JPH06147208A - ブラインドファスナー - Google Patents

ブラインドファスナー

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JPH06147208A
JPH06147208A JP4126568A JP12656892A JPH06147208A JP H06147208 A JPH06147208 A JP H06147208A JP 4126568 A JP4126568 A JP 4126568A JP 12656892 A JP12656892 A JP 12656892A JP H06147208 A JPH06147208 A JP H06147208A
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JP
Japan
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stem
head
tail
shoulder
rivet
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Pending
Application number
JP4126568A
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English (en)
Inventor
Merle E Norton
マール・イー・ノートン
Felipe Wong
フェリッペ・ウォン
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Textron Inc
Original Assignee
Textron Inc
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B19/00Bolts without screw-thread; Pins, including deformable elements; Rivets
    • F16B19/04Rivets; Spigots or the like fastened by riveting
    • F16B19/08Hollow rivets; Multi-part rivets
    • F16B19/10Hollow rivets; Multi-part rivets fastened by expanding mechanically
    • F16B19/1027Multi-part rivets
    • F16B19/1036Blind rivets
    • F16B19/1045Blind rivets fastened by a pull - mandrel or the like
    • F16B19/1054Blind rivets fastened by a pull - mandrel or the like the pull-mandrel or the like being frangible

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Insertion Pins And Rivets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 ファスナーマンドレルは一方の端部に球状に湾曲した肩
と肩に近接する長円形の形状のヘッドを形成する。工作
物においてファスナーを設置する際に、肩が管のリベッ
トの端部を拡大し、かつリベットの他方の端部における
予め形成されたヘッドとの組合わせで工作物をともに締
付ける。マンドレルヘッドは良いステム保持を与えるた
めにマンドレルヘッドを部分的に囲む長円形の形状にリ
ベットテールを変形する。マンドレルステムにおける複
数個の環状リブはリベットが設定されるとき、リベット
ヘッド端部の減少した直径区域に引込まれ、それにより
さらに他のステム保持を与える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】この発明は、ブラインドリベットのよう
な、ファスナー取り付けが一方の側においてアクセス可
能にすぎない機械ファスナーに関するものであるが、こ
の発明はまたブラインドでない状況において有用であっ
てもよい。より特定的には、この発明は取り付けられた
ファスナー本体におけるファスナーステムヘッドを保持
するための改良された手段に関するものである。
【0002】
【発明の背景】ブラインドリベットの取り付けでは、管
のファスナー本体またはスリーブとそこにおける円筒形
のステムとの組合わせが2つまたはそれ以上の積重ねら
れた工作物における穴を介して挿入される。スリーブは
典型的には、組合わせられた工作物の一方の側部に係合
する一方の端部上の予め形成されたヘッドを有し、かつ
工作物の反対の側部から突出するそのテール端部上の簡
単な管状の構成を有する。ステムは、通常、ファスナー
スリーブの端部に係合し、かつ設備道具によってつかま
れるスリーブのヘッド端部を超えて突出する長平の部分
を有する。ステムは道具によって引張られ、そのためそ
の拡大されたヘッドがスリーブのテールを変形し、工作
物を一緒に締付ける。スリーブがこうして設定されると
き、さらにステムにおいて引くことはそれが折れ、スリ
ーブヘッドの外部と同一面になることを引起こす。様々
なファスナーが様々な効果の程度の工作物締付け局面を
達成する。
【0003】スリーブを通って延在するステムの部分が
スリーブにおいてとられたままであることはステムがフ
ァスナーにさらに他のせん断強さを与える点において望
ましく、かつ多くの取り付けでは、構造のアクセス不可
能な部分に限られるゆるいリベットステムを有すること
は受入れられ得ない。3片のブラインドファスナーで
は、ロッキングリングがスリーブにおいてステムを固定
するためにステムとスリーブとの間の対をなす環状溝に
嵌合する。このようなファスナーは広く使用され、かつ
多くの利点を有し、1つの利点は、ステムが積極的な停
止に達するまで線引きされるので所与のファスナーが工
作物の厚みの範囲内で工作物を収容し得ることである。
これらのファスナーは工作物を一緒にきつく締付けるた
めにこれらのファスナーもまた効果的であった。
【0004】2片のファスナーは当然より廉価であり、
また、良い締付け能力と良いステム保持を与える。様々
な試みがこれらの目標を達成するためになされてきた
が、部分的な成功しか得られていない。
【0005】ハイデンウォルフ(Heidenwolf)に対する
米国特許第3,047,181号は、切頭錐体の前方の
表面と球状の後方の表面とを有するようであるそのステ
ム上の拡大されたテールを有する2片のブラインドファ
スナーを開示する。このようなファスナーは工作物をと
もにきつく引くようであり、かつその特許は「スリーブ
テールがマンドレルまたはステムの終端の球面部分の滑
らかな表面にあふれで、かつ拡大されたテールを囲い込
む」と示されている。しかしながら、ステムテールの包
囲を容易にするためにスリーブの最も外側の端部におい
ては歯がさらに備えられる。
【0006】シーボル(Siebol)に対する米国特許第
3,073,205号は、テーパにされた先導の表面を
有する拡大されたステムヘッドを利用する良い工作物締
付けを与えるようであるファスナーを開示し、かつ拡大
されたステムヘッドはスリーブのテールにとらえられ
る。しかしながら、スリーブは保持能力を与えるために
その内側の表面上に形成された環状の溝を有する。この
ような溝は、もちろん、構造の出費を増す。
【0007】ドルチ(Dolch )に対する米国特許第4,
211,145号は、拡大された円錐形のヘッドを有す
るステムを有するブラインドリベットを開示し、かつド
ルチに対する米国特許第4,236,429号は球面の
テールを開示する。各場合において、ヘッドはスリーブ
の端部内でとらえられると言われる。しかしながら、こ
れらのファスナーは熱可塑性の材料で作られ、かつ内側
に延在する環状ビードはステムヘッドをとらえるために
スリーブの一番遠い端部上に形成される。熱可塑性の材
料が変形する圧力がゆるめられた後その元の形に戻る傾
向があるのでこれは達成されるといわれる。多くの応用
に対しては、熱可塑性のファスナーは、もちろん、受入
れることができない。
【0008】テキストロン・インコーポレイテッド(Te
xtron Inc.)のチェリー・ディビジョン(Cherry Divis
ion )によって作られ、かつ「N−リベット」と呼ばれ
る2片のブラインドファスナーは、概して平坦な前方の
表面と、湾曲した凸面の後方の表面と、幾分長円形の断
面の形状を拡大されたヘッドに与える概して平坦にされ
た両端の側部の対を有する拡大されたヘッドを有するス
テムを使用する。このような形状を有するヘッドは、ス
リーブの端部に入るとき、スリーブテールの断面は、ス
テムヘッドのより長い寸法において拡大されることによ
って変形され、スリーブテールの隣接する側部が内側に
引かれ、かつステムヘッドの端部上で曲がる傾向にあ
り、それがスリーブの端部内でとらえられる結果を伴
う。このようなファスナーが比較的廉価であり、かつ多
くの応用に対して広く使用されるが、よりよく、より固
定された工作物の締付けが所望される。これはもし、こ
のように結果が著しく増加された出費なく得られ得るな
らば特にそうである。
【0009】ビンズ(Binns )に対する米国特許第3,
850,021号および第3,880,042号は、フ
ァスナーステム上の軸方向に空間をあけられ、外側に延
在し、直径の方向および軸方向に空間をあけられたフラ
ンジの使用を開示し、かつこのようなフランジは非円形
形状にスリーブの端部を変形する。しかしながら、これ
は製造するのに困難なようである。
【0010】レイノルズ(Reynolds)に対する米国特許
第3,136,204号は、スリーブテールが円錐形表
面および冠状の後方表面を有するピンヘッドによってい
わゆるチューリップ形状に変形される2片のブラインド
ファスナーを開示する。スリーブテールはある制限され
たステム保持能力を与えるが、スリーブヘッドはステム
上の溝の中にまたスエージされるのでこれは明らかに十
分でない。
【0011】キーティング(Keating )に対する米国特
許第2,558,623号は、スリーブは減少した直径
のヘッド区域を有し、かつスリーブ材料はより大きい直
径のピン区域によってステム保持のためのステムにおけ
る溝の中にスエージされる2片のリベットアセンブリを
開示する。
【0012】優秀な工作物締付け、それに加えて良いス
テム保持能力を与える能力を有する改良された廉価な2
片のブラインドファスナーに対する必要はまだ存在す
る。
【0013】
【発明の概要】要するに、この発明は良い工作物締付け
特徴およびステム保持特徴を与えるために独特な形状に
された一方の端部に拡大されたヘッドおよび肩を有する
プルステムを有するブラインドファスナーを含む。ステ
ム上の拡大された肩は最初にスリーブのテールに係合す
る外側にフレアになった好ましくは球面に湾曲した前方
表面を有する。ファスナーが取り付けられたとき、肩は
工作物をともに引張りながらスリーブに入り、かつそれ
を拡大する。その前方部分の後方の方には、肩の周辺を
超えて直径方向に間隔をあけられかつ突出する1対のス
リーブ拡張リップまたは突出の対が備えられる。リップ
はリップ間の周辺に延在する凹みを有する拡大されたヘ
ッドを与え、概して球面の形状とともに後方および内側
に傾斜する。ステムをスリーブのテールの中に拡張する
リップを引くために十分に遠くに引張ることはスリーブ
テールを概して長円形の形状をした断面に変形する。ス
テムをスリーブにさらに引張ることは、スリーブテール
内のステムヘッドを囲み、かつとらえるための凹みの中
にスリーブの端部が内側に曲がることを許容する。
【0014】さらに他のステム保持は、ステム上ののこ
歯切欠きとスリーブのヘッド端部におけるスリーブの減
少された内側の直径区域との間の増加する干渉を与える
ことによって得られる。好ましくは、のこ歯切欠きは環
状である。このステム保持の手段はファスナーが先行の
段落において述べられたもの以外のマンドレルヘッドを
有する場合有用である。
【0015】
【好ましい実施例の詳細な説明】図1を参照して、工作
物において取付けられる前の、管のリベット本体または
スリーブ4を通って挿入される長平のマンドレル2が整
列して示される。リベット4は一方の端部の円筒形のテ
ール12とともに他方の端部に管のシャンク5と拡大さ
れたヘッド6を含む。そこに挿入されるマンドレル2を
受取るように寸法を合わせられた円筒形の空洞またはボ
ア7がリベットシャンク5およびヘッド6を通って延在
する。
【0016】マンドレル2は一方の端部でヘッド24に
おいて最大になる長い円筒形のステム14をそれらの間
の肩22とともに含む。ステムは、取付け握り目的のた
めに、ヘッド24と反対の端部のかなりの部分のまわり
の環状ののこ歯切欠き16を含む。ステム軸に対して概
して平行に延在する溝18の環状の帯がのこ歯切欠き1
6に隣接する。環状の切欠きまたはブレーク溝20は2
つの部分が結合する厚みにおよそ等しい肩22からの少
し離れて位置する。ブレーク溝20と肩22との間には
複数個の環状の溝およびリブまたはのこ歯切欠き19が
ある。
【0017】溝19に直面する肩22の前方の表面は凸
型で好ましくは球状の湾曲を有し、直径はステム14か
らヘッド24と合うところで最大にまで増加する。言換
えると、肩は全体で概して半球形の形状を有するが、ヘ
ッド24に隣接する概して円筒形状の短い環状の帯22
aがある。
【0018】図2、図3および図4において示されてい
るように、ヘッド24は据付けの際にリベットテールの
変形を容易にするために特定の形状を有する。肩22
は、2つの直径方向に空間をあけられた側部において後
方に直面する出っ張り(ledge)において切りたっ
て終端する。各出張り6は図4で見られるように、ヘッ
ド24の平坦な側部27とその放射状の内側の側部で境
界を接する円形の部分の形状を有する。ヘッド24端部
表面29は概して球形の湾曲を有し、かつ側部27で境
界を接し、それはマンドレル2の軸に多少平行である。
肩22直径から内側に出張り26に交差する各側部27
はリベットテール12に対する凹み30を作る。ヘッド
表面29は放射状に外側に延在し、肩22の直径を超え
て放射状に延在する2つの直径方向に空間をあけられた
拡張リップまたは突出28において終端する。端部表面
29の曲率半径は肩の最大半径よりもはるかに大きく、
かつまた、拡張リップ28の半径よりも大きい。こうし
て、端部表面29の湾曲は肩と同心円の円形の湾曲を形
成する拡張リップの半径に次第に減少する。拡張リップ
の直径がリベットスリーブ4の外側の直径とほぼ等し
い。肩を超えたヘッド24の軸の高さは、ヘッドのより
短い寸法の約2分の1であり、かつヘッドのより長い寸
法の直径の約3分の1である。述べられ得る別の関係
は、拡張リップ間の直径はヘッド表面29の湾曲の直径
の約3分の2である。
【0019】取付の前にマンドレル2は肩22がリベッ
トテール12に係合するまでリベット4のボア7に挿入
される。溝またはのこ歯切欠き19を形成するリブの外
側の直径は、2つの構成要素の間の干渉または摩擦嵌合
があるようにスリーブのテールに隣接するリベットボア
7の内側の直径よりもわずかに大きい(おそらく約.0
02インチ)。取付の前に取扱う間それらを一緒に保つ
ことが望ましい。また、スリーブ4におけるボア7の右
の端部21はボアの隣接するテール端部に対して減少し
た直径(好ましくは約.003インチ)を有する。
【0020】リベット本体内に挿入されたマンドレルで
は、のこ歯切欠き16が取付け道具のジョーを締付ける
ことによって係合される場合、ステム14がリベットヘ
ッド6から実質的に延在し、かつ標準の取付道具(図示
せず)の中に挿入される。工作物30および32におけ
る整列したホールにおいて取付けられたリベットアセン
ブリが図5において示されており、それらはファスナー
によって結合されることになる。ファスナーがリベット
4の面8がプレート30の上方表面と同一面になるまで
挿入される。これらは典型的な状況におけるブラインド
リベットであり、アセンブリされる構成要素のただ1つ
のみがアクセス可能かまたは見えるかである。こうし
て、図示された配置では、リベットは図9の上部におい
て図5の右側部から挿入される。取付けの間、道具のノ
ーズは引張り力がマンドレル2に加えられる間リベット
ヘッド6を押す。マンドレル肩22はこうしてスリーブ
テール12に引かれて入る。
【0021】図6はスリーブテール12の中に部分的に
引込まれたステム肩22を示し、肩の球状湾曲は次第に
スリーブテールを拡大する。これは、順に、プレート3
2の下方の側部を拡大するテールの外側が押すことを引
起こす。もしプレート30および32がいずれかの間隙
によって別個にされているならば、ブラインドの側のス
リーブの拡張はプレートが一緒になること、または締付
けられることを強制するであろう。この締付け動作は、
肩の球状形状によって容易にされ、かつたとえば、より
切立った肩を有するファスナーよりもよりよい締付けを
与える。
【0022】図6はまた、スリーブテール12に入り始
める拡張リップ28を示す。肩22がスリーブテールに
引込まれるにつれ、テールは拡大されるがその円筒形の
形状は保持したままである。拡張リップがテールに引込
まれるとき、テールはさらに外側に変形するが、拡張リ
ップによって係合される領域においてのみである。これ
は図7において見られ得、ヘッド24はスリーブテール
に十分に引込まれる。
【0023】図7からは90°で見られる、拡張リップ
28に隣接しかつその間にある凹み30は、図8におい
て見られるように、隣接するスリーブ区域が内側に曲が
ってもよい空間を与えるために拡張リップ28によって
テールのこの拡大を受入れる。これは、図9において見
られるように、ヘッド24を囲む概して長円形の形状に
スリーブテール12を変形する結果をもたらす。この包
囲は取付けられたファスナーからマンドレルが落ちるこ
とを妨げる。工作物30および32がともに締付けられ
るので、かつ肩が工作物に入らないので、マンドレルス
テムの増加する引張り負荷がブレーク溝20でそれを折
ることを引起こし、ほぼリベットヘッド6の外側と同一
面になる。
【0024】ファスナーの優秀な締付け能力が図10a
および図bを比較することによって示される。検査プレ
ートの形状の工作物30および32が最初は図10aに
示されるように空間をおいて置かれ、かつファスナー
が、図10bにおいて示されているように、プレートを
合わせるように引き、かつそれらをその位置で維持する
ことができる。実際の検査では、本件出願の譲受人によ
って双方とも作られたNリベットおよびQリベットと呼
ばれる先行技術のファスナーが、プレートをもはや合わ
せるようにすることができなくなる前までに、空間を開
けられた検査プレートの上にほんの約40ポンドを加え
た。この発明のファスナーは、それがプレートを十分に
合わせる状態にしたとき、2倍以上の少なくとも85ポ
ンドを加えた。一旦合わせられれば、プレートはその位
置に維持され、かつステムはスリーブ内でとらえられ
る。
【0025】取り付けられたリベットからマンドレルヘ
ッドを押出す検査がNリベットとの比較において行なわ
れた。これは、この発明のマンドレルヘッドをスリーブ
から押出すのに必要とされるピーク負荷はNリベットに
対する値の約2倍であることが発見されたことを示し
た。これらのステム保持結果は、もちろん、非常に好ま
しく、かつNリベットが取付けられたスリーブテールに
幾分長円形形状の端部を与えるので驚きであった。
【0026】長円形のスリーブ端部によって与えられる
保持に加えて、のこ歯切欠き19およびスリーブ4によ
って与えられる摩擦保持がある。上で述べられたよう
に、スリーブヘッド6の内側の直径21はスリーブの内
側の直径の残りのものよりもわずかに小さい。プロトタ
イプの製品では、リブ19の最初の外側の直径はスリー
ブヘッド端部区域21の内側の直径よりも約.005イ
ンチ大きい。こうして、ステムリブ19が減少した直径
ヘッド区域21にさらに引込まれるとき、さらに他の強
いステム保持が得られる。ステムがブレーク溝で折れる
とき、幾分スプリングバック力があり得る。ステムとス
リーブとの間の干渉がなけれけぱ、ステムはスリーブテ
ールによってとらえられるにもかかわらずわずかな量だ
け軸方向に動くであろう。しかしながら、スリーブとス
テムの間の干渉がこのような動きを妨げる。スリーブヘ
ッドの領域におけるステムと減少した直径ボアとの間の
増加した干渉の技術は、もちろん、様々なヘッド構成の
マンドレルで有用である。のこ歯切欠きまたはリブによ
って与えられた干渉手段は様々な形状を取り得るが、環
状のリブが特に好ましく、なぜならそれらはファスナー
が最大のせん断力を受けたとき、軸方向のステムの引込
みに最もよく抵抗するようだからである。
【0027】重要であると信じられるマンドレルヘッド
のいくつかの別の局面はその強さと製造の容易さであ
る。マンドレルにおける肩とヘッドはヘディング装置に
おける2つのステップで作られてもよいことが見つけら
れており、すなわち、円筒形のマンドレルテールの端部
が図面において示されている肩とヘッドを設けるような
形状にされた凹みを有する適当な形状にされたダイスに
おいて位置決めされる。ヘッドの後方に面する球状の表
面のない簡単な平坦なフランジとして作られるテール形
状リップ28は、スリーブテールを適切に変形するのに
必要な力を与えるための十分な質量を与える観点からそ
れほど好ましくないことが信じられる。さらに、2つの
ステップのヘディングプロセスはかなり効率的であり、
かつ製造の出費を最小限にするのを助ける。
【0028】こうして、優秀な締付け能力およびステム
保持を有する廉価な2片のファスナーが示され記述され
てきた。この発明の好ましい形状が示されてきたが、様
々な変更が可能であり、この発明の範囲内に属する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のファスナーの好ましい実施例の分解
斜視図である。
【図2】図1のマンドレルのヘッド端部の拡大された側
部立面図である。
【図3】マンドレルヘッド端部の拡大された上面図であ
る。
【図4】マンドレルヘッド端部の拡大された端面図であ
る。
【図5】工作物に据付けられたが、まだ設置前の図1の
ファスナーの一部分の断面の側面図である。
【図6】工作物に部分的に設定された図5のファスナー
の一部分の一部をカットした側面図である。
【図7】完全に据付けられた図5のファスナーの一部を
カットした側面図である。
【図8】完全に据付けられた図5のファスナーの一部を
カットした上面図である。
【図9】据付けの後のリベットテールの端面図である。
【図10】(a)は2つの検査ストリップを結合する準
備におけるファスナーの側面の立面図であり、(b)は
取付後でかつ図10(a)における2つのストリップを
結合した後のファスナーの側面立面図である。
【符号の説明】
2 マンドレル 4 リベット 14 ステム 16 のこ歯切欠き 22 肩
フロントページの続き (72)発明者 フェリッペ・ウォン アメリカ合衆国、90745 カルフォルニア 州、カーソン、マーベラ、22200

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工作物(30、32)を通って延在する
    ための管のリベット本体(4)を含み、ステム(2)が
    前記本体のテール(12)の内側の直径よりも大きい一
    方の端部において拡大された部分(22、24)を有す
    る前記リベット本体を通って延在するブラインドファス
    ナーであって、 前記ステム部分(22、24)は、前記本体テール(1
    2)に係合し、かつそれを拡大するように適合された前
    方に面する肩(22)を有し、かつファスナー設定動作
    の間、ステム部分(22、24)が工作物(32)の方
    に引かれるとき、工作物(30、32)をともに引き、 前記ステム部分(22、24)は前記肩(22)よりも
    大きい直径を有する前記肩の後方に外側に延在する空間
    をあけられた変形リップ(28)を有するヘッド(2
    4)をさらに有し、そのため前記リップ(28)が前記
    本体テール(12)に係合するとき、それらはさらに係
    合の領域において本体テールを拡大し、前記リップ(2
    8)は前記ステムヘッド(24)の一部のみのまわりに
    周辺に延在し、そのため前記リップ(28)によって形
    成された前記本体テール(12)の拡大は前記テール
    (12)を1つの横の方向に直径において拡大すること
    を引起こし、前記リップ(28)の後方に対する前記ス
    テムヘッド(24)は、ステムヘッドをとらえるのに十
    分に遠く内側に変形することを前記リップの間で前記本
    体テール(12)の部分に許容するように形成され、そ
    のためそれはリベット本体から出て後方に外れないブラ
    インドファスナー。
  2. 【請求項2】 前記ステムヘッド(24)の後方はリベ
    ット本体(4)のテール(12)における概して長円形
    の断面を生じるように形成され、このような断面のより
    小さい直径はステム(2)をリベットが設定された後、
    後方に動くことを防ぐように十分に小さい、請求項1に
    記載のファスナー。
  3. 【請求項3】 前記肩(22)は凸型の構成を有する、
    請求項1または2に記載のファスナー。
  4. 【請求項4】 前記凸型の構成は実質的に球状の湾曲を
    有する、請求項3に記載のファスナー。
  5. 【請求項5】 前記リップ(28)はステムヘッド(2
    4)の両端にあり、かつ凸型の構成を有しかつ前記両端
    の間に延在する外側でかつ後方に延在する表面(29)
    を含む、請求項1、2、3または4に記載のファスナ
    ー。
  6. 【請求項6】 前記ヘッド(24)は前記リップの間に
    周辺に延在し、かつ前記リップ(28)の間に直径方向
    に延在するヘッド部分によって別個にされる1対の凹み
    (30)を含み、かつ凸型の後方に面する表面(29)
    を含む、先行の請求項のいずれかに記載のファスナー。
  7. 【請求項7】 前記ヘッド部分(28)の幅は前記ステ
    ムの直径よりもわずかに大きい、請求項6に記載のファ
    スナー。
  8. 【請求項8】 前記ヘッド部分の凸型の後方に面する表
    面(29)は概して球状の形状を有し、かつ前記ステム
    と同心円である前記リップ(28)の曲率半径は前記凸
    型のヘッド部分の前記後方に面する表面(29)の曲率
    半径の約3分の2である、請求項6または7に記載のフ
    ァスナー。
  9. 【請求項9】 前記ステム(2)直径は前記リベット本
    体(4)の内側の直径よりわずかに大きいリベット本体
    (4)内の部分を含み、そのため2つの構成要素の間の
    摩擦は維持され、かつ構成要素を別個にするには克服さ
    れねばならない、先行の請求項のいずれかに記載のファ
    スナー。
  10. 【請求項10】 前記リベット(4)上のヘッド(6)
    の領域におけるリベット本体(4)の内側の直径は前記
    減少した領域およびリベットテールの間の領域に関連し
    て減少し、そのため構成要素の間の摩擦干渉はリベット
    が工作物に設定されると増加する、請求項9に記載のフ
    ァスナー。
  11. 【請求項11】 前記本体(4)における前記ステム
    (2)の部分はステムとリベット本体との間の軸保持力
    を高める複数個の環状溝(19)を有する、請求項10
    に記載のファスナー。
  12. 【請求項12】 ブラインドファスナーであって、 工作物(10)におけるホールを通って嵌合するように
    適合された管のリベット本体(4)を含み、前記本体
    (4)は工作物の一方の側部において位置決めされるべ
    きヘッド(6)と、工作物(32)の他方の側部に位置
    決めされるべきテール(12)を有し、さらに拡大され
    た肩(22)とヘッド(24)を一方の端部に有する前
    記本体(4)を通って延在する長平のステム(2)を含
    み、前記肩(22)は本体テール(12)に面する概し
    て円形の断面形状に前記本体(4)から外側に傾斜し、
    前記肩の外側の半径は本体テール(12)の内側の半径
    より十分に大きく、そのため本体テール(12)は、ス
    テム(2)がスリーブテール(12)に係合し、かつそ
    れを拡大するように、ステム肩(22)を押進める方向
    に引かれたとき、外側に拡大され、長平のステムは、概
    して長円形の形状を与える肩(22)に隣接する直径方
    向に空間をあけられた変形リップ(28)を含む前記ス
    テムヘッド(24)によって特徴付けられ、前記長円形
    の形状のより大きい寸法は、ステム(2)が、前記リッ
    プ(28)がテール(12)に係合する位置に引かれる
    とき、テール(12)にさらに係合しかつそれを変形す
    る位置に前記肩(22)の外側の直径を超えて延在し、
    前記ヘッド(24)より小さい寸法は隣接する肩(2
    2)のそれより大きくない外側の直径を有し、かつ前記
    ヘッド(24)は後方の方向に内側に傾斜し、そのため
    前記リップ(28)が前記本体端部(12)に係合する
    とき、本体端部(12)が幾分長円形の形状に変形さ
    れ、かつ前記変形された本体端部(12)の後方の縁は
    変形された本体端部(12)内のステムヘッド(24)
    をとらえるために内側に曲がるブラインドファスナー。
JP4126568A 1991-05-23 1992-05-20 ブラインドファスナー Pending JPH06147208A (ja)

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