JP4516433B2 - ダイバーシティ受信機及びofdm信号処理装置 - Google Patents

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Description

この発明は、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:直交周波数分割多重)信号を受信して処理するOFDM信号処理装置を複数備え、各々から出力される信号に基づいて所定の処理を施し、当該処理信号を外部に出力するダイバーシティ受信機に関する。
地上波のデジタルテレビジョン放送(以下、デジタルTV放送と略記)を受信する受信機には、マルチパスの影響を低減する為に、複数のアンテナを使用するダイバーシティ方式のものが採用されている。このような方式を採用したダイバーシティ受信機には、大別して、時間軸合成処理するもの(FFT(Fast Fourier Transform)処理前に合成処理)するものと、周波数軸合成処理するもの(FFT(Fast Fourier Transform)処理後に合成処理)するものとがある。例えば特許文献1には、二本のアンテナを使用し、二系統の信号を最大比合成して出力する後者のダイバーシティ受信機が開示されている。
特開2001−345780号公報
前者のダイバーシティ受信機では、OFDM信号に含まれる各サブキャリアのCN比を、OFDM信号の全帯域の中でその中心付近のものに関しては良好に改善して高くすることができるが、その中心から離れたものに関しては良好に改善することができない。
これに対し、上記特許文献1に示されたような後者のダイバーシティ受信機では、全帯域に関して良好なCN比改善を実現することができる。しかしながらこのようなダイバーシティ受信機を構成する為には回路の規模が大きくなり、構成の複雑化やコストアップ等の問題が発生する。
そこで、本発明は上記の事情に鑑み、回路規模をできる限り抑えつつも、OFDM信号の全帯域においてサブキャリアのCN比を良好に改善して高くすることができるダイバーシティ受信機及びこのようなダイバーシティ受信機に備えられるOFDM信号処理装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決する本発明の一態様に係るダイバーシティ受信機は、OFDM信号を受信し、該受信信号を所定の参照信号を用いて時間軸上で同位相に合成する時間軸合成処理を実行するOFDM信号処理装置を少なくとも二系統有し、これらの系統からの信号を合成して出力するものであり、少なくとも二系統のOFDM信号処理装置で、それぞれ異なる周波数帯域の該参照信号を用いて該時間軸合成処理を実行する。なお、これらのOFDM信号処理装置の各々が、該受信信号の一部を、それぞれ異なる周波数帯域となるようにフィルタリングするフィルタリング手段を更に有したものであっても良く、この場合、フィルタリングされた信号に基づいて該参照信号を生成することができる。また、これらのOFDM信号処理装置の各々が、受信されたOFDM信号に基づいてIQ信号を生成するI/Q信号生成手段を更に有する場合は、フィルタリング手段によってフィルタリングされる該受信信号の一部が、IQ信号生成時に副次的に生成されたイメージ周波数成分であり得る。ここで、OFDM信号処理装置が二系統の場合、一方のOFDM信号処理装置のフィルタリング手段が、該イメージ周波数成分をその中心周波数よりも低い周波数帯域にフィルタリングして参照信号を生成し、もう一方のOFDM信号処理装置のフィルタリング手段が、該イメージ周波数成分をその中心周波数よりも高い周波数帯域にフィルタリングして参照信号を生成することができる。
なお、上記ダイバーシティ受信機は、少なくとも二系統のOFDM信号処理装置の各々から出力される信号を最大比合成するものであっても良い。
また、上記の課題を解決する本発明の別の態様に係るダイバーシティ受信機は、OFDM信号を受信する複数のアンテナと、受信された信号の各々をIF信号に変換する周波数変換手段と、各該IF信号をA/D変換してI/Q信号を生成するI/Q信号生成手段と、各該I/Q信号を所定の帯域にフィルタリングし、該I/Q信号の数に対応した複数の主信号を生成する第一のフィルタリング手段と、各該I/Q信号を該所定の帯域と異なる帯域にフィルタリングし、該I/Q信号の数に対応した複数の参照信号を生成する第二のフィルタリング手段と、各該参照信号に基づいて各該主信号に対する重み付けを演算する重み付け演算手段と、演算された重み付けを各該主信号に付加する重み付け付加手段と、重み付けされた各該主信号を加算して同位相に合成する加算手段とを有した複数のOFDM信号処理装置と、複数のOFDM信号処理装置の各々から出力される信号を最大比合成する最大比合成出力手段とを備えたものである。このダイバーシティ受信機において、複数のOFDM信号処理装置の各々の第二のフィルタリング手段で生成される参照信号は、それぞれ異なる周波数帯域の信号である。なお、このダイバーシティ受信機は、該主信号と該参照信号の少なくとも一方のデータを間引くデータ間引き手段を更に有したものであっても良い。ここで、データ間引き手段が該主信号と該参照信号の両方を間引く場合、該主信号の間引き率よりも該参照信号の間引き率を低く設定しても良い。
また、上記の課題を解決する本発明の別の態様に係るOFDM信号処理装置は、OFDM信号を受信する複数のアンテナと、複数のアンテナからの受信信号の各々を用いて時間軸上で同位相に合成する時間軸信号合成手段とを有したものである。この時間軸信号合成手段は、各該受信信号を所定の帯域にフィルタリングし、該受信信号の数に対応した複数の主信号を生成する第一のフィルタリング手段と、各該受信信号を該所定の帯域と異なる帯域にフィルタリングし、該受信信号の数に対応した複数の参照信号を生成する第二のフィルタリング手段と、各該参照信号に基づいて各該主信号に対する重み付けを演算する重み付け演算手段と、演算された各重み付けを各該主信号に付加する重み付け付加手段と、重み付けされた各該主信号を加算して同位相に合成する加算手段とを有している。
本発明のダイバーシティ受信機では、CN比の改善効果のピークがそれぞれ異なる複数の信号を合成して出力信号を得ている為、回路規模が抑えられつつもOFDM信号の全帯域において当該改善効果が高くなる。この為、構成の複雑化やコストを抑えつつOFDM信号の全帯域においてサブキャリアのCN比が良好に改善される。
本発明の実施の形態のダイバーシティ受信機は、二系統の最大比合成のダイバーシティ方式により、例えば地上波のデジタルTV放送の電波を受信して出力する装置である。以下、図面を参照して、本実施形態のダイバーシティ受信機1の構成及び動作について説明する。
図1は、本実施形態のダイバーシティ受信機1の構成を示したブロック図である。本実施形態のダイバーシティ受信機1は、二系統のOFDM信号処理装置11及び12、これらOFDM信号処理装置11、12から出力される信号を合成する周波数軸信号合成器109、及び、周波数軸信号合成器109から出力される合成信号を映像・音声信号に復号する映像・音声信号復号部110を備えている。復号された映像・音声信号が映像・音声信号復号部110に接続されたモニタ及びスピーカ(不図示)に出力されると、ユーザは、例えば地上波のデジタルTV放送を視聴することができる。なお、OFDM信号処理装置11と12は、周波数軸信号合成器109に対して並列に接続されており、同様の構成を有し且つ一部を除いて同様の動作をする。従って、OFDM信号処理装置12の詳細な説明は、異なる動作をする一部分を除き、OFDM信号処理装置11の以下の説明をもってここでは省略する。
OFDM信号処理装置11は、アンテナ101及び201、周波数変換部102及び202、ローカル発振器103、A/D変換部104及び204、I/Q復調部105及び205、時間軸信号合成部106、及び、OFDM復調部108を有している。ここで、アンテナ101、周波数変換部102、A/D変換部104、及び、I/Q復調部105から成る回路と、アンテナ201、周波数変換部202、A/D変換部204、及び、I/Q復調部205から成る回路は、時間軸信号合成部106に対して並列に接続されており、同様の構成を有し且つ同様の動作をする。従って、後者の回路の詳細な説明は、前者の回路の以下の説明をもってここでは省略する。
アンテナ101は、例えば地上波のデジタルTV放送のデータをOFDM変調したOFDM信号を受信する。なお、このOFDM信号とは、送信側でデジタル信号をシリアル−パラレル変換して複数の並列複素シンボルとし、これを直交関係にある複数個の異なるサブキャリアの振幅、位相情報として割り付け、さらにこれを逆フーリエ変換することにより時系列信号に変換し、これをD/A変換することにより得られた信号である(これらの処理をここではOFDM変調と表現する)。OFDM信号を用いると、複数の直交サブキャリアを一部重なり合いながらも互いに干渉することなく密に並べることができる。従って、使用帯域を効率良く利用した広帯域伝送を実現することができる。
周波数変換部102は、アンテナ101によって受信されたOFDM信号に対してチューニングを行い、選択された信号を周波数変換し、中心周波数がfiとなる、安定動作や選択特性が改善される中間周波数すなわちIF(Intermediate Frequency)信号にする。なお、ここでの周波数変換は、ローカル発振器103の発振周波数に基づいて実行される。
A/D変換部104は、周波数変換部102から出力されるIF信号を、その二倍以上のサンプリング周波数fsを用いてデジタル信号に変換する。ここでは、そのサンプリング周波数fsを4fiとする。すなわちIF信号を、その四倍のサンプリング周波数でデジタル信号に変換する。なお、サンプリング周波数fsは、仕様によって適宜変更され得るものであり、場合によってはIF信号の二倍を下回ることもあり得る。
I/Q復調部105は、A/D変換部104から出力されるデジタル信号を直交復調し、I信号とQ信号に変換する。なお、I(In-phase)信号とは、直交復調の際の同相成分であり、Q(Quadrature-phase)信号とは、I信号と直交関係にある成分のことである。以下、明細書中では、I信号とQ信号とをまとめてIQ信号と略記する。
I/Q復調部105から出力されるIQ信号は、時間軸信号合成部106に入力される。また、アンテナ201、周波数変換部202、A/D変換部204、及び、I/Q復調部205を介して生成されたIQ信号も、先に説明されたものと同様に時間軸信号合成部106に入力される。時間軸信号合成部106は、後述の最大比合成処理を実行する為に、これら複数のIQ信号の位相が同相となるように信号合成処理を実行する。なお、この信号合成処理を実行することにより、OFDM信号(ここではIQ信号)のCN比は改善される(すなわちCN比が高くなる)。時間軸信号合成部106で実行される処理については後に詳説する。
OFDM復調部108は、OFDM復調を実行し、時間軸信号合成部106から出力される時間軸信号のIQ信号をフーリエ変換して周波数軸上の複素シンボル信号に変換する。
OFDM復調部108から出力される各複素シンボル信号は、周波数軸信号合成器109に入力される。また、OFDM信号処理装置12においてOFDM信号処理装置11のものと同様に処理されたOFDM信号も周波数軸信号合成器109に入力される。周波数軸信号合成器109は、各OFDM信号処理装置から出力された複素シンボルをそれぞれ対応するサブキャリア毎に、その受信レベルに応じて重み付けし、CN比が最大となるように合成する(すなわち最大比合成処理を実行する)。
映像・音声信号復号部110は、周波数軸信号合成器109から出力される合成信号を復号して映像・音声信号とし、上述したようにユーザが視聴できるようにモニタ及びスピーカ(不図示)に出力する。
このようなダイバーシティ受信機1では、個々のアンテナで受信された信号にノイズが混入した場合であっても高いCN比を得ることができるよう、複数のアンテナからの信号を有効に合成させることができる。従って、受信環境が悪い場合であっても安定して信号を受信することができる。
次に、本実施形態の時間軸信号合成部106について詳説する。図2に、本実施形態の時間軸信号合成部106の構成を示す。ここに示された時間軸信号合成部106は、I/Q復調部105からのIQ信号が入力されるLPF(Low Pass Filter)121を有している。
ここで、図3に、LPF121通過前後の周波数分布を示す。図3(a)は、LPF121通過前すなわちI/Q復調部105出力時のIQ信号の周波数分布を示している。また、図3(b)は、LPF121通過後のIQ信号の周波数分布を示している。なお、いずれの図においても、縦軸が信号レベルであり、横軸が周波数である。LPF121通過前のIQ信号は、図3(a)に示されるように、低周波帯域に帯域幅BW/2、高周波帯域に帯域幅BWの周波数成分を有する。低周波帯域の周波数成分は、地上波のデジタルTV放送のデータとなり得るベースバンド信号である。また、高周波帯域の周波数成分は、I/Q復調部105の直交復調処理において副次的に発生した、中心周波数を2fiとしたイメージ周波数成分である。イメージ周波数成分は基本的に不要な成分である。この為、LPF121は、図3(b)に示されるように、イメージ周波数成分を除去してベースバンド信号部分のみを抽出する。
LPF121通過後のIQ信号は、以後の演算の処理量を低減させる為、デシメータ122に入力され、ここで所定の間引き率1/nで間引かれる。そしてデータ間引きされた信号は、複素乗算器123に出力される。なお、デシメータ122での間引き処理により、ベースバンド信号の通過帯域はfs/(2n)となる。この為、通過帯域fs/(2n)がIF信号の帯域幅BWの1/2よりも大きくなるように、nの値を設定する必要がある。なお、ここでの間引き処理の代わりに、A/D変換部104でのサンプリングレートによっても、演算の処理量を低減させることができる。
また、時間軸信号合成部106は、I/Q復調部205からのIQ信号を処理するLPF221及びデシメータ222を有している。LPF221及びデシメータ222においてもLPF121及びデシメータ122と同様の処理が実行され、その処理後の信号が複素乗算器223に出力される。
またさらに、時間軸信号合成部106は、I/Q復調部105からのIQ信号の入力部としてBPF(Band Pass Filter)131、I/Q復調部205からのIQ信号の入力部としてBPF231を有している。BPF131とBPF231は、同一の特性を有しており、それぞれI/Q復調部105、I/Q復調部205からのIQ信号の中から上記イメージ周波数成分の一部分を抽出する。
ここで、図4に、BPF131又はBPF231通過後の周波数分布を示す。なお、縦軸が信号レベルであり、横軸が周波数である。BPF131、BPF231は、それぞれI/Q復調部105、I/Q復調部205からのIQ信号に含まれたイメージ周波数成分を、その中心周波数よりも低い周波数帯域にフィルタリングする。
BPF131、BPF231によって抽出されたイメージ周波数成分は、それぞれデシメータ132、232に入力される。デシメータ132、232は、以後の演算の処理量を低減させる為、入力信号を、所定の間引き率1/kで間引いて重み係数演算部124に出力する。
重み係数演算部124は、参照信号R(t)と入力信号1’(デジメータ132からの入力信号)X1’(t)=I1’(t)+jQ1’(t)との相関値r1=Σ((X1’(t))・R(t))、及び、参照信号R(t)と入力信号2’(デジメータ232からの入力信号)X2’(t)=I2’(t)+jQ2’(t)との相関値r2=Σ((X2’(t))・R(t))を計算する。そしてこれらの相関値を|r1|+|r2|で規格化し、前者の相関値を重み係数W1=r1/(|r1|+|r2|)として複素乗算器123に出力する。また、後者の相関値を重み係数W2=r2/(|r1|+|r2|)として複素乗算器223に出力する。なお、ここで使用される参照信号R(t)は、入力信号1’、入力信号2’、及び、前回の重み係数を用いて計算された合成後の信号(R(t)=W1・X1’(t)+W2・X2’(t))である。
複素乗算器123は、入力信号1(デジメータ122からの入力信号)X1(t)と重み係数W1の複素乗算を行う。また、複素乗算器223も、同様に、入力信号2(デジメータ222からの入力信号)X2(t)と重み係数W2の複素乗算を行う。
複素乗算器123によって複素乗算された信号W1・X1(t)、及び、複素乗算器223によって複素乗算された信号W2・X2(t)のいずれの信号も、加算器125に出力される。加算器125は、これらの信号を加算処理し、合成信号Y(t)=W1・X1(t)+W2・X2(t)を生成してインターポレータ126に出力する。加算器125は、これらの重み係数W1、W2を含んだ信号を用いることにより、入力信号1と入力信号2との位相を参照信号R(t)の位相と同一となった状態で合成させることができる。これにより、OFDM信号(ここでは同相となるように合成処理されたIQ信号)のCN比は改善されて高くなる。
ここで、時間軸信号合成部106では、BPF131及びBPF231によってその中心周波数よりも低い周波数帯域に制限されたイメージ周波数成分に基づいて重み係数を作成し、それを用いて信号合成処理を実行している。この為、IF信号の全帯域の中で比較的低い周波数のサブキャリアに対するCN比の改善効果が高くなる。なお、ここでいうCN比の改善効果とは、時間軸信号合成部106及び306入力時の信号と、OFDM復調部108及び308出力時の信号(又は時間軸信号合成部106及び306出力時の信号であっても良い)とを比較して得られるパラメータである。後者の出力信号のCN比が前者の入力信号のCN比よりも高い場合、CN比の改善効果があるといえる。
インターポレータ126は、m倍0データ挿入を実行し、加算器125から出力される合成信号Y(t)のサンプリング周波数をOFDM復調部108の入力要求に一致するように処理する。そして処理後の信号をLPF127に出力する。なお、ここで実行されるm倍0データ挿入とは、1つのデータに対して(m−1)個の「0」のデータを挿入し、サンプリング周波数をm倍化する処理である(通常はm=nとする)。
LPF127は、インターポレータ126での処理において副次的に発生した高調波成分を除去し、処理後の信号を、先に説明されたOFDM復調部108に出力する。そしてOFDM復調部108を介して周波数軸信号合成器109により最大比合成処理され、映像・音声信号復号部110で復号された信号は、高いCN比を有した映像・音声信号としてモニタ及びスピーカに出力される。
次に、OFDM信号処理装置12の構成及び動作を、OFDM信号処理装置11との相違部分を中心に説明する。OFDM信号処理装置12は、アンテナ301及び401、周波数変換部302及び402、ローカル発振器303、A/D変換部304及び404、I/Q復調部305及び405、時間軸信号合成部306、及び、OFDM復調部308を有している。ここで、時間軸信号合成部306を除いた他の構成は、OFDM信号処理装置11のものと同様に動作する。この為、これらについてのここでの説明は省略する。なお、時間軸信号合成部306は、時間軸信号合成部106と、構成が同一であり、動作が異なる。従って、時間軸信号合成部306の説明には、時間軸信号合成部106と同じく図2を用いる。
時間軸信号合成部306のLPF121及び221、デジメータ122及び222は、時間軸信号合成部106のものと同様の動作をする。
時間軸信号合成部306のBPF131とBPF231は、同一の特性を有しており、それぞれI/Q復調部305、I/Q復調部405からのIQ信号の中から上記イメージ周波数成分の一部分を抽出する。
ここで、図5に、時間軸信号合成部306のBPF131又はBPF231通過後の周波数分布を示す。なお、縦軸が信号レベルであり、横軸が周波数である。時間軸信号合成部306のBPF131、BPF231は、それぞれI/Q復調部305、I/Q復調部405からのIQ信号に含まれたイメージ周波数成分を、その中心周波数よりも高い周波数帯域にフィルタリングする。
時間軸信号合成部306のBPF131、BPF231によって抽出されたイメージ周波数成分は、それぞれ、時間軸信号合成部306のデシメータ132、232に入力される。時間軸信号合成部306のデシメータ132、232は、以後の演算の処理量を低減させる為、入力信号を、所定の間引き率1/kで間引いて時間軸信号合成部306の重み係数演算部124に出力する。
時間軸信号合成部306の重み係数演算部124は、時間軸信号合成部106のものと同様の相関値算出処理及び重み係数作成処理を実行し、それぞれの重み係数を対応する複素乗算器に出力する。
重み係数を取得した、時間軸信号合成部306の複素乗算器123及び複素乗算器223は、それぞれ複素乗算を行い、時間軸信号合成部306の加算器125に出力する。この加算器125に出力された信号は、当該加算器125によって加算処理され、時間軸信号合成部306のインターポレータ126及びLPF127を介してOFDM復調部308に出力される。そしてOFDM復調部308を介して周波数軸信号合成器109により最大比合成処理され、映像・音声信号復号部110で復号された信号は、高いCN比を有した映像・音声信号としてモニタ及びスピーカに出力される。
時間軸信号合成部306では、BPFによってその中心周波数よりも高い周波数帯域に制限されたイメージ周波数成分に基づいて重み係数を作成し、それを用いて信号合成処理を実行している。この為、IF信号の全帯域の中で比較的高い周波数のサブキャリアに対するCN比の改善効果が高くなる。
ここで、上述したように、時間軸信号合成部106及び306の複素乗算器123、223には、それぞれLPF121、221を経由してイメージ周波数成分を除去された状態で信号が入力される。また、時間軸信号合成部106及び306の重み係数演算部124には、BPF131、BPF231の各々を経由し、これらによって帯域制限された状態で信号が入力される。重み係数演算部124は帯域制限された信号を用いて重み係数を作成する。この為、当該重み係数も当該帯域制限を加味したものとなる。この重み係数を用いると、加算器125における信号合成処理が、受信時のOFDM信号の全帯域に対して制限された帯域の中心周波数付近で最も良好となるように実行される。これに対し、従来のダイバーシティ受信機では、複素乗算器に加えて重み係数演算部にも、LPFを経由してイメージ周波数成分を除去されたベースバンド信号部分のみのものが入力されていた。従って、作成される重み係数が帯域制限を加味したものにならない。この為、加算器125における信号合成処理が、受信時のOFDM信号の全帯域の中心周波数付近で最も良好となるように実行されていた。
本実施形態のダイバーシティ受信機1は、先の帯域制限を実行することにより、OFDM信号の全帯域においてサブキャリアのCN比を良好に改善して高くし得る。以下、図6と図7を参照して、本実施形態のダイバーシティ受信機1によるCN比の改善効果について説明する。
図6は、従来のダイバーシティ受信機におけるCN比の改善効果の周波数特性を示した図である。なお、ここでいう従来のダイバーシティ受信機とは、本実施形態のダイバーシティ受信機1に対して時間軸信号合成部の構成及び動作が異なるものであり、先に説明されたように重み係数の演算に、帯域制限されていない信号を用いるものである。図6(a)は、一方のOFDM復調部の出力信号のCN比の改善効果の周波数特性を示した図である。また、図6(b)は、もう一方のOFDM復調部の出力信号のCN比の改善効果の周波数特性を示した図である。また、図6(c)は、周波数軸信号合成器の出力信号のCN比の改善効果の周波数特性を示した図である。なお、いずれの図においても、縦軸がCN比の改善効果であり、横軸が周波数である。
ここで、OFDM信号は基本的に広帯域信号である。この為、帯域制限されていないベースバンド信号を重み係数演算部124の重み係数演算処理に用いた場合、時間軸信号合成部の合成処理におけるCN比の改善効果は、OFDM信号の全帯域中の中心付近のサブキャリアに対しては高く、その中心から離れていくものに対しては徐々に低下していく。従って、時間軸信号合成部、I/Q変調部、及び、二系統のOFDM復調部の各々を介して出力されたOFDM信号のCN比の改善効果は、それぞれ図6(a)、(b)のように、OFDM信号の全帯域中の中心にピークを有し、且つ、当該帯域の周辺に近づくにつれて徐々に低下する。この為、周波数軸信号合成器での合成後の信号のCN比の改善効果も、図6(c)のように、図6(a)及び(b)と同様となる。すなわち従来のダイバーシティ受信機では、OFDM信号の周波数帯域周辺のサブキャリアに対し、CN比の改善効果をあまり期待できない。
これに対し、図7は、本実施形態のダイバーシティ受信機1におけるCN比の改善効果の周波数特性を示した図である。図7(a)は、OFDM復調部108の出力信号のCN比の改善効果の周波数特性を示した図である。また、図7(b)は、OFDM復調部308の出力信号のCN比の改善効果の周波数特性を示した図である。また、図7(c)は、周波数軸信号合成器109の出力信号のCN比の改善効果の周波数特性を示した図である。なお、いずれの図においても、縦軸がCN比の改善効果であり、横軸が周波数である。
上述したように、時間軸信号合成部106では、その中心周波数よりも低い周波数帯域に制限したイメージ周波数成分を重み係数演算に用いている。この為、時間軸信号合成部106、及び、OFDM復調部108を介して出力されたOFDM信号のCN比の改善効果は、図7(a)のように、OFDM信号の周波数帯域の中心よりも低い箇所にピークを有する。すなわちOFDM信号の中で比較的低い周波数のサブキャリアに対するCN比の改善効果が高く、比較的高い周波数のサブキャリアに対するCN比の改善効果は小さい。
また、時間軸信号合成部306では、その中心周波数よりも高い周波数帯域に制限したイメージ周波数成分を重み係数演算に用いている。この為、時間軸信号合成部306、及び、OFDM復調部308を介して出力されたOFDM信号のCN比の改善効果は、図7(b)のように、OFDM信号の周波数帯域の中心よりも高い箇所にピークを有する。すなわちOFDM信号の中で比較的高い周波数のサブキャリアに対するCN比の改善効果が高く、比較的低い周波数のサブキャリアに対するCN比の改善効果は小さい。
OFDM復調部108及び308の各々から上記の如くCN比が改善された信号が出力され、周波数軸信号合成器109によって各サブキャリアが高CN比を得るように適切に合成(すなわち最大比合成)されると、その出力信号のCN比の改善効果は、図7(c)のように、低周波帯域及び高周波帯域にピークを有するようになる(すなわち図7(a)と(b)に示された両方のピークを持つ)。
本実施形態におけるCN比の改善効果を示した図7(c)を参照すると、OFDM信号の全帯域に関して当該改善効果が比較的高い位置で分布していることが分かる。また、従来の図6(c)と比較しても、OFDM信号の周波数帯域周辺のサブキャリアに対しても高い改善効果を有していることが明らかである。すなわち本実施形態では、CN比の改善効果が最も高くなる周波数を、OFDM信号処理装置毎に異なるように設定することにより、周波数軸信号合成器109出力信号におけるCN比の優れた改善効果を広帯域に亘るようにしている。すなわち本実施形態のダイバーシティ受信機1を採用すると、略全ての信号のCN比が向上し、受信環境が悪くても安定して信号を受信することができるようになる。
なお、本実施形態の重み係数演算部124における演算処理を高速化する為に、BPF131及びBPF231の通過帯域と、これらBPFとデジメータ132及び232でのデータ間引きによって帯域制限される通過帯域とを一致させることが考えられる。この高速化を実現させる為には、サンプリング周波数をIF信号の中心周波数の2のp乗倍(pを自然数とする)とした上で、図4のBPFの通過帯域の中心周波数fcと帯域幅fwを以下の如く設定する。
Figure 0004516433
また、図5のBPFの通過帯域の中心周波数fcと帯域幅fwを以下の如く設定する。
Figure 0004516433
この場合、BPF131及び231によって帯域幅をBWの1/2以下に制限することから、デジメータ132及び232でのデータ間引き率1/kを、デシメータ122及び222の間引き率1/nの半分以下とすることができる。この為、重み係数演算部124における演算処理は、その負担が軽減され、結果的に高速化される。
以上が本発明の実施の形態である。本発明はこれらの実施の形態に限定されるものではなく様々な範囲で変形が可能である。
なお、本実施形態ではBPF131及び231の通過帯域幅をIF信号の帯域幅の半分としているが、別の実施形態では当該BPFの通過帯域幅をさらに狭く設定することも可能である。この場合、デジメータ132及び232でのデータ間引き率1/kを、さらに低い値に設定することができる。この為、重み係数演算部124における演算処理は、その負担がさらに軽減されて高速化される。
また、本実施形態ではダイバーシティ受信機1に設置されたアンテナの数は4本であるが、別の実施形態ではさらに多くのアンテナを設置することもできる。例えば、OFDM信号処理装置毎の設置アンテナを増設して時間軸信号合成部への入力信号を増やしたり、OFDM信号処理装置そのものを増設したりしてアンテナ数を増加させることもできる。なお、OFDM信号処理装置そのものを増設した場合、BPFの種類を3種類以上に設定することもできる。この場合、図7(c)で示されたようなCN比の改善効果のピーク位置が増える為、より高い改善効果を期待できる。
本発明の実施の形態のダイバーシティ受信機の構成を示したブロック図である。 本発明の実施の形態の時間軸信号合成部の構成を示したブロック図である。 本発明の実施の形態のLPF通過前後の周波数分布を示した図である。 本発明の実施の形態の一方の時間軸信号合成部のBPF通過後の周波数分布を示した図である。 本発明の実施の形態のもう一方の時間軸信号合成部のBPF通過後の周波数分布を示した図である。 従来のダイバーシティ受信機におけるCN比の改善効果の周波数特性を示した図である。 本発明の実施の形態のダイバーシティ受信機におけるCN比の改善効果の周波数特性を示した図である。
符号の説明
1 ダイバーシティ受信機
11、12 OFDM信号処理装置
106 時間軸信号合成部
109 周波数軸信号合成器
121、221 LPF
124 重み係数演算部
125 加算器
131、231 BPF

Claims (5)

  1. OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:直交周波数分割多重)信号を受信する複数のアンテナと、
    受信された信号の各々をIF信号に変換する周波数変換手段と、
    前記各IF信号をA/D変換してI/Q信号を生成するI/Q信号生成手段と、
    前記各I/Q信号を所定の帯域にフィルタリングし、前記I/Q信号の数に対応した複数の主信号を生成する第一のフィルタリング手段と、
    前記各I/Q信号を前記所定の帯域と異なる帯域にフィルタリングし、前記I/Q信号の数に対応した複数の参照信号を生成する第二のフィルタリング手段と、
    前記各参照信号に基づいて前記各主信号に対する重み付けを演算する重み付け演算手段と、
    演算された重み付けを前記各主信号に付加する重み付け付加手段と、
    重み付けされた前記各主信号を加算して同位相に合成する加算手段と、を有した複数のOFDM信号処理装置と、
    前記複数のOFDM信号処理装置の各々から出力される信号を最大比合成する最大比合成出力手段と、を備え、
    前記複数のOFDM信号処理装置の各々の前記第二のフィルタリング手段で生成される参照信号が、それぞれ異なる周波数帯域の信号であること、を特徴とするダイバーシティ受信機。
  2. 前記第二のフィルタリング手段が、前記各IQ信号生成時に副次的に生成されたイメージ周波数成分の一部の帯域をフィルタリングして前記参照信号を生成すること、を特徴とする請求項に記載のダイバーシティ受信機。
  3. 前記OFDM信号処理装置が二系統の場合において
    一方の前記OFDM信号処理装置の前記第二のフィルタリング手段が、前記イメージ周波数成分をその中心周波数よりも低い周波数帯域にフィルタリングして前記参照信号を生成し、他方の前記OFDM信号処理装置の前記第二のフィルタリング手段が、前記イメージ周波数成分をその中心周波数よりも高い周波数帯域にフィルタリングして前記参照信号を生成すること、を特徴とする請求項に記載のダイバーシティ受信機。
  4. 前記主信号と前記参照信号の少なくとも一方のデータを間引くデータ間引き手段を更に有したこと、を特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のダイバーシティ受信機。
  5. 前記データ間引き手段が前記主信号と前記参照信号の両方を間引く場合において
    前記主信号の間引き率よりも前記参照信号の間引き率を低く設定したこと、を特徴とする請求項に記載のダイバーシティ受信機。
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