JP5605002B2 - 誘導加熱調理器 - Google Patents

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Description

本発明は、誘導加熱調理器における加熱コイルの組み立て方法に関する。
近年、火を使わない、燃焼ガスの出ない安全でクリーンな熱源として誘導加熱調理器が普及してきている。この誘導加熱調理器は誘導加熱のための加熱コイルと、加熱コイルに高周波電流を制御可能に供給する制御回路上に様々な電子部品とを備えている。
そして、誘導加熱調理器はガス加熱に比べて高い熱効率であるものの、被調理鍋の材質
による被透磁率や抵抗率によって加熱効率が異なり、相対的に熱効率の低い条件下では熱損失が増大し、その分加熱コイル等の部品の発熱が増大するため、安定した加熱調理を行うために、加熱コイルの構造が重要となり、種々の改良がなされている。
この種の誘導加熱調理器の加熱コイルの構成としては、簡便な方法で放熱板の所定位置に加熱コイルおよびコイルベースを固定する構成としたものがある。(例えば、特許文献1参照)
例えば、図5に示す誘導加熱調理器において、被調理鍋(図示せず)が載置されるトップレート101の下方に配置されるコイルユニット102は加熱コイル103と、加熱コイル103が載置されるフェライト104と、フェライト104を保持するコイルベース105で構成されている。
そして、コイルベース105の上面側に突出した、放射状に複数本配置された棒状のフェライト104が加熱コイル103下面に直接接触して保持しており、加熱コイル103の発熱を熱伝導によって、フェライト104に積極的に伝熱される構造となっている。
ここで、加熱コイル103とフェライト104の間隙に熱伝導性の高い熱伝導部材を充填して、加熱コイル103の熱拡散を良好にすれば、より効率よく加熱コイル103を冷却できる。
その熱伝導部材は、例えばアルミ等の粉末(フィラー)を充填させたシリコンゴム板や熱硬化性の接着材でもよいし、熱伝導性グリースなどでもよい。
特開2005−302406号公報
しかしながら、従来の構成では、加熱コイル103とフェライト104の間隙に熱伝導性の高い熱伝導部材を充填するようになっていて、その熱伝導部材は、例えばアルミ等の粉末(フィラー)を充填させたシリコンゴム板や熱硬化性の接着材でもよいし、熱伝導性グリースなどでもよいため、加熱コイル103とフェライト104の固定は、熱硬化性の接着材以外では別の固定手段が必要となり、構成が複雑となって、工数が増えてしまう課題があった。
また、熱硬化性の接着材では、液状態で加熱コイル103あるいはフェライト104に塗布して貼り合わせた後、固定治具で固定して保持し加熱することで固定するため、組み立て性が悪く、工数がかかる上に、加熱・冷却の保持時間が多くかかったり、接着加熱時の固定治具が多数必要になったりする課題や、さらに、塗布した熱硬化性の接着材が加熱硬化時に粘性が下がるとともに熱膨張して、周辺に流れ出して意図しないところで硬化してしまうなどの心配があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、組み立て時の加熱コイルなどを定位置に保持する仮固定と、接着材の硬化による本固定を分けて行うとともに、接着材の硬化を加熱コイルの加熱時の熱で被固定物を固着するように構成して組み立て性の向上を図るとともに、加熱コイルなどを組み立てた状態で本固定することで組み立ての位置形状に沿いやすく固定して、不要なストレスを生じさせず品質・性能の向上を図ることを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の誘導加熱調理器は、本体の上面に設けたトッププレートと、前記トッププレートの下方に設けられ前記トッププレート上の被加熱調理容器を加熱する略円形状の加熱コイルと、前記トッププレートと前記加熱コイルとの間に配された断熱材と、前記加熱コイルを保持するコイルベースと、前記加熱コイルの下方に位置し前記コイルベースに配設されるフェライトと、前記加熱コイルと前記フェライトとの間に位置する絶縁シートと、前記コイルベースと前記フェライトとを固定する第1の固定手段と、前記フェライトと前記絶縁シートとを固定する第2の固定手段と、前記絶縁シート前記加熱コイルとを固定する第3の固定手段と、前記加熱コイルと前記断熱材とを固定する第4の固定手段と、を備え、前記第1ないし第4の固定手段の少なくとも1つの固定手段は、シート状とし、前記第1ないし第4の固定手段の各々の少なくとも一部の表皮層により前記コイルベースと前記フェライトと前記絶縁シートと前記加熱コイルと前記断熱材の各々を保持するように、常温で粘着性を有するように構成するとともに、前記第1ないし第4の固定手段の各々の少なくとも一部を前記加熱コイルの加熱時の熱で前記コイルベースと前記フェライトと前記絶縁シートと前記加熱コイルと前記断熱材の各々を固着すると共に、前記加熱コイルは前記断熱材を介して前記トッププレートから前記コイルベースに押し付けられるように保持されている。
また、第1ないし第4の固定手段はエポキシ等の熱硬化性接着材の硬化途中で反応を停止しシート状に形成して、前記第1ないし第4の固定手段の表皮層を、常温で粘着性を有するように構成するとともに、前記第1ないし第4の固定手段は前記加熱コイルの加熱時の熱で前記コイルベースと前記フェライトと前記絶縁シートと前記加熱コイルと前記断熱材の各々を固着するように構成して、該誘導加熱調理器を組み立て時に、前記コイルベースと前記フェライトとの固定と、前記フェライトと前記絶縁シートとの固定と、前記絶縁シート前記加熱コイルとの固定と、前記加熱コイルと前記断熱材との固定とを、前記第1ないし第4の固定手段の表皮層の粘着性で、一時固定して組み立てたのち、前記加熱コイルの加熱時の熱で被固定物を固着するように構成してある。
また、本体の上面に設けたトッププレートと、前記トッププレートの下方に設けられ前記トッププレート上の被加熱調理容器を加熱する略円形状の加熱コイルと、前記トッププレートと前記加熱コイルとの間に配された断熱材と、前記加熱コイルを保持するコイルベースと、前記加熱コイルの下方に位置し前記コイルベースに配設されるフェライトと、前記コイルベースと前記フェライトとを固定する第1の固定手段と、前記フェライトと前記加熱コイルとを固定する第5の固定手段と、前記加熱コイルと前記断熱材とを固定する第4の固定手段と、を備え、前記第1、第4、第5の固定手段の少なくとも1つの固定手段は、シート状とし、前記第1、第4、第5の固定手段の各々の少なくとも一部の表皮層により前記コイルベースと前記フェライトと前記加熱コイルと前記断熱材の各々を保持するように、常温で粘着性を有するように構成するとともに、前記第1、第4、第5の固定手段の各々の少なくとも一部を前記加熱コイルの加熱時の熱で前記コイルベースと前記フェライトと前記加熱コイルと前記断熱材の各々を固着すると共に、前記加熱コイルは前記断熱材を介して前記トッププレートから前記コイルベースに押し付けられるように保持されている。
また、前記第1、第4、第5の固定手段はエポキシ等の熱硬化性接着材の硬化途中で反応を停止しシート状に形成して、前記第1、第4、第5の固定手段の表皮層を、常温で粘着性を有するように構成するとともに、前記第1、第4、第5の固定手段は前記加熱コイルの加熱時の熱で前記コイルベースと前記フェライトと前記絶縁シートと前記加熱コイルと前記断熱材の各々を固着するように構成して、該誘導加熱調理器を組み立て時に、前記コイルベースと前記フェライトとの固定と、前記フェライトと前記加熱コイルとの固定と、前記加熱コイルと前記断熱材との固定とを、前記第1、第4、第5の固定手段の表皮層の粘着性で、一時固定して組み立てたのち、前記加熱コイルの加熱時の熱で被固定物を固
着するように構成してある。
上記した構成により、コイルベースと複数のフェライトおよび絶縁シートの固定手段の一部をあるいはすべてを、シート状で該表皮層が常温で粘着性を有し、加熱コイルの加熱時の熱で硬化するようにしてある。
また、固定手段はエポキシ等の熱硬化性接着材の硬化途中で反応を停止しシート状に形成して表皮層を常温で粘着性を有するようにあるので、組み立て時の加熱コイルなどを定位置に保持する仮固定と接着材の硬化による本固定を分けて行うことができるようになる。
つまり、コイルベースと複数のフェライトおよび絶縁シートのいずれかあるいはすべてを固定手段の表皮層の粘着性で仮固定して組み立てるので組み立て性が大幅に向上するとともに、加熱コイルの加熱時の熱で被固定物を固着することができるので、接着加熱時の固定治具が不要になる。
また、製造時の検査工程での加熱動作確認時や、さらに、該誘導加熱調理器を購入した使用者が使用するときの加熱動作時に加熱コイルの加熱時の熱で被固定物を固着するようにすることで、被固定物を固定する際に必要な加熱・冷却の保持時間を不要とすることができ、大幅に組み立て時間を削減できるようになる。
また、固定手段はエポキシ等の熱硬化性接着材の硬化途中で反応を停止しシート状に形成してあるので、固定手段を被固定物を固定する部分の形状にすることで、被固定物からはみ出すこともなく、熱硬化性の接着材が加熱硬化時に粘性が下がるとともに熱膨張して、周辺に流れ出して意図しないところで硬化してしまう心配もなくなる。
さらに、組み立てた状態で本固定することで、固定する被固定物が組み立ての位置形状に沿った状態で固定されるため、固定する被固定物の加熱固定時のばらつきなどの影響で各部品が干渉して生じる不要なストレスを生じさせず、組み立ての位置形状に沿いやすく被固定物を固定して品質・性能の向上を図ることができるようになる。
本発明の誘導加熱調理器は、組み立て時の加熱コイルなどを定位置に保持する仮固定と、接着材の硬化による本固定を分けて行うとともに、接着材の硬化を加熱コイルの加熱時の熱で被固定物を固着するように構成して組み立て性が大幅に向上をできるとともに、加熱コイルなどを組み立てた状態で本固定することで組み立ての位置形状に沿いやすく固定して、不要なストレスを生じさせず品質・性能の向上を図ることができるようになる。
本発明の実施の形態1における加熱調理器の要部断面図 同加熱調理器の要部組立て構成図 同加熱調理器の平面図 同加熱調理器の制御ブロック図 従来の加熱調理器の要部断面図
従来の課題を解決するために、第1の発明にかかる誘導加熱調理器は、本体の上面に設けたトッププレートと、前記トッププレートの下方に設けられ前記トッププレート上の被加熱調理容器を加熱する略円形状の加熱コイルと、前記トッププレートと前記加熱コイルとの間に配された断熱材と、前記加熱コイルを保持するコイルベースと、前記加熱コイル
の下方に位置し前記コイルベースに配設されるフェライトと、前記加熱コイルと前記フェライトとの間に位置する絶縁シートと、前記コイルベースと前記フェライトとを固定する第1の固定手段と、前記フェライトと前記絶縁シートとを固定する第2の固定手段と、前記絶縁シート前記加熱コイルとを固定する第3の固定手段と、前記加熱コイルと前記断熱材とを固定する第4の固定手段と、を備え、前記第1ないし第4の固定手段は、シート状とし、前記第1ないし第4の固定手段の各々の少なくとも一部の表皮層により前記コイルベースと前記フェライトと前記絶縁シートと前記加熱コイルと前記断熱材の各々を保持するように、常温で粘着性を有するように構成するとともに、前記第1ないし第4の固定手段の各々の少なくとも一部を前記加熱コイルの加熱時の熱で前記コイルベースと前記フェライトと前記絶縁シートと前記加熱コイルと前記断熱材の各々を固着すると共に、前記加熱コイルは前記断熱材を介して前記トッププレートから前記コイルベースに押し付けられるように保持されている。
また、第2の発明にかかる誘導加熱調理器は、前記第1ないし第4の固定手段はエポキシ等の熱硬化性接着材の硬化途中で反応を停止しシート状に形成して、前記第1ないし第4の固定手段の表皮層を、常温で粘着性を有するように構成するとともに、前記第1ないし第4の固定手段は前記加熱コイルの加熱時の熱で前記コイルベースと前記フェライトと前記絶縁シートと前記加熱コイルと前記断熱材の各々を固着するように構成して、該誘導加熱調理器を組み立て時に、前記コイルベースと前記フェライトとの固定と、前記フェライトと前記絶縁シートとの固定と、前記絶縁シートと前記加熱コイルとの固定と、前記加熱コイルと前記断熱材との固定とを、前記第1ないし第4の固定手段の表皮層の粘着性で、一時固定して組み立てたのち、前記加熱コイルの加熱時の熱で被固定物を固着するように構成してある。
また、第3の発明にかかる誘導加熱調理器は、本体の上面に設けたトッププレートと、前記トッププレートの下方に設けられ前記トッププレート上の被加熱調理容器を加熱する略円形状の加熱コイルと、前記トッププレートと前記加熱コイルとの間に配された断熱材と、前記加熱コイルを保持するコイルベースと、前記加熱コイルの下方に位置し前記コイルベースに配設されるフェライトと、前記コイルベースと前記フェライトとを固定する第1の固定手段と、前記フェライトと前記加熱コイルとを固定する第5の固定手段と、前記加熱コイルと前記断熱材とを固定する第4の固定手段と、を備え、前記第1、第4、第5の固定手段は、シート状とし、前記第1、第4、第5の固定手段の各々の少なくとも一部の表皮層により前記コイルベースと前記フェライトと前記加熱コイルと前記断熱材の各々を保持するように、常温で粘着性を有するように構成するとともに、前記第1、第4、第5の固定手段の各々の少なくとも一部を前記加熱コイルの加熱時の熱で前記コイルベースと前記フェライトと前記加熱コイルと前記断熱材の各々を固着すると共に、前記加熱コイルは前記断熱材を介して前記トッププレートから前記コイルベースに押し付けられるように保持されている。
また、第4の発明にかかる誘導加熱調理器は、前記第1ないし第4の固定手段はエポキシ等の熱硬化性接着材の硬化途中で反応を停止しシート状に形成して、前記第1ないし第4の固定手段の表皮層を、常温で粘着性を有するように構成するとともに、前記第1ないし第4の固定手段は前記加熱コイルの加熱時の熱で前記コイルベースと前記フェライトと前記絶縁シートと前記加熱コイルと前記断熱材の各々を固着するように構成して、該誘導加熱調理器を組み立て時に、前記コイルベースと前記フェライトとの固定と、前記フェライトと前記絶縁シートとの固定と、前記絶縁シートと前記加熱コイルとの固定と、前記加熱コイルと前記断熱材との固定とを、前記第1ないし第4の固定手段の表皮層の粘着性で、一時固定して組み立てたのち、前記加熱コイルの加熱時の熱で被固定物を固着するように構成してある。
そして、コイルベースと複数のフェライトおよび絶縁シートの固定手段の一部をあるいはすべてを、シート状で該表皮層が常温で粘着性を有し、加熱コイルの加熱時の熱で硬化するようにしてあり、また、固定手段はエポキシ等の熱硬化性接着材の硬化途中で反応を停止しシート状に形成して表皮層を常温で粘着性を有するようにあるので、組み立て時の加熱コイルなどを定位置に保持する仮固定と接着材の硬化による本固定を分けて行うことができるようになる。
つまり、コイルベースと複数のフェライトおよび絶縁シートのいずれかあるいはすべてを固定手段の表皮層の粘着性で仮固定して組み立てるので組み立て性が大幅に向上するとともに、加熱コイルの加熱時の熱で被固定物を固着することができるので、接着加熱時の固定治具が不要になる。また、製造時の検査工程での加熱動作確認時や、さらに、該誘導加熱調理器を購入した使用者が使用するときの加熱動作時に加熱コイルの加熱時の熱で被固定物を固着するようにすることで、被固定物を固定する際に必要な加熱・冷却の保持時間を不要とすることができ、大幅に組み立て時間を削減できるようになる。
また、固定手段はエポキシ等の熱硬化性接着材の硬化途中で反応を停止しシート状に形成してあるので、固定手段を被固定物を固定する部分の形状にすることで、被固定物からはみ出すこともなく、熱硬化性の接着材が加熱硬化時に粘性が下がるとともに熱膨張して、周辺に流れ出して意図しないところで硬化してしまう心配もなくなる。
さらに、組み立てた状態で本固定することで、固定する被固定物が組み立ての位置形状に沿った状態で固定されるため、固定する被固定物の加熱固定時のばらつきなどの影響で各部品が干渉して生じる不要なストレスを生じさせず、組み立ての位置形状に沿いやすく被固定物を固定して品質・性能の向上を図ることができるようになる。
そして、該誘導加熱調理器が組み立てられたときに加熱コイルは直接的にあるいは間接的にトッププレートからコイルベースに押しつけられるように保持して、加熱コイルの加熱時の熱で固定手段で加熱コイルとコイルベースとを固着するようになっているので、加熱コイルは、コイルベースに密着して取り付けられるとともに、加熱コイルはトッププレートにも密着あるいは断熱材等を介し所定の距離を維持できるようになり、位置ばらつき等が低減でき、トッププレートを介して加熱コイルによる被加熱物の加熱が安定してできるようになる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における加熱調理器の要部断面図、図2は、同加熱調理器の要部組立て構成図、図3は同加熱調理器の平面図、図4は同加熱調理器の制御ブロック図である。
図1〜図4に示すように、本体1の天面は鍋などの被加熱調理容器2を載置するトッププレート3で形成され、その一部に操作部4が設けてある。
トッププレート3の内側には被加熱調理容器2を加熱する略円形状の加熱コイル5と、上記加熱コイル5の運転や電源供給するインバータ6を制御する制御部7が配置されていて、制御部7が、インバータ6のスイッチング半導体をオン,オフしてインバータ6の高周波発振を制御するとともに発振動作の起動,停止も制御している。
上記インバータ6は、周波数変換装置の一つで、電源整流器,フィルタコンデンサ,共
振コンデンサ,スイッチング半導体などを含み、商用電源8を高周波電流に変換し、この高周波電流を加熱コイル5に供給して、加熱コイル5は被加熱調理容器2の近傍で高周波磁界を発生し被加熱調理容器2の底を加熱するようになっている。
そして、加熱コイル5は略同心円状直列に配設された内側および外側の二つのコイルからなり、加熱コイル5の下方には耐熱樹脂性のコイルベース9が設けられており、コイルベース9には放射状に複数の凹部9aが設けられる。
凹部9aには、集磁性を有するフェライト10がそれぞれ内包され、下方へ向かう磁束を抑制している。ここでコイルベース9の凹部9aの適所に、シート状の固定手段11(固定手段11a)が貼り付けてあり、フェライト10を挿入して固定するようにしてある。
また、加熱コイル5とフェライト10およびコイルベース9との間には絶縁部材としてマイカ板12が挟持されていて、コイルベース9とフェライト10の上面適所に固定手段11(固定手段11b)を貼り付けた後、マイカ板12を貼付け、さらにマイカ板12の上面適所に固定手段11(固定手段11c)を貼り付けた後、加熱コイル5を貼付けてある。
つまり、加熱コイル5とマイカ板12、マイカ板12とフェライト10およびコイルベース9が接着され、加熱コイル5とマイカ板12とコイルベース9が熱的に連結されている。
さらに、加熱コイル5の上面には、固定手段11(固定手段11d)を貼り付けてあり、断熱材13が仮固定され、加熱コイル5は断熱材13を介して間接的にトッププレート3からコイルベース9に押しつけられるように保持してある。
そして、コイルベース9とフェライト10との固定手段11、加熱コイル5とマイカ板12、マイカ板12とフェライト10およびコイルベース9、そして、加熱コイル5と断熱材13を固定する固定手段11は、エポキシ等の熱硬化性接着材の硬化途中で反応を停止しシート状に形成して、固定手段11の表皮層を、常温で粘着性を有するように構成するとともに、固定手段11は加熱コイル5の加熱時の熱で被固定物を固着するように構成してある。
以上のように構成された加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。
本体1の天面は鍋などの被加熱調理容器2を載置して、使用者が操作部4を操作して、所定の条件で加熱を開始すると、制御部7が、インバータ6を稼働させて高周波電流を加熱コイル5に供給し、加熱コイル5は被加熱調理容器2の近傍で高周波磁界を発生して、被加熱調理容器2の底を加熱するようになっている。
ここで、誘導加熱は、加熱コイル5の高周波磁界で被加熱調理容器2の底に生じる渦電流によるジュール熱を発生させ、被加熱調理容器2の底が熱を発するために熱効率は非常に高い利点があるが、被加熱調理容器2の底と加熱コイル5の距離が離れると、その分、加熱コイル5の高周波磁界と被加熱調理容器2の底の結合が弱くなり、効率が下がる傾向になる。
そのため、加熱コイル5の位置つまり加熱コイル5とトッププレート3の距離が組み立てばらつきなどで変動すると、加熱性能も変化してしまう心配があるが、固定手段11で被固定物を仮固定して組み立てるので、組み立て精度が向上し、加熱性能が安定するよう
になる。
詳述すると、固定手段11は、エポキシ等の熱硬化性接着材をガラスクロスに含浸させたものを硬化途中で反応を停止してシート状に形成してあり、表面の粘着性を保持した状態として、タック性を持たせて、その両面は離型紙で保持してある。
このシート状の固定手段11の素材を、被固定物の固定部形状に打ち抜いて所定の形状として用い、両面テープを用いると同様に、まず、片面の離型紙を剥がして固定部に所定の形状の固定手段11を貼付け、つぎに、貼付けた固定手段11の残りの離型紙を剥がして被固定物を固定することで仮固定して組み立てられる。
具体的には、図2に示すように、まず、コイルベース9の凹部9aに固定手段11aを貼付け、フェライト10を挿入して仮固定する。次にフェライト10を挿入したコイルベース9の上面に固定手段11bを貼付け、マイカ板12を載置して仮固定する。
次に、マイカ板12の上面に固定手段11cを貼付け、加熱コイル5を載置して、加熱コイル5を仮固定する。さらに、加熱コイル5の上面に固定手段11dを貼付け、断熱材13を載置して、断熱材13を仮固定する。
このように、部品を積み重ねながら仮固定して組み立てていくことができ、接着材等を塗布して組み立てる工法よりも、作業性が大幅に向上するとともに、組み立て精度も高くできるようになる。
従って、組み立て時は、固定手段11の表皮層における常温粘着性でそれぞれの部品を、両面テープを用いると同様の手軽さで固定して、組み立て精度を向上させるとともに、組み立て性をよくし、さらに加熱コイル5の加熱時の熱で被固定物を固着させて本固定するようにして、工数を削減するようにしてある。
つまり、組み立て時の加熱コイル5などを定位置に保持する仮固定と接着材の硬化による本固定を分けて行うことができるようにして、仮固定して組み立てることで組み立て性を大幅に向上させるとともに、加熱コイル5の加熱時の熱で被固定物を固着して、接着加熱時の固定治具が不要になる。
それに加え、製造時の検査工程での加熱動作確認時や、さらに、該誘導加熱調理器を購入した使用者が使用するときの加熱動作時に加熱コイル5の加熱時の熱で被固定物を固着するようにすることで、被固定物を固定する際に必要な加熱・冷却の保持時間を不要とすることができ、大幅に組み立て時間を削減できるようになる。
また、固定手段11はエポキシ等の熱硬化性接着材の硬化途中で反応を停止しシート状に形成してあるので、固定手段11を被固定物を固定する部分の形状にすることで、被固定物からはみ出すこともなく、熱硬化性の接着材が加熱硬化時に粘性が下がるとともに熱膨張して、周辺に流れ出して意図しないところで硬化してしまう心配もなくなる。
さらに、組み立てた状態で本固定することで、固定する被固定物が組み立ての位置形状に沿った状態で固定されるため、固定する被固定物の加熱固定時のばらつきなどの影響で各部品が干渉して生じる不要なストレスを生じさせず、組み立ての位置形状に沿いやすく被固定物を固定して品質・性能の向上を図ることができるようになる。
尚、マイカ板12の適所に加熱コイル5とコイルベース9双方に対向する領域の適所に複数のマイカ穴を設けてもよく、このマイカ穴を通じて加熱コイル5とコイルベース9を
固定する固定手段11が直接接して固定される。
このため、剥離しやすく比較的機械的強度の劣るマイカ板12を介してのみならず、直接、加熱コイル5とコイルベース9が固定され、コイルベース9とフェライト10も接着固定されているため、加熱コイル5、コイルベース9、フェライト10およびマイカ板12からなるコイルユニット14全体の機械的強度が向上する。
また、絶縁部材にマイカ板12を用いることで、絶縁を確保したまま加熱コイル5とフェライト10との間の距離を縮めることでコイルユニット14全体の薄型化が図れ、さらに加熱コイル5が万一異常発熱しても絶縁を保つことができる。
また、加熱コイル5とトッププレート3との間には加熱された被加熱調理容器2から加熱コイル5への熱影響を軽減するためのセラミックファイバー等からなる断熱材13が設けられていて、該誘導加熱調理器が組み立てられたときに加熱コイル5は間接的にトッププレート3からコイルベース9に押しつけられるように保持してある。
したがって、組み立てた後に加熱コイル5の加熱時の熱を利用して、固定手段11により加熱コイル5とコイルベース9とを固着するようになっているので、加熱コイル5は、コイルベース9に密着して取り付けられるとともに、加熱コイル5はトッププレート3にも密着あるいは断熱材13等を介し、所定の距離を維持できるようになる。
その結果、位置のばらつき等が低減でき、トッププレート3を介して加熱コイル5による被加熱物の加熱が安定してできるようになる。
尚、固定手段11は、発泡剤を添加して、加熱コイル5の加熱時の熱で被固定物を固着するときに、発泡させて、膨らむようにしてもよい。
これによれば、固定手段11に、発泡剤を添加した構成としてあるので、加熱コイル5の加熱時の熱を利用して、固定手段11により加熱コイル5とコイルベース9とを固着するときに発泡して、リッツ線等の素線を組み合わしてできる加熱コイル5の凸凹などを埋めることができ、より強固に固着できるようになる。
また、固定手段11に、軟磁性フェライト材料を添加してもよい。これによれば、固定手段11に軟磁性フェライト材料を添加した構成としてあるので、加熱コイル5とコイルベース9との間に、加熱コイル5で発生する磁力を遮断する軟磁性フェライトを簡単な構成で位置させることができ、加熱コイル5から下方に漏れる磁力をより低減でき、加熱時の損失を低減することができるようになる。
さらに、本実施の形態では、固定手段11が、加熱コイル5の加熱時の熱で被固定物を固着するように構成して説明したが、これは、別途、他の加熱手段で加熱するようにしてもよく、また、他の加熱手段の熱と加熱コイル5の加熱時の熱を組み合わせて、熱硬化性接着材の硬化の反応を完結するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、コイルベース9の凹部9aにフェライト10を挿入して仮固定する固定手段11aと、フェライト10を挿入したコイルベース9の上面とマイカ板12を載置して仮固定する固定手段11bと、マイカ板12の上面に加熱コイル5を載置して、仮固定する固定手段11cと、加熱コイル5の上面に断熱材13を載置して仮固定する固定手段11dをすべて同一とした。
他の実施の形態として、これは、固定手段11の一部を他の固定方法、例えば、常温硬
化型の接着剤としてもよく、また、構成部材として、断熱材13やマイカ板12がなくてもよく、さらに、貼付順番等を変更してもよい。
以上のように、本発明にかかる誘導加熱調理器は、組み立て時の加熱コイル5などを定位置に保持する仮固定と、接着材の硬化による本固定を分けて行うとともに、接着材の硬化を加熱コイル5の加熱時の熱で被固定物を固着するように構成して組み立て性の向上を図ることができるので、加熱コイル5を用いる誘導加熱器全般に適用できる。
1 本体
2 被加熱調理容器
3 トッププレート
4 操作部
5 加熱コイル
6 インバータ
7 制御部
8 商用電源
9 コイルベース
9a 凹部
10 フェライト
11、11a、11b、11c、11d 固定手段
12 マイカ板
13 断熱材
14 コイルユニット
101 トップレート
102 コイルユニット
103 加熱コイル
104 フェライト
105 コイルベース

Claims (4)

  1. 本体の上面に設けたトッププレートと、
    前記トッププレートの下方に設けられ前記トッププレート上の被加熱調理容器を加熱する略円形状の加熱コイルと、
    前記トッププレートと前記加熱コイルとの間に配された断熱材と、
    前記加熱コイルを保持するコイルベースと、
    前記加熱コイルの下方に位置し前記コイルベースに配設されるフェライトと、
    前記加熱コイルと前記フェライトとの間に位置する絶縁シートと、
    前記コイルベースと前記フェライトとを固定する第1の固定手段と、
    前記フェライトと前記絶縁シートとを固定する第2の固定手段と、
    前記絶縁シート前記加熱コイルとを固定する第3の固定手段と、
    前記加熱コイルと前記断熱材とを固定する第4の固定手段と、
    を備え、
    前記第1ないし第4の固定手段の少なくとも1つの固定手段は、シート状とし、前記第1ないし第4の固定手段の各々の少なくとも一部の表皮層により前記コイルベースと前記フェライトと前記絶縁シートと前記加熱コイルと前記断熱材の各々を保持するように、常温で粘着性を有するように構成するとともに、前記第1ないし第4の固定手段の各々の少なくとも一部を前記加熱コイルの加熱時の熱で前記コイルベースと前記フェライトと前記絶縁シートと前記加熱コイルと前記断熱材の各々を固着すると共に、
    前記加熱コイルは前記断熱材を介して前記トッププレートから前記コイルベースに押し付けられるように保持された誘導加熱調理器。
  2. 前記第1ないし第4の固定手段はエポキシ等の熱硬化性接着材の硬化途中で反応を停止しシート状に形成して、前記第1ないし第4の固定手段の表皮層を、常温で粘着性を有するように構成するとともに、前記第1ないし第4の固定手段は前記加熱コイルの加熱時の熱で前記コイルベースと前記フェライトと前記絶縁シートと前記加熱コイルと前記断熱材の各々を固着するように構成して、
    該誘導加熱調理器を組み立て時に、前記コイルベースと前記フェライトとの固定と、前記フェライトと前記絶縁シートとの固定と、前記絶縁シート前記加熱コイルとの固定と、
    前記加熱コイルと前記断熱材との固定とを、前記第1ないし第4の固定手段の表皮層の粘着性で、一時固定して組み立てたのち、前記加熱コイルの加熱時の熱で被固定物を固着するように構成してある請求項1記載の誘導加熱調理器。
  3. 本体の上面に設けたトッププレートと、
    前記トッププレートの下方に設けられ前記トッププレート上の被加熱調理容器を加熱する略円形状の加熱コイルと、
    前記トッププレートと前記加熱コイルとの間に配された断熱材と、
    前記加熱コイルを保持するコイルベースと、
    前記加熱コイルの下方に位置し前記コイルベースに配設されるフェライトと、
    前記コイルベースと前記フェライトとを固定する第1の固定手段と、
    前記フェライトと前記加熱コイルとを固定する第5の固定手段と、
    前記加熱コイルと前記断熱材とを固定する第4の固定手段と、
    を備え、
    前記第1、第4、第5の固定手段の少なくとも1つの固定手段は、シート状とし、前記第1、第4、第5の固定手段の各々の少なくとも一部の表皮層により前記コイルベースと前記フェライトと前記加熱コイルと前記断熱材の各々を保持するように、常温で粘着性を有するように構成するとともに、前記第1、第4、第5の固定手段の各々の少なくとも一部を前記加熱コイルの加熱時の熱で前記コイルベースと前記フェライトと前記加熱コイルと前記断熱材の各々を固着すると共に、
    前記加熱コイルは前記断熱材を介して前記トッププレートから前記コイルベースに押し付けられるように保持された誘導加熱調理器。
  4. 前記第1、第4、第5の固定手段はエポキシ等の熱硬化性接着材の硬化途中で反応を停止しシート状に形成して、前記第1、第4、第5の固定手段の表皮層を、常温で粘着性を有するように構成するとともに、前記第1、第4、第5の固定手段は前記加熱コイルの加熱時の熱で前記コイルベースと前記フェライトと前記加熱コイルと前記断熱材の各々を固着するように構成して、
    該誘導加熱調理器を組み立て時に、前記コイルベースと前記フェライトとの固定と、前記フェライトと前記加熱コイルとの固定と、前記加熱コイルと前記断熱材との固定とを、前記第1、第4、第5の固定手段の表皮層の粘着性で、一時固定して組み立てたのち、前記加熱コイルの加熱時の熱で被固定物を固着するように構成してある請求項3記載の誘導加熱調理器。
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