JP2007064315A - 一方向間欠送りユニット - Google Patents

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Seiichi Takada
声一 高田
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Abstract

【課題】ラチェットホイールに一方向型トルクリミッタを組み込み、揺動部材に設けた駆動爪を前記ラチェットホイールのラチェットに係合させ、前記揺動部材の揺動運動によってラチェットホイールを間欠回転させる一方向間欠送りユニットにおいて、ラチェットと、揺動部材に取り付けられた係合駆動手段(駆動爪)との係合構造を改良して、組み立て易く、また長期にわたり円滑な回転が得られる一方向間欠送りユニットを提供する。
【解決手段】ラチェットホイール1の端面にラチェット8を設け、これに対面した揺動部材21の内面に前記ラチェット8に噛み合う駆動歯32を設け、前記揺動部材21を付勢ばねによって噛み合い方向に付勢するようにした。
【選択図】図1

Description

この発明は、ラチェットホイール機構を用いた一方向間欠送りユニットに関し、インデックステーブル等の部品供給装置等に使用されるものであり、特にラチェットホイールと揺動部材の係合構造に関するものである。
ラチェットホイール機構を用いた一方向間欠送りユニットに関しては、従来公知である(特許文献1参照)。
前記特許文献1に開示された一方向間欠送りユニットは、外径面にスプロケットが形成されたラチェットホイールと、そのラチェットホイールに同軸状態に取り付けられた揺動部材と、その揺動部材に設けられ前記ラチェットホイールのラチェットに係合される駆動爪と、該駆動爪を前記ラチェットに噛み合わせる方向に付勢する付勢手段と、前記ラチェットホイールの逆転防止手段とからなり、前記揺動部材の揺動による駆動爪の往復揺動により前記ラチェットホイールを一定の送り方向に間欠回転させるようになっている。
特開2005−98490号公報
前記の一方向間欠送りユニットは、揺動部材に取り付けた駆動爪をラチェットホイールのラチェットに係合させ、駆動爪の往復揺動に応じてラチェットホイールを間欠回転させるようにしている。
このため、組み立てに際しては、駆動爪の支持ピンや戻しばねを組み付ける必要があるが、ユニット全体の小型化が進展するに従い、これらの部品も小さくなるため、組み立て作業が非常に困難となる問題がある。また、1個の駆動爪を使用した場合、そのラジアル方向の力がスプロケットと一体のラチェットホイール及び揺動部材に作用するため、これらの軸受部に早期に部分的な摩耗が発生し円滑な回転を損なうに至る問題もある。
そこで、この発明は、ラチェットホイールのラチェットと、揺動部材に取り付けられた係合駆動手段(駆動爪)との係合構造を改良して、組み立て易く、また長期にわたり円滑な回転が得られる一方向間欠送りユニットを提供することを課題とする。
前記の課題を解決するために、この発明においては、スプロケット7等の送り手段を備えたラチェットホイール1と、そのラチェットホイール1に同軸状態に取り付けられた揺動部材21と、その揺動部材21に設けられ前記ラチェットホイール1のラチェット8に係合される係合駆動手段と、該係合駆動手段を前記ラチェット8に噛み合わせる方向に付勢する付勢手段と、前記ラチェットホイール1の逆転防止手段とからなり、前記揺動部材21の揺動による前記係合駆動手段の往復揺動により前記ラチェットホイール1を一定の送り方向に間欠回転させるようにした一方向間欠送りユニットにおいて、前記ラチェットホイール1と揺動部材21が軸方向に対向配置され、該ラチェットホール1の対向面に前記ラチェット8が設けられ、前記係合駆動手段が前記揺動部材21の対向面に形成された駆動歯32により形成され、前記ラチェット8及び駆動歯32の少なくとも一方が全周にわたり設けられ、前記ラチェット8と駆動歯32が相互に噛み合わされた構成を採用した。
前記構成の一方向間欠送りユニットは、揺動部材21の送り方向の揺動時にその内面に形成された駆動歯32がラチェットホイール1のラチェット8に噛み合って該ラチェットホイール1を回転させる。また、揺動部材21が前記と反対の戻り方向に揺動したときは、ラチェットホイール1は逆転防止手段により逆転が防止される一方、揺動部材21が付勢手段を押し戻して逆回転し元の状態に戻るという作用を繰り返して、スプロケット7等の送り手段に係合されたキャリアーテープ34等の被搬送物を間欠送りする。
前記ラチェット8又は駆動歯32が全周にわたり設けられ、他方が中心対称位置の2箇所において部分的に設けられた構成をとることができる。
以上のように、この発明に係る一方向間欠送りユニットは、ラチェットホイール1のラチェット8と揺動部材21の駆動歯32をそれぞれ軸方向の対向面に設け、これらを相互に噛み合わせるようにしたものであるから、独立した部品である駆動爪が不要となった。その結果、駆動爪を組み付ける作業が不要となり、単に揺動部材21を組み付けるだけでよいので、小型化されたユニットの組み立てにおいても作業性が損なわれることがない。また、前記ラチェット8と駆動歯32をそれぞれ全周に設けた場合は駆動歯32に作用する負荷が個々の駆動歯32に分散されるため、ラチェット8の摩耗を低減することができる。
また、前記ラチェット8及び駆動歯32を全周に設けた場合はもとより、いずれか一方を中心対称の2箇所において部分的に設けた場合においても偶力駆動となるため、ラチェットホイール1及びこれと一体のスプロケット7等の送り手段を円滑かつ高い精度で回転させることができる。
以下、添付図面に基づいてこの発明の実施例を説明する。
図1から図5に示した実施例1の一方向間欠送りユニットは、環状のラチェットホイール1の内径側に単一ころ形式の一方向クラッチ型のトルクリミッタ2が組み込まれる。
ラチェットホイール1はハウジング4の片面に形成された円形の凹部5に収納される。凹部5の一部はハウジング4の上端縁に設けられた搬送溝6の一部に開放される(図1、図4参照)。ラチェットホイール1の外径面にはスプロケット7が設けられ、その一部が前記の開放部から搬送溝6に突き出される。ラチェットホイール1は環状に形成され、その内径面の外面側の端面において、全周にわたり鋸歯状のラチェット8が形成される。各ラチェット8の形状は、ラチェットホイール1の正回転方向A(図1、図3(a)(b)参照)と反対方向に向けて次第に高くなる緩斜面8aと、その頂上から軸方向に下がる急斜面8bとからなる(図3(b)参照)。
前記ラチェットホイール1の内径面に、内輪9、ころ11及び付勢ばね12とからなる前記のトルクリミッタ2(図1、図4参照)が収納される。内輪9の外径面がラチェットホイール1の内側軸受部13(図2参照)となる。前記内輪9の片方の面(ハウジング4側と反対側の面)にその半径より小さい弦をもった欠円部14が突設される。その弦を形成する面がカム面15となり、該カム面15とラチェットホイール1の内径面との間で欠円形の単一のポケット16が形成される。そのポケット16内に単一のころ11とU字形に湾曲された付勢ばね12が収納され、該付勢ばね12によりころ11がクサビ角θの形成方向に付勢される。クサビ角θは前記カム面15と、ラチェットホイール1の内径面におけるころ11の接点に引いた接線とのなす角をいう。
前記の内輪9及びころ11は、図2及び図4に示したように、扁平なものであり、両者の厚みは前記ポケット16の軸方向の幅内に収まるサイズに形成される。また、そのころ11の径は、図1に示したように、内輪9の欠円部14が中心より下方にずれた位置に形成される結果、内輪9の半径を越える大きさに形成される。内輪9に中心穴17が設けられ、またころ11の偏芯位置に前記中心穴17と同軸の偏芯穴18が設けられる。
また、ラチェットホイール1のラチェット8を設けた側の面において、ねじ19によって揺動部材21が揺動可能に取り付けられる。ねじ19は、前記のころ11の偏芯穴18、内輪9の中心穴17及びハウジング4の取り付け穴を貫通してハウジング4の背面においてナット22により固定され、ねじ頭部23と揺動部材21との間に付勢部材としてのコイルばね24が介在され、揺動部材21を内向きに付勢する。ねじ19は首部分が大径部25となっており、小径部26との段差部27を有する。揺動部材21ところ11にその大径部25が挿通され、内輪9とハウジング4に小径部26が挿通される。前記段差部27で内輪9を押し付け該内輪9をハウジング4に固定する。ころ11の偏芯穴18は大径部25より若干大径に形成され、ころ11はその径差δ(図1参照)の範囲内で自由である
前記揺動部材21の円板部28の内面にボス部29が設けられ、そのボス部29がラチェットホイール1の内径面に嵌合され、外側軸受部31(図2参照)を形成する。ラチェットホイール1は、ころ11を挟んで軸方向に対向した内外の軸受部13、31により支持される。
前記ボス部29の立ち上がり部分の全周に鋸歯状の駆動歯32が設けられる。駆動歯32は、前記のラチェット8と噛み合うように、前記の正回転方向Aの方向に立ち上がる緩斜面32a(図3(a)(b)参照)と、その頂上から軸方向に下がる急斜面32bからなり、通常は図3(a)に示したように、ラチェット8と駆動歯32は完全に噛み合った状態でコイルばね24により、噛み合いが深くなる方向に付勢される。
前記揺動部材21の円板部28の外周部に半径方向に突き出した揺動アーム33が設けられる。
なお、前記ハウジング4の搬送溝6にキャリアーテープ34が引き出され、ラチェットホイール1のスプロケット7に係合される。
実施例1の一方向間欠送りユニットは以上のように構成され、揺動部材21の揺動アーム33が送り方向(図1の矢印a方向)に揺動されると、揺動部材21がその方向(図3(a)の矢印a方向)に回転されるので、その駆動歯32に噛み合ったラチェット8と共にラチェットホイール1が一定ピッチだけ正回転方向Aに回転される。これによりスプロケット7に係合されたキャリアーテープ34が1ピッチだけ送られる。このとき、トルクリミッタ2は空転するが、付勢ばね12のばね力、ころ11の半径、クサビ角θの大きさ等によって決定される大きさのトルク(空転トルク)が発生し、キャリアーテープ34の送り出しに一定のトルクを付与する。ラチェットホイール1は内側軸受部13と外側軸受部31の2箇所で支持されて円滑に回転する。
揺動アーム33が戻り方向(図1の矢印b方向)に揺動されると、トルクリミッタ2はロックされキャリアーテープ34の逆送りを防止しつつ、揺動部材21のみがコイルばね24を圧縮して1歯分だけ逆回転し(図3(b)の矢印b参照)、ラチェット8と駆動歯32が再び深く噛み合って図3(c)の状態となり、次の送り方向の揺動に備える。以上の作用を繰り返すことにより、キャリアーテープ34は一定ピッチで間欠送りされる。
なお、図5に示した変形例のように、前記のラチェット8は中心対称の2個所に1歯づつ設けた構成をとることもできる。また、これとは反対にラチェット8を全周に設け、駆動歯32を中心対称の2個所に1歯づつ設けた構成をとることができる。このように、中心対称の2個所に設けるのは、駆動力が中心に対して偶力として作用するので回転の安定性が得られるからである。
次に、図6から図8に示した実施例2について説明する。この実施例2は、前記の実施例1と比べ、トルクリミッタ2の構造において相違する。即ち、この場合のトルクリミッタ2は複数ころ形式の一方向クラッチ型のものである。
ラチェットホイール1のボス部1a(図8参照)がハウジング4の片面に形成された円形の凹部5に収納され、その凹部5の一部はハウジング4の上端縁に設けられた搬送溝6の一部に開放される。ラチェットホイール1の外径面には多数のスプロケット7が設けられ、その一部が前記の開放部から搬送溝6に突き出される。ラチェットホイール1の内径面の外面側の端面において、全周にわたり鋸歯状のラチェット8が形成される。各ラチェット8の形状は、前記実施例1の場合と同様である(図3(a)〜(c)参照)。
前記ラチェットホイール1の内径面に、内輪9、複数のころ11及び同数の付勢ばね12とからなる前記のトルクリミッタ2(図6、図8参照)が収納される。内輪9の外径面に周方向に一定間隔をおいて所要数のポケット16が設けられる。前記ポケット16の底面にカム面15が形成され、その内部にころ11と付勢ばね12が収納される。カム面15と、ラチェットホイール1の内径面に対するころ11の接触点に引いた接線とのなすクサビ角θ(図6参照)の方向にころ11が付勢される。
前記内輪9の前面中央部に軸部20が設けられ、その軸部20の中心にねじ穴35が設けられる。また内輪9の背面の中心部にねじ軸36が突設される。そのねじ軸36をハウジング4に挿通し、ナット37を締結して内輪9をハウジング4に固定する。ポケット16相互間の柱部分がラチェットホイール1の軸受部36(図7参照)となる。また、前記ねじ穴35にねじ38により揺動部材21が揺動自在に取り付けられ、その揺動部材21はねじ38のねじ頭部23との間に介在されたコイルばね24によって内向きに付勢される。
前記揺動部材21は円板部28と揺動アーム33を有し、その円板部28の内面に同芯状態に鋸歯状の駆動歯32が全周に設けられる。駆動歯32は、前記の実施例1と同様にラチェット8と噛み合うように形成される(図3(a)〜(c)参照)。
前記揺動部材21は円板部28とこれを揺動運動源に係合させるための揺動アーム33が設けられ、円板部28に設けた取り付け穴30を前記内輪9の軸部20に嵌合させた上で、ねじ38によって取り付けられる。その他の構成及び作用は実施例1の場合と同様である。
次に、図9から図11に示した実施例3の場合は、そのトルクリミッタ2が複数個のころ11を用いる点で前記の実施例2の場合と同様であるが、この場合はポケット16をラチェットホイール1の内径面に設けた点で相違がある。したがって、内輪9の外径面は円筒面をなしその外径面が軸受部40となる。またその外径面と前記ポケット16のカム面15との間でクサビ角θが形成される(図9参照)。その他の構造及び作用は前記実施例2の場合と同様である。
実施例1の縦断正面図 図1のX−X線の断面図 (a)から(c)実施例1の一部作用図 実施例1の分解斜視図 実施例1の変形例の一部を示す分解斜視図 実施例2の縦断正面図 図6のY−Y線の断面図 実施例2の分解斜視図 実施例3の縦断正面図 図9のZ−Z線の断面図 実施例3の分解斜視図
符号の説明
1 ラチェットホイール
1a ボス部
2 トルクリミッタ
4 ハウジング
5 凹部
6 搬送溝
7 スプロケット
8 ラチェット
8a 緩斜面
8b 急斜面
9 内輪
11 ころ
12 付勢ばね
13 内側軸受部
14 欠円部
15 カム面
16 ポケット
17 中心穴
18 偏芯穴
19 ねじ
20 軸部
21 揺動部材
22 ナット
23 ねじ頭部
24 コイルばね
25 大径部
26 小径部
27 段差部
28 円板部
29 ボス部
30 取り付け穴
31 外側軸受部
32 駆動歯
32a 緩斜面
32b 急斜面
33 揺動アーム
34 キャリアーテープ
35 ねじ穴
36 ねじ軸
37 ナット
38 ねじ
39 取り付け穴
40 軸受部

Claims (7)

  1. スプロケット(7)等の送り手段を備えたラチェットホイール(1)と、そのラチェットホイール(1)に同軸状態に取り付けられた揺動部材(21)と、その揺動部材(21)に設けられ前記ラチェットホイール(1)のラチェット(8)に係合される係合駆動手段と、該係合駆動手段を前記ラチェット(8)に噛み合わせる方向に付勢する付勢手段と、前記ラチェットホイール(1)の逆転防止手段とからなり、前記揺動部材(21)の揺動による前記係合駆動手段の往復揺動により前記ラチェットホイール(1)を一定の送り方向に間欠回転させるようにした一方向間欠送りユニットにおいて、
    前記ラチェットホイール(1)と揺動部材(21)が軸方向に対向配置され、該ラチェットホール(1)の対向面に前記ラチェット(8)が設けられ、前記係合駆動手段が前記揺動部材(21)の対向面に形成された駆動歯(32)により形成され、前記ラチェット(8)及び駆動歯(32)の少なくとも一方が全周にわたり設けられ、前記ラチェット(8)と駆動歯(32)が相互に噛み合わされたことを特徴とする一方向間欠送りユニット。
  2. 前記ラチェット(8)又は駆動歯(32)が全周にわたり設けられ、他方が中心対称位置の2箇所において部分的に設けられたことを特徴とする請求項1に記載の一方向間欠送りユニット。
  3. 前記付勢手段が、前記揺動駆動部材(21)の駆動歯(32)が設けられた面と反対側の面と、該揺動部材(21)を取り付けるねじ(19)(38)のねじ頭部との間に圧縮して介在されたコイルばね(24)であることを特徴とする請求項1又は2に記載の一方向間欠送りユニット。
  4. 前記逆転防止手段としての一方向クラッチ型のトルクリミッタ(2)が前記ラチェットホイール(1)の内径側に設けられ、前記揺動部材(21)の送り方向への揺動時に前記トルクリミッタ(2)が所定のトルクを発生させ、戻り方向への揺動時にロックして前記ラチェットホイール(1)の逆回転を防止するようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の一方向間欠送りユニット。
  5. 前記一方向クラッチ型のトルクリミッタ(2)が、前記ラチェットホイール(1)の内径面に嵌合され片面に欠円部(14)を設けた内輪(9)と、その欠円部(14)に形成されたカム面(15)と前記ラチェットホイール(1)の内径面とによって形成された一定のクサビ角θを有する単一のポケット(16)と、そのポケット(16)に収納された単一のころ(11)と、該ころ(11)をクサビ角θが形成された方向に付勢する付勢ばね(12)とから構成され、前記揺動部材(21)の送り方向への揺動時に前記ころ(11)がクサビ角θから離れる方向に移動して所定の空転トルクを発生させ、戻り方向への揺動時に前記ころ(11)をクサビ角θに噛み込ませてロックさせるようにしたことを特徴とする請求項4に記載の一方向間欠送りユニット。
  6. 前記一方向クラッチ型のトルクリミッタ(2)が、前記ラチェットホイール(1)の内径面に嵌合された内輪(9)と、その内輪(9)の外径面に周方向に所定の間隔をおいて形成されそれぞれ一定のクサビ角θを有する複数のポケット(16)と、各ポケット(16)内に収納されたころ(11)と、該ころ(11)をクサビ角θが形成された方向に付勢する付勢ばね(12)とからなり、前記揺動部材(21)の送り方向への揺動時に前記ころ(11)がクサビ角θから離れる方向に移動して所定の空転トルクを発生させ、戻り方向への揺動時に前記ころ(11)をクサビ角θに噛み込ませてロックさせるようにしたことを特徴とする請求項4に記載の一方向間欠送りユニット。
  7. 前記一方向クラッチ型のトルクリミッタ(2)が、前記ラチェットホイール(1)の内径面に嵌合された内輪(9)と、前記ラチェットホイール(1)の内径面に周方向に所定の間隔をおいて形成されそれぞれ一定のクサビ角θを有する複数のポケット(16)と、各ポケット(16)内に収納されたころ(11)と、該ころ(11)をクサビ角θが形成された方向に付勢する付勢ばね(12)とからなり、前記揺動部材(21)の送り方向への揺動時に前記ころ(11)がクサビ角θから離れる方向に移動して所定の空転トルクを発生させ、戻り方向への揺動時に前記ころをクサビ角θに噛み込ませてロックさせるようにしたことを特徴とする請求項4に記載の一方向間欠送りユニット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013191434A1 (ko) * 2012-06-20 2013-12-27 Kim Jong Gi 지렛대 방식의 일방향 클러치

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