JP2001230752A - マルチキャリア無線受信装置およびマルチキャリア無線伝送装置 - Google Patents

マルチキャリア無線受信装置およびマルチキャリア無線伝送装置

Info

Publication number
JP2001230752A
JP2001230752A JP2000037124A JP2000037124A JP2001230752A JP 2001230752 A JP2001230752 A JP 2001230752A JP 2000037124 A JP2000037124 A JP 2000037124A JP 2000037124 A JP2000037124 A JP 2000037124A JP 2001230752 A JP2001230752 A JP 2001230752A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
units
signal
antenna control
demodulation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000037124A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3857009B2 (ja
Inventor
Akinori Taira
明徳 平
Yoshitaka Hara
嘉孝 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
YRP Mobile Telecommunications Key Technology Research Laboratories Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
YRP Mobile Telecommunications Key Technology Research Laboratories Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp, YRP Mobile Telecommunications Key Technology Research Laboratories Co Ltd filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2000037124A priority Critical patent/JP3857009B2/ja
Publication of JP2001230752A publication Critical patent/JP2001230752A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3857009B2 publication Critical patent/JP3857009B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 マルチキャリア無線伝送システムにおいて、
使用するアンテナが多数の場合には特にブランチの数に
等しいFFT回路が必要となるために、装置の構成が複
雑になるという課題があった。 【解決手段】 マルチキャリア無線伝送装置において、
複数のアンテナ1,2,3と、伝送帯域を分割して構成
された複数の分割帯域毎に割り当てられる複数のアンテ
ナ制御部4,5,6と、それぞれのアンテナ制御部に対
応するように個別に設けられる合成部7,8,9、フー
リエ変換部10,11,12、復調部13,14,15
と、各復調部からの出力信号を統合する配置部16とを
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル信号系
列を無線伝送するために移動体通信等に適用されるマル
チキャリア無線伝送方式を用いた通信システムで使用さ
れるマルチキャリア無線伝送装置に係り、特にダイバー
シチ技術を利用したOFDM通信システムに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】移動体通信においては、移動局の移動、
周囲環境の状態変化、マルチパス(多重反射電波伝播)
通信路等の様々な要因に基づいて伝送路歪みが発生す
る。このような厳しい環境下において、通信状態を良好
に保つために、複数の受信アンテナを用いるダイバーシ
チ技術が一般的に用いられている。
【0003】図7は、例えば特開平11−205208
号公報に示された従来のアンテナ合成ダイバーシチ技術
を利用したOFDM(直交周波数分割多重)通信システ
ムの代表的な受信装置の構成を示す図である。図におい
て、101,102,103はそれぞれ空中の電波を受
信してRF周波数の信号をダウンコンバートしベースバ
ンド信号S101,S102,S103を出力する各ブ
ランチのアンテナ・RF部、104,105,106は
それぞれ時間軸上の受信信号であるベースバンド信号S
101,S102,S103から周波数スペクトル(周
波数軸上の受信信号)S104,S105,S106を
高速に算出するフーリエ変換部、107,108,10
9はそれぞれ周波数スペクトルS104,S105,S
106中に含まれる既知信号部分から基準位相情報S1
07,S108,S109を生成する基準位相再生部、
110,111,112はそれぞれ周波数スペクトルS
104,S105,S106に対して基準位相情報S1
07,S108,S109を用いてサブキャリア毎に位
相補正を行い補正された周波数スペクトルS110,S
111,S112を出力する位相調整部、113,11
4,115はそれぞれスペクトル合成に際して各ブラン
チ毎の周波数スペクトルに対してサブキャリア毎に重み
付けを実施して重み付け周波数スペクトルS113,S
114,S115を出力する重み付け部、116は各ブ
ランチ毎に重み付けられた周波数スペクトルS113,
S114,S115を合成して合成周波数スペクトルS
116を出力するスペクトル合成部、117は合成周波
数スペクトル信号S116から規定された変調方式にし
たがって復調を実施して復調データS117を出力する
復調部である。
【0004】次に動作について説明する。受信機の複数
のアンテナ101,102,103は、送信機から送信
されたRF周波数の電波を受信するとともにダウンコン
バートしてベースバンド信号S101,S102,S1
03に変換する。これらのベースバンド信号は周波数選
択性フェージング伝送路により波形歪みを生じており、
フーリエ変換部104,105,106から出力される
信号では、各サブキャリア単位でそれぞれ異なる位相回
転および振幅変動を受けている。
【0005】したがって、各ブランチ間で受信信号の同
相合成を実現するためには、各サブキャリアにおける位
相回転を推定する必要がある。基準位相再生部107,
108,109は受信信号に埋め込まれた既知パターン
に加えられた波形歪みの量から各サブキャリアの位相回
転量を算出する。位相調整部110,111,112
は、基準位相生成部で算出された各位相回転量を基にし
て、各サブキャリア毎に逆の位相回転を与えることで伝
送路歪みに対する等化処理を実施する。
【0006】また、各ブランチの信号は異なるS/N
(信号対雑音電力比)を有して受信されるために、重み
付け部113,114,115が合成時の重み付けを設
定した後に、スペクトル合成部116が各ブランチ毎の
受信信号である重み付け周波数スペクトルS113,S
114,S115を合成する。そして、復調部117
は、合成周波数スペクトルS116を規定の復調方式に
したがって復調して、復調データS117として出力す
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のマルチキャリア
無線伝送装置(OFDM通信システム)は以上のように
構成されているので、全サブキャリアについて完全な同
相合成を行うためには、各ブランチに対してフーリエ変
換操作と伝送路推定(周波数特性の計算)が必要とな
り、使用するアンテナが多数の場合には特にブランチの
数に等しいFFT回路が必要となるために、装置の構成
が複雑になるという課題があった。
【0008】また、ダウンコンバート後の信号に周波数
オフセット、移動体通信における受信の際に生じるドッ
プラーシフト等が生じていた場合には、周波数スペクト
ル全体をフーリエ変換から導出するために、高速フーリ
エ変換処理実行時にキャリア間干渉が発生して特性劣化
が生じるという課題があった。
【0009】さらに、アダプティブアンテナ等を使用し
た場合には、フーリエ変換を実施した後に生成される周
波数スペクトルを用いてアンテナ合成を実施するので、
アンテナコントロール技法を適用するのが困難であると
いう課題があった。
【0010】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、良好な通信特性を得ることがで
きるマルチキャリア無線伝送装置(OFDM通信システ
ム)を得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係るマルチキ
ャリア無線受信装置は、複数のアンテナと、伝送帯域を
分割して構成された複数の分割帯域毎に割り当てられ
て、それぞれのアンテナから入力されるベースバンド信
号にそれぞれ複素数を乗算して得られた個々の補正信号
を出力する複数のアンテナ制御部と、それぞれのアンテ
ナ制御部に対応するように個別に設けられて、アンテナ
制御部から出力される個々の補正信号を合成して合成信
号を出力する複数の合成部と、それぞれの合成部に対応
するように個別に設けられて、合成部からの合成信号を
周波数スペクトルに変換する複数のフーリエ変換部と、
それぞれのフーリエ変換部に対応するように個別に設け
られて、フーリエ変換部から出力される周波数スペクト
ル信号を復調して復調データを出力する複数の復調部と
を備えるようにしたものである。
【0012】この発明に係るマルチキャリア無線受信装
置は、位相回転量または振幅変動等の変位成分がほぼ同
様とみなせるサブキャリア群毎に分割帯域を設定して、
各分割帯域毎にそれぞれ割り当てられる複数のアンテナ
制御部を備えるようにしたものである。
【0013】この発明に係るマルチキャリア無線受信装
置は、周波数スペクトル信号から復調データを復調する
際に、割り当てられた分割帯域内に存在するサブキャリ
アについてのみ復調を実施して復調データを出力する複
数の復調部と、それぞれの復調部から出力される復調デ
ータをサブキャリア毎に配置して最終的な受信信号を生
成する配置部とを備えるようにしたものである。
【0014】この発明に係るマルチキャリア無線受信装
置は、周波数スペクトル信号から復調データを復調する
際に、全サブキャリアについて復調を実施して復調デー
タを出力する複数の復調部と、それぞれの復調部に対応
するように個別に設けられて、復調部から出力される復
調データに対して各サブキャリア単位で重み付けを実施
する複数の重み付け部と、それぞれの重み付け部から出
力される重み付け復調データをサブキャリア毎に合成し
て最終的な受信信号を生成するスペクトル合成部とを備
えるようにしたものである。
【0015】この発明に係るマルチキャリア無線受信装
置は、伝送帯域を分割して構成された複数の分割帯域毎
に割り当てられて、それぞれのアンテナから入力される
ベースバンド信号において割り当てられた分割帯域内の
1または複数のサブキャリアにより伝送されるパイロッ
ト信号を検知して、当該パイロット信号を基にアンテナ
制御情報を生成し出力する複数のトラッキング部と、そ
れぞれのトラッキング部に対応するように複数の分割帯
域毎に割り当てられて、それぞれのアンテナから入力さ
れるベースバンド信号に対して、トラッキング部から出
力されるアンテナ制御情報を基にして規定されるそれぞ
れの複素数を乗算して得られる個々の補正信号を出力す
るアンテナ制御部とを備えるようにしたものである。
【0016】この発明に係るマルチキャリア無線伝送装
置は、上記のトラッキング部を備えたマルチキャリア無
線受信装置と、伝送帯域を分割して構成された複数の分
割帯域毎に、当該分割帯域内の1または複数のサブキャ
リアを用いて、アンテナ制御情報を与えるパイロット信
号を送信するマルチキャリア無線送信装置とを備えるよ
うにしたものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1は、この発明の実施の形態1による
マルチキャリア無線受信装置の構成を示す図である。図
において、1,2,3はそれぞれ空中の電波を受信する
とともにRF周波数の信号をダウンコンバートしてベー
スバンド信号S1,S2,S3を出力する各ブランチの
アンテナ・RF部、4,5,6はそれぞれ伝送帯域を分
割して構成された分割帯域毎に割り当てられて各アンテ
ナから出力される各ベースバンド信号S1,S2,S3
に対してCij(i:分割帯域番号,j:アンテナ番
号)で示される複素数の定数をそれぞれ乗ずる複素演算
を実施して位相および振幅が補正された個々の補正信号
S4,S4,S4、S5,S5,S5、S
,S6,S6を出力するアンテナ制御部、7,
8,9はそれぞれアンテナ制御部に対応するように個別
に設けられて入力される個々の補正信号S4,S
,S4、S5,S5,S5、S6,S6
,S6を合成して合成信号S7,S8,S9を出力
する合成部、10,11,12はそれぞれ合成部に対応
するように個別に設けられて合成信号S7,S8,S9
を周波数スペクトル(周波数軸上の受信信号)S10,
S11,S12に変換するフーリエ変換部、13,1
4,15はそれぞれフーリエ変換部に対応するように個
別に設けられて周波数スペクトルS10,S11,S1
2に対して規定の復調方式にしたがい割り当てられた所
定の分割帯域においてのみ復調処理を実施して復調デー
タS13,S14,S15を出力する復調部、16は各
復調部からの復調データS13,S14,S15をサブ
キャリア毎に配置して最終的な受信信号S16を生成す
る配置部である。なお、1つの分割帯域毎に割り当てら
れたアンテナ制御部、合成部、フーリエ変換部および復
調部からなる機能ブロックをそれぞれ復調ブロックと定
義するものとし、例えばアンテナ制御部4、合成部7、
フーリエ変換部10および復調部13から復調ブロック
Aが構成される。
【0018】次に、本願発明について、この実施の形態
1を含む以下のすべての実施の形態に共通する基本的原
理について説明する。各アンテナで受信される信号は、
周波数選択性フェージングの影響により各サブキャリア
毎に異なる位相回転および振幅変動を受けるが、特に遅
延波の遅延量が小さい場合には隣接キャリア間における
変位成分(位相回転量と振幅変動)は高い相関関係を示
す。本願発明は、この性質を利用して高速フーリエ変換
前のアンテナ合成を実施するものである。
【0019】まず、変位成分がほぼ同様とみなせるサブ
キャリア群毎に伝送帯域を分割して、N個の分割帯域1
〜Nを設定する。各アンテナ制御部では、それぞれの分
割帯域内のサブキャリアがほぼ同相に合成されるように
乗算すべき複素係数を調整する。図2は、複素係数によ
る乗算を行って各分割帯域において同相合成を実施した
際の各復調ブロックにおけるFFT出力状態を示す図で
ある。各復調部はそれぞれの分割帯域内のサブキャリア
についてのみ復調処理を実施して、配置部がその結果を
全伝送帯域にわたって配列することで全サブキャリアの
復調を完了する。
【0020】次に動作について説明する。まず、マルチ
キャリア伝送を実現するために伝送帯域をN個の分割帯
域に分割して、各分割帯域毎に処理すべき復調ブロック
を割り当てる。以下、説明を簡単にするために、復調ブ
ロックAを例にとる。アンテナ1,2,3で受信されて
ダウンコンバートされたベースバンド信号S1,S2,
S3はアンテナ制御部4へ入力される。この際、各アン
テナ制御部は必ずしも全てのベースバンド信号を使用す
る必要はない。アンテナ制御部4は、割り当てられた所
定の分割帯域内に存在するサブキャリアの同相合成が可
能となるように、入力される各ベースバンド信号S1,
S2,S3に対して乗ずる複素定数または複素関数を決
定して複素乗算処理を実施する。この際、アダプティブ
アレーアンテナ等を使用している場合には、パス制御等
を用いてこの段階において不要な遅延波を消去する制御
も実施する。
【0021】次に、合成部7は、アンテナ制御部4によ
り位相補正および振幅補正を受けた補正信号S4,S
,S4を合成して合成信号S7を出力する。フー
リエ変換部10は、入力された合成信号S7を周波数ス
ペクトルS10に変換する。復調部13は、FFT出力
信号である周波数スペクトルS10について当該復調ブ
ロックAに対して割り当てられた所定の分割帯域内のサ
ブキャリアに関してのみ復調処理を実施する。なお、同
期検波が必要な変調方式の場合には、割り当てられた所
定の分割帯域内のサブキャリアに関して、基準位相・振
幅再生の処理も実施される。また、以上の説明では、復
調ブロックAを例に説明したが、他の復調ブロックでも
同様の処理が実施されることはいうまでもない。
【0022】この結果、各復調ブロック毎に、それぞれ
割り当てられた所定の分割帯域内のサブキャリアについ
ての復調データS13,S14,S15が出力されて、
配置部16がこれらの復調データを全伝送帯域に配置し
て最終的な受信信号S16を出力する。
【0023】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、伝送帯域を分割して構成された複数の分割帯域毎に
割り当てられて、それぞれのアンテナ1,2,3から入
力されるベースバンド信号S1,S2,S3にそれぞれ
複素数を乗算して得られた個々の補正信号S4,S4
,S4、S5,S5,S5、S6,S
,S6を出力する複数のアンテナ制御部4,5,
6と、アンテナ制御部4,5,6から出力される個々の
補正信号を合成して合成信号S7,S8,S9を出力す
るように各アンテナ制御部に対応するようにそれぞれ設
けられた複数の合成部7,8,9と、合成部からの合成
信号を周波数スペクトルS10,S11,S12に変換
するように各合成部に対応するようにそれぞれ設けられ
た複数のフーリエ変換部10,11,12とを備えるよ
うに構成したので、フーリエ変換部の数が分割帯域数に
等しくなるので、負荷の高い処理を実施するフーリエ変
換部の数をアンテナの数よりも少なくすることが可能と
なり、特に多数の受信アンテナを用いるシステムで装置
を簡略化することが可能になるという効果を奏する。
【0024】また、それぞれのアンテナ制御部に対して
割り当てられた分割帯域内に存在するサブキャリアの同
相合成を実施する高度なアンテナ制御と、複数のアンテ
ナで受信することに基づくダイバーシチ受信とを併用す
ることで、劣悪な通信環境においても良好な通信特性を
得ることができるという効果を奏する。
【0025】また、異なるドップラーシフト量を有する
複数の信号が入射する状況においては、従来の手法では
高速フーリエ変換処理におけるキャリア間干渉が避けら
れない場合でも、アンテナ制御部において複素係数C
ijを適切に組み合せることで特定方向のパスのみを消
去する等のパス制御を実施することができるから、良好
なフーリエ変換処理が可能となって受信特性を向上する
ことができるという効果を奏する。
【0026】また、位相回転量または振幅変動等の変位
成分がほぼ同様とみなせるサブキャリア群毎に分割帯域
を設定して、これらの分割帯域毎にアンテナ制御部4,
5,6を割り当てるように構成したので、各分割帯域内
のサブキャリアにより伝送される信号の同相合成を実施
するための計算量を低減することができるという効果を
奏する。
【0027】さらに、復調部13,14,15において
周波数スペクトルS10,S11,S12から復調デー
タS13,S14,S15を復調する際に、それぞれに
割り当てられた分割帯域内に存在するサブキャリアにつ
いてのみ復調処理を実施するとともに、配置部16によ
りそれぞれの復調部から出力される復調データをサブキ
ャリア毎に配置して最終的な受信信号S16を生成する
ように構成したので、割り当てられた分割帯域内に存在
する相関関係の高いサブキャリア群のみに対してそれぞ
れ復調処理を実施するので、復調処理における計算量を
低減することができるという効果を奏する。
【0028】実施の形態2.図3は、この発明の実施の
形態2によるマルチキャリア無線受信装置の構成を示す
図である。図において、図1と同一符号は同一または相
当部分を示すのでその説明を省略する。21,22,2
3はそれぞれ周波数スペクトルS10,S11,S12
に対して規定の復調方式にしたがい全サブキャリアを対
象として復調処理を実施して復調データS21,S2
2,S23を出力する復調部、24,25,26はそれ
ぞれスペクトル合成のために復調データに対してサブキ
ャリア単位で重み付けを実施して重み付け復調データS
24,S25,S26を出力する重み付け部、27は重
み付け復調データを各サブキャリア毎に合成して最終的
な受信信号S27を生成するスペクトル合成部である。
【0029】次に動作について説明する。アンテナ・R
F部1,2,3、アンテナ制御部4,5,6、合成部
7,8,9、およびフーリエ変換部10,11,12に
ついての動作は、実施の形態1によるマルチキャリア伝
送装置における動作と同様であるのでその説明を省略す
る。各復調ブロックは割り当てられた所定の分割帯域を
優先的に同相合成させるが、その他の帯域のサブキャリ
アについても受信信号のエネルギが得られることが多
い。そこで、これらのエネルギを有効に利用するため
に、復調部21,22,23は、それぞれ全サブキャリ
アについて復調処理を実施して復調データS21,S2
2,S23を出力する。なお、同期検波が必要な変調方
式の場合には、全サブキャリアに関して基準位相・振幅
再生の処理が実施される。
【0030】次に、重み付け部24,25,26は、そ
れぞれ各伝送路の周波数特性に基づいて、同一ブロック
内の対応する復調データS21,S22,S23に対し
てサブキャリア単位で重み付け処理を実施する。スペク
トル合成部27は、最終的に全復調ブロックの出力を合
成して最終的な受信信号S27を生成する。
【0031】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、実施の形態1について復調部がそれぞれに割り当て
られた分割帯域内に存在するサブキャリアに対してのみ
復調を実施することに起因する効果を除いて実施の形態
1によるのと同等の効果が得られるとともに、復調部2
1,22,23において周波数スペクトルS10,S1
1,S12から復調データS21,S22,S23を復
調する際に全サブキャリアについて復調を実施し、重み
付け部24,25,26により復調部から出力される復
調データに対して各サブキャリア単位で重み付けを実施
し、スペクトル合成部27によりすべての重み付け部か
ら出力される重み付け復調データS24,S25,S2
6をサブキャリア毎に合成して最終的な受信信号を生成
するように構成したので、各復調ブロックでは割り当て
られた所定の分割帯域内のサブキャリアを優先的に同相
合成させるが、その他の帯域のサブキャリアについても
受信信号のエネルギが得られるから、各ブランチの出力
エネルギを重み付けにより有効に利用して復調すること
でより受信特性を向上することができるという効果を奏
する。
【0032】実施の形態3.図4は、この発明の実施の
形態3によるマルチキャリア無線送信装置の構成を示す
ブロック図である。図5は、パイロットキャリアを説明
する図である。図6は、この発明の実施の形態3による
マルチキャリア無線受信装置の構成を示す図である。図
6において、図3と同一符号は同一または相当部分を示
すのでその説明を省略する。
【0033】図4において、30は順次入力されるシリ
アル系列の情報信号(ディジタル信号系列)S29を1
OFDMシンボルで送信する量だけパラレル系列の情報
信号S30に変換するS/P変換部、31はパラレル系
列の個々の情報信号S30に対して変調処理を実施して
それぞれの変調信号S31を出力する変調部、32はパ
イロット信号S32を出力するパイロット信号生成部、
33は変調信号S31およびパイロット信号S32を伝
送帯域内の各サブキャリアに割り振って周波数スペクト
ル(周波数軸上の送信信号)S33を出力するキャリア
配置部、34は周波数スペクトルS33から時間軸上の
送信信号S34を生成する逆フーリエ変換部、35は時
間軸上の送信信号S34にガードインターバルを付加し
て送信信号S35を出力するガードインターバル付加
部、36は送信信号S35をキャリア周波数帯にアップ
コンバートして電波として放射するアンテナ・RF部で
ある。
【0034】また、図6において、40,41,42は
それぞれ各分割帯域に割り当てられて配置され当該割り
当てられた分割帯域内に存在するサブキャリアにより伝
送されるパイロット信号を検知してアンテナ制御情報S
40,S41,S42を出力するトラッキング部、4
3,44,45はそれぞれ各ベースバンド信号S1,S
2,S3に対してアンテナ制御情報S40,S41,S
42を基にして規定される各複素定数を乗算して得られ
る個々の補正信号S4,S4,S4、S5 ,S
,S5、S6,S6,S6を出力するアン
テナ制御部である。
【0035】次に動作について説明する。上位レイヤか
ら入力される送信情報についてOFDMシンボル単位で
の処理を実施するために、S/P変換部30は1OFD
Mシンボルで送信される量のシリアルな情報系列をパラ
レルな情報系列に変換する。変調部31は、規定の変調
方式にしたがってパラレル系列の個々の情報信号S30
を変調して、それぞれ変調信号S31として出力する。
一方、アンテナコントロールのための特定の既知信号パ
ターンが必要となるために、パイロット信号生成部32
は既知信号パターンとしてのパイロット信号S32を生
成する。キャリア配置部33は、実際の送信処理を実施
するために、それぞれの変調信号S31およびパイロッ
ト信号S32に対して伝送帯域内の各サブキャリアを割
り当てる。この際、キャリア配置部33は、図5に示さ
れるように、マルチキャリア受信装置において設定され
る各復調ブロックに対して割り当てられるそれぞれの分
割帯域毎に、1本以上のパイロット信号を含むようにサ
ブキャリアの配置を実施する。逆フーリエ変換部34
は、周波数スペクトルとして出力されるキャリア配置部
33からの出力信号S33を時間軸上の送信信号S34
に変換する。ガードインターバル付加部35は、時間軸
上の送信信号S34に対してOFDMシンボル内の一部
分からなるガードインターバルを繰り返し付加する。そ
して、アンテナ・RF部36は、ガードインターバルが
付加された送信信号S35をアップコンバートして電波
として放射する。
【0036】送信信号が電波として放射されると、図6
に示されるように、複数の受信機アンテナ1,2,3
は、それぞれ送信された電波を受信してダウンコンバー
トを実施し、各復調ブロックにおけるアンテナ制御部4
3,44,45およびトラッキング部40,41,42
へベースバンド信号S1,S2,S3を伝送する。説明
を簡単にするために、図6には示されてはいないが、そ
れぞれのトラッキング部40,41,42はベースバン
ド信号S1〜S3を参照するように設定されている。各
トラッキング部は、受信信号の中から当該トラッキング
部が所属する復調ブロックに対して割り当てられた分割
帯域内のサブキャリアにより伝送されるパイロット信号
を参照して、割り当てられた分割帯域内のサブキャリア
により伝送される信号が適切に同相合成できるようにア
ンテナ制御情報S40,S41,S42を生成する。ア
ンテナ制御部43,44,45は、入力されるアンテナ
制御情報を基にしてそれぞれ規定される複素定数を各ベ
ースバンド信号S1〜S3に乗じて得られる個々の補正
信号S4,S4,S4、S5,S5,S
、S6,S6,S6を出力する。なお、後段
の合成部7,8,9、フーリエ変換部10,11,1
2、復調部21,22,23、重み付け部24,25,
26およびスペクトル合成部27の動作は実施の形態2
と同様であるので、その説明を省略する。
【0037】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、実施の形態2と同等の効果が得られるとともに、ト
ラッキング部40,41,42により割り当てられた分
割帯域内のサブキャリアにより伝送されるパイロット信
号を検知してアンテナ制御情報を出力し、アンテナ制御
部43,44,45によりアンテナ制御情報を基にして
複素演算を実施するように構成したので、アンテナ制御
部においてそれぞれ割り当てられた分割帯域内のサブキ
ャリアの同相合成を正確に実施することができるから、
復調データの精度が上がって受信特性を向上することが
できるという効果を奏する。
【0038】なお、上記の説明では実施の形態2に示さ
れるマルチキャリア無線受信装置をベースにしてトラッ
キング部を付加すること等により実施の形態3によるマ
ルチキャリア無線受信装置を構成しているが、実施の形
態1に示されるマルチキャリア無線受信装置をベースに
して構成しても同等の効果を得ることができる。
【0039】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、伝送
帯域を分割して構成された複数の分割帯域毎に割り当て
られて、それぞれのアンテナから入力されるベースバン
ド信号にそれぞれ複素数を乗算して得られた個々の補正
信号を出力する複数のアンテナ制御部と、アンテナ制御
部から出力される個々の補正信号を合成して合成信号を
出力するように各アンテナ制御部に対応するようにそれ
ぞれ設けられた複数の合成部と、合成部からの合成信号
を周波数スペクトルに変換するように各合成部に対応す
るようにそれぞれ設けられた複数のフーリエ変換部とを
備えるように構成したので、フーリエ変換部の数が分割
帯域数に等しくなるから、負荷の高い処理を実施するフ
ーリエ変換部の数をアンテナの数よりも少なくすること
が可能となり、特に多数の受信アンテナを用いるシステ
ムで装置を簡略化することができるという効果を奏す
る。また、アンテナ制御部に対して割り当てられた分割
帯域内に存在するサブキャリアの同相合成を実施する高
度なアンテナ制御と、複数のアンテナで受信することに
基づくダイバーシチ受信とを併用することで、劣悪な通
信環境においても良好な通信特性を得ることができると
いう効果を奏する。さらに、異なるドップラーシフト量
を有する複数の信号が入射する状況においては、従来の
手法では高速フーリエ変換処理におけるキャリア間干渉
が避けられない場合でも、アンテナ制御部において乗算
される個々の複素数を適切に組み合せることで特定方向
のパスのみを消去する等のパス制御を実施することがで
きるから、良好なフーリエ変換処理が可能となって受信
特性を向上することができるという効果を奏する。
【0040】この発明によれば、位相回転量または振幅
変動等の変位成分がほぼ同様とみなせるサブキャリア群
毎に分割帯域を設定して、これらの分割帯域毎にアンテ
ナ制御部を割り当てるように構成したので、各分割帯域
内のサブキャリアにより伝送される信号の同相合成を実
施するための計算量を低減することができるという効果
を奏する。
【0041】この発明によれば、復調部において周波数
スペクトル信号から復調データを復調する際に、それぞ
れに割り当てられた分割帯域内に存在するサブキャリア
についてのみ復調を実施するとともに、配置部によりそ
れぞれの復調部から出力される復調データをサブキャリ
ア毎に配置して最終的な受信信号を生成するように構成
したので、割り当てられた分割帯域内に存在する相関関
係の高いサブキャリア群のみに対して復調処理を実施す
るので、復調処理における計算量を低減することができ
るという効果を奏する。
【0042】この発明によれば、復調部において周波数
スペクトル信号から復調データを復調する際に全サブキ
ャリアについて復調を実施し、重み付け部により復調部
から出力される復調データに対して各サブキャリア単位
で重み付けを実施し、スペクトル合成部により重み付け
部から出力される重み付けられた復調データをサブキャ
リア毎に合成して最終的な受信信号を生成するように構
成したので、各アンテナ合成部では割り当てられた所定
の分割帯域内のサブキャリアを優先的に同相合成させる
が、その他の帯域のサブキャリアについても受信信号の
エネルギが得られるから、各ブランチの出力エネルギを
重み付けにより有効に利用して復調することでより受信
特性を向上することができるという効果を奏する。
【0043】トラッキング部により割り当てられた分割
帯域内のサブキャリアにより伝送されるパイロット信号
を検知してアンテナ制御情報を出力し、アンテナ制御部
によりアンテナ制御情報を基にして複素演算を実施する
ように構成したので、アンテナ制御部によりそれぞれ割
り当てられた分割帯域内のサブキャリアの同相合成を正
確に実施することができるから、復調データの精度が上
がって受信特性を向上することができるという効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるマルチキャリ
ア無線受信装置の構成を示す図である。
【図2】 各復調ブロック毎の高速フーリエ変換処理に
よる出力状態を示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態2によるマルチキャリ
ア無線受信装置の構成を示す図である。
【図4】 この発明の実施の形態3によるマルチキャリ
ア無線発信装置の構成を示す図である。
【図5】 パイロットキャリアを示す図である。
【図6】 この発明の実施の形態3によるマルチキャリ
ア無線受信装置の構成を示す図である。
【図7】 従来のマルチキャリア無線受信装置の構成を
示す図である。
【符号の説明】
1,2,3 アンテナ・RF部、4,5,6 アンテナ
制御部、7,8,9合成部、10,11,12 フーリ
エ変換部(FFT)、13,14,15 復調部、16
配置部、21,22,23 復調部、24,25,2
6 重み付け部、27 スペクトル合成部、30 S/
P変換部、31 変調部、32 パイロット信号生成
部、33 キャリア配置部、34 逆フーリエ変換部
(IFFT)、35 ガードインターバル付加部、36
アンテナ・RF部、40,41,42 トラッキング
部、43,44,45 アンテナ制御部、S1,S2,
S3ベースバンド信号、S4,S4,S4、S5
,S5,S5、S6 ,S6,S6 補正信
号、S7,S8,S9 合成信号、S10,S11,S
12 周波数スペクトル、S13,S14,S15,S
21,S22,S23 復調データ、S16,S27
最終的な受信信号、S24,S25,S26重み付け復
調データ、S40,S41,S42 アンテナ制御情
報。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原 嘉孝 神奈川県横須賀市光の丘3番4号 株式会 社ワイ・アール・ピー移動通信基盤技術研 究所内 Fターム(参考) 5K022 DD13 DD33 5K059 AA08 CC09 DD10 DD32 EE02 5K067 AA03 AA33 AA42 CC02 CC24 KK03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のアンテナと、 伝送帯域を分割して構成された複数の分割帯域毎に割り
    当てられて、それぞれの前記アンテナから入力されるベ
    ースバンド信号にそれぞれ複素数を乗算して得られた個
    々の補正信号を出力する複数のアンテナ制御部と、 それぞれの前記アンテナ制御部に対応するように個別に
    設けられて、前記アンテナ制御部から出力される個々の
    補正信号を合成して合成信号を出力する複数の合成部
    と、 それぞれの前記合成部に対応するように個別に設けられ
    て、前記合成部からの合成信号を周波数スペクトルに変
    換する複数のフーリエ変換部と、 それぞれの前記フーリエ変換部に対応するように個別に
    設けられて、前記フーリエ変換部から出力される周波数
    スペクトル信号を復調して復調データを出力する複数の
    復調部とを備えることを特徴とするマルチキャリア無線
    受信装置。
  2. 【請求項2】 位相回転量または振幅変動等の変位成分
    がほぼ同様とみなせるサブキャリア群毎に分割帯域を設
    定して、各分割帯域毎にそれぞれ割り当てられる複数の
    アンテナ制御部を備えることを特徴とする請求項1記載
    のマルチキャリア無線受信装置。
  3. 【請求項3】 周波数スペクトル信号から復調データを
    復調する際に、割り当てられた分割帯域内に存在するサ
    ブキャリアについてのみ復調を実施して復調データを出
    力する複数の復調部と、 それぞれの前記復調部から出力される復調データをサブ
    キャリア毎に配置して最終的な受信信号を生成する配置
    部とを備えることを特徴とする請求項1記載のマルチキ
    ャリア無線受信装置。
  4. 【請求項4】 周波数スペクトル信号から復調データを
    復調する際に、全サブキャリアについて復調を実施して
    復調データを出力する複数の復調部と、 それぞれの前記復調部に対応するように個別に設けられ
    て、前記復調部から出力される復調データに対して各サ
    ブキャリア単位で重み付けを実施する複数の重み付け部
    と、 それぞれの前記重み付け部から出力される重み付け復調
    データをサブキャリア毎に合成して最終的な受信信号を
    生成するスペクトル合成部とを備えることを特徴とする
    請求項1記載のマルチキャリア無線受信装置。
  5. 【請求項5】 伝送帯域を分割して構成された複数の分
    割帯域毎に割り当てられて、それぞれのアンテナから入
    力されるベースバンド信号において割り当てられた分割
    帯域内の1または複数のサブキャリアにより伝送される
    パイロット信号を検知して、当該パイロット信号を基に
    アンテナ制御情報を生成し出力する複数のトラッキング
    部と、 それぞれの前記トラッキング部に対応するように複数の
    分割帯域毎に割り当てられて、それぞれの前記アンテナ
    から入力されるベースバンド信号に対して、前記トラッ
    キング部から出力されるアンテナ制御情報を基にして規
    定されるそれぞれの複素数を乗算して得られる個々の補
    正信号を出力するアンテナ制御部とを備えることを特徴
    とする請求項1記載のマルチキャリア無線受信装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載されたマルチキャリア無
    線受信装置と、 伝送帯域を分割して構成された複数の分割帯域毎に、当
    該分割帯域内の1または複数のサブキャリアを用いて、
    アンテナ制御情報を与えるパイロット信号を送信するマ
    ルチキャリア無線送信装置とを備えることを特徴とする
    マルチキャリア無線伝送装置。
JP2000037124A 2000-02-15 2000-02-15 マルチキャリア無線受信装置およびマルチキャリア無線伝送装置 Expired - Fee Related JP3857009B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000037124A JP3857009B2 (ja) 2000-02-15 2000-02-15 マルチキャリア無線受信装置およびマルチキャリア無線伝送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000037124A JP3857009B2 (ja) 2000-02-15 2000-02-15 マルチキャリア無線受信装置およびマルチキャリア無線伝送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001230752A true JP2001230752A (ja) 2001-08-24
JP3857009B2 JP3857009B2 (ja) 2006-12-13

Family

ID=18561057

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000037124A Expired - Fee Related JP3857009B2 (ja) 2000-02-15 2000-02-15 マルチキャリア無線受信装置およびマルチキャリア無線伝送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3857009B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005176376A (ja) * 2003-12-09 2005-06-30 Agere Systems Inc 1つまたは複数の追加受信パスを有するmimo受信機
JP2006203659A (ja) * 2005-01-21 2006-08-03 Clarion Co Ltd ダイバーシティ受信機及びofdm信号処理装置
JP2006524944A (ja) * 2003-04-25 2006-11-02 テールズ 強い同一チャネル干渉信号がある状態でofdmタイプの信号を復調する方法
JP2007243546A (ja) * 2006-03-08 2007-09-20 Nec Corp アンテナ校正装置およびアンテナ校正方法
JP2008546227A (ja) * 2005-05-13 2008-12-18 クゥアルコム・インコーポレイテッド 多アンテナシステムのための低複雑性ビーム形成
WO2009028711A1 (ja) * 2007-08-31 2009-03-05 Fujitsu Ten Limited ダイバシティ受信装置、ダイバシティ受信方法およびデジタルテレビジョン受信装置
JP2009060441A (ja) * 2007-08-31 2009-03-19 Fujitsu Ten Ltd ダイバシティ受信装置、ダイバシティ受信方法およびデジタルテレビジョン受信装置
JP2009088762A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Fujitsu Ten Ltd ダイバシティ受信装置およびダイバシティ受信方法
JP2009218721A (ja) * 2008-03-07 2009-09-24 Sanyo Electric Co Ltd 受信装置及び受信方法
JP2013048348A (ja) * 2011-08-29 2013-03-07 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 無線通信システムの送信装置および送信方法

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006524944A (ja) * 2003-04-25 2006-11-02 テールズ 強い同一チャネル干渉信号がある状態でofdmタイプの信号を復調する方法
JP2005176376A (ja) * 2003-12-09 2005-06-30 Agere Systems Inc 1つまたは複数の追加受信パスを有するmimo受信機
JP4673616B2 (ja) * 2003-12-09 2011-04-20 アギア システムズ インコーポレーテッド 1つまたは複数の追加受信パスを有するmimo受信機
JP4516433B2 (ja) * 2005-01-21 2010-08-04 クラリオン株式会社 ダイバーシティ受信機及びofdm信号処理装置
JP2006203659A (ja) * 2005-01-21 2006-08-03 Clarion Co Ltd ダイバーシティ受信機及びofdm信号処理装置
JP2008546227A (ja) * 2005-05-13 2008-12-18 クゥアルコム・インコーポレイテッド 多アンテナシステムのための低複雑性ビーム形成
US8441969B2 (en) 2005-05-13 2013-05-14 Qualcomm Incorporated Low complexity beamforming for multiple antenna systems
US8363577B2 (en) 2005-05-13 2013-01-29 Qualcomm Incorporated Low complexity beamforming for multiple antenna systems
JP2007243546A (ja) * 2006-03-08 2007-09-20 Nec Corp アンテナ校正装置およびアンテナ校正方法
JP4708400B2 (ja) * 2007-08-31 2011-06-22 富士通テン株式会社 ダイバシティ受信装置、ダイバシティ受信方法およびデジタルテレビジョン受信装置
JP2009060441A (ja) * 2007-08-31 2009-03-19 Fujitsu Ten Ltd ダイバシティ受信装置、ダイバシティ受信方法およびデジタルテレビジョン受信装置
WO2009028711A1 (ja) * 2007-08-31 2009-03-05 Fujitsu Ten Limited ダイバシティ受信装置、ダイバシティ受信方法およびデジタルテレビジョン受信装置
JP4551432B2 (ja) * 2007-09-28 2010-09-29 富士通テン株式会社 ダイバシティ受信装置およびダイバシティ受信方法
JP2009088762A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Fujitsu Ten Ltd ダイバシティ受信装置およびダイバシティ受信方法
JP2009218721A (ja) * 2008-03-07 2009-09-24 Sanyo Electric Co Ltd 受信装置及び受信方法
JP2013048348A (ja) * 2011-08-29 2013-03-07 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 無線通信システムの送信装置および送信方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3857009B2 (ja) 2006-12-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11283659B2 (en) Communication device
EP2148483B1 (en) OFDM system with subcarrier group phase rotation
JP4309110B2 (ja) 適応アンテナ無線通信装置
US8107356B2 (en) Method and apparatus for transmitting/receiving a signal in an FFH-OFDM communication system
JP4087812B2 (ja) 多重アンテナを用いる直交周波分割多重システムにおけるチャネルの推定装置及び方法
US20050084000A1 (en) Method and apparatus for transmission and reception within an OFDM communication system
CN1509556A (zh) 天线信号处理系统
JP2001230752A (ja) マルチキャリア無線受信装置およびマルチキャリア無線伝送装置
US8737361B2 (en) Method and apparatus for transmitting signal in communication system
CN102790737B (zh) 一种系统的同步方法及装置
JP2006217399A (ja) 受信装置
JPWO2007040210A1 (ja) マルチキャリア受信装置
JP3329322B2 (ja) マルチキャリア伝送装置
JP2000196560A (ja) ディジタル通信装置
JPH11308129A (ja) マルチキャリア伝送方法及びアダプティブ受信装置
JP2006140720A (ja) Mimoチャンネル応答測定方法及び測定装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041007

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060619

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060815

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060913

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090922

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100922

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110922

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110922

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120922

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130922

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees