JP2002280993A - デジタル信号復調装置 - Google Patents

デジタル信号復調装置

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JP2002280993A
JP2002280993A JP2001082327A JP2001082327A JP2002280993A JP 2002280993 A JP2002280993 A JP 2002280993A JP 2001082327 A JP2001082327 A JP 2001082327A JP 2001082327 A JP2001082327 A JP 2001082327A JP 2002280993 A JP2002280993 A JP 2002280993A
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Japan
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signal
pilot signal
pilot
power
demodulation
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Masayuki Yoshinaga
正幸 吉長
Goji Tanaka
剛司 田中
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 直交周波数分割多重方式で伝送される信号中
に含まれるパイロットキャリアの抽出精度を向上させる
ことが可能なデジタル信号復調装置を提供する。 【解決手段】 OFDM方式で変調された信号を復調す
るためのOFDM復調部300において、パイロット信
号抽出部316と第2AFC部とは、直交検波処理に対
して、キャリア周波数間隔の周波数誤差をなくすように
制御する。パイロット信号抽出部316は、FFT部3
13の出力から得られる1シンボル分の平均電力に基づ
いて、しきい値を算出する。パイロット信号抽出部31
6は、FFT部313からのパイロット信号と複素シン
ボル信号列の各成分に対して行なう隣接シンボル間での
演算結果に基づいてパイロット信号を選択し、選択され
たパイロット信号の電力としきい値との比較に基づいて
パイロット信号を抽出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直交周波数分割多
重(OFDM:Orthogonal Frequency DivisionMultipl
ex)伝送方式で送信されるデジタル信号を受信して復調
するためのデジタル信号復調装置の構成に関し、より特
定的には、パイロット信号が付加されたOFDM信号に
対して、このパイロット信号を用いて復調を行なうため
のデジタル信号復調装置の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、映像信号または音声信号を伝送す
るシステムにおいて、高品質な伝送や周波数利用効率の
向上に優れた方式として、直交周波数分割多重(OFD
M)方式が提案されている。
【0003】このOFDM方式は、1チャンネルの帯域
内に多数のサブキャリアを立てる変調方式である。送信
側では、原信号(たとえば、地上波デジタルTV信号)
が、たとえばQPSK(Quadrature Phase Shift Keyin
g)方式でエンコードされ、I軸成分(実数成分)およ
びQ軸成分(虚数成分)を有する複数の複素シンボル信
号に変換される。この後、複素シンボル信号に対して、
IFFT(逆フーリエ変換:Inverse Fast Fourier Tran
sform)が行なわれ、直交変調が行なわれた後に、RF
周波数に周波数変換されて伝送が行われる。
【0004】一方、受信側では、RF周波数からIF周
波数へとダウンコンバートすることによって得られたO
FDM信号に対して、直交検波を行なった後、FFT
(高速フーリエ変換:Fast Fourier Transform)を行な
って複素シンボル信号に変換し、得られた複素シンボル
信号をQPSK方式でデコードすることによって、原信
号を得る。
【0005】このとき、送信側と受信側とが同期してい
ないと原信号を復調できない。そこで、一般にOFDM
方式では、送受信の同期をとるためにパイロット信号も
送信される。たとえば、郵政省作成の「地上波デジタル
テレビジョン放送算定方式の原案(伝送部分)」では、
パイロット信号に使用されるキャリア配置と振幅が予め
決められている。
【0006】図4は、このようなパイロット信号の配列
の一例を示す概念図である。ただし、図4においては、
上述したような日本における地上波デジタルテレビジョ
ン放送の方式ではなく、欧州におけるDVB−Tの伝送
方式におけるパイロット方式の配列を一例として示して
いる。伝送信号中には、スキャッタードパイロットとコ
ンティニュアルパイロットという2種類のパイロット信
号が多重されている。コンティニュアルパイロットは、
図4において、記号「A」で示されるように、所定のP
N系列により規定したサブキャリアの全シンボルに多重
されている。
【0007】一方、スキャッタードパイロットは、サブ
キャリアの周波数および時間配置内の所定の位置に分散
して配置されたパイロット信号である。
【0008】図5は、パイロット信号を用いて同期する
手段を備えた従来のOFDM復調装置800の構成を示
す概略ブロック図である。
【0009】OFDM復調装置800は、チューナ(図
示せず)からのOFDM変調された信号を受けて、アナ
ログデジタル変換するためのアナログ/デジタル変換部
(以下、A/D部と呼ぶ)810と、A/D部810か
らの出力をそれぞれ一方入力に受ける乗算器811およ
び812と、乗算器811および812の出力を受け
て、高速フーリエ変換を行なうためのFFT部813
と、FFT部813からの出力を受けて、復調処理を行
ないデコードデータを出力するためのQPSKデコーダ
814と、FFT部813から出力されるI軸成分の信
号およびQ軸成分の信号を受けて、パイロット信号を抽
出するためのパイロット信号抽出部816と、パイロッ
ト信号抽出部816の抽出結果に応じて、キャリア周波
数間隔の周波数誤差をなくすように制御するための制御
信号を出力する第2自動周波数制御部(以下、第2AF
C部と呼ぶ)817と、乗算器811および812から
の出力を受けて、キャリア周波数以内の周波数誤差を検
出し、キャリア周波数以内の周波数ずれをなくすように
制御するための制御信号を出力する第1自動周波数制御
部(以下、第1AFC部と呼ぶ)815と、第1AFC
部815および第2AFC部817からの出力を受けて
加算する加算器818と、加算器818の出力により制
御された周波数で自励発振する数値制御発振器(以下、
NCOと呼ぶ)819と、NCO819の出力を受け
て、サイン波およびコサイン波に変換して、それぞれ乗
算器811および812の他方入力に与えるサイン/コ
サイン変換部(以下、sin/cos変換部と呼ぶ)8
20とを備える。
【0010】このようにして、パイロット信号抽出部8
16および第2AFC部817により、キャリア周波数
間隔の周波数誤差をなくすような制御を行なう詳細につ
いては、文献1:「OFDM復調における広帯域周波数
同期方式の検討」、1997年電子情報通信学会総合大
会、B−5−224、p.631に記載されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】図6は、図5に示した
パイロット信号抽出部816と、第2AFC部817の
構成をさらに詳しく説明するための概略ブロック図であ
る。
【0012】図6を参照して、パイロット信号抽出部8
16は、電力算出部832と、しきい値算出部833
と、シンボル間フィルタ834と、大小比較器835と
を備える。第2AFC部817は、配置情報記憶部83
6と、相関算出部837と、最大位置検出部838とを
備えている。
【0013】以下、パイロット信号抽出部816および
第2のAFC部817の動作について、さらに詳しく説
明する。
【0014】電力算出部32は、FFT部813から出
力されるFFT処理後の複素シンボルの各キャリア電力
をI軸成分およびQ軸成分に基づいて算出し、シンボル
間フィルタ834は、シンボル間で各キャリア電力をフ
ィルタリングする。一方、しきい値算出部833によ
り、1シンボル分のキャリアの平均電力が求められる。
【0015】大小比較部835では、パイロット信号を
含むキャリアのキャリア電力がキャリア全体の平均電力
よりも大きいことを利用して、大小比較結果に基づい
て、パイロット信号を含むキャリアを抽出する。
【0016】配置情報記憶部836には、予めパイロッ
ト信号の配置されるキャリア情報が格納されている。
【0017】相関算出部837では、大小比較部835
で抽出したキャリアと配置情報836のキャリア情報か
らの相関を求め、最大位置検出部838は、導出された
相関値に基づいて、その最大位置を検出して、キャリア
周波数間隔の誤差を求める。最大位置検出部838は、
このようにして求められた誤差に基づいてNCO819
の発振周波数を制御するための第2の制御信号を出力す
る。
【0018】しかしながら、上述したような従来のパイ
ロット信号抽出部816および第2AFC部817の構
成では、FFT後の複素シンボルの各キャリアからパイ
ロットキャリアを抽出するにあたって、各キャリアごと
に算出される電力と全キャリアについての平均電力との
比較のみに基づいてキャリア抽出を行なっているため
に、パイロットキャリアの抽出精度を向上させることが
困難であるという問題点があった。
【0019】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたものであって、その目的は、直交周波数
分割多重方式で伝送されるデジタル信号を受信して復調
する際に、この直交周波数分割多重方式で伝送される信
号中に含まれるパイロットキャリアの抽出精度を向上さ
せることが可能なデジタル信号復調装置を提供すること
である。
【0020】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のデジタル
信号復調装置は、原信号が複素シンボル信号列に符号化
され、かつパイロット信号が付加されて直交周波数分割
多重方式で伝送された信号を受信し、受信信号から原信
号を復調するデジタル信号復調装置であって、受信信号
を直交検波して復調し、パイロット信号および複素シン
ボル信号列を出力する復調手段と、復調手段からの複素
シンボル信号列を復号して原信号を再生する復号手段
と、復調手段からの出力に基づいて、復調手段の直交検
波処理を制御するための復調制御手段とを備え、復調制
御手段は、復調手段から出力されるパイロット信号と複
素シンボル信号列とから得られる1シンボル分の平均電
力に基づいて、パイロット信号を抽出するためのしきい
値を算出するしきい値算出手段と、復調手段から出力さ
れるパイロット信号と複素シンボル信号列の各成分に対
して行なう隣接シンボル間での演算結果に基づいてパイ
ロット信号の選択処理を行ない、選択されたパイロット
信号の電力としきい値との比較に基づいてパイロット信
号を抽出する信号抽出処理手段と、抽出されたパイロッ
ト信号と既知のパイロット信号配置情報との相関に基づ
いて、キャリア周波数間隔の周波数誤差を抑制するよう
に復調手段を制御するためのキャリア間隔制御手段とを
含む。
【0021】請求項2記載のデジタル信号復調装置は、
請求項1記載のデジタル信号復調装置の構成に加えて、
しきい値算出手段は、復調手段から出力されるパイロッ
ト信号と複素シンボル信号列よりサブキャリアごとの電
力を求め、1シンボル分の平均電力を求める電力算出手
段を含み、しきい値算出手段は、1シンボル分の平均電
力に基づいて、しきい値を算出し、信号抽出処理手段
は、復調手段から出力されるパイロット信号と複素シン
ボル信号列の各成分に対して、隣接シンボル間での演算
結果に基づいて、パイロット信号を検知して選択するパ
イロット信号選択手段と、パイロット信号選択手段で選
択されたパイロット信号に対するパイロット信号電力を
電力算出手段から選択的に取出す電力取得手段と、電力
取得手段より取出したパイロット信号電力をシンボル間
でフィルタリングするシンボル間フィルタと、シンボル
間フィルタでフィルタリングした電力としきい値との比
較によりパイロット信号を抽出するパイロット信号抽出
手段とを含む。
【0022】請求項3記載のデジタル信号復調装置は、
請求項2記載のデジタル信号復調装置の構成に加えて、
パイロット信号選択手段は、n番目(n:自然数)のシ
ンボルのうち、k番目(k:自然数)のキャリアのI軸
成分およびQ軸成分をそれぞれI(n,k),Q(n,
k)とするとき、Q(n,k)×I(n−1,k)−Q
(n−1,k)×I(n,k)の値に基づいて、パイロ
ット信号を検知して選択する。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。
【0024】図1は、本発明のデジタル信号復調装置を
備えるデジタル信号受信装置1000の全体構成を示す
概略ブロック図である。特に限定されないが、図1に示
したデジタル信号受信装置1000は、たとえば、地上
波デジタル放送を受信するための受信装置として使用す
ることが可能である。
【0025】図1を参照して、デジタル信号受信装置1
000において、アンテナ(図示せず)より受信された
RF信号は、チューナ100により選局され、デジタル
信号復調装置として動作するOFDM復調部300に与
えられる。
【0026】OFDM復調部300からの復調信号は、
トランスポートストリームデコーダ(以下、TSデコー
ダと呼ぶ)104に与えられ、MPEGデコード部11
0に与えられる。すなわち、TSデコーダ104では、
選局されたチャネルからのベースバンド信号の抽出が行
なわれる。
【0027】MPEGデコード部110は、TSデコー
ダ104から与えられたデータストリームを受けて、ラ
ンダムアクセスメモリ(以下、RAMと呼ぶ)112を
データを一時蓄積するバッファとして用いることで、映
像信号および音声信号へと変換する。
【0028】デジタル信号受信装置1000は、さら
に、データバスBS1を介して、TSデコーダ104か
らの信号を受けて、格納するための内蔵蓄積デバイス1
48と、データバスBS1を介して、内蔵蓄積デバイス
148に蓄積されたデータに対して、所定の処理を行な
って出力するための演算処理部144と、演算処理部1
44の演算処理におけるプログラムを記録するためのR
OM140と、演算処理部144の動作のためのメモリ
領域を提供するRAM142と、データバスBS1と外
部との間でデータ入出力を行なうための高速デジタルイ
ンターフェイス146とを備える。特に限定されない
が、内蔵蓄積デバイス148およびROM140として
は、たとえば、電気的にデータの書込・読出が可能なフ
ラッシュメモリを用いることが可能である。
【0029】演算処理部144が外部から与えられた指
示に従って内蔵蓄積デバイス148中に蓄積されたデー
タに対して処理を行なった後のデータは、オンスクリー
ンディスプレイ(On Screen Display)処理部130か
ら合成器160.2に与えられる。
【0030】合成器160.2は、MPEGデコード部
110からの出力と、オンスクリーンディスプレイ処理
部130からの出力とを合成した後、映像出力端子16
4に与える。映像出力端子164からの出力は、表示部
1004に与えられる。
【0031】デジタル信号受信装置1000は、さら
に、内蔵蓄積デバイス148に蓄積されたデータに基づ
いて、演算処理部144が処理した結果のデータ等を受
けて、表示部において出力される映像に対する効果音な
どを生成して、合成器160.1に与えるための付加音
生成器120と、内蔵蓄積デバイス148に蓄積された
データ等に基づいて演算処理部144が処理したデータ
を受けて、音声信号を生成し、合成器160.1に与え
るPCMデコーダ122を備える。
【0032】合成器160.1は、MPEGデコード部
110からの出力と、付加音生成器120およびPCM
デコーダ122からの出力とを受けて、合成結果を音声
出力端子162に与える。音声出力端子162に与えら
れた音声信号は、音声出力部1002から音声信号とし
て出力される。
【0033】なお、デジタル信号受信装置1000は、
必要に応じて、外部との間でデータ授受を行なうための
モデム150や、ICカードからの情報を受取るための
ICカードインターフェイス152を備える構成として
もよい。
【0034】高速デジタルインターフェイス146を介
して、たとえば、ホームサーバ用のHDD装置などの外
部蓄積デバイス180や、外部入力機器であるリモコン
(あるいはキーボード等)182とがデータバスBS1
と接続されている。
【0035】また、デジタル信号受信装置1000は、
映像出力を受けてディスプレイに表示する表示部100
4や音声出力信号を受けて音声を出力するスピーカ等の
音声出力部1002と一体化された構成であっても良
い。
【0036】図2は、図1に示したOFDM復調部30
0の構成を説明するための概略ブロック図である。な
お、以下では、特に限定されないが、受信信号はQPS
K方式で変調されているものとする。
【0037】OFDM復調装置300は、チューナ10
0からのOFDM変調された信号を受けて、アナログデ
ジタル変換するためのA/D部310と、A/D部31
0からの出力をそれぞれ一方入力に受ける乗算器311
および312と、乗算器311および312の出力を受
けて、高速フーリエ変換を行なうためのFFT部313
と、FFT部313からの出力を受けて、復調処理を行
ないデコードデータを出力するためのQPSKデコーダ
314と、FFT部313から出力されるI軸成分の信
号およびQ軸成分の信号を受けて、パイロット信号を抽
出するためのパイロット信号抽出部316と、パイロッ
ト信号抽出部316の抽出結果に応じて、キャリア周波
数間隔の周波数誤差をなくすように制御するための制御
信号を出力する第2AFC部317と、乗算器311お
よび312からの出力を受けて、キャリア周波数以内の
周波数誤差を検出し、キャリア周波数以内の周波数ずれ
をなくすように制御するための制御信号を出力する第1
AFC部315と、第1AFC部315および第2AF
C部317からの出力を受けて加算する加算器318
と、加算器318の出力により制御された周波数で自励
発振するNCO319と、NCO319の出力を受け
て、サイン波およびコサイン波に変換して、それぞれ乗
算器311および312の他方入力に与えるsin/c
os変換部320とを備える。
【0038】以下、各部の動作をより詳しく説明する。
A/D部310は、送信装置から送信され、受信装置の
アンテナおよびチューナでRF周波数からIF周波数へ
ダウンコンバートされたアナログOFDM信号をデジタ
ルOFDM信号に変換する。
【0039】乗算器311および312は、A/D部3
10からのデジタルOFDM信号を直交検波するため、
NCO319で生成された局部発振波に基づいて、si
n/cos変換部320により生成される正弦波および
余弦波とデジタルOFDM信号をそれぞれ乗算する。
【0040】このようにして直交検波された信号は、F
FT部313においてFFT復調され、パイロット信号
と複素シンボル信号列に変換され、パイロット信号およ
び複素シンボル信号列の双方ともが、パイロット信号抽
出部316とQPSKデコーダ314に出力される。
【0041】QPSKデコーダ314は、入力されたパ
イロット信号と複素シンボル信号列から、複素シンボル
信号列だけを各々デコードして原信号を再生する。
【0042】第1AFC部315は、キャリア周波数以
内の周波数誤差を検出し、キャリア周波数以内の周波数
ずれをなくすような第1の制御信号を出力する。
【0043】パイロット信号抽出部316と第2AFC
部317は、キャリア周波数間隔の周波数誤差をなくす
ように第2の制御信号を出力する。
【0044】加算器317は、第1AFC部315と第
2AFC部317から入力される第1および第2の制御
信号を加算してキャリア周波数誤差制御信号を生成す
る。NCO319は、このキャリア周波数誤差制御信号
により発振周波数を制御する。sin/cos変換部3
20は、NCO319で発振された発振周波数に基づい
て正弦波と余弦波を発生する。
【0045】図3は、図2に示したOFDM復調部30
0の構成のうち、パイロット信号抽出部316および第
2AFC部317の構成をより詳しく説明するための概
略ブロック図である。
【0046】パイロット信号抽出部316は、シンボル
間演算部352と、第1大小比較部354と、しきい値
設定部356と、電力算出部358と、キャリア選択部
360と、シンボル間フィルタ362と、しきい値算出
部364と、第2大小比較部366とを備える。
【0047】以下、パイロット信号抽出部316の動作
を説明するにあたり、FFT部313において、FFT
復調されたパイロット信号と複素シンボル信号列をシン
ボルごとに、以下の記号により表現する。すなわち、n
番目のシンボルのうち、k番目のキャリア(n,k:自
然数)のI軸成分およびQ軸成分をそれぞれI(n,
k),Q(n,k)とする。
【0048】このとき、シンボル間演算部352では、
差動復調の原理を応用して、以下に示されるような式
(1)に対応する処理を行なう。
【0049】
【数1】
【0050】パイロットキャリアであるならば、理想的
には、どのシンボルのものでも、同振幅で同位相または
逆位相になる。したがって、同位相の場合は、以下の式
が成り立つ。
【0051】
【数2】
【0052】この同位相の場合は、上述した式(1)に
おいて、Aの値は0になる。また、逆位相の場合は、以
下の式が成り立つ。
【0053】
【数3】
【0054】この場合も、上述した式(1)において、
Aの値は0になる。ここで、受信信号では、雑音や妨害
などのために歪みを生じているため、厳密には、パイロ
ットキャリアに対して、式(1)のAが0になるとは限
らない。しかしながら、隣接シンボル間では、振幅・位
相ともに大きく異なることは少ないと考えられる。この
ため、式(1)は、パイロットキャリアに対しては、厳
密に0とはならなくても、0に近い値になる。
【0055】しきい値設定部356では、このように、
式(1)に基づいたAの値のレベル判断に適当な値であ
って、0に近い所定のしきい値が、予め格納されている
ものとする。
【0056】第1大小比較部354では、シンボル間演
算部352で求めたk番目のキャリアの式(1)に基づ
く計算値Aとしきい値設定部356で設定されているし
きい値とを比較し、しきい値の方が値Aよりも大きけれ
ば、k番目のキャリアは同位相または逆位相のキャリア
であると判断して、パイロット信号を含んだキャリアと
みなす。そして、このk番目のキャリアにマークを付与
する。一方、しきい値の方が、値Aより小さい場合は、
k番目のキャリアにマークを付与しない。
【0057】電力算出部358では、各キャリアの電力
(I2+Q2)を算出する。キャリア選択部360では、
第1大小比較部354でマークされたk番目のキャリア
の電力のみを電力算出部358より求めた電力から選択
する。
【0058】シンボル間フィルタ362では、キャリア
選択部362を通過した各シンボルのk番目のキャリア
の電力をフィルタリングする。これにより、シンボル間
フィルタ362を通過した出力は、k番目のキャリアが
どのシンボルについてもパイロット信号である場合は、
ノイズによるレベル変動が低減される。
【0059】一方、シンボル間フィルタ362を通過し
た信号は、予め、キャリア選択部360によって、パイ
ロットキャリア以外の信号は選択除去されていることに
なる。
【0060】しきい値算出部364では、電力算出部3
58で求めたキャリアごとの電力から、1シンボル分の
合計電力を求めた後、1キャリア当りの電力を求めて、
その電力値からしきい値電力を算出する。
【0061】ここで、パイロットキャリアの振幅が複素
シンボル信号列の平均振幅より大きくなるという規格上
の特性を生かし、この振幅差(ここでは電力差)を区別
可能なしきい値電力が算出されるものとする。
【0062】第2大小比較部366では、シンボル間フ
ィルタ362でフィルタリングされたキャリアの電力
と、しきい値算出部364で求めたしきい値電力を比較
する。
【0063】k番目のキャリアがパイロットキャリアの
場合、しきい値電力よりも大きくなるので、k番目のキ
ャリアに改めてマークを付与する。k番目のキャリアが
パイロットキャリアでなければ、しきい値電力よりも小
さいため、k番目のキャリアにマークを付与しない。
【0064】第2AFC部370では、第2大小比較部
366でマークを付与されたキャリア位置と、配置情報
記憶部372に格納された既知のパイロットキャリア位
置から、相関算出部374において相関値を算出する。
この相関値が最大となるキャリア位置を最大位置検出部
376により求め、最大位置検出部376は、キャリア
周波数間隔の周波数誤差がなくなるような第2の制御信
号を、NCO319に対して出力する。
【0065】以上説明したように、従来のパイロット信
号抽出部816および第2AFC部817においては、
変調方式が16QAMや64QAMの場合、パイロット
キャリアの振幅よりもデータ信号(複素シンボル信号
列)の振幅の方が大きくなるキャリアが存在するため、
このような振幅の大きなキャリアがシンボル間フィルタ
834を通過してしまうと、パイロットキャリアとして
誤認識されてしまう可能性があった。
【0066】これに対して、図4に示した本発明のパイ
ロット信号抽出部316の構成では、振幅の大きなキャ
リアの場合でも、同振幅でかつ同位相または逆位相でな
いものは、予めパイロットキャリアでないものとして削
除されるため、パイロットキャリアの抽出精度を高くす
ることが可能となる。
【0067】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0068】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明に係るデジ
タル信号復調装置では、受信した信号中に振幅の大き
な、したがって電力値の大きなキャリアが存在する場合
でも、隣接シンボル間での所定の関係を満たさないも
の、たとえば、同振幅でかつ同位相または逆位相でない
ものは、予めパイロットキャリアでないものとして削除
されるため、パイロットキャリアの抽出精度を高くする
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のデジタル信号復調装置を備えるデジ
タル信号受信装置1000の全体構成を示す概略ブロッ
ク図である。
【図2】 図1に示したOFDM復調部300の構成を
説明するための概略ブロック図である。
【図3】 パイロット信号抽出部316および第2AF
C部317の構成をより詳しく説明するための概略ブロ
ック図である。
【図4】 パイロット信号の配列の一例を示す概念図で
ある。
【図5】 パイロット信号を用いて同期する手段を備え
た従来のOFDM復調装置800の構成を示す概略ブロ
ック図である。
【図6】 パイロット信号抽出部816と、第2AFC
部817の構成をさらに詳しく説明するための概略ブロ
ック図である。
【符号の説明】
100 チューナ、102 OFDM復調部、104
TSデコーダ、110MPEGデコード部、120 付
加音生成器、122 PCMデコーダ、130 オンス
クリーンディスプレイ処理部、144 演算処理部、1
46 高速デジタルインターフェイス、148 内蔵蓄
積デバイス、150 モデム、152カードインターフ
ェイス、160 合成器、162 音声出力端子、16
4映像出力端子、180 外部蓄積デバイス、300
OFDM復調部、310A/D部、311,312 乗
算器、313 FFT部、314 QPSKデコーダ、
315 第1AFC部、316 パイロット信号抽出
部、317 第2AFC部、318 加算器、319
NCO319、320 sin/cos変換部、352
シンボル間演算部、354 第1大小比較部、356
しきい値設定部、358 電力算出部、306 キャ
リア選択部、362 シンボル間フィルタ、364 し
きい値算出部、366 第2大小比較部、1000 デ
ジタル信号受信装置、1002 音声出力部、1004
表示部。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年7月5日(2001.7.5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0044
【補正方法】変更
【補正内容】
【0044】加算器31は、第1AFC部315と第
2AFC部317から入力される第1および第2の制御
信号を加算してキャリア周波数誤差制御信号を生成す
る。NCO319は、このキャリア周波数誤差制御信号
により発振周波数を制御する。sin/cos変換部3
20は、NCO319で発振された発振周波数に基づい
て正弦波と余弦波を発生する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0058
【補正方法】変更
【補正内容】
【0058】シンボル間フィルタ362では、キャリア
選択部36を通過した各シンボルのk番目のキャリア
の電力をフィルタリングする。これにより、シンボル間
フィルタ362を通過した出力は、k番目のキャリアが
どのシンボルについてもパイロット信号である場合は、
ノイズによるレベル変動が低減される。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のデジタル信号復調装置を備えるデジ
タル信号受信装置1000の全体構成を示す概略ブロッ
ク図である。
【図2】 図1に示したOFDM復調部300の構成を
説明するための概略ブロック図である。
【図3】 パイロット信号抽出部316および第2AF
C部317の構成をより詳しく説明するための概略ブロ
ック図である。
【図4】 パイロット信号の配列の一例を示す概念図で
ある。
【図5】 パイロット信号を用いて同期する手段を備え
た従来のOFDM復調装置800の構成を示す概略ブロ
ック図である。
【図6】 パイロット信号抽出部816と、第2AFC
部817の構成をさらに詳しく説明するための概略ブロ
ック図である。
【符号の説明】 100 チューナ、102 OFDM復調部、104
TSデコーダ、110MPEGデコード部、120 付
加音生成器、122 PCMデコーダ、130 オンス
クリーンディスプレイ処理部、144 演算処理部、1
46 高速デジタルインターフェイス、148 内蔵蓄
積デバイス、150 モデム、152カードインターフ
ェイス、160 合成器、162 音声出力端子、16
4映像出力端子、180 外部蓄積デバイス、300
OFDM復調部、310A/D部、311,312 乗
算器、313 FFT部、314 QPSKデコーダ、
315 第1AFC部、316 パイロット信号抽出
部、317 第2AFC部、318 加算器、319
NCO319、320 sin/cos変換部、352
シンボル間演算部、354 第1大小比較部、356
しきい値設定部、358 電力算出部、360 キャ
リア選択部、362 シンボル間フィルタ、364 し
きい値算出部、366 第2大小比較部、1000 デ
ジタル信号受信装置、1002 音声出力部、1004
表示部。
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原信号が複素シンボル信号列に符号化さ
    れ、かつパイロット信号が付加されて直交周波数分割多
    重方式で伝送された信号を受信し、受信信号から前記原
    信号を復調するデジタル信号復調装置であって、 前記受信信号を直交検波して復調し、前記パイロット信
    号および前記複素シンボル信号列を出力する復調手段
    と、 前記復調手段からの前記複素シンボル信号列を復号して
    前記原信号を再生する復号手段と、 前記復調手段からの出力に基づいて、前記復調手段の直
    交検波処理を制御するための復調制御手段とを備え、 前記復調制御手段は、 前記復調手段から出力される前記パイロット信号と前記
    複素シンボル信号列とから得られる1シンボル分の平均
    電力に基づいて、前記パイロット信号を抽出するための
    しきい値を算出するしきい値算出手段と、 前記復調手段から出力される前記パイロット信号と前記
    複素シンボル信号列の各成分に対して行なう隣接シンボ
    ル間での演算結果に基づいて前記パイロット信号の選択
    処理を行ない、選択された前記パイロット信号の電力と
    前記しきい値との比較に基づいて前記パイロット信号を
    抽出する信号抽出処理手段と、 抽出された前記パイロット信号と既知のパイロット信号
    配置情報との相関に基づいて、キャリア周波数間隔の周
    波数誤差を抑制するように前記復調手段を制御するため
    のキャリア間隔制御手段とを含む、デジタル信号復調装
    置。
  2. 【請求項2】 前記しきい値算出手段は、 前記復調手段から出力される前記パイロット信号と前記
    複素シンボル信号列よりサブキャリアごとの電力を求
    め、1シンボル分の平均電力を求める電力算出手段を含
    み、 前記しきい値算出手段は、前記1シンボル分の平均電力
    に基づいて、前記しきい値を算出し、 前記信号抽出処理手段は、 前記復調手段から出力される前記パイロット信号と前記
    複素シンボル信号列の各成分に対して、隣接シンボル間
    での演算結果に基づいて、前記パイロット信号を検知し
    て選択するパイロット信号選択手段と、 前記パイロット信号選択手段で選択された前記パイロッ
    ト信号に対するパイロット信号電力を前記電力算出手段
    から選択的に取出す電力取得手段と、 前記電力取得手段より取出した前記パイロット信号電力
    をシンボル間でフィルタリングするシンボル間フィルタ
    と、 前記シンボル間フィルタでフィルタリングした電力と前
    記しきい値との比較により前記パイロット信号を抽出す
    るパイロット信号抽出手段とを含む、請求項1記載のデ
    ジタル信号復調装置。
  3. 【請求項3】 前記パイロット信号選択手段は、 n番目(n:自然数)のシンボルのうち、k番目(k:
    自然数)のキャリアのI軸成分およびQ軸成分をそれぞ
    れI(n,k),Q(n,k)とするとき、 Q(n,k)×I(n−1,k)−Q(n−1,k)×
    I(n,k) の値に基づいて、前記パイロット信号を検知して選択す
    る、請求項2記載のデジタル信号復調装置。
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