JP2009059593A - 誘導加熱調理器 - Google Patents

誘導加熱調理器 Download PDF

Info

Publication number
JP2009059593A
JP2009059593A JP2007226078A JP2007226078A JP2009059593A JP 2009059593 A JP2009059593 A JP 2009059593A JP 2007226078 A JP2007226078 A JP 2007226078A JP 2007226078 A JP2007226078 A JP 2007226078A JP 2009059593 A JP2009059593 A JP 2009059593A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
induction heating
heating cooker
infrared sensor
light
reflection suppressing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007226078A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobunao Ipposhi
信尚 一法師
Kenji Watanabe
賢治 渡辺
Hiroshi Tominaga
博 富永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2007226078A priority Critical patent/JP2009059593A/ja
Publication of JP2009059593A publication Critical patent/JP2009059593A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B6/00Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
    • H05B6/02Induction heating
    • H05B6/06Control, e.g. of temperature, of power
    • H05B6/062Control, e.g. of temperature, of power for cooking plates or the like
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B2213/00Aspects relating both to resistive heating and to induction heating, covered by H05B3/00 and H05B6/00
    • H05B2213/07Heating plates with temperature control means

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Induction Heating Cooking Devices (AREA)

Abstract

【課題】誘導加熱調理器の内部に入射された外乱光が赤外線センサに入射しないように抑制して、確実に赤外線センサによる調理容器の温度制御ができる誘導加熱調理器を提供する。
【解決手段】外部から誘導加熱調理器Cの内部に入射される外乱光が機器の内部での反射を抑制する反射抑制手段27を調理容器Pから放射される赤外線を検出する赤外線センサ10の下方に設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、調理容器を誘導加熱するとともに、赤外線センサを用いて調理容器の温度を制御する誘導加熱調理器に関する。
近年、火を使わない調理器として誘導加熱調理器が広く普及している。この誘導加熱調理器は、加熱コイルの中央下方に赤外線センサを配置し、赤外線センサからの出力に応じて制御手段によりインバータ回路を制御して加熱コイルの出力を制御している。
また、従来の誘導加熱調理器では、調理容器が載置されるトッププレートに載置された調理容器以外からの赤外線が赤外線センサに入射するのを防止するために、トッププレートの裏面(調理容器が載置されない面側、つまり赤外線センサに対向する面側)のうち、加熱コイルの外形よりも少し大きい円の赤外線センサの上部以外に遮光手段を設けている。これにより、トッププレートに載置された調理容器以外からの赤外線、例えば太陽光や照明などの光(以下、外乱光という)がトッププレートを通して赤外線センサに入射することを防止することができる(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−120400号公報
しかしながら、上記構成の誘導加熱調理器においては、遮光手段がトッププレートの裏面のうち、加熱コイルの外形よりも少し大きい円の赤外線センサの上部以外にしか設けられていないので、トッププレートにおける遮光手段が設けられていない部分から外乱光が誘導加熱調理器の内部に入射する。また、誘導加熱調理器の外郭を構成する部材の嵌合部分の間隙や調理指示を行う操作パネルにおける操作ボタンの外周部に形成される操作ボタンと操作パネルの隙間などから外乱光が誘導加熱調理器の内部に入射する。これにより、入射した外乱光は、さらに誘導加熱調理器の筐体の内部の鋼板などで反射して赤外線センサに入射する。その結果、赤外線センサは、調理容器から放射される赤外線のみを正確に検出できない、すなわち調理容器の温度が精度よく検出できないという問題がある。
それ故に本発明は、従来技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、誘導加熱調理器の内部に入射された外乱光が赤外線センサに入射しないように抑制して、確実に赤外線センサによる調理容器の温度制御ができる誘導加熱調理器を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明は以下のように構成する。
本発明の第1態様によれば、外郭を構成する誘導加熱調理器本体の上部に取り付けられ、調理容器を載置するトッププレートと、前記トッププレートに対向して前記トッププレートの下方に設けられ、交流磁界を発生して調理容器を誘導加熱する加熱コイルと、前記加熱コイルを保持する絶縁材料で形成されたコイルベースと、前記加熱コイルの下方に設けられ、調理容器から放射される赤外線を検出する赤外線素子を含む赤外線検出手段と、底面または側面に開口部を有し前記赤外線検出手段を囲む遮蔽部と、前記赤外線検出手段の出力に応じて前記加熱コイルに供給する電力を制御する制御手段と、前記遮蔽部の下方に、外乱光の反射率を低くする反射抑制手段とを備えることを特徴とする誘導加熱調理器を提供する。
本発明の第2態様によれば、前記赤外線検出手段の下方に配置され、前記コイルベースを保持する金属製の保持板を、さらに備え、前記反射抑制手段は、前記保持板における前記遮蔽部と対向する表面に固定される、第1態様に記載の誘導加熱調理器を提供する。
本発明の第3態様によれば、前記反射抑制手段は、前記保持板における前記遮蔽部と対向する表面と、さらに接着される、第2態様に記載の誘導加熱調理器を提供する。
本発明の第4態様によれば、前記遮蔽部と前記保持板との間で前記保持板に固定され、前記反射抑制手段を支持する反射抑制手段支持部を、さらに備え、前記反射抑制手段は、前記保持板における前記遮蔽部と対向する表面に固定される構成とすることに代え、前記反射抑制手段支持部における前記遮蔽部と対向する表面に固定される、第2態様に記載の誘導加熱調理器を提供する。
本発明の第5態様によれば、前記反射抑制手段支持部は前記保持板に固定される構成とすることに代え、前記コイルベースに固定される、第4態様に記載の誘導加熱調理器を提供する。
本発明の第6態様によれば、前記反射抑制手段支持部は前記保持板に固定されることに代え、前記コイルベースに取り付けられた前記遮蔽部に固定される、第4態様に記載の誘導加熱調理器を提供する。
本発明の第7態様によれば、前記反射抑制手段は、前記遮蔽部と対向する部材の表面に、反射率を低くする表面処理を施した、第1態様に記載の誘導加熱調理器を提供する。
本発明の第8態様によれば、前記反射抑制手段は、前記遮蔽部と対向する部材の表面を荒らした、請求項1から7のいずれか1つに記載の誘導加熱調理器、第1態様から第7態様のいずれか1つに記載の誘導加熱調理器を提供する。
本発明の第9態様によれば、前記反射抑制手段支持部は、前記遮蔽部を囲い、少なくとも側方から前記遮蔽部に入射する外乱光を遮蔽する遮蔽手段である、第4態様に記載の誘導加熱調理器を提供する。
本発明によれば、反射抑制手段が赤外線検出手段の下方に配置される構成が採用されることで、外部から誘導加熱調理器の内部に入射した外乱光が反射抑制手段によって赤外線検出手段の下方での反射を抑制することができ、外乱光が赤外線検出手段の下方から入射することを防ぐことができる。その結果、赤外線検出手段は、調理容器から放射される赤外線のみを正確に検出することができ、赤外線検出手段によって検出された結果に応じた電力が加熱コイルに供給されるので、調理容器の温度を適正にすることができる。
以下に、本発明にかかる実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明にかかる誘導加熱調理器Cの概略断面図であり、図1に示されるように、本発明にかかる誘導加熱調理器Cは、外郭を構成する本体2と、本体2の上部に取り付けられ鍋等の調理容器Pが載置されるトッププレート4と、本体2の下面を形成する底板25と、底板25に固定された支持軸(図示せず)に嵌め込まれたばね(図示せず)で上方に付勢されトッププレート4裏面に、その上面に設けられた3つのボス(図示せず)が当接するコイルベース8と、コイルベース8上面で支持されトッププレート4の下方から調理容器Pの底面に向けて高周波磁界を発生させる略円盤状の加熱コイル6とを備えている。
トッププレート4は光を透過する結晶化セラミック等の絶縁体を材料として板状に形成され、その裏面または表面に加熱コイル6上面に対向した円形状の領域が表示されるように印刷膜7a(図6参照)を形成することにより調理容器Pを載置する範囲が表示された加熱部5が設けられる(図2参照)。加熱部5の領域を表示する印刷抜き部4cは、印刷膜7aが形成されていない部分により所定幅の線で円形に形成されており、印刷膜7aの外側(下面)の層には、光透過率が略ゼロの黒色の遮光層7b(図6参照)が印刷により形成されている。なお、線状の印刷抜き部4cを周囲と異なる色としても良い。例えば、図2に示すように加熱コイル6上部に印刷膜7aで形成された円形状の印刷部4d及び加熱コイル6上部以外の印刷部4eを銀色とし、印刷抜き部4cに透明または半透明の黒色、茶色等の印刷膜を形成してもよい。また、加熱コイル6の外周より外側(横方向)に放射状で所定の長さのスリット部4fを複数設け、加熱部5の領域を表示してもよい。スリット部4fを光透過可能に形成し、またはトッププレート4の加熱コイル6周囲を光透過可能に構成し、その下方に環状で線状の発光体(図示せず)を設け、スリット部4fまたは加熱コイル6周囲で発光させて加熱部5の領域を表示してもよい。印刷部4d、印刷抜き部4c、スリット4fの形状は、いずれも加熱部5の範囲を表示するものであり、任意に1つ以上選択して加熱部5の範囲を表示してよい。
加熱部5を表示するトッププレート4裏面の印刷部4dの一部には印刷膜7dが設けられていない印刷抜き部で赤外線センサ表示窓4g(図2参照)が形成されており、その平面形状は略長方形となっている。赤外線センサ表示窓4gは、その範囲内(内側)に後述する第1の導光筒42a(図6参照)の上端の開口部に対向する領域であって調理容器Pから放射され赤外線センサ10が受光する赤外線の入射領域である赤外線入射領域4aと、後述する発光体11から出射された光が視認できる範囲である発光領域4bとが含まれるように形成されている。なお、赤外線センサ表示窓4gは、外側から見て内部が見えにくくするための例えば白色、茶色等の半透明の印刷膜(図示せず)を設けても良い。また、赤外線センサ表示窓4g全体を赤外線が透過できるようにしても良い。また、赤外線センサ表示窓4g内の一部においてトップププレート4下面に遮光層7bを設けてもよい。例えば、赤外線入射領域4a及び発光体11から出射された光の発光領域4b以外の赤外線センサ表示窓4gの領域内の光の透過を、遮光層7bを設けることにより、赤外線センサ10への外乱光の侵入を抑制することができる。
赤外線センサ表示窓4gの領域内において、第2の導光部42bの端部の発光が視認できる領域である発光領域4bの手前側には「SENSOR」の文字が表示され、ユーザは赤外線センサ表示窓4gが赤外線センサ10による温度測定用の領域を示す窓であること及び発光領域4bが調理容器Pで覆うべき領域であることを容易に認識することができる。また、「SENSOR」の文字を覆うようにすればさらに確実に赤外線入射領域4aを調理容器Pの底面で覆うことができ赤外線センサ10により調理容器Pの温度測定の精度を高めることができる。
加熱コイル6は耐熱樹脂等で形成されたコイルベース8に載置され、複数の棒状のコイルホルダ9が加熱コイル6の外周部でコイルベース8に螺着されることでコイルホルダ9の先端部により加熱コイル6の内周部が押さえられて保持されており、コイルベース8の下方には、加熱コイル6の中心から手前側(調理人側から見て、以下同様)に位置する調理容器P底部の温度を検知する赤外線センサ10とトッププレート4に向かって光を出射する発光体11とが設けられ、赤外線センサ10と発光体11は基板(印刷配線板)12上に設置され他の電気部品と電気的に接続している。
トッププレート4の赤外線入射領域4a(図6参照)は、加熱コイル6の内縁部の内側近傍において発光領域4bに対して加熱コイル6の径方向内側で加熱コイル6の中心とは異なる部位に対向するように設けられており、赤外線センサ10は赤外線入射領域4aの真下に位置している。
なお、加熱コイル6を内コイルと外コイルの分割巻き構成とし、赤外線入射領域4a及び発光領域4bを加熱コイル6の外縁部の内側で、内コイルと外コイルとの間の直下に配置することもできる。
また、赤外線センサ10の上方には可視光の透過を抑制するための平板状のフィルタ14が設けられるとともに、赤外線センサ10の周囲にも可視光の透過を抑制するための側壁16が設けられている。フィルタ14は、赤外線センサ10の周囲を囲繞する側壁16を介して基板12上の赤外線センサ10を覆うように基板12上に取り付けられており、赤外線センサ10の真上に位置するフィルタ14には赤外線センサ10の視野を絞る、
すなわち調理容器Pから放射され赤外線入射領域4aから第1の導光筒42a内面で反射せず直接赤外線センサ10に入射する赤外線の量を増加させるための凸レンズ18が一体的に形成されている。
また、基板12上には赤外線センサ10からの出力信号を増幅する増幅器(図示せず)等も設けられ、赤外線センサ10からの出力信号は増幅器で増幅されて、コネクタ20に接続されたリード線22と、増幅された赤外線センサ10の出力信号を調理容器の温度に換算する温度換算手段24bを介して制御手段24aに接続されている。制御手段24aと温度換算手段24bは制御基板24上で構成されている。なお、温度換算手段24bは基板12上に構成してもよい。さらに、制御基板24の前方には加熱調理器Cを操作する操作パネル28が設けられている。
また、赤外線センサ10と発光体11を載置する基板12はアルミニウム、非磁性ステンレスまたは鉄板等の金属で形成された金属ケース26に収容されており、金属ケース26の上面における赤外線センサ10の受光面と発光体11の光の出射面に対向する部分には調理容器Pからの赤外線を通過させるとともに発光体11から出射された光を通過させるための開口部26cが形成されている。第1の導光筒42aの下端は、金属ケース26の上面より下方に位置し、フィルタ14に近接するようにして赤外線入射領域4aからの赤外線が赤外線センサ10に入射される比率を高めている。また、開口部26c周囲の金属ケース26の上面が、金属ケース26が固定される導光筒保持部材40の下面に密着して金属ケース26と導光筒保持部材40の間の隙間から光が侵入しないようになっている。金属ケース26は、金属ケース上26aと金属ケース下26bとを嵌合させることにより組み立てられる。金属ケース上26aと金属ケース下26bは、それぞれ金属板を折り曲げて形成されている。また、金属ケース上26aの一部を外側に折り曲げて固定片26dを形成している。また、金属ケース上26aの一部が内側に折り曲げられた係止片(図示せず)に、基板12が螺着され固定されている。
また、発光体11から出射された光が通過するトッププレート4の一部はユーザが発光体11の光を視認できる領域である発光領域4b(図6参照)となっており、発光領域4bは発光体11の真上に位置し、ユーザが手前側から斜視すると視差により発光体11の真上から手前側に位置することになり、赤外線入射領域4aと隣接して赤外線入射領域4aの手前側に設けられている。なお、トッププレート4の発光領域4bに光拡散層を印刷し、発光体11からの光を下方から照射してもよい。
操作パネル28を操作して加熱操作が指示されると、赤外線センサ10からの出力信号は温度換算手段24bにより調理容器Pの温度に換算されるが、温度換算手段24bを設けることなく赤外線センサ10の出力信号を温度情報として制御手段24aに直接出力するようにしてもよい。換算された温度または赤外線センサ10の出力信号に基づいて制御手段24aは加熱コイル6に高周波電力を供給するインバータ電源30を制御し、調理容器Pの温度を所定の温度または所定の温度以下に調節する。
図2及び図3に示されるように、コイルベース8に載置し保持された加熱コイル6の上方には、上から順に厚みが0.5〜1.5mm程度のアルミニウム製の板で形成され、アルミニウム製の調理容器Pを加熱した場合に調理容器Pに働く浮力を低減するための浮力低減板32と、厚みが略2mmでセラミックファイバー製の断熱材である断熱シート34と、厚みが略0.5mmの電気絶縁板であるマイカ板36が載置されており、コイルベース8の下面には、加熱コイル6からその裏面側への磁束を加熱コイル6近傍に集中するための放射状に延びる複数のフェライトコア38が所定の間隔で取り付けられている。これらのフェライトコア38の一部(後述)を除く殆どは側面視でU字状を呈し、その両端部は上方に折曲され、外端部は加熱コイル6の径方向外側に位置する一方、内端部は加熱コイル6の径方向内側に位置している。
また、コイルベース8の下面には樹脂製の導光筒保持部材40が取り付けられており、この導光筒保持部材40に形成された金属ケース固定部40e(図5参照)に上述した赤外線センサ10が収容された金属ケース26の固定片26dを螺着することにより金属ケース26は導光筒保持部材40に取り付けられている。このとき、開口部26cに導光筒42の下端を挿入し、導光筒42の下部外壁40fの下端と円環部40aの下面と、金属ケース26の上面が密着することにより、開口部26cから金属ケース26内に導かれる光は導光筒42を経路とするもののみとなる。
以下、導光筒保持部材40の構成について図4及び図5を参照しながら説明する。
導光筒保持部材40は所定の幅で環状に形成され加熱コイル6の下面に上面が当接する円環部40aを有している。円環部40aの下面の幅中間部には垂直下方に向かって設けられた凸状の補強リブ40hが一体的に形成される。円環部40aの前部の内周側には導光筒42、金属ケース固定部40e、及び導光筒下部外壁40fが一体的に形成される。円環部40aの前部で導光筒42の前方には外側径方向に所定の幅で配線係止部40cが突設され、その先端近傍に配線係止片40dが断面L形に一体的に形成される。円環部40aの下面には金属ケース固定部40eが導光筒42の近傍に下方に向け突設され、また導光筒保持部材固定部40gが3箇所分散して設けられている。円環部40aの後部には第1のサーミスタ保持部材44が垂直方向に一体的に形成されている。また、円環部40aの中央部、すなわち導光筒42と第1のサーミスタ保持部材44との間で、加熱コイル6の中心部の直下の位置には第2のサーミスタ保持部材51の下部を覆う第2のサーミスタカバー46が第2のサーミスタカバー46と円環部40aとを連結する連結部材48とともに一体的に形成されている。第1及び第2のサーミスタ保持部材44,46には第1及び第2のサーミスタ50,52がそれぞれソレノイドコイル状に形成されたコイルスプリング53,55とともに収容され(図1参照)、第1及び第2のサーミスタ50,52は、赤外線センサ10と同様、コネクタ(図示せず)に接続されたリード線(図示せず)を介して制御手段24aに接続されている。
なお、第1及び第2のサーミスタ50,52は調理容器Pの温度を熱伝導で検知する温度検知手段で、第1及び第2のサーミスタ保持部材44,51にそれぞれ収容された第1及び第2のサーミスタ50,52はコイルスプリング53,55によりトッププレート4に向かって付勢されている。第2のサーミスタ保持部材51は、コイルベース8及び連結部材49とともに樹脂で一体に成型され保持されるとともに、第2のサーミスタカバー46により下部を覆われ、冷却風が第2のサーミスタ保持部材51の下面のサーミスタ52の係止部を係止するための穴から第2のサーミスタ保持部材51内に入り込み第2のサーミスタ52を冷却しないようにしている。また、赤外線センサ10の方がサーミスタ50,52より過渡的な温度応答性に優れていることから、例えば、炒め物調理のように油量が少ない調理の場合において調理容器P底面が急激に温度上昇するようなときでも、赤外線センサ10の出力に応じて調理容器Pの底面の温度を高感度に測定でき、加熱コイル6の出力は油発火等が起こる直前に素早く低減されるとともに、野菜などの被調理物が投入され調理容器Pの温度が低下すると素早く出力を回復されるように制御される。しかしながら、赤外線センサ10の上方に調理容器Pが載置されていない等の理由で赤外線センサ10により調理容器Pの温度を検知できない場合や、赤外線センサ10が故障した場合のバックアップとして加熱コイル6の中心より後方の位置にサーミスタ50は設けられ、揚げ物調理時の油温自動設定の際の温度調整用として加熱コイル6中央のサーミスタ52は設けられている。
導光筒保持部材40の円環部40aの内縁部には上方に向かって凸状のリブ40bが一体的に形成されており、このリブ40bがコイルベース8の裏面に接着剤によって接着保持された複数のフェライトコア38の内端面に沿うように挿入され、導光筒保持部材40の円環部40aに複数設けられた導光筒保持部材固定部40gがコイルベース8に螺着されることで、フェライトコア38の内端部底面及び側面は導光筒保持部材40により保持及び位置規制されている。したがって、導光筒保持部材40はフェライトコアの機械的保持部材としての機能も果たしている。
なお、導光筒42と第1のサーミスタ保持部材44はその一部がリブ40bの外側に位置しているので、導光筒42と第1のサーミスタ保持部材44に対応するフェライトコア38の内端部は導光筒42と第1のサーミスタ保持部材44と干渉しないように切り欠かれており、内端部が切り欠かれたフェライトコア38は他のフェライトコア38より短く、側面視でL字状を呈している。図3に示されるように、導光筒42と第1のサーミスタ保持部材44の上方に位置する浮力低減板32、断熱シート34及びマイカ板36の一部は、少なくとも調理容器Pから導光筒42の上部開口を通り赤外線センサ10に入射する赤外線を遮断しないように、第1及び第2のサーミスタ50,52が貫通してトッププレート4裏面に接触できるように切り欠かれている。
また、導光筒42は断面外形が楕円形に形成されており、その内部は2分されて、加熱コイル6の中心側に調理容器Pから放射される赤外線を赤外線センサ10に導くための第1の導光筒42aが形成されるとともに、第1の導光筒42aに対して加熱コイル6の外縁側近傍に位置し、さらに加熱コイル6の中心より手前側に発光体11から出射される光をトッププレート4に向かって導くための第2の導光筒42bが形成されている。したがって、赤外線センサ10と発光体11を収容した金属ケース26は、赤外線センサ10と発光体11が第1の導光筒42aと第2の導光筒42bの下端開口部にそれぞれ対向するように導光筒保持部材40に螺着されている。
なお、導光筒42の上端部には上方に延びる馬蹄形のリブ42cが導光筒42の上端部外周に沿って形成されその外側に所定幅の段部42dが配設されており、第2の導光筒42bの内部には発光体11から出射される光をトッププレート4近傍に効率的に導き発光させて視認しやすくするための導光体56が収容されている。図3に示すマイカ板36は、加熱コイル6の上に固定される際、マイカ板36に設けられた穴36aにリブ42cが嵌め込まれ図6に示すように段部42dの上に穴36aの周囲の縁部が載置される。同様に半球容器状の第2のサーミスタ保持部材51の上端部において上方に延びる略環状のリブ51aとその外側の段部51bが形成されており、マイカ板36は、穴36bにリブ51aが嵌入され、穴36bの周囲の縁部が段部51bに載置される。冷却ファン(図示せず)により送風される冷却風Aは、図6に示すように加熱コイル6の中央下方から送り込まれマイカ板36の下面に当たりマイカ板36の下面に沿って加熱コイル6の上面との間の隙間を放射状に流れる。冷却風Aは、断熱材34やトッププレート4に直接触れることなくマイカ板36の下面と加熱コイル6の上面を通過するので、効率よく加熱コイル6を冷却することができる。また、マイカ板36が段部42dを含む導光筒42の上端面に載置されるので、高温の冷却風Aが第1の導光筒42aの内部に送り込まれる経路を遮断する。したがって、冷却風Aが赤外線センサ10の周辺に吹き付けられることにより赤外線センサ10の温度を許容温度以上に上昇させるのを防止することができる。
図5及び図6に示されるように、導光体56は円柱状に形成されており、その下部には第2の導光筒42bの下端部に形成された一対の切欠42fに嵌入し導光体56を第2の導光筒42bに係止するための一対の係止片56aが一体的に形成されている。この導光体56は、金属ケース26を導光筒保持部材40に取り付ける前に第2の導光筒42bに下方から挿入される。
次に、以上のように構成された誘導加熱調理器Cについて、その動作、作用を説明する。
食材を調理容器Pに入れて本発明にかかる誘導加熱調理器Cで調理するに際し、誘導加熱調理器Cの電源スイッチ(図示せず)を投入すると、発光体11が発光してその出射光が導光体56に導かれてトッププレート4の赤外線入射領域4aの近傍(加熱コイル6の中心より手前側で赤外線入射領域4aに対して加熱コイル6の径方向外側、本実施の形態では、加熱コイル6の中心を通り本体2の前面と直交する線上)の発光領域4bに照射される。したがって、ユーザは赤外線入射領域4aに対して加熱コイル6の径方向外側に設けられた発光領域4bの発光を視認することができ、発光領域4bを塞ぐように調理容器Pをトッププレート4上に載置すれば赤外線センサ10が調理容器Pの底面から放射される赤外線を確実に受光することができる。
操作パネル28を操作して加熱開始が指示されると、制御手段24aはインバータ電源30を介して加熱コイル6に高周波電流を供給する。加熱コイル6に高周波電流が供給されると、加熱コイル6は交流磁界を発生し、調理容器Pは誘導加熱によって温度が上昇する。調理容器Pの温度が上昇すると、ステファン・ボルツマンの法則に示されるように、調理容器Pは一般にその絶対温度の4剰に比例した赤外線エネルギーを放射する。調理容器Pから放射された赤外線は、赤外線入射領域4aと第1の導光筒42a内部を通過し、赤外線センサ10を覆うように設けられ不要な光を除去するためのフィルタ14を透過して赤外線センサ10に到達する。
また、調理容器Pの温度が高くなると、赤外線エネルギーを受けた赤外線センサ10の出力信号は大きくなり、上述したように、この出力信号は増幅器により増幅されて温度換算手段24bに入力され、温度換算手段24bで赤外線センサ10の出力信号を調理容器Pの温度に換算する。制御手段24aは、換算された調理容器Pの温度があらかじめ設定された所定の温度を超えるとインバータ電源30から加熱コイル6に出力される高周波電流の供給を停止しあるいは高周波電流を低減するように調節する。
次に、外部から誘導加熱調理器Cの内部に入射される外乱光について説明する。上述したようにトッププレート4において、加熱部5の領域を表示するために、加熱コイル6の外周より外側(横方向)に放射状で所定の長さのスリット部4fを複数設けられている。さらに、トッププレート4において、加熱部5の領域を表示するために、スリット部4fを光透過可能に形成し、またはトッププレート4の加熱コイル6周囲を光透過可能に構成し、その下方に環状で線状の発光体を設け、スリット部4fまたは加熱コイル6周囲で発光させている。これにより、外乱光がスリット部4fから誘導加熱調理器Cの内部に入射する。
また、誘導加熱調理器C本体の外郭を構成する部材の嵌合部分の間隙、例えばトッププレート4と操作パネル28の接触する部分における間隙や誘導加熱調理器Cの操作パネル28に配置された操作ボタンの外周部分における操作ボタンと操作パネル28の隙間などから外乱光が誘導加熱調理器Cの内部に入射する。
さらに、赤外線センサ10は、上述のように金属ケース26に囲繞されているが、金属ケース26には、例えば基板12に固定されたコネクタ20bに接続されるリード線22端末のコネクタ20aを挿抜するため孔26c(図1、4参照)、基板12を金属ケース上26a係止片26fに固定する際、締め付け具の先端を挿入するため孔26d(図5参照)、赤外線センサのアンプの感度を調整する孔26e(図5参照)、あるいは必要に応じて赤外線センサ10の温度上昇を抑制するために複数の孔が形成されている(図示せず)。また、赤外線センサ10を囲繞する金属ケース26は、金属ケース上26aと金属ケース下26bから構成されているので、金属ケース上26aと金属ケース下26bの接触部分における部分に隙間が形成される。
このように誘導加熱調理器Cに形成される間隙などから機器の内部に入射した外乱光は、機器の筐体の内部の鋼板など、例えば誘導加熱調理器Cの筐体の一部を構成している底板25(図1参照)で反射し、さらに反射した外乱光は、金属ケース26に形成される孔や隙間などに入射され、赤外線センサ10の下方から赤外線センサ10に入射する。このため図1に示すように、反射抑制手段27により赤外線センサ10の下方から赤外線センサ10に入射する外乱光の反射を抑制している。ここで、図1を参照して、誘導加熱調理器の内部に入射された外乱光の反射を抑制する反射抑制手段27について説明する。
反射抑制手段27は、例えば、赤外線センサ10の下方に配置されている底板25を構成している略銀色の亜鉛メッキ鋼板またはアルミメッキ鋼板などの反射率より低い反射率を有する部材である。具体的には、反射抑制手段27は、黒色印刷された難燃性を有する絶縁紙(例えば、デュポン社製のノーメックスなどのアラミド絶縁紙)が用いられる。これにより、外部から入射した外乱光は反射抑制手段27によって底板25で反射されない、すなわち外乱光の反射が抑制される。すなわち、反射抑制手段27は、少なくとも表面が黒色、ダークグレー、茶色など有色で外乱光を吸収する効果を有し外乱光の反射を抑制する部材であればよい。
また、反射抑制手段27は、底板25における赤外線センサ10に対向する面側(以下、上面という)に固定されている。つまり、反射抑制手段27は、赤外線センサ10の下方に配置される。また、反射抑制手段27は、底板25の上面の全部又はその一部に配置されている。ここで、底板25の一部とは、赤外線センサ10の下方部分である。これにより、反射抑制手段27は、少なくとも赤外線センサ10の下方で外乱光が反射し赤外線センサ10に到達するのを抑制する。また、反射抑制手段27は、例えば底板25などにネジ止め、樹脂製の固定部材(ハーネス)による固定等により固定されている。さらに、反射抑制手段27は、例えば接着剤を介して底板25の上面と接着されていてもよい。
このような反射抑制手段27が配置された構成を採用することによって、誘導加熱調理器Cに形成されている間隙などから誘導加熱調理器Cの内部に入射した外乱光は、底板25の上面での反射を抑制される。これにより、底板25の上面で反射した外乱光が赤外線センサ10の下方から赤外線センサ10に入射するのを防ぐことができる。その結果、赤外線センサ10への外乱光の入射を抑制し、安定して調理容器の温度を正確に検出し、被加熱物(食材)をメニューに合わせて調理する、あるいは炒め物調理など被加熱物が高温で高火力で加熱する場合に応答性良く調理容器の温度を制御することができる。
また、本実施形態にかかる誘導加熱調理器Cは、加熱コイル6を保持するコイルベース8と底板25が別部材で構成されて説明しているが、コイルベース8と底板25が一体的に構成され、加熱コイル6を保持する構成であってもよい(本発明における保持板に相当)。
ここで、反射抑制手段27を支持する反射抑制手段支持部29を、さらに備えた誘導加熱調理器Cの概略断面図を図7に示す。
図7に示すように、反射抑制手段支持部29は、例えばコの字形状の部材が底板25の上面に、コの字の開口部分が底板25の上面と対向するように固定されている。さらに、反射抑制手段27は、反射抑制手段支持部29において、赤外線センサ10と対向する面側に固定して支持されている。つまり、反射抑制手段27は、赤外線センサ10と底板25との間に配置される。これにより、赤外線センサ10と底板25との間に、反射抑制手段27が支持された反射抑制手段支持部29が配置されるので、反射抑制手段支持部29において、赤外線センサ10に対向する面側での外乱光の反射を抑制することができる。さらに、底板25の上面で反射した外乱光が反射抑制手段支持部29によって遮蔽される。その結果、上述の反射抑制手段27が底板25の上面に配置された場合と同様に、赤外線センサ10の下方から赤外線センサ10に外乱光が入射するのを防ぐことができる。また、底板25の上面の全面に反射抑制手段27を配置させるのに比して、より小さな表面積の反射抑制手段27で外乱光の反射を抑制することができる。
また、反射抑制手段27または反射抑制手段支持部29をコイルベース8に固定してもよく、反射抑制手段支持部29をコイルベース8に固定する際、コイルベース8に一体成形するか、別部材としてコイルベース8にねじ等で固定してもよい。また、反射抑制手段27または反射抑制手段支持部29を金属ケース26に固定してもよい。同様に別部材を介在させて反射抑制手段27または反射抑制手段支持部29をコイルベース8に固定してもよい。
また、本実施形態では、反射抑制手段27である反射率を低くする部材が底板25の上面に配置されていると説明したが、反射抑制手段27が、例えば塗布、蒸着、溶着又は印刷などによって直接的に底板25の上面に黒化処理層などを設け、反射率を低くするすなわち光を吸収する表面処理が施されていてもよい。例えば、生地としての鋼板の表面に、電気亜鉛ニッケル合金めっき層を設け、当該めっき層の上に黒化処理層をもお受けその上に有機被膜等の保護層を設けた黒色鋼板を使用して上面が光り吸収作用を有する鋼板を使用して底板25を形成してもよい。
また、反射抑制手段27において、赤外線センサ10と対向する面側がすりガラス状に荒らした構成であってもよい。これにより、入射された外乱光は、反射抑制手段27の荒らされた面によって乱反射して、強い外乱光が集中的に赤外線センサ10に入射しにくくなる。
さらに、本実施形態の変形例として、例えば、上述した赤外線センサ10を囲繞する金属ケース26を構成している金属ケース下26bにおいて、底板25又は赤外線センサ10と対向する面側に反射抑制手段27を配置させた構成を採用し、反射抑制手段27が外乱光を遮蔽する遮蔽手段であってもよい。これにより、誘導加熱調理器Cの内部に入射した外乱光を赤外線センサ10の下方から遮光することができる。また、上述のように反射抑制手段支持部29が底板25の上面に固定される構成を採用し、反射抑制手段支持部29において、底板25又は赤外線センサ10と対向する面側に反射抑制手段27を固定し、反射抑制手段27が外乱光を赤外線センサ10の下方から遮蔽する遮蔽手段であってもよい。
なお、本体2の底板25にロースタ(図示せず)が設けられているクッキングヒーターなどにおいては、ロースタの熱を遮断するために鋼板で形成された遮蔽板(図示せず)によりロースタの周囲を囲う。その場合、加熱コイル6はその上方に設けられるが、当該遮蔽板に、図1の構成の場合に適用した反射抑制手段を同様に適用することができる。
上記において、本発明を詳細に説明したが、上記説明はあらゆる意味において例示的なものであり限定的なものではない。本発明の範囲から逸脱することなしに多くの他の改変例及び変形例が可能であることは言うまでもない。
なお、上記様々な実施形態のうちの任意の実施形態を適宜組み合わせることにより、それぞれの有する効果を奏するようにすることができる。
本発明にかかる誘導加熱調理器は、誘導加熱調理器の内部に入射された外乱光が赤外線センサに入射されないように抑制できる効果を有し、調理容器を誘導加熱するとともに、赤外線センサを用いて調理容器の温度を制御する家庭用又は業務用の誘導加熱調理器等に有用である。
本発明にかかる誘導加熱調理器の概略断面図 図1の誘導加熱調理器に設けられたトッププレートの部分平面図 図1の誘導加熱調理器の要部分解斜視図 図1の誘導加熱調理器に設けられた導光筒保持部材の分解斜視図 図4の導光筒保持部材を下から見た場合の分解斜視図 図1の誘導加熱調理器に設けられた赤外線センサ近傍の部分拡大図 図1の誘導加熱調理器に反射抑制手段支持部材をさらに設けた誘導加熱調理器の概略断面図
符号の説明
2 本体、 4 トッププレート、 4a 赤外線入射領域、 4b 発光領域、
4c 印刷抜き部、 4d 印刷部、 4f スリット部、
4g 赤外線センサ表示窓、 4e 印刷部、 5 加熱部、 6 加熱コイル、
7a 印刷膜、 7b 遮光層、 8 コイルベース、 9 コイルホルダ、
10 赤外線センサ、 11 発光体、 12 基板、 14 フィルタ、
16 側壁、 18 レンズ、 20 コネクタ、 22 リード線、
24 制御基板、 24a 制御手段、 24b 温度換算手段、
25 底板(保持板)、 26 金属ケース、26a 金属ケース上、
26b 金属ケース下、 26c 開口部、 27 反射抑制手段、
28 操作パネル、 29 反射抑制手段支持部、 30 インバータ電源、
32 浮力低減板、 34 断熱シート、 36 マイカ板、 36a 穴、
36b 穴、 38 フェライトコア、 40 導光筒保持部材、 40a 円環部、 40b リブ 40c 配線係止部、 40d 配線係止片、
40e 金属ケース固定部、 40f 導光筒下部外壁、
40g 導光筒保持部材固定部、 40h 補強リブ、 42 導光筒、
42a 第1の導光筒、 42b 第2の導光筒、 42c リブ、 42d 段部、 42f 切欠、 44 第1のサーミスタ保持部材、 46 第2のサーミスタカバー、48 連結部材、 50 第1のサーミスタ、 51 第2のサーミスタ保持部材、
51a リブ、 51b 段部、 52 第2のサーミスタ、 56 導光体、
56a 係止片、 C 誘導加熱調理器、 P 調理容器。

Claims (9)

  1. 外郭を構成する誘導加熱調理器本体の上部に取り付けられ、調理容器を載置するトッププレートと、
    前記トッププレートに対向して前記トッププレートの下方に設けられ、交流磁界を発生して調理容器を誘導加熱する加熱コイルと、前記加熱コイルを保持する絶縁材料で形成されたコイルベースと、
    前記加熱コイルの下方に設けられ、調理容器から放射される赤外線を検出する赤外線素子を含む赤外線検出手段と、底面または側面に開口部を有し前記赤外線検出手段を囲む遮蔽部と、
    前記赤外線検出手段の出力に応じて前記加熱コイルに供給する電力を制御する制御手段と、
    前記遮蔽部の下方に、外乱光の反射率を低くする反射抑制手段とを備えることを特徴とする誘導加熱調理器。
  2. 前記赤外線検出手段の下方に配置され、前記コイルベースを保持する金属製の保持板を、さらに備え、
    前記反射抑制手段は、前記保持板における前記遮蔽部と対向する表面に固定される、請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  3. 前記反射抑制手段は、前記保持板における前記遮蔽部と対向する表面と、さらに接着される、請求項2に記載の誘導加熱調理器。
  4. 前記遮蔽部と前記保持板との間で前記保持板に固定され、前記反射抑制手段を支持する反射抑制手段支持部を、さらに備え、
    前記反射抑制手段は、前記保持板における前記遮蔽部と対向する表面に固定される構成とすることに代え、前記反射抑制手段支持部における前記遮蔽部と対向する表面に固定される、請求項2に記載の誘導加熱調理器。
  5. 前記反射抑制手段支持部は前記保持板に固定される構成とすることに代え、前記コイルベースに固定される、請求項4に記載の誘導加熱調理器。
  6. 前記反射抑制手段支持部は前記保持板に固定されることに代え、前記コイルベースに取り付けられた前記遮蔽部に固定される、請求項4に記載の誘導加熱調理器。
  7. 前記反射抑制手段は、前記遮蔽部と対向する部材の表面に、反射率を低くする表面処理を施した、請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  8. 前記反射抑制手段は、前記遮蔽部と対向する部材の表面を荒らした、請求項1から7のいずれか1つに記載の誘導加熱調理器。
  9. 前記反射抑制手段支持部は、前記遮蔽部を囲い、少なくとも側方から前記遮蔽部に入射する外乱光を遮蔽する遮蔽手段である、請求項4に記載の誘導加熱調理器。
JP2007226078A 2007-08-31 2007-08-31 誘導加熱調理器 Pending JP2009059593A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007226078A JP2009059593A (ja) 2007-08-31 2007-08-31 誘導加熱調理器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007226078A JP2009059593A (ja) 2007-08-31 2007-08-31 誘導加熱調理器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009059593A true JP2009059593A (ja) 2009-03-19

Family

ID=40555152

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007226078A Pending JP2009059593A (ja) 2007-08-31 2007-08-31 誘導加熱調理器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009059593A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010244999A (ja) * 2009-04-10 2010-10-28 Hitachi Appliances Inc 誘導加熱調理器
JP2010251237A (ja) * 2009-04-20 2010-11-04 Panasonic Corp 誘導加熱調理器
JP2011007536A (ja) * 2009-06-23 2011-01-13 Shibaura Electronics Co Ltd 温度センサユニット
JP2011054517A (ja) * 2009-09-04 2011-03-17 Mitsubishi Electric Corp 電磁誘導加熱調理器
JP2012003844A (ja) * 2010-06-14 2012-01-05 Panasonic Corp 誘導加熱調理器
JP2016157548A (ja) * 2015-02-24 2016-09-01 日立アプライアンス株式会社 誘導加熱調理器

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010244999A (ja) * 2009-04-10 2010-10-28 Hitachi Appliances Inc 誘導加熱調理器
JP2010251237A (ja) * 2009-04-20 2010-11-04 Panasonic Corp 誘導加熱調理器
JP2011007536A (ja) * 2009-06-23 2011-01-13 Shibaura Electronics Co Ltd 温度センサユニット
JP2011054517A (ja) * 2009-09-04 2011-03-17 Mitsubishi Electric Corp 電磁誘導加熱調理器
JP2012003844A (ja) * 2010-06-14 2012-01-05 Panasonic Corp 誘導加熱調理器
JP2016157548A (ja) * 2015-02-24 2016-09-01 日立アプライアンス株式会社 誘導加熱調理器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5161215B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP4872822B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP4932548B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP4917923B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP5235678B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP5147841B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP4896695B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP2009059593A (ja) 誘導加熱調理器
JP5065378B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP5537505B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP2011090991A (ja) 誘導加熱調理器
JP5286141B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP4998128B2 (ja) 誘導加熱調理器およびその誘導加熱調理器用鍋
JP5052262B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP2009259835A (ja) 誘導加熱調理器
JP4300964B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP5301045B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP2019160598A (ja) 誘導加熱調理器
JP2017045550A (ja) 誘導加熱調理器
JP2020119693A (ja) 誘導加熱調理器
JP5548666B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP2009259836A (ja) 誘導加熱調理器