JP4647612B2 - 送信制御フレーム生成装置および送信制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、マルチキャリア伝送方式の移動通信システムで用いられる送信制御フレーム生成装置および送信制御装置に関する。
第4世代などの次世代移動通信システムでは、高速移動時においても100Mbpsを超えるデータレートが要求される。その要求を満たすために100MHz程度の帯域幅を使った様々な無線通信が検討されている。その中でも特に、周波数選択性フェージング環境への適応性や周波数利用効率の観点から、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式に代表されるマルチキャリア伝送方式が次世代移動通信システムの伝送方式として有力視されている。
マルチキャリア伝送方式の移動通信システムで高スループットを実現するために検討されている技術の一つに、下記の適応送信制御が挙げられる。適応送信制御では、サブキャリア毎またはセグメント毎の回線状態を推定し、その推定結果を示す回線状態情報(CSI:Channel State Information)に基づいて、例えば誤り訂正能力、変調多値数、電力、位相、送信アンテナなどの変調パラメータをサブキャリア毎またはセグメント毎に適応的に制御する。セグメントは、マルチキャリア伝送に用いられる帯域全体の中の一区域であり、一つ以上のサブキャリアを含む。なお、セグメント毎に変調パラメータ制御を行うための構成および動作は、サブキャリア毎に変調パラメータ制御を行うための構成および動作と基本的に同じである。よって、説明簡略化のために以下の説明では、サブキャリア毎の変調パラメータ制御についてのみ言及する。セグメント毎の変調パラメータ制御は、「サブキャリア」を「セグメント」と適宜読み替えることにより実施することができる。
適応送信制御には、クローズドループ型のものがある。つまり、制御対象のサブキャリアで送信された情報を受信する装置では、そのサブキャリアのCSIをフィードバックする。一方、制御対象のサブキャリアで情報を送信する装置では、フィードバック情報を受信し、その情報に基づいて、そのサブキャリアについての変調パラメータを適応的に制御する。
従来の適応送信制御の一例では、図1Aに示すように、複数のサブキャリアについて個別に受信電力を測定し、図1Bに示すように、固定数(同図では2個)の隣接する(換言すれば、識別情報として付与された番号が連続する)サブキャリアを一つのサブキャリアブロックとして扱い、図1Cに示すように、サブキャリアブロック単位で得られたCSIを通信相手にフィードバックする(例えば、非特許文献1参照)。なお、サブキャリアブロック(または、単に「ブロック」と言う)は、一つ以上のサブキャリアのまとまりであり、より具体的には、一つのサブキャリアまたは隣接する複数のサブキャリアから成るグループとして定義される。
また、従来の適応送信制御の他の例では、図2Aに示すように、受信電力差が特定の値(例えばΔE)に収まる隣接サブキャリアを一つのサブキャリアブロックとして扱い、図2Bに示すように、サブキャリアブロック単位でCSIを算出し、図2Cに示すように、あるサブキャリアブロックに含まれる先頭(または最後尾)のサブキャリアの識別情報とそのサブキャリアブロックについて算出されたCSIとを組み合わせてフィードバックする(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
特開2001−351971号公報 特開2001−366285号公報 "Multi-dimensional Adaptation and Multi-user Scheduling Techniques for Wireless OFDM Systems", Brian Classon, Philippe Sartori, Vijay Nangia, Xiangyang Zhuang, Kevin Baum, IEEE Internatinoal Conference on Communications 2003 (ICC2003), vol.3, pp.2251-2255, 11-15 May 2003
しかしながら、クローズドループ型の適応送信制御においては、マルチキャリア伝送で使用されるサブキャリア数が多くなるほどフィードバック情報のデータ量(ビット数)が大きくなり、フィードバック情報のオーバーヘッドが増大する。
例えば、図1A〜図1Cを用いて説明した例において、高スループットを維持するには、サブキャリアブロックを構成するサブキャリア数(以下「ブロックサイズ」と言う)を小さくしサブキャリアブロック数を多く設定しておく必要がある。よって、フィードバックするCSIが増加し、フィードバック情報のデータ量が増加する。
また、図2A〜図2Cを用いて説明した例においては、サブキャリアブロックの可変設定が可能であるため、ブロックサイズが大きく設定された場合は、ブロックサイズが小さく設定された場合に比べて、フィードバック情報のデータ量が削減されるものの、サブキャリアブロックのCSIの他にサブキャリアブロックに含まれるサブキャリアの識別情報をフィードバックする必要がある。つまり、サブキャリアブロック数と同数のCSIに加えて、サブキャリアブロック数と同数の識別情報をフィードバックする必要があるため、フィードバック情報のデータ量が増加する。
本発明の目的は、高スループットを維持しつつ、フィードバック情報のデータ量を削減することができる送信制御フレーム生成装置および送信制御装置を提供することである。
本発明態様の一つに係るの送信制御フレーム生成装置は、複数のサブキャリアにそれぞれ対応する複数のサブキャリア回線状態レベルから、前記複数のサブキャリア間の基準回線状態レベルを算出する算出手段と、前記複数のサブキャリアのいずれかのサブキャリアに対応するサブキャリア回線状態レベルと前記基準回線状態レベルとに基づいて、前記サブキャリアを含むグループのグループ回線状態レベルを設定する設定手段と、前記サブキャリアでの送信の制御に用いるフレームであって、算出された基準回線状態レベルを表す第一の値と設定されたグループ回線状態レベルを表す第二の値とを示すフレームを生成する生成手段と、を有し、前記設定手段は、前記グループのグループサイズと前記グループのグループ回線状態レベルとの設定を行い、前記グループのグループ回線状態レベルの前記基準回線状態レベルに対する相対的大きさが大きいほど前記グループのグループサイズを大きくする一方で前記グループの相対的大きさが小さいほど前記グループのグループサイズを小さくする構成を採る。
本発明の態様の一つに係る送信制御装置は、フレームにそれぞれ示された第一の値および第二の値であって、複数のサブキャリア間の基準回線状態レベルを表す第一の値と、前記複数のサブキャリアのいずれかを含むグループのグループ回線状態レベルを表す第二の値と、を抽出する抽出手段と、前記基準回線状態レベルと前記グループのグループ回線状態レベルとに基づいて、前記グループに含まれるサブキャリアのサブキャリア回線状態レベルを生成する生成手段と、生成されたサブキャリア回線状態レベルに基づいて、前記サブキャリアでの送信を制御する制御手段と、を有し、前記生成手段は、前記グループの前記基準回線状態レベルに対する相対的大きさが小さいほど前記グループのグループサイズを小さくする一方で前記グループの相対的大きさが大きいほど前記グループのグループサイズを大きくする設定を行う構成を採る。
本発明の態様の一つに係る送信制御フレーム生成方法は、複数のサブキャリアにそれぞれ対応する複数のサブキャリア回線状態レベルから、前記複数のサブキャリア間の基準回線状態レベルを算出する算出ステップと、前記複数のサブキャリアのいずれかのサブキャリアに対応するサブキャリア回線状態レベルと前記基準回線状態レベルとに基づいて、前記サブキャリアを含むグループのグループ回線状態レベルを設定する設定ステップと、前記サブキャリアでの送信の制御に用いるフレームであって、算出された基準回線状態レベルを表す第一の値と設定されたグループ回線状態レベルを表す第二の値とを示すフレームを生成する生成ステップと、を有し、前記設定ステップは、前記グループのグループサイズと前記グループのグループ回線状態レベルとの設定を行い、前記グループのグループ回線状態レベルの前記基準回線状態レベルに対する相対的大きさが大きいほど前記グループのグループサイズを大きくする一方で前記グループの相対的大きさが小さいほど前記グループのグループサイズを小さくするようにした。
本発明の態様の一つに係る送信制御方法は、フレームにそれぞれ示された第一の値および第二の値であって、複数のサブキャリア間の基準回線状態レベルを表す第一の値と、前記複数のサブキャリアのいずれかを含むグループのグループ回線状態レベルを表す第二の値と、を抽出する抽出ステップと、前記基準回線状態レベルと前記グループのグループ回線状態レベルとに基づいて、前記グループに含まれるサブキャリアのサブキャリア回線状態レベルを生成する生成ステップと、生成されたサブキャリア回線状態レベルに基づいて、前記サブキャリアでの送信を制御する制御ステップと、を有し、前記生成ステップは、前記グループの前記基準回線状態レベルに対する相対的大きさが小さいほど前記グループのグループサイズを小さくする一方で前記グループの相対的大きさが大きいほど前記グループのグループサイズを大きくする設定を行うようにした。
本発明によれば、高スループットを維持しつつ、フィードバック情報のデータ量を削減することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
(実施の形態1)
図3は、本発明の実施の形態1に係る送信制御装置を適用した無線通信装置の構成を示すブロック図である。また、図4は、本発明の実施の形態1に係る送信制御フレーム生成装置を適用した無線通信装置の構成を示すブロック図である。なお、送信制御装置を適用した無線通信装置は、制御対象のサブキャリアで情報(情報データ列)を送信する装置であるため、以下の説明では「送信装置」と言う。一方、送信制御フレームを適用した無線通信装置は、制御対象のサブキャリアで送信された情報(情報データ列)を受信する装置であるため、以下の説明では「受信装置」と言う。図3の送信装置100および図4の受信装置150は、移動通信システムにおいて使用される基地局装置や通信端末装置などに搭載される。
送信装置100は、送信部101、受信部102およびアンテナ103を有する。送信部101は、CSIフレーム処理部110、変調パラメータ決定部111、符号化部112、変調部113、電力制御部114、IFFT(Inverse Fast Fourier Transform)部
115、GI(Guard Interval)挿入部116および送信無線処理部117を有する。受信部102は、受信無線処理部120、GI除去部121、FFT(Fast Fourier Transform)部122、復調部123および復号化部124を有する。
CSIフレーム処理部110は、復号化部124の復号処理で得られたCSIフレームから、サブキャリア毎の回線状態情報(以下、CSIと呼ぶ)を得る。CSIフレーム処理部110の構成およびその動作については後で詳述する。
制御手段としての変調パラメータ決定部111は、CSIフレーム処理部110から入力されるサブキャリア毎のCSIに基づいて、サブキャリア毎の変調パラメータ(誤り訂正符号、符号化率、変調方式および送信電力)を決定する。すなわち、各サブキャリアでの送信を、決定された誤り訂正符号、符号化率、変調方式および送信電力で制御する。CSIフレーム処理部110と変調パラメータ決定部111との組み合わせは、送信制御装置を構成する。
符号化部112は、入力される時系列の送信データを、変調パラメータ決定部111から指示された誤り訂正符号化方式および符号化率でサブキャリア毎に符号化する。変調部113は、符号化された送信データを、変調パラメータ決定部111から指示された変調方式(例えばM−PSKやM−QAMなど)によってサブキャリア毎に変調する。電力制御部114は、サブキャリア毎の送信電力を、変調パラメータ決定部111から指示された送信電力値に設定する。IFFT部115は、サブキャリア毎に変調された信号を複数の直交するサブキャリアで多重するIFFT処理を行い、マルチキャリア信号であるOFDMシンボルを生成する。GI挿入部116は、遅延波によるシンボル間干渉(ISI:Inter Symbol Interference)を低減するために、OFDMシンボル間にGIを挿入する。
送信手段としての送信無線処理部117は、OFDMシンボルにアップコンバートなどの所定の無線処理を施して、無線処理後のOFDMシンボルをアンテナ103から受信装置150へ送信する。すなわち、各サブキャリアに重畳された送信データ列を無線送信する。
受信手段としての受信無線処理部120は、アンテナ103で受信されるOFDMシンボルに対してダウンコンバートなどの所定の無線処理を施す。受信されるOFDMシンボルには、フレーム化されたCSI(CSIフレーム)が含まれている。すなわち、受信無線処理部120は、CSIフレームを受信する。
GI除去部121は、OFDMシンボル間に挿入されているGIを除去する。FFT部122は、GI除去後のOFDMシンボルに対してFFT処理を行い、サブキャリア毎の信号を得る。復調部123は、FFT後の信号を復調し、復号化部124は、変調後の信号を復号する。これにより受信データが得られる。受信データには、データフレームおよびCSIフレームが含まれている。
図4の受信装置150は、アンテナ151、受信部152および送信部153を有する。受信部152は、受信無線処理部160、GI除去部161、FFT部162、復調部163、復号化部164、伝送路応答推定部165およびCSIフレーム生成部166を有する。送信部153は、符号化部170、変調部171、電力制御部172、IFFT部173、GI挿入部174および送信無線処理部175を有する。
受信手段としての受信無線処理部160は、アンテナ151で受信されるOFDMシンボルに対してダウンコンバートなどの所定の無線処理を施す。すなわち、受信無線処理部
160は、各サブキャリアに重畳されたデータ列を受信する。
GI除去部161は、OFDMシンボル間に挿入されているGIを除去する。FFT部162は、GI除去後のOFDMシンボルに対してFFT処理を行い、サブキャリア毎の信号を得る。復調部163には、FFT後の信号のうち、パイロット信号等を除いた情報信号が入力される。復調部163は、送信装置100での変調に使用された変調方式に対応する復調方式で情報信号を復調する。復号化部164は、送信装置100での符号化に使用された符号化方式に対応する復号化方式で変調後の信号に対して誤り訂正などの復号処理を行って受信データを得る。
伝送路応答推定部165には、FFT後の信号のうち、パイロット信号などの伝送路応答の推定に必要な信号が入力される。伝送路応答推定部165は、サブキャリア毎の伝送路応答を推定し、伝送路応答推定値(伝搬路推定値)を得る。
送信制御フレーム生成装置としてのCSIフレーム生成部166は、伝搬路推定値に基づいてサブキャリア毎のCSIを求め、それらのCSIを送信装置100へフィードバックするためのCSIフレームを生成する。CSIフレーム生成部166の構成やその動作については後で詳述する。
符号化部170は、入力される時系列の送信データおよびCSIフレームを、所定の符号化方式および符号化率でサブキャリア毎に符号化する。変調部171は、符号化された送信データおよびCSIフレームを、所定の変調方式によってサブキャリア毎に変調する。電力制御部172は、サブキャリア毎の送信電力を制御する。IFFT部173は、サブキャリア毎に変調された信号を複数の直交するサブキャリアで多重するIFFT処理を行い、マルチキャリア信号であるOFDMシンボルを生成する。GI挿入部174は、遅延波によるISIを低減するために、OFDMシンボル間にGIを挿入する。送信手段としての送信無線処理部175は、OFDMシンボルにアップコンバートなどの所定の無線処理を施して、無線処理後のOFDMシンボルをアンテナ151から送信装置100へ送信する。すなわち、送信無線処理部175は、生成されたCSIフレームを無線送信する。
次いで、CSIフレーム生成部166の内部構成およびその動作について説明する。CSIフレーム生成部166は、図5に示すように、品質レベル算出部180、回線状態メモリ部181、平均品質レベル算出部182、減算部183、差分品質レベルメモリ部184、サブキャリアブロック構成部185、ルックアップテーブル部186およびフィードバックフレーム生成部187を有する。
品質レベル算出部180は、回線状態を示す値として、伝送路応答推定部165より入力されるサブキャリア毎の伝送路応答推定値(伝搬路推定値)からサブキャリア毎のSNR(Signal to Noise Ratio)値を算出する。なお、以下の説明において言及するSNR値は対数値である。ただし、真値の使用について言及した場合を除く。また、ここでは品質レベル(回線状態レベル)としてSNRを用いた場合を例にとって説明しているが、SNRの代わりにCNR(Carrier to Noise Ratio)、受信電力、受信振幅、RSSI(Received Signal Strength Indicator)、受信強度、誤り率、伝送レート、スループットなどを回線状態レベルとして用いても良い。また、セルラシステムのように雑音電力だけでなく干渉電力もCSIとして重要となる通信システムでは、干渉電力、干渉量、SIR(Signal to Interference Ratio)、CIR(Carrier to Interference Ratio)、SINR(Signal to Interference and Noise Ratio)、CINR(Carrier to Interference and Noise Ratio)などを回線状態レベルとして用いても良い。
回線状態メモリ部181は、品質レベル算出部180により算出されたサブキャリア毎のSNR値を保持する。
算出手段としての平均品質レベル算出部182は、回線状態メモリ部181に保持されたサブキャリア毎のSNR値を用いて、全サブキャリアに渡る平均SNR値を算出する。なお、本実施の形態では、算出された平均SNR値を全サブキャリアの基準品質レベルとして用いているが、平均SNR値の変わりに、中央値などを用いても良い。
減算部183は、サブキャリア毎のSNR値から平均SNR値を減算して、各サブキャリアのSNR値について、平均SNR値に対する相対的な大きさを示す差分SNR値(以下「ΔSNR値」とも言う)を算出する。
差分品質レベルメモリ部184は、減算部183で算出されたサブキャリア毎のΔSNR値を保持する。
設定手段としてのサブキャリアブロック構成部185は、1つ以上のサブキャリアをサブキャリアブロックにまとめ、サブキャリアブロック毎のΔSNR値(以下「ΔSNRBLK」と言う)を設定する。また、各サブキャリアブロックのブロックサイズを、ルックアップテーブル部186に保持されたルックアップテーブルに設定されている値に従って設定する。ブロックサイズとブロック毎のΔSNRBLKがルックアップテーブルと矛盾がないようにサブキャリアブロックのΔSNRBLKを設定する。
保持手段としてのルックアップテーブル部186は、例えば図6に示すようなルックアップテーブルを予め保持している。サブキャリアブロック構成部185よりサブキャリア毎のΔSNR値が入力されると、入力されたΔSNR値に対応するブロックサイズを出力する。送信装置100および受信装置150は、同じ設定内容を有するルックアップテーブルを共有する。
なお、ルックアップテーブル部186は、図6のようなテーブルを保持する代わりに、次式
ブロックサイズ=f(ΔSNR)
で示すような、ブロックサイズを出力するΔSNRを引数とする関数f(ΔSNR)を演算してもよい。
ここで、ルックアップテーブルは次の特徴を持つ。すなわち、ΔSNR値が小さい場合はブロックサイズが小さく設定され、ΔSNR値が大きい場合はブロックサイズが大きく設定される。このような設定は、サブキャリアのΔSNR値と隣接サブキャリア間相関との統計的な関係に基づいている。この関係は図7に示される。すなわち、あるサブキャリアのΔSNR値が小さいほど隣接サブキャリア間相関は小さく、あるサブキャリアのΔSNR値が大きいほど隣接サブキャリア間相関は大きい。
よって、各サブキャリアのΔSNR値と隣接サブキャリア間相関との関係を考慮して適切にブロックサイズの設定とブロック毎のΔSNR値の設定とを行うことができ、サブキャリアのグループ化により生じる各サブキャリアのCSIの誤差(ここではSNRの誤差)を低減することができる。
さらに、各サブキャリアのΔSNR値と隣接サブキャリア間相関との関係を反映した設定を有するルックアップテーブルに従ってブロックサイズ設定と各サブキャリアブロックのΔSNR値設定とを行うことにより、グループ化により生じる誤差を常に一定レベルに抑えることができる。また、ルックアップテーブルを送受信間で共有することができ、送
受信間で矛盾のない処理を実現することができる。
生成手段としてのフィードバックフレーム生成部187は、平均SNR値とサブキャリアブロック構成部185で設定されたブロック毎のΔSNR値とを用いてCSIフレームを生成する。より具体的には、平均SNR値は、基準回線状態レベルを表す値として用いられ、ブロック毎のΔSNR値は、ブロック毎の回線状態レベルを表す値として用いられる。
続いて、CSIフレーム生成部166における動作の一例について説明する。
図8Aおよび図8Bには、送受信局間でやりとりするOFDMフレームの構成、伝送路応答推定タイミングおよび周波数応答推定値の一例が示されている。送信装置100と受信装置150との間で利用されるOFDMフレームにおいては、例えば図8Aのように、伝送路の周波数応答を推定するための伝送路応答推定用キャリア(例えば、既知のパイロット信号)が、データなど他の目的に利用されるデータキャリアの間に所定間隔で挿入される。伝送路応答推定部165では、伝送路応答推定用キャリアを用いて、サブキャリア毎の伝送路で受けた振幅変動および位相変動を、時刻t(kは整数)のタイミングで推定し、これらの推定結果を品質レベル算出部180に出力する。なお、ブラインド推定をするようなシステムでは、伝送路推定用キャリアとしてデータ用キャリアが使用されることがある。
CSIフレーム生成部166において、品質レベル算出部180では、受け取った周波数応答推定値から図8Bのようにサブキャリア毎にSNR値γm,kを算出する。ここで、SNR値γm,kはm番目のサブキャリア(m=0,1,2,3,…,M−1)の時間tでのSNR値を対数変換した値を表す。また、Mは全サブキャリア数を表す。
回線状態メモリ部181では、品質レベル算出部180から入力されたSNR値γm,kを記憶する。SNR値γm,kは、品質レベル算出部180で新たに算出されるたびに更新される。
伝送路応答推定値の更新およびSNR値γm,kの算出の頻度は、CSIフレームのフィードバック周期と同じかそれよりも小さく設定される。また、更新周期は、フィードバック周期と独立に設定されても良い。ただし、CSIフレーム生成途中での回線状態メモリ部181への更新処理は発生しないように制御される。
サブキャリア毎に算出されたSNR値γm,kは、平均品質レベル算出部182にて、全サブキャリアに渡る平均SNR値を算出するために利用される。平均SNR値は、次の式(1)により求められる。また、時間tで推定したm番目のサブキャリアのSNR値の真値は、次の式(2)で表され、全サブキャリアについての真値のSNR値の平均値は、次の式(3)で表される。
Figure 0004647612
Figure 0004647612
Figure 0004647612
次に、減算部183では、次の式(4)を用いて、サブキャリア毎のSNR値γm,kから平均SNR値を減算し、サブキャリア毎の差分SNR値Δγm,kを算出する。
Figure 0004647612
差分品質レベルメモリ部184では、減算部183で算出される差分SNR値Δγm,kを記憶する。差分SNR値Δγm,kは、減算部183により新たに算出されるたびに更新される。
サブキャリアブロック構成部185では、差分SNR値Δγm,kおよびルックアップテーブルを参照することにより、サブキャリアブロック毎のブロックサイズの設定およびサブキャリアブロック毎のΔSNRBLKの設定を行う。
ここで、サブキャリアブロック構成部185の処理手順について、図9のフロー図を用いて説明する。
まず、ステップST1000で処理を開始した後、ステップST1001では、サブキャリア番号(ここでは、周波数の低い方から順にm=0,1,2,…,M−1と定義する)に対応するカウンタmを0に初期化する。
そして、ステップST1002では、m番目のサブキャリアの差分SNR値Δγm,kに対応するブロックサイズkをルックアップテーブルより取得する。
そして、ステップST1003では、カウンタ値mとブロックサイズkとの和が全サブキャリア数Mより小さいかどうかを判定する。判定の結果、カウンタ値mとブロックサイズkとの和が全サブキャリア数Mより小さい場合(ST1003:YES)は、ステップST1101に進み、カウンタ値mとブロックサイズkとの和が全サブキャリア数M以上の場合(ST1003:NO)は、ステップST1201に進む。
ステップST1101では、m番目のサブキャリアを含んで連続するkサブキャリアのΔSNR値の平均値として平均差分SNR値(ΔSNR(k))を算出して、ステップST1004に進む。一方、ステップST1201では、m番目のサブキャリアから最後(M−1番目)のサブキャリアまで連続するサブキャリアのΔSNR値の平均値として平均差分SNR値(ΔSNR(k))を算出して、ステップST1004に進む。
ステップST1004では、ステップST1101またはST1201で求めた平均差分SNR値(ΔSNR(k))に対応するブロックサイズjをルックアップテーブルより取得する。
ステップST1005では、ステップST1002で取得したブロックサイズkと平均差分SNR値(ΔSNR(k))に基づいてルックアップテーブルから取得したブロックサイズjとが一致しているかどうかを確認する。これは、ブロック毎の平均差分SNR値
とブロックサイズとの関係がルックアップテーブルの設定と矛盾しないかどうかを判定するために設けられる。
ブロックサイズkとブロックサイズjとが一致している場合(ST1005:YES)、ルックアップテーブルの設定に対して矛盾がないため、次のステップST1301では、平均差分SNR値(ΔSNR(k))を、サブキャリアブロックの最終的な平均差分SNR値(ΔSNRBLK)として決定して、ステップST1008に進む。
ブロックサイズkとブロックサイズjとが一致していない場合(ST1005:NO)、ルックアップテーブルの設定に対して矛盾が生じたことになる。したがって、矛盾を解消するために、以降のステップST1006、ST1007、ST1701、ST1401、ST1402、ST1403、ST1501、ST1601、ST1602が設けられる。
ステップST1006では、m+k<Mか否かの判定とm+j<Mか否かの判定とが行われる。この判定の結果、m+k<Mまたはm+j<Mの場合(ST1006:YES)は、ステップST1007に進み、m+k≧Mかつm+j≧Mの場合(ST1006:NO)は、ステップST1301に進む。
ステップST1007では、ステップST1003と同様の目的で、ブロックサイズjに対して、m+j<Mかどうかの判定を行う。判定の結果、m+j<Mの場合(ST1007:YES)は、ステップST1401に進み、m+j≧Mの場合(ST1007:NO)は、ステップST1701に進む。
ステップST1401では、m番目のサブキャリアを含んで連続するjサブキャリアのΔSNR値の平均値として平均差分SNR値(ΔSNR(j))を算出して、ステップST1402に進む。ステップST1701では、m番目のサブキャリアを含んで最後(M−1番目)のサブキャリアまで連続するサブキャリアのΔSNR値の平均値として平均差分SNR値(ΔSNR(j))を算出して、ステップST1402に進む。
ステップST1402では、ΔSNR(j)を用いて、ルックアップテーブルからブロックサイズpを取得する。そして、ステップST1403で、ブロックサイズjとブロックサイズpとが一致するかどうか確認する。
ブロックサイズjとブロックサイズpとが一致した場合(ST1403:YES)、ステップST1501において、kの値をj(=p)に書き換え、ΔSNR(j)を、そのサブキャリアブロックの最終的な平均差分SNR値(ΔSNRBLK)として決定して、ステップST1008に進む。一方、ブロックサイズjとブロックサイズpとが一致しなかった場合(ST1403:NO)、ステップST1601において、次の式(5)に示すように、ブロックサイズkとブロックサイズjとのうち小さい方の値を新たなブロックサイズkとして設定し、ステップST1602へ進む。
Figure 0004647612
ステップST1602では、ブロックサイズがkとなるΔSNR値の最大値をルックアップテーブルより取得する。そして、取得した最大値をそのサブキャリアブロックの平均差分SNR値(ΔSNRBLK)として設定する。
そして、ステップST1008では、全てのサブキャリアに対して、ブロック化処理を
終了したかどうかを判定するためにm+k≧Mか否かの判定を行い、m+k<Mと判定されれば(ST1008:NO)、ステップST1009へ進む。ステップST1009では、カウンタ値mにブロックサイズkを加えてカウンタ値mを更新し、次のサブキャリアブロックの処理を実行するためにステップST1002へ戻る。一方、m+k≧Mと判定されれば(ST1008:YES)、ステップST1010へ進み終了となる。
ここで、図10〜図12を用いて、前述の処理手順をさらに具体的に説明する。図10には、差分品質レベルメモリ部184に保持されている各サブキャリアの差分SNR値の一例が示されている。
0番目のサブキャリア(SC0)の差分SNR値に対応するブロックサイズkを図6のルックアップテーブルより取得する(ST1002)。0番目のサブキャリア(SC0)の差分SNR値は−2.5dBであるので、対応するブロックサイズは「4」(k=4)である。
0番目のサブキャリア(SC0)から連続する4サブキャリアでの差分SNR値の平均値(ΔSNR(k))を算出する(ST1101)。平均値は、差分SNR値を対数領域での値のままで平均することにより算出する。これにより、真値で平均値を算出した場合に比べて、平均値を低くすることができ、ブロックサイズを小さく設定することができる。
0番目から3番目までのサブキャリア(SC0〜SC3)の差分SNR値の平均値は、次の式(6)によって算出される。
ΔSNR(k)=((−2.5)+(−1.5)+(−0.5)+0.5)/4
=−1 [dB] …(6)
なお、ここでは対数のまま差分SNR値の平均値を求めたが、真値に戻してから平均値を求めても良い。また、連続するkサブキャリアのうち最も小さい差分SNR値を出力しても良い。
算出したΔSNR(k)に対応するブロックサイズjは、図6のルックアップテーブルより「4」である(ST1004)。
次に、ブロックサイズkとブロックサイズjとが一致しているか確認する(ST1005)。この場合ではj=k=4であるため、最初のサブキャリアブロック(B1)のブロックサイズが確定するとともに、このサブキャリアブロックの差分SNR値も確定となる(ST1301)。
以上の処理により、最初のサブキャリアブロック(B1)は、図11に示すように、0番目のサブキャリア(SC0)から3番目のサブキャリア(SC3)までの4サブキャリアから構成されることとなる。また、最初のサブキャリアブロック(B1)の差分SNR値は、−1dBとなる。
次のサブキャリアブロックの処理は、4番目のサブキャリア(SC4)から開始される。図10のメモリ部状態では、最初のサブキャリアブロック(B1)と同様の処理により、2番目のサブキャリア(B2)および3番目のサブキャリアブロック(B3)が構成される。すなわち、2番目のサブキャリアブロック(B2)については、ブロックサイズは5サブキャリア(SC4〜SC8)となり、差分SNR値は2.8dBとなる。3番目のサブキャリアブロック(B3)については、ブロックサイズは5サブキャリア(SC9〜SC13)となり、差分SNR値は3.5dBとなる。
次に、4番目のサブキャリアブロック(B4)の処理に移る。このブロックについては、前述のブロックと異なる処理が途中に含まれる。
14番目のサブキャリア(SC14)の差分SNR値は−0.5dBであるため、図6のルックアップテーブルよりブロックサイズkとして「4」が取得される(ST1002)。
そして、14番目のサブキャリア(SC14)から連続する4サブキャリアでのΔSNR(k)を算出する(ST1101)。14番目から17番目までのサブキャリア(SC14〜SC17)の差分SNR値の平均値は、次の式(7)によって算出される。
ΔSNR(k)=((−0.5)+(−3.0)
+(−7.5)+(−15.0))/4
=−6.5 [dB] …(7)
そして、算出したΔSNR(k)に対応するブロックサイズjを図6のルックアップテーブルより取得する(ST1004)。この場合ではΔSNR(k)=−6.5であるため、取得されるブロックサイズjは「3」となる。
したがって、ΔSNR(k)の算出に用いたブロックサイズkつまり「4」とΔSNR(k)に基づいて得られたブロックサイズjつまり「3」とが一致しない(ST1005:NO)。ルックアップテーブルの設定内容との矛盾が解消されないままCSIがフィードバックされると、送信装置100においてサブキャリア毎のSNR値を正しく再生できなくなるため、以降の処理を行う。
具体的には、14番目のサブキャリア(SC14)から連続する3サブキャリアでのΔSNR(j)を算出する(ST1401)。14番目から16番目までのサブキャリア(SC14〜SC16)の差分SNR値の平均値は、次の式(8)によって算出される。
ΔSNR(j)=((−0.5)+(−3.0)+(−7.5))/3
=−3.7 [dB] …(8)
そして、算出したΔSNR(j)に対応するブロックサイズpを図6のルックアップテーブルより取得する(ST1402)。この場合ではΔSNR(j)=−3.7であるため、ブロックサイズpは「4」となる。
ここで、ΔSNR(j)の算出に用いたブロックサイズjつまり「3」とΔSNR(j)に基づいて得られたブロックサイズpつまり「4」とが一致していない(ST1403:NO)。このため、ブロックサイズとΔSNRBLKとの関係をルックアップテーブルに合わせるために、次の処理を行う。
まず、kとjとのうち小さい方の値をkの値として選択する(ST1601)。k=4、j=3であるため、ここでは「3」が選択される。ブロックサイズが「3」となる差分SNR値の範囲は、図6のルックアップテーブルより−10dB<ΔSNR≦−5dBであるため、−3.7dBに最も近い−5dBがこのブロックの差分SNR値(ΔSNRBLK)として設定される(ST1602)。
以上の処理により、図11に示すとおり、4番目のサブキャリアブロック(B4)は、14番目のサブキャリア(SC14)から16番目のサブキャリア(SC16)までの3サブキャリアから構成され、このブロックのΔSNRBLKは−5dBとなる。このように、ΔSNRBLKの算出過程で用いたブロックサイズとルックアップテーブル中でΔS
NRBLKに対応するブロックサイズとが異なる場合でも、最も近いΔSNRでΔSNRBLKを設定し直すことにより、ルックアップテーブルの設定内容に矛盾のないブロック化を実現する。
同様の処理を繰り返すことにより、図12に示すように、全てのサブキャリアをブロック化し、ブロック毎の差分SNR値(ΔSNRBLK)を、ルックアップテーブルの設定と矛盾することなく算出することができる。
前述の処理により設定されたΔSNRBLKは、フィードバックフレーム生成部187に出力される。
フィードバックフレーム生成部187では、サブキャリアブロック構成部185から出力されるサブキャリアブロック毎の差分SNR値(ΔSNRBLK)と平均品質レベル算出部182の出力である平均SNR値とを用いて、CSIフレームを構成する。
具体的には、図13に示すようなフォーマットのCSIフレームを生成する。図13では、CSIフレームの先頭部側に平均SNR値が配置され、平均SNR値に続いて、ブロック番号の小さい順に各サブキャリアブロックの差分SNR値が配置される。このようなフレームフォーマットを採用することにより、送信装置100では、CSIフレームに示された差分SNR値をそのまま用いてブロックサイズ設定を行うことができ、送信装置100内での処理を簡略化することができる。
なお、図13に示すフレームフォーマットを使用する代わりに、図14に示すフレームフォーマットを使用しても良い。図14では、平均SNR値に続いて、ブロック番号の小さい順に各サブキャリアブロックのSNR値が配置される。各サブキャリアブロックのSNR値は、CSIフレーム生成部166において平均SNR値とサブキャリアブロック毎の差分SNR値との和を算出することにより取得される。すなわち、図14の例では、サブキャリアブロック毎のSNR値が、サブキャリアブロック毎の回線状態レベルを表す値として用いられる。
なお、フレームフォーマットは上記のものだけに限定されない。例えば、平均SNR値がCSIフレームの末尾に付加されるフレームフォーマットを採用しても良い。または、ブロック番号の大きい順に各サブキャリアブロックの差分SNR値あるいはSNR値が配置されるフレームフォーマットを採用しても良い。送受信間で共通に規定された配置順序を有するものであれば、任意のフレームフォーマットを採用することができる。
次いで、CSIフレーム処理部110の内部構成およびその動作について説明する。CSIフレーム処理部110は、図15に示すように、フィードバックフレーム処理部130、サブキャリアブロック分解部131、ルックアップテーブル部132、加算部133および回線状態メモリ部134を有する。
抽出手段としてのフィードバックフレーム処理部130は、受信装置150から送られるCSIフレームから平均SNR値およびサブキャリアブロック毎の差分SNR値を抽出し、平均SNR値は加算部133へ、サブキャリアブロック毎の差分SNR値はサブキャリアブロック分解部131へと出力する。
生成手段としてのサブキャリアブロック分解部131は、フィードバックフレーム処理部130より入力されたサブキャリアブロック毎の差分SNR値に対応するブロックサイズをルックアップテーブル部132より取得することにより、サブキャリアブロック毎のブロックサイズを設定する。そして、入力された差分SNR値をブロックサイズ分だけ複
製することにより、各サブキャリアブロックに含まれるサブキャリアの差分SNR値を生成する。生成されたサブキャリア毎の差分SNR値は、加算部133へ出力される。
よって、各サブキャリアの差分SNR値と隣接サブキャリア間相関との関係を考慮して適切にブロックサイズ設定を行うことができ、各サブキャリアのCSI(ここでは、SNR値)の再生精度を向上させることができる。
さらに、各サブキャリアの差分SNR値と隣接サブキャリア間相関との関係を反映した設定を有するルックアップテーブルに従ってブロックサイズ設定を行うことにより、差分SNR値に対応するブロックサイズを送受信間で共有することができる。
なお、本実施の形態では、サブキャリア毎の差分SNR値は、差分SNR値の複製により生成されるため、同一のサブキャリアブロックに含まれていた複数のサブキャリアについての差分SNR値は互いに同一になる。ただし、サブキャリア毎の差分SNR値の生成方法は、差分SNR値の複製だけに限定されない。また、同一サブキャリアブロックに属する複数のサブキャリアについての差分SNR値が互いに異なるように、サブキャリア毎の差分SNR値を生成しても良い。
保持手段としてのルックアップテーブル部132は、受信装置150内に設けられたルックアップテーブル部186と全く同じ構成を有する。図6に示すような送受信間共通のルックアップテーブルを保持している。そして、サブキャリアブロック分解部131から差分SNR値が入力されると、入力された差分SNR値に対応するブロックサイズを、ルックアップテーブルの設定に従ってサブキャリアブロック分解部131へ出力する。
加算部133では、平均SNR値とサブキャリア毎の差分SNR値との加算を行うことにより、サブキャリア毎のSNR値を算出する。回線状態メモリ部134は、算出されたサブキャリア毎のSNR値を保持する。保持されたSNR値は、サブキャリア毎のCSIとして変調パラメータ決定部111に出力される。
なお、ここでは、サブキャリアブロック毎の差分SNR値を示すCSIフレーム(図13)が用いられた場合を例にとって説明したが、サブキャリアブロック毎のSNR値を示すCSIフレーム(図14)が用いられても良い。この場合、フィードバックフレーム処理部130は、CSIフレームから平均SNR値およびサブキャリアブロック毎のSNR値を抽出し、平均SNR値は加算部133およびサブキャリアブロック分解部131へ、サブキャリアブロック毎のSNR値はサブキャリアブロック分解部131へと出力する。
また、この場合、サブキャリアブロック分解部131は、フィードバックフレーム処理部130より入力されたサブキャリアブロック毎のSNR値から平均SNR値を減算することにより、サブキャリアブロック毎の差分SNR値を取得する。そして、取得した差分SNR値に対応するブロックサイズをルックアップテーブルより取得する。
続いて、サブキャリアブロック分解部131における動作の一例について説明する。図16は、サブキャリアブロック分解部131の動作を説明するためのフロー図である。
サブキャリアブロック分解部131では、図17に示すCSIフレームのうち平均SNR値を除く、サブキャリアブロック毎の差分SNR値(ΔSNRBLK)を受け取る。受け取ったサブキャリアブロックを構成するサブキャリア数を取得するために、そのサブキャリアブロックの差分SNR値に対応するブロックサイズを、図6のルックアップテーブルを参照することにより、最初のサブキャリアブロック(B1)から最後のサブキャリアブロック(B9)まで順に取得する。この結果、図18に示すように、各サブキャリアブ
ロックのブロックサイズが決定する。
より具体的には、まず、カウンタ値nを「1」に初期化する(ST1800)。そして、n番目のサブキャリアブロックの差分SNR値(ΔSNRBLK)に対応するブロックサイズkを、図6のルックアップテーブルより取得する(ST1801)。1番目のサブキャリアブロック(B1)の場合、差分SNR値は−1dBである。よって、−1dBに対応するブロックサイズとして「4」を取得することにより、1番目のサブキャリアブロック(B1)のブロックサイズが設定される。2番目のサブキャリアブロック(B2)の場合も同様に、ΔSNRBLK=2.8に対応するブロックサイズ「5」を取得する。また、最後のサブキャリアブロック(B9)では、ΔSNRBLK=−4であり、ルックアップテーブル内で対応するブロックサイズは「4」である。しかし、全サブキャリア数Mは「24」であるのに対して、9番目のサブキャリアブロックのサブキャリア番号は「22」から始まる。よって、9番目のサブキャリアブロック(B9)のサブキャリアサイズは「2」(つまり、SC22〜SC23)として処理される(ST1805)。
このように、受信装置150と同じルックアップテーブルを参照することにより、受信装置150で設定されたサブキャリアブロックのブロックサイズを特定することができる。
n番目のサブキャリアブロックのブロックサイズが設定された後、ブロック番号(n)をサブキャリアブロック数(つまり、最大のブロック番号)と比較する(ST1802)。nがサブキャリアブロック数に達していれば(ST1802:NO)、ステップST1805に進み、nがサブキャリアブロック数に達していなければ(ST1802:YES)、ステップST1803に進む。
ステップST1803では、n番目のサブキャリアブロックの差分SNR値をk回繰り返して加算部133へ出力することで、図19に示すように、このサブキャリアブロックに属する各サブキャリアの差分SNR値を再生する。ステップST1803の後、ステップST1804では、nに「1」を加算してnを更新する。そして、ステップST1801に戻る。
一方、ステップST1805では、n番目のサブキャリアブロックの差分SNR値を最後のサブキャリアまで繰り返して加算部133へ出力することで、図19に示すように、このサブキャリアブロックに属する各サブキャリアの差分SNR値を再生する。ステップST1805での処理が完了したとき、この処理フローは終了となる。
このように、本実施の形態によれば、受信装置150において、複数のサブキャリアにそれぞれ対応する複数のSNRと複数のサブキャリアの平均SNRとに基づいて、各サブキャリアブロックのSNR値を設定し、平均SNRを表す値と各サブキャリアブロックのSNRを表す値とを示すCSIフレームを生成する。一方、送信装置100において、CSIフレームから、平均SNRを表す値と各サブキャリアブロックのSNRを表す値とを抽出し、抽出された平均SNRを表す値と各サブキャリアブロックのSNRを表す値とに基づいて各サブキャリアのSNRを生成する。このため、平均SNRと各サブキャリアブロックのSNRとの組み合わせを、受信装置150から送信装置100にフィードバックすることができ、送信装置100にて各サブキャリアのSNRを各サブキャリアの識別情報なしで再生し適切な送信制御を実現することができるだけでなく、各サブキャリアの識別情報をフィードバックする必要性をなくすこともでき、よって、高スループットを維持しつつ、フィードバック情報のデータ量を削減することができる。
また、本実施の形態によれば、隣接サブキャリア間相関との間で高い相関を有するSN
Rを回線状態レベルとして使用するため、ブロックサイズ設定を最適に行うことができる。
(実施の形態2)
図20は、本発明の実施の形態2に係る受信装置に設けられたCSIフレーム生成部の構成を示すブロック図である。なお、本実施の形態の受信装置は、実施の形態1で説明した受信装置150と同様の基本的構成を有する。よって、実施の形態1で説明したものと同一のまたは同様の構成要素には同一の参照符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図20のCSIフレーム生成部166は、実施の形態1で説明したCSIフレーム生成部166のルックアップテーブル部186およびフィードバックフレーム生成部187の代わりに、ルックアップテーブル部201およびフィードバックフレーム生成部202を有する。また、遅延分散推定部203をさらに有する。
取得手段としての遅延分散推定部203は、伝送路応答推定部165で得られた伝送路応答推定値を用いて、伝送路の遅延分散を推定する。この推定の結果として、遅延分散推定値を得る。
保持手段としてのルックアップテーブル部201は、サブキャリアブロック構成部185のサブキャリアブロック構成に用いるルックアップテーブルの設定内容の切り替えを行うという点において、実施の形態1で説明したルックアップテーブル部186と異なる。すなわち、ルックアップテーブル部201は、遅延分散推定部203で得られた遅延分散推定値に基づいて、ルックアップテーブルの設定内容を切り替える。これ以外の点においては、ルックアップテーブル部201は、ルックアップテーブル部186と同様である。
生成手段としてのフィードバックフレーム生成部202は、CSIフレーム作成に際して、遅延分散推定部203で得られた遅延分散推定値をさらに用いるという点において、実施の形態1で説明したフィードバックフレーム生成部187と異なる。これ以外の点においては、フィードバックフレーム生成部202は、フィードバックフレーム生成部187と同様である。
次いで、上記構成を有するCSIフレーム生成部166における動作について説明する。
遅延分散推定部203では、伝送路応答推定部165で算出された伝送路の周波数応答値である伝送路応答推定値を用いて、伝送路の遅延分散推定値の算出を行う。
伝送路応答の遅延分散を推定する方法は特定のものに限定されないが、以下にその例を挙げる。
例えば、図21に示すように、伝送路の周波数応答のSNR特性(振幅特性でも良い)に対して、ある閾値を設定する。そして、その閾値を上から下に交差する回数(以下「レベル交差回数」と言う)から、単位周波数あたりの変動の激しさを検出する。レベル交差回数が多い場合、伝送路応答の周波数相関つまり隣接サブキャリア間相関が低い。逆にレベル交差回数が少ない場合は、隣接サブキャリア間相関が高い。したがって、図22に示すように、遅延分散が大きければ周波数相関が低く且つ遅延分散が小さければ周波数相関が大きい関係にあるため、レベル交差回数から遅延分散の大きさを推定することができる。
また、他の例では、図23A〜図23Cに示すように、伝送路の周波数応答(図23A
)をフーリエ変換によって時間領域(図23B)に変換することにより、伝送路のインパルス応答を得ることができる。得られたインパルス応答から遅延分散を算出しても良い。或いは、このインパルス応答を時間平均して得られる遅延プロファイルから遅延分散を算出しても良い。伝搬環境が著しく変化しない範囲であれば時間平均した遅延プロファイルを用いた方が、より精度良く遅延分散を推定することができる。
図23A〜図23Cに示した例では、周波数応答を推定する方法を用いて遅延プロファイルを求めたが、遅延プロファイルの生成方法はこれに限定されない。例えば、パイロット信号などの受信結果を利用し時間領域で直接的にインパルス応答を求めても良い。
遅延分散推定部203では、例えば図24に示すようなテーブルを参照し、検出されたレベル交差回数Nに対応する遅延分散推定値を取得する。そして、取得した遅延分散推定値をルックアップテーブル部201およびフィードバックフレーム生成部202に出力する。
ルックアップテーブル部201では、遅延分散推定部203より入力される遅延分散推定値の大きさに応じて、ルックアップテーブルの設定値を切り替える。
より具体的には、図25に示すように、入力された遅延分散推定値に対して、いずれかのルックアップテーブルの設定を選択する。ここで、それぞれの遅延分散推定値に対応するルックアップテーブルの設定値は、図26〜図28に示されている。図26は、図25において設定Aが選択されたときに用いられる第1のルックアップテーブルを示し、図27は、図25において設定Bが選択されたときに用いられる第2のルックアップテーブルを示し、図28は、図25において設定Cが選択されたときに用いられる第3のルックアップテーブルを示す。なお、遅延分散の推定を行ってからルックアップテーブル設定値の選択までの制御方法は、上記のものだけに限定されない。例えば、遅延分散推定部203からレベル交差回数Nを出力し、ルックアップテーブル部201ではレベル交差回数Nからルックアップテーブルの設定値を選択する構成をとることも可能である。
ルックアップテーブル部201に保持されるルックアップテーブルは、特徴として主に次の2つの設定を有する。
第1の設定としては、ΔSNR値が小さい場合はブロックサイズが小さく設定され、ΔSNR値が大きい場合はブロックサイズが大きく設定されている。このような設定は、実施の形態1で説明した図6のルックアップテーブルと同様に、サブキャリアのΔSNR値と隣接サブキャリア間相関との統計的な関係(図7)に基づいている。すなわち、あるサブキャリアのΔSNR値が小さいほど隣接サブキャリア間相関は小さく、あるサブキャリアのΔSNR値が大きいほど隣接サブキャリア間相関は大きい。
第2の設定としては、遅延分散が大きい場合はブロックサイズが小さく設定され、遅延分散が小さい場合はブロックサイズが大きく設定されている。このような設定は、図22を用いて説明した、遅延分散と隣接サブキャリア間相関との統計的な関係に基づいている。
なお、本実施の形態では、遅延分散推定値の大きさに応じて、複数のルックアップテーブルのいずれかを選択する場合を例にとって説明したが、ルックアップテーブルの設定切り替え方法はこれだけに限定されない。例えば、図29に示すように、1つのルックアップテーブルにおいて、遅延分散推定値の関数をΔSNR値に対応付けて予め設定しておき、その関数からブロックサイズを求めるようにしても良い。
フィードバックフレーム生成部202では、図30に示すようなフレームフォーマットを有するCSIフレームを生成する。図30では、CSIフレームの先頭部側に遅延分散推定値が配置され、遅延分散推定値に続いて平均SNR値が配置され、平均SNR値に続いてブロック番号の小さい順に各サブキャリアブロックの差分SNR値が配置される。なお、図30に示すフレームフォーマットを使用する代わりに、図31に示すフレームフォーマットを使用しても良い。図31では、平均SNR値に続いて、ブロック番号の小さい順に各サブキャリアブロックのSNR値が配置される。各サブキャリアブロックのSNR値は、CSIフレーム生成部166において平均SNR値とサブキャリアブロック毎の差分SNR値との和を算出することにより取得される。
なお、フレームフォーマットは上記のものだけに限定されない。例えば、平均SNR値がCSIフレームの末尾に付加されるフレームフォーマットを採用しても良い。または、ブロック番号の大きい順に各サブキャリアブロックの差分SNR値あるいはSNR値が配置されるフレームフォーマットを採用しても良い。送受信間で共通に規定された配置順序を有するものであれば、任意のフレームフォーマットを採用することができる。
なお、本実施の形態では、遅延分散推定値を各種のSNR値と同じCSIフレームに配置する場合を例にとって説明したが、CSIフレームのフレームフォーマットはこれだけに限定されない。例えば、本実施の形態においても実施の形態1で説明したものと同一のフレームフォーマットを採用し、遅延分散推定値については別のフレームで送信するようにしても良い。この場合は、遅延分散推定値を送信装置100に送るタイミングに同期してルックアップテーブルの設定が切り替えられるような制御が行われる。
次いで、本実施の形態に係る送信装置に設けられたCSIフレーム処理部について、図32を用いて説明する。なお、本実施の形態の送信装置は、実施の形態1で説明した送信装置100と同様の基本的構成を有し、本実施の形態のCSIフレーム処理部は、実施の形態1で説明したCSIフレーム生成部110と同様の基本的構成を有する。よって、実施の形態1で説明したものと同一のまたは同様の構成要素には同一の参照符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図32に示すCSIフレーム処理部110は、実施の形態1で説明したフィードバックフレーム処理部130およびルックアップテーブル部132に代わりに、フィードバックフレーム処理部210およびルックアップテーブル部212を有する。
抽出手段としてのフィードバックフレーム処理部210は、受信装置150から送られるCSIフレームから、遅延分散推定値、平均SNR値およびサブキャリアブロック毎の差分SNR値を抽出し、平均SNR値は加算部133へ、サブキャリアブロック毎の差分SNR値はサブキャリアブロック分解部131へ、遅延分散推定値はルックアップテーブル部212へとそれぞれ出力する。
保持手段としてのルックアップテーブル部212は、受信装置150内に設けられたルックアップテーブル部201と全く同じ構成を有する。図26〜図28(または図29)に示すような送受信間共通のルックアップテーブルを保持している。そして、サブキャリアブロック分解部131から差分SNR値が入力されると、入力された差分SNR値に対応するブロックサイズを、設定に従ってサブキャリアブロック分解部131へ出力する。
また、ルックアップテーブル部212は、フィードバックフレーム処理部210から入力される遅延分散推定値を用いて、受信装置150のルックアップテーブル部201と全く同様の動作により、ルックアップテーブルの設定内容の切り替えを行う。
このように、本実施の形態によれば、受信装置150において、遅延分散が大きいほどブロックサイズを小さくする一方で遅延分散が小さいほどブロックサイズを大きくする設定を行い、遅延分散を表す値をさらに示すCSIフレームを生成する。また、送信装置100において、CSIフレームに示された遅延分散を表す値を抽出し、遅延分散が大きいほどブロックサイズを小さくする一方で遅延分散が小さいほどブロックサイズを大きくする設定を行う。このため、遅延分散と隣接サブキャリア間相関との関係を考慮して適切にブロックサイズ設定を行うことができ、サブキャリアのグループ化により生じる各サブキャリアのSNRの誤差を一段と低減することができる。
また、本実施の形態によれば、遅延分散と隣接サブキャリア間相関との関係および差分SNR値と隣接サブキャリア間相関との関係を反映した設定を有するルックアップテーブルに従ってブロックサイズ設定とサブキャリアブロック毎の差分SNR値またはSNR値の設定とを行うことにより、グループ化により生じる誤差を常に一定レベルに抑えることができる。また、遅延分散と差分SNR値との組み合わせに対応するグループサイズを送受信間で共有することができ、送受信間で矛盾のない処理を実現することができる。
(実施の形態3)
図33は、本発明の実施の形態3に係る受信装置に設けられたCSIフレーム生成部の構成を示すブロック図である。なお、本実施の形態の受信装置は、実施の形態1で説明した受信装置150と同様の基本的構成を有し、本実施の形態のCSIフレーム生成部は、実施の形態1で説明したCSIフレーム生成部166と同様の基本的構成を有する。よって、実施の形態1で説明したものと同一のまたは同様の構成要素には同一の参照符号を付し、その詳細な説明を省略する。
CSIフレーム生成部166は、実施の形態1で説明したフィードバックフレーム生成部187の代わりに、フィードバックフレーム生成部301を有する。また、MCS決定部302および加算部303をさらに有する。
加算部303は、サブキャリアブロック構成部185の出力であるサブキャリアブロック毎の差分SNR値と平均品質レベル算出部182の出力である平均SNR値との加算を行うことにより、サブキャリアブロック毎のSNR値を算出する。
MCS決定部302は、入力されたSNR値に対応する変調符号化方式(MCS)パラメータ(以下「MCS値」とも言う)を決定する。具体的には、平均SNR値に対応するMCS値と、各ブロックのSNR値に対応するMCS値と、を決定し出力する。入力されたSNR値が小さければ、雑音などの外乱に強いMCS値を選択する。また、入力されたSNR値が大きければ、変調多値数の大きい変調方式を含むMCS値や、大きい符号化率を含むMCS値を選択する。
ここで、MCSパラメータ(MCS値)は、変調方式ならびに誤り訂正符号化方式およびその符号化率の組み合わせを表す。
本実施の形態では、MCS値に対してブロックサイズの情報を与えるので、ルックアップテーブルとMCS値とは、図34に示すような相互関係を有する。
より具体的には、各MCS値が対応するSNR値の範囲とルックアップテーブルの各ブロックサイズが対応するΔSNR値の範囲とが互いに同じになるように、ルックアップテーブルの閾値aから閾値gが設定されている。
例えば、図35に示すように、各MCS値が対応するΔSNR値の範囲が3dB間隔で
切り替わるような設定を有するテーブルが、MCS決定部302で用いられる場合、図36に示すように、各ブロックサイズが対応するΔSNR値の範囲も3dB間隔で切り替わる設定を有するルックアップテーブルが、ルックアップテーブル部186に保持されている。なお、ルックアップテーブルでの切り替え間隔を、MCS値決定用テーブルでの切り替え間隔の整数倍に設定しても良い。
したがって、MCS値とブロックサイズとの対応関係は、平均SNR値の増減に連動してスライドする。例えば、平均SNR値が増大して、対応するMCS値が、図37に示す「変調方式=BPSK,符号化率R=3/4」の状態からが、図38に示す「変調方式=16QAM,符号化率R=3/4」の状態に変化すると、各MCSパラメータと各ブロックサイズとの対応関係もスライドして、図37に示すものから図38に示すものに変化する。
フィードバックフレーム生成部301は、MCS決定部302より出力される各MCS値、つまり、平均SNR値に対応するMCS値とサブキャリアブロック毎のMCS値とを用いて、図39に示すようなフレームフォーマットを有するCSIフレームを生成する。より具体的には、平均SNR値に対応するMCS値は、基準回線状態レベルを表す値として用いられ、サブキャリアブロック毎のMCS値は、サブキャリアブロック毎の回線状態レベルを表す値として用いられる。図39では、CSIフレームの先頭部側に平均SNR値に対応するMCS値が配置され、平均SNR値に対応するMCS値に続いてブロック番号の小さい順に各サブキャリアブロックのMCS値が配置される。
なお、フレームフォーマットは上記のものだけに限定されない。例えば、平均SNR値に対応するMCS値がCSIフレームの末尾に付加されるフレームフォーマットを採用しても良い。または、ブロック番号の大きい順に各サブキャリアブロックのMCS値が配置されるフレームフォーマットを採用しても良い。送受信間で共通に規定された配置順序を有するものであれば、任意のフレームフォーマットを採用することができる。
続いて、本実施の形態に係る送信装置に設けられたCSIフレーム処理部について図40を用いて説明する。なお、本実施の形態の送信装置は、実施の形態1で説明した送信装置100と同様の基本的構成を有し、本実施の形態のCSIフレーム処理部は、実施の形態1で説明したCSIフレーム処理部110と同様の基本的構成を有する。よって、実施の形態1で説明したものと同一のまたは同様の構成要素には同一の参照符号を付し、その詳細な説明を省略する。
CSIフレーム処理部110は、フィードバックフレーム処理部310、サブキャリアブロック分解部311、ルックアップテーブル部312および回線状態メモリ部313を有する。
抽出手段としてのフィードバックフレーム処理部310は、受信装置150から送られるCSIフレームから平均SNR値に対応するMCS値とサブキャリアブロック毎のMCS値とを抽出し、平均SNR値のMCS値はルックアップテーブル部312へ、サブキャリアブロック毎のMCS値はサブキャリアブロック分解部311へそれぞれ出力する。
保持手段としてのルックアップテーブル部312は、図37や図38に示すようなルックアップテーブルを保持している。そして、フィードバックフレーム処理部310から入力された、平均SNR値に対応するMCS値に基づいて、MCS値とブロックサイズとの対応関係をスライドさせる。例えば、フィードバックフレーム処理部310から入力されたMCS値が「変調方式=BPSK,符号化率R=3/4」であった場合、ルックアップテーブルの設定内容は、図37に示すとおりとなる。また、例えば、フィードバックフレ
ーム処理部310から入力されたMCS値が「変調方式=16QAM,符号化率R=3/4」であった場合、ルックアップテーブルの設定内容は、図38に示すとおりとなる。そして、サブキャリアブロック分解部311からサブキャリアブロックのMCS値が入力されると、そのMCS値に対応するブロックサイズを、ルックアップテーブルの設定に従ってサブキャリアブロック分解部311へ出力する。
生成手段としてのサブキャリアブロック分解部311は、フィードバックフレーム処理部310より入力されたサブキャリアブロック毎のMCS値に対応するブロックサイズをルックアップテーブルより取得する。そして、入力されたMCS値をブロックサイズ分だけ複製することにより、各サブキャリアブロックに含まれるサブキャリアのMCS値を生成する。生成されたサブキャリア毎のMCS値は、回線状態メモリ部313に出力される。
回線状態メモリ部313は、生成されたサブキャリア毎のMCS値を保持する。保持されたMCS値は、サブキャリア毎のCSIとして変調パラメータ決定部111に出力される。この場合、変調パラメータ決定部111は、回線状態メモリ部313から入力されるMCS値を送信制御に用いる。
このように、本実施の形態によれば、受信装置150においてMCSパラメータを決定し、そのMCSパラメータを送信装置100にフィードバックするようなクローズドループ型の適応送信制御システムにおいて、送信装置100では、フィードバックされたMCSパラメータを活用してブロックサイズ設定を行うことができる。
本実施の形態の変形例として、本実施の形態のCSIフレーム処理部110に、実施の形態2で説明したフィードバックフレーム処理部210およびルックアップテーブル部212の各特徴を組み込むとともに、本実施の形態のCSIフレーム生成部166に、実施の形態2で説明したルックアップテーブル部201、フィードバックフレーム生成部202および遅延分散推定部203の各特徴を組み込んでも良い。この場合、実施の形態2で説明した遅延分散に基づく適応送信制御を、本実施の形態の送信装置100および受信装置150において実現することができる。
なお、上記各実施の形態では、本発明をハードウェアで構成する場合を例にとって説明したが、本発明はソフトウェアで実現することも可能である。
また、上記各実施の形態における基地局装置はNode B、通信端末装置はUE、サブキャリアはトーン(Tone)と表されることがある。
また、上記各実施の形態の説明に用いた各機能ブロックは、典型的には集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されても良いし、一部又は全てを含むように1チップ化されても良い。
ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路又は汎用プロセッサで実現しても良い。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサーを利用しても良い。
さらには、半導体技術の進歩又は派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化
の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行っても良い。バイオ技術の適応等が可能性としてありえる。
本明細書は、2004年9月17日出願の特願2004−272386に基づく。この内容はすべてここに含めておく。
本発明の送信制御フレーム生成装置および送信制御装置は、マルチキャリア伝送方式の移動通信システムにおける基地局装置および通信端末装置などに適用することができる。
従来の適応送信制御の一例を示す図 従来の適応送信制御の他の例を示す図 本発明の実施の形態1に係る送信装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1に係る受信装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1に係るCSIフレーム生成部の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1に係るルックアップテーブルを示すブロック図 サブキャリアの差分SNR値と隣接サブキャリア間相関との統計的な関係を示す図 本発明の実施の形態1に係るOFDMフレームの構成、伝送路応答推定タイミングおよび周波数応答推定値の一例を示す図 本発明の実施の形態1に係るサブキャリアブロック構成部の動作を説明するためのフロー図 本発明の実施の形態1に係る各サブキャリアの差分SNR値の一例を示す図 本発明の実施の形態1に係る各サブキャリアブロックの設定結果の一例を示す図 本発明の実施の形態1に係る全サブキャリアのブロック化を模式的に示す図 本発明の実施の形態1に係るCSIフレームのフレームフォーマットを示す図 本発明の実施の形態1に係るCSIフレームのフレームフォーマットの変形例を示す図 本発明の実施の形態1に係るCSIフレーム処理部の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1に係るサブキャリアブロック分解部の動作を説明するためのフロー図 本発明の実施の形態1に係るCSIフレームの一例を示す図 本発明の実施の形態1に係る各サブキャリアブロックのブロックサイズ決定結果を示す図 本発明の実施の形態1に係る各サブキャリアのSNR値の再生結果を示す図 本発明の実施の形態2に係るCSIフレーム生成部の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態2に係る遅延分散推定方法の一例を説明するための図 遅延分散と隣接サブキャリア間相関との統計的な関係を示す図 本発明の実施の形態2に係る遅延分散推定方法の他の例を説明するための図 本発明の実施の形態2に係る遅延分散推定値を取得するためのテーブルを示す図 本発明の実施の形態2に係るルックアップテーブルの設定内容の切り替えを説明するための図 本発明の実施の形態2に係る第1のルックアップテーブルを示す図 本発明の実施の形態2に係る第2のルックアップテーブルを示す図 本発明の実施の形態2に係る第3のルックアップテーブルを示す図 本発明の実施の形態2に係るルックアップテーブルの変形例を示す図 本発明の実施の形態2に係るCSIフレームのフレームフォーマットを示す図 本発明の実施の形態2に係るCSIフレームのフレームフォーマットの変形例を示す図 本発明の実施の形態2に係るCSIフレーム処理部の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態3に係るCSIフレーム生成部の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態3に係るルックアップテーブルとMCS値との相互関係を示す図 本発明の実施の形態3に係るMCS値決定用テーブルを示す図 本発明の実施の形態3に係る受信装置内のルックアップテーブルを示す図 本発明の実施の形態3に係るMCSパラメータとブロックサイズとの対応関係の一例を示す図 本発明の実施の形態3に係るMCSパラメータとブロックサイズとの対応関係の他の例を示す図 本発明の実施の形態3に係るCSIフレームのフレームフォーマットを示す図 本発明の実施の形態3に係るCSIフレーム処理部の構成を示すブロック図

Claims (23)

  1. 複数のサブキャリアにそれぞれ対応する複数のサブキャリア回線状態レベルから、前記複数のサブキャリア間の基準回線状態レベルを算出する算出手段と、
    前記複数のサブキャリアのいずれかのサブキャリアに対応するサブキャリア回線状態レベルと前記基準回線状態レベルとに基づいて、前記サブキャリアを含むグループのグループ回線状態レベルを設定する設定手段と、
    前記サブキャリアでの送信の制御に用いるフレームであって、算出された基準回線状態レベルを表す第一の値と設定されたグループ回線状態レベルを表す第二の値とを示すフレームを生成する生成手段と、を有し、
    前記設定手段は、
    前記グループのグループサイズと前記グループのグループ回線状態レベルとの設定を行い、前記グループのグループ回線状態レベルの前記基準回線状態レベルに対する相対的大きさが大きいほど前記グループのグループサイズを大きくする一方で前記グループの相対的大きさが小さいほど前記グループのグループサイズを小さくする、
    送信制御フレーム生成装置。
  2. 複数の相対的大きさにそれぞれ対応する複数のグループサイズを表すテーブルであって、相対的大きさが小さいほど対応するグループサイズが小さく且つ相対的大きさが大きいほど対応するグループサイズが大きい設定を有するテーブルを保持する保持手段をさらに有し、
    前記設定手段は、
    前記テーブルを参照して、前記グループのグループサイズと前記グループのグループ回線状態レベルとを設定する、
    請求項記載の送信制御フレーム生成装置。
  3. 前記設定手段は、
    前記テーブルに表された複数のグループサイズのうち前記サブキャリア回線状態レベルの相対的大きさに対応するものを用いて、前記グループのグループサイズを設定する、
    請求項記載の送信制御フレーム生成装置。
  4. 前記設定手段は、
    前記テーブルに表された複数の相対的大きさのうち設定されたグループサイズに対応するものを用いて、前記グループのグループ回線状態レベルを設定する、
    請求項記載の送信制御フレーム生成装置。
  5. 前記複数のサブキャリアの遅延分散を取得する取得手段をさらに有し、
    前記設定手段は、
    前記複数のサブキャリアの遅延分散が大きいほど前記グループのグループサイズを小さくする一方で前記複数のサブキャリアの遅延分散が小さいほど前記グループのグループサイズを大きくする設定を行い、
    前記生成手段は、
    前記複数のサブキャリアの遅延分散を表す第三の値をさらに示すフレームを生成する、 請求項記載の送信制御フレーム生成装置。
  6. 複数の遅延分散のいずれかと複数の相対的大きさのいずれかとの組み合わせに対応するグループサイズを複数表すテーブルであって、遅延分散が大きいほど対応するグループサイズが小さく且つ遅延分散が小さいほど対応するグループサイズが大きい第一の設定と、相対的大きさが小さいほど対応するグループサイズが小さく且つ相対的大きさが大きいほど対応するグループサイズが大きい第二の設定と、を有するテーブルを保持する保持手段をさらに有し、
    前記設定手段は、
    前記テーブルを参照して、前記グループのグループサイズと前記グループのグループ回線状態レベルとを設定する、
    請求項記載の送信制御フレーム生成装置。
  7. 前記設定手段は、
    前記テーブルに表された複数のグループサイズのうち取得された遅延分散に対応するものを選択し、選択されたグループサイズのうち前記サブキャリア回線状態レベルの相対的大きさに対応するものを用いて、前記グループのグループサイズを設定する、
    請求項記載の送信制御フレーム生成装置。
  8. 前記設定手段は、
    前記テーブルに表された複数の相対的大きさのうち設定されたグループサイズに対応するものを用いて、前記グループのグループ回線状態レベルを設定する、
    請求項記載の送信制御フレーム生成装置。
  9. 回線状態レベルは、信号対雑音電力比であり、
    前記算出手段は、
    前記複数のサブキャリア間の平均の信号対雑音電力比を算出し、
    前記設定手段は、
    前記グループの信号対雑音電力比の前記平均の信号対雑音電力比に対する相対的大きさを設定し、
    前記生成手段は、
    前記平均の信号対雑音電力比を前記第一の値として示し且つ前記グループの信号対雑音電力比の相対的大きさを前記第二の値として示すフレームを生成する、
    請求項記載の送信制御フレーム生成装置。
  10. 回線状態レベルは、信号対雑音電力比であり、
    前記算出手段は、
    前記複数のサブキャリア間の平均の信号対雑音電力比を算出し、
    前記設定手段は、
    前記グループの信号対雑音電力比を設定し、
    前記生成手段は、
    前記平均の信号対雑音電力比を前記第一の値として示し且つ前記グループの信号対雑音電力比を前記第二の値として示すフレームを生成する、
    請求項記載の送信制御フレーム生成装置。
  11. 前記基準回線状態レベルに応じて基準の変調符号化方式パラメータを決定するとともに、前記グループのグループ回線状態レベルに応じて前記グループの変調符号化方式パラメータを決定する決定手段をさらに有し、
    前記生成手段は、
    前記基準の変調符号化方式パラメータを前記第一の値として示し且つ前記グループの変調符号化方式パラメータを前記第二の値として示すフレームを生成する、
    請求項記載の送信制御フレーム生成装置。
  12. 前記グループは複数のサブキャリアを含み、
    前記設定手段は、
    前記グループに含まれる複数のサブキャリアにそれぞれ対応する複数のサブキャリア回線状態レベルの平均を対数値で算出し、算出された平均値を用いて前記グループのグループサイズを設定する、
    請求項記載の送信制御フレーム生成装置。
  13. フレームにそれぞれ示された第一の値および第二の値であって、複数のサブキャリア間の基準回線状態レベルを表す第一の値と、前記複数のサブキャリアのいずれかを含むグループのグループ回線状態レベルを表す第二の値と、を抽出する抽出手段と、
    前記基準回線状態レベルと前記グループのグループ回線状態レベルとに基づいて、前記グループに含まれるサブキャリアのサブキャリア回線状態レベルを生成する生成手段と、 生成されたサブキャリア回線状態レベルに基づいて、前記サブキャリアでの送信を制御する制御手段と、を有し、
    前記生成手段は、
    前記グループの前記基準回線状態レベルに対する相対的大きさが小さいほど前記グループのグループサイズを小さくする一方で前記グループの相対的大きさが大きいほど前記グループのグループサイズを大きくする設定を行う、
    送信制御装置。
  14. 複数の相対的大きさにそれぞれ対応する複数のグループサイズを表すテーブルであって、相対的大きさが小さいほど対応するグループサイズが小さく且つ相対的大きさが大きいほど対応するグループサイズが大きい設定を有するテーブルを保持する保持手段をさらに有し、
    前記生成手段は、
    前記テーブルを参照して、前記グループのグループサイズを設定する、
    請求項13記載の送信制御装置。
  15. 前記生成手段は、
    前記テーブルに表された複数のグループサイズのうち前記グループ回線状態レベルの相対的大きさに対応するものを前記グループのグループサイズとして設定する、
    請求項14記載の送信制御装置。
  16. 前記抽出手段は、
    前記フレームに示された第三の値であって、前記複数のサブキャリアの遅延分散を表す第三の値を抽出し、
    前記生成手段は、
    前記複数のサブキャリアの遅延分散が大きいほど前記グループのグループサイズを小さくする一方で前記複数のサブキャリアの遅延分散が小さいほど前記グループのグループサイズを大きくする設定を行う、
    請求項13記載の送信制御装置。
  17. 複数の遅延分散のいずれかと複数の相対的大きさのいずれかとの組み合わせに対応するグループサイズを複数表すテーブルであって、遅延分散が大きいほど対応するグループサイズが小さく且つ遅延分散が小さいほど対応するグループサイズが大きい第一の設定と、相対的大きさが小さいほど対応するグループサイズが小さく且つ相対的大きさが大きいほど対応するグループサイズが大きい第二の設定と、を有するテーブルを保持する保持手段をさらに有し、
    前記設定手段は、
    前記テーブルを参照して、前記グループのグループサイズを設定する、
    請求項16記載の送信制御装置。
  18. 前記設定手段は、
    前記テーブルに表された複数のグループサイズのうち前記複数のサブキャリアの遅延分散に対応するものを選択し、選択されたグループサイズのうち前記グループ回線状態レベルの相対的大きさに対応するものを前記グループのグループサイズとして設定する、
    請求項17記載の送信制御装置。
  19. 前記抽出手段は、
    前記第一の値として示された、前記複数のサブキャリア間の平均の信号対雑音電力比を抽出するとともに、前記第二の値として示された、前記グループの信号対雑音電力比の前記平均の信号対雑音電力比に対する相対的大きさを抽出し、
    前記生成手段は、
    前記グループの信号対雑音電力比の相対的大きさを用いて、前記グループのグループサイズを設定する、
    請求項13記載の送信制御装置。
  20. 前記抽出手段は、
    前記第一の値として示された、前記複数のサブキャリア間の平均の信号対雑音電力比を抽出するとともに、前記第二の値として示された、前記グループの信号対雑音電力比を抽出し、
    前記生成手段は、
    前記グループの信号対雑音電力比の前記平均の信号対雑音電力比に対する相対的大きさを用いて、前記グループのグループサイズを設定する、
    請求項13記載の送信制御装置。
  21. 前記抽出手段は、
    前記第一の値として示された、前記複数のサブキャリア間の基準の変調符号化方式パラメータを抽出するとともに、前記第二の値として示された、前記グループの変調符号化方式パラメータを抽出し、
    前記生成手段は、
    前記グループの変調符号化方式パラメータの前記基準の変調符号化方式パラメータに対する相対的大きさを用いて、前記グループのグループサイズを設定する、
    請求項13記載の送信制御装置。
  22. 複数のサブキャリアにそれぞれ対応する複数のサブキャリア回線状態レベルから、前記複数のサブキャリア間の基準回線状態レベルを算出する算出ステップと、
    前記複数のサブキャリアのいずれかのサブキャリアに対応するサブキャリア回線状態レベルと前記基準回線状態レベルとに基づいて、前記サブキャリアを含むグループのグループ回線状態レベルを設定する設定ステップと、
    前記サブキャリアでの送信の制御に用いるフレームであって、算出された基準回線状態レベルを表す第一の値と設定されたグループ回線状態レベルを表す第二の値とを示すフレームを生成する生成ステップと、を有し、
    前記設定ステップは、
    前記グループのグループサイズと前記グループのグループ回線状態レベルとの設定を行い、前記グループのグループ回線状態レベルの前記基準回線状態レベルに対する相対的大きさが大きいほど前記グループのグループサイズを大きくする一方で前記グループの相対的大きさが小さいほど前記グループのグループサイズを小さくする、
    送信制御フレーム生成方法。
  23. フレームにそれぞれ示された第一の値および第二の値であって、複数のサブキャリア間の基準回線状態レベルを表す第一の値と、前記複数のサブキャリアのいずれかを含むグループのグループ回線状態レベルを表す第二の値と、を抽出する抽出ステップと、
    前記基準回線状態レベルと前記グループのグループ回線状態レベルとに基づいて、前記グループに含まれるサブキャリアのサブキャリア回線状態レベルを生成する生成ステップと、
    生成されたサブキャリア回線状態レベルに基づいて、前記サブキャリアでの送信を制御する制御ステップと、を有し、
    前記生成ステップは、
    前記グループの前記基準回線状態レベルに対する相対的大きさが小さいほど前記グループのグループサイズを小さくする一方で前記グループの相対的大きさが大きいほど前記グループのグループサイズを大きくする設定を行う、
    送信制御方法。
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