JP4513732B2 - 誘導加熱調理器 - Google Patents

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Description

本発明は、誘導加熱調理器の加熱コイルのユニット構成に関するものである。
現在、キッチンの有効活用ということで、ビルトインタイプのIHクッキングヒーター、ガス調理器等の調理器具の下方に、電気レンジや食器洗い乾燥機、また引きだし等の収納スペースを設けられている。その際、そのスペースを大きく使用するために、ビルトインタイプのIHクッキングヒーターやガス調理器の本体厚みをできるだけ薄くする必要性
がある。
従来の誘導加熱調理器の加熱コイルの構成を図15、16において説明する。渦巻状に形成された加熱コイル1は絶縁体2の上に載置され、絶縁体2は樹脂の支持体3により支持されている。絶縁体2の下方には支持体3により囲われ放射上に収納されたフェライト4が複数配置されている。加熱コイル1の外周部には、非磁性金属の周回状のリング5があり、支持体3により支持されている。
しかしながら、前記従来の構成では、支持体3は樹脂で構成されているため、加熱コイル1やフェライト4を支持する際、ある程度の強度、つまり肉厚(約2ミリ)が必要であるため、加熱コイルユニットの厚みが厚くなるという課題を有していた。また、ノイズを抑えるためにリング5等を別部品で構成させる必要があるため、部品点数が多くなるという課題も有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、加熱コイルユニットの厚みを薄くすることで、薄型化した誘導加熱調理器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明は、加熱コイルと、前記加熱コイルを支持する絶縁板と、前記絶縁板の下方に位置するフェライトと、前記フェライトを支持する非磁
性金属の支持体と、前記支持体上に載置され前記フェライトを位置決めする樹脂の保持台と、前記支持体下部にあり前記支持体を支持しかつ前記フェライトを載置する支持体ベースとを備え、前記支持体は、前記フェライトの支持部が穴形状で貫かれた構成としたものである。
これによって、加熱コイルユニットを薄型化するだけでなく、フェライトの位置決めを容易にすることができる組立性のよい機器をも提供することができる
本発明の誘導加熱調理器は、加熱コイルユニットを薄型化するだけでなく、フェライトの位置決めを容易にすることができる組立性のよい機器をも提供することができる。
また、加熱コイル下の支持体を非磁性金属にしているため、加熱コイルからのノイズの発生をも低減し、信頼性を高くすることができる。
第1の発明は、加熱コイルと、前記加熱コイルを支持する絶縁板と、前記絶縁板の下方に位置するフェライトと、前記フェライトを支持する非磁性金属の支持体と、前記支持体上に載置され前記フェライトを位置決めする樹脂の保持台と、前記支持体下部にあり前記支持体を支持しかつ前記フェライトを載置する支持体ベースとを備え、前記支持体は、前記フェライトの支持部が穴形状で貫かれた構成とすることにより、加熱コイルユニットを薄型化するだけでなく、フェライトの位置決めを容易にすることができる組立性のよい機器をも提供することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の保持台を、温度検知素子をも保持する構成とすることにより、加熱コイルユニットを薄型化するだけでなく、調理性能や安全性をも高まった機器を提供することができる。
の発明は、特に、第1または2の発明の支持体ベースにおいて、支持体ベース下には冷却風の流れを案内するガイドを設けた構成とすることにより、加熱コイルユニットを薄型化するだけでなく、基板の冷却性能も向上できる信頼性の高い機器をも提供することができる。
以下、本発明の実施の形態又は参考の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態又は参考の形態によって本発明が限定されるものではない。
参考の形態1)
図1〜5は、本発明の第1の参考の形態における加熱コイルユニットの斜視図、加熱コイルユニットの断面図、加熱コイルを外した斜視図、誘導加熱調理器内部の斜視図、製品をキッチンに取付けた斜視図を示すものである。
図1〜5において、渦巻状に形成された加熱コイル11は絶縁板12の上に載置され、絶縁板12は非磁性金属(一般的にはアルミニウム板)の支持体13上にピン等で位置決め載置された保持台14により支持されている。保持台14は、加熱コイル11からの下方への磁力線を吸収する棒状のフェライト15を周囲を囲うように位置決めし、加熱コイル11との位置関係を一定に保っている。(位置決めされた保持台14にフェライト15をセットする)保持台14の高さが若干フェライト15よりも高く、保持台14で絶縁板12及び加熱コイル11を支持している。
以上のように構成された誘導加熱調理器の加熱コイルの構成について、以下その動作、作用を説明する。
まず、上記構成において、一番下の支持体13は金属で構成されているため、板厚が薄くても強度は確保できる。(約1mm〜1.5mm)さらに、フェライト15は約4mm、また絶縁板12はマイカで構成させることができるため、板厚0.5mm〜1.5mmとなる。加熱コイル11も約3mm〜4mmでできるため、加熱コイルユニットとしては、最低8.5mmで構成させることができる(フェライトを棒状にせず、漏洩磁束の磁気抵抗を確保するための断面積を確保しつつ、扇型形状や円形状にすればさらに薄くすることもできる)。従来例の構成であると、支持体が樹脂で構成され、フェライトや加熱コイルを支持する必要があるため、最低でも2mmはいるため、加熱コイルユニットとしての厚みは厚くなってしまうのである。よって、加熱コイルユニットを従来よりも薄くすることができる。
さらに、保持台14は樹脂で構成されているためフェライト15を位置決めする構成を容易につくることができ、また確実に取付けたい位置に固定させることができるため、加熱コイル11の位置とフェライト15の位置関係により変化する加熱コイルからのノイズの発生についても、必ず設計通りの位置にセットできるため、バラツキを最小限に抑えることができる。また、保持台14の高さがフェライト15より若干高い(0.5mm程度)ため、支持は保持台14でされるため、脆いフェライト15には強度が加わらず、割れたりすることもない。
また、加熱コイル11の下方に位置する支持体13は非磁性金属で構成され、かつ加熱コイル11全体を覆っているため、先程も述べましたが、加熱コイル11からのノイズに対しても、磁力線の吸収をすることで、外部への発生を抑えることができる。従来例のように、ノイズ低減のために、非磁性金属の周回状のリングや珪素鋼板、また基板上にノイズ低減フィルタ等のいろいろな部品追加をする必要がなくなる。つまり、支持体13は、従来例の支持体とリングを兼ねることができ、より部品点数の削減が実現できる。
以上のように、本参考の形態においては、加熱コイルを支持する支持板を非磁性金属にし、その上に樹脂の保持台を備えた構成とすることにより、部品点数を削減し、かつ性能も満足した薄型化を実現した加熱コイルユニットを提供することができる。また、このことにより、本体厚みを薄くすることができため、キッチン16に本体を設置した際、下方の空間は大きく使うことができる。それにより、電気オーブン17、洗濯機、食器洗い乾燥機また収納スペースとして有効に利用でき、使用者にとって使い勝手のよいキッチンを提供することができる。
また、今回フェライトを4本で構成させているが性能によっては、放射状に8本均等においてもよいし、特にフェライトの置き方については、臨機応変に配置させてよい。
また、フェライトの断面積を維持して、扇形状や円筒形状にすれば、さらに薄型にすることができる。
また、フェライトの固定にシリコン等の接着剤を使用すれば、より確実に固定することができる。
参考の形態2)
図6は本発明の第2の参考の形態における加熱コイルユニットの断面図を示すものである。
図6において、基本的な構成は参考の形態1と同様であるため、構成の違うところのみを説明する。加熱コイル11、絶縁板12、フェライト15を支持している保持台14には、トッププレート18の温度を検知するサーミスタ等で構成された温度検知素子19があり、温度検知素子19は温度検知素子支持台20に支持されている。
以上のように構成された誘導加熱調理器の加熱コイルの構成について、以下その動作、作用を説明する。
動作、作用についても、参考の形態1の内容と違う部分についてだけ述べるため、同様の内容は参考の形態1を参照とする。トッププレート上で調理することを考える。加熱コイルユニットには温度検知素子19が搭載されているため、温度検知により入力の制御を行い、おいしい調理を行うことができる。また、温度検知によりずっと加熱され続けることはないため、安全性も向上する。
そして、保持台14は樹脂で構成されているため、温度検知素子保持台20の保持構成を容易に作ることができ、信頼性の高い温度検知を実現できる。
以上のように、本参考の形態においては、保持台に温度検知素子をも保持する構成とすることで、加熱コイルユニットを薄型化するだけでなく、調理性能や安全性をも高まった機器を提供することができる。
また、本参考の形態では、温度検知素子は中央に1つだけ示しているが、加熱コイル間等にもう1つ設けても、同様の効果が得られる。
当然、参考の形態1に示した効果も同様に得られる。
参考の形態3)
図7、図8は本発明の第3の参考の形態における加熱コイルユニットの断面図、支持体の斜視図を示すものである。
図7、図8において、基本的な構成は参考の形態1と同様であるため、構成の違うところのみを説明する。支持体13のフェライト15の支持部には他の支持体13の面A21より低い段差、面B22を有している。
以上のように構成された誘導加熱調理器の加熱コイルの構成について、以下その動作、作用を説明する。
動作、作用についても、参考の形態1の内容と違う部分についてだけ述べるため、同様の内容は参考の形態1を参照とする。面B22は面A21より一段低いため、保持台14がたとえなくても、設定した位置にフェライト15をセットすることができる。また、保持台14があっても、保持台14の位置決めと段差の位置決めにより確実にセット位置に固定させることができる。
また、フェライト15が載る面B22は一段下がっているため、保持台14の厚みを段差分低くすれば、より加熱コイルユニットを薄型化することができる。
以上のように、本参考の形態においては、支持板において、フェライト載置部は支持体の他の面より低い段差を設けた構成とすることで、加熱コイルユニットをより薄型化するだけでなく、フェライトの位置決めを容易にすることができる組立性のよい機器をも提供
することができる。
当然、参考の形態1、2に示した効果も同様に得られる。
(実施の形態
図9、10は本発明の第の実施の形態における加熱コイルユニットの断面図、支持体の斜視図を示すものである。
図9、10において、基本的な構成は参考の形態1と同様であるため、参考の形態1を参照とする。支持体13の下部には、支持体13を支持する支持体ベース23があり、そして、支持体13のフェライト15の支持部はフェライト15形状の穴24で貫かれ、フェライト15は支持体ベース23上に載置されている。
以上のように構成された誘導加熱調理器の加熱コイルの構成について、以下その動作、作用を説明する。
動作、作用についても、参考の形態1の内容と違う部分についてだけ述べるため、同様の内容は参考の形態1を参照とする。支持体13はフェライト15形状(例えば、長方形)に貫けているため、フェライト15をセットする時は、その穴24にセットすれば、設定の位置に確実に容易に置くことができる。支持体13の下方には、支持体保持ベース23が配置されているため、フェライト15は支持体ベース23で支持されて、落ちることはない。また、支持体13のフェライト15部は穴24が開くことになり、その分加熱コイルユニットとして、厚みを薄くすることもできる。穴24以外のところは、非磁性金属で覆われているため、ノイズについての外部への発生も従来例1同等のレベルに抑えることができる。
以上のように、本実施の形態においては、下部には支持体を支持する支持体ベースを備え、支持体はフェライト載置部が穴形状で貫かれた構成とすることで、加熱コイルユニットを薄型化するだけでなく、フェライトの位置決めを容易にすることができる組立性のよい機器をも提供することができる。
当然、実施の形態1、参考の形態1、2に示した効果も同様に得られる。
(実施の形態
図11、12は本発明の第の実施の形態における加熱コイルユニットの断面図、加熱コイルユニットの斜視図を示すものである。
図11、12において、基本的な構成は参考の形態1と同様であるため、構成の違うところのみを説明する。支持体ベース23下には加熱コイル11を駆動する基板24があり基板25の近傍には、基板25の冷却を行うファンモーターで構成された冷却手段25が配置されている。基板24上の支持体ベース23の下には、冷却手段26からの風を案内し、効率よく冷却させるためのガイド27が設けられている。基板25、冷却手段26及び、加熱コイルユニットは基板ベース28により支持されている。
以上のように構成された誘導加熱調理器の加熱コイルの構成について、以下その動作、作用を説明する。
動作、作用についても、参考の形態1の内容と違う部分についてだけ述べるため、同様の内容は参考の形態1を参照とする。冷却手段26から流れてきた風は、基板25の方へと流される。ところが、基板25上には大きく発熱されている部位があり、そこを強力に冷却してやる必要がある。ところが、支持体ベース23の下部には、一体になったガイド27が設けられ、かつ外側は基板ベース28の壁で囲まれているため、冷却手段26からの風を逃がさず、大きな発熱部品、例えば、基板25上に図示した放熱フィンに取付けられるスイッチング素子等の制御部品、のところに集中して流すことができるため、効率よく基板25を冷却することができる。また、支持体13は非磁性金属、ここではアルミニウムを使用しているため、広範囲において基板25の熱、あるいは加熱コイル11からの熱を放熱することができる(アルミニウムは熱伝導が非常によいため)。
以上のように、本実施の形態においては、支持体ベース下には冷却風の流れを案内するガイドを設けた構成とすることで、加熱コイルユニットを薄型化するだけでなく、基板、加熱コイルの冷却性能も向上できる信頼性の高い機器を提供することができる。
なお、ここでは支持板をアルミニウムで説明したが、他の熱伝導のよい金属で構成させても同様の効果が得られる。
また、ガイドは支持体ベースと一体でなくても、別体の樹脂やシートで構成させてもよい。
そうすることで、より効率のよい冷却を行うための複雑なガイド形状を金型の抜き方向を気にすることなく簡単に作ることができる。
参考の形態
図13、14は本発明の第参考の形態における加熱コイルユニットの断面図、加熱コイルユニットの斜視図を示すものである。
図13、14において、基本的な構成は参考の形態1と同様であるため、構成の違うところのみを説明する。支持体13の下方にはアルミニウム等でできた熱伝導のよい放熱フィン29が、面当りつまり接触面積を多くさせてねじで締結されている。
以上のように構成された誘導加熱調理器の加熱コイルの構成について、以下その動作、作用を説明する。
動作、作用についても、実施の形態の内容と違う部分についてだけ述べるため、同様の内容は実施の形態を参照とする。加熱コイル11が加熱された時を考える。加熱コイル11から発生した熱は、絶縁板12を介して、アルミニウム性の支持体13に輻射、伝導される。ところが、支持体13は、熱伝導性のよい金属からなり、また投影面積も広く構成されているため、大きく放熱され、加熱コイルの効率的な冷却をおこなえる。さらに、支持体13下部には、放熱フィン29が接触面積を多くして取付けられて、かつ冷却手段25からの風もあるため、基板25を含め効率的に冷却される。
以上のように、本参考の形態においては、支持体下方には放熱フィンを設けた構成とすることで、加熱コイルだけでなく、支持体下方に置かれた基板ユニットの冷却をも効率的に行うことができるため、加熱コイルユニットを薄型化するだけでなく、基板の冷却性能も向上できる信頼性の高い機器をも提供することができる。
また、本参考の形態では、支持体13と放熱フィン29は別体で記載しているが、ダイキャスト等の一体で構成させてもよく、支持板13全体的に放熱フィンを立ててもよい。
なお、放熱フィン29に基板25上に構成されているIGBT等の発熱部品を直接、または絶縁シート等の絶縁体を挟んで取付けても、さらに冷却性能を向上させることができる(但し、直接つける際は、放熱フィン29あるいは、支持体13を絶縁する配慮が必要である)。
参考の形態
図14は本発明の第参考の形態における加熱コイルユニットの斜視図を示すものである。
図14において、基本的な構成は参考の形態1と同様であるため、構成の違うところのみを説明する。加熱コイル11、絶縁板12、保持台14、フェライト15を1つとしたユニットが、長方形状の支持体30上に複数載置されている。
以上のように構成された誘導加熱調理器の加熱コイルの構成について、以下その動作、作用を説明する。
動作、作用についても、参考の形態1の内容と違う部分についてだけ述べるため、同様の内容は参考の形態1を参照とする。支持体13上に複数の加熱コイルが載置されているため、同サイズの加熱コイル、またワット仕様の違うタイプを組み合わせた形で、1つのモジュールにすることができるため、部品点数を少なく、また組み立てやすくすることができる。
また、支持板13の面積を大きくとることができるため、放熱性を上げることができるし、また加熱コイル11からのノイズの発生をも吸収しやすくすることができる。
以上のように、本参考の形態においては、支持体上には、複数の加熱コイルを載置した構成とすることで、加熱コイルユニットを薄型化するだけでなく、複数のバーナーを1つのモジュールにすることができるので、加熱コイルのモジュール化が図られ、かつ部品点数を削減できて、組み立てやすい機器を提供することができる。
以上のように、本発明にかかる誘導加熱調理器は加熱コイルユニットを薄く構成することができるため、別の電気熱源機器との組み合わせた機器等の用途にも適用できる。
本発明の参考の形態1における誘導加熱調理器の加熱コイルユニットの断面図 本発明の参考の形態1における誘導加熱調理器の加熱コイルの斜視図 本発明の参考の形態1における誘導加熱調理器の加熱コイルを外した斜視図 本発明の参考の形態1における誘導加熱調理器内部の斜視図 本発明の参考の形態1における誘導加熱調理器をキッチンに取付けた斜視図 本発明の参考の形態2における誘導加熱調理器の加熱コイルユニットの断面図 本発明の参考の形態3における誘導加熱調理器の加熱コイルユニットの断面図 本発明の参考の形態3における誘導加熱調理器の支持体の斜視図 本発明の実施の形態における誘導加熱調理器の加熱コイルユニットの断面図 本発明の実施の形態における誘導加熱調理器の支持体の斜視図 本発明の実施の形態における誘導加熱調理器の加熱コイルユニットの断面図 本発明の実施の形態における誘導加熱調理器の加熱コイルユニットの斜視図 本発明の参考の形態における誘導加熱調理器の加熱コイルユニットの断面図 本発明の参考の形態における誘導加熱調理器の加熱コイルユニットの斜視図 従来の誘導加熱調理器の加熱コイルユニットの上面図 従来の誘導加熱調理器の加熱コイルの断面図
11 加熱コイル
12 絶縁板
13 支持体
14 保持台
15 フェライト
16 キッチン
17 電気オーブン
18 トッププレート
19 温度検知素子
20 温度検知素子保持台
21 面A
22 面B
23 支持体ベース
24 穴
25 基板
26 冷却手段
27 ガイド
28 基板ベース
29 放熱フィン
30 長方形状の支持体

Claims (3)

  1. 加熱コイルと、前記加熱コイルを支持する絶縁板と、前記絶縁板の下方に位置するフェライトと、前記フェライトを支持する非磁性金属の支持体と、前記支持体上に載置され前記フェライトを位置決めする樹脂の保持台と、前記支持体下部にあり前記支持体を支持しかつ前記フェライトを載置する支持体ベースとを備え、前記支持体は、前記フェライトの支持部が穴形状で貫かれた誘導加熱調理器。
  2. 保持台は、温度検知素子をも保持する請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  3. 支持体ベースの下には、冷却風の流れを案内するガイドを設けた請求項1または2に記載の誘導加熱調理器。
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