JP2000049744A - 伝送帯域分割変復調装置及びその方法 - Google Patents

伝送帯域分割変復調装置及びその方法

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JP2000049744A
JP2000049744A JP10240197A JP24019798A JP2000049744A JP 2000049744 A JP2000049744 A JP 2000049744A JP 10240197 A JP10240197 A JP 10240197A JP 24019798 A JP24019798 A JP 24019798A JP 2000049744 A JP2000049744 A JP 2000049744A
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transmission band
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Katsumi Takaoka
勝美 高岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マルチキャリア伝送システムに関わり、伝送
帯域を分割して変調を行う広帯域伝送システムに関す
る。 【解決手段】 マルチキャリア無線伝送システムによる
伝送帯域分割変調装置において、伝送帯域を帯域分割
し、前記帯域分割数に対応して、情報を変調する変調手
段12,22,32と、前記変調手段により変調された
信号を、分割された帯域に応じて異なる周波数で周波数
変換を行う周波数変換手段14,24,34と、前記周
波数変換手段より出力される信号を合成する信号合成手
段17とを備えた伝送帯域分割変調装置とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチキャリア伝
送システムに関わり、伝送帯域を分割して変調を行う広
帯域伝送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】マルチキャリア伝送方式として、OFD
M信号方式が注目を集めている。OFDM信号方式は、
直交する複数のキャリアを用いてデジタル情報を伝送す
る、周波数分割多重のデジタル変調方式であり、マルチ
パスに強く、他の伝送系に妨害を与えにくく、妨害を受
けにくい、周波数利用効率が比較的高いなどの特徴を有
しており、近年、移動体デジタル音声放送やデジタルテ
レビジョン放送に適した変調方式として実用化が進めら
れている。複数のキャリアは送信側において逆フーリエ
変換を行うIFFT回路を用いて生成することが出来、
受信においてはフーリエ変換を行うFFT回路により搬
送波を分離することが出来る。このFFT回路の実装化
技術の進歩により、OFDM伝送方式が現実のものにな
りつつある。
【0003】図3に、従来のOFDM伝送における送信
装置の一例を示す。この送信装置は、符号化回路40、
IFFT回路41、直交変調回路42、D/A変換器4
3、周波数変換回路44、及びバンドパスフィルタ(B
PF)46より構成されている。 送信されるべき情報
データは符号化回路40によってPSK、QAMなどの
符号化を行い、符号化されたデジタルデータは、IFF
T演算部41のリアルパート、イマジナリパートへ周波
数割当を行った後、IFFT演算を行う。IFFT演算
結果であるI信号、Q信号を直交変調器42へと送り、
変調後、D/A変換器43によりアナログ信号に変換す
る。D/A変換器43の出力は周波数変換器44に供給
され周波数変換を行い、BPF46により帯域制限をし
て、OFDM波を出力する。
【0004】図6に、従来のOFDM伝送における受信
装置の一部を示す。この受信装置は、バンドパスフィル
タ(BPF)81、周波数変換器82、A/D変換器8
4、直交復調器85、FFT回路86、及び復号化回路
87より構成されている。受信されたOFDM波は、B
PF81により所望の信号帯域を取り出し、周波数変換
器82により周波数変換を行い、A/D変換器84によ
りデジタル信号に変換した後、直交復調器85へと送
り、復調後のI信号、Q信号をFFT演算部86へ時系
列割り当てを行った後、FFT演算を行い、演算結果で
あるリアルパート、イマジナリパートの信号を復号化回
路87によりPSK、QAM等の復号化を行い、情報デ
ータを出力する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】昨今、急激に発達する
デジタル情報化社会において情報量そのものが大変大き
くなってきている。そのような背景のもと通信・放送の
分野でOFDM伝送方式の検討及び実用化がなされよう
としている。OFDM伝送方式は周波数利用効率が高
く、高伝送レートに適した伝送方式ではあるが、より広
帯域における伝送、もしくはより高い伝送レートを考慮
した場合、直交するマルチキャリアを生成するためのI
FFT演算部は、ポイント数を増やすかシンボル時間を
短くすることになり、非常に高い演算能力を必要とし、
コスト的にも回路規模的にも大きくなる。また、広帯域
に伴いD/A変換に対する要求性能も非常に高くなるた
め、同様の問題が生じる。さらに、変調後の信号は広帯
域にわたり、処理する信号の速度は速く、システム中の
回路において、フラットな周波数特性を有するのは難し
く何らかの影響を受け、信号劣化につながることも考え
られる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記の課題
を解決するために、無線伝送システムの送信システムに
おいて、伝送帯域を帯域分割し、帯域分割数に対応し
て、情報を変調する変調手段を備え、変調手段により変
調された信号を、分割された帯域に応じて異なる周波数
で周波数変換を行う周波数変換手段を備え、周波数変換
手段より出力される信号を合成する信号合成手段により
構成されたことを特徴とする伝送帯域分割変調装置を提
供する。また、周波数変換手段において、変換に用いる
周波数は、分割された帯域に応じてマスタークロックよ
り分周により生成されることを特徴とする伝送帯域分割
変調装置を提供する。 また、マルチキャリア無線伝送
システムによる伝送帯域分割変調方法において、伝送帯
域を帯域分割し、前記帯域分割数に対応して、情報の変
調を行い、前記変調により変調された信号を、分割され
た帯域に応じて異なる周波数に周波数変換を行い、前記
周波数変換より出力される信号の合成を行うことを特徴
とする伝送帯域分割変調方法を提供する。
【0007】本発明では上記の課題を解決するために、
マルチキャリア無線伝送システムにおいて、受信された
信号の伝送帯域を帯域分割し、分割帯域に対応して、信
号を通過させる分割数相当のバンドパスフィルタ手段
と、バンドパスフィルタ手段により出力される信号を、
分割された帯域に応じて異なる周波数で周波数変換を行
う分割数相当の周波数変換手段と、周波数変換手段によ
り出力される信号を復調する分割数相当の復調手段と、
復調手段により出力される、分割数相当の信号をシリア
ル変換するパラレルシリアル変換手段を備えたことを特
徴とする伝送帯域分割復調装置を提供する。また、周波
数変換手段において、変換に用いる周波数は、分割され
た帯域に応じてマスタークロックより分周手段により生
成される周波数であることを特徴とする伝送帯域分割復
調装置を提供する。
【0008】( 作 用 )伝送帯域を分割して、その
帯域分の変調を行うため帯域分割数に比例して変調回路
は増加するが、各変調回路においてはOFDM伝送を行
う場合、単位時間当たりの演算量は低減され、D/A変
換の要求性能も低くなる。また、取り扱う信号自体の速
度が下がるため回路設計において、マージンが大きく取
れる。これらのことより、システムの構築が比較的容易
であり、コスト的にも緩和される。伝送帯域に持ち上げ
るための周波数変換において、変換に用いる各周波数を
マスタークロックからPLL回路によるm/n倍の分周
によって作るため、各分割帯域の信号はマスタークロッ
クに同期して合成され、分割帯域間の直交性は崩れな
い。さらに、周波数変換に用いる周波数の公倍数となる
ようにマスタークロックを設定すると、各周波数を、P
LL回路を用いずに単純な分周のみにより生成出来るた
め、回路規模を小さく出来る。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の伝送帯域分割変調装置の
一実施例について、図1を用いて以下に説明する。図1
に示されるように本実施例は、符号化回路10、IFF
T回路11,21,31、直交変調回路12,22,3
2、D/A変換器13,23,33、周波数変換回路1
4,24,34、PLL回路15,25,35、バンド
パスフィルタ(BPF)16,26,36、マスターク
ロック周波数発生器18及び信号合成回路17より構成
されている。図1の実施例では、図3の従来例に対し、
伝送する帯域を3つのグループに分割して取り扱い、分
割された各帯域に相当する周波数帯域分を3つの変調回
路を用いてそれぞれ変調を行う。入力された情報データ
は、符号化回路10において、PSKやQAMなどの符
号化を行う。
【0010】符号化回路10により符号化されたデータ
は、グループ1からグループ3のIFFT回路11、2
1,31のそれぞれのリアルパート、イマジナリパート
に割り当てられる。割り当てられたデータは、IFFT
回路11,21,31により逆フーリエ変換を行う。I
FFT回路11,21,31で逆フーリエ変換され出力
されるπ/2位相の異なるI信号、Q信号を直交変調回路
12,22,32にそれぞれ供給して、直交変調を行
う。
【0011】直交変調回路12,22,32によって出
力されるデジタル時系列データを、D/A変換器13,
23,33によってアナログ信号に変換する。D/A変
換器13,23,33より出力されるアナログ時系列デ
ータは、直交変調回路12,22,32により図2の
(a)に示すスペクトラムのようにベースバンドから中
間周波数f1に持ち上げられる。このとき、各グループ
1〜3の信号帯域は同一周波数帯域となる。D/A変換
器13,23,33からの出力信号は周波数変換回路1
4,24,34で無線帯域に持ち上げられる。
【0012】周波数変換回路14,24,34で、時系
列信号に乗算する周波数は、fa,fb,fcとし、図
2(a)に示すように各グループの占有帯域をhとする
と、fa,fb,fcは次式の関係を有する。 fb−fa=h fc−fb=h 周波数fa,fb,fcはPLL回路15,25,35
から周波数変換回路14,24,34にそれぞれ入力さ
れるものであり、各周波数はマスタークロック周波数発
生器18より与えられる周波数fclkを基に、PLL回路
15,25,35で生成される。
【0013】PLL回路15、25,35では、それぞ
れfa/fclk 倍、fb/fclk 倍、fc/fclk 倍となる分周を行
って、fa,fb,fcを生成する。これはマスターク
ロック周波数発生器よりの出力信号をm/n(m,nは
分周される帯域毎に異なる正の整数)倍の分周手段によ
り生成された周波数と言える。fa,fb,fcの周波
数を用いて周波数変換された信号は、バンドパスフィル
タ(BPF)16,26,36により各グループ毎に帯
域の制限を行う。バンドパスフィルタ(BPF)16,
26,36によって帯域制限を行った信号は、信号合成
回路17により、各グループの信号を合成する。
【0014】信号合成回路17により合成された信号
は、上記の式の関係を有するので、図2(b)に示した
ように各グループの信号が周波数上で横一列に配置され
たスペクトラムとなる。周波数変換において、乗算する
各周波数は、マスタークロック周波数発生器18のマス
タークロックから生成されるので、周波数変換後の各グ
ループの信号は、マスタークロックに同期(追従)して
作られるため、グループ間の直交性が崩れることがな
く、OFDM信号方式に適した、安定した信号を作るこ
とが可能である。
【0015】(請求項4に記載の発明)マスタークロッ
ク周波数発生器18の周波数fclkを、周波数変換手段1
4,24,34に用いる周波数fa,fb,fcに対し
て公倍数の関係にあるように設定する。このようにマス
タークロック周波数発生器18の周波数fclkを設定する
と、周波数変換手段14,24,34に用いる周波数f
a,fb,fcを1/n倍といった形の分周のみで生成
することが出来る。このことによりPLL回路を用いず
に、単純なデジタル分周回路のみでfa、fb、fcを
生成出来る。
【0016】つぎに、本発明の伝送帯域分割復調装置の
一実施例について、図4を用いて以下に説明する。図6
の従来例と同一構成要素には同一番号を付してある。図
6の従来例に対し、図4の実施例では、伝送する帯域を
3つのグループに分割して取り扱い、分割された各帯域
に相当する周波数帯域分を3つの復調回路を用いてそれ
ぞれ復調を行う。受信されたOFDM波はグループ1か
らグループ3のBPF51、61、71に入力され、所
望の信号帯域のみを通過させる。伝送帯域幅を図5
(a)のように3hとして、BPF51、61、71に
よって、3等分された幅hの帯域を取り出すものとす
る。この時、各帯域の中心周波数はfa、fb、fcとする。
この時、各グループの占有帯域h、中心周波数fa,f
b,fcは次式の関係を有する。 fb−fa=h fc−fb=h
【0017】BPF51、61、71により出力される
信号は、周波数変換回路52,62,72で無線帯域か
ら中間周波数帯に変換される。周波数変換回路52,6
2,72により、中間周波数f1にダウンコンバートを
行うものとすると、時系列信号に乗算する周波数は、そ
れぞれfa−f1,fb−f1,fc―f1となる。周
波数fa−f1,fb−f1,fc―f1はPLL回路
53,63,73から周波数変換回路52,62,72
にそれぞれ入力されるものであり、各周波数はマスター
クロック59より与えられる周波数fclkを基に、PLL
回路53,63,73で生成される。
【0018】PLL回路53、63,73では、周波数
fclkを、それぞれ(fa-f1)/fclk倍、(fb-f1)/fclk倍、(f
c-f1)/fclk倍となる分周を行ってfa―f1,fb―f
1,fc―f1を生成する。これはマスタークロック周
波数発生器よりの出力信号をm/n(m,nは分周され
る帯域毎に異なる正の整数)倍の分周手段により生成さ
れた周波数と言える。周波数変換回路52,62,72
により周波数変換された各グループの信号は、図5
(b)のように、帯域hを有して中心周波数f1の中間
周波数にダウンコンバートされる。周波数変換回路5
2,62,72により出力されるアナログ信号は、A/
D変換器54、64、74によりデジタル時系列データ
へと変換される。A/D変換器54、64、74により
出力されるデジタルデータは、直交復調回路55、6
5、75により直交復調される。
【0019】直交復調回路55、65、75により出力
されるπ/2位相の異なるI信号、Q信号をFFT回路5
6、66,76に時系列割当てを行いフーリエ変換を行
う。FFT回路56、66,76によりフーリエ変換さ
れ出力される、リアルパート、イマジナリパートの信号
を復号化回路57、67、77によりPSK、QAMな
どの復号化を行う。復号化回路57、67、77により
復号化され各信号は、パラレルシリアル変換回路58に
よりシリアルデータに変換され情報データとして出力さ
れる。周波数変換において、乗算する各周波数は、マス
タークロックから生成するので、周波数変換後の各グル
ープの信号は、マスタークロックに同期(追従)して作
られるため、グループ間の直交性が崩れることがなく、
OFDMに適した、安定した復調信号を得ることが可能
である。
【0020】(請求項9に記載の発明)マスタークロッ
ク59の周波数fclkを、周波数変換手段52,62,7
2に用いる周波数fa―f1,fb―f1,fc―f1
に対して公倍数の関係にあるように設定する。上述のよ
うに周波数fclkを設定すると、fa―f1,fb―f
1,fc―f1を1/n倍といった形の分周のみで生成
することが出来る。このことによりPLL回路を用いず
に単純なデジタル分周回路のみでfa―f1,fb―f
1,fc―f1を生成出来る。
【0021】
【発明の効果】本発明は、伝送帯域を分割して、その帯
域分の変復調を行う帯域分割変復調装置であり、分割数
に比例して変復調回路は増えるが、各変調回路において
はOFDM伝送を行う場合、IFFTのポイント数を減
らすか、もしくはシンボルレートを下げることが出来、
IFFT回路、FFT回路における単位時間当たりの演
算量を低減し、D/A変換、A/D変換の要求性能も低
くすることが可能となる。
【0022】また、取り扱う信号自体の速度が下がるた
め回路設計においてマージンが大きく取れる。これらの
ことより、システムの構築が比較的容易であり、コスト
的にも優れたものとなる。 特に、より広帯域の伝送シ
ステムになると、演算量の問題、D/A、A/D変換器
の性能、信号速度等の問題が顕著に現われるため、その
ようなシステムにおいては効果大である。
【0023】また、伝送帯域に持ち上げる各周波数をマ
スタークロックから作るため、各分割帯域の信号はマス
タークロックに同期して合成されるため、分割帯域間の
直交性は保持され、安定した伝送信号が生成される。さ
らに、周波数変換に用いる周波数の公倍数となるように
マスタークロックを設定すると、各周波数をPLL回路
を用いずに単純な分周のみにより生成出来るため、回路
規模を小さく出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のOFDM伝送帯域分割変調装置の一実
施例を示した図である。
【図2】本発明のOFDM伝送帯域分割変調により生成
されるスペクトラムの様子を示した図である。
【図3】従来のOFDM変調装置の一例を示した図であ
る。
【図4】本発明のOFDM伝送帯域分割復調装置の一実
施例を示した図である。
【図5】本発明のOFDM伝送帯域分割復調により生成
されるスペクトラムの様子を示した図である。
【図6】従来のOFDM復調装置の一例を示した図であ
る。
【符号の説明】
10,40 符号化回路 11,21,31,41 IFFT回路 12,22,32,42 直交変調回路 13,23,33,43 D/A変換器 14,24,34,44,52,62,72,82 周
波数変換回路 15,25,35,53,63,73 PLL回路 16,26,36,46,51,61,71,81 バ
ンドパスフィルタ(BPF) 17 信号合成回路 18,59 マスタークロック周波数発生器 54,64,74,84 A/D変換器 55,65,75,85 直交復調回路 56,66,76 FFT回路 57,67,77,87 復号化回路 58 パラレルシリアル(P/S)変換回路 fa,fb,fc 時系列信号に乗算する各周波数 f1 中間周波数 fclk マスタークロック周波数発生器の出力周波数 h 各グループの占有帯域

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マルチキャリア無線伝送システムによる伝
    送帯域分割変調装置において、 伝送帯域を帯域分割し、前記帯域分割数に対応して、情
    報を変調する変調手段と、 前記変調手段により変調された信号を、分割された帯域
    に応じて異なる周波数で周波数変換を行う周波数変換手
    段と、 前記周波数変換手段より出力される信号を合成する信号
    合成手段とを備えたことを特徴とする伝送帯域分割変調
    装置。
  2. 【請求項2】前記請求項1に記載の伝送帯域分割変調装
    置において、 前記変調手段は、直交する複数のキャリアを用いるOF
    DM伝送方式とし、情報信号を符号化する符号化手段
    と、 前記符号化手段により符号化された信号を割り当てられ
    て逆フーリエ変換するIFFT手段と、 前記IFFT手段よりの出力信号を直交変調する直交変
    調手段と、 前記直交変調手段よりの出力信号をアナログ変換するD
    /A変換手段とを備えたことを特徴とする伝送帯域分割
    変調装置。
  3. 【請求項3】前記請求項1に記載の伝送帯域分割変換装
    置において、 前記周波数変換手段の周波数変換に用いる各周波数は、
    分割された周波数帯域に応じて、マスタークロック周波
    数発生器よりの出力信号をm/n(m,nは分周される
    帯域毎に異なる正の整数)倍の分周手段により生成され
    る周波数であることを特徴とする伝送帯域分割変調装
    置。
  4. 【請求項4】前記請求項1に記載の伝送帯域分割変調装
    置において、 マスタークロック周波数発生器の周波数は、前記周波数
    変換手段に用いる周波数の公倍数になるように設定され
    たことを特徴とする伝送帯域分割変調装置。
  5. 【請求項5】マルチキャリア無線伝送システムによる伝
    送帯域分割変調方法において、 伝送帯域を帯域分割し、前記帯域分割数に対応して、情
    報の変調を行い、 前記変調により変調された信号を、分割された帯域に応
    じて異なる周波数に周波数変換を行い、 前記周波数変換より出力される信号の合成を行うことを
    特徴とする伝送帯域分割変調方法。
  6. 【請求項6】マルチキャリア無線伝送システムによる伝
    送帯域分割復調装置において、 受信された信号の伝送帯域を帯域分割し、前記分割帯域
    に対応して、信号を通過させる分割数相当のバンドパス
    フィルタ手段と、 前記バンドパスフィルタ手段により出力される信号を、
    分割された帯域に応じて異なる周波数で周波数変換を行
    う分割数相当の周波数変換手段と、 前記周波数変換手段により出力される信号を復調する分
    割数相当の復調手段と、 前記復調手段により出力される、分割数相当の信号をシ
    リアル変換するパラレルシリアル変換手段を備えたこと
    を特徴とする伝送帯域分割復調装置。
  7. 【請求項7】前記請求項6に記載の伝送帯域分割復調装
    置において、 前記復調手段は、受信信号をデジタル変換するA/D変
    換手段と、 前記A/D変換手段により出力される信号を直交復調す
    る直交復調手段と、 前記直交復調手段により出力される信号をフーリエ変換
    するFFT手段と、 前記FFT手段により出力される信号を復号化する復号
    化手段とを備えたことを特徴とする伝送帯域分割復調装
    置。
  8. 【請求項8】前記請求項6に記載の伝送帯域分割復調装
    置において、 前記周波数変換手段の周波数変換に用いる各周波数は、
    分割された周波数帯域に応じて、マスタークロック周波
    数発生器よりの出力信号をm/n(m,nは分周される
    帯域毎に異なる正の整数)倍の分周手段により生成され
    る周波数であることを特徴とする伝送帯域分割復調装
    置。
  9. 【請求項9】前記請求項6に記載の伝送帯域分割復調装
    置において、 マスタークロック周波数発生器の周波数は、前記周波数
    変換手段に用いる周波数の公倍数になるように設定され
    たことを特徴とする伝送帯域分割復調装置。
  10. 【請求項10】マルチキャリア無線伝送システムによる
    伝送帯域分割復調方法において、 受信された信号の伝送帯域を帯域分割し、前記分割帯域
    に対応して、通過させた信号を、分割された帯域に応じ
    て異なる周波数で周波数変換を行い、 前記周波数変換手段により出力される信号の復調を行
    い、 前記復調により出力される、分割数相当の信号をシリア
    ル変換するパラレルシリアル変換を行うことを特徴とす
    る伝送帯域分割復調方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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