-02-25 |
JP2749564B2 JP2749564B2 (ja) | 1998-05-13 |
Family
ID=7768693
Family Applications (1)
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