JP4511066B2 - 撮像装置 - Google Patents

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    • G06T2207/10144Varying exposure

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、撮像装置、より詳しくは、露光量の異なる複数枚の画像からダイナミックレンジの広い合成画像を生成し得る撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
被写体を電子的に撮像する撮像装置としては、テレビカメラ、ビデオカメラ、電子カメラ等の種々の装置が知られている。
【0003】
このような撮像装置に用いられている一般的なCCD等の撮像素子は、階調に関するダイナミックレンジが、従来の銀塩カメラに使用されている銀塩フィルムに比べて狭いという特性があるために、明暗差の大きい被写体を撮像した場合、例えば炎天下における日向と日陰を同時に撮像した場合に、何れか一方が適切な露光となるように撮像すると、他方は黒つぶれするかまたは白つぶれ(白飛び)した画像となってしまうことがある。
【0004】
このような明暗差の大きい撮影シーンでも、明部と暗部の何れもが適切に再現されるように、露光量の異なる複数の画像を合成して、一の広ダイナミックレンジ画像を生成する、いわゆるSL(SL:Super Latitude「スーパーラチチュード」)処理を行う撮像装置が、従来より提案されている。
【0005】
このようなものとして、例えば特開2000−92378号公報には、複数の異なる露光量で同一被写体を撮影し、露光量の異なる複数画面分の画像信号を生成可能な撮像手段と、この撮像手段により得られた露光量の異なる複数画面分の画像信号を合成して広ダイナミックレンジ合成画像を生成する手段と、を備えた撮像装置であって、上記撮像手段から1画面分の撮像信号を生成する通常撮影モードによる通常撮影制御手段、強制的に広ダイナミックレンジ合成画像を生成する強制広ダイナミックレンジ撮影モードによる強制広ダイナミックレンジ撮影制御手段、および被写体情報あるいは撮影設定情報に基づいて自動的に広ダイナミックレンジ合成画像を選択的に生成する自動広ダイナミックレンジ撮影モードによる自動広ダイナミックレンジ撮影制御手段の内の少なくとも2つの制御手段と、これらの制御手段に対応した各撮影モードから1つの撮影モードを選択的に設定するモード設定手段と、を備えた撮像装置が記載されている。
【0006】
さらに、該公報には、上記構成に加えて、広ダイナミックレンジ合成画像を生成するための生成処理条件として取得された情報が広ダイナミックレンジ合成画像の生成処理に適合する情報であるか否かの判断を行う適合性判断手段と、上記モード設定手段で設定された撮影モードと上記適合性判断手段でなされた判断結果とが適合しないとき、上記情報パラメータの設定または撮影モードの設定の変更の指示、もしくは撮り直しの指示をする手段と、を備えることが記載されている。
【0007】
こうして、該公報に記載の撮像装置は、露光を異ならせて撮像した複数枚の画像からSL処理の適性を判断して、適性がない場合には、SL処理を行わないようにしていた。
【0008】
ところで、上記SL処理は、画像処理の一種であり、撮像装置でのみ実行可能であるに限らず、その他の処理装置、例えばパーソナルコンピュータ等を用いて行うことも可能である。
【0009】
そして、撮像装置自体では演算能力やメモリ容量等の関係で十分なSL処理を行うのが難しい場合でも、上述したような比較的演算処理能力が高くメモリ等も十分に備えた外部の処理装置等を用いれば、高品質なSL処理を行うことが可能となる場合がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したような従来例は、SL処理を中止した場合は、標準露光の画像のみを出力するものであって、外部の装置による処理を考慮したものとはなっていないために、こうした後での処理に対応することができなかった。
【0011】
また、SL処理を行うのが適切か否かを自動的に判断するのは、実際には実現が難しいために、SL処理適性があると判断されたにもかかわらず、結果を人間が見て好ましく感じない場合がある。しかし、上記従来例では、そうした場合であっても自動判断結果に基づいてSL処理を行ってしまうために、主観的にはむしろ劣化したと感じられる画像が記録媒体等に強制的に記録されることになってしまっていた。
【0012】
さらに、上記従来例では、SL処理を行うのが不適であると判断された場合に、どのようにすれば適性のある状態にすることができるのかがユーザーには分からず、操作性が良いとはいえなかった。
【0013】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、広ダイナミックレンジ画像の合成を撮像装置自体で行い得るとともに、外部の装置により行うことも可能とする撮像装置を提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、第1の発明による撮像装置は、露光量の異なる複数枚の画像を撮像可能な撮像手段と、この撮像手段により得られた複数枚の画像からダイナミックレンジの広い合成画像を生成する合成手段と、上記合成画像および上記複数枚の画像の中から記録すべき画像およびその記録形式を選択する選択手段と、上記選択手段により選択された画像を選択された記録形式に基づいて記録する記録手段と、を備えたものである。
【0015】
また、第2の発明による撮像装置は、上記第1の発明による撮像装置において、上記複数枚の画像に基づき上記合成手段での合成処理が不適となり得る不適画像領域を抽出する不適領域抽出手段と、上記不適画像領域に対して合成結果に補正を行う場合に必要となる処理の難易度を推定する補正難易度評価手段と、を有してなり、上記補正難易度評価手段による難易度評価に基づいて上記複数枚の画像に対する上記合成手段における合成処理の適性を評価する適性評価手段をさらに備え、上記選択手段は、上記適性評価手段の評価に基づいて、上記合成画像および上記複数枚の画像の中から、記録すべき画像およびその記録形式を選択するものである。
【0016】
さらに、第3の発明による撮像装置は、上記第2の発明による撮像装置において、上記選択手段が、上記適性評価手段により合成処理の適性が低いと評価された場合に、記録形式として、上記複数枚の画像から当該撮像装置の外部での合成処理を可能にする記録形式を選択するものである。
【0017】
第4の発明による撮像装置は、上記第2の発明による撮像装置において、上記適性評価手段が、適性の評価結果を提示する適性提示手段をさらに有してなるものである。
【0018】
第5の発明による撮像装置は、上記第2の発明による撮像装置において、上記撮像手段は、標準の露光量を含む、露光量の異なる複数枚の画像を撮像するものであり、上記選択手段が、上記適性評価手段により合成処理の適性が低いと評価された場合に、上記記録すべき画像として、上記複数枚の画像から標準の露光量で撮像された画像を選択するものである。
【0019】
第6の発明による撮像装置は、上記第2の発明による撮像装置において、上記撮像手段は、標準の露光量を含む、露光量の異なる複数枚の画像を撮像するものであり、上記選択手段が、記録形式として、上記適性評価手段の評価に応じて、上記複数枚の画像から当該撮像装置の外部での合成処理を可能にする記録形式と、上記複数枚の画像から標準の露光量で撮像された画像を記録する記録形式と、を切り替えるものである。
【0020】
第7の発明による撮像装置は、上記第1または第2の発明による撮像装置において、上記選択手段が、記録すべき画像およびその記録形式の候補を提示する候補提示手段と、この候補提示手段により提示された候補を選択する選択入力手段と、を有してなり、上記選択入力手段により選択された候補を記録形式とするものである。
【0022】
の発明による撮像装置は、上記第の発明による撮像装置において、上記撮像手段は、標準の露光量を含む、露光量の異なる複数枚の画像を撮像するものであり、上記合成手段が、上記不適画像領域に対して補正を行う補正手段を有してなり、上記補正難易度評価手段による難易度評価が第1の閾値以下である場合には、上記合成手段は、上記補正手段による補正を行って合成画像を生成するとともに、上記選択手段は、記録形式として上記合成画像を選択し、上記補正難易度評価手段による難易度評価が第2の閾値以上である場合には、上記選択手段は、記録形式として上記複数枚の画像から標準の露光量で撮像された画像を選択し、その他の場合には、上記選択手段は、上記複数枚の画像から当該撮像装置の外部での合成処理を可能にする形式を選択するものである。
【0023】
の発明による撮像装置は、上記第の発明による撮像装置において、上記補正難易度評価手段が、難易度評価を表示する難易度表示手段を有するものである。
【0024】
10の発明による撮像装置は、上記第の発明による撮像装置において、上記不適領域抽出手段が、上記複数枚の画像同士の位置ずれ量を検出する動き検出手段を有してなるとともに、検出された位置ずれ量が所定の閾値以上となる領域を不適画像領域として抽出するものであり、上記補正難易度評価手段は、上記不適画像領域の面積および形状に基づいて難易度を評価するものである。
【0025】
11の発明による撮像装置は、上記第2の発明による撮像装置において、上記適性評価手段が、上記複数枚の画像から合成処理の適性を低下させる不適要因を検出する不適要因検出手段をさらに有してなり、上記不適要因検出手段の検出結果にさらに基づいて合成処理の適性を評価するものである。
【0026】
12の発明による撮像装置は、上記第11の発明による撮像装置において、上記不適要因検出手段が、上記複数枚の画像同士の位置ずれ量を検出する動き検出手段を有してなり、検出された位置ずれ量の大きさを不適要因とするものである。
【0027】
13の発明による撮像装置は、上記第11の発明による撮像装置において、上記不適要因検出手段が、上記複数枚画像から黒つぶれおよび白つぶれを検出する露出評価手段を有してなり、これら黒つぶれおよび白つぶれの面積を不適要因とするものである。
【0028】
14の発明による撮像装置は、上記第11の発明による撮像装置において、上記適性評価手段が、上記不適性要因検出手段の検出結果を表示する不適要因表示手段をさらに有してなるものである。
【0029】
15の発明による撮像装置は、上記第2の発明による撮像装置において、上記適性評価手段が、上記複数枚画像および上記合成画像に基づいて上記合成画像の画質を評価する画質評価手段をさらに有してなり、この画質評価手段の画質評価結果にさらに基づいて合成処理の適性を評価するものである。
第16の発明による撮像装置は、上記第15の発明による撮像装置において、上記画質評価手段が、上記複数枚画像の何れよりも画質が向上する部分と、上記複数枚画像の内の少なくとも一枚よりも画質が低下する部分と、画像が一致せず上記合成処理を行うことができない破綻部分と、に分類して評価するものである。
【0030】
第17の発明による撮像装置は、上記第15の発明による撮像装置において、上記画質評価手段が、上記合成画像内で画質の良好な画像領域と不良な画像領域とを判別する領域評価手段と、この領域評価手段により得られた良好な画像領域および不良な画像領域を表示する評価表示手段と、この評価表示手段による表示に基づいた総合的な画質判定を受け付ける評価入力手段と、を有してなり、上記評価入力手段への入力を画質評価結果とするものである。
【0031】
第18の発明による撮像装置は、上記第17の発明による撮像装置において、上記画質評価手段が、上記領域評価手段により不良と判別された画像領域を補正する補正手段を有してなり、上記補正手段の補正結果を評価して新たな画質評価結果とするものである。
【0032】
第19の発明による撮像装置は、上記第17の発明による撮像装置において、上記領域評価手段が、上記複数枚の画像同士の位置ずれ量を検出する動き検出手段を有してなり、この動き検出手段により検出された位置ずれ量に基づいて、画質の良好な画像領域と不良な画像領域とを判別するものである。
【0033】
第20の発明による撮像装置は、上記第17の発明による撮像装置において、上記領域評価手段が、画像を複数の領域に分割する分割手段と、上記複数の領域内での画像のダイナミックレンジに基づいて上記複数の領域各々の画質の良否を判断する部分評価手段と、を有してなり、上記部分評価手段の判断に基づいて画質の良好な画像領域と不良な画像領域とを判別するものである。
【0034】
第21の発明による撮像装置は、上記第18の発明による撮像装置において、上記合成手段が、合成結果のどの領域に階調を多く割り当てるかを規定するパラメータを保持する階調設定手段を有してなり、上記補正手段は、上記階調設定手段のパラメータを変更するパラメータ変更手段を有してなるとともに、上記パラメータ変更手段によりパラメータ変更を行った後に上記合成手段により合成処理を行い、合成結果を補正結果とするものである。
【0035】
第22の発明による撮像装置は、上記第21の発明による撮像装置において、上記パラメータ変更手段が、階調を割り当てるべき画像領域の位置を指定する領域指定手段を有してなり、この領域指定手段の指定に応じてパラメータを変更するものである。
【0036】
第23の発明による撮像装置は、上記第21の発明による撮像装置において、上記パラメータ変更手段が、予め定められた複数のモデルシーンの候補を提示するシーン提示手段と、上記シーン提示手段により提示される複数のモデルシーンの候補各々に対する階調割り当てのパラメータを保持するシーンパラメータ保持手段と、上記シーン提示手段により提示された上記複数のモデルシーンの候補の選択を受け付けるシーン選択手段と、を有してなり、上記シーン選択手段により選択されたモデルシーンに対応するパラメータを上記シーンパラメータ保持手段から読み出して上記階調設定手段で用いるパラメータとするものである。
【0037】
第24の発明による撮像装置は、上記第23の発明による撮像装置において、上記シーン提示手段が、提示するモデルシーンの候補として、「1人のポートレート」、「ペアのポートレート」、「風景」、および「逆光」の4種類を含むものである。
【0038】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1から図9は本発明の一実施形態を示したものであり、図1は撮像装置の構成を示すブロック図である。
【0039】
この撮像装置1は、例えば電子カメラとして構成されたものであり、1回の露光により1枚の画像を記録する通常撮影を行い得るとともに、広ダイナミックレンジ撮影も行い得るようになっている。この広ダイナミックレンジ撮影は、同一の被写体に対してほぼ同時刻(短い時間差をもって連続して行う)に露出の異なる複数枚の画像を露光して、これらの画像を合成(SL処理)することにより一の広ダイナミックレンジ画像を得るものであり、ここでは例えば長時間露光(LE)に係る画像と短時間露光(SE)に係る画像とを撮像して、これらを合成するようになっている。
【0040】
この撮像装置1は、電子シャッタ機能を有し被写体像を光電変換して画像信号として出力する撮像手段たるCCD4と、このCCD4上に被写体像を結像するためのレンズ3と、を有してなる撮像系2と、この撮像系2による撮像動作を制御するための撮像制御回路5と、上記CCD4から出力された後に図示しない相関二重サンプリング回路等でノイズ成分の除去が行われさらに増幅されたアナログ信号をデジタル信号に変換するためのA/D変換器7と、このA/D変換器7によりデジタル化された長時間露光(LE)に係る画像データおよび短時間露光(SE)に係る画像データを記憶するLE,SEバッファ8と、このLE,SEバッファ8に記憶された長時間露光(LE)に係る画像データおよび短時間露光(SE)に係る画像データを処理して一の広ダイナミックレンジ画像を生成するSL処理回路9と、このSL処理回路9により作成された広ダイナミックレンジ画像を記憶しておく合成画像バッファ16と、当該撮像装置1への入出力回路を含むインターフェース回路17と、上記LE,SEバッファ8に記憶されている画像と上記合成画像バッファ16に記憶されている画像との何れを記録するかを選択するための選択手段たる記録形式選択回路20と、この記録形式選択回路20により選択された画像を記録媒体等に記録するための記録手段たる記録回路21と、上述した各回路を統括的に制御するCPU6と、を有して構成されている。
【0041】
上記SL処理回路9は、上記LE,SEバッファ8から出力される画像信号の内の輝度信号または輝度信号のエッジ等に基づいてヒストグラムを計算するヒストグラム計算回路10と、上記LE,SEバッファ8に記憶されている時間差をもって撮像された長時間露光(LE)画像と短時間露光(SE)画像との差分等を取ることにより、画面内における動きを検出して後段で合成する際に必要な補正を行う動き検出手段たる動き検出・補正回路11と、上記ヒストグラム計算回路10により算出されたヒストグラムと後述するキー入力回路18からの入力設定とに基づき階調補正特性となるトーンカーブを算出する際の重みを設定する重み設定回路13と、上記ヒストグラム計算回路10による計算結果と上記動き検出・補正回路11の検出結果とに基づきSL処理を行うに適する撮影シーンであるか否かを評価する適性評価手段、不適領域抽出手段、補正難易度評価手段、不適要因検出手段、露出評価手段を兼ねた適性評価回路14と、上記動き検出・補正回路11の出力に基づいて動き補正を行うとともに上記ヒストグラム計算回路10により計算されたヒストグラムに基づいて長時間露光(LE)画像と短時間露光(SE)画像について階調補正を行い一の広ダイナミックレンジ画像を合成して上記合成画像バッファ16に記憶させる合成手段、補正手段、階調設定手段、パラメータ変更手段、領域指定手段、シーンパラメータ保持手段を兼ねたSL合成回路12と、上記動き検出補正回路11による検出結果を参照しながら、上記合成画像バッファ16に記憶されている合成後の広ダイナミックレンジ画像と上記LE,SEバッファ8に記憶されている長時間露光(LE)画像および短時間露光(SE)画像とを比較することにより、該広ダイナミックレンジ画像の画質を評価する画質評価手段、領域評価手段、補正手段、分割手段、部分評価手段を兼ねた画質評価回路15と、を有して構成されている。
【0042】
また、上記インターフェース回路17は、上記重み設定回路13に対して重み付けを行わせる領域等を設定可能であるとともに上記記録形式選択回路20に対して記録形式を設定可能な選択入力手段、評価入力手段、領域指定手段、シーン選択手段を兼ねたキー入力回路18と、上記適性評価回路14により評価されたLS処理の適性を表示するとともに、上記合成画像バッファ16に記憶されている合成された広ダイナミックレンジ画像を表示し、上記画質評価回路15により評価された画質を表示する適性提示手段、候補提示手段、難易度表示手段、不適要因表示手段、評価表示手段、シーン提示手段を兼ねた表示回路19と、を有して構成されている。
【0043】
上記ヒストグラム計算回路10は、画面を構成する各画素の輝度、または画面内におけるエッジを構成する画素の輝度に基づいて、輝度レベルに対する出現頻度を示すヒストグラムを算出するものである。
【0044】
前者の輝度信号そのものを用いてヒストグラムを算出する場合には、比較的面積の広い被写体に対して階調が配分されることになるために、例えば主要被写体である人物等が広い背景の下で写されているようなシーンでは、背景に対して階調が多く配分されることになってしまう。
【0045】
そこで、空などの背景に比して、人物等の主要被写体にはエッジが多いことに着目して、エッジ成分を抽出してそのエッジ成分に関してヒストグラムを算出するのが後者の例である。
【0046】
算出されたヒストグラムから、さらに累積ヒストグラムを生成して階調補正特性となるトーンカーブを算出するが、累積ヒストグラムを生成する際に、重み設定回路13により設定された重み付けを行うようになっている。
【0047】
この重み設定回路13による重み付けは、画像データを解析することにより主要被写体を推定して自動的に行う手段と、上記キー入力回路18から撮影者が主要被写体に相当する領域を指定して行う手動による手段とがあり、これらにより設定された領域に重点的に階調を配分するような重み付けを行う。
【0048】
上記動き検出・補正回路11は、上述したように、異なる露光の複数画像、ここでは長時間露光(LE)画像と短時間露光(SE)画像とを撮像する際に、時間差が生じることを利用して、これらの差分を取るなどにより、画像内における位置ずれを検出し、その動き検出を行うものである。差分により検出される位置ずれとしては、手振れ等に起因する画像全体のシフトや、被写体が運動している等に起因する画像内における一部分のずれなどがある。
【0049】
これらの内の前者については、シフト方向とシフト量を算出して、その演算結果を上記SL合成回路12に出力することにより、該SL合成回路12が、長時間露光(LE)画像と短時間露光(SE)画像とを位置合わせしてから合成することができる。
【0050】
また、被写体の運動に起因する動きに関しては、位置合わせして合成するのは困難であり、特に画面内に静止している被写体と動いている被写体が存在する場合や、あるいは一方向に動く被写体とこれとは異なる他方向に動く被写体が存在する場合などにはさらに困難となるために、運動している被写体領域の情報を上記適性評価回路14や画質評価回路15に出力して、SL処理を行うことができない破綻部として表示回路19に表示させたりするようになっている。
【0051】
上記適性評価回路14は、画像データを解析して、SL処理を行うことによって画質を向上させることができる程度を評価するものである。すなわち、該適性評価回路14は、上記ヒストグラム計算回路10の計算結果に基づき画面内の白つぶれや黒つぶれを検出してその面積に応じて適性評価を行うとともに、上記動き検出・補正回路11の出力に基づき、画面内に動きのある部分、すなわち長時間露光(LE)画像と短時間露光(SE)画像とにずれが生じていてSL処理を行うことができない部分の面積に応じて、適性評価を行うものである。この適性評価回路14による評価結果は、例えば図2(A)に示すような棒グラフによるSL適性表示31として、上記表示回路19の画面30に表示されるようになっている。
【0052】
上記画質評価回路15は、広ダイナミックレンジ画像を合成する際に、画面を、長時間露光(LE)画像と短時間露光(SE)画像の何れよりも画質が向上する部分(階調幅が広くなる部分)と、これらの少なくとも一方よりも画質が低下する部分(階調幅が狭くなる部分)と、被写体の動き等により画像が一致せずSL処理を行うことができない破綻部分と、に分類して評価するものであり、その評価結果は、図2(B)に示すように画質分類マーク32として、表示回路19の画面30に表示されるようになっている。
【0053】
次に、図2は、上記表示回路19の画面30に一人の逆光ポートレート撮影シーンを表示している様子を示す図である。
【0054】
まず、図2(A)は、レリーズボタンを半押しするのに連動して1stレリーズスイッチがオンしたときに、CCD4から取り込まれる画像(プレ撮影による画像)の輝度分布等を上記適性評価回路14が評価して、その結果を表示回路19に出力することにより、どの程度SL処理を行うのに適した撮影シーンであるかを表示している様子を示している。
【0055】
この撮影シーンは、画面左手上に窓がある室内の画面ほぼ中央に人物がいる様子を示しており、窓から見える外の風景は比較的高輝度、この窓を背にしている人物の頭部は比較的低輝度となっている。
【0056】
そして、このような比較的輝度差の大きい撮影シーンに対して、SL処理を行った場合にどの程度の改善が見込めそうかの評価が、例えば棒グラフのSL適性表示31として一目でその程度を認識し易いように表示されている。
【0057】
次に、図2(B)は、レリーズボタンを全押しするのに連動して2ndレリーズスイッチがオンしたときに、CCD4から取り込まれる長時間露光(LE)画像および短時間露光(SE)画像を上記SL合成回路12が処理して合成画像を生成し、画質評価回路15がその合成画像と合成前の各画像とを比較することにより、画面30内のどの部分が改善/劣化/破綻したかを評価して、破綻についてはその原因とともに表示している様子を示している。
【0058】
まず、画質分類マーク32としては、SL処理を行うことにより画質が改善される部分が符号32aに示すように、画質が劣化する部分が符号32bに示すように、SL処理自体を行うことができない破綻部分が符号32cに示すように、例えば画面30の上部に表示される。この撮影シーンの例では、窓の外の高輝度部分と、人物の頭部の低輝度部分の画質が改善されることが示され、さらに、手を振っている人物の手は、動きがあるために長時間露光(LE)画像と短時間露光(SE)画像とが一致せず破綻部分となっていることが示されている。
【0059】
また、画面30の左下には、破綻部に係る画質劣化要因マーク33が示されており、その要因を示すマークとしては、例えば手振れマーク33a、被写体ぶれマーク33b、白つぶれ/黒つぶれマーク33cが表示されている。そして、これらの内の画質が劣化して破綻部となった要因のマークがハイライト表示されており、ここでは人物が手を振っているために、被写体ぶれマーク33bがハイライト表示されている。
【0060】
さらに、画面30の下部には選択表示窓34が設けられており、このように評価される合成画像を保存することを選択するマーク34aと、このままの保存は中止することを選択するマーク34bとが、表示されている。
【0061】
次に、図2(C)は、難易度表示グラフ35と補正選択メニュー36とが表示されている様子を示している。
【0062】
難易度表示グラフ35は、破綻部補正難易度を示すグラフ35aと、階調最適化難易度を示すグラフ35bと、を有して構成されていて、それぞれの難易度を棒グラフとして直感的に分かり易く表示している。
【0063】
上記破綻部補正難易度は、破綻部となった要因が手振れや被写体ぶれである場合には、画像のずれの大きさ等により判断することができ、破綻部となった要因が白つぶれや黒つぶれである場合には、その面積の大きさにより判断することができる。
【0064】
また、階調最適化難易度は、ヒストグラムの双峰性尺度等に基づき判断することができる。被写体が特定の階調に局在するものである場合、例えば白い紙に黒インクで文字が印刷されている書類を撮像する場合には、輝度分布は、白い紙の部分の輝度と、黒インクの部分の輝度との2つの部分に局在したピークをもつものとなり、双峰性を示すものとなる。これは中間階調が存在しないやや極端な例であるが、このような双峰性が大きい被写体の場合には、階調最適化を行うのは困難であると判断することができる。
【0065】
また、補正選択メニュー36は、この撮像装置1ですぐに補正を行う選択ボタン36aと、例えばパーソナルコンピュータ等の他の装置で後で補正を行う選択ボタン36bと、補正選択をキャンセルする選択ボタン36cと、を有してなる。
【0066】
さらに、画面30の右下には、上記補正選択メニュー36の内のハイライト表示されている項目を、実行する際にタッチパネル操作やスイッチ操作等により選択するOKマーク37が表示されている。
【0067】
続く図2(D)は、上記図2(C)に示す画面において、この撮像装置1によりすぐに補正することを選択した場合に、画面内に破綻部分が存在するために、該破綻部分については当該撮像装置1(図中、「カメラ」と記載している)による補正は行うことができない旨を警告表示38により示している様子である。
【0068】
そして、この警告表示38を確認した上で、撮影者が、補正選択メニュー36により、続行して補正を行うか(符号36d)、外部の装置で補正するか(符号36b)、あるいはキャンセルするか(符号36c)を選択することができるようになっている。
【0069】
次に、図2(E)は、補正後の画像を表示回路19の画面30に表示している様子を示しており、符号32aに示す改善部分と符号32bに示す劣化部分のみが表示されている。破綻部分に関しては、例えば長時間露光(LE)画像と短時間露光(SE)画像の何れかの画像を用いて合成が行われている。
【0070】
このように補正して合成された画像を、保存することを選択するマーク34aと、さらに階調補正を行うことを選択するマーク34cとが、上記選択表示窓34に表示されて選択可能となっている。
【0071】
そして、図2(F)は、上記図2(E)に示す画面において、階調補正を行うことを選択した場合に、予め用意されている幾つかの典型的な撮影シーンから、階調補正を行うパターンを手動で選択する様子を示している。
【0072】
この補正選択メニュー36としてとして選択可能なモデルシーンは、ここでは、逆光のポートレート(符号36e)、ペアのポートレート(符号36f)、風景(符号36g)となっていて、符号36cに示すようにキャンセルも選択可能となっている。
【0073】
また、画面30の右下には、この補正選択メニュー36の内のハイライト表示されている項目を、実行する際にタッチパネル操作やスイッチ操作等により選択する補正実行マーク37aが表示されている。
【0074】
なお、ここでは、「風景」以外を逆光のポートレートとペアのポートレートとに分類したが、「1人のポートレート」、「ペアのポートレート」、および「逆光」に分類するようにしても良い。
【0075】
あるいは、さらに多数のモデルシーンを予め用意しておき、撮像装置1内で画像解析を行って撮影シーンに適合すると推定されるモデルシーンをその適合度順に幾つかピックアップし、それを可能な選択肢として表示回路19に表示するようにしても良い。
【0076】
次に、図3は、上記表示回路19の画面30にペアのポートレート撮影シーンを表示している様子を示す図である。
【0077】
この撮影シーンは、例えば夜景を背景として画面ほぼ中央に2人の人物が並んでいる様子を示しており、背景は比較的低輝度、ストロボ等による照明光が照射された2人の人物の頭部は比較的適性露光となっている。
【0078】
このような撮影シーンをSL処理して得られる合成画像を上記画質評価回路15により評価したときの様子を示すのが図3(A)である。この図3(A)においては、上記図2(B)と異なり、画質劣化要因マーク33が表示されていないが、もちろん、表示しても構わない。
【0079】
そして、背景はその大部分が画質改善され、一部が破綻しているとともに、人物の頭部は画質が劣化している様子が示されている。
【0080】
また、上記選択表示窓34には、合成された画像を保存することを選択するマーク34aと、補正を行うことを選択するマーク34dとが表示されている。
【0081】
次に、図3(B)は、上記図2(F)に対応するものであり、予め用意されている幾つかの典型的な撮影シーンから、手動で階調補正を行うパターンを選択する様子を示している。
【0082】
この補正選択メニュー36としてとして選択可能なモデルシーンは、ここでは、逆光のポートレート(符号36e)、ペアのポートレート(符号36f)、風景(符号36g)、窓辺(符号36h)となっていて、さらに、階調を重点的に配分する部分を指定するポイント指定(符号36i)と、キャンセル(符号36c)とが選択可能となっている。
【0083】
そして、図3(C)は、上記図3(B)に示す画面においてポイント指定(符号36i)を行うことが選択された場合に、そのポイントを指定する様子を示している。
【0084】
画面内には、指定するポイントを指すポインタ(図中、十文字の形状として示されている)が表示されており、該ポインタが指す領域に階調を配分することを選択する場合には、選択表示窓34のOKマーク34eを確定し、一方、中止する場合にはキャンセルマーク34fを確定するようになっている。
【0085】
また、図4は、表示回路19の画面30にSL処理に係る設定画面を表示している様子を示す図である。この設定画面は、随時撮影者が呼び出すことができるもので、十字キー42により項目の選択を行うことができ、OKマーク34gにより設定変更、戻りマーク34hにより画面消去を行うことができる。
【0086】
SL処理において設定可能な項目は、SL処理を中止するような事態になった場合に上記記録回路21により記録する際の保存形式と、SL処理を行うタイミングを示す処理タイミングと、SL処理結果の画質チェック方法と、の3つとなっている。
【0087】
まず、保存形式としては、標準露光の画像を出力する「標準」(符号39a)と、外部の装置によりSL処理することができるように保存する「後処理可」(符号39b)と、これらの何れかを自動的に選択する「自動」(符号39c)と、の何れかを設定することができるようになっている。
【0088】
また、処理タイミングとしては、レリーズボタンを全押ししたときに行う「撮影時」(符号40a)と、撮影後に画像を表示回路19に表示するときに行う「再生時」(符号40b)と、処理タイミングを選ぶ「選択」(符号40c)と、の何れかを設定することができるようになっている。
【0089】
これらの内の符号40bに示す再生時を選択した場合には、撮影者が適性評価を見て合成画像でなく標準露光画像(ここでは例えば長時間露光(LE)画像)を記録することにしたときに、無駄にSL処理を行わなくて済む利点がある。
【0090】
また、画質チェックとしては、処理結果の画質を自動判断して合成画像を保存するかどうかを決定する「自動」(符号41a)と、結果を表示して合成画像を保存するかどうかの判断を撮影者にまかせる「手動」(符号41b)と、の何れかを設定することができるようになっている。
【0091】
さらに、このSL設定の画面30の下部には選択表示窓34が表示されており、上述した機能を有するOKマーク34gと、他の画面に戻る戻りマーク34hと、が表示されている。
【0092】
図5は、上述したような撮像装置1の1stレリーズが行われたときの動作を示すフローチャートである。
【0093】
撮影者がレリーズボタンを半押しするのに連動して動作する1stレリーズスイッチがオンすると、CPU6がこれを検知して、この動作が開始される。
【0094】
まず最初に、プレ撮影によりCCD4が被写体像の取り込みを行い、その画像に基づき測光を行うことにより標準的な露光量を決定するとともに、上記適性評価回路14がSL処理を行うに適した撮影シーンであるかを評価して、その評価結果を図2(A)に示すように表示回路19に表示させる(ステップS1)。
【0095】
次に、レリーズボタンが全押しされるのを待機して、全押しされることにより連動する2ndレリーズスイッチがオンすると、CPU6がこれを検知する(ステップS2)。
【0096】
これにより、上記測光によって決定された標準的な露光量に相当する長時間露光(LE)画像が撮像され、その後に引き続いて、この長時間露光(LE)画像よりも露光量が所定量だけ小さい短時間露光(SE)画像が撮像されて、それぞれの画像がデジタルデータ化され上記LE,SEバッファ8に記憶される(ステップS3)。
【0097】
その後、図4に示したようなSL設定画面で設定された処理タイミングが撮影後になっているか否かを判断して(ステップS4)、撮影後である場合には後述するSL評価を行い(ステップS5)、その他の場合には、後で再生時にSL処理が可能となるように、複数枚画像(LEとSE)およびSL処理に必要なパラメータを保存する。このパラメータは、長時間露光(LE)画像、短時間露光(SE)画像各々の露出時間等である(ステップS6)。
【0098】
こうして、上記ステップS5またはステップS6が終了したところで、この処理を終了する。
【0099】
図6は、上記図5のステップS5におけるSL評価の処理を示すフローチャートである。
【0100】
このSL評価が開始されると、後述するようなSL合成および画質評価の処理が行われる(ステップS11)。そして、図4に示したようなSL設定画面における画質チェックが「自動」になっているか否かを調べ(ステップS12)、自動である場合は、後で詳しく説明するような自動補正処理を行ってから(ステップS13)、終了する。
【0101】
それ以外の場合には、SL合成後の画像と、該画像の画質評価と、破綻部の劣化要因と、を上記図2(B)に示すように表示回路19に表示させる(ステップS14)。
【0102】
そして、合成後の画像の画質を見た撮影者が該図2(B)に示したマーク34a,34bの何れを選択したかを上記キー入力回路18の出力から検知し(ステップS15)、マーク34aが選択されている場合には、その合成画像とパラメータとを記録回路21により記録媒体等に保存してから(ステップS16)終了する。
【0103】
また、上記ステップS15において、マーク34bが選択されている場合には、上記図2(C)に示すように、階調最適化難易度(符号35b)と破綻部補正難易度(符号35a)および補正選択メニュー36を表示する(ステップS17)。
【0104】
そして、撮影者が選択ボタン36cを選択してSL処理の中止を指示したか否かを調べ(ステップS18)、中止を指示した場合は標準露光画像(LE画像)を保存する(ステップS19)。
【0105】
上記ステップS18においてSL処理が中止されていない場合には、次に、カメラ内での破綻部の補正が難しいか否かを判断して(ステップS20)、補正が難しい場合には、上記図2(D)に示すように補正することができない旨の警告表示を行う(ステップS21)。
【0106】
上記ステップS20においてカメラ内での破綻部の補正が可能であると判断された場合、または上記ステップS21の処理が終了した場合には、撮影者が選択ボタン36bを選択して補正処理を直ちに行わないことを指示したか否かを判断し(ステップS22)、補正処理を直ちに行わない場合には、後述する保存形式選択の処理を行って(ステップS23)、終了する。
【0107】
一方、上記ステップS22において、その他の場合には、撮影者が直ちに補正処理を行うことを指示したとして、破綻部の補正処理を行う(ステップS24)。この補正処理は、後述するSL合成処理で空白部分となっていた破綻部分について、例えば長時間露光(LE)画像と短時間露光(SE)画像の何れか一方のデータを用いるとともに、周辺領域と輝度差等が生じることのないように平滑化などの処理を行いながら合成されたデータに嵌め込むことにより実現される。
【0108】
この補正処理が終了したら、図2(E)に示すように補正結果を表示し、上記ステップS15と同様に、画像の画質を見た撮影者がマーク34a,34cの何れを選択したかを上記キー入力回路18の出力から検知する(ステップS25)。
【0109】
そして、マーク34aが選択されている場合には、撮影者がその画質に満足したとして、補正結果とパラメータとを記録回路21により記録媒体等に保存してから(ステップS26)終了する。
【0110】
一方、マーク34cが選択された場合には、撮影者は補正結果の画質に不満があるとして、図2(F)に示すように、階調補正を改善するための、ないしSL処理の中止を撮影者が指示することができるように、補正選択メニュー36を表示する。
【0111】
そして、選択ボタン36cが選択されたか否かを判断し(ステップS28)、選択された場合には、後述するような保存形式選択の処理を行って(ステップS29)、終了する。
【0112】
上記ステップS28において、その他の選択ボタンが選択された場合には、選択シーンに対応するようにSL処理のパラメータ設定をし直して、再度SL合成処理を行う(ステップS30)。ここでいうパラメータとは、SL合成処理において輝度ヒストグラムを計算する場合に用いられる画像の場所毎の重みであり、選択シーンに対応する重みを重み設定回路13から読み出すことにより設定される。
【0113】
SL合成処理が再度なされた後は、結果が表示され、上記ステップS25の画質判断を待つ画面(図2(E)参照)に戻る。
【0114】
図7は、上記図6のステップS23またはステップS29において行われる保存形式の選択処理を示すフローチャートである。
【0115】
この処理が開始されると、上記図4に示したようなSL設定画面における保存形式の設定に応じて、保存形式を選択する。
【0116】
まず、保存形式の選択状態として「自動」が設定されているか否かを判断し(ステップS31)、「自動」が設定されている場合には、階調補正難易度、破綻部補正難易度を所定の閾値と比較して、外部処理で補正可能なレベルであるか否かを判断する(ステップS32)。
【0117】
ここで、外部処理が可能でない場合は、保存形式として標準露光画像を選択し(ステップS33)、一方、外部処理が可能である場合には、保存形式として、長時間露光(LE)画像および短時間露光(SE)画像の複数枚画像と外部でのSL処理に必要なパラメータとからなる形式を選択する(ステップS36)。
【0118】
上記ステップS31において、保存形式の選択状態として「自動」が設定されていない場合には、次に、「後処理可」が設定されているか否かを判断し(ステップS34)、「後処理可」が設定されている場合には、上記ステップS36へ行き、また、「後処理可」が設定されていない場合には、保存形式として標準露光画像を設定する(ステップS35)。
【0119】
次に、上記ステップS33、ステップS35、またはステップS36において設定された保存形式での保存が可能であるか否かを、保存容量が十分であるか否かにより調べて(ステップS37)、保存容量が不足する場合には、保存形式を標準露光画像に設定するとともに、例えば「記録媒体の容量が不足しています!」等の警告表示を行う(ステップS38)。
【0120】
上記ステップS37において、保存容量が十分であることが確認されるか、または上記ステップS38の処理が終了したら、最終的に設定された保存形式で保存を行ってから(ステップS39)、終了する。
【0121】
図8は、上記図6のステップS13において行われる自動補正の処理を示すフローチャートである。
【0122】
この処理が開始されると、当該撮像装置1の内部で補正を行うことが可能であるか否かを、階調補正難易度および破綻部補正難易度を所定の第1の閾値と比較することにより判断して(ステップS41)、難易度が第1の閾値よりも小さい場合には、保存形式として合成画像を設定し(ステップS42)、後述するステップS46へ行く。
【0123】
また、上記ステップS41において、当該撮像装置1の内部で補正処理を行うことが可能でないと判断された場合は、次に、外部で補正を行うことが可能であるか否かを判断するために、階調補正難易度および破綻部補正難易度を第2の閾値と比較する(ステップS43)。
【0124】
ここで、難易度が第2の閾値よりも小さい場合には、保存形式として長時間露光(LE)画像および短時間露光(SE)画像の複数枚画像と外部でのSL処理に必要なパラメータとからなる形式を設定して(ステップS44)、後述するステップS46へ行く。一方、外部処理でも補正が可能でないと判断された場合は、保存形式として標準露光画像を選択する(ステップS45)。
【0125】
上記ステップS42、ステップS44、またはステップS45において設定された保存形式での保存が可能であるか否かを、保存容量が十分であるか否かにより調べ(ステップS46)、保存容量が不足する場合には、保存形式を標準露光画像に設定するとともに、例えば「記録媒体の容量が不足しています!」等の警告表示を行う(ステップS47)。
【0126】
上記ステップS46において、保存容量が十分であることが確認されるか、または上記ステップS47の処理が終了したら、最終的に設定された保存形式で保存を行ってから(ステップS48)、終了する。
【0127】
図9は、上記図6のステップS11において行われるSL合成および画質評価の処理の詳細を示すフローチャートである。
【0128】
この処理が開始されると、まず、時間差をもって撮像された長時間露光(LE)画像と短時間露光(SE)画像との差分等を取ることにより、上記動き検出・補正回路11が位置ずれを算出する(ステップS51)。
【0129】
そして、その算出結果に基づいて、手振れにより発生した位置ずれであるか否かを判断し(ステップS52)、手振れによるものである場合には、劣化要因に「手振れ」を追加するとともに、画像全体をシフトさせることによりその位置ずれを補正する(ステップS53)。
【0130】
そして、手振れに起因する位置ずれを補正した後に、さらに画像中に残っている位置ずれを算出する(ステップS54)。
【0131】
上記ステップS52において手振れによる位置ずれがないと判断された場合、または上記ステップS54の処理が終了した場合には、次に、被写体自体が運動していることに起因する位置ずれであるか否かを判断し(ステップS55)、被写体の運動に起因するものである場合には、劣化要因に「動き」を追加する(ステップS56)。
【0132】
上記ステップS55において被写体の運動に起因する位置ずれがないと判断された場合、または上記ステップS56が終了した場合には、さらに、位置ずれ量が所定の閾値以上である部分を破綻部分として設定する(図2(B)等の符号32c参照)(ステップS57)。この破綻部は、位置ずれが大きいために、長時間露光(LE)画像と短時間露光(SE)画像を組み合わせても、この撮像装置1ではうまく合成画像を作成することができないと判断される領域である。
【0133】
従って、この破綻部を除いたそれ以外の領域について、長時間露光(LE)画像と短時間露光(SE)画像の重み付けヒストグラムをそれぞれ計算する(ステップS58)。
【0134】
ここで、作成されたヒストグラムの偏りが大きいか否かを判断し(ステップS59)、偏りが所定値よりも大きいと判断される場合には、劣化要因に「露出」を追加する(ステップS60)。
【0135】
このステップS60が終了するか、または上記ステップS59において偏りが所定値よりも小さいと判断された場合には、輝度に対する出現頻度を表す輝度ヒストグラムの双峰性尺度を算出して、算出された双峰性尺度に基づき階調補正の難易度を決定するとともに(図2(C)符号35b参照)、上記ステップS57で設定された破綻部分の面積と形状に基づき、破綻部補正の難易度を決定する(図2(C)符号35a参照)(ステップS61)。
【0136】
次に、ヒストグラムから長時間露光(LE)画像と短時間露光(SE)画像をそれぞれ階調変換するための階調変換曲線を算出し、その階調変換曲線に従って階調変換を行う(ステップS62)。
【0137】
こうして階調変換された長時間露光(LE)画像と短時間露光(SE)画像とを合成して広ダイナミックレンジ画像を生成し(ステップS63)、合成画像バッファ16に記憶させた広ダイナミックレンジ画像の階調と、上記LE,SEバッファ8に記憶されている長時間露光(LE)画像および短時間露光(SE)画像の階調とを、部分領域毎に比較する(ステップS64)。
【0138】
この比較を行った結果、合成された画像の階調が長時間露光(LE)画像と短時間露光(SE)画像の何れの階調をも上回った部分領域を改善部分として設定するとともに(図2(B)等の符号32a参照)、少なくとも一方の階調を下回った部分領域を劣化部分として設定し(図2(B)等の符号32b参照)(ステップS65)、終了する。
【0139】
このような実施形態によれば、画像の記録形式を合成画像とするか、適性露光画像とするか、または合成前の露光量の異なる複数の画像とするかを自動または手動により選択することができるために、必要に応じて、外部の処理装置によりSL処理を行うことが可能となる。
【0140】
また、SL適性を表示するようにしたために、広ダイナミックレンジ処理により画質が改善されるか否かを予測することが可能となる。
【0141】
そして、合成された広ダイナミックレンジ画像を、合成前の長時間露光(LE)画像や短時間露光(SE)画像と比較し、その改善部分や劣化部分を表示するようにしたために、画像中のどの領域に階調を配分するようにしたかを容易に把握することができる。
【0142】
さらに、この撮像装置ではSL処理を行うことができない破綻部分を表示するようにしたために、SL処理を中止するか否か、あるいは外部の処理装置によりSL処理を行うか否かを、撮影者が的確に判断することが可能となる。
【0143】
加えて、画質が劣化する要因を表示するようにしたために、撮影者が容易にその原因を把握することができる。
【0144】
また、階調補正の難易度や破綻部補正の難易度を表示するようにしたために、同様にして、SL処理を中止するか否か、あるいは外部の処理装置によりSL処理を行うか否かを、撮影者がより的確に判断することが可能となる。
【0145】
さらに、画像中に破綻部が存在する場合には、この撮像装置では補正を行うことができない旨の警告を行うようにしたために、破綻部の存在に気づくことなくこの撮像装置で補正を強行してしまうのを防止することができる。
【0146】
そして、予め複数のモデルシーンを用意して、何れかのモデルシーンを選択することができるようにしたために、手動でパラメータを設定するよりも簡単にSL処理を行うことができる。
【0147】
加えて、SL処理を行うタイミングを設定することができるために、より使い勝手が向上する。
【0148】
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲内において種々の変形や応用が可能であることは勿論である。
【0149】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の撮像装置によれば、広ダイナミックレンジ画像の合成を撮像装置自体で行い得るとともに、外部の装置により行うことも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の撮像装置の構成を示すブロック図。
【図2】上記実施形態において、表示回路の画面に一人の逆光ポートレート撮影シーンを表示している様子を示す図。
【図3】上記実施形態において、表示回路の画面にペアのポートレート撮影シーンを表示している様子を示す図。
【図4】上記実施形態において、表示回路の画面にSL処理に係る設定画面を表示している様子を示す図。
【図5】上記実施形態の撮像装置において、1stレリーズが行われたときの動作を示すフローチャート。
【図6】上記図5のステップS5におけるSL評価の処理を示すフローチャート。
【図7】上記図5のステップS6または上記図6のステップS23において行われる保存形式の選択処理を示すフローチャート。
【図8】上記図6のステップS19において行われる自動補正の処理を示すフローチャート。
【図9】上記図6のステップS11において行われるSL合成および画質評価の処理の詳細を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…撮像装置
2…撮像系
3…レンズ
4…CCD(撮像手段)
5…撮像制御回路
6…CPU
7…A/D変換回路
8…LE,SEバッファ
9…SL処理回路
10…ヒストグラム計算回路
11…動き検出・補正回路(動き検出手段)
12…SL合成回路(合成手段、補正手段、階調設定手段、パラメータ変更手段、領域指定手段、シーンパラメータ保持手段)
13…重み設定回路
14…適性評価回路(適性評価手段、不適領域抽出手段、補正難易度評価手段、不適要因検出手段、露出評価手段)
15…画質評価回路(画質評価手段、領域評価手段、補正手段、分割手段、部分評価手段)
16…合成画像バッファ
17…インターフェース回路
18…キー入力回路(選択入力手段、評価入力手段、領域指定手段、シーン選択手段)
19…表示回路(適性提示手段、候補提示手段、難易度表示手段、不適要因表示手段、評価表示手段、シーン提示手段)
20…記録形式選択回路(選択手段)
21…記録回路(記録手段)

Claims (24)

  1. 露光量の異なる複数枚の画像を撮像可能な撮像手段と、
    この撮像手段により得られた複数枚の画像からダイナミックレンジの広い合成画像を生成する合成手段と、
    上記合成画像および上記複数枚の画像の中から、記録すべき画像およびその記録形式を選択する選択手段と、
    上記選択手段により選択された画像を選択された記録形式に基づいて記録する記録手段と、
    を具備したことを特徴とする撮像装置。
  2. 上記複数枚の画像に基づき上記合成手段での合成処理が不適となり得る不適画像領域を抽出する不適領域抽出手段と、上記不適画像領域に対して合成結果に補正を行う場合に必要となる処理の難易度を推定する補正難易度評価手段と、を有してなり、上記補正難易度評価手段による難易度評価に基づいて上記複数枚の画像に対する上記合成手段における合成処理の適性を評価する適性評価手段をさらに具備し、
    上記選択手段は、上記適性評価手段の評価に基づいて、上記合成画像および上記複数枚の画像の中から、記録すべき画像およびその記録形式を選択するものであることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 上記選択手段は、上記適性評価手段により合成処理の適性が低いと評価された場合に、記録形式として、上記複数枚の画像から当該撮像装置の外部での合成処理を可能にする記録形式を選択するものであることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 上記適性評価手段は、適性の評価結果を提示する適性提示手段をさらに有してなるものであることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  5. 上記撮像手段は、標準の露光量を含む、露光量の異なる複数枚の画像を撮像するものであり、
    上記選択手段は、上記適性評価手段により合成処理の適性が低いと評価された場合に、上記記録すべき画像として、上記複数枚の画像から標準の露光量で撮像された画像を選択するものであることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  6. 上記撮像手段は、標準の露光量を含む、露光量の異なる複数枚の画像を撮像するものであり、
    上記選択手段は、記録形式として、上記適性評価手段の評価に応じて、上記複数枚の画像から当該撮像装置の外部での合成処理を可能にする記録形式と、上記複数枚の画像から標準の露光量で撮像された画像を記録する記録形式と、を切り替えるものであることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  7. 上記選択手段は、記録すべき画像およびその記録形式の候補を提示する候補提示手段と、
    この候補提示手段により提示された候補を選択する選択入力手段と、
    を有してなり、
    上記選択入力手段により選択された候補を記録形式とするものであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の撮像装置。
  8. 上記撮像手段は、標準の露光量を含む、露光量の異なる複数枚の画像を撮像するものであり、
    上記合成手段は、上記不適画像領域に対して補正を行う補正手段を有してなり、
    上記補正難易度評価手段による難易度評価が第1の閾値以下である場合には、上記合成手段は、上記補正手段による補正を行って合成画像を生成するとともに、上記選択手段は、記録形式として上記合成画像を選択し、
    上記補正難易度評価手段による難易度評価が第2の閾値以上である場合には、上記選択手段は、記録形式として上記複数枚の画像から標準の露光量で撮像された画像を選択し、
    その他の場合には、上記選択手段は、上記複数枚の画像から当該撮像装置の外部での合成処理を可能にする形式を選択するものであることを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  9. 上記補正難易度評価手段は、難易度評価を表示する難易度表示手段を有するものであることを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  10. 上記不適領域抽出手段は、上記複数枚の画像同士の位置ずれ量を検出する動き検出手段を有してなるとともに、検出された位置ずれ量が所定の閾値以上となる領域を不適画像領域として抽出するものであり、
    上記補正難易度評価手段は、上記不適画像領域の面積および形状に基づいて難易度を評価するものであることを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  11. 上記適性評価手段は、
    上記複数枚の画像から合成処理の適性を低下させる不適要因を検出する不適要因検出手段をさらに有してなり、
    上記不適要因検出手段の検出結果にさらに基づいて合成処理の適性を評価するものであることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  12. 上記不適要因検出手段は、
    上記複数枚の画像同士の位置ずれ量を検出する動き検出手段を有してなり、
    検出された位置ずれ量の大きさを不適要因とするものであることを特徴とする請求項11に記載の撮像装置。
  13. 上記不適要因検出手段は、
    上記複数枚画像から黒つぶれおよび白つぶれを検出する露出評価手段を有してなり、
    これら黒つぶれおよび白つぶれの面積を不適要因とするものであることを特徴とする請求項11に記載の撮像装置。
  14. 上記適性評価手段は、
    上記不適性要因検出手段の検出結果を表示する不適要因表示手段をさらに有してなるものであることを特徴とする請求項11に記載の撮像装置。
  15. 上記適性評価手段は、
    上記複数枚画像および上記合成画像に基づいて上記合成画像の画質を評価する画質評価手段をさらに有してなり、
    この画質評価手段の画質評価結果にさらに基づいて合成処理の適性を評価するものであることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  16. 上記画質評価手段は、上記複数枚画像の何れよりも画質が向上する部分と、上記複数枚画像の内の少なくとも一枚よりも画質が低下する部分と、画像が一致せず上記合成処理を行うことができない破綻部分と、に分類して評価するものであることを特徴とする請求項15に記載の撮像装置。
  17. 上記画質評価手段は、
    上記合成画像内で画質の良好な画像領域と、不良な画像領域とを判別する領域評価手段と、
    この領域評価手段により得られた良好な画像領域および不良な画像領域を表示する評価表示手段と、
    この評価表示手段による表示に基づいた総合的な画質判定を受け付ける評価入力手段と、
    を有してなり、
    上記評価入力手段への入力を画質評価結果とするものであることを特徴とする請求項15に記載の撮像装置。
  18. 上記画質評価手段は、
    上記領域評価手段により不良と判別された画像領域を補正する補正手段を有してなり、
    上記補正手段の補正結果を評価して新たな画質評価結果とするものであることを特徴とする請求項17に記載の撮像装置。
  19. 上記領域評価手段は、
    上記複数枚の画像同士の位置ずれ量を検出する動き検出手段を有してなり、
    この動き検出手段により検出された位置ずれ量に基づいて、画質の良好な画像領域と不良な画像領域とを判別するものであることを特徴とする請求項17に記載の撮像装置。
  20. 上記領域評価手段は、
    画像を複数の領域に分割する分割手段と、
    上記複数の領域内での画像のダイナミックレンジに基づいて上記複数の領域各々の画質の良否を判断する部分評価手段と、
    を有してなり、
    上記部分評価手段の判断に基づいて画質の良好な画像領域と不良な画像領域とを判別するものであることを特徴とする請求項17に記載の撮像装置。
  21. 上記合成手段は、合成結果のどの領域に階調を多く割り当てるかを規定するパラメータを保持する階調設定手段を有してなり、
    上記補正手段は、上記階調設定手段のパラメータを変更するパラメータ変更手段を有してなるとともに、上記パラメータ変更手段によりパラメータ変更を行った後に上記合成手段により合成処理を行い、合成結果を補正結果とするものであることを特徴とする請求項18に記載の撮像装置。
  22. 上記パラメータ変更手段は、
    階調を割り当てるべき画像領域の位置を指定する領域指定手段を有してなり、
    この領域指定手段の指定に応じてパラメータを変更するものであることを特徴とする請求項21に記載の撮像装置。
  23. 上記パラメータ変更手段は、
    予め定められた複数のモデルシーンの候補を提示するシーン提示手段と、
    上記シーン提示手段により提示される複数のモデルシーンの候補各々に対する階調割り当てのパラメータを保持するシーンパラメータ保持手段と、
    上記シーン提示手段により提示された上記複数のモデルシーンの候補の選択を受け付けるシーン選択手段と、
    を有してなり、
    上記シーン選択手段により選択されたモデルシーンに対応するパラメータを上記シーンパラメータ保持手段から読み出して上記階調設定手段で用いるパラメータとするものであることを特徴とする請求項21に記載の撮像装置。
  24. 上記シーン提示手段は、提示するモデルシーンの候補として、「1人のポートレート」、「ペアのポートレート」、「風景」、および「逆光」の4種類を含むものであることを特徴とする請求項23に記載の撮像装置。
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