JP4513920B2 - 定電流制御回路 - Google Patents

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Description

本発明は、負荷に流す定電流を検出するシャント抵抗を内蔵した定電流制御回路に関するものである。
従来より、シャント抵抗を内蔵した定電流制御を行う定電流制御回路として、エアバックの制御に用いられるスクイブ駆動回路がある。このスクイブ駆動回路を有するエアバック用ICでは、ESD(Electrostatic Discharge)が印加されないようにするために、従来より、スクイブ抵抗に接続される端子側ではなく電源に接続される端子側にシャント抵抗を配置した回路構成を用いている(例えば、特許文献1〜4参照)。
図10および図11は、従来のスクイブ駆動回路100のブロック構成を示したものであり、図10はPch型MOSトランジスタをハイサイドスイッチとなる出力用の半導体スイッチング素子として適用したときのブロック構成、図11はNch型MOSトランジスタをハイサイドスイッチとして適用したときのブロック構成を示してある。また、図12は、図10の具体的な回路構成を示した図であり、図13は、図11の具体的な回路構成を示した図である。なお、図12および図13には、複数ある回路系統のうちスクイブ抵抗1を駆動する回路系統のみを示してあるが、他の回路系統も同様の回路構成とされている。
図10および図11に示すスクイブ駆動回路100は、車両各部に配置されたエアバックに対応して備えられたエアバックを開くための爆発を起こさせるスクイブ抵抗1、2に流れる電流をシャント抵抗3、4で電圧に変換し、それを第1、第2駆動回路5、6に伝えてMOSトランジスタのゲート電圧をフィードバック制御することで定電流制御を行う回路である。
図10に示されるPch型MOSトランジスタ7a、8aをハイサイドスイッチとして適用したスクイブ駆動回路100では、Pch型MOSトランジスタ7a、8aよりもハイサイド側にシャント抵抗3、4が配置され、各シャント抵抗および第1、第2駆動回路5、6には電源端子27、28を通じて電源電圧VBが印加されると共に、各Pch型MOSトランジスタ7a、8aが出力端子11、12を通じてスクイブ抵抗1、2に接続された構造とされている。このような構成により、各シャント抵抗3、4の電圧降下を第1、第2駆動回路5、6に入力することでPch型MOSトランジスタ7a、8aのゲート電位を制御し、スクイブ抵抗1、2に流す電流を制御する。
具体的には、図12に示すように、二つのPNPトランジスタ13b、14bがベース同士接続されることでカレントミラー接続され、カレントミラー比が1:nとされている。一方のPNPトランジスタ13bのエミッタがシャント抵抗のローサイド側に接続されると共に他方のPNPトランジスタ14bのエミッタがシャント抵抗のハイサイド側に接続されている。また、各PNPトランジスタ13b、14bのコレクタに定電流回路15、16が接続されている。そして、PNPトランジスタ14bのコレクタと定電流回路16との接続点をPch型MOSトランジスタ7aのゲートに接続させ、駆動トランジスタ17をオンオフすることにより電源電圧VBがPch型MOSトランジスタ7aのゲートに印加されるように構成されている。
このように構成されたスクイブ駆動回路100は、通常時には駆動トランジスタ17がオンされているため、Pch型MOSトランジスタ7aがオフされ、スクイブ抵抗1に電流が流れない状態とされている。これが、車両の衝突が検知されるなどによりエアバックを開くタイミングになると、駆動トランジスタ17がオフされ、Pch型MOSトランジスタ7aのゲートに電源電圧VB−閾値電圧VTより低下した電圧が印加される。これにより、Pch型MOSトランジスタ7aがオンされ、スクイブ抵抗1に電流が流される。そして、このスクイブ抵抗1に流される電流がシャント抵抗3にて電圧変換され、シャント抵抗3での電圧降下分の変動によりPNPトランジスタ13b、14bに流れる電流値が変動すると、その変動に応じてPch型MOSトランジスタ7aのゲート電位が制御され、Pch型MOSトランジスタ7aのソース−ドレイン間に流れる電流が制御される。これにより、スクイブ抵抗1に流れる電流が一定値となるように定電流制御が為される。
一方、図11に示されるNch型MOSトランジスタをハイサイドスイッチとして適用したスクイブ駆動回路100では、Nch型MOSトランジスタ7b、8bよりもハイサイド側にシャント抵抗3、4が配置され、各シャント抵抗3、4に電源端子27、28を通じて電源電圧VBが印加され、各Nch型MOSトランジスタ7b、8bが出力端子11、12を通じてスクイブ抵抗1、2に接続された構造とされている。ただし、Pch型MOSトランジスタ7a、8aをハイサイドスイッチとして適用されるスクイブ駆動回路100と異なり、第1、第2駆動回路5、6には、出力端子11、12の電位が電源電圧VB近傍まで変動しても作動できるように、昇圧回路により電源電圧VBを昇圧させた電圧が印加されるようにしている。このような構成により、各シャント抵抗3、4の電圧降下を第1、第2駆動回路5、6に入力することでNch型MOSトランジスタ7b、8bのゲート電位を制御し、スクイブ抵抗1、2に流す電流を制御する。
具体的には、図13に示すように、二つのPNPトランジスタ13b、14bがベース同士接続されることでカレントミラー接続され、カレントミラー比が1:nとされている。一方のPNPトランジスタ13bのエミッタがシャント抵抗のローサイド側に接続されると共に他方のPNPトランジスタ14bのエミッタがシャント抵抗のハイサイド側に接続されている。また、PNPトランジスタ13bのコレクタおよびベースに定電流回路15が接続され、PNPトランジスタ14bのコレクタには、NPNトランジスタ29のコレクタおよびベースが接続されている。NPNトランジスタ29には、互いのベースが接続されるようにされたNPNトランジスタ30が接続され、このNPNトランジスタ30のコレクタに昇圧回路にて電源電圧VBが昇圧された電位が印加される定電流回路16が接続されている。そして、NPNトランジスタ30のコレクタと定電流回路16との接続点をNch型MOSトランジスタ7bのゲートに接続させ、駆動トランジスタ17をオンオフすることにより電源電圧VBを昇圧した電位がNchトランジスタ7bのゲートに印加されるように構成されている。
このように構成されたスクイブ駆動回路100は、通常時には駆動トランジスタ17がオンされているため、Nch型MOSトランジスタ7bがオフされ、スクイブ抵抗1に電流が流れない状態とされている。これが、車両の衝突が検知されるなどによりエアバックを開くタイミングになると、駆動トランジスタ17がオフされ、Nch型MOSトランジスタ7bのゲートに閾値電圧VT以上の電圧が印加される。これにより、Nch型MOSトランジスタ7bがオンされ、スクイブ抵抗1に電流が流される。そして、このスクイブ抵抗1に流される電流がシャント抵抗3にて電圧変換され、シャント抵抗3での電圧降下分の変動によりPNPトランジスタ13b、14bに流れる電流値が変動すると、その変動に応じてNPNトランジスタ29、30に流れる電流も変動し、それに応じてNchトランジスタ7bのゲート電位が制御され、Nchトランジスタ7bのソース−ドレイン間に流れる電流が制御される。これにより、スクイブ抵抗1に流れる電流が一定値となるように定電流制御が為される。
これら図10および図11に示したスクイブ駆動回路100では、電源端子27、28に対してシャント抵抗3、4を介してPch型MOSトランジスタ7aやNch型MOSトランジスタ7bが接続された構造とされている。このため、スクイブ駆動回路100は、図14に示すレイアウトとされている。つまり、各回路系統のPch型MOSトランジスタ7a、8aもしくはNch型MOSトランジスタ7b、8bの間において、電源端子27、28に繋がるパッド18、19にシャント抵抗3、4を接続し、そのパッド18、19を介して各シャント抵抗3、4が電源端子27、28に接続される構成としている。なお、図14では、シャント抵抗3、4を抵抗素子として記載してあるが、単にパターン配線の配線抵抗にて構成することもできる。また、第1、第2駆動回路5、6などのレイアウトについては記載していないが、例えば各回路系統のPch型MOSトランジスタ7a、8aもしくはNch型MOSトランジスタ7b、8bに隣接配置される。
特開平10−264765号公報 特開平10−297420号公報 特開2005−88748号公報 特開2007−328683号公報
しかしながら、出力用のPch型MOSトランジスタ7a、8aもしくはNch型MOSトランジスタ7b、8bの低オン抵抗化やESD耐量の向上などにより、これらPch型MOSトランジスタ7a、8aもしくはNch型MOSトランジスタ7b、8bのサイズが小型化され、単位面積あたりの発熱量が大きくなる傾向にある。このため、レイアウト配置上その熱の影響を最も受け易いシャント抵抗3、4が温度上昇してしまい、定電流精度の悪化やシャント抵抗3、4自身の破壊寿命が低下し、シャント抵抗3、4が溶断され兼ねないという問題がある。
これに対し、図14に示したレイアウトを変更し、各シャント抵抗3、4が各回路系統のPch型MOSトランジスタ7a、8aもしくはNch型MOSトランジスタ7b、8bの外側に配置されるようにすることも考えられる。このようにすれば、各シャント抵抗3、4をPch型MOSトランジスタ7a、8aもしくはNch型MOSトランジスタ7b、8bから距離を離して配置することができるため、シャント抵抗3、4の温度上昇を防ぐことが可能となる。
しかしながら、パッド18、19を離して配置すると、これらが接続される電源端子27、28を共通化して一端子にすることができなくなり、端子数を削減できなくなるという問題がある。
なお、ここではスクイブ抵抗1、2が2つ備えられる場合を例に挙げて説明したが、2つに限るものではなく、それ以上の数であっても良い。その場合、少なくとも2つの回路系統において電源端子27、28の共通化を行えれば良い。
本発明は上記点に鑑みて、シャント抵抗を内蔵した定電流制御回路において、シャント抵抗の温度上昇を防ぐことができ、かつ、電源端子の共通化を行うことが可能な構成を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、電源電圧(VB)が印加される電源端子(9)と、電源端子(9)に接続され、第1、第2負荷(1、2)それぞれに対して電源電圧(VB)に基づいて流す定電流の制御を行う出力用の第1、第2半導体スイッチング素子(7a、7b、8a、8b)と、第1、第2負荷(1、2)それぞれに接続される第1、第2出力端子(11、12)と、第1負荷(1)と第1半導体スイッチング素子(7a、7b)との間に配置され、第1負荷(1)に流される定電流を検出する第1シャント抵抗(3)と、第2負荷(2)と第2半導体スイッチング素子(8a、8b)との間に配置され、第2負荷(2)に流される定電流を検出する第2シャント抵抗(4)と、電源電圧(VB)を所定電圧昇圧する昇圧回路(10)と、昇圧回路(10)にて昇圧された電圧に基づいて駆動されると共に、第1シャント抵抗(3)で検出される定電流に基づいて第1半導体スイッチング素子(7a、7b)を制御する第1駆動回路(5)と、昇圧回路(10)にて昇圧された電圧に基づいて駆動されると共に、第2シャント抵抗(4)で検出される定電流に基づいて第2半導体スイッチング素子(8a、8b)を制御する第2駆動回路(6)と、第1半導体スイッチング素子(7a、7b)に電気的に接続される第1パッド(18、24)と、第2半導体スイッチング素子(8a、8b)に電気的に接続される第2パッド(19、24)と、を備えている。そして、第1半導体スイッチング素子(7a、7b)と第2半導体スイッチング素子(8a、8b)とを同一チップ内において隣り合わせに配置し、第1パッド(18、24)および第2パッド(19、24)を第1半導体スイッチング素子(7a、7b)と第2半導体スイッチング素子(8a、8b)の間に備えると共に、これら第1、第2パッド(18、19、24)が共通する1つの電源端子(9)に電気的に接続され、第1、第2シャント抵抗(3、4)が第1半導体スイッチング素子(7a、7b)と第2半導体スイッチング素子(8a、8b)の外側に配置されるようにすることを特徴としている。
このように、第1、第2パッド(18、19、24)を共通化した1つの電源端子(9)に接続できると共に、シャント抵抗(3、4)を第1、第2半導体スイッチング素子(7a、7b、8a、8b)の間ではなく、これらの外側に配置することが可能になる。したがって、第1、第2シャント抵抗(3、4)が第1、第2半導体スイッチング素子(7a、7b、8a、8b)の温度上昇に伴って上昇することを抑制することが可能となる。特に、一方の回路系統で第1、第2半導体スイッチング素子(7a、7b、8a、8b)が駆動されたとしても、他方の回路系統の第1、第2シャント抵抗(3、4)に関しては距離が離れた状態となっているため、第1、第2シャント抵抗(3、4)の温度上昇を抑制できる。また、電源端子(9)を共通化した1つの端子にすることが可能となり、端子数の削減を図ることも可能となる。
例えば、請求項2に記載したように、第1、第2半導体スイッチング素子をPch型MOSトランジスタ(7a、8a)にて構成する場合、第1、第2駆動回路(5、6)は共に、昇圧回路(10)にて昇圧された電圧に基づいて定電流を生成する第1、第2定電流回路(15、16)と、第1定電流回路(15)に対してコレクタおよびベースが接続された第1NPNトランジスタ(13a)と、第2定電流回路(16)に対してコレクタが接続され、かつ、第1NPNトランジスタ(13a)と互いのベース同士が接続されることでカレントミラー接続された第2NPNトランジスタ(14a)と、第1、第2半導体スイッチング素子を構成するPch型MOSトランジスタ(7a、8a)のゲート電圧を制御する駆動トランジスタ(17)と、を有した構成とされる。この場合、第2定電流回路(16)と第2NPNトランジスタ(14a)のコレクタとの接続点が第1、第2半導体スイッチング素子を構成するPch型MOSトランジスタ(7a、8a)のゲートに接続され、第1NPNトランジスタ(13a)のエミッタが第1、第2シャント抵抗(3、4)のローサイド側に接続され、第2NPNトランジスタ(14a)のエミッタが第1、第2シャント抵抗(3、4)のハイサイド側に接続された構成とされる。
また、請求項3に記載したように、第1、第2半導体スイッチング素子をNch型MOSトランジスタ(7b、8b)にて構成する場合、第1、第2駆動回路(5、6)は共に、昇圧回路(10)にて昇圧された電圧に基づいて定電流を生成する第1、第2定電流回路(15、16)と、第1定電流回路(15)に対してコレクタおよびベースが接続された第1NPNトランジスタ(13a)と、第2定電流回路(16)に対してコレクタが接続され、かつ、第1NPNトランジスタ(13a)と互いのベース同士が接続されることでカレントミラー接続された第2NPNトランジスタ(14a)と、第1、第2半導体スイッチング素子を構成するNch型MOSトランジスタ(7b、8b)のゲート電圧を制御する駆動トランジスタ(17)と、を有した構成とされる。この場合、第2定電流回路(16)と第2NPNトランジスタ(14a)のコレクタとの接続点が第1、第2半導体スイッチング素子を構成するNch型MOSトランジスタ(7b、8b)のゲートに接続され、第1NPNトランジスタ(13a)のエミッタが第1、第2シャント抵抗(3、4)のハイサイド側に接続され、第2NPNトランジスタ(14a)のエミッタが第1、第2シャント抵抗(3、4)のローサイド側に接続された構成とされる。
請求項4に記載の発明では、第1、第2シャント抵抗(3、4)と第1、第2NPNトランジスタ(13a、14a)の間には、それぞれ、第1、第2NPNトランジスタ(13a、14a)に流れ込む電流を制限する制限抵抗(25、26)が備えられていることを特徴としている。
このような制限抵抗(25、26)を備えることにより、出力端子(11、12)などを通じてESDサージが入力された場合、制限抵抗(25、26)の影響により、ESDサージによる電流を低減でき、ESDサージが入力されたときの誤動作を引き起こし難くできる。
請求項5に記載の発明では、半導体基板(44)を有し、第1、第2半導体スイッチング素子および第1、第2駆動回路が半導体基板に形成されていると共に、第1、第2シャント抵抗が半導体基板上に形成されており、第1、第2シャント抵抗が配線抵抗(56c)にて構成され、第1、第2駆動回路に備えられる第1、第2NPNトランジスタは、第1、第2シャント抵抗の下に配置されていることを特徴としている。
このように、シャント抵抗の下に第1、第2NPNトランジスタを配置しているため、発熱する第1、第2半導体スイッチング素子からの距離がほぼ等しく、シャント抵抗と第1、第2NPNトランジスタの温度差を抑制させられる。このため、発熱する第1、第2半導体スイッチング素子の近傍にシャント抵抗や第1、第2NPNトランジスタを配置しても、それによる特性変動を抑制することができる。
請求項6に記載の発明では、第1、第2駆動回路に備えられる第1、第2NPNトランジスタは、それぞれ、第1、第2半導体スイッチング素子に対して等しい距離に並べられて配置されていることを特徴としている。
このように、第1、第2NPNトランジスタが第1、第2半導体スイッチング素子から等しい距離に配置されるようにしているため、第1、第2半導体スイッチング素子の熱が第1、第2NPNトランジスタに対して等しく伝わるようにできる。このため、カレントミラー接続された第1、第2NPNトランジスタの温度差に起因する特性変動を抑制でき、ペア性が損なわれないようにすることが可能となる。
請求項7に記載の発明では、第1パッドと第2パッドは共通化されたパッド(24)とされていることを特徴としている。
このように、共通化したパッド(24)とすることにより、より装置の小型化を図ることが可能となる。
請求項8に記載の発明では、半導体基板には、第1、第2半導体スイッチング素子それぞれを別々に囲むトレンチ分離構造(31、32)が形成されていることを特徴としている。
このように、第1、第2半導体スイッチング素子をトレンチ分離構造によって囲み、他の領域から熱的に分離することにより、第1、第2半導体スイッチング素子の周囲に発熱による影響を与えることなどを抑制できる。また、PN分離と比較してトレンチ分離構造の方が高温時のリーク電流が少なく、発熱する第1、第2半導体スイッチング素子の近傍に配置でき、非アクティブな領域を少なくできる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の第1実施形態にかかるスクイブ駆動回路100のブロック構成を示した図である。 図1に示すスクイブ駆動回路100の具体的な回路構成を示した図である。 図1に示すスクイブ駆動回路100のレイアウト図である。 本発明の第2実施形態にかかるスクイブ駆動回路100のブロック構成を示した図である。 図4に示すスクイブ駆動回路100の具体的な回路構成を示した図である。 本発明の第3実施形態にかかるスクイブ駆動回路100のレイアウト図である。 本発明の第4実施形態にかかるスクイブ駆動回路100の回路構成を示した図である。 本発明の第5実施形態にかかるスクイブ駆動回路100のレイアウトを示した図である。 図8のA−A断面図である。 Pch型MOSトランジスタをハイサイドスイッチとして適用したときのブロック構成を示した図である。 Nch型MOSトランジスタをハイサイドスイッチとして適用したときのブロック構成を示した図である。 図10に示すスクイブ駆動回路100の具体的な回路構成を示した図である。 図11に示すスクイブ駆動回路100の具体的な回路構成を示した図である。 図10および図11に示すスクイブ駆動回路100のレイアウト図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について説明する。本実施形態では、本発明の一実施形態にかかる定電流制御回路を車両用のエアバックの開制御を行うためのスクイブ駆動回路に適用した場合について説明する。
図1は、本実施形態にかかるスクイブ駆動回路100のブロック構成を示したものである。本実施形態では、Pch型MOSトランジスタ7a、8aをハイサイドスイッチとなる出力用の第1、第2半導体スイッチング素子として適用している。また、図2は、図1の具体的な回路構成を示した図である。なお、図2には、複数ある回路系統のうちスクイブ抵抗1を駆動する回路系統のみを示してあるが、他の回路系統も同様の回路構成とされている。また、図3は、図1に示すスクイブ駆動回路100のレイアウトを示した図である。以下、これらの図を参照して、本実施形態にかかるスクイブ駆動回路100について説明する。
図1に示すスクイブ駆動回路100は、車両各部に配置されたエアバックに対応して備えられたエアバックを開くための爆発を起こさせる第1、第2負荷としてのスクイブ抵抗1、2に流れる電流をシャント抵抗3、4で電圧に変換し、それを第1、第2駆動回路5、6に伝えてPch型MOSトランジスタ7a、8aのゲート電圧をフィードバック制御することで定電流制御を行う回路である。
図1に示されるPch型MOSトランジスタ7a、8aをハイサイドスイッチとなる第1、第2半導体スイッチング素子として適用したスクイブ駆動回路100では、Pch型MOSトランジスタ7a、8aよりもローサイド側にシャント抵抗3、4が配置されている。また、各Pch型MOSトランジスタ7a、8aのドレインが共通化された1つの電源端子9に接続され、第1、第2駆動回路5、6には電源電圧VBを昇圧回路10にて昇圧した電位が印加されている。そして、各シャント抵抗3、4が出力端子11、12を通じてスクイブ抵抗1、2に接続された構造とされている。このような構成により、各シャント抵抗3、4の電圧降下を第1、第2駆動回路5、6に入力することでPch型MOSトランジスタ7a、8aのゲート電位を制御し、スクイブ抵抗1、2に流す電流を制御する。
具体的には、図2に示すように、二つのNPNトランジスタ13a、14aがベース同士接続されることでカレントミラー接続され、カレントミラー比が1:nとされている。一方のNPNトランジスタ13aのエミッタがシャント抵抗3のローサイド側に接続されると共に他方のNPNトランジスタ14aのエミッタがシャント抵抗3のハイサイド側に接続されている。また、各NPNトランジスタ13a、14aのコレクタに定電流回路15、16が接続されており、各定電流回路15、16は昇圧回路10にて電源電圧VBを昇圧した電圧に基づいて定電流を生成している。そして、NPNトランジスタ14aのコレクタと定電流回路16との接続点をPch型MOSトランジスタ7aのゲートに接続させ、Pch型MOSトランジスタにて構成された駆動トランジスタ17をオンオフすることにより電源電圧VBがPch型MOSトランジスタ7aのゲートに印加されるように構成されている。
このように構成されたスクイブ駆動回路100は、通常時には駆動トランジスタ17がオンされているため、Pch型MOSトランジスタ7a、8aがオフされ、スクイブ抵抗1、2に電流が流れない状態とされている。これが、車両の衝突が検知されるなどによりエアバックを開くタイミングになると、駆動トランジスタ17がオフされ、Pch型MOSトランジスタ7a、8aのゲートに電源電圧VB−閾値電圧VTより低い電圧が印加される。これにより、Pch型MOSトランジスタ7a、8aがオンされ、スクイブ抵抗1、2に電流が流される。
また、昇圧回路10にて電源電圧VBが所定電圧昇圧された電位が形成されることにより、出力端子11、12の電位が電源電圧VB近傍まで高くなっても定電流回路15、16にて定電流が生成され、それがNPNトランジスタ13a、14aに供給される。そして、スクイブ抵抗1、2に流される電流がシャント抵抗3、4にて電圧変換され、シャント抵抗3、4での電圧降下分の変動によりNPNトランジスタ13a、14aに流れる電流値が変動すると、その変動に応じてPch型MOSトランジスタ7a、8aのゲート電位が制御され、Pch型MOSトランジスタ7a、8aのソース−ドレイン間に流れる電流が制御される。これに伴って、NPNトランジスタ13a、14aに流れる電流が変動し、定電流回路15、16で生成される定電流が変動することでNPNトランジスタ13a、14aに流れる電流の変動分が調整され、バランスが取られる。これにより、スクイブ抵抗1、2に流れる電流が一定値となるように定電流制御が為される。
このように構成されたスクイブ駆動回路100では、シャント抵抗3、4が出力端子11、12に接続された構成とされ、電源端子9は共通化された1つの端子とされている。そして、シャント抵抗3、4を電源端子9とPch型MOSトランジスタ7a、8aの間に配置するのではなく、Pch型MOSトランジスタ7a、8aと出力端子11、12の間に配置した構成としている。
このため、本実施形態にかかるスクイブ駆動回路100のレイアウトは、図3に示すように、同一チップ内において、各回路系統のPch型MOSトランジスタ7a、8aが隣り合わせて配置され、これらの間に電源電圧VBが印加されるパッド18、19が配置された状態とされている。そして、Pch型MOSトランジスタ7a、8aの外側にシャント抵抗3、4およびそれに繋がるパッド20、21が配置された状態とされている。また、パッド18、19と共通化された1つの電源端子9とがワイヤボンディングなどの配線22を通じて電気的に接続され、パッド20、21と各出力端子11、12とがワイヤボンディング等の配線23を通じて電気的に接続された構成とされている。
このようなレイアウトとすることにより、各パッド18、19を共通化した1つの電源端子9に接続できると共に、シャント抵抗3、4をPch型MOSトランジスタ7a、8aの間ではなく、これらの外側に配置することが可能になる。したがって、シャント抵抗3、4がPch型MOSトランジスタ7a、8aの温度上昇に伴って上昇することを抑制することが可能となる。特に、一方の回路系統でPch型MOSトランジスタ7a、8aが駆動されたとしても、他方の回路系統のシャント抵抗3、4に関しては距離が離れた状態となっているため、シャント抵抗3、4の温度上昇を抑制できる。また、電源端子9を共通化した1つの端子にすることが可能となり、端子数の削減を図ることも可能となる。
なお、本実施形態のように、出力端子11、12などを通じてESDサージが入力された場合、それがNPNトランジスタ13a、14aのエミッタ受けされることになる。一般的にNPNトランジスタのエミッタ受けは静電破壊に弱いため、エミッタ−ベース間がツェナーブレークすることが懸念される。このため、NPNトランジスタ13a、14aを1チップで構成する場合には、ジャンクション分離ではなくトレンチ分離にて素子形成するのが好ましい。このようにすれば、ESDサージが入力されたときの誤動作を引き起こし難くできる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に対してスクイブ駆動回路100の駆動をNch型MOSトランジスタ7b、8bにて行うようにしたものである。なお、本実施形態にかかるスクイブ駆動回路100の基本構造は、第1実施形態のスクイブ駆動回路100とほぼ同様であるため、異なる部分についてのみ説明する。
図4は、本実施形態にかかるスクイブ駆動回路100のブロック構成を示したものである。本実施形態では、Nch型MOSトランジスタ7b、8bをハイサイドスイッチとなる出力用の第1、第2半導体スイッチング素子として適用している。また、図5は、図4の具体的な回路構成を示した図である。なお、図4には、複数ある回路系統のうちスクイブ抵抗1を駆動する回路系統のみを示してあるが、他の回路系統も同様の回路構成とされている。また、図4に示すスクイブ駆動回路100のレイアウトに関しては、上述した図3と同様である。以下、これらの図を参照して、本実施形態にかかるスクイブ駆動回路100について説明する。
図4に示すスクイブ駆動回路100は、第1実施形態に対して、Pch型MOSトランジスタ7a、8aに代えてNch型MOSトランジスタ7b、8bを用いていることと、駆動トランジスタ17もNch型MOSトランジスタにて構成されていることが異なっている。駆動トランジスタ17がNch型MOSトランジスタ7b、8bのゲートとGND間に接続され、駆動トランジスタ17のゲート電位を制御することにより、Nch型MOSトランジスタ7b、8bを駆動する。
また、カレントミラー接続されたNPNトランジスタ13a、14aのエミッタの接続先が第1実施形態と異なっている。すなわち、NPNトランジスタ13aのエミッタがシャント抵抗3、4のハイサイド側、NPNトランジスタ14aのエミッタがシャント抵抗3、4のローサイド側にそれぞれ接続されている。
このように構成されたスクイブ駆動回路100は、通常時には駆動トランジスタ17がオンされているため、Nch型MOSトランジスタ7b、8bがオフされ、スクイブ抵抗1、2に電流が流れない状態とされている。これが、車両の衝突が検知されるなどによりエアバックを開くタイミングになると、駆動トランジスタ17がオフされ、Nch型MOSトランジスタ7b、8bのゲートに閾値電圧VT以上の電圧が印加される。これにより、Nch型MOSトランジスタ7b、8bがオンされ、スクイブ抵抗1、2に電流が流される。
また、昇圧回路10にて電源電圧VBが所定電圧昇圧された電位が形成されることにより、出力端子11、12の電位が電源電圧VB近傍まで高くなっても定電流回路15、16にて定電流が生成され、それがNPNトランジスタ13a、14aに供給される。そして、スクイブ抵抗1、2に流される電流がシャント抵抗3、4にて電圧変換され、シャント抵抗3、4での電圧降下分の変動によりNPNトランジスタ13a、14aに流れる電流値が変動すると、その変動に応じてNPNトランジスタ29、30に流れる電流も変動し、それに応じてNchトランジスタ7b、8bのゲート電位が制御され、Nchトランジスタ7b、8bのソース−ドレイン間に流れる電流が制御される。これにより、スクイブ抵抗1、2に流れる電流が一定値となるように定電流制御が為される。
このように構成されたスクイブ駆動回路100でも、シャント抵抗3、4が出力端子11、12に接続された構成とされ、電源端子9は共通化された1つの端子とされている。そして、シャント抵抗3、4を電源端子9とPch型MOSトランジスタ7a、8aの間に配置するのではなく、Pch型MOSトランジスタ7a、8aと出力端子11、12の間に配置した構成としている。
したがって、本実施形態にかかるスクイブ駆動回路100のレイアウトも、上述した図3と同じものとなる。このため、第1実施形態と同様の効果を得ることが可能となる。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態について説明する。本実施形態は、第1、第2実施形態に対して電源端子9に接続されるパッド18、19を更に共通化したものである。本実施形態にかかるスクイブ駆動回路100の構造は、第1、第2実施形態と全く同じであり、レイアウト構造のみ異なっているため、レイアウト構造に関してのみ説明する。
図6は、本実施形態にかかるスクイブ駆動回路100のレイアウトを示した図である。この図に示されるように、Pch型MOSトランジスタ7a、8aもしくはNch型MOSトランジスタ7b、8bと電源端子9との間を電気的に接続させるためのパッド24がPch型MOSトランジスタ7a、8aもしくはNch型MOSトランジスタ7b、8bの間に一列に並べられている。すなわち、Pch型MOSトランジスタ7aに繋がるものとPch型MOSトランジスタ8aに繋がるもの、もしくは、Nch型MOSトランジスタ7bに繋がるものとNch型MOSトランジスタ8bに繋がるものを共通化している。このように、共通化したパッド24とすることにより、より装置の小型化を図ることが可能となる。
(第4実施形態)
本発明の第4実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に対して制限抵抗を備えたものであり、スクイブ駆動回路100の基本構造に関しては第1実施形態と同様であるため、異なる部分についてのみ説明する。
図7は、本実施形態にかかるスクイブ駆動回路100を示した図である。この図に示されるように、各NPNトランジスタ13a、14aのエミッタとシャント抵抗3、4との間に制限抵抗25、26を備えた構成としてある。このような制限抵抗25、26を備えることにより、出力端子11、12などを通じてESDサージが入力された場合、制限抵抗25、26の影響により、ESDサージによる電流を低減でき、ESDサージが入力されたときの誤動作を引き起こし難くできる。
さらに、図示しないが、出力端子11、12から入力される電圧の上限値をクランプするようなクランプ回路を備えることも有効である。例えば、各出力端子11、12にダイオードを介してMOSトランジスタを接続すると共に、MOSトランジスタのソース−ベース間にツェナーダイオードを備えた構成にできる。このような構成によれば、ツェナーダイオードに所定電圧が掛かるとMOSトランジスタがオンするため、出力端子11、12から入力される電圧の上限値をクランプすることができる。これにより、よりESD耐量を向上させることが可能となる。
(第5実施形態)
本発明の第5実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に対して具体的な素子分離方法やNPNトランジスタ13a、14aの配置等を示したものであり、基本的な回路構成などについては第1実施形態と同様であるため、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
図8は、本実施形態にかかるスクイブ駆動回路100のレイアウトを示した図である。また、図9は、図8のA−A断面図である。
本実施形態では、図8に示されるように、Pch型MOSトランジスタ7a、8aそれぞれを囲むようにトレンチ分離構造31、32が形成されている。
具体的には、図9に示されるように、スクイブ駆動回路100は、支持基板41上に埋込酸化膜42を介して活性層43が形成されたSOI(Silicon on insulator)基板44を半導体基板として用いて形成されている。活性層43は、例えばn型基板を薄型化して構成されており、この活性層43を貫通して埋込酸化膜42に達するトレンチ45内に側壁絶縁膜46およびPoly−Si等の埋込層47を配置することで、トレンチ分離構造31が形成されている。
そして、活性層43の表層部に、互いに分離するようにp+型ソース領域48およびp+型ドレイン領域49が備えられていると共に、これらp+型ソース領域48およびp+型ドレイン領域49の間をチャネル領域として、チャネル領域の表面にゲート絶縁膜50を介してゲート電極51が形成されることで、Pch型MOSトランジスタ7aの素子部が形成されている。この素子部を囲むようにトレンチ分離構造31が構成されている。なお、トレンチ分離構造32については断面構造を示していないが、トレンチ分離構造31と同様の構造とされている。
また、本実施形態では、シャント抵抗3を配線抵抗によって構成しているが、その配線抵抗の下にNPNトランジスタ13a、14aが配置されるようにしている。
例えば、図9に示されるように、Pch型MOSトランジスタ7a、8aでは、層間絶縁膜52に形成したコンタクトホールを通じてソース電極53がp+型ソース領域48と電気的に接続されると共に、ドレイン電極54がp+型ドレイン領域49と電気的に接続され、さらに、層間絶縁膜55を介して配線パターン56が形成されている。この配線パターン56のうち、ソース電極53と電気的に接続されたものがソース配線56a、ドレイン電極54と電気的に接続されたものがドレイン配線56bとされ、それらに隣接するようにシャント抵抗3となる配線抵抗56cやドレイン配線56bとパッド18とを繋ぐ配線部56dとされている。そして、配線抵抗56cにて構成されるシャント抵抗3の下にNPNトランジスタ13a、14aが配置されている。
なお、図9では、NPNトランジスタ7aのうちのp型ベース領域57と、その内側に形成されたn+型エミッタ領域58のみを記載してあるが、紙面垂直方向において、n+型コレクタ領域等も形成されている。また、図9では、シャント抵抗4が備えられる回路系統については図示されていないが、シャント抵抗4の下にも、その回路系統に備えられるNPNトランジスタが配置されている。
さらに、本実施形態では、NPNトランジスタ13a、14aを隣り合わせて配置すると共に、これらの配列方向が発熱するPch型MOSトランジスタ7aと平行となるようにしている。つまり、NPNトランジスタ13a、14aがPch型MOSトランジスタ7aから等しい距離に配置されるようにしている。
以上のような構造により、本実施形態のスクイブ駆動回路100が構成されている。このように、Pch型MOSトランジスタ7a、8aをトレンチ分離構造31、32によって囲んだ構造としているため、PN分離等と比較して、Pch型MOSトランジスタ7a、8aで発した熱が他の回路系統を含めたその周囲の領域に伝わり難くすることが可能になると共に、逆に他の回路系統を含めたその周囲の領域の熱がPch型MOSトランジスタ7a、8aに伝わり難くすることも可能となる。
すなわち、スクイブ駆動回路100が駆動される際には、Pch型MOSトランジスタ7a、8aで最も熱が発生し易いが、その熱が周囲に伝わると、例えばNPNトランジスタ13a、14aの作動に影響を与えるなどの不具合が発生する可能性がある。また、逆に、Pch型MOSトランジスタ7a、8aが他の回路系統の熱の影響を受けると、Pch型MOSトランジスタ7a、8a自身の作動にも影響する可能性がある。このため、Pch型MOSトランジスタ7a、8aをトレンチ分離構造31、32によって囲み、他の領域から熱的に分離することにより、それらの不具合が発生することを抑制できる。また、PN分離と比較してトレンチ分離構造31、32の方が高温時のリーク電流が少なくできる。
また、シャント抵抗3の下にNPNトランジスタ13a、14aを配置しているため、発熱する第1、第2半導体スイッチング素子からの距離がほぼ等しく、シャント抵抗と第1、第2NPNトランジスタの温度差を抑制させられる。また、シャント抵抗3は、アルミニウムなどの金属からなる配線抵抗56cにて構成されるため熱伝導が良いが、それと比較すると拡散層にて構成されるNPNトランジスタ13a、14aは熱伝導が悪い。このため、熱伝導が良いシャント抵抗3の下にNPNトランジスタ13a、14aを配置することで、シャント抵抗3の熱をNPNトランジスタ13a、14aに伝えることができ、これらの間の温度差を小さくすることも可能となる。このため、発熱するPch型MOSトランジスタ7a、8aの近傍にシャント抵抗3やNPNトランジスタ13a、14aを配置しても、それによる特性変動を抑制することができる。特に、上述したようなトレンチ分離構造31、32を採用することにより、熱伝導を低下させることができるため、近傍に近づければ近づけるほど、上記効果を得ることができる。
また、NPNトランジスタ13a、14aがPch型MOSトランジスタ7aから等しい距離に配置されるようにしているため、Pch型MOSトランジスタ7aの熱がNPNトランジスタ13a、14aに対して等しく伝わるようにできる。このため、カレントミラー接続されたNPNトランジスタ13a、14aの温度差に起因する特性変動を抑制でき、ペア性が損なわれないようにすることが可能となる。
なお、本実施形態形態では、分離構造としてトレンチ分離構造31、32を採用したり、シャント抵抗3、4の下にNPNトランジスタ13a、14aを配置したり、NPNトランジスタ13a、14aがPch型MOSトランジスタ7aから等しい距離となるように配置したりする構造を示したが、これらすべてを適用する必要はなく、個々に適用すれば、それぞれの構造に対する効果を得ることができる。
(他の実施形態)
上記各実施形態では、シャント抵抗3、4を抵抗素子として図示してあるが、シャント抵抗3、4は、単にパターン配線の配線抵抗にて構成することもできる。
また、上記実施形態では、スクイブ抵抗1、2のローサイド側がGND接続されている例を示したが、直接GND接続するのではなく、もう一つ半導体スイッチング素子、例えばMOSトランジスタを介して接続するような構造としても良い。その場合、半導体スイッチング素子は、通常時はオフされ、スクイブ抵抗1、2に電流を流す時には常時オンされることになる。
また上記第1、第2実施形態では、図1、図4に示すスクイブ駆動回路100内の第1、第2駆動回路5、6の一例として、図2、図5に示す回路構成を示したが、これらは単なる一例を示したものであり、これらに限るものではない。例えば、図5では、駆動トランジスタ17がGND接続されている例を挙げたが、出力端子11に接続されるようにしても良い。
なお、上記各実施形態では、スクイブ抵抗1、2が2つ備えられる場合を例に挙げて説明したが、2つに限るものではなく、それ以上の数であっても良い。その場合、少なくとも2つの回路系統において電源端子の共通化を行えれば良い。また、シャント抵抗3、4を内蔵した定電流制御回路として、定電流供給先である負荷がスクイブ抵抗1、2であるスクイブ駆動回路100を例に挙げて説明したが、その他の回路で負荷に流す定電流をシャント抵抗にて検出して制御するような定電流制御回路であっても構わない。
さらに、上記第5実施形態では、第1実施形態の構造に対して、分離構造としてトレンチ分離構造31、32を採用したり、シャント抵抗3、4の下にNPNトランジスタ13a、14aを配置したり、NPNトランジスタ13a、14aがPch型MOSトランジスタ7aから等しい距離となるように配置したりした。しかしながら、これらは単なる一例であり、第2〜第4実施形態の構造に対して、同様の構造を適用することもできる。
1、2 スクイブ抵抗
3、4 シャント抵抗
5、6 第1、第2駆動回路
7a、8a Pch型MOSトランジスタ
7b、8b Nch型MOSトランジスタ
9 電源端子
10 昇圧回路
11、12 出力端子
13a、14a NPNトランジスタ
15、16 定電流回路
17 駆動トランジスタ
18〜21、24 パッド
25、26 制限抵抗
31、32 トレンチ分離構造
44 SOI基板
56c 配線抵抗
100 スクイブ駆動回路

Claims (8)

  1. 電源電圧(VB)が印加される電源端子(9)と、
    前記電源端子(9)に接続され、第1、第2負荷(1、2)それぞれに対して前記電源電圧(VB)に基づいて流す定電流の制御を行う出力用の第1、第2半導体スイッチング素子(7a、7b、8a、8b)と、
    前記第1、第2負荷(1、2)それぞれに接続される第1、第2出力端子(11、12)と、
    前記第1負荷(1)と前記第1半導体スイッチング素子(7a、7b)との間に配置され、前記第1負荷(1)に流される前記定電流を検出する第1シャント抵抗(3)と、
    前記第2負荷(2)と前記第2半導体スイッチング素子(8a、8b)との間に配置され、前記第2負荷(2)に流される前記定電流を検出する第2シャント抵抗(4)と、
    前記電源電圧(VB)を所定電圧昇圧する昇圧回路(10)と、
    前記昇圧回路(10)にて昇圧された電圧に基づいて駆動されると共に、前記第1シャント抵抗(3)で検出される前記定電流に基づいて前記第1半導体スイッチング素子(7a、7b)を制御する第1駆動回路(5)と、
    前記昇圧回路(10)にて昇圧された電圧に基づいて駆動されると共に、前記第2シャント抵抗(4)で検出される前記定電流に基づいて前記第2半導体スイッチング素子(8a、8b)を制御する第2駆動回路(6)と、
    前記第1半導体スイッチング素子(7a、7b)に電気的に接続される第1パッド(18、24)と、
    前記第2半導体スイッチング素子(8a、8b)に電気的に接続される第2パッド(19、24)と、を備え、
    前記第1半導体スイッチング素子(7a、7b)と前記第2半導体スイッチング素子(8a、8b)とは同一チップ内において隣り合わせに配置されており、前記第1パッド(18、24)および前記第2パッド(19、24)は、前記第1半導体スイッチング素子(7a、7b)と前記第2半導体スイッチング素子(8a、8b)の間に備えられていると共に、これら第1、第2パッド(18、19、24)が共通する1つの前記電源端子(9)に電気的に接続され、前記第1、第2シャント抵抗(3、4)が前記第1半導体スイッチング素子(7a、7b)と前記第2半導体スイッチング素子(8a、8b)の外側に配置されていることを特徴とする定電流制御回路。
  2. 前記第1、第2半導体スイッチング素子は、Pch型MOSトランジスタ(7a、8a)であり、
    前記第1、第2駆動回路(5、6)は共に、
    前記昇圧回路(10)にて昇圧された電圧に基づいて定電流を生成する第1、第2定電流回路(15、16)と、
    前記第1定電流回路(15)に対してコレクタおよびベースが接続された第1NPNトランジスタ(13a)と、
    前記第2定電流回路(16)に対してコレクタが接続され、かつ、前記第1NPNトランジスタ(13a)と互いのベース同士が接続されることでカレントミラー接続された第2NPNトランジスタ(14a)と、
    前記第1、第2半導体スイッチング素子を構成する前記Pch型MOSトランジスタ(7a、8a)のゲート電圧を制御する駆動トランジスタ(17)と、を有し、
    前記第2定電流回路(16)と前記第2NPNトランジスタ(14a)のコレクタとの接続点が前記第1、第2半導体スイッチング素子を構成する前記Pch型MOSトランジスタ(7a、8a)のゲートに接続され、
    前記第1NPNトランジスタ(13a)のエミッタが前記第1、第2シャント抵抗(3、4)のローサイド側に接続されていると共に、前記第2NPNトランジスタ(14a)のエミッタが前記第1、第2シャント抵抗(3、4)のハイサイド側に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の定電流制御回路。
  3. 前記第1、第2半導体スイッチング素子は、Nch型MOSトランジスタ(7b、8b)であり、
    前記第1、第2駆動回路(5、6)は共に、
    前記昇圧回路(10)にて昇圧された電圧に基づいて定電流を生成する第1、第2定電流回路(15、16)と、
    前記第1定電流回路(15)に対してコレクタおよびベースが接続された第1NPNトランジスタ(13a)と、
    前記第2定電流回路(16)に対してコレクタが接続され、かつ、前記第1NPNトランジスタ(13a)と互いのベース同士が接続されることでカレントミラー接続された第2NPNトランジスタ(14a)と、
    前記第1、第2半導体スイッチング素子を構成する前記Nch型MOSトランジスタ(7b、8b)のゲート電圧を制御する駆動トランジスタ(17)と、を有し、
    前記第2定電流回路(16)と前記第2NPNトランジスタ(14a)のコレクタとの接続点が前記第1、第2半導体スイッチング素子を構成する前記Nch型MOSトランジスタ(7b、8b)のゲートに接続され、
    前記第1NPNトランジスタ(13a)のエミッタが前記第1、第2シャント抵抗(3、4)のハイサイド側に接続されていると共に、前記第2NPNトランジスタ(14a)のエミッタが前記第1、第2シャント抵抗(3、4)のローサイド側に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の定電流制御回路。
  4. 前記第1、第2シャント抵抗(3、4)と前記第1、第2NPNトランジスタ(13a、14a)の間には、それぞれ、前記第1、第2NPNトランジスタ(13a、14a)に流れ込む電流を制限する制限抵抗(25、26)が備えられていることを特徴とする請求項2または3に記載の定電流制御回路。
  5. 半導体基板(44)を有し、
    前記第1、第2半導体スイッチング素子および第1、第2駆動回路が前記半導体基板に形成されていると共に、前記第1、第2シャント抵抗が前記半導体基板上に形成されており、前記第1、第2シャント抵抗が配線抵抗(56c)にて構成され、
    前記第1、第2駆動回路に備えられる第1、第2NPNトランジスタは、前記第1、第2シャント抵抗の下に配置されていることを特徴とする請求項2ないし4のいずれか1つに記載の定電流制御回路。
  6. 半導体基板(44)を有し、
    前記第1、第2半導体スイッチング素子および第1、第2駆動回路が前記半導体基板に形成されていると共に、前記第1、第2シャント抵抗が前記半導体基板上に形成されており、前記第1、第2シャント抵抗が配線抵抗(56c)にて構成され、
    前記第1、第2駆動回路に備えられる第1、第2NPNトランジスタは、それぞれ、前記第1、第2半導体スイッチング素子に対して等しい距離に並べられて配置されていることを特徴とする請求項2ないし5のいずれか1つに記載の定電流制御回路。
  7. 前記第1パッドと前記第2パッドは共通化されたパッド(24)とされていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の定電流制御回路。
  8. 半導体基板(44)を有し、
    前記第1、第2半導体スイッチング素子および第1、第2駆動回路が前記半導体基板に形成されていると共に、前記第1、第2シャント抵抗が前記半導体基板上に形成されており、
    前記半導体基板には、前記第1、第2半導体スイッチング素子それぞれを別々に囲むトレンチ分離構造(31、32)が形成されていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1つに記載の定電流制御回路。
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