JP2001036445A - Ofdm信号のダイバーシティ受信装置 - Google Patents

Ofdm信号のダイバーシティ受信装置

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JP2001036445A JP11209909A JP20990999A JP2001036445A JP 2001036445 A JP2001036445 A JP 2001036445A JP 11209909 A JP11209909 A JP 11209909A JP 20990999 A JP20990999 A JP 20990999A JP 2001036445 A JP2001036445 A JP 2001036445A
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啓之 濱住
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泰宏 伊藤
Yasuaki Nishida
泰章 西田
Seiichi Goshi
清一 合志
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 OFDM方式デジタルFPU装置のような移
動伝送に用いるOFDM信号のダイバーシティ受信装置
に関し、装置規模の小型化と使用時の敷設容易化を実現
する。 【解決手段】 OFDM信号を受信アンテナ1〜5で受
信した同一周波数の受信信号を増幅してアナログ乗算器
16〜20に入力する。各乗算器16〜20にはそれぞ
れ、LO−BPF56〜60より所定周波数間隔のロー
カル信号が入力され、これにより各乗算器16〜20
は、各帯域が同一周波数成分を持つことなく、かつ、各
IF信号の中心周波数の間隔がOFDM信号のキャリア
間隔の整数倍に従うように受信信号を異なる帯域の複数
のIF信号に周波数変換する。各IF信号は合成器26
〜28によって一つに合成され、IF増幅器29で増幅
出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はOFDM信号のダイ
バーシティ受信装置に関し、特に、OFDM方式デジタ
ルFPU装置において、複数の異なる受信アンテナを用
いてOFDM信号を受信し、同一周波数の複数の受信信
号を用いて帯域分割ダイバーシティ受信を行い、受信性
能を向上させるとともに一括FFT方式を用いることで
装置を小型化し機動性を向上させた移動伝送装置のダイ
バーシティ受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】OFDM方式を用いたデジタルFPU装
置(Field Pick-up Unit)は優れた耐マルチパス特性を
有するため、例えばマラソン中継などの大規模移動中継
において高い性能を示している。一方、OFDM信号
は、特公平9−284191号公報(発明の名称「ダイ
バーシティ受信装置」)に示されるように帯域分割ダイ
バーシティ受信方式による受信が実現可能であるため、
当該方式によって本来的に高い受信性能を示すOFDM
方式デジタルFPU装置のさらなる受信性能向上が可能
である。
【0003】OFDM信号を受信する従来のダイバーシ
ティ受信装置の一例を図12乃至図13に示す。
【0004】両図に示すように当該受信装置は5個の受
信アンテナ1〜5を備え、併せて5系統の受信が可能で
あるように構成されている。受信アンテナ1〜5に続く
RF段以降、キャリア合成−選択回路170までは、受
信系統の数分だけ各要素を備えている。すなわち、RF
帯域のバンドパス・フィルタ(BPF)6〜10,RF
増幅器11〜15、乗算器16〜20、IF帯域のバン
ドパス・フィルタ(BPF)21〜25、IF増幅器1
01〜105、A/D変換器106〜110、分配器1
11〜115、I軸乗算器131,133,135,1
37,139、Q軸乗算器132,134,136,1
38,140、I軸LPF141,143,145,1
47,149、Q軸LPF142,144,146,1
48,150、ガード・インターバル除去回路151〜
155、FFT処理回路156〜160を備えている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のダイバーシ
ティ受信装置は同一要素を複数系統分備えるため、回路
規模、装置寸法、装置重量が大きくなると同時に、消費
電力も増大するという問題と、各系統の信号の遅延量を
一致させる必要があるという課題があった。
【0006】また、上記従来のダイバーシティ受信装置
を用いたFPU装置による中継番組制作では、受信点に
設置した受信ヘッドと受信制御部の接続に数百メートル
長のケーブルを敷設する場合が多く、ケーブルも受信ヘ
ッド数(受信系統数)分だけ必要となり、装置設営の手
間も多いという別の問題があった。
【0007】そこで本発明は上述の点に鑑みてなされた
ものであって、ダイバーシティ受信を実現する場合の受
信系統数の増加に起因する上記各課題を解決すること、
すなわち受信系統数にかかわらず装置等の規模の増大を
防ぎ、敷設ケーブル数を1本にすることのできるダイバ
ーシティ受信装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに請求項1の発明は、OFDM信号を複数の受信アン
テナで受信した同一周波数で複数の受信信号を入力する
受信手段と、所定周波数間隔の複数のローカル信号を生
成するローカル信号生成手段と、各ローカル信号を用い
て前記各受信信号を異なる帯域の複数のIF信号に周波
数変換する手段であって、各帯域が同一周波数成分を持
つことなく、かつ、前記各IF信号の中心周波数の間隔
が前記OFDM信号のキャリア間隔の整数倍に従うよう
に周波数変換する変換手段と、前記変換手段からの前記
複数のIF信号を合成するIF合成手段と、当該合成I
F信号に基づいてIF周波数の前記OFDM信号に対し
一括的に所定の処理を行う一括処理手段とを備えたOF
DM信号のダイバーシティ受信装置を提供する。
【0009】また請求項2の発明は、請求項1におい
て、前記一括処理手段は、前記合成IF信号を直交復調
する復調手段と、当該復調出力のガード・インターバル
を除く有効シンボル期間を抽出し、前記受信アンテナの
数と前記OFDM信号のキャリア数に従い高速フーリエ
変換して周波数軸データを得るFFT手段と、前記周波
数軸データのシンボル間の差分を計算して得た前記OF
DM信号の差動復調後のキャリアデータを選択または合
成して出力する選択合成出力手段とを備えるOFDM信
号のダイバーシティ受信装置を提供する。
【0010】また請求項3の発明は、請求項2におい
て、前記復調手段は、前記合成IF信号をデジタル信号
に変換するA/D変換手段と、前記デジタル信号を直交
復調し、I軸信号およびQ軸信号の復調出力を得るデジ
タル直交復調手段とを備え、さらに、前記ローカル信号
生成手段は、前記I軸信号およびQ軸信号の復調出力か
ら生成したクロック信号を基準信号として入力して、各
周波数が所定の関係にある単一周波数信号を複数生成す
るPLL手段と、前記OFDM信号の周波数および前記
FFT手段のクロック周波数と所定の関係にある別の単
一周波数信号を前記PLL手段からの複数の単一周波数
信号と乗算することで、前記所定周波数間隔とされた前
記複数のローカル信号を生成する信号生成手段とを備え
るOFDM信号のダイバーシティ受信装置を提供する。
【0011】また請求項4の発明は、請求項3におい
て、前記デジタル直交復調手段は、前記デジタル信号を
位相が90°異なる2つのキャリア信号を用いて復調し
て前記I軸信号およびQ軸信号の復調出力を得るOFD
M信号のダイバーシティ受信装置を提供する。
【0012】また請求項5の発明は、請求項3におい
て、前記デジタル直交復調手段は、所定パターンを所定
周期で繰り返す第1のパターン・データと、前記所定パ
ータンと同一パターンを前記所定周期と同一周期で所定
タイミング遅れて繰り返す第2のパターン・データとを
キャリアデータとして用いて前記デジタル信号を復調し
て、前記I軸信号およびQ軸信号の復調出力を得るOF
DM信号のダイバーシティ受信装置を提供する。
【0013】
【作用】上記構成の本発明によれば、 所定周波数間隔
の複数のローカル信号を用い、OFDM信号を複数の受
信アンテナで受信して得られた同一周波数で複数の受信
信号を異なる帯域の、同一周波数成分を持たない複数の
IF信号に周波数変換し、さらにこれら複数のIF信号
を合成することにより、IF周波数の一つの合成信号に
対し一括的に所定の処理を行うことができるので、IF
合成手段以降、敷設するケーブル数を受信系統数にかか
わらず一本にすることができ、装置サイズ、消費電力、
重量を軽減できる。
【0014】また、合成IF信号を変換して生成したデ
ジタル信号を直交復調し、I軸信号およびQ軸信号を得
て、当該信号から生成したクロック信号を基準信号とし
て各周波数が所定の関係にある単一周波数信号を複数生
成するPLL手段を備え、OFDM信号の周波数および
FFT手段のクロック周波数と所定の関係にある別の単
一周波数信号をPLL手段からの複数の単一周波数信号
と乗算することで所定周波数間隔の複数のローカル信号
を生成するので、IF信号において周波数多重された受
信系統数分の各OFDM信号間の周波数同期を高い精度
で実現でき、良好な帯域分割ダイバーシティ効果が得ら
れる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を詳細に説明する。
【0016】(第1実施形態)図1乃至図2は本発明の第
1実施形態に係るOFDM信号のダイバーシティ受信装
置のブロック構成図である。同図の構成は、図12〜図
13に示した従来構成における5個の受信アンテナから
の信号を受信するダイバーシティ受信装置に本発明に係
る一括FFT(fast Fourier transform)方式を適用し
た構成例である。
【0017】受信アンテナ1〜5に入来する信号は同一
または複数の送信機からの互いに同期したOFDM信号
であり、その各キャリアの変調方式はたとえばDQPS
K(差動4相位相シフト・キーイング)である。
【0018】5個の受信アンテナ1〜5は空間的に距離
を置いて配置され、さらに偏波面を変えて配置されても
よい。)からの受信信号は、それぞれRF帯の所定通過
帯域のBPF6〜10に入力され、不要な帯域外成分を
除去された後に出力される。所定帯域の信号は、それぞ
れRF増幅器11〜15で増幅された後、アナログ乗算
器16〜20に入力される。このとき、各アンテナを入
力とする5つの受信系統に対応する各信号は同一周波数
rの信号であるが、伝送路で受ける歪みは各アンテナ
の空間配置が異なるためにそれぞれ異なる。
【0019】アナログ乗算器16〜20に入力された信
号は、従来のOFDM信号のダイバーシティ受信装置で
は(図12参照)、一つの局部発振器119から出力さ
れ分配器120で分配された同一周波数のローカル信号
(局部発振信号)を用いて、乗算器16〜20が同一I
F周波数に周波数変換していた。
【0020】ここで、図1〜図2に示した本実施形態に
係る一括FFT方式を実現したダイバーシティ受信装置
において、アンテナn(nは1〜5の整数)を入力とす
る受信系統を第n系統(CHn)とすると、当該装置で
は、例えば図3中にCH1〜CH5で示す異なる周波数
L1〜fL5の各ローカル信号を用いて、各乗算器16〜
20が異なる周波数のIF信号に変換する。
【0021】これらCH1〜CH5の各ローカル信号の
周波数は、周波数変換後の各IF信号スペクトルが重な
らないようにするとともに、それぞれ受信系統に対応す
るIF信号の中心周波数の間隔が、OFDM信号のキャ
リア間隔の整数倍になるように設定する必要がある。
【0022】以下、必要とされる上記周波数条件につい
て具体的に説明する。
【0023】受信したOFDM信号のキャリア数を
c、キャリア間隔をΔfとし、さらに、図3に示すよ
うに、受信OFDM信号の中心周波数frと各受信系統
のローカル信号fL1〜fL5との周波数差をそれぞれif
1〜if5とする。ここでmは受信系統数とし、本実施形
態では5である。以下の説明では表記の簡単化のために
mは奇数とするが、偶数の場合も、本発明に係る一括F
FT方式を実現可能である。また、Cは次の(数1)式
を満足する整数とする。
【0024】
【数1】
【0025】
【数2】
【0026】
【数3】
【0027】説明の簡単化のため、直交復調後の複素F
FT処理において、正の周波数のキャリア数と負の周波
数のキャリア数が等しくなるように直交復調時のローカ
ル信号周波数fQDEMを設定すると、次の(数4)式が成
立する。
【0028】
【数4】
【0029】(数3)式は各受信系統のIF信号のスペ
クトルがお互いに重ならないようにするための条件であ
る。CH1〜CH5の隣り合うローカル信号間の周波数
差をfdi(i=1〜m−1)と記すると、gi(i=1
〜m−1)を0より大きい整数として次の(数5)式が
成立する。
【0030】
【数5】
【0031】さらに、周波数変換に伴って発生するイメ
ージ成分と本来のスペクトルが直交復調時に互いに重な
り合わないようにするための条件を次の(数6)式に示
す。
【0032】
【数6】
【0033】ここで、gi×Δf(i=1〜m−1)
は、図4に示すIF信号スペクトルにおいて、隣合う受
信系統のスペクトル間(例えば、それぞれ斜線部が示す
if1を中心周波数とするスペクトルとif2を中心周波
数とするスペクトル間)のガードバンドGb1〜Gb4
に相当する周波数幅である。gi(i=1〜m−1)は
必ずしも同一値である(各ガードバンドが同一帯域幅で
ある)必要はない。
【0034】このとき、後段のFFT(fast Fourier t
ransform)処理回路38では次の(数7)式で表される
ポイント数の複素FFT処理を実行することになる。
(数7)式において、LはFFTの次数を表す正の整数
である。
【0035】
【数7】
【0036】アナログ乗算器16〜20に入力するCH
1〜CH5の各ローカル信号の発生方法については後述
する。
【0037】アナログ乗算器16〜20から出力され、
IF帯の所定通過帯域のBPF21〜25によってイメ
ージ成分を除去された各受信系統の信号は、加算器によ
って加算合成されて一系統の合成信号とされる。すなわ
ち、第1系統(CH1)と第2系統(CH2)の信号が
アナログ加算器26で加算され、その加算結果がアナロ
グ加算器28に入力される。第3系統(CH3)の信号
は、そのままアナログ加算器28に入力される。また、
第4系統(CH4)と第5系統(CH5)の信号はアナ
ログ加算器27で加算され、その加算結果がアナログ加
算器28に入力される。
【0038】アナログ加算器28により上記3入力を加
算した出力は、合せて5系統のIF信号が合成された結
果である。合成IF信号のスペクトルは図4に示すよう
に各チャンネルの中心周波数if1〜if5が所定周波数
間隔で配置され、それぞれの間に所定幅のガードバンド
Gb1〜Gb4が配置されている。当該スペクトルの合
成信号に対して、IF増幅器29以降の一系統の処理回
路によって、一括FFT、復調を含む処理が行われる。
【0039】アナログ加算器28の出力信号はIF増幅
器29で増幅された後、図2のA/D変換器30でデジ
タル信号に変換される。本実施形態では、A/D変換の
サンプリング周波数fsをFFTクロック周波数fFFT
4倍とし、IF信号の中心周波数、すなわちfQDEMを、
FFTクロック周波数fFFTに設定している。FFTク
ロック周波数fFFTは、FFTのポイント数をNFFT、O
FDM信号のキャリア間隔をΔfとして次の(数8)式
で表される。
【0040】
【数8】
【0041】A/D変換後の信号スペクトルを図5に示
す。
【0042】A/D変換器30から出力された上記スペ
クトルを有するデジタル信号はI軸側信号とQ軸側信号
に2分配され、I軸側信号はデジタル乗算器31に、Q
軸側信号はデジタル乗算器32にそれぞれ入力される。
デジタル乗算器31および32にはさらに、キャリア再
生回路41にて再生された各キャリア信号がそれぞれ入
力される。このとき、I軸側のデジタル乗算器31に供
給される再生キャリア信号に対して、Q軸側のデジタル
乗算器32に供給される再生キャリア信号は90度の位
相遅れがあり、かつ、両キャリアは互いに直交してい
る。
【0043】上記キャリアを用いてデジタル乗算器3
1,32により周波数変換することでデジタル直交復調
が行われる。復調して得られたI軸信号、Q軸信号のス
ペクトルをスカラー表現するとそれぞれ図6に示す通り
になる。すなわち、サンプリング周波数fsの周りと周
波数0の周りの成分、および両成分の間のイメージ成分
で表される。
【0044】デジタル乗算器31の出力はデジタルLP
F33に、デジタル乗算器32の出力はデジタルLPF
34に入力され、それぞれ不要な上記イメージ成分を除
去されて出力される。すなわち、デジタルLPF33,
34はそれぞれ上記イメージ成分を含まない所定帯域を
通過し、それぞれ図7に示すスペクトルの信号を出力す
る。
【0045】デジタルLPF33から出力されたI軸信
号は2分配され、一方はサブサンプル回路35に入力さ
れる。もう一方はさらに2分配され、クロック再生回路
42とキャリア再生回路41にそれぞれ供給される。同
様に、デジタルLPF34から出力されたQ軸信号も2
分配され、一方はサブサンプル回路36に入力される。
もう一方はさらに2分配され、クロック再生回路42と
キャリア再生回路41にそれぞれ供給される。
【0046】分配されてサブサンプル回路35,36に
入力されたI軸信号とQ軸信号はそれぞれ4:1に間引
かれ、図8に示す通りサンプリング周波数をfsの1/
4とされる。
【0047】サブサンプル回路35,36から出力され
たI軸信号、Q軸信号はガード・インターバル除去回路
37にそれぞれ入力され、ここで有効シンボル期間を抽
出されてFFT処理回路38に入力される。FFT処理
回路38は、シンボル単位の時間軸信号を周波数軸上の
複素信号に変換する。受信したOFDM信号のキャリア
数をNc、ダイバーシティによる受信系統数をmとする
と、1シンボルにつきNc×m個の複素数データが得ら
れ、当該データは差動復調回路39に入力される。
【0048】FFT処理回路38から出力される複素キ
ャリアデータをCijk(i:受信系統番号、j:キ
ャリア番号、k:シンボル番号)とすると、差動復調回
路39では、これらCijkについて次の(数9)式
で表される演算を行う。(数9)式のDijkは差動
復調回路39から出力されるNc×m個の複素データを
表し、Cijk-1に付された*は複素共役を表す。
【0049】
【数9】
【0050】差動復調回路39から出力された1シンボ
ル当たりNc×m個の複素データはキャリア選択/合成
処理回路40に入力され、ここでは、各受信系統に対し
てキャリア単位で、次の(数10)式に示すような合成
処理が行われる。
【0051】
【数10】
【0052】(数10)式のOjkはキャリア選択/合
成処理回路40からの出力複素データを表し、j=1〜
c、kはシンボル番号である。すなわち、キャリア選
択/合成処理回路40はNc個の複素データを、以降の
判定復号処理部(図示せず)へと送出する。
【0053】本実施形態では、ダイバーシティ効果を得
るために、各受信系統のそれぞれのキャリアに対してベ
クトル合成を行ったが、この他に、キャリア振幅が最も
大きい受信系統のキャリアデータを選択して出力する方
式なども考えられる。
【0054】次に、各受信系統のRF信号のIF信号へ
の周波数変換に使用したfL1〜fL5の各ローカル信号の
発生方法について説明する。
【0055】ローカル信号発生の概略動作を説明する
と、デジタル直交復調後のI軸信号、Q軸信号を入力し
たクロック再生回路42は、当該入力に基づきシンボル
・クロック、FFTクロック、A/D変換に用いるサン
プリング・クロック等、種々処理の基準として必要な各
種クロック信号を再生し、これらクロックを装置各部に
供給する。クロック再生回路42におけるクロック再生
は、各種公知技術、すなわちガード・インターバル相関
法やチャープ信号などの基準シンボルを用いる方法によ
り行うことができる。ここでは、これら公知の技術の詳
しい説明は省略する。
【0056】クロック再生回路42から出力されたシン
ボル・クロック周波数の基準信号は分配器43で5分配
され、それぞれが基準信号としてPLL(Phase Locked
Loop)回路44〜48に入力される。位相同期ループ
を持つPLL回路44〜48はそれぞれ、入力基準信号
の周波数とそれぞれ異なる整数比の関係を有する周波数
の正弦波信号を生成、出力する。本明細書において整分
数比とは、入力基準信号の周波数のb/a倍で表される
値を意味し、ここでaとbはそれぞれ整数である。単一
の周波数成分を持った各正弦波信号はそれぞれ、アナロ
グ乗算器51〜55に入力される。
【0057】一方、基準局部発振器(Signal Generato
r;SG)49から出力された正弦波信号は分配器50
により5分配され、それぞれがアナログ乗算器51〜5
5に印加される。各アナログ乗算器51〜55では、印
加された正弦波信号とPLL回路44〜48からのそれ
ぞれの正弦波信号をそれぞれ乗算して、異なる周波数へ
の周波数変換を行う。各周波数変換信号は、それぞれ異
なる通過帯域のLO−BPF56〜60によって周波数
変換に伴い発生したイメージ成分を除去された後、それ
ぞれ異なる周波数のローカル信号fL1〜fL5としてアナ
ログ乗算回路16〜20に入力される。
【0058】続いて、上述したローカル信号発生に関連
する各部の周波数関係の一例を説明する。
【0059】説明の簡単化のため、ここではOFDM信
号のキャリア数Ncを奇数とし、IF信号スペクトルに
おいて隣合う受信系統のスペクトル間のガードバンド幅
を規定するgi(i=1〜m−1)を同一値gとする。
本実施形態では、一例としてC番目(5系統のうち3番
目)の受信系統の中心周波数をIF信号の中心周波数と
一致させる場合を想定している。また前述した通り、デ
ジタル直交復調処理を想定しているために、IF信号の
中心周波数(すなわち、直交復調後に直流に変換される
信号の周波数)はFFTクロック周波数と同一とし、A
/D変換のサンプリング周波数fsをFFTクロック周
波数fFFTの4倍の周波数4fFFTとしている。
【0060】受信OFDM信号の中心周波数frと各受
信系統に対応するローカル信号の周波数fL1〜fL5との
差の周波数if1〜if5は、周波数変換後のIF信号
(図4参照)におけるそれぞれの受信系統に対応するス
ペクトルの中心周波数に等しい。したがって、各受信系
統に対応するローカル信号の周波数fL1〜fL5は、次の
(数11)式で表される。
【0061】
【数11】
【0062】ここで、if1〜if5は次の(数12)式
で表される。
【0063】
【数12】
【0064】(数12)式を(数11)式に代入して、
次の(数13)式が得られる。
【0065】
【数13】
【0066】一方、各受信系統に対応するローカル信号
は、SG49の出力信号を分配器50で分配し、それぞ
れアナログ乗算器51〜55で周波数変換を行った結果
として得られ、その周波数はそれぞれ(数13)式で表
される。また、アナログ乗算器51〜55にそれぞれ入
力されるPLL回路44〜48からの各正弦波信号の周
波数は、クロック再生回路42からの基準信号周波数と
の比率を前述した通りの整分数比とされている。
【0067】クロック再生回路42からの基準信号の周
波数をFFTクロック周波数fFFTとし、Pi、Qi(i
=1〜m)をそれぞれ整数とすると、PLL回路44〜
48からの各出力信号の周波数は次の(数14)式で表
される。
【0068】
【数14】
【0069】また、SG49からの出力信号である局部
発振の周波数をfSGとすると、次の(数15)式が成立
する。
【0070】
【数15】
【0071】(数15)式に(数13)式、(数14)
式を代入すると次の(数16)式が得られる。
【0072】
【数16】
【0073】ここで、SG49による局部発振周波数f
SGと受信OFDM信号の中心周波数frとFFTクロッ
ク周波数fFFTが次の(数17)式に示す関係となるよ
うにfSGの値を設定すると、(数16)式を書き換えて
続く(数18)式が得られる。
【0074】
【数17】
【0075】
【数18】
【0076】次に、Qi=NFFT,i=1〜mとすると、
次の(数19)式の関係を用いて(数18)式を書き換
えることで、続く(数20)式が得られる。
【0077】
【数19】
【0078】
【数20】
【0079】(数20)式より、PLL回路44〜48
における基準入力信号周波数fFFTと出力信号周波数の
前述した整分数比を求めることができる。また、アナロ
グ乗算器51〜55が出力する周波数変換信号には、S
G49からの出力信号周波数であるfSGとPLL回路4
4〜48の出力信号周波数であるfPi(i=1〜m)の
和の周波数を持つ信号と、fSGとfPiの差の周波数を持
つ信号の両方が含まれる。
【0080】(数20)式より求められるPi(i=1
〜m)が正の整数の場合は上記和の周波数に相当する信
号成分を、負の整数の場合は上記差の周波数に相当する
信号成分を、それぞれ所定通過帯域とされたLO−BP
F56〜60により抽出して不要信号成分を除去するこ
とで、前述の、それぞれ異なる所望周波数のm個のロー
カル信号を得ることができる。ただし、i=Cの場合は
(数20)式よりPi=Oとなるため、SG49の出力
信号を直接LO−BPFに供給して周波数変換は行わ
ず、RF信号からIF信号への周波数変換を行うための
乗算器に当該LO−BPFの出力をローカル信号として
供給する。
【0081】なお、ここで説明した周波数関係は一例に
すぎず、本発明を実現可能な周波数パラメータは、例示
した他にも多く存在する。
【0082】これらの周波数パラメータの条件として、
各受信系統に相当するスペクトルがIF信号において互
いに重ならないこと、すなわち同一周波数成分を持たな
いことが必要である。さらに、図9に示すような周波数
関係のIF信号スペクトルを得ることで、直交復調後の
各受信系統に相当するOFDM信号の各キャリア周波数
をFFT処理における周波数軸上のサンプリング点の周
波数と一致させることも必要である。図9は一例として
受信系統数m=5の場合の、IF信号の各受信系統にお
けるOFDM信号の各キャリアの周波数関係を示してい
る。
【0083】(第2実施形態)また、図10乃至図11
は、本発明に係る一括FFT方式を用いたOFDM信号
のダイバーシティ受信装置の第2実施形態を示すブロッ
ク構成図である。
【0084】図10乃至図11の構成例では、A/D変
換器30の出力に対するデジタル直交復調において、第
1実施形態のようにキャリア再生回路41(図2)から
の再生キャリア信号を用いるのではなく、2つのパター
ン・データ発生回路61,62が発生する一定パターン
のデータを用いた復調方式を採用している。
【0085】この方式はIF信号の中心周波数がA/D
変換回路のクロック周波数の1/4であることを利用し
たもので、次のようにローカル信号を生成する。パター
ン・データ発生回路61は、A/D変換器30のA/D
変換クロック信号と同期して一定パターン{1,0,−
1,0....}のデータを発生してI軸側のデジタル
乗算器31にローカル信号として供給する。パターン・
データ発生回路62は、当該A/D変換クロック信号と
同期して一定パターン{0,1,0,−1....}
で、I軸側より遅れたタイミングのデータを発生してQ
軸側のデジタル乗算器32にローカル信号として供給す
る。
【0086】また、実際の伝送系では、送信側の周波数
ずれや受信装置のローカル信号の周波数ドリフトなどが
存在する。このため本実施形態では、第1実施形態で使
用していたキャリア再生回路41の代わりに周波数/位
相誤差検出回路63を用い、デジタルLPF33,34
を通過した直交復調後のI軸、Q軸信号から周波数誤
差、位相誤差を検出し、ここで得られた周波数誤差情報
に基づきVCO(Voltage Controlled Oscillator)6
4を制御することで、受信信号の周波数ずれを補正する
方式を採用している。
【0087】上記実施形態を開示された本発明に係るO
FDM信号のダイバーシティ受信装置は、地上デジタル
放送の規格であるBST−OFDM信号にも適用可能で
あり、これにより、著しい装置の大型化や消費電力の増
大なしに、移動受信特性の性能向上を実現することがで
きる。
【0088】また、上述した2つの実施形態では直交復
調処理をデジタル回路で実現しているが、アナログ直交
復調回路を用いて直交復調処理を行うことも当然可能で
ある。
【0089】
【発明の効果】以上説明した通り本発明によれば、たと
えばダイバーシティ受信を行うOFDM方式デジタルF
PU装置に適用して、所定周波数間隔の複数のローカル
信号を用い、OFDM信号を複数の受信アンテナで受信
して得られる同一周波数で複数の受信信号を異なる帯域
の、同一周波数成分を持たない複数のIF信号に周波数
変換し、さらにこれら複数のIF信号を合成し、IF周
波数の一つの合成信号に対し一括的に所定の処理を行う
ようにしたので、A/D変換器、直交復調器、ガード・
インターバル除去回路、FFT回路などの処理回路を一
系統に簡略化することが可能で、受信装置のサイズ、重
量、消費電力を大幅に削減するとともに、敷設するケー
ブル数を受信系統数にかかわらず一本にすることで運用
性を改善できる効果がある。
【0090】さらに、合成IF信号を変換して生成した
デジタル信号を直交復調し、I軸信号およびQ軸信号を
得て、当該信号から生成したクロック信号を基準信号と
して各周波数が所定の関係にある単一周波数信号を複数
生成するPLL手段を備え、OFDM信号の周波数およ
びFFT手段のクロック周波数と所定の関係にある別の
単一周波数信号をPLL手段からの複数の単一周波数信
号と乗算することで所定周波数間隔の複数のローカル信
号を生成するようにしたので、上記効果と併せて、IF
信号において周波数多重された受信系統数分の各OFD
M信号間の周波数同期を高い精度で実現でき、良好な帯
域分割ダイバーシティ効果が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一括FFT方式を用いたOFDM
信号のダイバーシティ受信装置の第1実施形態を示すブ
ロック図である。
【図2】本発明に係る一括FFT方式を用いたOFDM
信号のダイバーシティ受信装置の第1実施形態を示すブ
ロック図である。
【図3】第1実施形態のダイバーシティ受信装置におけ
る、受信信号のスペクトルと周波数変換用局部発振器周
波数の関係を示す説明図である。
【図4】第1実施形態のダイバーシティ受信装置におけ
る周波数変換および各チャンネル合成後のIF信号スペ
クトルの特性図である。
【図5】第1実施形態のダイバーシティ受信装置におけ
るA/D変換後のIF信号スペクトルの特性図である。
【図6】第1実施形態のダイバーシティ受信装置におけ
るデジタル直交復調後の信号スペクトルの特性図であ
る。
【図7】第1実施形態のダイバーシティ受信装置におけ
るLPF処理後の信号スペクトルの特性図である。
【図8】第1実施形態のダイバーシティ受信装置におけ
る間引き後の信号スペクトルの特性図である。
【図9】第1実施形態のダイバーシティ受信装置におけ
る、IF信号における各受信系統のOFDM信号の各キ
ャリアの周波数関係を示す説明図である。
【図10】本発明に係る一括FFT方式を用いたOFD
M信号のダイバーシティ受信装置の、第2実施形態を示
すブロック図である。
【図11】本発明に係る一括FFT方式を用いたOFD
M信号のダイバーシティ受信装置の、第2実施形態を示
すブロック図である。
【図12】従来のOFDM信号のダイバーシティ受信装
置の一例を示すブロック図である。
【図13】従来のOFDM信号のダイバーシティ受信装
置の一例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1〜5 受信アンテナ 6〜10 RF−BPF 11〜15 RF増幅器 16〜20 アナログ乗算器 21〜25 IF−BPF 26〜27 2入力合成器 28 3入力合成器 29 IF増幅器 30 A/D変換器 31,32 デジタル乗算器 33,34 デジタルLPF 35,36 4:1サブサンプル回路 37 ガード・インターバル除去回路 38 FFT(fast Fourier transform)処理回路 39 差動復調回路 40 キャリア選択・合成回路 41 キャリア再生回路 42 クロック再生回路 43,50 5分配器 44〜48 PLL(Phase Locked Loop)回路 49 基準局部発振器(SG) 51〜55 アナログ乗算器 56〜60 LO−BPF 61 I軸用パターン・データ発生回路 62 Q軸用パターン・データ発生回路 63 周波数/位相誤差検出回路 64 VCO(Voltage Controlled Oscillator)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 泰宏 東京都渋谷区神南二丁目2番1号 日本放 送協会 放送センター内 (72)発明者 西田 泰章 東京都渋谷区神南二丁目2番1号 日本放 送協会 放送センター内 (72)発明者 合志 清一 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 Fターム(参考) 5K022 DD01 DD13 DD19 DD33 5K059 CC03 DD36 EE02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 OFDM信号を複数の受信アンテナで受
    信した同一周波数で複数の受信信号を入力する受信手段
    と、 所定周波数間隔の複数のローカル信号を生成するローカ
    ル信号生成手段と、 各ローカル信号を用いて前記各受信信号を異なる帯域の
    複数のIF信号に周波数変換する手段であって、各帯域
    が同一周波数成分を持つことなく、かつ、前記各IF信
    号の中心周波数の間隔が前記OFDM信号のキャリア間
    隔の整数倍に従うように周波数変換する変換手段と、 前記変換手段からの前記複数のIF信号を合成するIF
    合成手段と、 当該合成IF信号に基づいてIF周波数の前記OFDM
    信号に対し一括的に所定の処理を行う一括処理手段とを
    備えたことを特徴とするOFDM信号のダイバーシティ
    受信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記一括処理手段は、 前記合成IF信号を直交復調する復調手段と、 当該復調出力のガード・インターバルを除く有効シンボ
    ル期間を抽出し、前記受信アンテナの数と前記OFDM
    信号のキャリア数に従い高速フーリエ変換して周波数軸
    データを得るFFT手段と、 前記周波数軸データのシンボル間の差分を計算して得た
    前記OFDM信号の差動復調後のキャリアデータを選択
    または合成して出力する選択合成出力手段とを備えるこ
    とを特徴とするOFDM信号のダイバーシティ受信装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記復調手段は、 前記合成IF信号をデジタル信号に変換するA/D変換
    手段と、 前記デジタル信号を直交復調し、I軸信号およびQ軸信
    号の復調出力を得るデジタル直交復調手段とを備え、さ
    らに、 前記ローカル信号生成手段は、 前記I軸信号およびQ軸信号の復調出力から生成したク
    ロック信号を基準信号として入力して、各周波数が所定
    の関係にある単一周波数信号を複数生成するPLL手段
    と、 前記OFDM信号の周波数および前記FFT手段のクロ
    ック周波数と所定の関係にある別の単一周波数信号を前
    記PLL手段からの複数の単一周波数信号と乗算するこ
    とで、前記所定周波数間隔とされた前記複数のローカル
    信号を生成する信号生成手段とを備えることを特徴とす
    るOFDM信号のダイバーシティ受信装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記デジタル直交復調手段は、前記デジタル信号を位相
    が90°異なる2つのキャリア信号を用いて復調して前
    記I軸信号およびQ軸信号の復調出力を得ることを特徴
    とするOFDM信号のダイバーシティ受信装置。
  5. 【請求項5】 請求項3において、 前記デジタル直交復調手段は、所定パターンを所定周期
    で繰り返す第1のパターン・データと、前記所定パータ
    ンと同一パターンを前記所定周期と同一周期で所定タイ
    ミング遅れて繰り返す第2のパターン・データとをキャ
    リアデータとして用いて前記デジタル信号を復調して、
    前記I軸信号およびQ軸信号の復調出力を得ることを特
    徴とするOFDM信号のダイバーシティ受信装置。
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