JP4515989B2 - 三フッ化窒素の生成法 - Google Patents

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Description

現在、半導体の製造においてNF3に関する要求が大きくかつ増大している。NF3を生成するための初期の方法の1つは、気体のF2を撹拌槽反応器において液体の(溶解した)酸性フッ化アンモニウム(AAF)と接触させる、F2によるアンモニウムイオンの直接フッ素化を伴う。当該初期の方法は、反応液中のHF/アンモニアのモル比が2.0〜2.5(溶解比)でかつ重フッ化アンモニウム、NH4HF2の融点(127℃)よりも高い温度で操作される。NF3を生成するための後期の方法では、より高いHF/NH3溶解比を用いて重フッ化アンモニウムの直接フッ素化が達成される。
以下の特許及び論文は、NF3の生成及び精製法を記載している。
米国特許第4,091,081号明細書(特許文献1)は、撹拌槽反応器において126.7℃(華氏260度よりも高く204.4℃(華氏400度よりも低い温度で重フッ化アンモニウムを直接フッ素化することによりNF3を生成する初期の方法を開示している。HF/NH3の比は2.0〜2.5に維持される。
米国特許第4,156,598号明細書(特許文献2)は、重フッ化アンモニウムの直接フッ素化によるNF3の生成法を開示している。NF3の精製法で用いられる吸着カラムの寿命を延ばすため、反応生成物からNO2と水を吸着する前に、N22が0.03vol%よりも低いレベルに除去される。
米国特許第5,637,285号明細書(特許文献3)は、少なくとも2.55のHF/NH3溶解比と、反応媒体1m3当たり1000ワットを超える反応媒体に対する電力入力とを用いた、アンモニウム源、例えば、重フッ化アンモニウムの直接フッ素化によるNF3の生成を開示している。NF3生成のために開示される代表的なアンモニウム源反応体は、式NH4x-1x(NH4yMFz・nHF(式中、xは2.55よりも大きく;yは1〜4であり;zは2〜8であり;及びnは当該反応体を液体として維持するのに十分なものである)の化合物を含む。特許権者らは、この方法では、低溶解比の先行技術プロセスよりも多くのHF副産物が生成することを認めているが、HFの一部を回収及びリサイクルすることができると指摘している。さらに、特許権者らは、たとえより高い溶解比が用いられても、廃棄溶解物の低レベル(NF3 0.454kg(1ポンド当たり酸性フッ化アンモニウム0.612kg(1.35ポンド)を達成することができると言及している。廃棄溶解物のこのレベルは、特許文献1で開示されている方法により達成できるレベルよりも相当に低い。
米国特許出願公開第2003/152,507号明細書(特許文献4)は、NF3反応器とともに熱機関サイクルを用いてNF3を生成し、F2からNF3への高い転化率を犠牲にすることなく、従来用いられている撹拌器又はタービンに由来する機械エネルギー入力の必要性を排除するか又は大幅に低減する方法を開示している。1つの態様においては、当該反応器は、HFが蒸気ジェットを介して通される混合ゾーン及び反応ゾーンを含む。機械エネルギーは、周期的な圧縮と膨張を受けることができる作業流体HF及びNH4F(HF)xを用いて作り出される。
米国特許第4,091,081号明細書 米国特許第4,156,598号明細書 米国特許第5,637,285号明細書 米国特許出願公開第2003/152,507号明細書
本発明は、プロセスガスとともに存在する未反応フッ素の量と、反応プロセスによって生成する液体溶解廃棄物(HF/NH3)の量とを最小限に抑えながら、優れたNF3生産収量の達成を可能とする改良された反応プロセスに向けられる。基本的なNF3プロセスは、NF3を形成するための条件化で、アンモニウムイオン源、例えば、酸性フッ化アンモニウムとF2を反応させることにある。当該プロセスの改良は、
2とアンモニウムイオン源を第1温度で充填カラム又はモノリスカラムに並流に通して導入する工程;
当該カラムにおいてF2とアンモニウムイオン源を反応させ、NF3と副産物HFを生成する工程;及び
好ましくは前記第1温度よりも高い第2温度で当該カラムからNF3と副産物を含有する反応生成物を取り出す工程
を含む。
有意な利点を当該プロセスによって達成することができ、これらの利点としては、
NF3プロセスにおいて関連する生産コスト及び廃棄物の生成を有意に低減できること;
反応体の優れたスループットとともに低い圧力降下で操作でき、したがって、NF3生成の資本費を低減できること;
反応の際に生成する有害な液体溶解廃棄物を低減又は排除できること;並びに
高いフッ素転化及び選択性により生成物の収量を向上させ、気体生成物ラインにおける未反応F2の量を低減できること
が挙げられる。
フッ素と液体HF/NH3混合物(溶解物)の反応により、気体生成物としてNF3、HF、N2及び他の窒素フッ化物から構成される反応生成物、並びに液体HF/NH3溶解物が生成する。残念ながら、初期の先行技術プロセスでは、NF3の生産収量を最適化すると、同様に液体HF/NH3溶解物の量が増加する。加えて、これらの先行技術プロセスでは、フッ素の不完全な転化及び中程度の生成物選択性となる場合が多い。したがって、現行のプロセスに存在する課題のうち2つは、廃棄物として処理される液体溶解物のレベル、即ち、プロセスを通してリサイクルされない液体廃棄物の量を低減すること、及びプロセスを出る未反応フッ素のレベルを低減することである。
本発明は、アンモニウムイオン源、好ましくは酸性フッ化アンモニウムとF2の反応による三フッ化窒素の生成における改良に向けられる。このプロセスにおいては、アンモニウムイオン源とフッ素含有ガスが、カラム、即ち、充填カラム又は構造化カラム、例えば、モノリスカラムに並流に通されて反応し、NF3及びHFを含む副産物を含有する反応生成物がカラムから回収される。反応混合物がカラムを下方へ通されるにつれ、発熱反応によりカラム長さに沿って温度が上昇する。加えて、反応及び副産物HFの形成によりアンモニウムイオンが除去されるため、酸価、即ち、HFのレベルが高くなる。したがって、HFの増加により、反応生成物のHF/NH3溶解比が高くなる。
先行技術のプロセスとは対照的に、本プロセスは、プロセスから排出される廃液溶解物の問題と低F2転化の問題を解決する。条件はカラムにおいて制御され、F2及びアンモニウムイオン源のフィード温度がカラム出口の反応生成物の温度よりも充填又はモノリスカラム入口で低くなるようにされる。カラムにおける温度上昇は、約1〜30℃、好ましくは約8〜20℃の範囲内で制御される。本プロセスはカラムにおいて温度上昇が制御される条件下で操作されるため、反応によって生成する過剰なHFを液体溶解物から気相に押し込むことができる。そうして、過剰なHFは、未反応の気体フッ素とともに除去され、後の回収工程で分離されて、液体溶解物とは一緒でなくされる。適切な制御により、プロセスからの廃棄物とされる液体溶解物のレベルを低減又は排除することが可能である。
本発明の理解を容易にするため図面が参照される。NF3プロセスにおいては、F2がライン2を介して導入され、それとともに液体アンモニウムイオンを含有する溶解リサイクル材料がライン4を介して反応カラム6の上端部に導入される。フィードライン2の気体フッ素はまた、N2などの不活性ガスとNF3を含有することもできる。F2と液体アンモニウムイオン溶解物の混合から得られる入力フィードの溶解比は、HF/NF3として表されるか又は計算され、それは約2.4〜5であり、好ましい範囲は2.6〜4、最も好ましい範囲は2.6〜3.6である。ライン2及び4を通る反応体の混合によって形成されたフィード混合物は、並流に導入されてカラム6においてプラグ流れを確立し、反応のための十分に分散された気体−液体混合物を生成する。ガスの分散及び混合を促進させるため、カラム6は、リング若しくはラシヒリングなどのランダム充填又はモノリスカラムなどの構造化充填で満たされる。モノリスカラム又は充填材で満たされたカラムは、必要なエネルギー入力を反応混合物に与え、優れた反応速度及び優れた収量を可能にするのに十分な圧力降下を考慮している。
カラム6の入口又はフィード端での反応体温度は、カラム6の他の任意の区画の温度に比べて最も低いことが好ましい。入口の反応体のフィード温度は、典型的には90〜200℃、好ましくは120〜180℃である。カラムの圧力は、典型的には0.069MPa(絶対圧力)(10psia3.4MPa(絶対圧力)(500psiaであり、約0.14MPa(絶対圧力)(20psia0.34MPa(絶対圧力)(50psiaの圧力が好ましい。
2とアンモニウムイオン含有溶解物の反応は非常に発熱性であり、それゆえ、かなりの量の熱が放出される。カラムの温度は、カラムにおける液体溶解比と液体溶解物/F2反応体の流量率を制御することにより維持される。液体溶解比はカラム内で上昇し、例えば、初期の液体溶解比を超えて0.01〜0.5、好ましくは0.03〜0.1の量で上昇する。このことは、反応生成物の溶解比とフィードの溶解比の差が0.01〜0.5、好ましくは0.03〜0.1であることを意味する。このようなカラムから熱を除去するのは困難であるため、反応生成物の液体溶解比と入力液体フィードの溶解比の差が0.5を超えると暴走反応が起こる場合がある。
続いて図面を参照すると、反応生成物はカラム6の底部からライン8を介して回収され、しばしば脱圧されて相分離器10で分離される。副生成物HF、N22、N2、他のフッ化物化合物、及び未反応F2を含有する粗NF3がライン12を介して取り出され、液体アンモニウムイオン含有溶解物がライン14を介して底部留分として取り出される。任意の好適な相分離装置が、相分離器10として液相と気相を分離するのに使用できる。
ライン8中の反応生成物の出口温度は、入口温度よりも約1〜30℃高くなるよう制御され、そのため、出口温度は、典型的には120〜230℃であり、好ましい範囲は128〜195℃である。相分離後のライン14における液体溶解物の温度は、フラッシング及び相分離のためにライン8よりも1〜20℃だけ低い。その場合、ライン14の溶解物の圧力は0.10MPa(絶対圧力)(15psia1.0MPa(絶対圧力)(150psiaになるよう制御され、好ましい範囲は0.14MPa(絶対圧力)(20psia0.34MPa(絶対圧力)(50psiaである。
NF3プロセスにおける廃液溶解物の低減は、カラム出口付近の温度の上昇と(反応温度の上昇に等しい)圧力の低下によって主として生じる。高温では、本プロセスで生成する副産物HFは、液相、即ち、液体溶解物から蒸気相へ追い出される。(カラム6の底部区画におけるより高い温度の第2の利点は、NF3へのF2ガスの転化を促進させることである。少なくとも95%の転化を達成することができる。)液体溶解廃棄物の量を完全に排除することが望ましい場合には、本プロセスは、ライン12において気体生成物とともに取り出されるHFの量が反応により生成するHFの量と等しくなるよう制御することができる。あるいはまた、液相に蓄積する場合のある望ましくない不純物のための出口を与えるために、液体溶解廃棄物の量を低減するが完全には排除しないよう選択する場合には、これは、溶解比、したがって反応器の出口温度を調整することにより達成できる。記載したように、出口の溶解比は、入口の溶解比、特にはライン2及び4を介して導入されるF2/リサイクル溶解物の比を調節することにより制御することができる。出口温度は、典型的には入口温度よりも8〜20℃の範囲内で高く、それによって90%を超えるF2の転化が可能となる。
ライン12のガスは、HFを回収するためさらに下流で処理することができる。スクラビング、吸着又は任意の好適なプロセスにより、他のフッ化物の副産物とともに粗生成物ラインから残留F2と副産物N22を除去することができる。
ライン14の液体溶解物は、ライン4を介して導入される液体溶解物フィードの溶解比よりも高いHF/NH3源の溶解比を一般に有するか、又は入口の溶解比と同等であることができる。記載したように、本プロセスは、廃液溶解物が全くないかそれに近い状態で操作されることが好ましい。しかしながら、廃液溶解物の一部が生成する場合があり、したがって、それはパージライン16を介して系から除去され、その液体溶解物は廃棄物とみなされ、したがって処分される。廃棄物とされる少量の液体溶解物が時々生成するような条件下でカラム6を操作することが有利である。このような場合に液体溶解廃棄物を除去することは、反応器の壁及び充填材から金属が溶解することによって形成されるリサイクル溶解物中の金属塩の濃度を制御するのに役立つ。
相分離器10からの残留液体溶解物は、ライン18を介して熱交換器20に運ばれる。そこで、液体溶解物の温度が下げられ、したがって反応熱がプロセスから取り除かれる。約80〜140℃の温度に冷却された溶解物は、ライン22を介して取り出され、ポンプ24の入口に装入され、そこで液体ラインの圧力が約0.14〜0.34MPa(絶対圧力)(20〜50psiaに上げられる。このように、ポンプ24により系を操作するのに必要なエネルギーが提供される。
より高圧の液体溶解物がポンプ24から放出され、ライン26を介して混合装置28、例えば、一定撹拌槽反応器(「CSTR」)又はインラインの静的ミキサーに送られ、そこで新しいNH3がライン39を介して加えられ、必要に応じて、ライン32を介して組成HFが加えられる。任意選択で、ライン2からのF2を、図に示すようにカラム6の上部で混合されるよりはむしろこの時点で全体又は部分的に導入することができる。NH3、HF及びリサイクル溶解物の混合装置28における反応は発熱性であり、結果として温度が上昇する。反応によって生成した熱は、ジャケットを介して混合装置において除去されるか、又は混合装置の後の熱交換器において除去される。次いで、得られた液体溶解物が混合装置28から回収され、ライン4を介してカラム6の入口に導入されてリサイクルループが完了する。
本発明においては、任意のアンモニウムイオン源を使用し、適量のHFと組み合わせて運転範囲で液体の反応混合物が生成するようにすることができる。アンモニウムイオン源の例としては、以下の式、即ち、A:(NH4yMFz・nHF(式中、Mは元素の周期表の1族から18族より選択される1つ又は複数の元素であり、yは1〜4の数であり、zは2〜8の数であり、nは反応混合物中で液体として化合物を維持するのに十分な量である)及びB:(NH4yxA・nHF(式中、Mは元素の周期表の1族から18族より選択される1つ又は複数の元素であり、xは1又は2であり、Aはアニオン、例えば、炭酸塩、重炭酸塩、リン酸塩、硫酸塩、硝酸塩、過ヨウ素酸塩、過臭素酸塩、又は過塩素酸塩よりなる群からのアニオンであり、yは0〜2の数であり、xは1〜3の数である)で記載される、フルオロ金属酸アンモニウムとある特定量のHFとの反応により得ることができるフルオロ金属酸アンモニウムポリ(フッ化水素)が挙げられる。
式Aで表される化合物の例としては、(NH42(B1212)、NH4BrF6、NH4IF6、NH4ClF6、NH4VF6、NH4RuF7、(NH43FeF6、(NH42SiF6、(NH43AlF6、NH4SbF6、NH4AsF6、NH4BiF6、NH4Sb211、NH4As211、NH4Sb316又はそれらの組み合わせが挙げられる。式Bで表される好適なアンモニウムイオン化合物の具体例としては、NH4NO3、(NH43PO4、(NH42SO4、(NH42CO3、NH4HCO3、NH4HSO4、NH4IO4、NH4ClO4及びNH4BrO4が挙げられるがそれらに限定されない。すべての化合物のうち、酸性フッ化アンモニウムが好ましいアンモニウム源反応体である。
以下の例は、本発明の種々の実施態様を説明するために与えられるが、本発明の範囲を限定しようとするものではない。
[例1]
[充填カラムの並流反応器の使用]
図1で表されるプロセスにおいて、NH3を含有するアンモニウムイオン源溶解物を直径6mm、空隙率0.46のラシヒリングのランダム充填で満たされたカラム6に導入する。純粋なF2ガスをライン2を介して反応器の上部区画にさらに導入する。カラム6の反応体入口温度は130℃である。液体溶解物とガスの混合物をカラムに通して下方に流しながら、F2とNH3が反応してNF3を生成するように、重力と外圧により十分に分散された相を形成する。F2とNH3の反応は発熱性であり、結果としてカラム内の流体相の温度が上昇する。カラムの底部付近で温度が最も高く、例えば、144℃であり、その結果、反応の間に形成したHFの大部分又はすべてが気化する。窒素、副産物及び未転化F2を含有するライン12の粗NF3を相分離器10から取り出し、このラインからHFを回収する。ライン14の液体(溶解物)ラインを冷却し、圧力を上げてNH3及びHFと混合した後、カラム6にリサイクルする。
下表に反応器の操作をまとめる。
Figure 0004515989
下表にプロセスの全体的な物質収支をまとめる。
Figure 0004515989
下方流れの並流反応器の設計パラメータは、以下の要件を一般に有する。
・F2転化率=少なくとも95%、好ましくは少なくとも98%
・2.4≦溶解比≦5.0
・50℃≦反応器温度≦144℃
・反応器圧力>0.069MPa(絶対圧力)(10psia3.4MPa(絶対圧力)(500psia、好ましくは0.14〜0.34MPa(絶対圧力)(20〜50psia
[例2]
[並流反応器としてのモノリスカラムの使用]
モノリスカラムを充填カラムの代わりに使用する以外は、図1の手順を繰り返す。モノリスカラム6自体は、種々の形状、例えば、円形、正方形、長方形又は六角形の長さに沿って延びるチャンネルを有する構造から構成される。この構造は、断面積6.45cm 2 1平方インチ当たり10〜1000のセルを含むことができる。
液体起動ガスエジェクター34をモノリスカラム6の入口に設けることができる。液体起動ガスエジェクター34において、モノリスカラム中の混合と物質移動の両方を促進させる条件下で、液体溶解物が反応体のF2ガスと組み合わせられる。液体起動ガスエジェクターにより気体−液体混合物をカラムに与える圧力の制御が可能となるので、これらの改良を達成することができる。圧力差はMPa(ポンド/平方インチ(相対値)(psig)として表される。圧力差は、典型的には0〜約0.21MPa(0〜約30psigであることができるが、好ましくは0.0034〜約0.14MPa(0.5〜約20psigである。
要約すると、カラム6の入口又は流入口で比較的低温で以ってF2とアンモニウムイオン源から構成されるフィードを並流導入すると、NF3に関して高い選択性をもたらす反応が得られる。そして、反応生成物の最も高い温度がカラム出口で達成される状態で反応媒体の温度がカラム中で上昇し、F2の転化がより高くなることが有利である。このような操作により、気体生成物のライン12中の未転化F2が少なくなる。入口の溶解比とは対照的に、カラム出口付近で温度が高く、酸価(溶解比)がより高いことは、気体生成物のライン12中のHF濃度を高くするのに有利である。
気体生成物のライン12中の蒸気としてのHFを除去することにより、プロセスから生成する液体廃棄物が相当に低減される。フィードの溶解比、気体−液体の流量及び温度を適切に選択することにより、プロセスによって生成するほとんどすべての副産物HFを、NF3の収量を犠牲にすることなく蒸気として回収することができる。カラム中の気体及び液体の速度が低いと、従来、NF3の生成で用いられている撹拌槽反応器で受けるエロージョン及びコロージョンもまた低減される。
NF3を生成するためのフローダイアグラムである。
符号の説明
6 カラム
10 相分離器
20 熱交換器
24 ポンプ
28 混合装置
34 液体起動ガスエジェクター

Claims (18)

  1. 2とアンモニウムイオン源から構成される反応混合物をランダム充填カラム及び構造化充填カラムからなる群より選択されたカラムの入口に導入する工程;
    当該反応混合物を当該カラムに並流に通し、それによって当該カラムにおいてF2とアンモニウムイオン源を反応させ、NF3と副産物HFから構成される反応生成物を生成する工程;
    当該カラムの出口からNF3を含有する反応生成物を取り出す工程;及び
    当該反応生成物からNF3を回収する工程
    を含み、当該カラムの出口における反応生成物の温度当該カラムの入口に導入される反応混合物の温度よりも1〜30℃高い、アンモニウムイオン源のフッ素化によりNF3を生成する方法。
  2. 前記アンモニウムイオン源が、NH4NO3、(NH43PO4、(NH42SO4、(NH42CO3、NH4HCO3、NH4HSO4、NH4IO4、NH4ClO4及びNH4BrO4;NH3、NH4F、NH4HF2、NH4Cl、NH4Br、NH4I、NH4NO3、(NH43PO4、(NH42SO4、(NH42CO3、NH4HCO3、NH4HSO4、NH4OSO2F、NH4OSO2Cl、NH4OSO2CF3、NH4OSO2CH3、NH4OC(O)CF3、NH4OC(O)CH3、NH4N(SO2CF32、NH4OIOF4、NH4OTeF5、(NH42(B1212)、NH4BrF6、NH4IF6、NH4ClF6、NH4VF6、NH4RuF7、(NH43FeF6、(NH42SiF6、(NH43AlF6、NH4SbF6、NH4AsF6、NH4BiF6、NH4Sb211、NH4As211及びNH4Sb316からなる群より選択される、請求項1に記載の方法。
  3. HF/NH3として表される反応混合物の溶解比が2.4〜5である、請求項1に記載の方法。
  4. 前記アンモニウムイオン源が酸性フッ化アンモニウムである、請求項1に記載の方法。
  5. 前記カラムがモノリスカラムである、請求項1に記載の方法。
  6. 液体廃棄物が生成しないほど出口温度が高い、請求項1に記載の方法。
  7. 前記カラムの圧力が0.069〜3.4MPa(絶対圧力)(10〜500psia)である、請求項1に記載の方法。
  8. 前記カラムの入口での反応混合物の温度が90〜200℃である、請求項1に記載の方法。
  9. 前記カラムの入口での反応混合物の溶解比が2.6〜3.6である、請求項1に記載の方法。
  10. 前記反応混合物が並流の上方流れである、請求項1に記載の方法。
  11. 前記反応混合物が並流の下方流れである、請求項1に記載の方法。
  12. フッ素反応体としての気体F2と酸性フッ化アンモニウム錯体を、NF3を含有する反応生成物を生成するための条件下で接触させることによりNF3を生成する方法であって、
    2と液体溶解物としての酸性フッ化アンモニウム錯体から構成される反応混合物を、ランダム充填及び構造化充填からなる群より選択された充填を有するカラムに導入する工程;
    2と酸性フッ化アンモニウム錯体の反応をNF3を形成するためのプラグ流れの条件下で行う工程;
    当該カラムの出口における反応生成物の温度が当該カラムの入口における反応混合物の温度よりも1〜30℃高くなるような条件下で当該カラムを操作する工程;並びに
    当該反応生成物からNF3を回収する工程
    を含む、NF3を生成する方法。
  13. HF/NH3として表される反応混合物の溶解比が2.4〜5である、請求項12に記載の方法。
  14. 前記カラムの出口における反応生成物の溶解比が、入口における反応混合物の溶解比よりも高い、請求項12に記載の方法。
  15. 前記反応生成物の溶解比と前記カラムに導入される反応混合物の溶解比の差が0.01〜0.5である、請求項14に記載の方法。
  16. 酸性フッ化アンモニウムとの反応におけるF2の転化率が少なくとも95%である、請求項15に記載の方法。
  17. 気体のF2反応体と酸性フッ化アンモニウム錯体を、NF3と副産物HFを含有する反応生成物を生成するための条件下で接触させることによりNF3を生成する方法であって、
    2と液体溶解物としての酸性フッ化アンモニウム錯体から構成され、2.6〜3.6のHF/NH3溶解比を有する反応混合物を、ランダム充填カラム及び構造化充填カラムからなる群より選択されたカラムに導入する工程;
    2と酸性フッ化アンモニウム錯体の反応をNF3を形成するための条件下で行う工程;
    当該カラムの出口における反応生成物の温度が当該カラムの入口における反応混合物の温度よりも8〜20℃高く、当該カラムの出口における反応生成物の溶解比が当該カラムの入口における溶解比よりも0.03〜0.1高く、かつ当該カラムの圧力が0.14〜0.34MPa(絶対圧力)(20〜50psia)となるような条件下で当該カラムを操作する工程;並びに
    当該反応生成物からNF3を回収する工程
    を含む、NF3を生成する方法。
  18. 前記カラムがモノリスカラムである、請求項17に記載の方法。
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