JP4508921B2 - 用紙搬送システム - Google Patents

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Description

本発明は、複数の装置間で用紙を搬送する用紙搬送システに関するものである。
従来から、複数の装置間で用紙を搬送するシステムやその方法が知られている。このような用紙搬送システムにおいては、装置間でデータ通信しながら用紙の搬送を制御するのが一般的である。
なかでも最近の用紙搬送システムでは、複数の装置間をネットワーク型に接続し、隣接装置か否かに拘わらず、各装置から複数の装置に対して直接コマンドをやりとりするものが提案されている(特許文献1参照)。この種のネットワーク型用紙搬送システムでは、通信ディレイを考慮する必要がない点で、従来型の1対1接続システムに比べて優れている。
具体的には、ネットワーク型用紙搬送システムでは、それぞれが送信モードと受信モードのいずれか一方に設定される複数の通信チャンネルを用いて通信を行なう装置を複数含み、その複数の装置間で用紙搬送を行う。
特開平9−222961号公報
しかしながら、ネットワーク型用紙搬送システムでは、各装置から特定装置への送信が集中することによる受信のオーバーフロー対策が十分ではなく、また、送信データの種別によっては、コマンドレスポンスの速さが不足する場合もある。
本発明は、上記従来技術の課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、それぞれが送信モードと受信モードのいずれか一方に設定される複数の通信チャンネルを用いて通信を行なう装置を複数含み、該装置間で用紙搬送を行う用紙搬送システムにおいて、データの送受信を効率的かつ効果的に行なうことを目的とする。
それぞれが送信モードと受信モードのいずれか一方に設定される複数の通信チャンネルを用いて通信を行なう装置を複数含み、該装置間で用紙搬送を行う用紙搬送システムにおいて、
前記装置は、それぞれ、
未送信データが前記装置内に複数存在しているか否かを判定する判定手段と、
前記未送信データが前記装置内に複数存在している場合には、受信モードに設定されている通信チャンネルを送信モードに変更して、送信する通信チャンネルを増やす制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、それぞれが送信モードと受信モードのいずれか一方に設定される複数の通信チャンネルを用いて通信を行なう装置を複数含み、該装置間で用紙搬送を行う用紙搬送システムにおいて、データの送受信を効率的かつ効果的に行なうことができる。
以下に、図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態に係る用紙搬送システムについて説明する。画像読取装置を装置本体に備えた画像形成装置である複写機とを図に基づいて説明する。本用紙搬送システムでは、POD系システム製品で採用するネットワーク系通信チップを使用した通信制御方法を採用している。
図1はリーダ部150と原稿処理装置(ADF)2とを含む画像読取装置の構成を示す図である。一方、図2は、図1に示す画像読取装置を一部に備えた画像形成装置としての複写機を示す図である。
〔リーダ部〕
リーダ部150は、原稿面に対して光を照射するランプ152、ランプ152にて照射された光に対応する原稿Pからの反射光を、レンズ157、およびCCD158に導くミラー153、155、156を有している。ランプ152とミラー153は、第1光学台159に取り付けられ、ミラー155、156は、第2光学台151に取り付けられている。
原稿からの反射光は、ミラー153、155、156を介してレンズ157に導かれ、レンズ157によってCCD158上に集光される。CCD158は、原稿情報を反映した上記反射光を光電変換し、電子的な画像信号として出力する。
このような構成下で、第1光学台159を原稿読取位置160に停止させた状態で、ADF2により原稿を搬送させながら原稿情報を読み取る流し読みモードと、原稿を原稿台ガラス3上に固定的に載置して、光学台159、151を副走査方向に移動させながら原稿情報を読み取る原稿台ガラス読み取りモードの2つのモードで原稿情報を読み取ることができる。
〔原稿処理装置〕
原稿処理装置2は、リーダ部150の上方にヒンジ機構を介してプラテンガラス161、原稿台ガラス3に対して開閉可能に設けられている。以下、原稿処理装置2の詳細を説明する。
図1において、原稿トレイ4は、シート状の原稿Pを積載するためのものである。原稿トレイ4には一対の幅方向規制板が原稿の幅方向にスライド自在に配置されている。幅方向規制板によって原稿トレイ4に積載される原稿Pの幅方向を規制することで給送時の搬送安定性を確保できる。
原稿トレイ4の上方には、給紙ローラ5が設けられている。給紙ローラ5は分離搬送ローラ8の回転駆動に連れて回転し、シート原稿を給紙する。給紙ローラ5は通常、ホームポジションである上方(図中実線位置)に待避している位置をとり、原稿セット作業を阻害しないようにしている。給紙動作が開始されると図中点線位置に下降して原稿Pの上面に当接する。給紙ローラ5は図示しないアームにて軸支されるので、アームを揺動して給紙ローラ5を上下に動かせる。
分離パッド6は分離搬送ローラ8の対向側に配置され、分離搬送ローラ8側に圧を加えている。分離パッド6は分離搬送ローラ8より摩擦が若干小さいゴム材料などで形成され、給紙ローラ5にて給紙される原稿Pを一枚毎にさばき、分離搬送ローラ8で給紙する。
レジストローラ12、レジスト従動ローラ11は分離部にて給紙された原稿の先端をそろえるレジスト手段であり、静止したレジストローラ対11、12のニップ部に向けて分離した原稿先端を突き当て、原稿にループを生じさせて先端をそろえている。
次にリードローラ22、リード従動ローラ14によりプラテンガラス161に向けて搬送する。先端がリードローラ22に到達してプラテンガラス161に向けて搬送されると、プラテンローラ24及びリード排出ローラ23にて搬送しながら、読み取りユニット160で画像読みが行われる。プラテンガラス161に搬送され、画像読取が終了した原稿は、ジャンプ台162によりすくい上げられ、リード排出ローラ23、リード排出従動ローラ16により搬送される。画像読み取りが終了すると、排紙ローラ18により原稿を排紙トレイ10に排出する。
両面モード時には、排紙ローラ18にて排出せずスイッチバックして、上方の紙パスに案内してレジストローラ11、12に向けて搬送する。レジストローラ11、12に到達すると上記と同様に原稿の裏面の読み取りが行われる。
原稿トレイ4にはシート原稿Pがセットされたことを検出する透過型の光センサである原稿セット検知センサ40が設けられている。また、サイドガイドの位置を検出する事により原稿トレイ4上にセットされた原稿束Pの幅方向の長さを検知する紙幅検知センサ44が原稿トレイ4の下部に設けられている。
分離ローラ8とレジストローラ12の間には原稿を検知する透過型の光センサであるレジストセンサ7が設けられ、分離給送された原稿の先端を検知し、レジストローラ12への突き当て量(ループ量)を制御するタイミングなどを検知している。
リードローラ22の直後に原稿を検知する反射型光センサであるリードセンサ13が設けれ、読み取り部160での画像読み取り開始タイミングの基準信号としている。排紙ローラ18の直前には原稿を検知する透過型光センサである排紙センサ17が設けられ、原稿の排紙タイミングなどを検知している。
図3は、リーダ部の制御系の概略構成を示すブロック図である。原稿面に光を照射するランプ152、光学台159、151を副走査方向に移動し原稿を走査するモータ314、原稿面からの反射光を光電変換するCCD158、CCD158の出力信号をA/D変換するA/D変換回路301、モータ314に接続されたエンコーダ302、原稿に光を照射するためのランプ152、光学台159をホームポジションに位置決めするためのポジションセンサ315、ADF原稿読取モードにおける正規の原稿読取位置を設定するためのバックアップRAM303、およびスキャナコントローラ304を有している。スキャナコントローラ304内にはCPU54とROM304aをもっており、光学台159の位置決め動作を行なう処理はここでROM304a内の情報に従って、CPU54が実行する。
また、光学台159、151は、図示しないワイヤ154によって、モータ314と結合され、モータ314の回転駆動により原稿台ガラス3と平行に移動制御される。ポジションセンサ315は、第1光学台159のホームポジション位置を検知するためのセンサであり、ポジションセンサ315の位置を基準としてモータ314を正転、逆転することにより、光学台159、151を移動し、原稿台ガラス3上の原稿を光学的に走査する。
また、モータ314は、ステッピングモータにより構成されている。このモータ314には、エンコーダ302が接続されており、このエンコーダ302の出力により、光学台159、151が何パルス分移動したかを認識できるようになっている。すなわち、ポジションセンサ315とエンコーダ302からのエンコーダーパルスにより、光学台159、151の位置を把握することが可能である。
図4は、原稿処理装置の制御系の回路構成を示すブロック図である。制御回路はマイクロプロセッサ(CPU)54を中心に構成されており、CPU54の入出力ポートには、各種負荷のドライブ回路およびセンサ信号が接続される。
また、制御回路は不図示の電池によりバックアップされるRAMと、制御シーケンスソフトの格納されたROMを備えている。また、55は、複写機本体とのデータ通信を制御するための通信用ICである。
分離モータ50とリードモータ51は各ステッピングモータドライバによって駆動される。各ドライバには、CPU54から相励磁信号と、モータ電流制御信号が入力されている。離間ソレノイド57はドライバによって駆動され、CPU54の入出力ポートに接続された信号によって、その動作を制御されるものである。
レジセンサ7、セットセンサ40、リードセンサ13、排紙センサ17、トレイ幅センサ44等の各種センサは、CPU54の入力ポートに接続されて、装置内における、原稿の挙動をおよび、可動負荷の挙動をモニターするために用いられる。
図5を用いて、各ローラなどを駆動するための駆動系の説明をする。分離モータ50はステッピングモータであり、正逆転により原稿の分離・搬送を行う。分離モータ50が給紙方向に回転したときには、給紙ローラ5がホームポジションである上方(図中破線位置)から降下し、原稿トレイ4上のシート原稿の最上紙に圧接させると共に、給紙ローラ5と分離ローラ8を駆動する。
分離モータ50が給紙方向とは逆転方向である搬送方向に回転したときには、給紙ローラ5をホーム位置である上方(図中破線位置)に持上げ保持すると共に、レジローラ12を駆動する。リードモータ51はリードローラ22、プラテンローラ24、リード排出ローラ23、排紙ローラ18を駆動するステッピングモータである。搬送される原稿の画像を読み取る速度で各ローラを駆動する。離間ソレノイド57は両面原稿スイッチバック時に、排紙ローラ18の従動コロを圧着・離間させる。
図6は、図1に示したリーダ部150に配設される操作パネルの一例を示す平面図である。図において、611は表示部であり、動作状況・メッセージを表示する。また、表示部62の表面はタッチパネルになっていて、表面を触れることによって選択キーとして機能し、倍率設定等はここで行う。612はテンキーであり、数字を入力するキーであり、ここで1枚の原稿に対してのコピーする枚数を設定する。613はスタートキーであり、このキーを押下することにより原稿読み込み動作を開始する。
また、614は、ファンクションキーであり、コピー動作、BOX動作、拡張機能の切りかえがワンタッチで行うことが可能になっている。BOX動作とは、本体内に用意されたハードディスク(不図示)にスキャンした画像を蓄積する処理である。
〔プリンタ部〕
図2はプリンタ部300の構成を示す図である。100は上段カセットで、カセット内のシートは分離爪と給送ローラ101の作用によって1枚ずつ分離給送されてレジストローラ106に導かれる。102は下段カセットで、カセット内のシートは分離爪と給送ローラ103の作用によって1枚ずつ分離給送されてレジストローラ106に導かれる。尚、上段カセット100や、下段カセット102に代わって、給紙ユニット(=デッキ)を装着する場合もある。尚、本構成は、エンジンのみの構成の場合であり、連結してデッキを接続することも可能となっている。
104は、手差しガイドで、1枚ずつシート材がローラ105を介してレジストローラ106に導かれる。108はシート積載装置(デッキタイプ)で、モータ等により昇降する中板108aを備え、中板上のシートは、給送ローラ109と分離爪の作用により1枚ずつ分離給送されて搬送ローラ110に導かれる。
112は感光ドラム、114は現像器、115は転写帯電器、116は分離帯電器であり、画像形成部を構成する。117は画像形成されたシート材を搬送する搬送ベルト、118は定着装置、119は搬送ローラ、120はダイバータである。画像形成されたシート材はダイバータ120によって排出ローラ121に導かれ、ソータ122内に搬送される。ソータ122は、ノンソートトレイ122a、ソートビントレイ122b、ノンソートトレイ排出ローラ122c、ソートビントレイ排出ローラ122dを有し、ノンソートトレイとソートビントレイが昇降してシートを一段づつ区分けする。尚、ソータに代わって、排出トレイを装着する場合もある。尚、本構成は、エンジンとソータのみの構成の場合であり、連結してインサータ−、スタッカ−、フィニッシャーを接続することも可能となっている。
両面複写、多重複写の場合には、定着後のシートはダイバータ120により分岐されて搬送ローラ201により搬送され、両面複写の場合ベルト202、204、パス206、排出ローラ205を経て中間トレイ200に排出される。多重複写の場合には、シートはダイバータ203により中間トレイ200に排出される。209、210はシートを給送する半月ローラ、211は分離ローラ対、213、214、215はシートをレジストローラ106へ搬送する搬送ローラである。
〔装置間の通信方法〕
次に、図8〜図10を用いて、用紙搬送システムにおける通信方法について説明する。図8は、用紙搬送システムが複数の装置を含むことを示す構成図であり、システム構成内の各装置間でやりとりされるコマンドを、それぞれ矢印801と、矢印802で示している。なお、それぞれの装置は、データを送信または受信すべき相手先装置数またはそのデータ種別に応じて、複数の通信チャンネルを制御する制御手段を有している。本実施形態では、ネットワークを構築するプロトコルとして、ARCNET(Attached Resource Computer NETwork)を利用する。ARCNET内のドライバー部(制御IC)が制御手段として機能する。このドライバー部は、複数チャネルを有しており、各々のチャネルを、ソフト設定で、送信用・受信用に割り当てることが可能である。
また、図8において、Aはプリンターエンジン、Bはソータ122、CとDはスタッカ、EとFはインサーター、GとHとIは給紙デッキを示している。また、図8は、図2におけるカセット100、102を外して、給紙デッキG、H、Iを接続したものであり、カセット給紙口100、102を利用して、給紙デッキG、H、Iからの給紙を可能としている。
矢印801は、隣接装置間でやりとりされるコマンドであり、用紙に同期したものとなっていることから、速いコマンドレスポンスが要求される。また、矢印802は、エンジン(=装置A)とACC(=装置B〜I)間との間でやりとりされるコマンドであり、用紙とはあまり同期しないものであることから、コマンドレスポンスの速さは、あまり重視されない。また、実際の用紙搬送は、上方矢印の方向に行われる。
図9は、給紙元としての装置Hから3枚給紙を行い、排紙先として装置Dに排紙するまでのコマンドのやりとりをあらわした図である。まず、S401のジョブ開始コマンドはエンジンから各ACCに対して送信される。これは、図8の矢印802に相当する。S401が実行された後、S402にてエンジンは、各ACCからジョブ開始コマンド応答を受信する。これも、図8の矢印802に相当する。これらのS401とS402は各ACCに対してこれからジョブを実行するということを知らせるという意味合いを持っている。つまり、各ACC側はジョブを受け付けられるというのを保証した上で用紙を搬送することをここで定義づけしている。
次に、装置Aは給紙相手先である装置Hに対して、3枚分の給紙コマンド(S403、S404、S405)を送信する。給紙コマンドは、図8の矢印802に相当する。
装置Hは給紙コマンドを受信することで、装置H内にセットされている用紙トレイ(不図示)から用紙搬送を行い、所定紙間をあけて3枚の用紙搬送を行う。装置Hから装置Gへの用紙排紙(=受け渡し)を行う時に、装置Hから装置Gへ排紙コマンドS406を送信する。排紙コマンドS406は、用紙と同期したものであり、図8の矢印801に相当する。装置Gは装置Hからの排紙コマンドS406を受けることで、用紙の受け取りを行い、続けて下流方向(=排紙方向)への用紙搬送を行う。ここでは図示していないが、用紙受け渡しは、排紙コマンドだけではなく隣接装置間でのハンドシェイクを行うため、排紙コマンドと排紙コマンド応答といったやり取りは行っている(ここでは排紙コマンド応答は省略してあり、以下全てに該当する)。
次に、装置Gから装置Aに排紙コマンドS407を送信する。排紙コマンドS407は、用紙と同期したものであり、図8の矢印801に相当する。エンジンは装置Gからの排紙コマンドS407を受けることで、用紙の受け取りを行い、続けて下流方向(=排紙方向)への用紙搬送を行う。また、装置Gは所定給紙紙間の後、装置Hから排紙コマンドS412を受信する。装置Gは装置Hからの排紙コマンドS412を受けることで、先ほどのS406と同様に、用紙の受け取りを行い、続けて下流方向(=排紙方向)への用紙搬送を行う。同様に装置Gは、所定給紙紙間の後、装置Hからの排紙コマンドS418を受けることで、先ほどのS406、S412と同様に、用紙の受け取りを行い、続けて下流方向(=排紙方向)への用紙搬送を行う。また、S412、S418はS406と同様に図8の矢印801に相当する。
次に、装置Aから装置Fに排紙コマンドS408を送信する。排紙コマンドS408は、用紙と同期したものであり、図8の矢印801に相当する。装置Fは装置Aからの排紙コマンドS408を受けることで、用紙の受け取りを行い、続けて下流方向(=排紙方向)への用紙搬送を行う。また、装置Aは所定給紙紙間の後、装置Gから排紙コマンドS413を受信する。装置Aは装置Gからの排紙コマンドS413を受けることで、先ほどのS407と同様に、用紙の受け取りを行い、続けて下流方向(=排紙方向)への用紙搬送を行う。同様に装置Aは、所定給紙紙間の後、装置Gからの排紙コマンドS419を受けることで、先ほどのS407、S413と同様に、用紙の受け取りを行い、続けて下流方向(=排紙方向)への用紙搬送を行う。また、S413、S419はS407と同様に図8の矢印801に相当する。
次に、装置Fから装置Eに排紙コマンドS409を送信する。排紙コマンドS409は、用紙と同期したものであり、図8の矢印801に相当する。装置Eはエンジンからの排紙コマンドS409を受けることで、用紙の受け取りを行い、続けて下流方向(=排紙方向)への用紙搬送を行う。また、装置Fは所定給紙紙間の後、装置A排紙コマンドS414を受信する。装置Fはエンジンからの排紙コマンドS414を受けることで、先ほどのS408と同様に、用紙の受け取りを行い、続けて下流方向(=排紙方向)への用紙搬送を行う。同様に装置Fは、所定給紙紙間の後、装置Aからの排紙コマンドS420を受けることで、先ほどのS408、S414と同様に、用紙の受け取りを行い、続けて下流方向(=排紙方向)への用紙搬送を行う。また、S414、S420はS408と同様に図8の矢印801に相当する。
次に、装置Eから装置Dに排紙コマンドS410を送信する。排紙コマンドS410は、用紙と同期したものであり、図8の矢印801に相当する。装置Dは装置Eからの排紙コマンドS410を受けることで、用紙の受け取りを行い、続けて下流方向(=排紙方向)への用紙搬送を行う。今回のケースでは、排紙先として装置Dを指定していることから、装置Dは自身のスタッカ部(不図示)への収納を行う。また、装置Eは所定給紙紙間の後、装置Fから排紙コマンドS415を受信する。装置Eは装置Fからの排紙コマンドS415を受けることで、先ほどのS409と同様に、用紙の受け取りを行い、続けて下流方向(=排紙方向)への用紙搬送を行う。同様に装置Eは、所定給紙紙間の後、装置Fからの排紙コマンドS421を受けることで、先ほどのS409、S415と同様に、用紙の受け取りを行い、続けて下流方向(=排紙方向)への用紙搬送を行う。また、S415、S421はS409と同様に図8の矢印801に相当する。
次に、装置Dから装置Aに対して排紙終了コマンドS411を送信する。排紙終了コマンドS411は、用紙と同期したものであるが装置間での用紙搬送やりとりのコマンドではないため、図8の矢印802に相当する。装置Aは装置Dからの排紙終了コマンドS411を受けることで、用紙の排紙が正常終了したことを判断する。また、装置Dは所定給紙紙間の後、装置Eから排紙コマンドS416を受信する。装置Dは装置Eからの排紙コマンドS416を受けることで、先ほどのS410と同様に、用紙の受け取りを行い、排紙先として装置Dを指定していることから、装置Dは自身のスタッカ部(不図示)への収納を行う。同様に装置Dは、所定給紙紙間の後、装置Eからの排紙コマンドS422を受けることで、先ほどのS410、S416と同様に、用紙の受け取りを行い、排紙先として装置Dを指定していることから、装置Dは自身のスタッカ部(不図示)への収納を行う。また、S416、S422はS410と同様に図8の矢印801に相当する。
そして、S416、S422で受け取った用紙の自身のスタッカ部への収納が終了したら、S411と同様に、装置Dから装置Aに対して排紙終了コマンドS417、S423を送信する。装置Aは装置Dからの排紙終了コマンドS417、S423を受けることで、用紙の排紙が正常終了したことを判断する。
そして、装置Aは全ての給紙用紙に対して全ての用紙が排紙された(=排紙終了コマンドが全て返ってきた)と判断ができたら、S431のジョブ終了コマンドを装置Aから各ACCに対して送信する。これは、図8の矢印802に相当する。S431が実行された後、S432にて装置Aは、各ACCからジョブ終了コマンド応答を受信する。これも、図8の矢印802に相当する。これらのS431とS432は各ACCに対してこれでジョブは終了したということを知らせるという意味合いを持っている。
次に図10では、3枚プリントを行った場合において、ジャムが発生した時の例であり、用紙の給紙先としては装置Hから3枚給紙を行い、排紙先として装置Dに排紙する設定におけるコマンドのやりとりをあらわした図である。ジャム発生までは図9と同様なため、簡略的に説明する。まず、S501のジョブ開始コマンドは装置Aから各ACCに対して送信される。S501が実行された後、S502にて装置Aは、各ACCからジョブ開始コマンド応答を受信する。
次に、装置Aは給紙相手先である装置Hに対して、3枚分の給紙コマンド(S503、S504、S505)を送信する。装置Hは給紙コマンドを受信することで、装置H内にセットされている用紙トレイ(不図示)から用紙搬送を行い、所定紙間をあけて3枚の用紙搬送を行う。装置Hから装置Gへの用紙受け渡しを行う時に、装置Hから装置Gへ排紙コマンドS506を送信する。装置Gは装置Hからの排紙コマンドS506を受けることで、用紙の受け取りを行い、続けて下流方向(=排紙方向)への用紙搬送を行う。
次に、装置Gから装置Aに排紙コマンドS507を送信する。装置Aは装置Gからの排紙コマンドS507を受けることで、用紙の受け取りを行い、続けて下流方向(=排紙方向)への用紙搬送を行う。また、装置Gは所定給紙紙間の後、装置Hから排紙コマンドS512を受信する。装置Gは装置Hからの排紙コマンドS512を受けることで、先ほどのS506と同様に、用紙の受け取りを行い、続けて下流方向(=排紙方向)への用紙搬送を行う。同様に装置Gは、所定給紙紙間の後、装置Hからの排紙コマンドS518を受けることで、先ほどのS506、S512と同様に、用紙の受け取りを行い、続けて下流方向(=排紙方向)への用紙搬送を行う。
次に、装置Aから装置Fに排紙コマンドS508を送信する。装置Fは装置Aからの排紙コマンドS508を受けることで、用紙の受け取りを行い、続けて下流方向(=排紙方向)への用紙搬送を行う。また、装置Aは所定給紙紙間の後、装置Gから排紙コマンドS513を受信する。装置Aは装置Gからの排紙コマンドS513を受けることで、先ほどのS507と同様に、用紙の受け取りを行い、続けて下流方向(=排紙方向)への用紙搬送を行う。
次に、装置Fから装置Eに排紙コマンドS509を送信する。装置Eは装置Aからの排紙コマンドS509を受けることで、用紙の受け取りを行い、続けて下流方向(=排紙方向)への用紙搬送を行う。また、装置Fは所定給紙紙間の後、装置Aから排紙コマンドS514を受信する。装置Fは装置Aからの排紙コマンドS514を受けることで、先ほどのS508と同様に、用紙の受け取りを行い、続けて下流方向(=排紙方向)への用紙搬送を行う。
次に、装置Eから装置Dに排紙コマンドS510を送信する。装置Dは装置Eからの排紙コマンドS510を受けることで、用紙の受け取りを行い、続けて下流方向(=排紙方向)への用紙搬送を行う。今回のケースでは、排紙先として装置Dを指定していることから、装置Dは自身のスタッカ部(不図示)への収納を行う。
そして、装置Dは、排紙コマンドS510に対応した用紙搬送を行っている時にジャムが発生した場合を示している。このジャム発生は、上流方向の装置にジャム通知コマンドとしてバケツリレーで送信を行う。ジャム通知コマンドは、緊急度が高く装置間で送信していくためのコマンドであるため、図8の矢印801に相当する。下流装置でジャムが発生した時にはそのまま用紙搬送を続けると、ジャムが発生した装置に用紙が突っ込み、更にジャムの被害が拡大する可能性がある。このような被害の拡大を防止するために、ジャム通知コマンドを送信する。各装置は、ジャム通知コマンドを受信した場合には、切りの良いところで用紙搬送を停止させることで、ジャムの拡大を防止する。それぞれの装置において、用紙搬送が停止したら、排紙終了コマンド(S511、S515、S519)を装置Aに対して送信する。装置Aは各装置からの排紙終了コマンドS511、S515、S519を受けることで、搬送中の用紙が全て停止したことを判断する。このケースの場合は、排紙終了コマンドS511、S515、S519は、一斉に装置Aに集中的に送信されることが想定される。
そして、装置Aは全ての給紙用紙に対して全ての用紙が排紙された(=排紙終了コマンドが全て返ってきた)と判断ができたら、S531のジョブ終了コマンドを装置Aから各ACCに対して送信する。これは、図8の矢印802に相当する。S531が実行された後、S532にて装置Aは、各ACCからジョブ終了コマンド応答を受信する。これも、図8の矢印802に相当する。これらのS531とS532は各ACCに対してこれでジョブは終了したということを知らせるという意味合いを持っている。また、ジャム要因で排紙終了コマンドが来た場合には、リカバリーのために、各ACCからのACC状態ステータスの通知を持ってジャム要因がクリアされたかどうかを判断し、リカバリー等の処理を行う。
次に、図7のフローチャートを用いて、送受信チャンネル割当制御処理について説明する。尚、送受信割当の状況を図11、図12、図13を用いて補足説明を行う。
まず、S101において、送受信チャンネルの全8チャンネルに対して、チャンネル割当のデフォルトとして、送信1チャンネル、受信7チャンネルとして割当を行う。このデフォルト設定は、1対N通信においては、送信は1チャンネルでFIFO送信し、複数装置からの受信は常に受け付け可能にしておくという所からきている。
次にS102において、プリントが開始されたかどうかを判断する。プリントが開始されたかどうかの判断は、前述した図9や図10でのジョブ開始コマンドの送受信状態にて行う。
次にS103では、S102で開始されたプリントが終了したかどうかを判断する。プリントが終了されたかどうかの判断は、前述した図9や図10でのジョブ終了コマンドの送受信状態にて行う。S103の判定でプリントジョブが終了していない場合には、続いて、S104で自装置から他の装置への送信データがあるかどうかを判断する。S104の判断で、自装置から他の装置への送信データがあると判断された場合には、S105へと進む。また逆に、S104の判断で、自装置から他の装置への送信データがないと判断された場合には、S131へと進む。次にS105では、S104での自装置から他の装置への送信データが、他の全装置に対するものであるかどうかを判断する。S105の判断で、送信データが他の全装置に対するものであると判断された場合には、S106へと進む。また逆に、S105の判断で、送信データが他の全装置に対するものでないと判断された場合には、S110へと進む。S106は、図12を併用して説明する。図12は、装置Aの内部状況を示したものである。図12で示す状況は、前述した図9や図10でのジョブ開始コマンド送信時、ジョブ終了コマンド送信時である。そして701〜708の送信データは、1つの相手先に対して1つの送信データとして存在している。この場合710のように送受信チャンネル割当設定はCH1が送信用、CH2〜8までが受信用となっている。S106の処理では、この送受信チャンネル割当設定を、711のように、CH1〜CH8までを全て送信チャンネルに変更し、701〜708の送信データをそれぞれに振り分けて送信を行う。S106の後は、S120にて、S101のデフォルト設定(送信1チャンネル、受信7チャンネル)に送受信チャンネルの割当を戻す。S120の後、S121にて、全装置からの応答待ちがあるかどうかを判断する。
S121での処理について、図13を用いて説明する。図13は、装置Aの内部状況を示したものである。図13に示す状況は、前述した図9や図10でのジョブ開始コマンド送信後のジョブ開始コマンド応答待ちの時や、ジョブ終了コマンド送信後のジョブ終了コマンド応答待ちの時である。つまり、プロトコルでのコマンドやりとりで、全装置からの応答があると分かっている場合である。S121では図13のような状況が予測できるかどうかで、全装置からの応答待ちがあるかどうかを判断する。つまり、801〜808の送信データが、1つの相手先(=装置A)に対して1つの送信データとして存在している状況を想定している。S121の判断で、全装置からの応答待ちがあると判断された場合には、S122に進み、逆に、全装置からの応答待ちがないと判断された場合には、S103へと戻る。S122では、現在の受信チャンネル数がS121での全装置からの応答による受信数と比較して、足りているかどうかを判断する。図13の例では、810のように、受信チャンネルとしての割当数は7chあり、また、全装置からの応答による受信数は8つを想定している。この場合は、S122の判断として、現在の受信チャンネル数は足りていないと判断され、S123へと進む。また、逆にS122の判断において、現在の受信チャンネル数が足りていると判断された場合には、S103へと戻る。
S123の処理としては、現在810のように送受信チャンネル割当設定はCH1が送信用、CH2〜8までが受信用となっているのを、この送受信チャンネル割当設定を、811のように、CH1〜CH8までを全て受信チャンネルに変更し、801〜808の受信データをそれぞれのチャンネルで振り分けて受信を行う。S123の後は、S124にて、S101のデフォルト設定(送信1チャンネル、受信7チャンネル)に送受信チャンネルの割当を戻し、S103へと戻る。
次に、S110〜S113までの処理について、図11を併用して説明する。図11は、装置Eの内部状況を例示した図である。601〜603は、装置Aへの送信データ(給紙コマンド、排紙終了コマンド、ステータスコマンド)であり、604〜605は、隣接装置間の送信データ(排紙コマンド、異常検知コマンドなど)である。
まずS110では、送信データがQUE(=待ち行列)に溜まっているかどうかを判断する。図11の606のように送受信チャンネル割当設定が、CH1のみが送信用、CH2〜8までが受信用となっている場合には、601のみが送信され、602〜605の送信データは送信処理を行われずにそのまま待たされている。S110の判断で、送信データがQUEに溜まってしまっていると判断された場合にはS111へと進み、逆に、送信データがQUEに溜まっていないと判断された場合にはS103へと戻る。S111では、送信QUEにあるデータにおいて、隣接装置間コマンドがあるかどうかを判断する。
隣接装置間コマンドは、図8の矢印801に相当し、図11においては、送信データ604、605に相当する。隣接装置間コマンドは、用紙に同期したものとなっていることから、速いコマンドレスポンスが要求される。従ってQUEに隣接装置間コマンドが複数存在するのは好ましくない。そのため、S111の判断にて、送信QUEにあるデータにおいて、隣接装置間コマンドがあると判断された場合には、S112に進み、送受信チャンネル数の割当数を変更する(=送信チャンネルの増加分、受信チャンネルを減らす)。この時の状況としては、QUEにある隣接コマンドの相手先の数分だけ送信チャンネル数を、606から607のように増やして、QUEにあった604と605の送信データをCH2とCH3に振り分けて優先的に送信する。優先的に送信とは、例えば、一回の送信処理がハード的に一チャンネルのみしか行えない構成の場合、CH1での送信よりも、CH2、CH3の送信を先に行うということである。
S111の判断にて送信QUEにあるデータにおいて、隣接装置間コマンドがないと判断された場合には、S103へと戻る。S112での送信処理が終了した後には、S113へと進み、S101のデフォルト設定(送信1チャンネル、受信7チャンネル)に送受信チャンネルの割当を戻し、S103へと戻る。
S131では、受信データで異常通知コマンドがあったかどうかを判断する。これは、図10におけるジャム通知コマンドが該当する。また、ジャム以外の異常通知コマンドとしては、アラーム通知コマンドや、エラー通知コマンドが相当する(不図示)。S131の判断にて、受信データで異常通知コマンドがあったと判断された場合には、S132に進む。S132では、現在の受信割当のチャンネル数が、これから受信予定の数に対して足りているかどうかを判断する。図10の例を用いると、3つの給紙コマンドを発行した場合には、3つの排紙終了コマンドを待つことになる。この排紙終了コマンド数分(=受信予定数)に対して、受信チャンネル数が足りているかどうかで判断する。図13の例では、810のように、受信チャンネルとしての割当数は7chあり、受信予定数3つに対して足りていると判断する。S132の判断として、現在の受信チャンネル数は足りていないと判断された場合には、S133へと進み、逆にS132の判断において、現在の受信チャンネル数が足りていると判断された場合には、S103へと戻る。S133では、図13の811のように全チャンネルを受信割当に変更し、各ACCからの受信を行う。この各ACCからの受信の内容としては、図10で説明した通り、搬送中の用紙が全て停止したことを判断するために、給紙コマンドを送信したものに対して、排紙終了コマンドが全て返ってくるのを想定している。S133での受信が終了したら、S134にてS101のデフォルト設定(送信1チャンネル、受信7チャンネル)に送受信チャンネルの割当を戻し、S103へと戻る。
以上に示したように本実施形態によれば、複数の通信チャンネルを有する通信手段を内包した装置が、複数連結され、装置間で用紙搬送を行うことを特徴とするシステムにおいて、複数の通信チャンネル各々は、送信モードと受信モードとを切り替えることが可能となっている。
また、チャンネル割当において、送信割当を複数設定した場合には、送信先に優先度を持たせて通信が行える構成となっている。そして、送信データが装置内で溜まった時、現在の送信データの相手先よりも、優先度が高い送信先へのデータが存在している場合には、送信チャンネル割当てを増やし、優先度を高くする。このことにより、送信データ種別に応じたコマンドレスポンスの実現可能となる。
また、全装置からのコマンド受信が想定される場合には、装置内の受信割当を増やしてあげることで、各装置から特定装置への送信が集中することによる受信のオーバーフローを防止することが可能となる。
つまり、ネットワーク接続形態を持ち各装置が1対N通信を行うシステム装置において、各装置から特定装置への送信が集中することが予測される場合、前もって受信チャンネル割当数を増やすことで、受信のオーバーフローを防止することが可能となる。また、送信データが複数相手先を指定する場合には、送信チャンネル割当数を増やすことで、送信パフォーマンスアップが可能となる。
また、送信データが複数送信待ちになっているケースにおいては、送信待ちになっている送信データの相手先に現在の送信先よりも優先度が高いものがあった場合には、送信チャンネル数を増やし、或いはその送信チャンネルの優先度を上げて送信することで、送信データ種別に応じたコマンドレスポンスを実現することが可能となる。
(第2実施形態)
図11の送信データが待たされるケースとして、図14の場合についての別実施の形態を説明する。図11の例に対して、図14は、送信QUEにあるデータにおいて、隣接装置間コマンドが1つの例である。この例においては、現在の906の送信データ順番になっている所を、907のように送信データ順番に、変更したことを示している。つまり現在送っている901の送信データを停止させて、904の送信データを割り込ませて送信させる例である。この時の動作としても、優先度が高い隣接装置間コマンドを、優先的に送信動作を行うことが可能となる。
(他の実施形態)
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを、システム或いは装置に直接或いは遠隔から供給し、そのシステム或いは装置が、供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明の技術的範囲に含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM、DVD−R)などがある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明のクレームに含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
画像読取装置と本実施形態に係る原稿処理装置の構成を説明する図 本実施形態に係る画像形成装置の構成を説明する図 本実施形態に係る読み取り装置の制御ブロック図 本実施形態に係る原稿処理装置の制御ブロック図 本実施形態に係る原稿処理装置の駆動系を説明する図 本実施形態に係る操作部を示す図 本実施形態に係るメインシーケンスのフローチャート 本実施形態に係るシステム構成図 本実施形態に係る正常時のシステム間でのコマンドやり取りを示す図 本実施形態に係る異常時のシステム間でのコマンドやり取りを示す図 本実施形態に係る装置内部の送信データと送受信ポート割当を示す図 本実施形態に係る装置内部の送信データと送受信ポート割当を示す図 本実施形態に係る装置内部の送信データと送受信ポート割当を示す図 本実施形態に係る装置内部の送信データの入れ替えを示す図

Claims (8)

  1. それぞれが送信モードと受信モードのいずれか一方に設定される複数の通信チャンネルを用いて通信を行なう装置を複数含み、該装置間で用紙搬送を行う用紙搬送システムにおいて、
    前記装置は、それぞれ、
    未送信データが前記装置内に複数存在しているか否かを判定する判定手段と、
    前記未送信データが前記装置内に複数存在している場合には、受信モードに設定されている通信チャンネルを送信モードに変更して、送信する通信チャンネルを増やす制御手段と、を有することを特徴とする用紙搬送システム。
  2. 前記装置は、それぞれ、
    前記送信モードにおいて、隣接装置に対して用紙の受け渡しを通知するための用紙受け渡しデータを送信可能であって、
    前記制御手段は、前記装置内において、前記用紙受け渡しデータが複数存在している場合に、受信モードに設定されている通信チャンネルを送信モードに変更することを特徴とする請求項1に記載の用紙搬送システム。
  3. 前記制御手段は、用紙受け渡しデータの送信相手先の数分だけ受信モードに設定されている通信チャンネルを、送信モードへと変更することを特徴とする請求項に記載の用紙搬送システム。
  4. 各々の通信チャンネルは、それぞれ優先度を持たせて通信が行える構成となっており、前記制御手段は、送信モードに変更した通信チャンネルの優先度を上げることを特徴とする請求項に記載の用紙搬送システム。
  5. 前記装置は、それぞれ、
    前記送信モードにおいて、隣接装置に対して用紙の受け渡しを通知するための用紙受け渡しデータを送信可能であって、
    未送信データが前記装置内に複数存在しているか否かを判定する判定手段を更に有し、
    前記制御手段は、未送信データが前記装置内で複数存在している場合であって、未送信データに前記用紙受け渡しデータが含まれている場合には、該用紙受け渡しデータの送信優先度を上げて送信することを特徴とする請求項に記載の用紙搬送システム。
  6. 前記制御手段は、送信中のデータが前記用紙受け渡しデータではなく、未送信データに前記用紙受け渡しデータが含まれている場合には、送信を停止して、前記用紙受け渡しデータの送信を先に行うことを特徴とする請求項に記載の用紙搬送システム。
  7. 前記制御手段は、
    異常発生を示すステータスデータを受信した場合に、送信モードに設定されている通信チャンネルを、受信モードへと変更することを特徴とする請求項1に記載の用紙搬送システム。
  8. 前記装置は、それぞれ、
    他の装置からのデータ受信の数が受信モードに設定されているチャンネル数よりも多いか否かを判定する判定手段を有し、
    前記制御手段は、他の装置からのデータ受信の数が受信モードに設定されているチャンネル数よりも多いと判定した場合には、送信モードに設定されているチャンネルを受信チャンネルへと変更することを特徴とする請求項に記載の用紙搬送システム。
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