JP4512463B2 - 一方向間欠送りユニット - Google Patents

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この発明は、インデックステーブル等の部品供給装置等における送りユニットとして使用される一方向間欠送りユニットに関するものである。
この種の一方向間欠送りユニットの使用例として、キャリアテープのカバーテープ巻取り装置を挙げることができる(特許文献1)。この場合の一方向間欠送りユニットは、ラチェットホイール62(符合は特許文献1に示されたもの。以下同様)にストッパレバー74を係合させるとともに、回動板64に取付けたラチェット爪66を係合させた構成であり、これによってラチェットと一体のスプロケット58を駆動し、キャリアテープ18を一定方向に間欠送りするようになっている。
特開2000−332490号公報(段落0014、0015、図2参照)
前記の一方向間欠送りユニットは、従来周知のラチェット送り機構を利用したものであるが、逆回転を防止するために、ばねによって付勢されたストッパレバー74が用いられる。この逆転防止用のストッパレバー74は正回転方向にはラチェットホイール62の自由な回転を許容するものであるため、送り速度が大きくなればなるほどキャリアテープ18に作用する慣性が大きくなる。このため、キャリアテープ18に対する制動が不十分となり、その停止位置が不正確になる問題がある。また、準備作業等において、キャリアテープ18が長く引き出されてしまう不都合もある。
さらに、従来の一方向間欠送りユニットにおいては、ラチェットホイール62が外歯形式であり、逆転防止用のストッパレバー74はその外周に配置されるものであるため、全体としてフレームの外部に露出した構成になり、異物がラチェットホイール62に付着して送り精度を低下させる恐れもあった。
前記のような問題を解消すべく、逆転防止手段として一方向クラッチ型トルクリミッタを用い、かつラチェットを内歯形式とした一方向間欠送りユニットをこの出願の発明者らはすでに特許出願している(特願2004−195508号)。
この特許出願に係るものは、一定のトルクを付与しながらキャリアテープ等の搬送対象物を送り出すことができ、またラチェットにホコリ等が付着し難い利点を有する。しかし、ラチェットの内歯に係合してこれを駆動するラチェット爪等の駆動爪の収納部分とトルクリミッタに設けたポケットが軸方向に連通しているため、駆動爪の作動姿勢によってはこれが前記のポケットに干渉し、ラチェットのスムーズな回転を阻害する問題がある。
そこで、この発明の課題は、前記の駆動爪とトルクリミッタのポケットとの干渉を防止し、ラチェットのスムーズな回転を確保することである。
前記の課題の解決手段として仕切り板を介在した場合、ポケットのカム面の製作形状によっては稼動時にローラが横走り(いわゆるスキュー)し、そのスキューによって仕切り板を押し込み、駆動爪の作動を妨げラチェットの回転を阻害するおそれがある。そこで、この発明の他の課題は、前記の仕切り板を安定よく支持することによって、ローラのスキューの影響を受けることがないようにすることである。
前記の課題を解決するために、この発明は、内歯形式のラチェットと駆動爪及び逆転防止手段とからなる一方向間欠送り手段と、前記ラチェットと一体回転する出力手段と、入力手段としての揺動アームとからなり、前記ラチェット、出力手段及び揺動アームを同軸状態に取付け、前記揺動アームに前記駆動爪を回転可能に取付けるとともに該駆動爪を前記ラチェットの歯の内径側に収納して該ラチェットの歯に係脱自在に関連させ、該揺動アームの前進揺動時に該駆動爪をラチェットの歯に係合させて該ラチェットを正回転させ、その後退揺動時に前記逆転防止手段により逆回転を防止しつつ駆動爪を後退させるという駆動を繰り返すことにより前記出力手段を一方向に間欠送りするようにした一方向間欠送りユニットにおいて、前記逆転防止手段は一方向クラッチ型のトルクリミッタからなり、該トルクリミッタが所定の空転トルクを有して空転する方向を前記ラチェットの正回転方向に一致させ、前記駆動爪の収納部分と前記トルクリミッタとの間に仕切り板を介在した構成を採用した。
上記構成の一方向間欠送りユニットは、揺動アームの前進揺動時に駆動爪がラチェットに係合して、ラチェットとともに出力手段を1歯分だけ正回転させる。このとき、トルクリミッタは所定の大きさの空転トルクを発生させ、搬送対象物に所要のトルクを付与する。揺動アームの後退揺動時は駆動爪がラチェットの歯から外れて後退するので、ラチェットとともに出力手段は停止する。このときトルクリミッタがロックして逆回転を防止する。駆動爪は仕切り板によってポケットと隔てられているのでポケットに接触することが防止される。
前記駆動爪の収納部分に面した前記仕切り板の外面に前記揺動アームに挿通した押さえ軸の内端面を当てた構成をとると、ポケット内のころにスキューが生じて仕切り板に接触することがあっても、仕切り板の姿勢は安定し駆動爪の作動を妨げることがない。
なお、前記押さえ軸を複数本用い、その内の少なくとも1本が前記駆動爪の取付け軸を兼ね、これらの軸の外端面を前記揺動アームの表面に露出せしめ、その露出した各軸の外端面を該揺動アームの固定ワッシャの内面で押さえた構成をとることが望ましい。
また、前記トルクリミッタは、前記ラチェットと一体の外輪の内周面に形成された複数のポケットと、各ポケットの底面と固定軸との間で正回転方向に狭小となるように形成されたくさび角と、そのポケットに収納されたローラと付勢ばねとを有し、該付勢ばねによりローラをくさび角の方向に付勢した構成のものを用いることができる。
また、トルクリミッタの他の構成として、前記ラチェットと一体の摺接部材と、前記固定軸の一部に前記摺接部材の内側に設けられた内輪と、その内輪の外周面に形成された複数のポケットと、各ポケットの底面と前記摺接部材との間で前記ラチェットの正回転方向の反対方向に挟小となるように形成されたくさび角と、そのポケットに収納されたローラと付勢ばねを有し、該付勢ばねによりローラをくさび角の方向に付勢した構成のものを用いることができる。
以上のように、この発明はラチェットを用いた一方向間欠送りユニットにおいて、逆転防止手段として一方向クラッチ型のトルクリミッタを用い、正回転時において通常の一方向クラッチの空転トルクより大きい所定の空転トルクを発生させることにより、搬送対象物に所要の制動を加えて慣性の影響を排除するようにしたものであるから、正確な間欠送りが可能となる。また、ラチェットを内歯形式とし、揺動アームのボス板等で蓋をすることにより、歯の係合部分へのホコリや異物の付着を防止でき、送り精度を高く維持できるとともにこの部分に充填したグリースの流出も防ぐことができる。
また、トルクリミッタと駆動爪収納部の間に介在した仕切り板によって駆動爪とトルクリミッタとの干渉を防ぐことができ、トルクリミッタのローラにスキューが生じて仕切り板に接触することがあっても、仕切り板は反対側から押さえ軸で支持されているので、仕切り板の姿勢は安定し、駆動爪の作動を妨げることがない。
以下、添付図面に基づいてこの発明を実施するための最良の形態を説明する。図1から図3に示した実施例1の一方向間欠送りユニットは、一方向間欠送り手段1、入力手段としての揺動アーム2、出力手段としての送り歯車3が一体に組み合わされ、フレーム5の片面に設けられた凹部10に組込まれ、フレーム5の送り溝6に供給された長尺のキャリアテープ等の部品搬送部材7を一方向に間欠送りする作用を行うものである。
図1に示したように、一方向間欠送り手段1は、内歯形式のラチェット8、これと一体に設けられた一方向クラッチ型のトルクリミッタ9、及びそのラチェット8の歯11に係脱自在となる駆動爪12とからなる。
図2に示したように、前記ラチェット8のフレーム5側の外周面に前記の送り歯車3が一体に設けられる。送り歯車3は前記部品搬送部材7の送り穴14に係合される。ラチェット8と送り歯車3の共通のボス部は同時にトルクリミッタ9の外輪13となっており、外輪13は前記ラチェット8と送り歯車3より小径に形成される。外輪13の内径側に固定軸35が挿通され、その固定軸35の後端面中央部に設けたねじ軸38が凹部10の軸穴41に挿通され、ナット39によりフレーム5に固定される。
前記外輪13の内周面には等間隔をおいて複数箇所のポケット16が設けられる(図1参照)。各ポケット16の底面に前記固定軸35の外径面との間で正回転方向Aに狭小となるくさび角θが形成され、そのポケット16にローラ17と付勢ばね18が収納される。該付勢ばね18によりローラ17をくさび角θの方向に付勢する。この付勢ばね18の付勢力は、外輪13が正回転方向Aへの空転時に通常の一方向クラッチの空転トルク値(0.1kgf・cm)に比べて大きい空転トルク値(1〜5kgf・cm)が得られるように設定されている。なお、ポケット16相互間の外輪13内径面は固定軸35に摺接し、軸受20を形成する。
図2及び図3に示したように、ポケット16の軸方向の一方の端面は凹部10の底面に対面し、他方の端面はラチェット8の歯11の内径側、即ち駆動爪12の収納部47に開放される。ポケット16の前記収納部側開放面と歯11の間に径方向の段差面42が形成される。また、前記の固定軸35においても上記の段差面42より若干軸方向外方寄りの位置に段差面43が設けられ、固定軸35はその段差面43で大径部44と小径部44’に分かれる。その小径部44’の先端面中央部にねじ穴45が設けられる。
上記の大径部44の外径面に円板状の仕切り板46が嵌合され、その仕切り板46の内面が前記のラチェット8の段差面42に押し当てられる。仕切り板46の外面は駆動爪12の収納部47に面する。この仕切り板46によってトルクリミッタ9側と駆動爪12の収納部47が仕切られる。
前記の仕切り板46の厚さは、ラチェット8の歯11の幅より小さく形成されるので、ラチェット8の内面に当てた後述のボス板19と仕切り板46との間に前述の収納部47が形成される。この収納部47には前述の駆動爪12のほか、後述の付勢ばね24が収納される。
前記の揺動アーム2の端部に円板形のボス板19が設けられる。このボス板19はラチェット8の内端面全体をカバーする大きさに形成され、その内面に1個の駆動爪12が駆動爪取付け軸36により回動自在に取付けられる。駆動爪12はボス板19との間に設けられた付勢ばね24により、前記ラチェット8の歯11に対し駆動方向に傾斜して係合される(図1参照)。なお、揺動アーム2は前記のボス板19が固定軸35の小径部44’の外端部に回転自在に嵌合され、ワッシャ21を介してビス37により抜け止めがはかられる(図2参照)。
前記駆動爪取付け軸36の内端面を前記の仕切り板46に押し当てることにより該軸36を仕切り板46の押さえ軸の作用を兼ねさせる。該仕切り板46を均等に押す必要のために駆動爪12とは無関係に2本の押さえ軸48を周方向の均等配分位置においてボス板19から差込み、それら内端面を仕切り板46の外面に押し当てるようにしている。これにより仕切り板46は前記の段差面42と、駆動爪取付け軸36及び押さえ軸48、48の内端面との間で挟持され安定する(図2参照)。なお、押さえ軸48を1本使用し、これを駆動爪取付け軸36と中心対称の位置に配置する場合もある。
前記の軸36、48、48の外端面はボス板19の外表面に露出しているが、その露出した各外端面に前記のワッシャ21の内面が押し当てられ、これにより軸36、48、48の抜け止め又は緩み止めがはかられる。
その他、図1において、25は部品搬送部材7上に設置された部品吸着ヘッド、27は部品搬送部材7に付着された部品を示す。
実施例1の一方向間欠送りユニットは以上のような構成であり、図1に示した状態から、適宜な駆動源により揺動アーム2が前進揺動(矢印a参照)した際にラチェット8は駆動爪12の作用により1歯分回転され、同時に送り歯車3が矢印Aで示した正回転方向に回転し、それに係合した部品搬送部材7に1ピッチ分の送りが掛けられる。このとき、トルクリミッタ9は、その外輪13側から駆動力が入力され空転状態となるが、前述のように空転状態においても比較的大きい空転トルクを発生するため、部品搬送部材7に対して所要の制動が掛けられる。このため、送り速度が大きくなっても部品搬送部材7に慣性が作用し難くなる。また、段取り作業等において部品搬送部材7が勝手に長く引き出されるような不都合も避けられる。
次に、揺動アーム2が後退揺動し(矢印b参照)、駆動爪12が原位置に復帰する。このときトルクリミッタ9は、送り歯車3及びラチェット8の逆回転方向(矢印Aと反対方向)に対してロック状態となり、部品搬送部材7の逆送りを防止する。この間部品搬送部材7の送りは停止され、部品吸着ヘッド25が部品27を吸着する。以下、以上の作用を繰り返す。
以上のような間欠送り作用において、駆動爪12とトルクリミッタ9のポケット16やローラ17との干渉は仕切り板46の存在によって防止される。
また、図4に示したように、仕切り板46を前記より小さく形成し、その外径がポケット16の底面に達する大きさに形成するとともに、内径も前記より小さく形成し、その内径を固定軸35の小径部44’に嵌合し、該仕切り板46の内面を段差面43に当てるようにしてもよい。その外面は前記と同様に軸36、48に押し当てられる。
次に、図5に示した実施例2は、前記実施例1と基本的に同一の構造であるが、駆動爪12a、12bを2個用い、ラチェット8の歯11のピッチを2倍(歯11の数を二分の1)にしたものである。2個の駆動爪12a、12bの歯11に対する位相関係は相互に半ピッチのずれがあり、図示のように一方の駆動爪12aが歯11に対し深く係合している状態において、他方の駆動爪12bは半係りの状態にある。従って、前記実施例1の場合のように、揺動アーム2が前進揺動(矢印a参照)した際に、ラチェット8は駆動爪12aの作用により半ピッチ分回転され、同時に送り歯車3が回転するが、その送り量は実施例1の場合と同じであり部品搬送部材7に1ピッチ分の送りが掛けられる。トルクリミッタ9が空転トルクを発生することは前記の場合と同じである。
揺動アーム2が後退揺動(矢印b参照)し、駆動爪12aが復帰して半係りとなり、これと同時に他方の駆動爪12bが歯11に係合する。このとき、トルクリミッタ9はロック状態となり、部品搬送部材7の逆送りを防止する。この間部品搬送部材7の送りは停止され、部品吸着ヘッド25が部品27を吸着する。揺動アーム2の次の前進揺動により駆動爪12bが送り作用を行う。
なお、この場合は2個の駆動爪12a、12bの各駆動爪取付け軸36、36の内端面が仕切り板46に押し当てられるので、仕切り板46はほぼ安定するが、必要に応じて、前記と同様の押さえ軸48を追加してもよい(図4参照)。
実施例2のその他の構成及び作用は前記実施例1の場合と同様であるから、その説明を省略する。
次に、図6から図8に示した実施例3について説明する。基本的な構造は前記の実施例1の場合と共通する。相違する点は、トルクリミッタ9の構成にある。即ち、前記固定軸35の大径部分がトルクリミッタ9の内輪51となり、またラチェット8、送り歯車3のボス部が前記内輪51に対向した摺接部材52となる。前記内輪51の外径面に等間隔をおいて複数箇所にポケット16が設けられるが、この場合はポケット16の底面と前記摺接部材52の内径面との間で正回転方向Aと反対方向に狭小となるくさび角θ(図6参照)が形成される。そのポケット16内にローラ17と付勢ばね18が収納され、ローラ17がくさび角θの方向に付勢される。
また、この場合は円板状の仕切り板46が固定軸35の小径部44’に嵌合され、その仕切り板46が固定軸35とラチェット8の各段差面42、43に押し当てられる。この仕切り板46によってすべてのポケット16が閉塞される。その仕切り板46に駆動爪取付け軸36の内端面、押さえ軸48の内端面を押し当て、仕切り板46を挟持する。これにより、駆動爪12がポケット16に干渉することが防止される。その他の構成及び作用は実施例1の場合と同様であるから説明を省略する。
実施例1の縦断正面図 図1のX−X線の断面図 同上の分解斜視図 同上の変形例の一部断面図 実施例2の縦断正面図 実施例3の縦断正面図 図6のY−Y線の断面図 同上の分解斜視図
符号の説明
1 一方向間欠送り手段
2 揺動アーム
3 送り歯車
5 フレーム
6 送り溝
7 部品搬送部材
8 ラチェット
9 トルクリミッタ
10 凹部
11 歯
12、12a、12b 駆動爪
13 外輪
14 送り穴
16 ポケット
17 ローラ
18 付勢ばね
19 ボス板
20 軸受
21 ワッシャ
25 部品吸着ヘッド
27 部品
35 固定軸
36 駆動爪取付け軸
37 ビス
38 ねじ軸
39 ナット
41 軸穴
42 段差面
43 段差面
44 大径部
44’ 小径部
45 ねじ穴
46 仕切り板
47 収納部
48 押さえ軸
51 内輪
52 摺接部材

Claims (4)

  1. 内歯形式のラチェットと駆動爪及び逆転防止手段とからなる一方向間欠送り手段と、前記ラチェットと一体回転する出力手段と、入力手段としての揺動アームとからなり、前記ラチェット、出力手段及び揺動アームを同軸状態に取付け、前記揺動アームに前記駆動爪を回転可能に取付けるとともに該駆動爪を前記ラチェットの歯の内径側に収納して該ラチェットの歯に係脱自在に関連させ、該揺動アームの前進揺動時に該駆動爪をラチェットの歯に係合させて該ラチェットを正回転させ、その後退揺動時に前記逆転防止手段により逆回転を防止しつつ駆動爪を後退させるという駆動を繰り返すことにより前記出力手段を一方向に間欠送りするようにした一方向間欠送りユニットにおいて、前記逆転防止手段は一方向クラッチ型のトルクリミッタからなり、該トルクリミッタが所定の空転トルクを有して空転する方向を前記ラチェットの正回転方向に一致させ、前記駆動爪の収納部分と前記トルクリミッタとの間に仕切り板を介在し、前記駆動爪の収納部分に面した前記仕切り板の外面に前記揺動アームに挿通した押さえ軸の内端面を当てたことを特徴とする一方向間欠送りユニット。
  2. 前記押さえ軸が複数本用いられ、その内の少なくとも1本が前記駆動爪取付け軸を兼ね、これらの軸の外端面を前記揺動アームの表面に露出せしめ、その露出した各軸の外端面を該揺動アームの固定ワッシャの内面で押さえたことを特徴とする請求項に記載の一方向間欠送りユニット。
  3. 前記トルクリミッタが、前記ラチェットと一体の外輪の内周面に形成された複数のポケットと、各ポケットの底面と固定軸との間で正回転方向に狭小となるように形成されたくさび角と、そのポケットに収納されたローラと付勢ばねとを有し、該付勢ばねによりローラをくさび角の方向に付勢したことを特徴とする請求項1または2に記載の一方向間欠送りユニット。
  4. 前記トルクリミッタが、前記ラチェットと一体の摺接部材と、前記固定軸の一部に前記摺接部材の内側に設けられた内輪と、その内輪の外周面に形成された複数のポケットと、各ポケットの底面と前記摺接部材との間で前記ラチェットの正回転方向の反対方向に狭小となるように形成されたくさび角と、そのポケットに収納されたローラと付勢ばねを有し、該付勢ばねによりローラをくさび角の方向に付勢したことを特徴とする請求項1または2に記載の一方向間欠送りユニット。
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