JPH01234610A - 埋込ナット - Google Patents

埋込ナット

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JPH01234610A
JPH01234610A JP5728588A JP5728588A JPH01234610A JP H01234610 A JPH01234610 A JP H01234610A JP 5728588 A JP5728588 A JP 5728588A JP 5728588 A JP5728588 A JP 5728588A JP H01234610 A JPH01234610 A JP H01234610A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nut
folded
diameter
nut body
folded part
Prior art date
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Pending
Application number
JP5728588A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiko Sumiya
角谷 年彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KAYOU KOGYO KK
Original Assignee
KAYOU KOGYO KK
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Publication date
Application filed by KAYOU KOGYO KK filed Critical KAYOU KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、種々の基材に埋込まれてボルトやビス接合に
用いられる埋込ナツトに関rるものである。
[従来の技術] 従来の埋込ナンドは、外周面に凹凸を有する円筒体を鋳
造し、その内面にねじを切って製造していたが、鋳造で
あるためコストが高くなるという問題があった。そこで
本発明者は第8図に示すように、金属板を円筒状に曲成
して埋込ナラ)A″ を形成し、この埋込ナツトA′の
内面に雌ねじ部3を打ち出し形成し、更に埋込ナツトA
′に切り込み20人れて切り起こし片21を形成し、切
り起こし片21の先端に埋込ナツトA′の外周方向に向
けて食い込み突部22を突設することを考え、既に災願
昭61−88606号などとして出願をしている。そし
てこの従来例は、埋込ナンドA′を取付基材の孔に挿入
し、ボルト、ビス等のねし兵を埋込ナンドA′に螺合す
ることによりねし兵により切り起こし片21を起こし、
食い込み突部22を孔の内壁に食い込ませるようにして
いた。
1発明が解決しようとする課題] 実願昭61−88606号に示された従来例は金属板を
円筒状に曲成して埋込ナツトA′を形成しているので円
筒体を鋳造し、これをねじ切りするものに比べてコスト
が安くでトるが、切り起こし片21をボルトの螺合によ
り起こして食い込み突部22を孔の内壁に食い込ませる
際に孔の内壁が固い場合には食い込み突部22が孔の内
壁に食い込まず、屈曲部分が平板状に延びた状態となっ
てしまい、埋込ナラ)・A′として十分な創引外抜き力
を発揮できない場合が生じていた。また食い込み突部2
2が孔の内壁に食い込んだとしても孔の内壁に点接触で
圧接した状態となり、これも十分な耐引き抜き力を発揮
できなかった。
本発明はこのような従来例の問題点に鑑みて発明したも
のであって、その目的とするところは、金属板を曲成し
てナツト本体を形成したものにおいて十分な副引き抜き
力を発揮できる押込ナツトを提供するにある。
[課題を解決するための手段1 本発明の埋込ナツトは、金属板を略円筒状に曲成してナ
ツト本体1を形成し、ナンド本体1の後端部を2重以」
二に折り返して折り返し部2を設けると共に折り返し部
2の外面をナンド本体1の析ワ返していない部分の外面
とほぼ面一・乃至は内側に位置させ、ナラ)本体1の内
面に雌ねじ部3を打ち出し形成し、このナツト本体1の
外面に割り筒にて形成した外筒4を被嵌して外筒4の後
端部をナツト本体1の後端部の折り返し部2に重ね、ナ
ンド本体1内に折り返し部2を拡径するための中押具5
を挿入して成るものであって、このような構成を採用す
ることで、上記した本発明の目的を達成したものである
[作用1 しかして、本発明にあっては、金属板を略円筒状に曲成
して形成したナツト本体1の後端部を2重」υ、−J二
に折り返して折り返し部2を形成したので、折り返し部
2部分をナンド本体1の他の部分よりも肉厚にでき、し
たがって中押具5を打ち込んで中押具5により折り返し
部2を拡径すると折り返し部2により外筒4の後端部が
拡径されて孔6の内壁に面で食い込み、この状態でナツ
ト本体1の雌ねじ部3にボルト、ねじ等のねじ兵7を螺
合することで強力な耐引ぎ抜き力を発揮できるようにな
ったものである。
[実施例] 本発明の埋込ナラIAはナンド本体1と外筒4により構
成しである。金属板を円筒状に曲成してなるナツト本体
1は、円周上の複数箇所において円筒状のナンド本体1
の内面に内方に凸となった雌ねじ部3が打ち出し形成さ
れでいる。またナンド本体1の後端部を2重以上に折り
返して折り返し81S2を設けると共に折り返し部2の
外面をナツト本体1の折り返していない部分の外面とほ
ぼ面一乃至は内側となるように位置させである。折り返
し部2は曲げた後に焼き入れをしてあって硬質となって
いる。ここでナツト本体1の後部には第1図に示すよう
に1乃至複数個の切り込み部8を形成してあってもよい
。ナンド本体1の前端目縁には外方向に向がって当たり
片9が突設しである。
この当たり片9の突設長さは外筒4の肉厚に略等しくし
である。筒状に曲成したナンド本体1の前半部は雌ねじ
部3にねじ具7を螺合した場合にナンド本体1の前半部
が拡径してねじ具7が雌ねじ部3から外れて抜けないよ
うに拡径防止手段により拡径を防止しである。第1図の
実施例では断面略C状をしたナンド本体1の両側縁の前
半部の一側縁に蟻状をしだ係止突部10aを設けるとと
もに他側縁に蟻状をしだ係止凹部101〕を設けてこの
係止突部10aと係止凹部101〕とで拡径防止手段が
構成してあり、係止突部10aを係止凹部10bに係止
すことでナンド本体1の前半部が拡径するのを防止する
ようになっている。外筒4は鉄、銅、アルミニュウム等
の金属、合成樹脂、あるいはその他の新素材等により形
成してあり、筒を前後に1箇所で割って断面略C字状と
なったいわゆる割り筒により構成してあり、例えば金属
板を円筒状に曲成して形成しである。上記外筒4はナツ
ト本体1に被嵌されるものであって、外筒4の前端がナ
ツト本体1の当たり片9に当たって脱落するのを防止し
であるとともに外筒4の後端部かナンド本体1の折り返
し部2に重ねられている(第2図参照)。ナンド本体1
内にはナツト本体]内に折り返し部2を拡径するための
中押具5が挿入される。この中押具5としては例えば第
1図に示すようにナツト本体1の内径と略等しい径の円
柱部5aの先端部に先端にいくほど細径となったガイド
部51〕を設けて形成しであるが、第6図(、)に示す
ような有底筒状をしたものであってもよく、あるいは第
6図(I〕)に示すように有底筒状をした中押具5の底
部5cに孔部5dを設けたものであってもよく(この第
 図に示すものの施工については後述する)、あるいは
更に他の実施例として中押具5として球を用いてもよく
、更にナツト本体1内に挿入されて折り返し部2を拡径
することができるものであれば他のものを用いてもよい
ものである。この外筒4には切溝11を設けてもよいも
のである。また外筒4の外面には必要に応じて四部、凸
部、あるいはローレフト等を形成してもよい。
また外筒4の内面、ナツト本体1の外面にも四部、凸部
、あるいはローレット等の滑り止め手段を形成してもよ
いものである。
しかして、上記のような構成の埋込ナラ)Aは外筒4を
ナンド本体1の被嵌するとともに中押具5をカン1本体
1内に入れた状態で被取付は材である基材12に穿設し
た孔6内に第3図(a)に示すように差し込むかあるい
は打ち込み、次に中押具、5を治具などを用いて後方に
打ち込んで第3図(I〕)に示すように中押具、5によ
り折り返し部2を拡径し、拡径した折り返し部2により
更に外筒4の折り返し部2に重ねである部分を拡径して
基材12の孔6の内壁に食い込ませる。この場合外筒4
の後部は面で孔6の内壁に食い込むものである。
このようにして埋込ナツトAが抜けないようにした状態
で第3図(c)に示すようにナンド本体1にボルトやビ
ス等のねじ共7をナンド本体1の雌ねじ部3に螺合する
ものである。なお上記実施例では中押具5を治具で後方
に打ち込んだ例を示したが、ナツト本体1の雌ねじ部3
にねじ具7を螺合することで中押JASを後方に押し込
んで中押J45により折り返し部2を拡径して外筒4を
拡径するようにしてもよいものである。このようにして
ねじ兵7を螺合することで基材12に取付材13を取伺
けるものである。この場合、本発明の埋込ナツトAはコ
ンクリート、アルミニューム、木貿祠、硬質合成樹脂、
軟質合成樹脂、パーチクルボード等種々の基材12に取
付けることがで外るが、特にコンクリートのような硬質
の基材12に好適である。
ところで、本発明にあって、ナツト本体1の後部の折り
返し部2は2重以上であれは、2重、3重、4重・・・
・・・等いずれであってもよく、使用目的等により選択
するものである。また第4図には折り返し部2の折り返
しの例を示しているが、必ずしも第4図のもののみに限
定されるものではないのは勿論である。また外筒4は比
較的軟質の材料のものの場合、折り返し部2が拡径した
場合に外筒4が拡径して孔6の内壁に食い込む際内壁の
凹凸にそってぴったりと食い込むものである。また外筒
4が合成樹脂の場合折り返し部2と重なる部分を第5図
(a)(1))に示すような厚肉部4aとしておいても
よい。この場合厚内部4aは第5図(a)のように外側
に膨出していても、第5図(b)に示すように内側に膨
出していてもいずれでもよい。このように厚肉部4aを
設けておくとよりいっそう食い込みが深くなるものであ
る。また外筒4が金属板を曲だものの場合には第5図(
c)、第5図(d)に示すように外筒4の後端部の折り
返し部2と重なる部分を折り返して外筒側折り返し41
)としてもよい。この外筒側折り返し4bは2重以上の
折l)返しとする。また外筒側折り返し41〕は第5図
(C)のように外側に折り返してあっても、第5図(d
)に示すように内側に折り返してあってもよいものであ
る。
第7図には本発明の更に他の実施例が示しである。この
実施例においては外筒4をす7ト本体1に被嵌するとと
もに中押具5をナンド本体1内に入れた状態で板取イ」
け祠て゛ある基材12に穿設した孔6内に第7図(a)
に示すように差し込むかあるいは打ち込み、この状態で
ねじ具7をナンド本体1に螺合するのであるが、ここで
用いるねじ致7は先端中央部に細肖゛部15を介して小
径突部】4を突設してあり、ねじ具7を螺進すると第7
図(1〕)に示すように小径突部14が中押具5の底部
5cの孔部5dに差し込まれ、この状態で更にねじ共7
を螺進すると有底筒状をした中押具5が後方に押し込ま
れ、第7図(c)に示すように中押具5により折り返し
部2が拡径され、これに上り外筒4の後部が拡径されて
孔6の内壁に食い込むものである。この場合、後面が開
口した有底筒状の中押具5は底部50部分が変形しよう
とするが、孔部5dの縁が第7図(c)に示すように小
径突部14の突出基部の細首部15に当たっ−Cそれ以
上の変形が防止されると共に逆に小径突部14が中押具
5から抜けなくなり、両者が一体的に結合される。
したがって中押具5を後方に押し込んで折り返し部2を
拡径する際中押具5がナツト本体1の後端から後方に抜
けてしまうといったおそれがないものである。またナツ
ト本体1の後部に圧入された中押具5がねじ兵7の引き
抜きに対する抵抗となるものである。
[発明の効果] 本発明にあっては、叙述のように金属板を略円筒状に曲
成してナツト本体を形成し、ナンド本体の後端部を2重
以上に折り返して折り返し部を設け、ナツト本体の内面
に雌ねじ部を打ち出し形成しであるので、ナンド本体を
金属板のプレスにて形成できて簡単且つ安価に製造でき
るのは勿論のことこのようにナンド本体を金属板のプレ
スにて形成できるようにしたにもかかわらず、後端部を
折り返しにより厚くて終るものであり、しかもこの折り
返し部の外面をナツト本体の折り返していない部分の外
面とほぼ面一乃至は内側に位置させ、このナンド本体の
外面に割り筒にて形成した外筒を被嵌して外筒の後端部
をナツト本体の後端部の折り返し部に重ね、ナツト本体
内に折り返し部を拡径するための中押具を挿入しである
ので、中押具を押し込むことです/ト本体の他の部分よ
りも肉厚した折り返し部を拡径し、折り返し部2の拡径
により外筒の後端部を拡径して孔の内壁に面で食い込む
ものであって、従来のような力、接触あるいは線接触の
ものに比べて埋込ナツトを強固に埋般できるものである
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の分解斜視図、第2図は同上
の斜視図、第3図(a)(b)(e)は同上の施工順序
を示す断面図、第4図(a)(1))は同上の折り返し
部の他の実施例を示す断面図、第5図(a)(+))(
c)(d)は外筒の他の実施例の折り返し部に重ねる部
分の断面図、第6図(a)(b)は中押具の他の実施例
の断面図、第7図(a)(b)(c)は本発明の他の実
施例の施工順序を示す断面図、@8図は従来例の斜視図
であって、1はナツト本体、2は折り返し部、3は雌ね
じ部、4は外筒、5は中押具である。 代理人 弁理士 石 1)艮 七 ト   −

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)金属板を略円筒状に曲成してナット本体を形成し
    、ナット本体の後端部を2重以上に折り返して折り返し
    部を設けると共に折り返し部の外面をナット本体の折り
    返していない部分の外面とほぼ面一乃至は内側に位置さ
    せ、ナット本体の内面に雌ねじ部を打ち出し形成し、こ
    のナット本体の外面に割り筒にて形成した外筒を被嵌し
    て外筒の後端部をナット本体の後端部の折り返し部に重
    ね、ナット本体内に折り返し部を拡径するための中押具
    を挿入して成ることを特徴とする埋込ナット。
JP5728588A 1988-03-10 1988-03-10 埋込ナット Pending JPH01234610A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5728588A JPH01234610A (ja) 1988-03-10 1988-03-10 埋込ナット

Applications Claiming Priority (1)

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JP5728588A JPH01234610A (ja) 1988-03-10 1988-03-10 埋込ナット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01234610A true JPH01234610A (ja) 1989-09-19

Family

ID=13051270

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5728588A Pending JPH01234610A (ja) 1988-03-10 1988-03-10 埋込ナット

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JP (1) JPH01234610A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0757185A1 (de) * 1995-08-04 1997-02-05 Fischerwerke Arthur Fischer GmbH & Co. KG Schlaganker
NL1044378B1 (nl) * 2022-07-13 2024-01-25 Comforthome Bv Plug met Plunjer

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5637711B2 (ja) * 1975-04-18 1981-09-02

Patent Citations (1)

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