JP4512094B2 - 気体透過性の坩堝壁面によるAlN単結晶の製造方法と装置 - Google Patents

気体透過性の坩堝壁面によるAlN単結晶の製造方法と装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4512094B2
JP4512094B2 JP2006521518A JP2006521518A JP4512094B2 JP 4512094 B2 JP4512094 B2 JP 4512094B2 JP 2006521518 A JP2006521518 A JP 2006521518A JP 2006521518 A JP2006521518 A JP 2006521518A JP 4512094 B2 JP4512094 B2 JP 4512094B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crucible
gas
diffusion
single crystal
gas permeable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006521518A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007500664A (ja
Inventor
ラスプ、ミヒァエル
シュミット、エルヴィン
シュトラウビンガー、トーマス
フォーゲル、ミヒァエル
Original Assignee
エスアイクリスタル アクチエンゲゼルシャフト
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エスアイクリスタル アクチエンゲゼルシャフト filed Critical エスアイクリスタル アクチエンゲゼルシャフト
Publication of JP2007500664A publication Critical patent/JP2007500664A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4512094B2 publication Critical patent/JP4512094B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C30CRYSTAL GROWTH
    • C30BSINGLE-CRYSTAL GROWTH; UNIDIRECTIONAL SOLIDIFICATION OF EUTECTIC MATERIAL OR UNIDIRECTIONAL DEMIXING OF EUTECTOID MATERIAL; REFINING BY ZONE-MELTING OF MATERIAL; PRODUCTION OF A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; SINGLE CRYSTALS OR HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; AFTER-TREATMENT OF SINGLE CRYSTALS OR A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; APPARATUS THEREFOR
    • C30B29/00Single crystals or homogeneous polycrystalline material with defined structure characterised by the material or by their shape
    • C30B29/10Inorganic compounds or compositions
    • C30B29/40AIIIBV compounds wherein A is B, Al, Ga, In or Tl and B is N, P, As, Sb or Bi
    • C30B29/403AIII-nitrides
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C30CRYSTAL GROWTH
    • C30BSINGLE-CRYSTAL GROWTH; UNIDIRECTIONAL SOLIDIFICATION OF EUTECTIC MATERIAL OR UNIDIRECTIONAL DEMIXING OF EUTECTOID MATERIAL; REFINING BY ZONE-MELTING OF MATERIAL; PRODUCTION OF A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; SINGLE CRYSTALS OR HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; AFTER-TREATMENT OF SINGLE CRYSTALS OR A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; APPARATUS THEREFOR
    • C30B23/00Single-crystal growth by condensing evaporated or sublimed materials
    • C30B23/02Epitaxial-layer growth
    • C30B23/08Epitaxial-layer growth by condensing ionised vapours
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C30CRYSTAL GROWTH
    • C30BSINGLE-CRYSTAL GROWTH; UNIDIRECTIONAL SOLIDIFICATION OF EUTECTIC MATERIAL OR UNIDIRECTIONAL DEMIXING OF EUTECTOID MATERIAL; REFINING BY ZONE-MELTING OF MATERIAL; PRODUCTION OF A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; SINGLE CRYSTALS OR HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; AFTER-TREATMENT OF SINGLE CRYSTALS OR A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; APPARATUS THEREFOR
    • C30B23/00Single-crystal growth by condensing evaporated or sublimed materials
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C30CRYSTAL GROWTH
    • C30BSINGLE-CRYSTAL GROWTH; UNIDIRECTIONAL SOLIDIFICATION OF EUTECTIC MATERIAL OR UNIDIRECTIONAL DEMIXING OF EUTECTOID MATERIAL; REFINING BY ZONE-MELTING OF MATERIAL; PRODUCTION OF A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; SINGLE CRYSTALS OR HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; AFTER-TREATMENT OF SINGLE CRYSTALS OR A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; APPARATUS THEREFOR
    • C30B29/00Single crystals or homogeneous polycrystalline material with defined structure characterised by the material or by their shape
    • C30B29/10Inorganic compounds or compositions
    • C30B29/38Nitrides

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)

Description

本発明は、坩堝の貯蔵領域内にあり、窒化アルミニウム(AlN)単結晶の少なくとも1成分を含む供給材料の一部から、少なくとも1つの気相を生成し、その気相から、AlN単結晶を坩堝の貯蔵領域内で成長させることにより製造する、AlN単結晶、特に嵩高な単結晶を生成する方法に関する。更に本発明は、AlN単結晶の少なくとも1成分を含む供給材料を容れるための少なくとも1つの貯蔵領域と、また気相からAlN単結晶の成長を行う少なくとも1つの結晶領域を持つ、坩堝壁面及びこの坩堝壁面により囲まれている内部帯域とから成る、少なくとも1つのAlN単結晶、特に嵩高かな単結晶を製造する、少なくとも1つの坩堝から成る装置に関する。この種の装置は欧州特許出願第1270768号明細書から公知である。
単結晶の窒化アルミニウム(AlN)は、抜群の特性をもつIII−V族化合物半導体である。特に6.2eVの極めて高いバンドギャップは、この半導体材料を電子工学及び光電子工学の幅広い使用分野で、極めて有望な材料として特徴付ける。しかし今日迄、AlN単結晶を半導体産業で必要とされるサイズ及び品質で製造することに成功していない。そのため現時点では、AlNの電子工学又は光電子工学部材のベース半導体材料としての普及は、なお限定的である。
AlN単結晶の製造のため、種々の方法と装置が公知である。これ迄AlN単結晶はアルミニウムと窒素を含む気体から気相晶出させる、つまり成長させる成膜法が最も頻繁に発表されている。この場合、物理的、化学的及び物理化学的析出法(PVT(物理的気相搬送法)、CVD(化学蒸着法)等)が使用される。この気相は、一つには、固体(例えば多結晶)AlNの昇華により生成可能である。これに関しては、特に欧州特許出願公開第1270768号明細書に開示がある。他方、米国特許第6045612号明細書の実施例に記載の如く、液体のアルミニウムの蒸発及びガス状窒素の添加も可能である。更にこの気相を固体又は液体のターゲットからスパッタリング法で生成することもできる。その例は、国際特許出願公開第02/44443号パンフレットに開示がある。上記の方法と異なり、米国特許第6066205号明細書に開示の方法では、AlN単結晶を、気相からではなく、ガス状の窒素と混和した液体のアルミニウムの融成物から成長させる。この融成物中に種結晶を浸漬する。
単結晶のAlNを製造する基礎研究は、G.A.Slack及びT.F.McNellyにより既に1970年代に行われており、その結果は、彼等の(学術論文)「AlN単結晶(AlN Single Crystal)」、J.Cryst.Growth、第42号(1977年)、第560〜563頁、並びにその概要論文「高純度のAlN結晶の成長(Growth of High Purity AlN Crystals)」J.Cryst.Growth、第34号(1976年)第263〜279頁に発表されている。特にこの2つの論文は、閉鎖した、即ち密封した成長用坩堝で別個に種結晶を使用しない昇華法(=PVT法)について論じている。育種成長坩堝に特に有利な材料としてタングステン、レニウム及びタングステンとレニウムの合金を挙げている。同様に閉鎖した坩堝を使用する類似の昇華法は、J.C.Rojoその他による学術論文「バルク窒化アルミニウムの成長と、それに次ぐ基板作製に関する研究報告書(Report on Growth of Bulk Aluminum Nitride and Subsequent Substrate Preparation)」J.Crys.Growth、第231号(2001年)第317〜321頁、G.A.Slackによる「単結晶の窒化アルミニウム基板の準備及びキャラクタリゼーション(Preparation and Characterization of Single-Crystal Aluminum Nitride Substrate)」MRS(Materials Research Society)(1999年)秋期会議、Paper W6.7(2000年)に記載されている。その際それらの著者は、各々Slack及びMcNellyの基礎研究について言及している。閉鎖した坩堝で作業する、その方法の場合、坩堝の外側に配置した加熱装置による温度変化は別として、坩堝を密閉した後、坩堝の内部帯域内の処理雰囲気を調整して干渉する可能性は存在しない。従ってAlN単結晶の成長に対する影響力は限定的である。
欧州特許出願公開第1270768号パンフレットも、閉鎖した育種成長坩堝内での昇華法を開示する。その1実施例では、坩堝壁面に、基本的に、坩堝の内部帯域と外部帯域との間の交換を可能とする開口部を設けた、非密封形の坩堝についても開示している。坩堝の内部帯域内の成長過程に適合するよう調整した外部帯域の窒素の圧力に基づき、アルミニウムと窒素を含む気相成分が、開口部を介して内部帯域から外部帯域に達することと外から内部帯域内へ窒素の侵入することを阻止する。
他の昇華法は、開放性の育種成長坩堝を用いるものであり、坩堝壁面内に設けた開口部により坩堝の内部帯域と外部帯域間で気体の交換を可能としている。この方法は、例えば米国特許第6045612号明細書に開示されている。前記の開口部は、別個の気体排出システムの構成要素であり、成長しているAlN単結晶の成長表面の気相内の原子又は分子の不純物又は非化学量論組成分の排出のため設けている。開放形の坩堝による他の方法及び装置は、C.M.Balkas他による論文「バルクAlN単結晶の昇華成長とキャラクタリゼーション(Sublimation Growth and Characterization of Bulk Aluminium Nitride Single Crystals) 」J.Cryst.Growth、第179号(1997年)、第363−370頁、R.Schlesser他による「窒素雰囲気中でのアルミニウムの蒸発によるバルクAlN結晶の成長(Growth AlN Crystals by Vaporization of Aluminum in a Nitrogen Atmosphere)」、J.Cryst.Growth第234号(2002年)、第349−353頁及びR.Schlesser他による「AlNバルク単結晶の種結晶による昇華成長(Seeded Growth of AlN Bulk Single Crystals by Sublimation)」J.Cryst.Growth、第241号(2002年)第416−420頁に記載されている。開放形の坩堝により作業するそれらの方法の場合、特定の目標に合せて調整することから、特に連続した気体の流れにより、その成長表面の範囲内に結晶の成長に悪影響を及ぼす不所望な気相内層流又は乱流が形成されることになる。更にこの気体の流れは、気相成分の絶えまない送入と排出により、その成長表面の化学量論的組成をも妨げる可能性がある。同様のことは坩堝内の温度分布についても云え、気体の流れにより惹起される対流により、不都合な影響を受け得る。
種結晶を用い、又は用いずにAlN単結晶を成長させる方法は公知である。このような種結晶は、結晶成長の初期の支援に役立つ。Y.Shi他による論文「昇華サンドイッチ技術によるAlN成長の核生成に関するバッファ層及び6H-SiC基板の極性の影響(Influence of Buffer Layer and 6H-SIC Substrate Polarity on the Nucleation of AlN Grown by the Sublimation Sandwich Technique)」J.Cryst.Growth第233号(2001年)第177−186頁、L.Liuによる「(0001)6H-SiC基板上に昇華させた窒化アルミニウムにおける成長モードと欠点(Growth Mode and Defects in Aluminium Nitride Sublimed on (0001) 6H-SiC Substrates)」MRS Internet J.Nitride Semicond.Res.6、7(2001年)及びY.Shi他による「AlN単結晶の昇華成長のための新規技術(New Technique for Sublimation Growth of AlN Single Crystals)」MRS Internet Nitride Semicon.Res.6、5(2001年)、等から出発して、被覆した種結晶も、被覆しない種結晶も、特に半導体材料の炭化ケイ素(SiC)でできたものを使用できる。その際この被覆は少なくとも1つのAlN、SiC又はその混合物のAlNxSiC1-xのエピタキシャル層を含み得る。
単結晶のAlNを製造するための様々の研究にも拘わらず、この種の単結晶を十分な大きさと品質で製造することに今日迄成功していない。これは、特に育種成長中の処理条件に対する極めて高度の要求に起因している。AlNの育種成長は、PVTプロセスで制御することの難しいものである。
本発明の課題は、巨大技術による経済上効率のよいAlN部材の製造要件に相応しい大きさと品質のAlN単結晶を製造可能な方法及び装置を提供することにある。
その方法に関する課題を解決すべく、独立請求項1の特徴を持つ方法を提供する。
本発明は、少なくとも1つの気体状成分を、少なくとも一時的に坩堝の外部帯域と坩堝の内部帯域との間で、第1の拡散により移転させることを特徴とする冒頭に記載したAlN単結晶の製造方法に関する。
装置に関する課題は、請求項8の特徴に適合する装置により解決される。
本発明の装置は、坩堝壁面が少なくとも気体透過性の一部範囲内で、少なくとも1つの気体成分、特にその気相中に存在する成分の一部の拡散を、坩堝の外部帯域と坩堝の内部帯域との間で実施できるように構成したことを特徴とする、冒頭に記載した形式のAlN単結晶の製造装置である。
その際本発明は、使用する坩堝の壁面を経て、例えば育種成長に関与する気相の成分を拡散させることで、坩堝内の処理条件を改善し、かつ調整できるという認識に基づく。その際気相の成分として、アルミニウム及び窒素を含有する気体種属の他に、特にドーピングガス、不活性ガス及びキャリアガスも考慮の対象とする。拡散により生ずる気体の交換は、特に2方向に、即ち外から内へ、またその逆の方向に起こる可能性がある。これは、特に坩堝の内部帯域で成長条件、特に圧力の状況を極めて厳密に調整することを可能にする。それにより、品質上極めて高価で、かつ大きなAlN単結晶の製造を可能にする。先に挙げた圧力変更の可能性は、成長速度も目標に合せて調整することを可能にする。
坩堝壁面を経て気体成分をゆっくりと導入又は搬出することで、貯蔵領域から結晶化領域への気相の送流も、またAlN単結晶の調整された成長に極めて重要な温度勾配も全く乱すことがなく、即ち否定的影響を受けることはない。この気体透過性の実施形態と、緩慢に、即ち特に層流又は乱流を生ずることなく経過する拡散メカニズムとは、特に内部帯域内の圧力の変化を無限小にすることを可能にする。従ってAlN単結晶の育種成長は、事実上如何なる時点でも、その平衡に近い状態、つまりほぼ一定した条件下に行い得る。
気相内部の化学量論的組成にも、その成長表面、即ち気相とAlN単結晶の相界面のそれにも、この拡散は確実に効果を生ずる。(その化学量論組成に、目標通りに影響を及ぼすことができ、従って密封した坩堝を使用して、外部から影響力を及ぼし得ない公知方法に比べて、著しい利点がある。但しこの拡散は、その成長表面の範囲内に平衡状態に不所望な著しい障害が起こらないように、常に準定常的なプロセスの一貫性を維持しながら、即ちほぼ平衡状態で行う。それに対し公知方法を開放形の坩堝で行った場合、成長表面に対する強い気体の流れにより、このリスクが顕著に高まる。
成長中のAlN単結晶のドーピングも、容易にかつ目標通りに制御できる。即ち、アルミニウム及び窒素を含む気体成分の他に、内部帯域内に拡散のためにドーパントを備えることもできる。その結果、成長中のAlN単結晶へのドーピングは、広範囲に影響を及ぼす。こうして、n導電性、p導電性、更には半絶縁性の特性も問題なく調整できる。
この拡散により内部帯域内の気相が受ける影響は、例えば育種成長プロセス中に測定された実際の必要量に応じて変更可能である。特に拡散を一時的に行ってもよい。監視中に内部帯域内の気相中のある成分が不足していることを確認したら、その成分を直ちに適切に再調整できる。他方、気相が実際に良好なAlN単結晶の成長条件を満たしている場合は、このような拡散をせずに済せ得る。
即ち本発明による方法と装置は、全体として極めて高品質で、同時に大きなのAlN単結晶の育種成長を可能にする。従って、電子工学又は光電子工学部材を、AlNをベースとして工業的かつ経済的に製造するための必要条件を満たし得る。
本発明による方法及び装置の有利な実施形態を、請求項1と8の従属請求項に示す。
坩堝を気体透過性とする実施形態の、第1の有利な変形例では、特に本来のAlN単結晶の製造前に、供給材料の浄化を行う。この場合、不所望な不純物を内部から外部に気体透過性の坩堝壁面を通して拡散させる。この前以って行う浄化は、その後に成長するAlN単結晶の品質を著しく高める。
坩堝壁面の拡散用の部分区間が、特に拡散を許容するが、気体が一直線に流れるのを許さない多孔性の気体透過性の坩堝材料を含むか、又はこの材料からなるとよい。
特に、この気体透過性の坩堝材料としてセラミックス、発泡金属又は焼結金属、特に各々相対密度50%〜95%の発泡金属又は焼結金属が適する。この密度範囲であると、材料は気密とは言えないが、緩慢な拡散が生じる程度に透過性である。
更に、気体透過性の坩堝材料が、0.1〜10%の開放性多孔度を持つとよい。特にこの範囲の開放性多孔度は、一方で所望の処理作用のために十分に気体透過性の坩堝材料を経て材料を運び、また他方で坩堝の内部帯域内の特に結晶区間に好ましくない気体の流れを回避すべく、十分に高い「拡散抵抗」により支援する点で優れている。この気体透過性の坩堝材料を通しての材料の搬送は、拡散メカニズムを経て極めて緩慢に行われる。
1〜100μmの好適な気孔管径の場合、気体透過性の坩堝材料は、実際の車のブレーキのように、材料の搬送を完全には中断しないように挙動する。そのため拡散による処理雰囲気に対する直接の影響力は更に低下する。
気体透過性の坩堝材料として好適なセラミックス材料は、炭化ケイ素(SiC)や、例えば窒化ホウ素(BN)、窒化アルミニウム(AlN)又は窒化ケイ素(Si34)のような窒化物又は非酸化物セラミックスを含む。即ち使用するセラミックス材料の成分の酸素が、拡散過程に先立って気体透過性の坩堝材料から脱離し、成長するAlN単結晶内にドーパントとして制御不能に組込まれる危険性を低減すべく、酸素を含むべきでない。
更に、例えば発泡金属や焼結金属の形で多孔質金属を気体透過性の坩堝材料として使用することも可能である。かかる多孔質金属を経ての拡散が、不純物を内部帯域にもたらさないので、この種の多孔質金属は、特に純粋に製造できる。更にこの種の多孔質金属は、坩堝の内部帯域内の気相の成分に対して不活性である。これは、特に多孔質金属が、例えばタングステン(W)やタンタル(Ta)のような高融点金属をベースとする多孔質金属で形成された場合である。タングステン(W)もタンタル(Ta)も、高耐熱性であり、従ってAlN単結晶の成長中の高い処理温度で使用するのに極めて適する。高融点金属の合金、特にタングステンやタンタルの合金、例えば炭化タンタル(TaC)合金から成る多孔質金属も、同様に使用できる。
貯蔵領域と結晶領域との間に気体透過性の拡散膜が存在するもう1つの変形も好ましい。その場合、気相の供給材料から得られる成分の結晶領域への搬送は、拡散膜を通しての拡散により行われる。それにより成長するAlN単結晶への特に均等な気体の搬送が行われる。特に、外側から内部帯域内に拡散する気相の成分が、まず貯蔵領域内に達すると、それらの成分もまた、成長するAlN単結晶に向かう途中で、拡散膜を通過する。即ちそれらの成分は2回拡散を受け、その結果一層均質化され、気相内の成長パラメータの不利な影響を受けるリスクは更に削減する。この拡散膜も、特にこれ迄挙げてきた有利な気体透過性の坩堝材料の1つからなると好ましい。
本発明の実施例(但し決して本発明を制限するものではない)を、以下に図面に基づき詳述する。明確化のため、図面は縮尺どおりではなく、一定の観点から概略的に示したものである。図1〜4内の互いに対応する箇所には同じ符号を付している。
図1は、特に種結晶31上に大きな単結晶の形に成長させた窒化アルミニウム(AlN)単結晶32の昇華育種成長のための装置101の切断面を示す。昇華育種成長のため、坩堝壁面14で囲まれた内部帯域11を持つ坩堝10を用いる。結晶成長は、内部帯域11内にある結晶領域13内で起こる。種結晶31は、坩堝10の上方の制限壁面に取り付けている。坩堝の底面にある貯蔵領域12内の供給材料30から成る貯蔵物は、2000℃以上の処理温度で昇華させるとよい。結果として、Al及びN含有成分を含むAlNの気相が生じる。AlN気相のそれら成分は、気相の搬送26により貯蔵領域12から結晶領域13に搬送され、そこで成長中のAlN単結晶32の結晶化表面、即ち成長表面33に晶出する。供給材料30の上方の境界面と成長表面33との好ましい間隔は、約5〜25mmであるが、この値には制約されない。25mm以上の間隔も可能である。
この気相の搬送26は、特に高温の貯蔵領域12から低温の結晶領域13へと温度が降下する、内部帯域11内に存在する軸方向の温度勾配により調整される。温度勾配は、特に10〜30℃/cmの値に調整される。但しにそれより高温でも低温でもよい。
貯蔵領域12内で供給材料30は、コンパクトなAlNの材料ブロック、特に焼結したAlN粉末、又は有利には、粒径10〜250μmの特に高純度の粉末状AlNからなり得る。その際AlNは多結晶又は単結晶でよい。図1の例では、多結晶のAlN粉末を供給材料30として貯えている。更に出発物質の極く一部が固体の形で存在してもよい。特に気相のAlNに必要な窒素分は、少なくとも一部気体の形で供給できる。この第1の実施形態では、供給材料30は金属のアルミニウムからなり、それに対し窒素は、専らN2の気体の流れを介して坩堝10の外部帯域15内に準備し、引続き坩堝壁面を通しての拡散に備える。もう1つの別の実施形態では、固体のAlNとAlから成る混合物を供給材料30として貯蔵領域12内に貯え、付加的にNH3ガスをAlNの成長に十分な窒素の供給を保証すべく供給する。
坩堝10を誘導加熱装置16で、特に2000〜2300℃の処理温度に加熱する。この処理温度は1800〜2000℃でも、2300〜2400℃でもよい。この加熱装置16は、図1の例ではケーシング50の外側に配置した坩堝壁面14と坩堝10を同時に加熱すべく、坩堝壁面14内に誘導電流を発生させる加熱コイルを内包している。基本的に他の加熱装置、例えば抵抗加熱装置や誘導性及び抵抗性の部分加熱装置の組合せも可能である。この加熱装置16と坩堝10との間に、発泡グラファイトから成る断熱部18を、坩堝10からの放射による熱の損失を低減すべく設け得る。抵抗加熱装置を、図1とは異なりケーシング50の内側に配置してもよい。
成長中のAlN単結晶32の温度は、パイロメータ(図示せず)で監視できる。そのため気密封止ためのケーシング50、絶縁部18及び坩堝10内にパイロメータ管43を設けている。こうして得た温度に関する情報を、加熱装置16の調整に参照できる。
種結晶31として、特にAlN種結晶を使用し、その際その成長表面33は、Al側にも、N側にも、即ち結晶学上のAlの方向又はNの方向と合致可能である、結晶学上の主軸との0〜6°の極く小さい角度の配向誤差(Off-Orientierung)は、AlN単結晶32の成長を付加的に促進させる。更に同様に種結晶31として例えば6H、4H又は15Rのポリタイプの炭化ケイ素(SiC)の種結晶を使用してもよい。成長表面33として、先に挙げた範囲の角度と同様の配向誤差を有するSi側か、C側も利用できる。その他に、基本的にSiC結晶格子内に全く任意に配向することが可能である。このSiCの種結晶は任意のエピタキシャル法(例えばMOCVD、CVD、VPE、PVDその他)により前以て被覆してもよい。この被覆は、特に(AlN)x/(SiC)y合金(ここでx∈[0;100]及びy=100−x)合金でできていると有利である。
種結晶31は、図示しないホルダで坩堝10の上方の境界壁面に固定する。ホルダの材料として緊密に焼結したセラミックス、特に窒化ホウ素(BN)が適する。AlN、Si34又はSiC等の他のセラミックス材料も同様に使える。更にタングステン、タンタル又はその合金等の金属も、単結晶又は多結晶の形で使用できる。タンタル(Ta)や炭化タンタル(TaC)で被覆したグラファイト材料でホルダを作ってもよい。
坩堝壁面14は、気体状成分、特に処理雰囲気中に存在する成分が、坩堝10の内部帯域11と坩堝の外側の外部帯域15との間の拡散27を可能にする気体透過性の材料からなる。この拡散で内部帯域11内、特に結晶領域13内の処理雰囲気を外から調整し、しかもその際結晶領域13への材料の搬送を、特に成長表面33の平衡状態に悪影響を及ぼすことなく、目標通りに調整可能である。外部帯域15と内部帯域11との間の気体の交換は、坩堝壁面14の気体透過性坩堝材料の気孔を経た気体分子の拡散により行う。しかし特に気体成分の内部帯域11への直接の流入は行わない。交換は、むしろ極めて緩慢な拡散プロセスで行う。その際、特に坩堝壁面14の気体透過性の坩堝材料と、搬送する気体成分との間の、坩堝壁面14を経た大量の搬送を低減する好ましい相互作用が起こる。これに対し、坩堝壁面14内の極く小さい開口による外部帯域15との交換は、気相の搬送26にも、特に成長表面33の平衡状態にも望ましくない障害を来たす。
坩堝壁面14は、気体透過性の、特に多孔性の坩堝材料からなる。そのため各々50〜95%の相対密度と、0.1〜10%の開放性多孔度を持つセラミックス材料又は発泡金属が使用される。図1の例では、坩堝壁面14は、気孔管径1〜100μmの窒化ホウ素(BN)セラミックスからなる。但し原理的に窒化アルミニウム(AlN)、窒化ケイ素(Si34)、炭化ケイ素(SiC)或いは他の非酸化物セラミックスからなってもよい。これに対し酸化物セラミックスは、坩堝壁面14の気体透過性の坩堝材料からの酸素が、成長中のAlN単結晶内にドーパントとして制御不能に組込まれることになり、極めて好ましくない。特に坩堝壁面14が、上記の窒化ホウ素(BN)セラミックス等の電気絶縁材からなる場合や誘導加熱装置16を備えている場合、付加的にケーシング50の内部に図1には示さない導電性のサセプタを設け得る。特にサセプタを管状に形成し、坩堝10を取り囲むとよい。それとは別に、誘導加熱装置16の代わりに坩堝10と絶縁部18の間に抵抗加熱装置を設けてもよい。その際、補助的サセプタは不要となる。
拡散27は、特に上に挙げた気体透過性の坩堝材料の多孔度により保証される。その開放性多孔度及び上述の好適な気孔管径は、一方では総じて一定量の透過性の気孔管が坩堝壁面14を通しての材料搬送のため存在することを保証し、他方では、その材料の搬送を直接にではなく、即ち直にではなく、極めてゆるやかに、かつ拡散の枠組み内で一般的な迂回により行うことを保証する。
坩堝10とは異なり、ケーシング50は気密に形成する。これはガラス、石英ガラス又は例えば鋼鉄類のような金属で作れる。図1の例では石英ガラスで製造している。
上記の坩堝壁面14内の拡散メカニズムに基づき、プロセスパラメータの調整が可能である。こうして、特に結晶成長の基準となるパラメータである、内部帯域11内の圧力を変えることができ、実際に所望の値に厳密に調整できる。通常AlNの成長は200〜600HPaの圧力で行う。但し1〜200HPa並びに600〜1000HPaの値も同様にAlN結晶の育種成長に好適である。
内部帯域11内の圧力は、AlとNを含有する気体による以外に、プロセスガスによっても定まる。このガスは、アルゴン(Ar)、ヘリウム(He)又はキセノン(Xe)等の不活性ガスである。窒素を含む単結晶の育種成長に関する本例では、窒素を含むプロセスガスを用意するとよい。従って特に有利なプロセスガスはN2ガスである。同様に、窒素と不活性ガスを混合してもよい。NH3又はN/Cl化合物から成る気体も使用できる。
この装置101を、本来の育種成長工程の開始前に、高真空に排気する。その際、不所望な不純物は、内から外への拡散27により内部帯域11から除去できる。必要に応じ更に浄化工程を行った後、内部帯域11内の育種成長圧力を、外から内へと拡散する不活性ガス又はプロセスガスにより調整する。坩堝壁面14が気体透過性なので、育種成長工程中に別の不活性ガスやプロセスガスを送給できる。ガス送給管41によりプロセスガスは外部帯域15内に、更にそこから既述の拡散メカニズムにより内部帯域11に達する。
外部帯域15内、同時に内部帯域11内の雰囲気も、真空ポンプに接続したもう1つの送給管42で調整できる。これらガス送給管41も、ポンプ送給管42も、気密なケーシング50及び絶縁部18を貫通している。ポンプは特に浄化に必要な高真空を発生すのに役立つ。
プロセスガスに関し述べたのと全く同様に、ドーパントも、まず外部帯域15内、次いで坩堝壁面14を経て内部帯域11内に送り得る。ドーパントとして、AlN単結晶の育種成長には硫黄(S)、ケイ素(Si)及び酸素(O)が適する。ここに挙げた3元素は、全てAlN内でドナーの役目を果たし、ケイ素はアクセプタの機能をも果たし得る。他の2価、3価、5価又は6価の元素は、同様に基本的に、記載した形式の方法で、ドーパントとして内部帯域11内に入れることができる。こうしてAlN単結晶32はn導電性、p導電性又は準絶縁性の形にも作製できる。このAlN単結晶32のドーピングは目的に合せて調整可能である。
坩堝10の気体透過性の構造は、上述した利点の他に、供給材料30を本来の育種成長プロセスを行う前に浄化する可能性も提供する。そのため既述のように、外部帯域15、同時にまた内部帯域11にも高真空を生じさせる。内部帯域11内の雰囲気中の気体状不純物及び少なくとも部分的に供給材料30内のそれは外部帯域15内に拡散し、そこから吸引濾過される。引続き不活性ガス又はプロセスガスを含む装置101の浄化を行う。必要なら1000℃迄の熱処理を行ってもよく、その際供給材料30から更に吸着した不純物を脱離させ、拡散27及び吸引濾過により除去できる。従って、この気体透過性の坩堝壁面14は、特に浄化と本来の育種成長工程との間にこの装置101をもはや明けることなく、従って新たな汚染の危険に曝されることなく極めて有利に洗浄プロセスを行える。この前以て行う洗浄プロセスにより、供給材料中の不純物の含量も、それに次ぐAlN単結晶32の成長中の不純物の含有量も著しく削減できる。
図2は、AlN単結晶32を育種成長させる別の装置102を示す。図1の装置101と異なり、この坩堝10は全域ではなく、部分容器141の範囲内のみ気体透過性としている。それに対し坩堝壁面14の残りの部分は、範囲145内で気密になっている。
部分容器141は、既に挙げた気体透過性の坩堝材料の1つからなる。図2の例では、多孔性のSiCセラミックスを用いている。この部分容器141は、貯蔵領域12を備えており、供給材料30を入れる役目をする。
それとは異なり、壁面区間145は、例えば金属として形成可能な気密な坩堝材料からなる。図2の例では、タングステン(W)を気密な坩堝材料として用いている。それに代えてタンタル(Ta)を使用することもできる。このタングステンやタンタルに、補助的にタングステン又はタンタル合金(例えば炭化タンタル)を付加してもよい。基本的に他の、特に高融点の、即ちその処理温度以上の温度で融解する高融点金属が、気密な坩堝材料としての使用に適する。それらの金属は単結晶或いは多結晶の形でも使用できる。
上記の金属とは別に、気密な坩堝材料として、セラミックス材料、特に密度90%以上、更には95%以上の密度のセラミックス材料も使用できる。実際には0%の無視してよい開放性多孔度の、高熱及び高圧下に焼結した窒化ホウ素(BN)セラミックス(高温でアイソスタティックプレスしたBN)が適する。但し基本的には他の方法で生成した、緊密な窒化ホウ素(BN)、窒化アルミニウム(AlN)、窒化ケイ素(Si34)、炭化ケイ素(SiC)又は他の非酸化物からなり、高密度で、かつ気孔率の極く低いセラミックスも好適である。不動態化保護層を備えた酸化アルミニウム(Al23)セラミックスも、気密な坩堝材料として使える。その際この被覆は、窒化アルミニウム(AlN)、タンタル(Ta)又は炭化タンタル(TaC)の被膜からなる。この被覆は、特にAl23材料の酸素が内部帯域11内の処理雰囲気と直接触れるのを阻止するのに役立つ。
供給材料30の昇華で生成する気相の成分が、部分タンク141の上方の境界壁面を経て拡散し、こうして成長するAlN単結晶32に達する。貯蔵領域12を結晶領域13から分離する部分タンク141の上方の境界壁面は、従って拡散膜20を意味する。貯蔵領域12から結晶領域13への気相の搬送26は、全てこの拡散膜20を通しての拡散28により同時に定量される。特にこの拡散膜20は、乱流を抑制し、気相の搬送26の均質化に寄与する。
坩堝10の外部帯域15から内部帯域11内への拡散27は、供給材料30の上方の境界面と、拡散膜20との間の主に部分タンク141の範囲内で生ずる。こうして外部帯域15から拡散侵入する成分は、再度の拡散28により結晶領域13内に達する。この2回の拡散は、均質化を助成し、外部帯域15の範囲からの不所望な影響を受ける危険性を付加的に削減する。
図3に示すもう1つの装置103の場合、坩堝壁面14は主に既に挙げた、特に気密な坩堝材料、特に炭化タンタルの被覆を持つタングステンからなり、気体透過性の坩堝材料(図3の例ではタンタルの発泡金属)でできた気体透過性の装入部142を1つだけ持っている。該装入部142により、外部帯域15から内部帯域11への拡散27が起る。更に、この装置103は、供給材料30と、装入部142の上方にあり成長中のAlN単結晶32との間に配置されており、図3の例では、窒化アルミニウム(AlN)セラミックスからなる気体透過性の坩堝材料製の拡散膜21を内包している。該拡散膜21の材料は50〜95%(図3の例では80%)の相対密度を有する。原理上この装入部142と拡散膜21は、特に異なる相対密度及び/又は異なる開放性多孔度及び/又は異なる小孔管径を有する材料から形成可能である。
全体として、この装置103では、先の図2の実施例に酷似した拡散が生じる。
図1〜3に示す装置101〜103は、各々1個のAlN単結晶32の成長のためのものである。しかし、同時に複数のAlN単結晶を成長させる別の実施形態も全く同様に可能である。同時に複数のAlN単結晶を成長させる装置104を図4に示す。その普遍妥当性を制約することなく、図4の例では、その上に成長しているAlN単結晶321、322をもつ種結晶311、312の2つだけを示している。図4の装置104は、その他に複数の拡散区間221、222がある共有の拡散膜22を持っている。これらの拡散区間221、222は、各々AlN単結晶321、322の一方に属する。拡散区間221、222は、各々気相26を各々所属するAlN単結晶321、322に導く。
図1〜4に示した装置101〜104を使って、特別な品質及び寸法の窒化アルミニウム単結晶32、321及び322を生成できる。10〜30mmの結晶の長さを問題なく獲得でき、長さと直径の比は0.25〜1の間である。得られる結晶の直径は、特に10mm以上である。従って育種成長させたAlN単結晶32から、直径5又は7.5cm、或いはそれ以上の部品を製造するウェハを得ることができる。その成長速度は50〜500μm/時であり、しかもそれより大きな値に調整することも可能である。
本発明による1個のAlN単結晶を気体透過性の坩堝で成長させる装置。 図1と同様に1個のAlN単結晶を成長させるもう1つの形態の装置。 図1と同様に1個のAlN単結晶を成長させるもう1つの形態の装置。 複数個のAlN単結晶を成長させる装置。
符号の説明
10 坩堝、11 内部帯域、12 貯蔵領域、13 結晶領域、14 坩堝壁面、15 坩堝の外部帯域、16 誘導加熱装置、18 断熱部、20、21 拡散膜、26 気相の搬送、27 拡散、28 第2の拡散、30 供給材料、31 種結晶、32 AlN単結晶、33 気相の成長表面、41、42 送給管、43 パイロメータ管、50 ケーシング、142 装入部、141、142 気体透過性の部分区間、145 坩堝壁面の気密な範囲

Claims (18)

  1. 少なくとも、
    a)坩堝(10)の貯蔵領域(12)内にあり、AlN単結晶の少なくとも1成分を含有する供給材料(30)の少なくとも一部から気相を生成し、
    b)該気相から、AlN単結晶(32)を坩堝(10)の結晶領域(13)内で成長させることにより生成する
    少なくとも1つのAlN単結晶(32)の製造方法において、
    c)少なくとも1つのガス状成分を、一時的に坩堝(10)の外部帯域(15)と坩堝(10)の内部帯域(11)との間で、坩堝(10)に形成された気孔を経た第1の拡散(27)により移転させ、この際
    d)前記坩堝(10)の壁面(14)が少なくとも1つの気体透過性の部分区間(141、142)を有し、この部分区間(141、142)が50%から95%の相対密度を有する気体透過性の坩堝材料からなるか、又は少なくともそのような気体透過性の坩堝材料を含み、そして該気体透過性の坩堝材料の内部において前記第1の拡散が起こることを特徴とする少なくとも1つのAlN単結晶の製造方法。
  2. 気相中に存在する成分の少なくとも一部を、第1の拡散(27)により坩堝(10)の外側から内部帯域(11)内にもたらす請求項1記載の方法。
  3. 少なくとも1つの不純物成分を第1の拡散(27)により内部帯域(11)から外部帯域(15)に運んで、供給材料(30)を浄化する請求項1又は2記載の方法。
  4. 第1の拡散(27)を坩堝壁面(14)の気体透過性の部分区間(141、142)内で実施できる坩堝(10)を使用する請求項1から3の1つに記載の方法。
  5. 気体の流れを均等化するため、気体透過性の拡散膜(20、21)を貯蔵領域(12)と結晶領域(13)との間に配置する請求項1から3の1つに記載の方法。
  6. 第1の拡散(27)により、部帯域(11)内に達した気相成分の少なくとも一部を第2の拡散(28)により気体透過性の拡散膜(20、21)を通して結晶領域(13)内に移送する請求項記載の方法。
  7. 少なくとも、
    a)坩堝壁面(14)と、該壁面(14)により囲まれた内部帯域(11)を持ち、
    この内部帯域(11)が、
    a1)AlN単結晶の少なくとも1成分を含む供給材料(30)を容れるための少なくとも1つの貯蔵領域(12)と、
    a2)該貯蔵領域の内部で、AlN単結晶(32)の成長を気相から行う、少なくとも1つの結晶領域(13)とを
    含む、少なくとも1つのAlN単結晶(32)を製造する装置において、
    b)坩堝壁面(14)が、少なくとも1つの気体透過性の部分区間(141、142)内で、少なくとも1つの気体状成分を、坩堝(10)の外部帯域(15)と坩堝(10)の内部帯域(11)との間で拡散により移転できるように形成されており、この際
    b1)部分区間(141、142)が気体透過性の坩堝材料からなるか又は少なくともそのような気体透過性の坩堝材料を含み、そして
    b2)坩堝材料が50〜95%の相対密度を持つ
    ことを特徴とする製造装置
  8. 坩堝材料が、0.1〜10%の開放性気孔度を有する請求項7記載の装置。
  9. 坩堝材料が1〜100μmの気孔管径を持つ請求項7又は8記載の装置。
  10. 気体透過性の坩堝材料がセラミックス材料である請求項7から9の1つに記載の装置。
  11. セラミックス材料が、炭化ケイ素、窒化物、特に窒化ホウ素、窒化アルミニウム又は窒化ケイ素から成るか、他の非酸化物セラミックスから成る請求項10記載の装置。
  12. 気体透過性の坩堝材料が多孔質金属である請求項8から11の1つに記載の装置。
  13. 多孔質発泡金属が高融点金属又は高融点金属の合金である請求項12記載の装置。
  14. 多孔質金属が、タングステン、タンタル或いはタングステン又はタンタルの合金から形成されている請求項12又は13記載の装置。
  15. 気体透過性の部分区間として、貯蔵領域(12)を容れるためにも予定されている、閉鎖した気体透過性の部分容器(141)を備える請求項7から14の1つに記載の装置。
  16. 気体透過性の部分区間として、その坩堝壁面(14)内に気体透過性の装入部(142)を備える請求項から14の1つに記載の装置。
  17. 貯蔵領域(12)と結晶領域(13)との間に、気体透過性の拡散膜(20、21)が配置された請求項から16の1つに記載の装置。
  18. 拡散膜(21)が気体透過性の坩堝材料からなるか、又は少なくともそのような気体透過性の坩堝材料の1つを含んでいる請求項17記載の装置。
JP2006521518A 2003-07-31 2004-07-28 気体透過性の坩堝壁面によるAlN単結晶の製造方法と装置 Expired - Fee Related JP4512094B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE10335538A DE10335538A1 (de) 2003-07-31 2003-07-31 Verfahren und Vorrichtung zur AIN-Einkristall-Herstellung mit gasdurchlässiger Tiegelwand
PCT/EP2004/008457 WO2005012602A1 (de) 2003-07-31 2004-07-28 Verfahren und vorrichtung zur ain-einkristall-herstellung mit gasdurchlässiger tiegelwand

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007500664A JP2007500664A (ja) 2007-01-18
JP4512094B2 true JP4512094B2 (ja) 2010-07-28

Family

ID=34089052

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006521518A Expired - Fee Related JP4512094B2 (ja) 2003-07-31 2004-07-28 気体透過性の坩堝壁面によるAlN単結晶の製造方法と装置

Country Status (8)

Country Link
EP (1) EP1567696B1 (ja)
JP (1) JP4512094B2 (ja)
KR (1) KR101146050B1 (ja)
CN (1) CN100543196C (ja)
AT (1) ATE446394T1 (ja)
DE (2) DE10335538A1 (ja)
TW (1) TWI361847B (ja)
WO (1) WO2005012602A1 (ja)

Families Citing this family (51)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7638346B2 (en) 2001-12-24 2009-12-29 Crystal Is, Inc. Nitride semiconductor heterostructures and related methods
US8545629B2 (en) 2001-12-24 2013-10-01 Crystal Is, Inc. Method and apparatus for producing large, single-crystals of aluminum nitride
US20060005763A1 (en) 2001-12-24 2006-01-12 Crystal Is, Inc. Method and apparatus for producing large, single-crystals of aluminum nitride
JP4678212B2 (ja) * 2005-03-08 2011-04-27 住友電気工業株式会社 Iii族窒化物単結晶の成長方法
EP1868959B1 (en) 2005-04-06 2011-08-17 North Carolina State University Method of preparing dense, shaped articles constructed of a refractory material
JP5053993B2 (ja) * 2005-04-07 2012-10-24 ノース・キャロライナ・ステイト・ユニヴァーシティ 窒化アルミニウム単結晶を調製するためのシード形成成長方法
JP4774959B2 (ja) * 2005-04-13 2011-09-21 住友電気工業株式会社 AlN単結晶の成長方法
JP5310669B2 (ja) * 2005-04-13 2013-10-09 住友電気工業株式会社 AlN単結晶の成長方法
DE102005049932A1 (de) * 2005-10-19 2007-04-26 Sicrystal Ag Verfahren zur Züchtung eines SiC:Ge-Volumenmischkristalls
EP1960570A2 (en) 2005-11-28 2008-08-27 Crystal Is, Inc. Large aluminum nitride crystals with reduced defects and methods of making them
JP5281408B2 (ja) 2005-12-02 2013-09-04 クリスタル・イズ,インコーポレイテッド ドープされた窒化アルミニウム結晶及びそれを製造する方法
EP2007933B1 (en) * 2006-03-30 2017-05-10 Crystal Is, Inc. Methods for controllable doping of aluminum nitride bulk crystals
US9034103B2 (en) 2006-03-30 2015-05-19 Crystal Is, Inc. Aluminum nitride bulk crystals having high transparency to ultraviolet light and methods of forming them
US8858709B1 (en) 2006-04-11 2014-10-14 Ii-Vi Incorporated Silicon carbide with low nitrogen content and method for preparation
US8361227B2 (en) 2006-09-26 2013-01-29 Ii-Vi Incorporated Silicon carbide single crystals with low boron content
US8377204B2 (en) 2006-06-16 2013-02-19 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Group III nitride single crystal and method of its growth
US8293012B2 (en) 2006-06-20 2012-10-23 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Method for growing AlxGa1-xN crystal, and AlxGa1-xN crystal substrate
JP2008056553A (ja) * 2006-08-01 2008-03-13 Ngk Insulators Ltd 窒化アルミニウム単結晶
US8323406B2 (en) 2007-01-17 2012-12-04 Crystal Is, Inc. Defect reduction in seeded aluminum nitride crystal growth
US9771666B2 (en) 2007-01-17 2017-09-26 Crystal Is, Inc. Defect reduction in seeded aluminum nitride crystal growth
US9437430B2 (en) 2007-01-26 2016-09-06 Crystal Is, Inc. Thick pseudomorphic nitride epitaxial layers
US8080833B2 (en) 2007-01-26 2011-12-20 Crystal Is, Inc. Thick pseudomorphic nitride epitaxial layers
US8088220B2 (en) 2007-05-24 2012-01-03 Crystal Is, Inc. Deep-eutectic melt growth of nitride crystals
JP4992703B2 (ja) * 2007-12-25 2012-08-08 住友電気工業株式会社 Iii族窒化物半導体結晶の成長方法
JP5418210B2 (ja) * 2009-01-16 2014-02-19 住友電気工業株式会社 窒化物半導体結晶の製造方法、AlN結晶および窒化物半導体結晶の製造装置
JP5418236B2 (ja) 2009-01-23 2014-02-19 住友電気工業株式会社 窒化物半導体結晶の製造装置、窒化物半導体結晶の製造方法および窒化アルミニウム結晶
DE102009016133B4 (de) * 2009-04-03 2012-12-20 Sicrystal Ag Herstellungsverfahren für einen sauerstoffarmen AlN-Volumeneinkristall
CN102803583B (zh) * 2009-06-11 2015-11-25 日本碍子株式会社 Iii族金属氮化物单晶的培养方法以及用于该方法的反应容器
JP5806734B2 (ja) 2010-06-30 2015-11-10 クリスタル アイエス, インコーポレーテッドCrystal Is, Inc. 熱勾配制御による窒化アルミニウム大単結晶成長
JP5744052B2 (ja) * 2010-11-10 2015-07-01 株式会社フジクラ 窒化アルミニウム単結晶の製造装置及び製造方法
US8962359B2 (en) 2011-07-19 2015-02-24 Crystal Is, Inc. Photon extraction from nitride ultraviolet light-emitting devices
US20150280057A1 (en) 2013-03-15 2015-10-01 James R. Grandusky Methods of forming planar contacts to pseudomorphic electronic and optoelectronic devices
TWI684680B (zh) * 2013-09-04 2020-02-11 奈瑞德解決方案公司 體擴散長晶法
CN110670124B (zh) * 2013-09-06 2021-07-30 Gtat公司 生产大块硅碳化物的方法
DE102014017021B4 (de) 2014-11-19 2021-02-11 Forschungsverbund Berlin E.V. Keimhalter einer Einkristallzüchtungsvorrichtung und Einkristallzüchtungsvorrichtung
CN104878450A (zh) * 2015-05-14 2015-09-02 中国科学院半导体研究所 AlN单晶衬底生产设备及其使用方法
CN107964682B (zh) * 2016-10-20 2019-05-14 中国人民大学 一种以包裹泡沫材料的方式制备单层六方氮化硼大单晶的方法
CN107964680B (zh) * 2016-10-20 2019-05-14 中国人民大学 一种制备单层六方氮化硼大单晶的方法
CN106968017B (zh) * 2017-03-28 2020-04-03 山东大学 用于生长高纯半绝缘碳化硅晶体的坩埚
CN107541782A (zh) * 2017-08-21 2018-01-05 苏州奥趋光电技术有限公司 一种氮化铝单晶选晶方法
CN107740181A (zh) * 2017-10-30 2018-02-27 中国电子科技集团公司第四十六研究所 一种添加辅助气氛的氮化铝pvt生长方法
WO2019094742A1 (en) * 2017-11-10 2019-05-16 Crystal Is, Inc. Large, uv-transparent aluminum nitride single crystals and methods of forming them
WO2019136100A1 (en) * 2018-01-02 2019-07-11 Nitride Solutions, Inc. Bulk diffusion crystal growth of nitride crystal
CN109234799B (zh) * 2018-11-02 2019-07-09 山东天岳先进材料科技有限公司 一种提高pvt法碳化硅单晶生长质量的方法
DE102018129492B4 (de) * 2018-11-22 2022-04-28 Ebner Industrieofenbau Gmbh Vorrichtung und Verfahren zum Züchten von Kristallen
CN109576782A (zh) * 2018-12-19 2019-04-05 有研工程技术研究院有限公司 一种氟化铝晶体颗粒的制备方法和应用
CN109825875A (zh) * 2019-03-27 2019-05-31 中国科学院半导体研究所 载气辅助pvt法制备宽禁带半导体单晶材料的装置及方法
KR102325009B1 (ko) * 2019-12-20 2021-11-10 주식회사 포스코 유도 가열을 이용한 연속식 흑연화 장치
DE102020104226A1 (de) * 2020-02-18 2021-08-19 Friedrich-Alexander-Universität Erlangen-Nürnberg Verfahren zur Herstellung eines Einkristalls in einem Wachstumstiegel
CN111534854B (zh) * 2020-06-12 2021-07-13 北京北方华创微电子装备有限公司 晶体生长炉
KR102544937B1 (ko) * 2021-06-29 2023-06-20 주식회사 야스 증발 물질 튐 방지체가 적용된 증발원

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5954874A (en) * 1996-10-17 1999-09-21 Hunter; Charles Eric Growth of bulk single crystals of aluminum nitride from a melt
JP3898278B2 (ja) * 1997-04-21 2007-03-28 昭和電工株式会社 炭化ケイ素単結晶の製造方法及びその製造装置
US6045612A (en) * 1998-07-07 2000-04-04 Cree, Inc. Growth of bulk single crystals of aluminum nitride
US6063185A (en) * 1998-10-09 2000-05-16 Cree, Inc. Production of bulk single crystals of aluminum nitride, silicon carbide and aluminum nitride: silicon carbide alloy
US6048813A (en) * 1998-10-09 2000-04-11 Cree, Inc. Simulated diamond gemstones formed of aluminum nitride and aluminum nitride: silicon carbide alloys
RU2158789C1 (ru) * 1999-08-04 2000-11-10 Водаков Юрий Александрович Способ эпитаксиального выращивания монокристаллического нитрида алюминия и ростовая камера для осуществления способа
US6770135B2 (en) * 2001-12-24 2004-08-03 Crystal Is, Inc. Method and apparatus for producing large, single-crystals of aluminum nitride

Also Published As

Publication number Publication date
TWI361847B (en) 2012-04-11
EP1567696B1 (de) 2009-10-21
EP1567696A1 (de) 2005-08-31
DE10335538A1 (de) 2005-02-24
CN100543196C (zh) 2009-09-23
KR20060036370A (ko) 2006-04-28
ATE446394T1 (de) 2009-11-15
DE502004010263D1 (de) 2009-12-03
CN1717508A (zh) 2006-01-04
KR101146050B1 (ko) 2012-05-14
WO2005012602A1 (de) 2005-02-10
TW200512322A (en) 2005-04-01
JP2007500664A (ja) 2007-01-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4512094B2 (ja) 気体透過性の坩堝壁面によるAlN単結晶の製造方法と装置
JP4733485B2 (ja) 炭化珪素単結晶成長用種結晶の製造方法、炭化珪素単結晶成長用種結晶、炭化珪素単結晶の製造方法、および炭化珪素単結晶
JP5093974B2 (ja) 気相成長法による単結晶の製造装置および製造法
US6048398A (en) Device for epitaxially growing objects
WO2006110512A1 (en) Seeded growth process for preparing aluminum nitride single crystals
JP2008516877A (ja) GaN結晶またはAlGaN結晶の製造法
JP2006335608A (ja) Iii族窒化物結晶およびその成長方法
KR20100054156A (ko) 탄화규소 단결정의 성장방법
JP4460236B2 (ja) 炭化珪素単結晶ウェハ
JP2003104798A (ja) 炭化珪素単結晶及びその製造方法並びに炭化珪素単結晶育成用炭化珪素結晶原料
Hartmann et al. Homoepitaxial seeding and growth of bulk AlN by sublimation
Hartmann et al. ZnSe single crystal growth by the method of dissociative sublimation
EP2037011B1 (en) Method of growing a single crystal of nitride of group iii element
JP2007145679A (ja) 窒化アルミニウム単結晶の製造装置及びその製造方法
JPH10139589A (ja) 単結晶の製造方法
JP4222630B2 (ja) 物体をエピタキシャル成長させるための方法及びそのような成長を行うための装置
US3632405A (en) Crystals, in particular crystal whiskers and objects comprising such crystals
JPH06298600A (ja) SiC単結晶の成長方法
JP4678212B2 (ja) Iii族窒化物単結晶の成長方法
JPH0416597A (ja) 炭化珪素単結晶の製造方法
JPH11513352A (ja) 物体をエピタキシャル成長させる方法及びそのような成長のための装置
US20160284545A1 (en) System and method for producing polycrystalline group iii nitride articles and use thereof in production of single crystal group iii nitride articles
TW201736623A (zh) SiC單結晶生長爐之清潔方法
JPH05208897A (ja) 炭化ケイ素単結晶基板製造方法
JPH0585517B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090616

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090914

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091110

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100208

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100413

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100507

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514

Year of fee payment: 3

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees