JP2001136707A - 携帯用手動発電機 - Google Patents
携帯用手動発電機Info
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- JP2001136707A JP2001136707A JP31169199A JP31169199A JP2001136707A JP 2001136707 A JP2001136707 A JP 2001136707A JP 31169199 A JP31169199 A JP 31169199A JP 31169199 A JP31169199 A JP 31169199A JP 2001136707 A JP2001136707 A JP 2001136707A
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- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】電源のないところで携帯用電話機、携帯用パソ
コン、携帯ラジオ等に電気を供給することができる携帯
用の手動発電機で、ドラムに巻かれた糸を引張ることで
発電機を回転させ発電することを特徴とし、形状が超小
型である手動式発電機を開発する。 【解決手段】本発明携帯用手動発電機は、ドラムの周囲
に巻かれた糸を引張ることによりドラムとドーボギア、
次いでドーボギアと歯合した発電機を回転させ発電する
発電機構部１０と電気を供給するためのソケット２０と
それらを収納する本体ケース３０から構成される。
コン、携帯ラジオ等に電気を供給することができる携帯
用の手動発電機で、ドラムに巻かれた糸を引張ることで
発電機を回転させ発電することを特徴とし、形状が超小
型である手動式発電機を開発する。 【解決手段】本発明携帯用手動発電機は、ドラムの周囲
に巻かれた糸を引張ることによりドラムとドーボギア、
次いでドーボギアと歯合した発電機を回転させ発電する
発電機構部１０と電気を供給するためのソケット２０と
それらを収納する本体ケース３０から構成される。
Description
【０００１】
【発明が属する技術分野】本発明は、電源のないところ
で携帯用電話機、携帯用パソコン、携帯ラジオ等に発電
及び充電用の電気を供給することのできる携帯用の手動
発電機に関するものである。
で携帯用電話機、携帯用パソコン、携帯ラジオ等に発電
及び充電用の電気を供給することのできる携帯用の手動
発電機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】今日、携帯電話機、携帯用パソコン及び
ＧＰＳ等の携帯型の電気通信機器が普及しているが、こ
れらに用いられる電池の能力には限界があり、途中で蓄
えた電気が消耗してしまい困惑する事態がしばしばであ
る。
ＧＰＳ等の携帯型の電気通信機器が普及しているが、こ
れらに用いられる電池の能力には限界があり、途中で蓄
えた電気が消耗してしまい困惑する事態がしばしばであ
る。
【０００３】又、緊急災害時には、携帯用のラジオ、懐
中電灯等が必携とされるが、これらの機器は通常使用さ
れず放置されるため、電池を消耗してしまう恐れが大で
ある。
中電灯等が必携とされるが、これらの機器は通常使用さ
れず放置されるため、電池を消耗してしまう恐れが大で
ある。
【０００４】そこで、本出願人は、既に実用新案登録第
３０５３１３９号を提案してあり、その概要は、スプリ
ングに付勢されたラックギアを手で連続して動かすこと
により、クラッチギア、中間ギア、駆動シャフト用ギア
を伝動回転し、発電機のローターを回転させて発電し、
出力コードから電気を取り出すものである。
３０５３１３９号を提案してあり、その概要は、スプリ
ングに付勢されたラックギアを手で連続して動かすこと
により、クラッチギア、中間ギア、駆動シャフト用ギア
を伝動回転し、発電機のローターを回転させて発電し、
出力コードから電気を取り出すものである。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかし、該考案のまま
では、 （１）ラックギア（ハンドル）の一部を本体外部に配置
する必要があり、本体形状が大となっていた。 （２）ラックギア（ハンドル）の往復運動を回転運動に
しているが、往復距離が短かいので発電機ローターを一
定以上の回転数で回転させるには増速用の中間ギアを内
部に数多く配置せねばならず、本体形状が大となってい
た。
では、 （１）ラックギア（ハンドル）の一部を本体外部に配置
する必要があり、本体形状が大となっていた。 （２）ラックギア（ハンドル）の往復運動を回転運動に
しているが、往復距離が短かいので発電機ローターを一
定以上の回転数で回転させるには増速用の中間ギアを内
部に数多く配置せねばならず、本体形状が大となってい
た。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、往復運動を行
なうラックギア（ハンドル）のかわりに、周囲に糸を巻
きつけたドラムであって、その内部にうずまきバネを配
置したドラムをもちいるものである。ドラムに巻きつけ
た糸を引張ることによりドラムを回転させ、さらにはド
ラムと結合してある一定方向への回転を許容するドーボ
機構を有したドーボギアを回転させ、ドーボギアと歯合
した発電機ロータの回転軸を回転させることにより、発
電を行なう。引っ張り出した糸は、ドラム内部に配され
たうずまきバネの復元力により自動的にドラムに巻きつ
けられ収納される。本ドラムは、本体ケース内部に配置
できるので、本体形状を従来技術の携帯用手動発電機に
比べ、極端に小型化することが可能となる。更に本発明
は、ドラムに巻きつけられた糸を引張る往復運動なの
で、１往復あたりの往復距離が従来技術の携帯用手動発
電機に比べて大きくすることができ、そのことにより発
電ローターの必要回転数を容易に得られ、従来必要であ
った増速のための中間ギアを省略することが可能とな
り、ついては、本体形状の小型化が実現できる。
なうラックギア（ハンドル）のかわりに、周囲に糸を巻
きつけたドラムであって、その内部にうずまきバネを配
置したドラムをもちいるものである。ドラムに巻きつけ
た糸を引張ることによりドラムを回転させ、さらにはド
ラムと結合してある一定方向への回転を許容するドーボ
機構を有したドーボギアを回転させ、ドーボギアと歯合
した発電機ロータの回転軸を回転させることにより、発
電を行なう。引っ張り出した糸は、ドラム内部に配され
たうずまきバネの復元力により自動的にドラムに巻きつ
けられ収納される。本ドラムは、本体ケース内部に配置
できるので、本体形状を従来技術の携帯用手動発電機に
比べ、極端に小型化することが可能となる。更に本発明
は、ドラムに巻きつけられた糸を引張る往復運動なの
で、１往復あたりの往復距離が従来技術の携帯用手動発
電機に比べて大きくすることができ、そのことにより発
電ローターの必要回転数を容易に得られ、従来必要であ
った増速のための中間ギアを省略することが可能とな
り、ついては、本体形状の小型化が実現できる。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明は、ドラムに巻きつけた糸
を引張ることにより発電ローターを回転させて発電する
発電機構部１０と、電力を供給するためのソケット２０
と、それらを収納する本体ケース３０から成る。
を引張ることにより発電ローターを回転させて発電する
発電機構部１０と、電力を供給するためのソケット２０
と、それらを収納する本体ケース３０から成る。
【０００８】
【実施例】発電機構部１０は図１の如くで、先ず、うず
まきバネ１１ａを内部に配置したドラム１１の周囲に巻
きつけた糸１１ｂを図中下方向に引張ることにより、ド
ラム軸１１ｃを中心にドラム１１を図中矢印Ａの方向に
回転させる。ここで、糸１１ｂの先端は、ドラム１１に
固定されているので、糸１１ｂを引張ることでドラム１
１を回転させることができる。更に、うずまきバネ１１
ａの中心端は、ドラム軸１１ｃに固定されている。一方
の端部は、ドラム１１の内面に固定されている。その
為、ドラム１１を図１の矢印Ａ方向に回転させた場合、
うずまきバネ１１ａは中心に向かって絞られる。従っ
て、糸１１ｂの引張りを緩めると、うずまきバネ１１ａ
の復元力により、ドラム１１は反転し、糸１１ｂはドラ
ム１１の周囲に巻き戻される。次いで、該ドラム１１は
一方向への回転を許容するドーボ機構を有したドーボギ
ア１２と同軸に取り付けられている。該ドーボギア１２
は、ドラム１１とドラム軸１１ｃを介して同軸に内歯１
２ａを有したリムギア１２ｂを配し、ドラム１１に固定
したアーム１１ｄには内歯１２ａと歯合する爪１２ｃが
遊転自在に取り付けられている。ドラム１１が図１の矢
印Ａ方向に回転すると、アーム１１ｄに取り付けられた
爪１２ｃが回転遠心力で外側に振り出され、リムギア１
２ｂの内歯１２ａに歯合し、リムギア１２ｂも回転す
る。一方、ドラム１１が矢印Ａの反対方向に回転する
と、爪１２ｃは内歯１２ａと歯合せず空転状態となり、
ドラム１１の回転はリムギア１２ｂには伝わらない。す
なわち、ドラム１１の回転は左右いずれか一方向の回転
のみがリムギア１２ｂに伝達され、反対回転は伝達され
ない。該ドーボギア１２のリムギア１２ｂは、発電機１
３のロータ回転軸１４に結合した回転ギア１５に歯合す
る。
まきバネ１１ａを内部に配置したドラム１１の周囲に巻
きつけた糸１１ｂを図中下方向に引張ることにより、ド
ラム軸１１ｃを中心にドラム１１を図中矢印Ａの方向に
回転させる。ここで、糸１１ｂの先端は、ドラム１１に
固定されているので、糸１１ｂを引張ることでドラム１
１を回転させることができる。更に、うずまきバネ１１
ａの中心端は、ドラム軸１１ｃに固定されている。一方
の端部は、ドラム１１の内面に固定されている。その
為、ドラム１１を図１の矢印Ａ方向に回転させた場合、
うずまきバネ１１ａは中心に向かって絞られる。従っ
て、糸１１ｂの引張りを緩めると、うずまきバネ１１ａ
の復元力により、ドラム１１は反転し、糸１１ｂはドラ
ム１１の周囲に巻き戻される。次いで、該ドラム１１は
一方向への回転を許容するドーボ機構を有したドーボギ
ア１２と同軸に取り付けられている。該ドーボギア１２
は、ドラム１１とドラム軸１１ｃを介して同軸に内歯１
２ａを有したリムギア１２ｂを配し、ドラム１１に固定
したアーム１１ｄには内歯１２ａと歯合する爪１２ｃが
遊転自在に取り付けられている。ドラム１１が図１の矢
印Ａ方向に回転すると、アーム１１ｄに取り付けられた
爪１２ｃが回転遠心力で外側に振り出され、リムギア１
２ｂの内歯１２ａに歯合し、リムギア１２ｂも回転す
る。一方、ドラム１１が矢印Ａの反対方向に回転する
と、爪１２ｃは内歯１２ａと歯合せず空転状態となり、
ドラム１１の回転はリムギア１２ｂには伝わらない。す
なわち、ドラム１１の回転は左右いずれか一方向の回転
のみがリムギア１２ｂに伝達され、反対回転は伝達され
ない。該ドーボギア１２のリムギア１２ｂは、発電機１
３のロータ回転軸１４に結合した回転ギア１５に歯合す
る。
【０００９】該発電機１３のローターは、強い遠心力で
起電力を大きくするためにアウターローターとするのが
望ましい。
起電力を大きくするためにアウターローターとするのが
望ましい。
【００１０】ドラム１１とドーボギア１２は、図中一体
構造を成しているが、伝達ギアを介して歯合してあって
もよい。
構造を成しているが、伝達ギアを介して歯合してあって
もよい。
【００１１】電気を供給する為のソケット２０は、リー
ド線であってもよい。
ド線であってもよい。
【００１２】次に、本発明携帯用手動発電機の作用を説
明する。本発明携帯用手動発電機を使用するには、糸１
１ｂを持って引張る・緩める動作を繰り返す。すると、
糸１１ｂを引張る動作のときは、ドラム１１が図１中矢
印Ａ方向に回転する。一方、糸１１ｂを緩める動作のと
きは、ドラム１１の内部に配置されたうずまきバネ１１
ａの復元力により、ドラム１１は矢印Ａの反対方向に回
転すると共に、引っ張り出した糸１１ｂはドラム１１の
周囲に巻き取られる。従って、ドラム１１にはドーボギ
ア１２が連結してあるので、ドラム１１の回転は常に一
方向のみ伝達され、ドーボギア１２に歯合してある発電
機１３のローターを円滑に回転させる。そして、生じた
起電力は、ソケット２０を経て、携帯電話機、携帯パソ
コン、携帯ラジオ等に供給される。
明する。本発明携帯用手動発電機を使用するには、糸１
１ｂを持って引張る・緩める動作を繰り返す。すると、
糸１１ｂを引張る動作のときは、ドラム１１が図１中矢
印Ａ方向に回転する。一方、糸１１ｂを緩める動作のと
きは、ドラム１１の内部に配置されたうずまきバネ１１
ａの復元力により、ドラム１１は矢印Ａの反対方向に回
転すると共に、引っ張り出した糸１１ｂはドラム１１の
周囲に巻き取られる。従って、ドラム１１にはドーボギ
ア１２が連結してあるので、ドラム１１の回転は常に一
方向のみ伝達され、ドーボギア１２に歯合してある発電
機１３のローターを円滑に回転させる。そして、生じた
起電力は、ソケット２０を経て、携帯電話機、携帯パソ
コン、携帯ラジオ等に供給される。
【００１３】
【発明の効果】以上の構成に基づいて本発明は、電源の
ないところで携帯用電話機、携帯用パソコン、携帯ラジ
オ等に発電および充電用の電気が供給することができる
と共に、その形状が超小型なので、携帯性に非常に有利
であり、更に超小型ゆえ携帯電話機等の内部に組み込み
使用することができる。
ないところで携帯用電話機、携帯用パソコン、携帯ラジ
オ等に発電および充電用の電気が供給することができる
と共に、その形状が超小型なので、携帯性に非常に有利
であり、更に超小型ゆえ携帯電話機等の内部に組み込み
使用することができる。
【図１】本発明携帯用手動発電機の切断断面図
１０ 発電機構部 １１ ドラム １１ａ うずまきバネ １１ｂ 糸 １１ｃ ドラム軸 １１ｄ アーム １２ ドーボギア １２ａ 内歯 １２ｂ リムギア １２ｃ 爪 １３ 発電機 １４ ローター回転軸 １５ 回転ギア ２０ ソケット ３０ 本体ケース
Claims (1)
- 【請求項１】 周囲に糸を巻きつけたドラムであって、
その内部にうずまきバネを配置したドラムの糸を繰り返
し引張る動作によりドラムを回転させ、該ドラムに連結
した一定方向への回転を許容するドーボ機構を有したド
ーボギアを介し、ドーボギアと歯合した発電機ローター
を一方向回転させ発電する機能を備えた超小型携帯用手
動発電機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31169199A JP2001136707A (ja) | 1999-11-01 | 1999-11-01 | 携帯用手動発電機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31169199A JP2001136707A (ja) | 1999-11-01 | 1999-11-01 | 携帯用手動発電機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001136707A true JP2001136707A (ja) | 2001-05-18 |
Family
ID=18020315
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31169199A Pending JP2001136707A (ja) | 1999-11-01 | 1999-11-01 | 携帯用手動発電機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001136707A (ja) |
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2834591A1 (fr) * | 2002-01-04 | 2003-07-11 | Stephane Huguenin | Chargeur manuel pour systeme electrique |
| JP2005141179A (ja) * | 2003-10-15 | 2005-06-02 | Toyo Zenmai Kk | 音声ガイド装置付き観光用望遠鏡設備 |
| JP2005209129A (ja) * | 2004-01-22 | 2005-08-04 | Beaver Machine Corp | コイン装置、電流を発生させる方法、およびコイン装置用の金属検出解除装置 |
| US6930403B2 (en) | 2002-08-21 | 2005-08-16 | High Tide Associates, Inc. | Mobile electrical power source |
| US6943459B2 (en) | 2001-08-22 | 2005-09-13 | High Tide Associates, Inc. | Mobile electrical power source |
| JP2006097732A (ja) * | 2004-09-28 | 2006-04-13 | Ntn Corp | 一方向間欠送りユニット |
| US7098790B2 (en) | 2003-03-28 | 2006-08-29 | Omron Corporation | Electronic device attached to a pet |
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| US7400051B2 (en) * | 2005-03-03 | 2008-07-15 | Wing On Pang | Pocket safety hand-making electric power and rechargeable system and pocket size electric appliance |
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| WO2012157305A1 (ja) | 2011-05-18 | 2012-11-22 | セイコーインスツル株式会社 | 小型発電装置、及び携帯型電子機器 |
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| JP2020507297A (ja) * | 2017-01-20 | 2020-03-05 | ナスケム カンパニー リミテッド | 携帯用自家発電装置及びこれを備えるモジュール |
| CN111682696A (zh) * | 2020-05-22 | 2020-09-18 | 西安理工大学 | 一种小型高效的发电装置 |
-
1999
- 1999-11-01 JP JP31169199A patent/JP2001136707A/ja active Pending
Cited By (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| WO2003061100A1 (fr) * | 2002-01-04 | 2003-07-24 | Huguenin Stephane | Chargeur manuel pour systeme electrique |
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