JP4525506B2 - 静電荷像現像用トナー、静電荷像現像用現像剤、及び画像形成方法 - Google Patents
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しかし、印刷や屋外ポスター用などの透明定着像担持体などに定着した場合は隠蔽性が足らないのが現状である。そこで着色剤を増加しさらにトナー載り量を増加させ隠蔽性を獲得している。また逆に積極的に白色トナー又は無色トナーを作像し多重トナー層を均一化し定着時のトナー層崩れを防止し(多重作像による凹凸差をなくして)良好な定着画像を獲得している(例えば、特許文献6参照)。しかし実際には定着時のトナー量が増えすぎてしまうことになり、定着時の熱量が多くなってしまう不具合がある。また着色剤を多量にいれる事も、同様に定着時の定着温度が上がってしまう。これは隠蔽性を得る為に入れた着色剤が溶融トナー中でフィラー材料のように働き定着時の溶融粘度を挙げてしまうことが原因と思われる。
この定着画像強度の不具合を回避する為に、結着樹脂の分子量やガラス転移温度(Tg)を下げたりWax量を増加し見かけ上の溶融粘度を下げる方法が試されている。また混和性の異なる樹脂でドメイン/マトリックス構造を造り対応して画像強度安定性を確保する方法も試されている(例えば、特許文献7参照)。しかしトナー保管性の観点で問題があり、このように隠蔽性、帯電性、定着性、画像強度、トナー保管性において全てを満足するものは現状困難とされている。
<1> 白色の着色剤と、結晶性樹脂及び非結晶性樹脂からなる結着樹脂と、を含んでなる白色の静電荷像現像用トナーであって、前記結晶性樹脂のトナー中における含有量が5〜25質量%であり、前記着色剤のトナー中における含有量が15〜40質量%であることを特徴とする静電荷像現像用トナーである。
<3> 外添剤として、BET比表面積が40〜250m2/gである疎水性酸化微粒子を添加してなることを特徴とする前記<1>又は<2>に記載の静電荷像現像用トナーである。
詳細は不明であるが、これは定着時に結晶性樹脂が次のように作用していると考えられる。定着時の不具合としてブリスターやピンホールを考えた場合、多重トナー層(例えば、4色のトナーを積層した層)中の空隙が問題となる。結晶性樹脂はその樹脂物性上融点以上では極端に溶融粘度が低下することが知られており、また結晶化度により白濁することも知られているが、この特性がブリスター及びピンホールの抑制に効果があるものと考えられる。つまりブリスターに関しては、定着時に定着温度が低い場合空隙率が増えてしまうが、ここで結晶性樹脂が低粘度であることにより空隙を埋める働きをし、つまり溶融状態では充填剤のような働きを示している。また逆に定着温度が高い場合空隙は減少しブリスターが出てしまうが、ブリスターに関しても結晶性樹脂の溶融粘度差が有効に働く。つまり定着時にトナーに一定量の割合で結晶性樹脂が含有されている為、溶融時結晶性樹脂と非結晶性樹脂とで界面が出来る。このことにより空気や水蒸気は優先的に低粘度の結晶性樹脂界面を通り発散されブリスター抑制となる。またブリスターにより局所的に開いた穴は低粘度状態の結晶性樹脂により充填される。ピンホールに関しては結晶性樹脂が白濁することにより抑制され、特に優先的に空隙部に充填されているためピンホール抑制に効果が大きい。
次いで、本発明の静電荷像現像用トナー(以下、単に「トナー」ということがある)の構成材料について述べる。
本発明のトナー粒子は結着樹脂としては、エチレン、プロピレン、ブチレン、イソプレン等のモノオレフィン、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、安息香酸ビニル、酪酸ビニル等のビニルエステル、アクリル酸メチル、アクリル酸フェニル、アクリル酸オクチル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸ドデシル等のα−メチレン脂肪族モノカルボン酸エステル類、ビニルメチルエーテル、ビニルエチルエーテル、ビニルブチルエーテル等のビニルエーテル類、ビニルメチルケトン、ビニルヘキシルケトン、ビニルイソプロペニルケトン等のビニルケトン等の単独重合体又は共重合体等が挙げられる。これらの中でも特に代表的な結着樹脂としては、例えばポリスチレン、スチレン−アクリル酸アルキル共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン−無水マレイン酸共重合体、ポリスチレン、ポリプロピレン等が挙げられる。さらに、ポリエステル、ポリウレタン、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、ポリアミド、変性ロジン等が挙げられる。
本発明においては、結晶性樹脂として結晶性ポリエステルを用いることが好ましい。また更に、適度な融点をもつ脂肪族系の結晶性ポリエステル樹脂がより好ましい。
本発明のトナーに用いられる結晶性ポリエステル樹脂や、その他すべてのポリエステル樹脂は、多価カルボン酸成分と多価アルコール成分とから合成される。なお本発明においては、前記ポリエステル樹脂として市販品を使用してもよいし、適宜合成したものを使用してもよい。
尚、結晶性樹脂には複数の融解ピークを示す場合があるが、本発明においては、最大のピークをもって融点とみなす。
本発明における非結晶性樹脂としては、公知の樹脂材料を用いることができるが、非結晶性ポリエステル樹脂が特に好ましい。本発明において用いる非結晶性ポリエステル樹脂とは、主として多価カルボン酸類と多価アルコール類との縮重合により得られるものである。
尚、非結晶性樹脂の分子量は、前述の結晶性樹脂の分子量と同様の方法によって測定することができる。
本発明のトナーに用いられる離型剤としては、公知の離型剤であれば特に限定されないが、例えば、カルナウバワックス、ライスワックス、キャンデリラワックス等の天然ワックス、低分子量ポリプロピレン、低分子量ポリエチレン、サゾールワックス、マイクロクリスタリンワックス、フィッシャートロプシュワックス、パラフィンワックス、モンタンワックス等の合成或いは鉱物・石油系ワックス、脂肪酸エステル、モンタン酸エステル等のエステル系ワックスなどが挙げられるが、これに限定されるものではない。また、これらの離型剤は、1種単独で用いても良く、2種以上併用しても良い。
離型剤の含有量が1質量部未満であると離型剤添加の効果が少なく、高温でのホットオフセットを引き起こす場合がある。一方、30質量部を超えると、帯電性に悪影響を及ぼすことがあり、またトナーの機械的強度が低下する懸念があり、現像機内でのストレスで破壊されやすくなってキャリア汚染などを引き起こす場合がある。また、カラートナーとして用いた場合、定着画像中にドメインが残留し易くなり、OHPフィルム等の透明媒体の場合、透明性が悪化するという問題が生じる場合がある。
本発明におけるトナーは、必要に応じて帯電制御剤を含むことができる。その際、特にカラートナー等に用いる場合には、色調に影響を与えない無色又は淡色の帯電制御剤が好ましい。その帯電制御剤としては、公知のものを使用することができるが、アゾ系金属錯体、サルチル酸もしくはアルキルサルチル酸の金属錯体もしくは金属塩を用いることが好ましい。また、トナーは低分子量プロピレン、低分子量ポリエチレン、ワックス等のオフセット防止剤等、公知のその他の成分を含むこともできる。
本発明の白色の静電荷像現像用トナーに用いられる白色の着色剤としては、公知の着色剤であれば特に限定されないが、酸化チタン、亜鉛華、アンチモン白、硫化亜鉛、酸化ケイ素等が挙げられ、特に、帯電性と隠蔽性の両立できるという観点から酸化チタンが好ましい。この酸化チタンは、硫酸法、塩素法等のいずれの製造方法により得ることができ、またアナターゼ型、ルチル型、またはブルカイト型等のいずれの結晶構造も使用できる。
本発明のトナーは、その体積平均粒径が14μm以下であることが好ましく、より好ましくは5〜12μmであり、さらに好ましくは6〜10μmである。この体積平均粒径が14μmを超えると、良好な帯電性(電荷量や電荷分布)や、その適切な帯電性を長期にわたって維持し得ることが難しくなり、微細なドットの再現性、階調性、粒状性の改善効果が乏しくなる傾向にある。一方、体積平均粒径が5μm未満では、トナーの流動性が悪化することがあり、キャリアから十分な帯電能を付与されにくくなって、背景部へのカブリが生じたり、濃度再現性が低下しやすくなることがある。
複写機内でのプロセス適合性を持たせるためには、流動性、耐ケーキング性、定着性、帯電性、クリーニング性等にトナーが優れていることが必要である。従来においては、例えば、シリカ、酸化チタン等の無機酸化物をトナーに外添することが行われており、前記シリカは、耐ケーキング性や流動性付与能には優れているものの、コア本来の強い負帯電性に起因して、帯電の環境依存性が大きいという欠点がある。このため、特開昭46−5782号公報、特開昭48−47345号公報、特開昭48−47346号公報、特開昭64−73354号公報、特開平1−237561号公報等には、前記シリカの表面に疎水化処理を行うことが種々提案されている。しかし、従来においては、前記シリカの耐ケーキング性、流動性等に悪影響を及ぼさずに帯電の環境依存性を改善することは十分には達成されていない。前記酸化チタンは、トナーに外添すると帯電レベルが低くなり、また、同じコアでも表面疎水化処理剤によって帯電レベル、環境依存性の制御が容易な反面、疎水化処理後の凝集性等に問題があり、疎水化処理量が限られてしまうため、帯電レベルもある一定以上に下げることが困難である。前記酸化チタンは、一般に、イルメナイト鉱石を用いた硫酸法(湿式法)で得られたTiO(OH)2を精製し、加熱焼成することにより生成される。このような製法により得られた酸化チタン中には、脱水縮合の結果として生じる凝集粒子も当然存在している。しかし、既存の技術でこのような凝集粒子を再分散させることは容易ではない。
すなわち、測定装置としてSA3100型比表面積細孔分布測定装置(ベックマンコールター社製)を用い、窒素ガスを吸着することによって得られるものである。
FeTiO2+2H2SO4 → FeSO4+TiOSO4+2H2O
TiOSO4+2H2O → TiO(OH)2+H2SO4
電子写真方式による現像剤の現像方法としては、例えば、米国特許第2618552号明細書に記載のカースケード現像法、米国特許第2874063号明細書に記載の磁気ブラシ法、米国特許第2895847号明細書に記載のタッチダウン法や、その他現像剤担持体と感光体の間にバイアス電界を印加し現像を行うジャンピングブラシ現像法等がある。その中でも、キャリアとトナーを混合してなる、所謂二成分現像剤の代表的な方法として、磁気ブラシ法があげられる。この方法は、キャリアに鋼、フェライト等の磁性を有する粒子を用い、トナーと磁性キャリアとからなる現像剤を磁石で担持させ、その磁石の磁界により現像剤をブラシ状に形成させる。ついで、該磁気ブラシが感光体上の静電潜像と接触することによって、ブラシ中のトナーがその潜像の電荷量の大きさに応じて引き付けられ、現像されると言うものである。前記キャリアとしては表面に被覆膜を有する被覆キャリアと、表面に被覆膜を有しない非被覆キャリアとに大別されるが、現像剤の寿命等を考慮した場合には、被覆キャリアの方が優れていことから、種々の被覆キャリアが開発され、実用化されている。前記被覆キャリアの特性としては、前記トナーに適当な帯電性(電荷量や電荷分布)を付与し得ること、その適切な帯電性を長期にわたって維持し得ること等が少なくとも要求される。そこで、前記トナーの帯電性を変化させず、耐衝撃性、耐摩擦性に優れ、湿度や温度等の環境変化に対して安定な各種の被覆キャリアとして、例えば、特開昭61−80161号公報、特開昭61−80162号公報、特開昭61−80163号公報等に記載のように、含窒素フッ素化アルキル(メタ)アクリレートとビニル系モノマーとの共重合体や、フッ素化アルキル(メタ)アクリレートと含窒素ビニル系モノマーとの共重合体をキャリア芯材表面に被覆することにより、比較的長寿命の被覆キャリアを得る方法がある。また、特開平1−18150号公報に記載のポリアミド樹脂、或いは特開平2−79862号公報に記載のメラミン樹脂を、それぞれキャリア芯材の表面に被覆し、硬化して、比較的固い被覆膜を有する被覆キャリアを得ることが記載されている。
芯材は、上記条件を満足すれば、特に制限はないが、例えば、鉄、鋼、ニッケル、コバルト等の磁性金属、これらとマンガン、クロム、希土類等との合金、及びフェライト、マグネタイト等の磁性酸化物等が挙げられる。これらの中でも芯材表面性、芯材抵抗の観点から好ましくはフェライト、特にマンガン、リチウム、ストロンチウム、マグネシウム等との合金が好ましい。
前記被覆樹脂に用いられる樹脂としては、特にフッ素系樹脂が好ましく、該フッ素系樹脂としては目的に応じて適宜選択することができるが、ポリテトラフルオロエチレン、ポリフッ化ビニル,ポリフッ化ビニリデン、ポリクロロトリフルオロエチレン等のフッ素系樹脂等の公知の樹脂が挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
本発明の画像形成方法は、像担持体表面に形成された静電潜像を、前記本発明の白色静電荷像現像用トナーを少なくとも含む複数色のトナーを用いて現像しトナー像を得る現像工程と、前記トナー像を定着して定着画像を得る定着工程と、を有することを特徴とする。前記複数色のトナーとしては、イエロー、マジェンタ、サイアン及び黒色のトナーから選ばれる3色のトナーと、前記白色トナーと、の4色のトナーを用いることが好ましい。
・ポリエステル樹脂 :82部
(テレフタル酸/ビスフェノールAエチレンオキサイド付加物/
シクロヘキサンジメタノールの縮重合による線状ポリエステル、
Tg=65℃、Mn=4500、Mw=18000)
・C.I.ピグメントイエロー180(クラリアントジャパン社製):10部
・パラフィンワックス HNP9(融点75℃:日本精鑞製) :8部
上記各成分をヘンシェルミキサーで充分予備混合を行い、2軸型ロールミルにより溶融混練し、冷却後ジェットミルにより微粉砕を行い、さらに風力式分級機で2回分級を行い、平均体積粒径7.2μm、着色剤濃度10%のイエロートナー粒子Aを作製した。
C.I.ピグメントイエロー180の代わりにC.I.ピグメントレッド122(大日精化社製)を使用し含有量を8部に変えた以外は、イエロートナー粒子Aと同様の処方で、平均体積粒径7.8μm、着色剤濃度8%のマジェンタトナー粒子Bを作製した。
C.I.ピグメントイエロー180の代わりにC.I.ピグメントブルー15:3(大日精化社製)を使用し含有量を4部に変えた以外は、イエロートナー粒子Aと同様の処方で、平均体積粒径7.5μm、着色剤濃度4%のサイアントナー粒子Cを作製した。
C.I.ピグメントイエロー180の代わりにカーボンブラック(R330:キャボット社製)を使用し含有量を6部に変えた以外は、イエロートナー粒子Aと同様の処方で、平均体積粒径8.0μm、着色剤濃度6%の黒トナー粒子Dを作製した。
<結晶性ポリエステル樹脂の製造方法>
加熱乾燥した三口フラスコに、セバシン酸ジメチル98mol%、イソフタル酸ジメチル−5−スルホン酸ナトリウム2mol%、エチレングリコール100mol%と、触媒としてジブチル錫オキサイド0.3部とを入れた後、減圧操作により容器内の空気を窒素ガスにより不活性雰囲気とし、機械攪拌にて180℃で5時間攪拌・還流を行った。その後、減圧下にて230℃まで徐々に昇温を行い2時間攪拌し、粘稠な状態となったところで空冷し、反応を停止させ、その後乾燥させ結晶性ポリエステル樹脂を合成した。ゲルパーミエーションクロマトグラフィーによる分子量測定(ポリスチレン換算)で、得られた結晶性ポリエステル樹脂のTg=64℃、Mn=4600、Mw=9700であった。
・非結晶性ポリエステル樹脂・・・・・・42部
(テレフタル酸/ビスフェノールAエチレンオキサイド付加物/
シクロヘキサンジメタノールの縮重合による線状ポリエステル
Tg=62℃、Mn=4,000、Mw=12,000)
・酸化チタン(CR60:石原産業)・・・・・・30部
・パラフィンワックスHNP9(融点75℃:日本精鑞製)・・・・・・8部
上記各成分をヘンシェルミキサーで充分予備混合を行い、2軸型ロールミルにより溶融混練し、冷却後ジェットミルにより微粉砕を行い、さらに風力式分級機で2回分級を行い、平均体積粒径7.0μm、着色剤濃度30%の白トナー粒子Eを作製した。
酸化チタンの含有量を20部に、非結晶性ポリエステル樹脂含有量を52部に変えた以外は、白トナー粒子Eと同様の処方で、平均体積粒径7.4μm、着色剤濃度20%の白トナー粒子Fを作製した。
酸化チタンの含有量を40部に、非結晶性ポリエステル樹脂含有量を32部に変えた以外は、白トナー粒子Eと同様の処方で、平均体積粒径6.9μm、着色剤濃度40%の白トナー粒子Gを作製した。
酸化チタンの含有量を15部に、非結晶性ポリエステル樹脂含有量を57部に変えた以外は、白トナー粒子Eと同様の処方で、平均体積粒径7.2μm、着色剤濃度15%の白トナー粒子Hを作製した。
酸化チタンの含有量を12部に、非結晶性ポリエステル樹脂含有量を60部に変えた以外は、白トナー粒子Eと同様の処方で、平均体積粒径7.5μm、着色剤濃度12%の白トナー粒子Iを作製した。
酸化チタンの含有量を45部に、非結晶性ポリエステル樹脂含有量を27部に変えた以外は、白トナー粒子Eと同様の処方で、平均体積粒径6.8μm、着色剤濃度45%の白トナー粒子Jを作製した。
用いた結晶性ポリエステル樹脂を全て非結晶性ポリエステル樹脂に置き換えた以外は、白トナー粒子Eと同様の処方で、平均体積粒径7.5μm、着色剤濃度30%の白トナー粒子Kを作製した。
結晶性ポリエステル樹脂含有量を45部に、非結晶性ポリエステル樹脂含有量を17部に変えた以外は、白トナー粒子Eと同様の処方で、平均体積粒径7.0μm、着色剤濃度30%の白トナー粒子Lを作製した。
まず、イルメナイトを鉱石として用い、硫酸に溶解させ鉄粉を分離し、TiOSO4を加水分解する湿式沈降法を用いてTiO(OH)2を製造した。なお、TiO(OH)2の製造の過程で、加水分解と核生成のための分散調整及び水洗を行った。次に、水1000部中に得られたTiO(OH)2を100部分散し、これにイソブチルトリメトキシシラン20部を室温で攪拌しながら滴下した。次いで、これをろ過し、水洗を繰り返した。そして、イソブチルトリメトキシシランで表面疎水化処理された酸化チタンを150℃で乾燥し、BET比表面積が120m2/gであり、比重が3.4である疎水性酸化チタン微粒子Aを調製した。
疎水性酸化チタン微粒子Aの調製において、イソブチルトリメトキシシラン量を10部に変えた以外は、前記疎水性酸化チタン微粒子Aの調製と同様にして行い、BET比表面積が100m2/gであり、比重が3.5である疎水性酸化チタン微粒子Bを調製した。
疎水性酸化チタン微粒子Aの調製において、イソブチルトリメトキシシラン量を30部に、乾燥の温度を180℃に変更した以外は、前記疎水性酸化チタン微粒子Aの調製と同様にして行い、BET比表面積が32m2/gであり、比重が3.2である疎水性酸化チタン微粒子Cを調製した。
水1000部中に、疎水性酸化チタン微粒子Aの作製において得られたTiO(OH)2を100部分散し、これにメチルトリメトキシシラン25部を室温で攪拌しながら滴下した。次いで、これをろ過し、水洗を繰り返した。そして、メチルトリメトキシシランで表面疎水化処理された酸化チタンを180℃で乾燥し、BET比表面積が280m2/gであり、比重が3.3である疎水性酸化チタン微粒子Dを調製した。
疎水性二酸化ケイ素微粒子Eとして、(株)日本アエロジル製「RX200」(BET比表面積が140m2/gであり、比重が2.2)を用いた。
・フェライト粒子(電気抵抗1×108Ω・cm、体積平均粒径35μm)
・・・・・・100部
・トルエン・・・・・・14部
・パーフルオロオクチルエチルアクリレート/メチルメタクリレート共重合体
(共重合比40:60、Mw=5万)・・・・・・1.6部
・カーボンブラック(VXC−72:キャボット社製)・・・・0.12部
・架橋メラミン樹脂(平均粒径;0.3μm)・・・・・0.3部
フェライト粒子を除く上記成分を10分間スターラーで分散し、被覆膜形成用液を調整し、この被覆膜形成用液とフェライト粒子とを真空脱気型ニーダーに入れ、60℃で30分間攪拌した後、減圧してトルエンを留去して、該フェライト粒子表面上に被覆膜を形成して、キャリアAを作製した。被覆膜における樹脂として用いたパーフルオロオクチルエチルアクリレート/メチルメタクリレート共重合体にはカーボンブラック粒子及び架橋メラミン樹脂粒子をトルエンにて希釈して分散しておいたため、得られたキャリアにおける被覆膜には、カーボンブラック及び架橋メラミン樹脂粒子が均一に分散されていた。
被覆膜における樹脂として用いたパーフルオロオクチルエチルアクリレート/メチルメタクリレート共重合体をシリコーン樹脂(SR2411:東レダウコーニングシリコーン社製)に代えた以外は、キャリアAと同様の処方でキャリアBを作製した。
下記表4に記載の組み合わせのトナー粒子を用い、各トナー粒子100部毎に、表4に記載の外添剤0.6部を外添し、ヘンシェルミキサーにより混合して各色の外添トナーを作製した。さらに、各外添トナー8部と表4に記載のキャリア92部とを混合し、各色の現像剤を作製した。
用いたトナー粒子、外添剤、キャリアを表4に記載のものに変更した以外は、実施例1と同様にして、実施例2〜11及び比較例1〜5の各色外添トナー及び現像剤を作製した。
得られた各色現像剤を用いて以下に示す評価を行った。尚、下記評価試験においてコピーテストは、得られた各色現像剤を現像剤機に収容し、電子写真複写機(ColorDocuTech60富士ゼロックス社製)により行った。結果を表5に示す。
4色重ね合わせてプリントアウトされたOHPシートを10枚重ねてマイクロメーターを用いて厚みを測定した。
フルカラー用OHPフィルム(富士ゼロックス社製)に単位面積あたりの単色トナー量を5g/m2(4色重ね合わせで20g/m2)になるようにコピーテストを行い、得られた1枚目と10万枚目のサンプル画像の透過濃度を、X−rite341(X−rite社製)で測定し、下記基準により評価した。尚、サンプル画像は5×5cmのパッチを作成し、中心及び4隅の5点を測定してその平均値を透過濃度とした。尚、前記透過濃度と共に、得られたサンプル画像の画像膜厚(前記トナー量からの計算値)を表5に示す。
○:透過濃度3.00以上
△:透過濃度2.60以上3.00未満
×:透過濃度2.60未満
上記と同様にして1枚目と10万枚目のサンプル画像を得、表面試験機(HEIDON Type14DR:新東科学(株)社製)を用いて荷重50gで針先径0.2mmの針で5箇所を引っかき、それぞれの欠損度合いを目視にて観察し、下記基準により評価した。
○:表面のみ傷がつくだけで画像欠損無し
△:画像の一部が欠損
×:画像の半分以上欠損
実施例及び比較例のそれぞれにおいて、用いた白色の現像剤を電子写真複写機(ColorDocuTech60富士ゼロックス社製)中に25℃50%RH条件下で24時間放置した後、電子写真複写機中の現像機を3分間空回しし、スリーブ上から白色現像剤を2gサンプリングし、ブローオフ測定機TB200(東芝社製)を用いて初期帯電量を測定した。ケージは16μmのメッシュを使用している。測定環境は25℃/50%RH条件下で測定を行った。
また、10万枚のコピーテストを行った後の白色現像剤をスリーブ上からサンプリングし、同様にブローオフ測定器を用いて帯電量を測定した。
濃度階調のあるチャートのコピーテストを行い、1枚目と10万枚目の画像の画質を次に示すように評価した。
初期画質については、その階調性、濃度の均一性、エッジ効果の有無を目視で評価した。一方、10万枚複写後の画質については、粒状性、階調性/擬似輪郭、濃度再現性、その他の画質欠陥の観点で目視評価した。尚、印画紙はC2紙(富士ゼロックス社製)を用いた。
○:問題なし
△:一部不具合があるが問題ないレベル
×:画質欠陥
2 上部電極
3 測定試料
4 下部電極
5 高電圧抵抗計
6 試料保持リング
7 直流安定化電源
Claims (5)
- 白色の着色剤と、結晶性樹脂及び非結晶性樹脂からなる結着樹脂と、を含んでなる白色の静電荷像現像用トナーであって、
前記結晶性樹脂のトナー中における含有量が5〜25質量%であり、
前記着色剤のトナー中における含有量が15〜40質量%であることを特徴とする静電荷像現像用トナー。 - 前記白色の着色剤が酸化チタンであることを特徴とする請求項1に記載の静電荷像現像用トナー。
- 外添剤として、BET比表面積が40〜250m 2 /gである疎水性酸化微粒子を添加してなることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の静電荷像現像用トナー。
- 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の静電荷像現像用トナーと、キャリアと、を含んでなることを特徴とする静電荷像現像用現像剤。
- 像担持体表面に形成された静電潜像を、白色トナーを少なくとも含む複数色のトナーを用いて現像しトナー像を得る現像工程と、前記トナー像を定着して定着画像を得る定着工程と、を有する多色の画像形成方法であって、
前記白色トナーとして請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の静電荷像現像用トナーを用い、
且つ前記定着画像の透過濃度が3.00以上であることを特徴とする画像形成方法。
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