JPH0518257Y2 - - Google Patents

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JPH0518257Y2
JPH0518257Y2 JP1986025341U JP2534186U JPH0518257Y2 JP H0518257 Y2 JPH0518257 Y2 JP H0518257Y2 JP 1986025341 U JP1986025341 U JP 1986025341U JP 2534186 U JP2534186 U JP 2534186U JP H0518257 Y2 JPH0518257 Y2 JP H0518257Y2
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bag
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  • Container Filling Or Packaging Operations (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、内容物を充填して順次搬送供給され
る多数個の小袋をパレツト上に配積した後、配積
状態のまま外装袋に収容し、該外装袋の開口部を
封止して、自動的に袋詰包装する自動袋詰包装装
置に設けられ、小袋を収容した外装袋の外形を整
形する袋詰包装整形装置に関する。
[従来の技術] 粒体物、例えば米の包装は、所定量、例えば10
Kg、20Kg単位に計量して袋詰めすることが一般的
である。しかし、場合によつては、数Kg程度の小
さい単位で計量して充填包装したいことがある。
例えば、米の場合、家族構成が小さくなり、一度
に食される量が少なくなつたこと、貯蔵スペース
が少ないこと等の理由から、2Kg程度の小袋のも
のが好まれる。
この場合、計量単位が大きいほど輸送時の取扱
が容易となる。即ち、トラツク等に積み込む際お
よび積み下す際、扱い単位が大きいため、取扱数
が少なくなつて作業が短時間で済み、また、1袋
の形態が大きいので配積も容易であり、しかも、
安定に配積できて、荷崩れを起す危険が少ない。
ところが、小袋の場合、輸送時の取扱が容易で
ないという問題がある。即ち、トラツク等に積み
込む際および積み下す際、扱い単位が小さいた
め、取扱袋数が多くなつて作業に長時間を要し、
また、1袋の形態が小さいので、配積も容易でな
く、しかも、配積が不安定で、荷崩れを起す危険
がある。
そこで、従来、小袋を複数個まとめて大きな外
装袋に収納し、輸送時には、外装袋で1袋にして
取扱えるようにして、上記問題点を解決する自動
包装機が提案されている(特開昭60−217905)。
この種の自動包装機には、同種のものが、塩、砂
糖などの粉体について既に実用化され、優れた効
果を発揮している。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、上記提案された従来の自動包装
機は、米等の粒体の包装には適用し難いという問
題があつた。
即ち、塩等のような粉体は、袋詰して圧縮する
と、ある程度固まつたような性状を示すため、外
装袋の開口部封止などの際において、小袋の形態
が崩れないため、格別の配慮を要することなく取
扱える。これに対し、米等の粒体は、このような
性質を示さず、一定の形態を維持させることがで
きない。そのため、上記従来の自動包装機では、
外装袋の開口部封止などの際において、小袋の形
態が崩れ、作業の中断を招くことがある。そのた
め、自動包装機ではあつても、作業者が作業状況
を絶えず監視せざるをえず、不便であつた。
従つて、米等の粒体について十分満足のいく自
動包装装置は、未だ実用化されていない。
本考案は、上記問題点を解決すべくなされたも
ので、外装袋の開口部封止などの際において、小
袋の形態の崩れを生ずる粒体の性状を考慮して、
作業の中断を招くことなく円滑に包装でき、作業
者が作業状況を絶えず監視している必要を省い
て、袋詰包装の完全自動化を可能とする、袋詰包
装整形装置を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、内容物を充填して順次搬送供給され
る多数個の小袋をパレツト上に配積した後、配積
状態のまま外装袋に収容し、該外装袋の開口部を
封止して、自動的に袋詰包装する自動袋詰包装装
置に設けられ、小袋を収容した外装袋の外形を整
形する袋詰包装整形装置であつて、 真空吸引孔を有し、上記外装袋を受けて吸着固
定する外装袋受部と、 進退自在に設けられると共に、空気噴出用エア
ノズルを有し、該エアノズルより噴出するエアに
て外装袋開口部を外側に開くようにして外装袋内
に進入し、配積された小袋群を押圧する押圧板
と、 上記外装袋開口部側面に設けられ、上記押圧板
による押圧時に、外装袋側面を規制する規制板と
を備えて構成される。
なお、上記規制板は、外装袋開口部側面のみで
もよいが、好ましくは外装袋開口部上面および側
面の両者に設ける。
[作用] 本考案では、小袋群を、該外装袋開口部からエ
アノズルを有する押圧板にて押圧して整形する。
即ち、この押圧の際、外装袋は外装袋受部と規制
板とにより規制されているため、押圧板の押圧に
より各小袋が圧縮され、また、各小袋間の無駄な
空間が潰され、外装袋内に高密度で小袋が詰め込
まれることになる。しかも、外装袋は、外側から
規制されているため、その形態が、粉体を充填し
てある場合と同様に崩れにくくなる。
また、エアノズルから空気を噴射させることに
より、外装袋開口部を空気流により押し拡げ、押
圧板を外装袋開口部に引つ掛けることなく、円滑
に挿入できる。
[実施例] 本考案の実施例について図面を参照して説明す
る。
<実施例の構成> 第1図に本考案袋詰包装整形装置を備えた自動
整列包装装置の概要を示し、第2図〜第22図に
その各部の構成を示し、第23図に本実施例にお
いて小袋の包装に使用する外装袋の一例を示す。
本実施例の袋詰包装整形装置は、米2Kgを充填
して順次搬送供給される多数個の小袋Pを、配積
パレツト上に配積して外装袋Bに収容し、該外装
袋Bの開口部を封止して、自動的に包装する自動
整列包装装置に適用される。以下、本実施例つい
て、自動整列包装装置の構成と共に説明する。
本実施例が適用される自動整列包装装置は、次
に示す部分から構成される。なお、本実施例で
は、第1図に示すように、搬送コンベア101の
長手方向をX軸とし、その幅方向をY軸とし、こ
れらと直交する方向をZ軸とする。
(a) 搬送コンベア101の排出部分に設けられ、
順次搬送供給される小袋Pを、配積を行なう単
位毎につき複数個互いに密接させて整列する整
列手段100。
(b) 整列した複数個の小袋Pを、整列した状態の
まま上記配積パレツト209上に載置する配積
手段200。
(c) 多数枚積層された外装袋供給部301から空
の外装袋Bを1枚づつ取り出す外装袋取出手
段。300。
(d) 該外装袋Bの主要面Ba,Bbを両外側から吸
引しつつ引つ張ると共に、袋開口端に空気流を
吹き付けて開口させる袋開口手段400。
(e) 一端が配積パレツト209上に位置し、他端
が開口した該外装袋B内に挿入され、配積され
た小袋群Pを円滑に外装袋B内に挿入させる案
内盤501および配積された小袋群Pを押圧し
て、案内盤501に沿つて外装袋B内に挿入す
る押圧機構502を有してなる小袋挿入手段5
00。
(f) 外装袋B内に挿入された小袋Pを、該外装袋
B外側および開口部から押圧して整形する整形
機構600。
(g) 該外装袋B開口部を、その四周を折込順に従
つて内側に折り曲げて折込む折込機構700。
(h) 予め糊を塗着してある糊付部Sを他の部分に
押し付けて仮封止する第1押圧部801および
糊付部分を強圧する第2押圧部805を有し
て、外装袋B開口部を強固に固着し、外装袋B
開口部を封止する封止機構800。
(i) 上記各部の動作を制御する制御部900。
なお、本実施例において使用する外装袋Bは、
第23図に示すような形態となつている。即ち、
基本的には、封筒形の形態を有し、開口部突出片
Bfと、該突出片Bfが折込まれた時接触する他の
部分(各々斜線にて示す。)に、糊が塗着してあ
る。
上記構成要件(a)に示す整列手段100は、第2
〜4図に示すように、モータ102にて駆動され
る搬送コンベア101と、その出側に配置された
整列コンベア104と、小袋Pの存否を検出する
光電検出器105とを備えて構成される。
搬送コンベア101の入側には、小袋Pを均等
に平にするためのプレスローラ103が設けてあ
る。また、整列コンベア104の出側端部には、
小袋Pの行過ぎを防止するストツパ108が設け
てある。もつとも、このストツパ108は省略す
ることもできる。なお、本実施例では、整列コン
ベア104上に、小袋P2個を整列させる構成と
してあるが、整列個数は、2個に限らない。
光電検出器105は、発光素子106および受
光素子107からなり、搬送コンベア101の出
側端部と整列コンベア104の後端側の2箇所
に、これらのコンベア101,104を幅方向に
挟んで各々対向配置され、小袋Pの存在により発
光素子106からの光線が遮ぎられることによ
り、小袋Pの存在を検出する。光電検出器105
からの検出信号は、制御部900に送られる。
なお、上記搬送コンベア101と整列コンベア
104との間に、小袋の向きを変更する手段を介
在させてもよい。例えば、小袋を90度回転させて
横向きとするコンベアを介在させる。このような
手段を介在させると、配積の向きを変えることが
できる。
また、このような手段をバイパスとして設け、
小袋を選択的に該バイパスを通して、例えば、縦
横の向きを交互に変えて配積する構成とすること
ができる。これは、大量の小袋を配積する場合に
特に有効である。
上記構成要件(b)に示す配積手段200は、第
1,2,4,5図に示すように、小袋を配積する
配積パレツト209と、上記整列コンベア104
上方のY軸方向に配置される移動レール201
と、このレール201に沿つて移動し、整列した
複数個の小袋Pを整列した状態のまま保持して配
積パレツト209上まで運ぶ小袋保持機構202
とを有して構成される。
小袋保持機構202は、吸着盤205および2
06と、これらの吸着盤205,206を上下
(Z軸)方向に移動させるエアシリンダ203お
よびロツド204とからなり、制御部900の制
御下で、図示しない駆動機構により移動レール2
01上を移動する。
吸着盤205,206は、図示しない真空装置
に制御弁(図示せず)を介して接続される。ま
た、吸着盤205,206は、小袋の平面形状よ
りやや小さい相似形に形成される。かかる形態で
あれば、小袋を確実に吸着できる。もつとも、他
の形態に形成してもよい。
配積パレツト209は、整列コンベア104と
隣接して配置され、両側面には、蝶番210によ
り開閉自在に取り付けられた規制板207と20
8とが設けてある。これらの規制板207と20
8は、図示しないエアシリンダにて開閉される。
上記構成要件(c)に示す外装袋取出手段300
は、第1図および第6〜8図に示すように、空の
外装袋Bを多数枚積層した外装袋供給部301
と、外装袋供給部301から外装袋Bを吸着して
1枚づつ取り出し、所定位置まで運ぶ吸着搬送機
構304と、吸着搬送機構304が外装袋Bを取
出す際、取り出すべき外装袋Bを後続の外装袋B
から分離する分離用ナイフ308とを有して構成
される。
外装袋供給部301から上記配積パレツト20
9を結んで、X軸方向に移動レール302が配置
してある。このレール302には、上記を支持す
る移動アーム303が移動自在に設けてある。こ
の移動アーム303は、制御部900の制御下
で、図示しない駆動機構により移動レール302
上を移動する。
吸着搬送機構304は、その下面側に真空吸引
部305を複数個配設してあり、かつ、上記移動
アーム303に連結支持されたエアシリンダ30
6およびロツド307を備えて、制御部900の
制御下で自在に昇降する構成となつている。
分離用ナイフ308は、外装袋供給部301の
横に設けられ、回転軸310に取り付けられて、
水平に回動するナイフエツジ309と、該ナイフ
エツジ309の背側に設けられた空気吹出部31
1とからなる。空気吹出部311には、ノズル3
12が上下に各々複数個設けてある。
上記構成要件(d)に示す袋開口手段400は、第
1図、第9図および第10図に示すように、配積
パレツト209の出側端部に配置された外装袋B
の開口部下部に配置された吸着盤401と、該吸
着盤401と対向する位置にある上記吸着搬送機
構304と、外装袋Bの開口端突出部Bfの上方
に位置して、該開口端突出部Bfに空気流を噴出
するエアノズル403とを有して構成される。
吸着盤401には、吸引孔402が外装袋幅方
向に複数個設けてあり、この吸引孔402は、図
示しない真空装置に制御弁(図示せず)を介して
接続されている。この制御弁は、制御部900の
制御により開閉される。
なお、吸着搬送機構304は、上記外装袋取出
手段300の構成要素であるが、本実施例では、
袋開口手段400の一部としても機能する。勿
論、兼用ではなく、専用の吸着装置を配置しても
よい。
また、エアノズル403は、図示しないコンプ
レツサに制御弁(図示せず)を介して接続されて
いる。この制御弁は、制御部900の制御により
開閉される。
なお、上記エアノズル403に加熱装置を付設
して、温風を噴出する構成としてもよい。
上記構成要件(e)に示す小袋挿入手段500は、
第2図、および第11〜13図に示すように、配
積された小袋群Pを円滑に外装袋B内に挿入させ
る案内盤501と、外装袋B内に挿入する押圧機
構502とを有して構成される。
案内盤501は、例えばテフロンコーテイング
等を上面に施して滑面上に加工した金属板にて構
成され、図示しないエアシリンダ等に連結され
て、配積パレツト209の下面に出没自在に配置
される。この、案内盤501は、外装袋Bが配積
パレツト209前に配置され、開口部が開口する
と突出して、先端側が外装袋Bの内部に進入し、
一方、外装袋Bが配積パレツト209前に配置さ
れていない時には、該パレツト209の下面に退
避するように制御される。
押圧機構502は、配積パレツト209上に配
積された小袋群Pの一端に当接する押圧板503
と、押圧板503を押圧するエアシリンダ505
およびロツド504とからなる。エアシリンダ5
05は、図示しないコンプレツサに制御弁(図示
せず)を介して接続され、制御部900の指令に
より該制御弁が開閉され、空気圧により小袋群P
を押圧し、案内盤501に沿つて外装袋B内に挿
入する。なお、この際、外装袋Bは、開閉自在の
底板602を有する袋受板601にて支持され
る。
上記構成要件(f)に示す整形機構600は、第1
図、第2図、および、第14〜20図に示すよう
に、外装袋Bを支持する袋受板601と、外装袋
Bを押圧整形する押圧板609、上部規制板61
3および側部規制板612とを備えて構成され
る。
袋受板601は、エアシリンダ605にて開閉
される底板602と、袋受板601の両側面に固
定して設けられた側板606とを有してなる。底
板602は、小袋群Pが押圧挿入されるまでは開
いた状態となり、押圧後閉じた状態となる。側板
606は、外装袋の開口部側が低くなるように直
角三角形状に形成されている。
上部規制板613および側部規制板612は、
図示しないエアシリンダにより押圧駆動され、外
装袋上面Baおよび上記側板606が低くなつて
いる外装袋開口部側面Bsに当接して、押圧する
ように配置されている。
押圧板609は、小袋当接面側に、複数個のノ
ズル611配置した半球状の空気噴出部610が
設けてあり、裏面側に、エアシリンダ607およ
びロツド608が連結してある。このエアシリン
ダ607および空気噴出部610は、図示しない
コンプレツサに制御弁(図示せず)を介して接続
され、制御部900の指令により該制御弁が開閉
され、ノズル611からの空気流を噴き出しつ
つ、小袋群Pを押圧する。
上記袋受板601は、その底側に、該袋受板6
01を傾斜自在に支持するアーム614が連結さ
れている。このアーム614は、支持部615に
支持される。支持部615は、外装袋Bを開口設
定する位置から搬出コンベア808の入側位置ま
でY軸方向に設けられた軸体616沿つて移動す
ると共に、該軸体616と中心として回動する。
また、この支持部615は、外装袋Pに小袋B挿
入後、制御部900の指令に応じて、図示しない
駆動機構により搬出コンベア808側に移動する
と共に、アーム614を時計回りに回動させて、
袋受板601をその底側を下方とした傾斜状態と
する。
上記構成要件(g)に示す折込機構700は、第1
図および第21図に示すように、外装袋Bの開口
部の四周に配置される側部折込板701、上部折
込板704および下部折込板707を備えてい
る。
側部折込板701は、外装袋開口部側面Bsに
当接する固定板702と、該固定板702に折曲
自在に連結され、三角形状に形成された折込爪7
03とから構成される。固定板702は、エアシ
リンダ708により駆動されるロツド709に連
結されたアーム710に支持されている。また、
折込爪703は、エアシリンダ711により駆動
されるロツド712に連結されたアーム713に
支持されている。
上部折込板704は、外装袋開口部状面Baに
当接する固定板706と、該固定板706に折曲
自在に連結された折込爪705とから構成され
る。固定板706は、アーム714に支持され、
エアシリンダ717により駆動される。また、折
込爪705は、エアシリンダ718により駆動さ
れる。
下部折込板707は、図示しないアームに支持
される軸部719に回動自在に支持され、図示し
ないエアシリンダに連結されて、駆動される。
なお、上記上部折込板704の折込爪705と
下部折込板707には、外装袋の形態、糊付位置
等によつては、折込時に糊が付着しやすく、その
ため、折込終了時にこれらが復帰する際、糊の付
着により、折角折込んだ開口部が開いていしまう
ことが起こり得る。そのため、なんらかの防止手
段を施しておくことが望ましい。例えば、折込爪
705と下部折込板707とに、糊を付着しにく
くするコーテイングを施すこと、折込爪705と
下部折込板707とを、互いに噛み合う櫛歯状に
形成すること、この両者を組合せること等の手段
がある。
また、本実施例では、上部折込板704の固定
板706は上部規制板613を、側部折込板70
1の固定板702は側部規制板612を兼ねる構
成としてある。もつとも、これらを独立に設けて
もよい。
上記構成要件(h)に示す封止機構800は、第2
1,22図に示すように、エアシリンダ802、
ロツド803および押圧板804からなる第1押
圧部801と、搬出コンベア808と、旋回アー
ム807に支持される衝打板806からなる第2
押圧部805とを備えて構成される。
第1押圧部801は、外装袋開口部折込後、折
込封止された端部を軽く押圧する構成となつてい
る。一方、第2押圧部805は、袋受板601の
回動により落下して、搬出コンベア808にて搬
送される外装袋Bを、該搬出コンベア808の適
所にて、強圧する構成となつている。
上記構成要件(i)に示す制御部900は、フイー
バツク制御部と、シーケンス制御部とからなり、
前者は、主として整列手段100の動作について
の制御を行ない、後者は、主としてこれ以外の部
分の動作について制御する構成となつている。
<実施例の作用> 本実施例の動作について、上記各図を参照して
説明する。
米を充填した小袋Pは、図示しない供給部から
適宜の間隔で順次送出され、搬送コンベア101
にて運ばれる。整列コンベア104は、光電検出
器105が、搬送コンベア101の出側に小袋P
が進入したことを検出すると、制御部900から
の指令により駆動し、該小袋Pを受取つた後、停
止し、待機状態となる。この後、次の小袋Pが搬
送コンベア101の出側に達すると、上記と同期
に整列コンベア104が駆動して、該小袋Pを受
取り、停止する。その結果、整列コンベア104
上には、小袋Pが2個整列配置される。
制御部900は、この状態を整列コンベア10
4の後端部の光電検出器105により検出する
と、整列コンベア104上に待機している小袋保
持機構202のエアシリンダ203に空気圧を送
るよう指令する。その結果、ロツド204が突出
して吸着盤205および206を下降させ、整列
コンベア104上にある小袋Pに各々当接させ
る。また、制御部900からの指令により、吸着
盤205および206は、真空装置と接続され、
小袋Pを吸引する。ついで、エアシリンダ203
に空気圧が送られ、ロツド204が後退して吸着
盤205および206が上昇する。小袋保持機構
202は、図示しない駆動装置により、移動レー
ル201に沿つて配積パレツト209上の位置ま
で移動する。ここで、制御部900からの指令に
より、エアシリンダ203に空気圧が送られ、ロ
ツド204が突出して吸着盤205および206
を下降させ、配積パレツト209上に小袋Pに載
置する。
以上の動作を繰り返すことにより、配積パレツ
ト209上に複数列の小袋Pが配積される。この
配積パレツト209上の小袋P配積パターンは、
本実施例の場合、第2図に示すように、下2列、
中1列および上2列の三層に配置される。配積
は、第5図に示す番号順により行なう。この配積
パターンは、制御部900のシーケンスプログラ
ムに予め書込んでおく。従つて、このプログラム
の変更により配積パターンを変化させることがで
きる。
なお、小袋の整列個数および配積個数は、小袋
の大きさおよび形状と、外装袋の大きさおよび形
状との関係により、適宜設定される。
小袋Pが配積パレツト209上に所定数配積さ
れると、図示しないエアシリンダが作動して、規
制板207、208が互いに内側へほぼ垂直にな
るように回動して、小袋群Pを側面から圧迫規制
して、各小袋P間の間隙を潰し、高密度の配積と
する。
一方、外装袋供給部301では、制御部900
からの指令に応じて、吸着搬送機構304がエア
シリンダ306の作動により下降して、真空吸引
部305を最上部に載置されている外装袋Bの主
要面Baに当接させ、さらに、図示しない真空装
置による真空吸引により密着させる。この後、吸
着搬送機構304は、エアシリンダ306の作動
により上昇して、吸着している外装袋Bを引き上
げる。
この時、当該外装袋に、その下に重ねられてい
る次の外装袋Bが、主として糊付部分で付着し
て、一緒に引き上げられることがある。本実施例
では、これを分離するため、外装袋供給部301
の横に配置された分離用ナイフが308が、水平
に回動(約90度)して、ナイフエツジ309が上
下の外装袋を分離する。また、エアノズル312
から空気を上下方向に各々噴出して、取り出すべ
き外装袋Bの引き上げを補助すると共に、次の外
装袋Bの浮き上がりを押えて、確実に1枚だけを
取り出せるようにしている。
吸着搬送機構304は、引き上げた外装袋Bを
吸着したまま、移動レール302に沿つて小袋挿
入位置まで移動して、エアシリンダ306の作動
により下降し、外装袋開口部下面Bbを吸着盤4
01に当接させる。ついて、制御部900の指令
により、該吸着盤401の吸引孔402が作動し
て、該外装袋下面Bbを吸着すると、吸着搬送機
構304は、外装袋状面Baを吸着したまま上昇
して、外装袋上下面Ba,Bb間を引き離す。
この時、エアノズル403から空気を噴出する
ことにより、外装袋B開口部に塗着された糊が互
いにまたは他の部分に付き合うことを防止して、
開口を容易にしている。また、このエアノズル4
03から温風を噴出すれば、外装袋B開口部に塗
着された糊を軟化して、後の糊付を容易かつ確実
にすることができる。
次に、制御部900の指令に応じて、図示しな
いエアシリンダが作動し、案内盤501が上記配
積パレツト209の下面から突出し、開口してい
る外装袋Bの中間部まで進入する。なお、外装袋
Bが、剛性が小さくて曲り易いものであれば、第
11図に示すように、外装袋下方にエアノズル6
17を配置し、空気流を上方に噴出させて、外装
袋B後方の垂れ下がりを防止するようにしてもよ
い。
この状態で、外装袋下部側には、袋受板601
が配置され、外装袋Bは、袋受板601に設けて
ある吸引孔604により吸着固定される。なお、
この時、底板602は、開いた状態にある。
引続いて、押圧機構502のエアシリンダ50
5が作動して、押圧板503を配積されている小
袋群Pの一端側に当接して、該小袋群Pを押圧
し、開口している外装袋Bに向けて移動させる。
各小袋Pは、配積パレツト209から案内盤5
01上に順次移動し、該案内盤501に沿つて、
外装袋内に挿入される。この際、案内盤501上
面が滑面状となつているため、小袋群Pとの摩擦
が小さくなり、摩擦による引つ掛かりが起こら
ず、従つて、これによる配積の崩れを起すことが
ない。
このようにして、小袋群Pが外装袋B内に挿入
されると、案内盤501は、配積パレツト209
下面に退避し、一方、吸引孔604等の作動が停
止し、外装袋Bは、袋受板601に支持される。
また、この時までには、吸着搬送機構304は、
外装袋供給部301上に復帰している。
次に、袋受板601は、底板602を垂直にし
て、小袋を充填された外装袋Bの底を支持できる
ようにする。この後、袋受板601は、その底側
に連結されているアーム614と共に、その支持
部615の移動に伴なつて、外装袋Bを開口設定
する位置から搬送コンベア808の入側位置まで
Y軸方向に設けられた軸体616沿つて移動す
る。そして、袋受板601は、支持部615が、
軸体616と中心として回動することにより、そ
の底側を下方とした傾斜状態となる。
なお、上記移動と傾斜の動作は、順序を逆にす
るようにしてもよい。
この状態で、上部規制板613および側部規制
板612が、制御部900の指令に基づき、図示
しないエアシリンダにより押圧駆動され、外装袋
開口部側面Bsに当接し、外装袋開口部両側面か
ら内部の小袋Pを押圧する。また、上記押圧板6
09が、制御部900の指令に基づく、エアシリ
ンダ607およびロツド608の作動により、外
装袋開口部内に挿入され、小袋群Pを直接押圧す
る。この際、押圧板609は、空気噴出部610
の複数個のノズル611から空気流を噴出して、
該押圧板609が外装袋開口部を外側に押し開く
ようにして、接触しないようにしている。これに
より、押圧板609の挿入が円滑に行なえる。
このようにして、外装袋B内の小袋Pを押圧し
て、内部の間隙を潰すと共に、外装袋の形態を整
形する。
次に、外装袋B開口部側面を規制している側部
規制板612、即ち、側部折込板固定板702に
取り付けられている折込爪703を、エアシリン
ダ711の作動により折り曲げて、外装袋開口部
側部を内側に折り曲げる。曲げ終ると、側部折込
板701は、退避する。
この後、外装袋B開口部上面を規制している上
部規制板613、即ち、上部折込板704の固定
板706に取り付けられている折込爪705を、
エアシリンダ717の作動により折り曲げて、外
装袋開口部上部を内側に折り曲げる。ついで、下
部折込板707を回動させて、外装袋開口部突出
部Bfを内側に折り曲げる。曲げ終ると、上部折
込板704と下部折込板707は、各々退避す
る。
次に、封止機構の第1押圧部801がエアシリ
ンダ802により突出して、その押圧板804に
より、上記折込まれた外装袋端部を軽く押圧し
て、仮封止する。
この後、外装袋Bは、袋受板601の回動によ
り落下して、搬出コンベア808にて搬送され
る。制御部900は、外装袋Bが搬出コンベア8
08にて所定位置に達したことを、図示しない近
接センサにて検出すると、第2押圧部805の旋
回アーム807を回動させ、衝打板808にて外
装袋端部を強打させる。これにより、糊付部が完
全に接着して、強固に封止される。
[考案の効果] 本考案は、外装袋の開口部封止などの際、小袋
の形態の崩れを生ずる粒体の性状を考慮して、作
業の中断を招くことなく円滑に包装でき、作業者
が作業状況を絶えず監視している必要を省いて、
袋詰包装の完全自動化を可能とする効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案袋詰包装整形装置を適用した自
動整列包装装置の概要を示す平面図、第2図は本
実施例における整列、配積機能を示す要部斜視
図、第3図〜第5図は本実施例における整列、配
積作用を示す説明図、第6図は本実施例における
空袋取出機能を示す側面図、第7図はその上面
図、第8図は分離用ナイフの構造を示す断面図、
第9図は本実施例における外装袋開口手段を示す
側面図、第10図はその斜視図、第11図は本実
施例における案内盤を外装袋内に挿入した状態を
示す側面図、第12図は本実施例における押圧機
構を示す側面図、第13図は押圧機構による小袋
挿入状態を示す斜視図、第14図は本実施例にお
ける小袋挿入後の外装袋の姿勢変更状態を示す斜
視図、第15図は本実施例の整形機構の概要を示
す要部斜視図、第16図、第17図および第18
図は本実施例における整形機構の構成の一部を示
す説明図、第19図および第20図は上記整形機
構の作用を示す説明図、第21図は本実施例にお
ける折込機構および封止機構の構成概要及び作用
を示す説明図、第22図は本実施例における封止
機構の構成概要及び作用を示す説明図、第23図
に本実施例において小袋の包装に使用される外装
袋の一例を示す平面図である。 100……整列手段、101……搬送コンベ
ア、200……配積手段、209……配積パレツ
ト、300……外装袋取出手段、301……外装
袋供給部、400……袋開口手段、500……小
袋挿入手段、501……案内盤、502……押圧
機構、600……整形機構、700……折込機
構、800……封止機構、801……第1押圧
部、805……第2押圧部、900……制御部、
900……制御部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 内容物を充填して順次搬送供給される多数個
    の小袋をパレツト上に配積した後、配積状態の
    まま外装袋に収容し、該外装袋の開口部を封止
    して、自動的に袋詰包装する自動袋詰包装装置
    に設けられ、小袋を収容した外装袋の外形を整
    形する袋詰包装整形装置であつて、 真空吸引孔を有し、上記外装袋を受けて吸着
    固定する外装袋受部と、 進退自在に設けられると共に、空気噴出用エ
    アノズルを有し、該エアノズルより噴出するエ
    アにて外装袋開口部を外側に開くようにして外
    装袋内に進入し、配積された小袋群を押圧する
    押圧板と、 上記外装袋開口部側面に設けられ、上記押圧
    板による押圧時に、外装袋側面を規制する規制
    板とを備えてなることを特徴とする袋詰包装整
    形装置。 (2) 上記外装袋開口部上面および側面の両者に規
    制板を設けた実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の袋詰包装整形装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001130514A (ja) * 1999-11-02 2001-05-15 Saika Gijutsu Kenkyusho 袋体の袋詰め装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6228307A (ja) * 1985-07-22 1987-02-06 株式会社 サタケ 小袋包装体の配積梱包装置

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