JP2016215607A - 接着装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】熱溶着シートを基板上の所望の位置に接着するための技術を提供する。
【解決手段】接着装置3は、基板1上に配置されたプリプレグ2(熱溶着シート)を加熱することで基板1にプリプレグ2を接着する。接着装置3は、基板1上に位置する複数のペルチェ素子4と、複数のペルチェ素子4の動作を制御可能なペルチェ素子制御部13(制御手段)と、を備える。ペルチェ素子制御部13は、プリプレグ2の第1の領域R1に対向するペルチェ素子4を加熱状態にすることで第1の領域R1を基板1に接着し(S110-S120)、その後に、第1の領域R1と異なる領域である第2の領域R2に対向するペルチェ素子4を加熱状態にすることで第2の領域R2を基板1に接着する。
【選択図】図8
【解決手段】接着装置3は、基板1上に配置されたプリプレグ2(熱溶着シート)を加熱することで基板1にプリプレグ2を接着する。接着装置3は、基板1上に位置する複数のペルチェ素子4と、複数のペルチェ素子4の動作を制御可能なペルチェ素子制御部13(制御手段)と、を備える。ペルチェ素子制御部13は、プリプレグ2の第1の領域R1に対向するペルチェ素子4を加熱状態にすることで第1の領域R1を基板1に接着し(S110-S120)、その後に、第1の領域R1と異なる領域である第2の領域R2に対向するペルチェ素子4を加熱状態にすることで第2の領域R2を基板1に接着する。
【選択図】図8
Description
本発明は、接着装置に関する。
特許文献1は、ウエハの温度を調節する温度調節装置を開示している。温度調節装置は、格子状に並べられた複数のペルチェ素子で構成されている。温度調節装置は、複数のペルチェ素子でウエハを加熱又は冷却することで、ウエハの温度を調節している。
ところで、本願の発明者は、プリプレグを基板に接着するための技術を開発している。ここで、プリプレグとは、例えばガラス繊維や炭素繊維などの繊維に熱硬化性樹脂組成物を含浸させ、ある程度硬化させたシートである。プリプレグは、絶縁性を有すると共に、加熱すると一時的に溶融することで接着性を呈する。従って、プリプレグは、多層基板の基板間の間に配置され、基板間を機械的に結合すると共に、基板間を電気的に絶縁するための手段として広く普及している。
しかしながら、プリプレグを基板に接着するに際し、プリプレグを加熱すると、プリプレグの熱硬化性樹脂組成物が一時的に溶融状態となることで、プリプレグが基板上で滑り易くなる。プリプレグが基板上で滑り易くなるので、プリプレグを基板上の所望の位置に接着することが技術的に難しかった。
上記特許文献1の技術は、プリプレグを基板に接着するものではないので、上記課題を解決できない。
そこで、本願発明の目的は、熱溶着シートを基板上の所望の位置に接着するための技術を提供することにある。
基板上に配置された熱溶着シートを加熱することで前記基板に前記熱溶着シートを接着する、接着装置であって、前記基板上に位置する複数のペルチェ素子と、前記複数のペルチェ素子の動作を制御可能な制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記熱溶着シートの第1の領域に対向するペルチェ素子を加熱状態にすることで前記第1の領域を前記基板に接着し、その後に、前記第1の領域と異なる領域である第2の領域に対向するペルチェ素子を加熱状態にすることで前記第2の領域を前記基板に接着する、接着装置が提供される。以上の構成によれば、前記熱溶着シート全体を前記基板に同時に接着する場合と比較して、前記熱溶着シートが前記基板上で滑り難くなるので、前記熱溶着シートを前記基板上の所望の位置に接着し易くなる。
前記制御手段は、前記熱溶着シートを加熱する加熱状態にあるペルチェ素子を、前記熱溶着シートを冷却する冷却状態に切り替えることで、前記熱溶着シートの前記基板への接着が促進されるように、前記複数のペルチェ素子の動作を制御する。以上の構成によれば、前記熱溶着シートを前記基板に接着するのに要する時間が短くなる。
前記熱溶着シートに孔又は切り欠きがある場合は、前記制御手段は、前記熱溶着シートを前記基板に接着し始めてから接着し終えるまで、前記ペルチェ素子のうち前記の孔又は切り欠きの近傍のペルチェ素子には通電しない。以上の構成によれば、前記の孔又は切り欠きの熱変形を防止できる。
前記熱溶着シートに孔又は切り欠きがある場合は、前記制御手段は、前記熱溶着シートを前記基板に接着し始めてから接着し終えるまで、前記ペルチェ素子のうち前記の孔又は切り欠きの近傍のペルチェ素子を、前記熱溶着シートを冷却する冷却状態にしておく。以上の構成によれば、前記の孔又は切り欠きの熱変形を防止できる。
前記第1の領域は、前記熱溶着シートの中央の領域である。前記第2の領域は、前記第1の領域の外周に隣接した領域である。以上の構成によれば、前記熱溶着シートと前記基板の間の空気を外側へ追い出すことができる。
前記制御手段は、前記熱溶着シートを加熱する加熱状態にあるペルチェ素子を、前記熱溶着シートを冷却する冷却状態に切り替えることで、前記熱溶着シートの前記基板への接着が促進されるように、前記複数のペルチェ素子の動作を制御する。以上の構成によれば、前記熱溶着シートを前記基板に接着するのに要する時間が短くなる。
前記熱溶着シートに孔又は切り欠きがある場合は、前記制御手段は、前記熱溶着シートを前記基板に接着し始めてから接着し終えるまで、前記ペルチェ素子のうち前記の孔又は切り欠きの近傍のペルチェ素子には通電しない。以上の構成によれば、前記の孔又は切り欠きの熱変形を防止できる。
前記熱溶着シートに孔又は切り欠きがある場合は、前記制御手段は、前記熱溶着シートを前記基板に接着し始めてから接着し終えるまで、前記ペルチェ素子のうち前記の孔又は切り欠きの近傍のペルチェ素子を、前記熱溶着シートを冷却する冷却状態にしておく。以上の構成によれば、前記の孔又は切り欠きの熱変形を防止できる。
前記第1の領域は、前記熱溶着シートの中央の領域である。前記第2の領域は、前記第1の領域の外周に隣接した領域である。以上の構成によれば、前記熱溶着シートと前記基板の間の空気を外側へ追い出すことができる。
本発明によれば、前記熱溶着シートを前記基板上の所望の位置に接着し易くなる。
図1には、基板1に対してプリプレグ2(熱溶着シート)を接着する接着装置3を示している。
接着装置3は、格子状に並べられた複数のペルチェ素子4と、複数のペルチェ素子4を保持するペルチェ素子保持体5と、ペルチェ素子保持体5を鉛直方向で昇降させる昇降アクチュエータ6と、制御部7と、を備える。
基板1には、回路素子8が表面実装されている。
プリプレグ2は、素子収容孔9を有する。素子収容孔9は、プリプレグ2と回路素子8との干渉を避けるための孔である。基板1上にプリプレグ2を重ねると、回路素子8は素子収容孔9に収容される。
複数のペルチェ素子4は、プリプレグ2と対向可能に格子状に配置されている。各ペルチェ素子4は、電流が供給されることで、発熱する加熱状態、又は、吸熱する冷却状態となる。
制御部7は、中央演算処理器としてのCPU10(Central Processing Unit)と、読み書き自由のRAM11(Random Access Memory)、読み出し専用のROM12(Read Only Memory)を備えている。そして、CPU10がROM12に記憶されている制御プログラムを読み出して実行することで、制御プログラムは、CPU10などのハードウェアを、ペルチェ素子制御部13(制御手段)と、昇降制御部14、として機能させる。
ペルチェ素子制御部13は、複数のペルチェ素子4の動作を夫々独立に制御する。
昇降制御部14は、昇降アクチュエータ6の動作を制御する。
次に、図2〜図16を参照して、接着装置3の動作を説明する。図2には、接着装置3の動作のフローチャートを示してる。
先ず、図1に示すように、基板1上にプリプレグ2を載せ、図示しない方法により数箇所でプリプレグ2を局所的に加熱して、プリプレグ2を基板1に対して簡易的に位置決めさせておく。
次に、昇降制御部14は、ペルチェ素子保持体5が下降するように昇降アクチュエータ6の動作を制御する(S100)。この結果、ペルチェ素子保持体5に保持されている複数のペルチェ素子4がプリプレグ2に対して接触し、押圧される。複数のペルチェ素子4がプリプレグ2に対して接触している様子の斜視図を図3に示し、平面図を図4に示している。
次に、ペルチェ素子制御部13は、図5に示すように、プリプレグ2の第1の領域R1に対向する複数のペルチェ素子4を所定時間、加熱状態とする(S110)。第1の領域R1は、円弧L1によって囲まれた領域である。第1の領域R1は、プリプレグ2の中央の領域である。これにより、プリプレグ2の第1の領域R1が溶融状態となる。
上記所定時間とは、ペルチェ素子4の温度が80℃の場合は60秒であり、85℃の場合は10秒であり、90℃の場合は1〜2秒である。
次に、ペルチェ素子制御部13は、図6に示すように、プリプレグ2の第1の領域R1に対向する複数のペルチェ素子4を所定時間、冷却状態とする(S120)。これにより、図7に示すように、プリプレグ2の第1の領域R1が凝固し、プリプレグ2の第1の領域R1が基板1に接着する。
次に、ペルチェ素子制御部13は、図8に示すように、プリプレグ2の第2の領域R2に対向する複数のペルチェ素子4を所定時間、加熱状態とする(S130)。第2の領域R2は、円弧L1及び円弧L2によって囲まれた領域である。第2の領域R2は、第1の領域R1と異なる領域である。第2の領域R2は、第1の領域R1の外周側に隣接する円環状の領域である。第2の領域R2は、第1の領域R1の外側の領域である。これにより、プリプレグ2の第2の領域R2が溶融状態となる。このとき、ペルチェ素子制御部13は、素子収容孔9の近傍に配置された複数のペルチェ素子4には通電しない。
次に、ペルチェ素子制御部13は、図9に示すように、プリプレグ2の第2の領域R2に対向する複数のペルチェ素子4を所定時間、冷却状態とする(S140)。このとき、ペルチェ素子制御部13は、素子収容孔9の近傍に配置された複数のペルチェ素子4には通電しない。これにより、図10に示すように、プリプレグ2の第2の領域R2が凝固し、プリプレグ2の第2の領域R2が基板1に接着する。
次に、ペルチェ素子制御部13は、図11に示すように、プリプレグ2の第3の領域R3に対向する複数のペルチェ素子4を所定時間、加熱状態とする(S150)。第3の領域R3は、円弧L2及び円弧L3によって囲まれた領域である。第3の領域R3は、第1の領域R1及び第2の領域R2と異なる領域である。第3の領域R3は、第2の領域R2の外周側に隣接する円環状の領域である。第3の領域R3は、第2の領域R2の外側の領域である。これにより、プリプレグ2の第3の領域R3が溶融状態となる。このとき、ペルチェ素子制御部13は、素子収容孔9の近傍に配置された複数のペルチェ素子4には通電しない。
次に、ペルチェ素子制御部13は、図12に示すように、プリプレグ2の第3の領域R3に対向する複数のペルチェ素子4を所定時間、冷却状態とする(S160)。このとき、ペルチェ素子制御部13は、素子収容孔9の近傍に配置された複数のペルチェ素子4には通電しない。これにより、図13に示すように、プリプレグ2の第3の領域R3が凝固し、プリプレグ2の第3の領域R3が基板1に接着する。
S130〜S160において、素子収容孔9の近傍に配置された複数のペルチェ素子4が加熱状態とならないので、素子収容孔9の形状が熱変形することがない。
次に、ペルチェ素子制御部13は、図14に示すように、プリプレグ2の第4の領域R4に対向する複数のペルチェ素子4を所定時間、加熱状態とする(S170)。第4の領域R4は、円弧L3の外側の領域である。第4の領域R4は、第1の領域R1及び第2の領域R2、第3の領域R3と異なる領域である。第4の領域R4は、第3の領域R3の外周側に隣接する領域である。第4の領域R4は、第3の領域R3の外側の領域である。これにより、プリプレグ2の第4の領域R4が溶融状態となる。
次に、ペルチェ素子制御部13は、図15に示すように、プリプレグ2の第4の領域R4に対向する複数のペルチェ素子4を所定時間、冷却状態とする(S180)。これにより、図16に示すように、プリプレグ2の第4の領域R4が凝固し、プリプレグ2の第4の領域R4が基板1に接着する。
次に、昇降制御部14は、ペルチェ素子保持体5が上昇するように昇降アクチュエータ6の動作を制御する(S190)。この結果、ペルチェ素子保持体5に保持されている複数のペルチェ素子4がプリプレグ2から離れる。
以上に説明した接着装置3は、以下の特長を有する。
接着装置3は、基板1上に配置されたプリプレグ2(熱溶着シート)を加熱することで基板1にプリプレグ2を接着する。接着装置3は、基板1上に位置する複数のペルチェ素子4と、複数のペルチェ素子4の動作を制御可能なペルチェ素子制御部13(制御手段)と、を備える。ペルチェ素子制御部13は、プリプレグ2の第1の領域R1に対向するペルチェ素子4を加熱状態にすることで第1の領域R1を基板1に接着し(S110-S120)、その後に、第1の領域R1と異なる領域である第2の領域R2に対向するペルチェ素子4を加熱状態にすることで第2の領域R2を基板1に接着する。以上の構成によれば、プリプレグ2全体を基板1に同時に接着する場合と比較して、プリプレグ2が基板1上で滑り難くなるので、プリプレグ2を基板1上の所望の位置に接着し易くなる。
ペルチェ素子制御部13は、プリプレグ2を加熱する加熱状態にあるペルチェ素子4を、プリプレグ2を冷却する冷却状態に切り替えることで、プリプレグ2の基板1への接着が促進されるように、複数のペルチェ素子4の動作を制御する(S110,S120)。以上の構成によれば、プリプレグ2を基板1に接着するのに要する時間が短くなる。
図1に示すように、プリプレグ2に素子収容孔9(孔)又は切り欠きがある場合は、ペルチェ素子制御部13は、プリプレグ2を基板1に接着し始めてから接着し終えるまで(S110-S180)、ペルチェ素子4のうち素子収容孔9又は切り欠きの近傍のペルチェ素子4には通電しない。以上の構成によれば、素子収容孔9又は切り欠きの熱変形を防止できる。
なお、ペルチェ素子4のうち素子収容孔9又は切り欠きの近傍のペルチェ素子4には通電しないことに代えて、ペルチェ素子4のうち素子収容孔9又は切り欠きの近傍のペルチェ素子4をプリプレグ2を冷却する冷却状態にしておくこととしてもよい。以上の構成によれば、素子収容孔9又は切り欠きの熱変形を防止できる。
第1の領域R1は、プリプレグ2の中央の領域である。第2の領域R2は、第1の領域R1の外周に隣接した領域である。以上の構成によれば、プリプレグ2と基板1の間の空気を外側へ追い出すことができる。
なお、上記実施形態では、第1の領域R1、第2の領域R2、第3の領域R3、第4の領域R4の順番に接着したが、この順番は自由に入れ替えることができる。例えば、第3の領域R3、第2の領域R2、第4の領域R4、第1の領域R1の順番で接着してもよい。また、第1の領域R1の冷却完了前に、第2の領域R2の加熱を行ってもよい。すべての領域について加熱を行うが、加熱の程度を領域に応じて変えることによって、熱溶着シートの溶融領域を制御してもよい。プリプレグ2の部分的な溶融を制御できればよいため、ペルチェ素子4は必ずしもプリプレグ2に接触していなくてもよい。
上述の例において、制御プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(random access memory))を含む。また、制御プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
1 基板
2 プリプレグ
3 接着装置
4 ペルチェ素子
5 ペルチェ素子保持体
6 昇降アクチュエータ
7 制御部
8 回路素子
9 素子収容孔
13 ペルチェ素子制御部
14 昇降制御部
R1 第1の領域
R2 第2の領域
R3 第3の領域
R4 第4の領域
2 プリプレグ
3 接着装置
4 ペルチェ素子
5 ペルチェ素子保持体
6 昇降アクチュエータ
7 制御部
8 回路素子
9 素子収容孔
13 ペルチェ素子制御部
14 昇降制御部
R1 第1の領域
R2 第2の領域
R3 第3の領域
R4 第4の領域
Claims (5)
- 基板上に配置された熱溶着シートを加熱することで前記基板に前記熱溶着シートを接着する、接着装置であって、
前記基板上に位置する複数のペルチェ素子と、
前記複数のペルチェ素子の動作を制御可能な制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、前記熱溶着シートの第1の領域に対向するペルチェ素子を加熱状態にすることで前記第1の領域を前記基板に接着し、その後に、前記第1の領域と異なる領域である第2の領域に対向するペルチェ素子を加熱状態にすることで前記第2の領域を前記基板に接着する、
接着装置。 - 請求項1に記載の接着装置であって、
前記制御手段は、
前記熱溶着シートを加熱する加熱状態にあるペルチェ素子を、前記熱溶着シートを冷却する冷却状態に切り替えることで、前記熱溶着シートの前記基板への接着が促進されるように、前記複数のペルチェ素子の動作を制御する、
接着装置。 - 請求項1又は2に記載の接着装置であって、
前記熱溶着シートに孔又は切り欠きがある場合は、前記制御手段は、前記熱溶着シートを前記基板に接着し始めてから接着し終えるまで、前記ペルチェ素子のうち前記の孔又は切り欠きの近傍のペルチェ素子には通電しない、
接着装置。 - 請求項1又は2に記載の接着装置であって、
前記熱溶着シートに孔又は切り欠きがある場合は、前記制御手段は、前記熱溶着シートを前記基板に接着し始めてから接着し終えるまで、前記ペルチェ素子のうち前記の孔又は切り欠きの近傍のペルチェ素子を、前記熱溶着シートを冷却する冷却状態にしておく、
接着装置。 - 請求項1〜4の何れかに記載の接着装置であって、
前記第1の領域は、前記熱溶着シートの中央の領域であり、
前記第2の領域は、前記第1の領域の外周に隣接した領域である、
接着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015106568A JP2016215607A (ja) | 2015-05-26 | 2015-05-26 | 接着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015106568A JP2016215607A (ja) | 2015-05-26 | 2015-05-26 | 接着装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016215607A true JP2016215607A (ja) | 2016-12-22 |
Family
ID=57577691
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015106568A Pending JP2016215607A (ja) | 2015-05-26 | 2015-05-26 | 接着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2016215607A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021074905A (ja) * | 2019-11-06 | 2021-05-20 | 株式会社ディスコ | 樹脂シート固定装置 |
-
2015
- 2015-05-26 JP JP2015106568A patent/JP2016215607A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021074905A (ja) * | 2019-11-06 | 2021-05-20 | 株式会社ディスコ | 樹脂シート固定装置 |
JP7376322B2 (ja) | 2019-11-06 | 2023-11-08 | 株式会社ディスコ | 樹脂シート固定装置 |
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