JP2007318693A - データ処理方法、用紙搬送システム、プログラム及び記憶媒体 - Google Patents

データ処理方法、用紙搬送システム、プログラム及び記憶媒体 Download PDF

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光繁 村田
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Manabu Yamauchi
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Abstract

【課題】 用紙搬送システムを構成する装置間において、データの通信を効率的に行なうこと。
【解決手段】 複数の装置間で用紙搬送を行なう用紙搬送システムにおけるデータ処理方法は、送信元の装置から受信したパケットデータに自装置用のパケットデータが含まれているかを識別する。識別結果に基づいて、受信したパケットデータを再構性し、再構成されたパケットデータを、送信先の装置に送信する。
【選択図】 図11

Description

本発明は、複数の装置間で用紙を搬送する用紙搬送システム及び用紙搬送システムにおけるデータ処理方法等に関するものである。
従来から、複数の装置間で用紙を搬送するシステムやその方法が知られている。このような用紙搬送システムにおいては、装置間でデータ通信しながら用紙の搬送を制御するのが一般的である。
この中で、用紙の給紙間隔を調整するための時間データを各装置に転送し、各装置の処理時間を考慮してデータ編集をした後に、次の装置に転送しているものが提案されている(例えば特許文献1)。
特開2000-109264号公報
しかしながら、この様なデータ転送においては、データの送信元から転送されるデータサイズは一定であるため、転送元から送信されるデータサイズが大きい場合には、最終転送先までのデータ転送に時間がかかり、リアルタイム性が損なわれる。このため、高速性が求められるシステムでは使用できなかったり、特別なハードウエア回路が必要とされている。
本発明は、上記従来技術の課題を解決するためになされたもので、用紙搬送システムを構成する装置間において、データの通信を効率的に行なうことを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るデータ処理方法は、複数の装置間で用紙搬送を行なう用紙搬送システムにおけるデータ処理方法であって、
送信元の装置から受信したパケットデータに自装置用のパケットデータが含まれているかを識別する識別工程と、
前記識別工程の識別結果に基づいて、前記受信したパケットデータを再構性する再構成工程と、
前記再構成工程により再構成された前記パケットデータを、送信先の装置に送信する送信工程とを備えることを特徴とする。
あるいは、上記目的を達成するために、本発明に係る複数の装置間で用紙搬送を行なう用紙搬送システムは、
送信元の装置から受信したパケットデータに自装置用のパケットデータが含まれているかを識別する識別手段と、
前記識別手段の識別結果に基づいて、前記受信したパケットデータを再構性する再構成手段と、
前記再構成手段により再構成された前記パケットデータを、送信先の装置に送信する送信手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、用紙搬送システムを構成する装置間において、データの通信を効率的に行なうことが可能になる。
以下に、図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態に係る用紙搬送システムについて説明する。画像読取装置を装置本体に備えた画像形成装置である複写機とを図に基づいて説明する。
図1はリーダ部150と原稿処理装置(ADF)2とを含む画像読取装置の構成を示す図である。一方、図2は、図1に示す画像読取装置を一部に備えた画像形成装置としての複写機を示す図である。
〔リーダ部〕
リーダ部150は、原稿面に対して光を照射するランプ152、ランプ152にて照射された光に対応する原稿Pからの反射光を、レンズ157、およびCCD158に導くミラー153、155、156を有している。ランプ152とミラー153は、第1光学台159に取り付けられ、ミラー155、156は、第2光学台151に取り付けられている。
原稿からの反射光は、ミラー153、155、156を介してレンズ157に導かれ、レンズ157によってCCD158上に集光される。CCD158は、原稿情報を反映した上記反射光を光電変換し、電子的な画像信号として出力する。
このような構成下で、第1光学台159を原稿読取位置160に停止させた状態で、ADF2により原稿を搬送させながら原稿情報を読み取ることが可能である(流し読みモード)。また、原稿を原稿台ガラス3上に固定的に載置して、光学台159、151を副走査方向に移動させながら原稿情報を読み取ることが可能である(原稿台ガラス読み取りモード)。すなわち、2つのモードで原稿情報を読み取ることができる。
〔原稿処理装置〕
原稿処理装置2は、リーダ部150の上方にヒンジ機構を介してプラテンガラス161、原稿台ガラス3に対して開閉可能に設けられている。以下、原稿処理装置2の詳細を説明する。
図1において、原稿トレイ4は、シート状の原稿Pを積載するためのものである。原稿トレイ4には一対の幅方向規制板が原稿の幅方向にスライド自在に配置されている。幅方向規制板によって原稿トレイ4に積載される原稿Pの幅方向を規制することで給送時の搬送安定性を確保できる。
原稿トレイ4の上方には、給紙ローラ5が設けられている。給紙ローラ5は分離搬送ローラ8の回転駆動に連れて回転し、シート原稿を給紙する。給紙ローラ5は通常、ホームポジションである上方(図中点線位置)に待避している位置をとり、原稿セット作業を阻害しないようにしている。給紙動作が開始されると図中実線位置に下降して原稿Pの上面に当接する。給紙ローラ5は図示しないアームにて軸支されるので、アームを揺動して給紙ローラ5を上下に動かせる。
分離パッド6は分離搬送ローラ8の対向側に配置され、分離搬送ローラ8側に圧を加えている。分離パッド6は分離搬送ローラ8より摩擦が若干小さいゴム材料などで形成され、給紙ローラ5にて給紙される原稿Pを一枚毎にさばき、分離搬送ローラ8で給紙する。
レジストローラ12、レジスト従動ローラ11は分離部にて給紙された原稿の先端をそろえるレジスト手段であり、静止したレジストローラ対11、12のニップ部に向けて分離した原稿先端を突き当て、原稿にループを生じさせて先端をそろえている。
次にリードローラ22、リード従動ローラ14によりプラテンガラス161に向けて搬送する。先端がリードローラ22に到達してプラテンガラス161に向けて搬送されると、プラテンローラ24及びリード排出ローラ23にて搬送しながら、読み取りユニット160で画像読みが行われる。プラテンガラス161に搬送され、画像読取が終了した原稿は、ジャンプ台162によりすくい上げられ、リード排出ローラ23、リード排出従動ローラ16により搬送される。画像読み取りが終了すると、排紙ローラ18により原稿を排紙トレイ10に排出する。
両面モード時には、排紙ローラ18にて排出せずスイッチバックして、上方の紙パスに案内してレジストローラ11、12に向けて搬送する。レジストローラ11、12に到達すると上記と同様に原稿の裏面の読み取りが行われる。
原稿トレイ4にはシート原稿Pがセットされたことを検出する透過型の光センサである原稿セット検知センサ40が設けられている。また、サイドガイドの位置を検出する事により原稿トレイ4上にセットされた原稿束Pの幅方向の長さを検知する紙幅検知センサ44が原稿トレイ4の下部に設けられている。
分離ローラ8とレジストローラ12の間には原稿を検知する透過型の光センサであるレジストセンサ7が設けられ、分離給送された原稿の先端を検知し、レジストローラ12への突き当て量(ループ量)を制御するタイミングなどを検知している。
リードローラ22の直後に原稿を検知する反射型光センサであるリードセンサ13が設けれ、読み取り部160での画像読み取り開始タイミングの基準信号としている。排紙ローラ18の直前には原稿を検知する透過型光センサである排紙センサ17が設けられ、原稿の排紙タイミングなどを検知している。
図3は、リーダ部の制御系の概略構成を示すブロック図である。リーダ部の制御系は、原稿面に光を照射するランプ152、光学台159、151を副走査方向に移動し原稿を走査するモータ314、原稿面からの反射光を光電変換するCCD158、CCD158の出力信号をA/D変換するA/D変換回路301を有する。また、リーダ部の制御系は、モータ314に接続されたエンコーダ302、原稿に光を照射するためのランプ152、光学台159をホームポジションに位置決めするためのポジションセンサ315を有する。また、リーダ部の制御系は、ADF原稿読取モードにおける正規の原稿読取位置を設定するためのバックアップRAM303、およびスキャナコントローラ304を有している。スキャナコントローラ304内にはCPU54とROM304aをもっており、光学台159の位置決め動作を行なう処理はここでROM304a内の情報に従って、CPU54が実行する。
また、光学台159、151は、図示しないワイヤ154によって、モータ314と結合され、モータ314の回転駆動により原稿台ガラス3と平行に移動制御される。ポジションセンサ315は、第1光学台159のホームポジション位置を検知するためのセンサである。ポジションセンサ315の位置を基準としてモータ314を正転、逆転することにより、光学台159、151を移動し、原稿台ガラス3上の原稿を光学的に走査する。
また、モータ314は、ステッピングモータにより構成されている。このモータ314には、エンコーダ302が接続されており、このエンコーダ302の出力により、光学台159、151が何パルス分移動したかを認識できるようになっている。すなわち、ポジションセンサ315とエンコーダ302からのエンコーダーパルスにより、光学台159、151の位置を把握することが可能である。
図4は、原稿処理装置の制御系の回路構成を示すブロック図である。制御回路はマイクロプロセッサ(CPU)54を中心に構成されており、CPU54の入出力ポートには、各種負荷のドライブ回路およびセンサ信号が接続される。
また、制御回路は不図示の電池によりバックアップされるRAMと、制御シーケンスソフトの格納されたROMを備えている。また、55は、複写機本体とのデータ通信を制御するための通信用ICである。
分離モータ50とリードモータ51は各ステッピングモータドライバによって駆動される。各ドライバには、CPU54から相励磁信号と、モータ電流制御信号が入力されている。離間ソレノイド57はドライバによって駆動され、CPU54の入出力ポートに接続された信号によって、その動作を制御されるものである。
レジセンサ7、セットセンサ40、リードセンサ13、排紙センサ17、トレイ幅センサ44等の各種センサは、CPU54の入力ポートに接続されて、装置内における、原稿の挙動をおよび、可動負荷の挙動をモニターするために用いられる。
図5を用いて、各ローラなどを駆動するための駆動系の説明をする。分離モータ50はステッピングモータであり、正逆転により原稿の分離・搬送を行なう。分離モータ50が給紙方向に回転したときには、給紙ローラ5がホームポジションである上方(図中破線位置)から降下し、原稿トレイ4上のシート原稿の最上紙に圧接させると共に、給紙ローラ5と分離ローラ8を駆動する。
分離モータ50が給紙方向とは逆転方向である搬送方向に回転したときには、給紙ローラ5をホーム位置である上方(図中破線位置)に持上げ保持すると共に、レジローラ12を駆動する。リードモータ51はリードローラ22、プラテンローラ24、リード排出ローラ23、排紙ローラ18を駆動するステッピングモータである。搬送される原稿の画像を読み取る速度で各ローラを駆動する。離間ソレノイド57は両面原稿スイッチバック時に、排紙ローラ18の従動コロを圧着・離間させる。
図6は、図1に示したリーダ部150に配設される操作パネルの一例を示す図である。図において、611は表示部であり、動作状況・メッセージを表示する。また、表示部611の表面はタッチパネルになっていて、表面を触れることによって選択キーとして機能し、倍率設定等はここで行なう。612はテンキーであり、数字を入力するキーであり、ここで1枚の原稿に対してのコピーする枚数を設定する。613はスタートキーであり、このキーを押下することにより原稿読み込み動作を開始する。
また、614は、ファンクションキーであり、コピー動作、BOX動作、拡張機能の切りかえがワンタッチで行なうことが可能になっている。BOX動作とは、本体内に用意されたハードディスク(不図示)にスキャンした画像を蓄積する処理である。
〔プリンタ部〕
図2はプリンタ部300の構成を示す図である。100は上段カセットで、カセット内のシートは分離爪と給送ローラ101の作用によって1枚ずつ分離給送されてレジストローラ106に導かれる。102は下段カセットで、カセット内のシートは分離爪と給送ローラ103の作用によって1枚ずつ分離給送されてレジストローラ106に導かれる。尚、上段カセット100や、下段カセット102に代わって、給紙ユニット(=デッキ)を装着する場合もある。尚、本構成は、エンジンのみの構成の場合であり、連結してデッキを接続することも可能となっている。
104は、手差しガイドで、1枚ずつシート材がローラ105を介してレジストローラ106に導かれる。108はシート積載装置(デッキタイプ)で、モータ等により昇降する中板108aを備え、中板上のシートは、給送ローラ109と分離爪の作用により1枚ずつ分離給送されて搬送ローラ110に導かれる。
112は感光ドラム、114は現像器、115は転写帯電器、116は分離帯電器であり、画像形成部を構成する。117は画像形成されたシート材を搬送する搬送ベルト、118は定着装置、119は搬送ローラ、120はダイバータである。画像形成されたシート材はダイバータ120によって排出ローラ121に導かれ、ソータ122内に搬送される。ソータ122は、ノンソートトレイ122a、ソートビントレイ122b、ノンソートトレイ排出ローラ122c、ソートビントレイ排出ローラ122dを有し、ノンソートトレイとソートビントレイが昇降してシートを一段づつ区分けする。尚、ソータに代わって、排出トレイを装着する場合もある。尚、本構成は、エンジンとソータのみの構成の場合であり、連結してインサータ−、スタッカ−、フィニッシャーを接続することも可能となっている。
両面複写、多重複写の場合には、定着後のシートはダイバータ120により分岐されて搬送ローラ201により搬送され、両面複写の場合ベルト202、204、パス206、排出ローラ205を経て中間トレイ200に排出される。多重複写の場合には、シートはダイバータ203により中間トレイ200に排出される。209、210はシートを給送する半月ローラ、211は分離ローラ対、213、214、215はシートをレジストローラ106へ搬送する搬送ローラである。
図7は、用紙搬送システムが複数の装置を含むことを示す図であり、システム構成内の各装置間(ノード:ACC)でやりとりされるコマンドを、それぞれ矢印701、矢印702、矢印703で示している。矢印701は、隣接装置間でやりとりされる隣接間コマンドであり、用紙の搬送に同期したものとなっていることから、コマンドレスポンスは速さを要求される特性をもっている。また、矢印702は、エンジンと各装置(ノード)間との間でやりとりされるエンジン間コマンドであり、用紙搬送とはあまり同期しないものであることから、コマンドレスポンスの速さは、あまり重視されていない。更に矢印703は、エンジンをスタートして目的の装置(ノード:ACC)まで、途中の装置(ノード:ACC)を経由して伝達される転送系コマンドであり、用紙の間隔制御に用いられることから、コマンドレスポンスの速さが要求される特性をもっている。尚、実際の用紙搬送は、矢印704の方向に行われる。
図8は、エンジン(ID=0)から送出される転送系コマンドが、各装置(ACC11〜13)を経由して転送されていく際のデータパケットサイズの変化を例示的に示す図である。エンジン(ノードID=0)から送出されるデータ810には、共通データと、各装置に対する専用データ(データ1、データ2、データ3)が含まれている。エンジン(ID=0)から装置(ACC11:ノードID=1)にデータが転送される段階では(801)、データ810のパケットサイズに変りは無い。
図中のデータ3は、装置(ACC11:ID=1)にのみ関連するデータである。このため、下流側に接続する装置(ACC12:ID=2)以降にデータ3を伝達する必要がないため、装置(ACC12:ID2)への転送の際(802)に、装置(ACC11:ID=1)は、自装置専用データを転送系コマンドから削除する。そのため、装置(ACC11:ID=1)から装置(ACC12:ID=2)に転送されるデータ820のパケットサイズは、データ810に対して縮小される。
同様に、装置(ACC12:ID=2)は、自装置の専用データ(データ2)を転送系コマンドから削除し、装置(ACC13:ID=3)に転送系コマンドを転送する(803)。この際、転送系コマンドに含まれるデータは、共通データと、装置(ACC13:ID=3)の専用データ1が含まれている。
図9は、エンジン(ID=0)から送出される転送系コマンドが、各装置(ACC11〜13)を経由して転送されていく際のデータパケットサイズの変化を例示的に示す図である。図9の場合、装置(ACC11:ID=1)の処理により、下流側の装置(ACC12:ID=2)に対する専用データ(データ4)が転送用コマンドに追加されている点が図8と相違する。
図10は、各装置の専用データのパケット構造を示す図であり、装置(ACC11:ID=1)の専用データ(1010)を例としている。専用データ(1010)のパケットには送信先ノードID(1020)が格納されている。例えば、装置(ACC11)が送信先の場合、送信先ノードIDとして「ID=1」が格納される。各装置は、受信したデータ中に自装置(ノード)専用データが存在するか否かを、送信先ノードID(1020)と自装置のIDとを照合することにより判定することが可能である。
送信先ノードID(1020)の次には、自ノード専用データのデータサイズ(1021)が格納されている。データサイズ(1021)に基づいて、自装置(ノード)のデータの範囲(例えば、パケットの最後尾データからXバイト)を特定することが可能である。
また、各装置は、自装置に転送されてきたデータに基づいて、自装置よりも下流側に接続する装置を送信先とするデータを生成した場合、転送コマンド中に、新たに生成したデータを追加する。その際、追加される専用データのパケット構造図10に示したものと同様に、送信先となる装置のノードIDと、データサイズ及びデータとからなるデータ構造を有するものとなる。
図11は、複数の装置間で用紙搬送を行なう用紙搬送システムにおけるデータ処理方法の流れを説明するフローチャートである。この処理は、用紙搬送システムを構成する各装置のCPU54の制御の下に実行される。
まず、ステップS1101において、CPU54は受信データがあるかを確認し、受信データが存在する場合(S1101−Yes)、ステップS1102に処理は進められる。
ステップS1102において、CPU54は受信データを内部メモリに格納する。また、次装置(ノード)に転送するため送信データ作成用バッファに受信データを格納する。このとき、受信データの総バイト数(X)を算出しておく。
ステップS1103において、CPU54は送信データ作成用バッファ内のデータの最後尾に格納されている送信先IDデータを確認し、送信先IDデータが自装置(ノード)IDと一致するか照合する。送信先IDデータが自装置(ノード)IDと一致する場合(S1103−Yes)、処理はステップS1106に進められる。S1106において、データを受信した装置のCPU54は、指定されているデータサイズ(例えば、Yバイト)に相当するデータを送信用データ作成用バッファに格納されているデータ(Xバイト)から削除して、処理をステップS1103に戻す。
CPU54は、自装置用のパケットデータ(Yバイト)を受信したパケットデータ(Xバイト)から削除してデータサイズを縮小したパケットデータを再構成する。
ステップS1103の判定において、送信先IDデータが自装置(ノード)IDと一致しない場合(S1103−No)、処理はステップS1104に進められる。自装置を送信先とする送信先ノードID(1020)も削除されるので、データサイズの縮小によりパケットデータが再構成された場合、処理はステップS1104に進められる。
ステップS1104において、CPU54は自装置よりも下流側に接続する次の装置(ノード)に転送する転送用データが有るか判定する。転送用データが有る場合(S1104−Yes)、処理はステップS1107に進められる。例えば、後続の装置に送信するデータを自装置で生成した場合、CPU54は、転送用データが有ると判定する。あるいは、受信したパケットデータまたは再構成されたパケットデータに自装置以外の装置が送信先になっているパケットデータが含まれている場合、CPU54は、転送用データが有ると判定する。
ステップS1107において、自装置のCPU54は、送信データ作成用バッファ内のデータサイズ(Xバイト)に、転送用データ(データサイズをZバイトとする)を、データの最後尾に追加する。CPU54は、受信したパケットデータ(Xバイト)またはデータサイズを縮小したパケットデータ(X=X−Yバイト)に、生成したデータを追加して(X=X+Z)、データサイズを拡張したパケットデータを再構成する。
そして、ステップS1105において、CPU54は、送信データ作成用バッファのパケットデータを次の装置(ノード)に送信する。CPU54は、送信データ作成用バッファ内のパケットデータが再構成された場合、再構成されたパケットデータを送信先の装置に送信する。
そして、処理をステップS1101に戻し、再びのデータの受信を待つ状態で待機する。
本発明の実施形態によれば、自装置は、送信元から転送されるパケットデータから自装置が送信先となるデータを削除して、データサイズを縮小したパケットデータを再構成する。あるいは、後続の装置に送信するデータを自装置が生成した場合、自装置は、受信したパケットデータまたはデータサイズを縮小したパケットデータに、生成したデータを追加して、データサイズを拡張したパケットデータを再構成する。そして、自装置から見て後続の装置が送信先となるデータをパケットデータとして転送する。このデータ処理方法によれば、不要なデータが後続の装置に送信されることがないので、用紙搬送システムを構成する装置間において、データの通信を効率的に行なうことが可能になる。
(他の実施形態)
なお、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給することによっても、達成されることは言うまでもない。また、システムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、不揮発性のメモリカード,ROMなどを用いることができる。
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現される。また、プログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
画像読取装置と本実施形態に係る原稿処理装置の構成を説明する図である。 本実施形態に係る画像形成装置の構成を説明する図である。 本実施形態に係る読み取り装置の制御ブロック図である。 本実施形態に係る原稿処理装置の制御ブロック図である。 本実施形態に係る原稿処理装置の駆動系を説明する図である。 本実施形態に係る操作部を示す図である。 本実施形態に係る用紙搬送システムが複数の装置を含むことを示す図である。 受信したパケットデータサイズを縮小してパケットデータを再構成する処理を説明する図である。 受信したパケットデータサイズを拡張してパケットデータを再構成する処理を説明する図である。 各装置の専用データのパケット構造を示す図である。 受信したパケットデータを再構成する処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
54 CPU
152 ランプ
158 CCD
301 A/D変換回路
302 エンコーダ
303 バックアップRAM
304 スキャナコントローラ
304a ROM
314 モータ
315 ポジションセンサー

Claims (10)

  1. 複数の装置間で用紙搬送を行なう用紙搬送システムにおけるデータ処理方法であって、
    送信元の装置から受信したパケットデータに自装置用のパケットデータが含まれているかを識別する識別工程と、
    前記識別工程の識別結果に基づいて、前記受信したパケットデータを再構性する再構成工程と、
    前記再構成工程により再構成された前記パケットデータを、送信先の装置に送信する送信工程と
    を備えることを特徴とするデータ処理方法。
  2. 前記識別工程は、前記受信したパケットデータに含まれる識別データの照合に基づいて、前記受信したパケットデータに前記自装置用のパケットデータが含まれているか識別することを特徴とする請求項1に記載のデータ処理方法。
  3. 前記識別工程の識別結果に基づき前記受信したパケットデータ中に前記自装置用のパケットデータが含まれている場合、前記再構成工程は、前記自装置用のパケットデータを前記受信したパケットデータから削除してデータサイズを縮小したパケットデータを再構成することを特徴とする請求項1または2に記載のデータ処理方法。
  4. 前記送信先の装置に送信するデータを自装置で生成した場合、前記再構成工程は、前記受信したパケットデータまたは前記データサイズを縮小したパケットデータに、前記生成したデータを追加して、データサイズを拡張したパケットデータを再構成することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のデータ処理方法。
  5. 複数の装置間で用紙搬送を行なう用紙搬送システムであって、
    送信元の装置から受信したパケットデータに自装置用のパケットデータが含まれているかを識別する識別手段と、
    前記識別手段の識別結果に基づいて、前記受信したパケットデータを再構性する再構成手段と、
    前記再構成手段により再構成された前記パケットデータを、送信先の装置に送信する送信手段と
    を備えることを特徴とする用紙搬送システム。
  6. 前記識別手段は、前記受信したパケットデータに含まれる識別データの照合に基づいて、前記受信したパケットデータに前記自装置用のパケットデータが含まれているか識別することを特徴とする請求項5に記載の用紙搬送システム。
  7. 前記識別手段の識別結果に基づき前記受信したパケットデータ中に前記自装置用のパケットデータが含まれている場合、前記再構成手段は、前記自装置用のパケットデータを前記受信したパケットデータから削除してデータサイズを縮小したパケットデータを再構成することを特徴とする請求項5または6に記載の用紙搬送システム。
  8. 前記送信先の装置に送信するデータを自装置で生成した場合、前記再構成手段は、前記受信したパケットデータまたは前記データサイズを縮小したパケットデータに、前記生成したデータを追加して、データサイズを拡張したパケットデータを再構成することを特徴とする請求項5乃至7のいずれか1項に記載の用紙搬送システム。
  9. 請求項1乃至4のいずれかに記載のデータ処理方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  10. 請求項9に記載のプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ可読の記憶媒体。
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