JP4520556B2 - 袋体の袋詰め装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、米袋等の袋体の所定個数(複数個)を外装袋に自動的に詰めることができる袋体の袋詰め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
上記袋体の袋詰め装置としては、例えば実公平5−18257号公報に示される袋詰包装整形装置がある。これは、コンベアにて搬送されてきた小袋の2つを整列コンベア上に整列配置し、これら2つの小袋を、吸着盤を有する小袋保持機構により上方に持ち上げた後、整列コンベアに隣接配設された配積パレット上に配積する。このように所定個数に配積された小袋群を、セットされた外装袋の開口に向けて押圧板により移動させ、外装袋内に挿入するように構成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記袋詰包装整形装置では、整列コンベアや小袋保持機構の他、配積パレット等が必要になり、構造の複雑化に伴う装置の大型化やコストの高騰化を招くものであった。又、吸着盤を有する小袋保持機構により2つの小袋を吸着した状態で持ち上げると、袋体は上方に持ち上げられるのであるが、内部に入っている内容物が自重で下方に移動することになるため、小袋が形崩れし、この状態で、配積パレット上に配積される。しかも、配積パレット上の所定位置に小袋を載置することが難しいため、セットされた外装袋の開口の大きさよりも小袋群の外形が食み出してしまっていることが多く、その結果、外装袋の開口に向けて押圧板により所定個数に配積された小袋群を移動させても、外装袋に小袋群を挿入している途中で詰まってしまい、外装袋に小袋群を挿入することができないことになり、実際には、前記小袋群の詰まりを人為的に解消しながら、作業を行うことになり、作業効率が非常に悪化するものであった。又、押圧板により所定個数に配積された小袋群を無理矢理外装袋に詰めようとすると、小袋や外装袋の破袋を招くものであった。又、吸着盤を有する小袋保持機構により2つの小袋を吸着して配積パレット上に配積するまでに時間を要することから、この時間内は、整列コンベア上に連続して小袋を配置することができず、その時間分作業効率を低下させることになり、前記作業効率を更に悪化させるものであった。
【0004】
本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、破袋等の発生のない状態で米袋等の袋体を、整然と、かつ、効率よく外装袋に詰めることができ、しかも装置が複雑化することを回避することができる袋体の袋詰め装置を提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の袋体の袋詰め装置は、前述の課題解決のために、米袋等の袋体を搬送経路に沿って搬送する搬送手段と、前記搬送手段にて搬送されてきた袋体を一旦収納しておくために該搬送手段の終端部下方に配置した収納部と、前記収納部に収納された所定個数の袋体を開口がほぼ水平方向を向いた所定姿勢にセットされた外装袋内に移動させる移動機構と、前記外装袋を所定姿勢にセットするための外装袋供給手段とを備え、前記搬送手段の搬送終端部が左右一対のコンベアからなり、それらコンベアのそれぞれを前記搬送方向と平行な軸芯周りで揺動自在に構成すると共に、前記2つの軸芯を前記コンベアよりも上方に位置し、かつ、前記コンベアの搬送幅方向ほぼ両端に位置する箇所に設定し、前記軸芯よりも上側に位置して前記コンベアと一体に揺動する左右一対の部材の上端と前記コンベアの搬送幅方向ほぼ中間の縦軸芯周りに回転自在に取り付けた回転アームの両端とを、それぞれほぼ水平姿勢の連結部材により連結し、前記回転アームを所定角度回転させることにより、前記搬送されてきた袋体を前記搬送終端部まで搬送する搬送姿勢と、この搬送姿勢から前記軸芯周りで下方揺動させて該袋体を前記収納部に自然落下させる退避姿勢とに、前記搬送終端部を姿勢変更させる姿勢変更手段を設けたことを特徴としている。
上記のように搬送手段の終端部まで搬送されてきた袋体は、搬送手段の終端部を退避姿勢に変更することによって、搬送されてきたそのままの姿勢で下方に自然落下し、収納部に一旦収納される。そして、収納部に所定個数の袋体が収納されると、これら袋体が移動機構により所定姿勢にセットされた外装袋内に移動されて袋詰めが完了するのである。尚、水平姿勢から退避姿勢に変更するときの搬送手段の終端部の揺動速度を、袋体が自然落下するときの落下速度よりも速く設定することは当然である。
前記袋体が例えば米袋等のように平面視ほぼ長方形状を有するものでなる場合には、袋体を、それの長方形状の上下のほぼ偏平となる両面のうちの一方の偏平面を下にした状態、つまり搬送面との接触面積を最も大きくすることができる安定した姿勢で搬送し、この安定姿勢で袋体を自然落下させることにより、収納部に着地したときの衝撃力により形崩れすることなく収納部に袋体を収納することができる。
【0006】
上記のように搬送終端部を左右一対のコンベアから構成することによって、単一のコンベアから構成したものに比べて、退避位置への揺動角度(揺動ストローク)を小さく(少なく)することができ、その分駆動時間の短縮及びエネルギーの削減を図ることができる。又、軸芯を上記のように設定することによって、前記退避位置への揺動角度(揺動ストローク)を更に小さく(少なく)することができる。前記コンベアとしては、ベルト式の他、ローラ式やチェーン式等が考えられる。
【0007】
前記コンベアへ電動モータなどの動力源からの動力伝達をタイミングベルトを備えるベルト伝動機構を介して行うことによって、コンベアの退避位置への揺動時にタイミングベルトが捻れることでコンベアの位置変更を特別な吸収機構等を設けなくとも良好に吸収することができる。しかも、タイミングベルトで構成することによって、スリップ等がなく、位置制御等のデータとしても正確に利用することができる。
【0008】
前記移動機構が、袋体を押し移動させる押圧板と、この押圧板を駆動する駆動部とからなり、前記押圧板を駆動して袋体を外装袋内に移動させた押し移動完了位置から押し移動を開始させるための待機位置へ戻す経路において該押圧板を上昇させる上昇手段を設けることによって、押圧板を押し移動完了位置から待機位置へ戻すまでに収納部に次の袋体を収納していても、押圧板を上昇させて戻すことによって、収納部に収納した次の袋体に干渉することなく、待機位置に戻すことが可能になる。
【0009】
前記搬送手段の搬送経路途中に袋体をほぼ90°方向転換させるための方向転換手段を設けることによって、米袋等の長方形状のもの等、縦横の寸法が異なる袋体を方向転換して外装袋に合理的に詰めることができる。
【0010】
米袋等の袋体を搬送経路に沿って搬送する搬送手段と、前記搬送手段にて搬送されてきた袋体を一旦収納しておくために該搬送手段の終端部下方に配置した収納部と、前記収納部に収納された所定個数の袋体を開口がほぼ水平方向を向いた所定姿勢にセットされた外装袋内に移動させる移動機構と、前記外装袋を所定姿勢にセットするための外装袋供給手段とを備え、前記外装袋の開口縁に予め又は袋詰め作業中に接着剤を塗布し、前記所定個数の袋体が移動された外装袋の開口縁のうちの左右縁部を互いに内方側に折り込むために左右から該左右縁部を接当押圧するための第1折り込み部と、この第1折り込み部にて折り込んだ左右縁部に前記外装袋の開口縁のうちの上部縁部を内方側に折り込んで重ね合わせるために上方から該上部縁部を接当押圧するための第2折り込み部と、前記第1折り込み部及び第2折り込み部にて折り込んだ縁部に前記開口縁の下部縁部を下方から接当押圧して接着剤による封止を完了するための第3折り込み部とからなる封止手段を備えさせ、前記第2折り込み部を上下2段に分離した2つの押圧部材から構成し、前記下方に位置する押圧部材を前記第3折り込み部が下部縁部を接当押圧する前に折り込みを解除した解除姿勢に姿勢変更させることを特徴としている。
所定個数の入った外装袋の開口縁を封止する場合には、まず外装袋の開口縁のうちの左右縁部を第1折り込み部により左右から互いに内方側に折り込み、次に第2折り込み部により外装袋の開口縁のうちの上部縁部を内方側に折り込んで第1折り込み部にて折り込んだ状態の左右縁部に重ね合わせる。この後、第3折り込み部により開口縁の下部縁部を下方から接当押圧して第1折り込み部及び第2折り込み部にて折り込んだ縁部に重ね合わせて接着を完了するのであるが、第3折り込み部が下部縁部を接当押圧する前に下方に位置する押圧部材が折り込みを解除した解除姿勢に姿勢変更することによって、第3折り込み部が開口縁の下部縁部だけでなく、下方に位置する押圧部材が押圧していた上部縁部を同時に接当押圧して接着を確実に行わせることができる。尚、前記接着剤としては、粘弾性体に圧力を加えることにより流動し、必要な接着強さを持つ感圧接着剤(粘着剤)が好ましいが、熱硬化性接着剤等の反応型接着剤や溶液型接着剤等の蒸発型接着剤等でもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1及び図2に、袋体の一例である平面視ほぼ長方形状を有する米袋1を外装袋2に自動的に詰めることができる袋詰め装置を示している。この袋詰め装置は、米袋1を長方形状の上下のほぼ偏平となる両面のうちの一方の偏平面を下にした状態で、かつ、長手方向がほぼ搬送方向となる姿勢で一直線上の搬送経路に沿って特定箇所まで搬送するための搬送手段3と、前記搬送手段3にて搬送されてきた米袋1を一旦収納しておくために該搬送手段3の終端部下方に配置した収納部4と、前記収納部4に収納された所定個数の袋体1を、搬送幅方向一端側に配設され、かつ、開口がほぼ水平方向を向いた所定姿勢にセットされた外装袋2内に移動させる後述の移動機構5と、前記外装袋2を所定姿勢にセットするための外装袋供給手段6を主要構成としている。前記袋体としては、後述する1kg〜5kgまでの小さな米袋の他、10kgの米袋でもよく、又、あづき袋や砂糖袋等、袋充填された袋体であればどのようなものでもよい。
【0012】
前記搬送手段3は、搬送始端部に搬送後方側に向かって徐々に上方に搬送していく後方傾斜部分を有する第1ベルトコンベア7と、この第1ベルトコンベア7により搬送されてきた米袋1を受け取って後方に搬送し、かつ、該第1ベルトコンベア7の搬送幅よりも狭い搬送幅を有する第2ベルトコンベア8と、この第2ベルトコンベア8から米袋1を受け取って前記収納部4の直上方まで搬送する左右一対の第3ベルトコンベア9,9とから構成している。前記搬送手段3を3つのベルトコンベア7,8,9にて構成したが、1つのベルトコンベア又は2つのベルトコンベア又は4つ以上のベルトコンベアで構成してもよい。又、後述の方向転換手段Aを設ける関係上、前記第1ベルトコンベア7の搬送幅を他のベルトコンベア8,9の搬送幅よりも広く設定したが、それらを全て同一の搬送幅にしてもよい。又、搬送手段3としては、大きな輸送力を持ち動力消費が少なく構造も簡単なベルトコンベアが最適であるが、ローラコンベアやチェーンコンベア等でもよい。
【0013】
前記第3ベルトコンベア9,9を、図3に示すように、前記第2ベルトコンベア8にて搬送されてきた袋体を搬送終端部まで水平姿勢(ほぼ水平でもよい)で搬送する搬送姿勢(実線で示す)と、この搬送姿勢から搬送経路から斜め下方に退避させて米袋1を下方に配置した前記収納部4に自然落下させる退避姿勢とに姿勢変更可能に構成してあり、第3ベルトコンベア9,9を姿勢変更させる姿勢変更手段10について説明する。
図3、図4及び図6に示すように、左右一対の縦フレーム11,11を前後に配設し、それら前後に位置する縦フレーム11,11の上端に角形フレーム14をそれぞれ架設し、これら左右の角形フレーム14,14の前後方向ほぼ中間部の上端に固定したL型の取付部材16,16間に前後一対の板状のフレーム15,15をそれぞれ固定し、それらフレーム15,15の両端側箇所(縦フレーム寄りの箇所)に回転自在に支持される貫通軸17,17に一体回転する状態で上下のL型の連結板材19A,19Bを介して一体化された前後一対のL型の支持部材18,18をそれぞれ取り付け、前記第3ベルトコンベア9,9を前記支持部材18,18の水平板部上面に載置固定して、第3ベルトコンベア9,9を搬送方向と平行な水平軸芯X1,X2周りで揺動可能に構成している。前記上側に位置する連結板材19A,19AにL型部材20,20の下部を連結し、これらL型部材20,20の上端にほぼ水平姿勢の連結部材21,21の一端のボールジョイント部を枢支連結し、これら連結部材21,21の他端を前記フレーム15,15の搬送幅方向(左右方向)ほぼ中間の上端に渡って固定した固定板22に縦軸芯Y周りで回転自在に取り付けた回転アーム23の両端にそれぞれ枢支連結し、前記回転アーム23を所定角度回転させるためのシリンダSを前記一方の角形フレーム14と該回転アーム23の一端との間に取り付けている。
従って、シリンダSを図4の短縮状態から伸長作動させて、回転アーム23が平面視において時計周りに所定角度回転すると共に、L型部材20,20の上端部同士を互いに引き寄せる側に揺動させることによって、左右一対ずつの支持部材18,18、18,18をそれぞれの軸芯X1,X2周りで互いに離れる側に揺動させて、第3ベルトコンベア9,9上の米袋1を下方の収納部4に自然落下させるようにしている。このように下方に円弧を描きながら第3ベルトコンベア9,9を退避位置に位置変更させることによって、水平方向にスライドさせて第3ベルトコンベア9,9を退避させる場合に米袋1に対する第3ベルトコンベア9,9表面(上面)の摩擦係数等により米袋1の位置や姿勢等が不測に変更されることを確実に回避することができる。前記第3ベルトコンベア9,9を退避させる速度は、米袋1が自然落下する速度よりも速い速度に設定することになる。前記2つの第3ベルトコンベア9,9により米袋1を落下させる構成にすることによって、揺動角度(揺動ストローク)を小さく(少なく)することができる利点があるが、単一のコンベアを設けて、1個のコンベアを揺動させるように構成してもよい。又、前記2つの軸芯X1,X2を第3ベルトコンベア9,9よりも上方に位置させ、コンベアの搬送幅方向ほぼ両端に位置する箇所に設定することによって、米袋1に対して逃げやすくすることができるだけでなく、前記揺動角度(揺動ストローク)を更に小さく(少なく)することができる利点があるが、他の箇所に2つの軸芯X1,X2を設定してもよい。
【0014】
前記第3ベルトコンベア9,9を駆動するためのベルト伝動機構Bについて説明すれば、図4〜図6に示すように、前記搬送方向後端に位置する左右一対の縦フレーム11,11の搬送方向後面側に架設した補助フレーム24上の一端に電動モータ25を取り付け、この電動モータ25の駆動軸と前記補助フレーム19の中間部に固定の平面視長方形の箱体26に貫通支持させた駆動回転軸27とをカップリング28を介して連結し、前記駆動回転軸27の両端に一体回転状態でプーリ29,29を取り付け、前記後方側に位置する支持部材18,18の垂直板部の上側に米袋1の搬送中心側に向けて延出板部20A,20Aを形成し、これら延出板部20A,20Aに平面視ほぼコの字状のブラケット30,30を取り付け、これらブラケット30,30の相対向する平行な板部30A,30A、30A,30A間に回転軸32,32を回転自在に支持させ、これら回転軸32,32の搬送幅方向外方側一端に一体回転状態で取り付けたプーリ33,33と前記プーリ29,29とをタイミングベルト34,34により連動し、前記回転軸32,32の搬送幅方向他端に一体回転状態で取り付けたプーリ35,35と前記第3ベルトコンベア9,9の駆動軸に固着のプーリ36とをタイミングベルト37,37により連動して、電動モータ25を駆動することによって、2つの第3ベルトコンベア9,9を駆動することができるようにしている。このようにタイミングベルト34,34により連動させているから、前記のように第3ベルトコンベア9,9を揺動させても、タイミングベルト34,34が捻れるだけで電動モータ25から第3ベルトコンベア9,9への動力伝達を支障なく行うことができる。図5に示す38は、位置検出器の一例であるエンコーダであり、図6に示す米袋1検出手段の一例である光電スイッチ39からの検出情報に基づいて米袋1を第3ベルトコンベア9,9の所定位置に位置させるためにエンコーダ38からの位置情報を利用して電動モータ25の駆動停止時期を決定することができるようにしている。
【0015】
図2及び図7に示すように、前記第1ベルトコンベア7の始端に供給される米袋1を搬送幅方向ほぼ中央に接当案内するための左右一対の米袋1案内用のガイド40,40を設けているが、必ずしも必要ではない。そして、前記ガイド40,40により案内されながら搬送されてきた米袋1をほぼ90°方向転換させるための方向転換手段Aを前記第1ベルトコンベア7の搬送方向終端部に設けてあり、米袋1の大きさ等によっては外装袋2に効率よく詰める目的で搬送されてきた姿勢(方向)を90°変更した状態で収納部4に自然落下させることができるようにしている。前記方向転換手段Aも必ずしも必要ではない。図13(a)〜(d)に方向転換して外装袋2に詰める場合を示している。
【0016】
前記方向転換手段Aは、図7〜図9に示すように、搬送されてきた米袋1を一端側に寄せるための押圧板41及びこの押圧板41を搬送幅方向(左右方向)に移動させるためのシリンダ42(これら一端側に寄せるための構成は必ずしも必要ではない)と、前記押圧板41にて押し移動された米袋1を受け止める受止板43(これも必ずしも必要ではない)と、この受止板43にて案内された米袋1の搬送方向前端面と横一側面とを受け止める平面視ほぼL字型の方向転換部材44と、縦(上下)軸芯Z周りで回転自在に吊り下げ支持された回転軸45に一体回転状態で固定された前記方向転換部材44取付用の水平板部材46と、前記回転軸45を回転操作するためのシリンダ47と、前記方向転換部材44による方向転換中に米袋1が遠心力を受けて方向転換部材44から飛び出すことを阻止するための後述する阻止手段48(この阻止手段は必ずしも必要ではない)とを備えているが、これらの構成以外でもよい。
従って、第1ベルトコンベア7にて長手方向が搬送方向となる姿勢で搬送されてきた米袋1が発光部と受光部とからなる光電スイッチ49,49(図7参照)にて検出されると、押圧板41を所定のタイミング(検出後設定時間経過したときのタイミング)で作動させて米袋1を一端側に寄せた後、発光部と受光部とからなる光電スイッチC,C(図7参照)にて検出されると、方向転換部材44を所定のタイミング(検出後設定時間経過したときのタイミング)で回転させると共に、阻止手段48にて米袋1の飛び出しを阻止した状態で、米袋1の方向転換を行い、方向転換が終了すると同時に阻止手段48を解除操作することによって、長手方向が搬送幅方向に向いた状態に方向転換された米袋1が第1ベルトコンベア7にて第2ベルトコンベア8の始端部まで搬送されるのである。
【0017】
前記阻止手段48は、図9及び図10(a),(b)に示すように、米袋1をベルト面側に押し付けるために揺動自在に上端が吊り下げ支持された押圧板50と、この押圧板50を米袋1を押圧する作用姿勢と押圧を解除した解除姿勢とに切り替えるために前記水平板部材46に固定された左右一対のブラケット51,51に回転自在に支持させた回転軸52と該押圧板50との間に設けたシリンダ53とから構成し、シリンダ53を伸長作動させることにより、図10(a)に示すように押圧板50を解除姿勢に切り替え、又、前記シリンダ53を短縮作動させることにより、図10(b)に示すように、押圧板50を作用姿勢に切り替えることができるようにしている。前記押圧板50の下端を丸く形成することによって、米袋1を押圧したときに米袋1を損傷させることがないようにしているが、押圧板50の形状は、図に示す形状以外でもよい。
【0018】
前記収納部4は、図11及び図12に示すように、米袋1を受け止めて収納しておくための水平姿勢の底部54と、この底部54の前後両端縁からヒンジを介して揺動自在に連結された前壁部55A及び後壁部55Bと、これら前後壁部55A,55Bを独立して揺動操作する2つのシリンダ57,58とからなる第1収納部59と、この第1収納部59から搬送幅方向一端側に延出された第2収納部60とからなっている。前記シリンダ57,58のピストンロッドの先端をほぼ中央部の水平軸芯W周りで回転自在に設けたアーム56,56の下端部に枢支連結し、それらアーム56,56の上端部に備えさせたローラ56A,56Aを前記前後壁部55A,55Bの壁面に付設のコの字状のブラケット55V,55Vに移動自在に係止している。従って、シリンダ57,58を短縮作動させることにより、アーム56,56を回転させることで図10の2点鎖線で示すように前後壁部55,56を上端側ほど前後方向に拡がった姿勢にして、第3ベルトコンベア9,9から自然落下する米袋1の落下位置が所定位置からずれた場合でも、前後壁部55,56の傾斜案内面により底部54に確実に収納することができるようにガイドとして機能させることができるようにしている。前記第2収納部60は、前記第収納部59の底部54から延出された底部と、この底部の前後両端縁から垂直方向に伸びる前後壁部とからなっている。
【0019】
前記第2収納部60の終端部には、開口が第2収納部60に臨む水平姿勢でセットされており、前記収納部4が所定個数の米袋1になると、前記移動機構5を作動させることにより、外装袋2内にそれら所定個数の米袋1を詰めることができるようにしてあり、次にその移動機構5について説明する。
図12に示すように、米袋1を押し移動させる押圧板61と、この押圧板61を駆動する駆動部62とからなり、前記押圧板61を駆動して米袋1を外装袋2内に移動させた押し移動完了位置(2点鎖線で示す位置)から押し移動を開始させるための待機位置(実線で示す位置)へ戻す経路において該押圧板61を上昇させる上昇手段としてのシリンダ63を設けて、例えば押し移動完了位置から押し移動を開始させるための待機位置へ戻すときに米袋1が第1収納部59に収納されていても、これを上方側に迂回させて押圧板61を良好に戻すことができ、袋詰め作業の迅速化を図ることができるようにしている。前記駆動部62は、シリンダ本体64とスライドテーブル65からなり、このスライドテーブル65に固定された支持枠体66に前記シリンダ63のシリンダチューブ側端部を枢支連結し、このシリンダ63のピストンロッドの先端と前記支持枠体66に一端が枢支連結された側面視ほぼL字型のアーム67の先端上部とを枢支連結し、前記アーム67の先端下部に一端が枢支された補助アーム67Aの他端と前記支持枠体66に一端が枢支連結された前記押圧板61の他端とを枢支連結して、図11に示すように伸長作動しているシリンダ63を短縮作動させることにより、垂直姿勢の押圧板61を水平姿勢に姿勢変更できるようにしている。図12に示す68は、前記第1収納部59と第2収納部60とを仕切るための仕切板であり、図に示すシリンダ69により第1収納部59に収納した米袋1の上側に積み重ねられるために落下供給した米袋1が第2収納部60にずれ落ちる等、上段に落下供給する米袋1が下側の米袋1に対して不測に移動することがないように垂直となる仕切姿勢(図に破線で示す)と第1収納部59に収納された米袋1を第2収納部60へ移動させることを許容するために水平となる解除姿勢(図に実線で示す)とに姿勢変更することができるようにしている。
【0020】
図13(a),(b),(c),(d)及び図14(a),(b),(c),(d),(e),(f)に、前記収納部4での収納の仕方を米袋1の大きさ及び個数に応じてそれぞれ示している。いずれのものも上側に積層した米袋1を上から見た平面図を示し、下側に積層した米袋1を後側から見た背面図を示し、このように積層された米袋1は前記押圧板61にて矢印方向に移動させて外装袋2に詰め込むことになる。
【0021】
図15に示すように、前記外装袋供給手段4は、前記外装袋2の複数を積み重ね収納しておくための収納部70と、この収納部70に収納されている外装袋2のうちの最上部に位置する外装袋2から順次吸着により分離させた後、該外装袋2を後述の回転テーブル72まで移動させて外装袋2の口を米袋1の詰め込みを可能とする状態にセットするための外装袋セット手段71とから構成している。
【0022】
前記外装袋セット手段71が、両側に配置された駆動プーリと従動プーリに巻回されたベルト73と、このベルト73を駆動する正逆転可能な電動モータMと、前記ベルト73に取り付けられた伸縮自在なシリンダ74と、このシリンダ74のピストンロッドの先端に取り付けられ、前記最上部に位置する外装袋2の上面を吸着して直下方に位置する外装袋2と分離させるための複数の吸着パッド75と、回転テーブル72に移動させた米袋1の口に挿入して該口を所定の開口姿勢に保つための左右一対の口縁部材76とからなっている。従って、まず、一枚目の外装袋2をセットする場合には、シリンダ74を図15のほぼ中央に位置する待機位置から電動モータMを作動させて右端の仮想線で示す位置まで移動させてから、シリンダ74を伸長作動させて吸引状態になっている吸着パッド75を外装袋2の上面に吸着させた後、シリンダ74を短縮作動させて外装袋2を上昇させてから前記電動モータMを作動させて、外装袋2を図15の実線で示す位置、つまり回転テーブル72の直上方まで移動させる。次に、シリンダ74を伸長作動させることにより回転テーブル72の底部上面まで外装袋2を下降させた後、シリンダ74を短縮作動させることにより、外装袋2の上面を上昇させながらも、回転テーブル72の下部に設けた吸着パッド(図示せず)により外装袋2の下面を吸着することで外装袋2の口を開いた後、口縁部材76,76のそれぞれを図示していないアクチュエータにより縦軸芯周りで回転させることにより外装袋2の口内に挿入して口を所定姿勢に保持するようにしている。そして、このようにセットした外装袋2を図2に仮想線で示すセット姿勢から実線で示す所定姿勢に姿勢変更させるために回転テーブル72を図示していないアクチュエータにより縦軸芯周りで回転させるのである。
【0023】
前記所定姿勢にセットされた外装袋2に所定個数の米袋1が詰められた後は、前記回転テーブル72を図2の仮想線で示す位置になるように回転させた後、図16に示すように、シリンダ77により外装袋2の底部が下方となるように回転テーブル72を傾斜姿勢に姿勢変更させ、押圧用のシリンダ78により米袋1を押すことにより下方に移動させてから、外装袋2の開口縁を封止するのである。前記一枚目の外装袋2をセットした後は、前述のように図15の実線で示す位置にあるシリンダ74を右端の2点鎖線で示す位置まで移動させた後、前述同様に外装袋2を吸着パッド75にて吸着した後、図15のほぼ中央の前記待機位置まで移動させる。この後、前記回転テーブル72が傾斜姿勢から水平姿勢に戻された時点で、前記外装袋2を吸着しているシリンダ74を図15の実線で示す位置まで移動させて、前述のように回転テーブル72に外装袋2をセットする。そして、次回の外装袋2のセットも同様に待機位置でシリンダ74が外装袋2を吸着した状態で待機し、前述同様に外装袋2をセットするのである。
前記外装袋2の開口縁には、感圧接着剤(粘着剤)が予め塗布されており、外装袋2の開口縁を後述のように折り畳むだけで接着が完了するようになっている。前記感圧接着剤(粘着剤)は、図19(a)に示すように、外装袋2の開口縁のうちの左右縁部それぞれの内面の上半分の2箇所と、上部縁部2Cの外面と、下部縁部2Dの内面の4箇所塗布されており、このように塗布しておくことによって、封止した後、接着剤が外面に露呈することがないようにしている。前記外装袋2の開口縁に予め接着剤を塗布しておく他、接着工程を袋詰め作業中に行うようにしてもよい。
【0024】
前記外装袋2の開口縁を封止する封止手段Fの構成について説明すれば、図17〜図19に示すように、外装袋2の開口縁のうちの左右縁部2A,2Bを互いに内方側に折り込むために左右から該左右縁部2A,2Bを接当押圧するための第1折り込み部81と、この第1折り込み部81にて折り込んだ左右縁部2A,2Bに前記外装袋2の開口縁のうちの上部縁部2Cを内方側に折り込んで重ね合わせるために上方から該上部縁部2Cを接当押圧するための第2折り込み部82とを、シリンダ79により上昇させた待機位置と下降させた封止可能な使用姿勢とに切り替え自在な支持フレーム80に取り付けている。又、前記第1折り込み部81及び第2折り込み部82にて折り込んだ縁部2A,2B,2Cに前記開口縁の下部縁部2Dを下方から接当押圧して接着剤による封止を完了するための第3折り込み部83を下方に設けた外装袋2受止用の支持台84に移動させるための中継用のガイド板として構成している。
【0025】
前記第1折り込み部81を、ほぼ三角形状の左右一対の板材81A,81Aから構成し、それら板材81A,81Aのそれぞれを外装袋2の案内傾斜面に対して垂直となる方向の軸芯周りで回転可能に構成し、シリンダ85,85(図では一方のみ図示)により板材81A,81Aをそれの頂部が前方に向いた折り込み解除姿勢と互いに90°内方側に回転させた折り込み姿勢とに姿勢変更自在に構成している。尚、前記第1折り込み部81の板材81A,81Aは、袋体2が所定位置に位置するまで図18の2点鎖線で示す位置にあり、前記板材81A,81Aを前記のように折り込み姿勢に姿勢変更させる前に、左右に設けられたシリンダD,Dを短縮作動させることにより図18の実線で示す距離Lだけ内側に寄った位置まで移動させるようにしている。又、前記第2折り込み部82を、上下2段に分離した2つの押圧部材82A,82Bから構成し、それら押圧部材82A,82Bを2つのシリンダ86,87により図に示す水平姿勢よりも一端が上方に向いた傾斜姿勢となる折り込み解除姿勢と前記外装袋2の案内傾斜面に対して垂直となる折り込み姿勢とに姿勢変更自在に構成している。又、第3折り込み部83を押圧面に突出するゴムや合成樹脂等でなる複数のローラ83Aを備え、かつ、水平軸芯周りで揺動自在に支持させた押圧板から構成し、前記押圧板83をシリンダ88により前記外装袋2を移動案内させる案内(折り込み解除)姿勢と前記案内傾斜面に対して垂直となる折り込み姿勢とに姿勢変更自在に構成している。尚、前記複数のローラ83Aを備えさせることによって、押圧板83の押圧力を大きく設定しても、第1及び第2折り込み部81,82が破損することを弾性力により回避しながらも、接着を確実に行うことができるようにしている。そして、前記下方に位置する押圧部材82Bを前記第3折り込み部83が下部縁部2Dを接当押圧する前に折り込みを解除した解除姿勢に姿勢変更させるように構成している。
【0026】
前記外装袋2の口を封止することを、図19(a),(b),(c),(d)の図面に基づいて説明する。分かり易くするために図では外装袋2を水平姿勢にした状態で描いている。
まず、図17に示すように外装袋2が支持台84に移動すると同時に、シリンダ79を伸長側に作動して第1折り込み部81及び第2折り込み部82を下降させると共にシリンダD,Dを短縮作動させて折り込み可能状態にする(図19(a)参照)。続いて、シリンダ85を伸長作動させて左右の縁部2A,2Bを折り込む(図19(b)参照)。次に、シリンダ86,87を伸長作動させることにより上部縁部2Cを折り込んだ後、前記シリンダ87を直ちに短縮作動させて折り込み解除姿勢に姿勢変更させる(図19(c)の2点鎖線参照)。この後、シリンダ88を伸長作動させることにより下部縁部2Dを折り込んで、封止を終了する(図19(d)参照)。
【0027】
前記封止を終了した後は、前記シリンダD,Dを伸長作動させて板材81A,81Aを互いに離間する外方側に移動させて袋体2の重ね合わせた部分から抜き取った後、伸長作動させているシリンダ79の他、残りのシリンダ85,86,88も短縮作動させて、外装袋2を案内可能な初期状態に切り替えることになる。又、封止を終了した外装袋2は、シリンダ89を短縮作動させることにより支持台84を前倒れ傾斜姿勢にして外装袋2を前側下方に配置してあるベルトコンベア90に自重により移動させて、所定箇所まで搬送するのである。前記支持台84からベルトコンベア90に外装袋2を受け渡す際に、図17に示すように、外装袋2の前面の封止部を接当板91にて再度接当させて接着が確実に行われるようにしている。図に示す92は、前記接当板91を操作するためのシリンダである。
【0028】
【発明の効果】
請求項1によれば、搬送手段の終端部まで搬送されてきた袋体を搬送手段の姿勢変更手段にて搬送されてきたそのままの姿勢で下方に自然落下させる構成にすることができるから、従来のように吸着盤を有する小袋保持機構により2つの小袋を吸着した状態で持ち上げた場合に発生する袋体の形崩れや破袋等がない。又、形崩れのない状態で、しかも吸着盤を有する小袋保持機構により2つの小袋を吸着して配積パレット上に配積するまでに時間を要するようなことがないから、整然と、かつ、高効率で袋体を外装袋に詰めることができる。又、吸着盤を有する小袋保持機構等の特別な装置等が一切不要になり、その分装置の小型化及びコストの低減化を図ることができる。
【0029】
また、搬送終端部を左右一対のコンベアから構成することによって、単一のコンベアから構成したものに比べて、退避位置への揺動角度(揺動ストローク)を小さく(少なく)することができ、その分駆動時間の短縮及びエネルギーの削減を図ることができ、より一層作業の高速化を図ることができると共に経済面において有利になる。
【0030】
請求項によれば、コンベアへ電動モータなどの動力源からの動力伝達をタイミングベルトを備えるベルト伝動機構を介して行うことによって、コンベアの退避位置への揺動時にタイミングベルトが捻れることでコンベアの位置変更を特別な吸収機構等を設けなくとも良好に吸収することができ、簡素な構成で動力伝達が行える利点がある。
【0031】
請求項によれば、押圧板を押し移動完了位置から押し移動を開始させるための待機位置へ戻す経路において上昇させる上昇手段を設けることによって、押圧板を押し移動完了位置から待機位置へ戻すまでに収納部に次の袋体を収納していても、押圧板を上昇させて戻すことによって、収納部に収納した次の袋体に干渉することなく、待機位置に戻すことが可能になり、その分作業の高速化を図ることができる。
【0032】
請求項によれば、搬送手段の搬送経路途中に袋体をほぼ90°方向転換させるための方向転換手段を設けることによって、米袋等の長方形状のもの等、縦横の寸法が異なる袋体を方向転換して外装袋に合理的に詰めることができるから、米袋以外の大きさの異なる袋体への対応も良好に行うことができ、使用範囲の拡大を図ることができる。
【0033】
請求項によれば、第3折り込み部が下部縁部を接当押圧する前に下方に位置する押圧部材が折り込みを解除した解除姿勢に姿勢変更することによって、第3折り込み部が開口縁の下部縁部だけでなく、下方に位置する押圧部材が押圧していた上部縁部を再度接当押圧してその部分を2度打ちすることができ、封止のための接着を確実に行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】袋詰め装置の概略全体側面図である。
【図2】袋詰め装置の概略全体平面図である。
【図3】収納部に自然落下させる部分を示す要部の背面図である。
【図4】収納部の直上方に位置する搬送手段の平面図である。
【図5】搬送手段の終端部への動力伝達機構を示す平面図である。
【図6】収納部に自然落下させる部分を示す要部の側面図である。
【図7】第1ベルトコンベアの平面図である。
【図8】方向転換手段の具体的構造を示す平面図である。
【図9】方向転換手段の具体的構造を示す背面図である。
【図10】米袋の方向転換中に米袋を押さえ付けるための具体構成を示す背面図である。
【図11】収納部の側面図である。
【図12】収納部の米袋を移動させる移動機構の構成を示す収納部の背面図である。
【図13】1kg〜2.5kgの米袋の積層の仕方を示す説明図であり、(a)は、1kgの米袋を前後に10袋ずつ合計20袋積層した場合を示し、(b)は、2kgの米袋を前後に5袋ずつ合計10袋積層した場合を示し、(c)は、1.5kgの米袋を前後に7袋ずつ合計14袋積層した場合を示し、(d)は、2.5kgの米袋を前後に4袋ずつ合計8袋積層した場合を示している。
【図14】3kg〜5kgの米袋の積層の仕方を示す説明図であり、(a)は、3kgの米袋を前後に2袋と3袋の合計5袋積層した場合を示し、(b)は、3kgの米袋を前後に3袋ずつ合計6袋積層した場合を示し、(c)は、1kgの米袋を前後方向に3,1,3の合計7袋積層した場合を示し、(d)は、4kgの米袋を前後方向に2,1,2の合計5袋積層した場合を示し、(e)は、4.2kgの米袋を2,1,2の合計5袋積層した場合を示し、(f)は、5kgの米袋を前後に2袋ずつ合計4袋積層した場合を示している。
【図15】外装袋セット手段の具体構成を示す側面図である。
【図16】外装袋に米袋を詰めた後、下方に移動させるための構成を示す側面図である。
【図17】封止手段の具体構成を示す側面図である。
【図18】第1及び第2折り込み部を折り込み動作させた状態を示す正面図である。
【図19】封止動作を示す説明図であり、(a)は、第1〜第3の折り込み部を折り込み動作させる直前の状態を示す斜視図、(b)は、第1折り込み部を折り込み動作させた状態を示す斜視図、(c)は、第1及び第2折り込み部を折り込み動作させた状態を示す斜視図、(d)は、第1〜第3折り込み部を折り込み動作させた状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 米袋 2 外装袋
2A,2B 左右縁部 2C 上部縁部
2D 下部縁部 3 搬送手段
4 収納部 5 移動機構
6 外装袋供給手段 7 第1ベルトコンベア
8 第2ベルトコンベア
9 第3ベルトコンベア
10 姿勢変更手段 11 縦フレーム
12 横フレーム 13 支持部材
14 角形フレーム 15 フレーム
16 取付部材 17 貫通軸
18支持部材 18A 延出板部
19A,19B 連結板材
20 L型部材 21 連結部材
22 固定板 23 回転アーム
24 補助フレーム 25 電動モータ
26 箱体 27 駆動回転軸
28 カップリング 29 プーリ
30ブラケット 30A 板部
32 回転軸 33 プーリ
34,37 タイミングベルト
35,36 プーリ
38 エンコーダ 39 光電スイッチ
40 ガイド 41 押圧板
42 シリンダ 43 受止板
44 方向転換部材 45 回転軸
46 水平板部材 47 シリンダ
48 阻止手段 49 光電スイッチ
50 押圧板 51 ブラケット
52 回転軸 53 シリンダ
54 底部 55A,55B 前後壁部
55V ブラケット 56 アーム
57,58 シリンダ
59 第1収納部 60 第2収納部
61 押圧板 62 駆動部
63 シリンダ 64 シリンダ本体
65 スライドテーブル 66 支持枠体
67アーム 67A 補助アーム
68 仕切板
69 シリンダ 70 収納部
71外装袋セット手段 72 回転テーブル
73 シリンダ本体 74 シリンダ
75 吸着パッド 76 口縁部材
77,78,79 シリンダ 80 支持フレーム
81 第1折り込み部 81A 板材
82第2折り込み部 82A,82B 押圧部材
83第3折り込み部 83A ローラ
84 支持台 85〜89 シリンダ
90 ベルトコンベア 91 接当板
92 シリンダ A 方向転換手段
B ベルト伝動機構 C 光電スイッチ
D シリンダ F 封止手段
L 距離 M 電動モータ
S シリンダ
W、X1,X2,Y,Z 軸芯

Claims (5)

  1. 米袋等の袋体を搬送経路に沿って搬送する搬送手段と、前記搬送手段にて搬送されてきた袋体を一旦収納しておくために該搬送手段の終端部下方に配置した収納部と、前記収納部に収納された所定個数の袋体を開口がほぼ水平方向を向いた所定姿勢にセットされた外装袋内に移動させる移動機構と、前記外装袋を所定姿勢にセットするための外装袋供給手段とを備え、前記搬送手段の搬送終端部が左右一対のコンベアからなり、それらコンベアのそれぞれを前記搬送方向と平行な軸芯周りで揺動自在に構成すると共に、前記2つの軸芯を前記コンベアよりも上方に位置し、かつ、前記コンベアの搬送幅方向ほぼ両端に位置する箇所に設定し、前記軸芯よりも上側に位置して前記コンベアと一体に揺動する左右一対の部材の上端と前記コンベアの搬送幅方向ほぼ中間の縦軸芯周りに回転自在に取り付けた回転アームの両端とを、それぞれほぼ水平姿勢の連結部材により連結し、前記回転アームを所定角度回転させることにより、前記搬送されてきた袋体を前記搬送終端部まで搬送する搬送姿勢と、この搬送姿勢から前記軸芯周りで下方揺動させて該袋体を前記収納部に自然落下させる退避姿勢とに、前記搬送終端部を姿勢変更させる姿勢変更手段を設けたことを特徴とする袋体の袋詰め装置。
  2. 前記コンベアへ電動モータ等の動力源からの動力伝達をタイミングベルトを備えるベルト伝動機構を介して行うことを特徴とする請求項載の袋体の袋詰め装置。
  3. 前記移動機構が、袋体を押し移動させる押圧板と、この押圧板を駆動する駆動部とからなり、前記押圧板を駆動して袋体を外装袋内に移動させた押し移動完了位置から押し移動を開始させるための待機位置へ戻す経路において該押圧板を上昇させる上昇手段を設けてなる請求項1記載の袋体の袋詰め装置。
  4. 前記搬送手段の搬送経路途中に袋体をほぼ90°方向転換させるための方向転換手段を設けてなる請求項1記載の袋体の袋詰め装置。
  5. 米袋等の袋体を搬送経路に沿って搬送する搬送手段と、前記搬送手段にて搬送されてきた袋体を一旦収納しておくために該搬送手段の終端部下方に配置した収納部と、前記収納部に収納された所定個数の袋体を開口がほぼ水平方向を向いた所定姿勢にセットされた外装袋内に移動させる移動機構と、前記外装袋を所定姿勢にセットするための外装袋供給手段とを備え、前記外装袋の開口縁に予め又は袋詰め作業中に接着剤を塗布し、前記所定個数の袋体が移動された外装袋の開口縁のうちの左右縁部を互いに内方側に折り込むために左右から該左右縁部を接当押圧するための第1折り込み部と、この第1折り込み部にて折り込んだ左右縁部に前記外装袋の開口縁のうちの上部縁部を内方側に折り込んで重ね合わせるために上方から該上部縁部を接当押圧するための第2折り込み部と、前記第1折り込み部及び第2折り込み部にて折り込んだ縁部に前記開口縁の下部縁部を下方から接当押圧して接着剤による封止を完了するための第3折り込み部とからなる封止手段を備えさせ、前記第2折り込み部を上下2段に分離した2つの押圧部材から構成し、前記下方に位置する押圧部材を前記第3折り込み部が下部縁部を接当押圧する前に折り込みを解除した解除姿勢に姿勢変更させることを特徴とする袋体の袋詰め装置。
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