JP2020029334A - シート処理装置、画像形成装置、画像形成システムおよび制御方法 - Google Patents

シート処理装置、画像形成装置、画像形成システムおよび制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】シートサイズによらず、オフセット積載を行うシート処理装置を提供する。【解決手段】シート処理装置であっては、搬送路と、幅方向の長さが所定長さよりも長いシートを幅方向に移動させる第1オフセット手段と、幅方向の長さが所定長さ以下のシートを幅方向に移動させる第2オフセット手段と、シートの幅方向の長さの情報を取得する取得手段と、取得手段が取得した長さに基づいて、第1オフセット手段または前記第2オフセット手段のいずれかを選択する制御手段と、を備える。【選択図】図5

Description

本発明は、シート処理装置、画像形成装置、画像形成システムおよび制御方法に関する。
従来、画像形成されたシートに対する後処理を行うシート処理装置が知られている。ここで、排出されたシート(綴じ処理が行われた場合にはシート束。以下同じ。)をシート毎に識別可能にするため、シートを所定量交互にずらして積載するオフセット積載が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開平2−144370号公報
しかしながら、従来のシート処理装置は、その構成上、搬送方向と直交する方向(以下、幅方向と呼ぶことがある。)の長さが短いシートに対しては、オフセット積載ができない場合がある。
本発明の目的は、このような従来の問題点に鑑み、シートサイズによらず、オフセット積載を行うことができるシート処理装置、画像形成装置、画像形成システムおよび制御方法を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明に係るシート処理装置は、
所定の装置と接続可能であり、前記所定の装置から搬送されたシートに対して処理を行うシート処理装置であって、
シートが搬送される搬送路と、
搬送方向と直交する幅方向の長さが所定長さよりも長いシートを前記幅方向に移動させる第1オフセット手段と、
前記幅方向の長さが前記所定長さ以下のシートを前記幅方向に移動させる第2オフセット手段と、
シートの前記幅方向の長さの情報を取得する取得手段と、
前記取得手段が取得した前記長さに基づいて、前記第1オフセット手段または前記第2オフセット手段のいずれかを選択する制御手段と、
を備える、ことを特徴とする。
本発明によれば、シートサイズによらず、オフセット積載を行うことができる。
画像形成装置の構成を示す図である。 シート処理装置の構成を示す図である。 図3Aはシート処理装置の搬送経路を示す概略図であり、図3Bはシフトユニットおよび搬送ローラの構成を示す概略図である。 シート処理装置の制御系のブロック構成を示す図である。 小サイズのシートのオフセット積載処理のフローチャートである。 小サイズのシートのオフセット積載時のシフトユニットの幅方向への移動の一例を示す概略図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、各図面を通して、同一符号は同一または対応部分を示すものである。また、以下の説明において、図面の上下左右方向を以下に説明する装置または各構成要素の上下左右方向として説明に用いることとする。また、シートの給送方向に対して直交する方向を幅方向と呼ぶことがある。しかしながら、本発明は以下に説明する実施形態により限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲での変更や追加があっても構わない。
本発明は、実施形態として電子写真方式、静電記録方式等の画像形成装置およびその下流に設けられたシート処理装置を備えた画像形成システムを例に説明する。本発明の後処理装置は、電子写真方式の画像形成装置に代えて、インクジェット方式、熱転写方式、各種印刷方式等を採用できる。例えば、プリンタに限らず、各種印刷機、複写機、FAX、複合機、記録部を備えない搬送装置等、種々の用途に合わせて各種装置を採用可能である。また、本実施形態では「シート」としてシート状の用紙を想定するが、布、プラスチック・フィルム等であってもよい。
<画像形成装置>
図1は、本発明の一実施形態に係るシート処理装置119を備えた画像形成システム100の概略構成図である。
画像形成システム100は、感光体ドラムに形成したトナー像を記録材(シート材)に転写してモノクロ画像を形成する。なお、画像形成装置の構成としてはこれに限られず、1以上の感光体ドラムに形成した各分解色のトナー像を記録材へ転写するフルカラー画像形成装置を採用してもよい。
図1に示すように、画像形成システム100は、電子写真方式で画像形成を行う複写機である。複写機は、画像形成装置101およびその下流側に設けられるフィニッシャと呼ばれるシート処理装置(後処理装置)119を含んでいる。
画像形成装置101の上部には、原稿Dを画像形成装置101の読取部へ供給する自動原稿給送装置(ADF)102が装備される。原稿Dは、ユーザによって原稿載置部103に載置されて、給送部104により1枚ずつ順次分離してレジストローラ対105に供給される。続いて、原稿Dは、レジストローラ対105によって一旦停止され、ループを形成して斜行を矯正される。その後、原稿Dは、導入パス106を通り、読取位置107を通過することで、原稿表面に形成されている画像を読み取られる。読取位置107を通過した原稿Dは、排出パス108を通過して、排出トレイ109上に排出される。
また、原稿の表裏両面を読み取る場合には、まず、上記のようにして原稿Dが読取位置107を通過することで原稿の片側面の画像が読み取られる。その後、原稿Dは、排出パス108を通り、反転ローラ対110にニップされた状態で停止する。そして、反転ローラ対110によってスイッチバック搬送されて、表裏反転した状態で、再びレジストローラ対105に送られる。
そして、原稿Dは、片側面の画像を読み取ったときと同様に、レジストローラ対105で斜行が矯正され、導入パス106を通って、読取位置107で反対側面の画像が読み取られる。原稿Dは、その後、排出パス108を通って排出トレイ109へ排出される。
一方、読取位置107を通過する原稿Dには、照明系111から光が照射され、原稿Dから反射した反射光は、複数のミラー112によって中継されてレンズ113に導かれる。レンズ113は、CCD等の受光素子121に原稿Dの画像を投影し、受光素子121は、原稿Dを横断する線画像を読み取って画像データに変換する。
画像形成装置101は、感光体ドラム114を用いて電子写真方式の画像形成を行う。回転する感光体ドラム114を囲んで、そのために必要な帯電器、露光装置、現像装置、クリーニング装置等が配置されるが、これらは図示を省略している。
図示しない露光装置は、原稿Dの画像データに基づいて変調されたレーザ光を感光体ドラム114に走査して、感光体ドラム114の表面に静電潜像を書き込む。静電潜像は、図示しない現像装置からトナーを供給されてトナー像に現像される。
このトナー像形成動作に並行して、給紙部115に積載された紙あるいはプラスチック・フィルム等のシート(シート材)Pが、1枚ずつ取り出されてレジストローラ150で待機する。レジストローラ150は、感光体ドラム114のトナー像にタイミングを合わせてシートPを感光体ドラム114と転写器116との間に送り込む。そして、転写器116によって感光体ドラム114のトナー像がシートPに転写され、この後、トナー像が転写されたシートPは、定着器117を通過する間に加熱加圧を受けてトナー像を表面に定着される。定着を経て画像形成を終了したシートPは、排出ローラ120によって画像形成装置101から排出されてシート処理装置119に送り込まれる。
なお、シートPの両面に画像を形成する場合、定着器117によって片面に画像が定着されたシートPは、定着器117の下流側に設けた両面パス118を通って、スイッチバック式に表裏反転される。そして、シートPは、再度、感光体ドラム114と転写器116との間に送り込まれて、裏面にもトナー像が転写され、定着器117でトナー像を定着され、排出ローラ120によってシート処理装置119に排出される。
<シート処理装置>
図2にシート処理装置119の概略構成を示す。シート処理装置119は、CPU900によって制御され、画像形成装置101から排出されたシートPを順に受け入れて、水平方向の処理部500と下方の折り装置400とに振り分けて各種のシート処理を行う。処理部(束ね部)500では、連続して受け入れた複数のシートPを整合して1つの束に束ねるソート処理、束ねたシート束の後端付近を針綴じするステイプル処理等を行う。折り装置400は、連続して受け入れたシートPを重ねて中綴じ/束折りする製本処理を行うが、詳細な説明は省略する。なお、シート処理装置119には、搬送されてきたシートPの後端付近に穿孔(パンチ処理)するパンチユニット402が設けられている。ユーザの選択等によって設定された処理がなされたシートPは排出口36から排出されてスタックトレイ18a、18bに積載される。
入口搬送ローラ対502により、画像形成装置101から受け入れたシートPが搬送路410を通ってシフトユニット406に導かれる。シフトユニット406は、搬送路410上でシフトユニット406の上流に設けられている横レジ検知センサ51の検知結果に基づきシートPの幅方向のずれを補正し、ソートPを下流に搬送する。また、シフトユニット406は、その上流に設けられたパンチユニットが使用される際に幅方向の位置合わせを行う。シフトユニット406は、後述する構成により、シートPを幅方向に移動可能である。
シートPを処理部500へ導くソートパス552と折り装置400へシートPを導く製本パス553との合流点にフラッパ551が配置される。フラッパ551は、入口搬送ローラ対502が画像形成装置101から受け入れたシートPを処理部500と折り装置400とに振り分ける。CPU900は、ソート処理等を行わないノンソートモード及びソート処理等を行うソートモードの際には、フラッパ551を下方へ回動させてソートパス552にシートPを振り分ける。一方、中綴じ/束折り等を行う折りモードの際には、フラッパ551を上方へ回動させて製本パス553にシートPを振り分ける。
ノンソートモードの場合、フラッパ551によりソートパス552に導かれたシートPは、正逆転可能な排紙搬送ローラ対560の正転により、そのまま排出口36からスタックトレイ18a、18bに排紙されて単純積載される。ここで、排紙搬送ローラ対560は、排紙搬送モータ68によって駆動する。また、排紙搬送ローラ対560は、排紙搬送ローラ離間モータ69によって離間可能であり、ローラ対の離間によりシートPのニップ(挟持した状態)を解除することができる。
ソートモードの場合、シートPは、処理トレイユニット631によって各種の処理がなされる。フラッパ551によりソートパス552に導かれたシートPは、排紙搬送ローラ対560の所定量の正転の後の逆転により引き戻して処理トレイ(中間トレイ)630に積載される。処理トレイ630上に重ねて束状に積載されたシートPは、必要に応じて排紙搬送ローラ対560を当接/離間させて、側面および後端の整合処理、ステイプラ(後処理部)601による針綴じ処理等の後処理が施される。その後、当接させた排紙搬送ローラ対560によってシート束を搬送して、排出口36からスタックトレイ18a、18bに排出される。
ここで、整合処理においては、例えば、排紙搬送ローラ対560の正逆の回転によりシート束の搬送方向の整合がなされ、排紙搬送ローラ対560がシート束を挟持した状態で幅方向に移動することでシート束の幅方向の整合がなされる。ここで、排紙搬送ローラ対560が幅方向に移動する態様としては、例えばシート処理装置119がオフセットモータ70、不図示のピニオンおよびラックを含んでもよい。そして、オフセットモータ70が回転すると、ピニオンおよびラックによって排紙搬送ローラ対560が幅方向に移動するような構成を採用可能である。
処理トレイ630上には、一対の整合板640が幅方向に離間して設けられ、シートPのサイズ等に応じて幅方向の両側を規定している。整合板640は、例えば整合板駆動モータ65により、幅方向に移動可能である。幅方向の整合処理を行う際は、排紙搬送ローラ対560が回転を停止した状態でシートPを挟持しながら幅方向に移動し、シートPの端部が整合板640に当たるまでシートPを幅方向に移動させる。
また、上記の整合を針綴じ処理等の後処理が行われた後のシート束に対して、シート束毎に整合板640を所定量ずらしながら行ってもよい。これにより、シート束毎に幅方向に所定量ずれた状態でスタックトレイ18aおよび18bへ排出(オフセット積載)される。すなわち、排紙搬送ローラ560および整合板640によりシートPが幅方向にオフセットされ、スタックトレイ18aおよび18bへ積載される。
スタックトレイ18aおよび18bは、不図示の昇降機構により、それぞれ上下方向に自走して移動可能に構成されている。昇降機構の一例としては、例えば、スタックトレイ18aおよび18bそれぞれに設置されたスタックトレイ昇降モータ67、モータの回転を伝達するピニオンおよびシート処理装置119に設けられたラック部を含むラックピニオン式の昇降機構があげられる。
ノンソートモードまたはソートモードの場合、CPU900は、シートPの積載過程におけるスタックトレイ18a、18bの積載量を検知する。そして、スタックトレイ18aが満載になると、スタックトレイ18aを排出口36よりも上側へ移動させ、シートPの排出先をスタックトレイ18bへ切り替える等の制御を行って、効率的で混乱の少ない積載を可能にしている。
続いて、シフトユニット406の構成について、図3を用いて説明する。図3Aは、搬送経路を示す概略図であり、図3Bは搬送経路をシートPの面と垂直の方向から見たときのシフトユニット406および各種ローラの構成を示す概略図である。
シフトユニット406は、幅方向に移動可能な本体406aおよび本体406aに設けられたシフトユニット内搬送ローラ406bを有する。シフトユニット内搬送ローラ406bは、ローラの回転によりシートPを下流に搬送することができる。本実施形態の場合、シフトユニット内搬送ローラ406bは、搬送路410の幅方向の中央位置に対して、ユーザが操作する側から見て手前側に設けられる手前側ローラ対406cおよびユーザが操作する側から見て奥側に設けられる奥側ローラ対406dを含む。しかしながら、ローラ対の数や配置の構成はこれに限られず、ローラ対を中央位置に配置する構成や、手前及び奥側ローラ対をそれぞれ一対ずつ配置する構成も採用可能である。
また、シフトユニット406は、不図示の機構により本体406aを幅方向に移動させるシフトユニット移動モータ406eを含む。シフトユニット406は、シフトユニット内搬送ローラ406bがシートPを挟持した状態で、本体406aが幅方向(図3の矢印方向)に移動することで、シートPを幅方向に移動させることができる。複数の所定位置から前記幅方向の位置を決定する、
また、シフトユニット406がシートPを幅方向に移動させる際は、搬送路410上でシフトユニット406の上流および下流に配置される入口搬送ローラ対502およびバッファ前搬送ローラ412を離間させてもよい。これにより、シートPを幅方向に移動させる際のシートPの破れ等を防ぐことができる。
<制御構成>
図4は、シート処理装置119の制御ブロック図であって、後述のオフセット積載処理に関する構成含む概要を示している。図4に示すように、画像形成装置101のCPU201(制御部)とシート処理装置119のCPU900(制御部)とはデータおよびコマンドの授受を行って、シート処理装置119内の各部の制御を実行する。本実施形態の場合、例えば、CPU900は、オフセット積載処理の要求や、画像形成装置101から排出されるシートPの幅方向の長さの情報等を受信する。
画像形成装置101のコントローラ200は、CPU201、ROM203、RAM204、入出力インタフェース205(I/O)および通信インタフェース206(通信I/F)を含む。コントローラ50の各構成要素は、バス207を介して相互に接続され、バス207は、各種構成要素間のデータ通信経路として機能する。
また、画像形成装置101は、表示部202を含む。表示部202は、例えば、操作パネルを含み、画像形成装置101の上部に構成される。表示部202は、装置情報や設定画面、ジョブ情報等、各種のユーザインタフェース画面を表示する。また、表示部202は、例えばハードキーを備えており、ユーザからのジョブの実行指示や機能の設定操作を受け付ける。
シート処理装置119のコントローラ50はCPU900、ROM901、RAM902、入出力インタフェース904(I/O)および通信インタフェース903(通信I/F)を含む。コントローラ50の各構成要素は、バス905を介して相互に接続され、バス905は、各種構成要素間のデータ通信経路として機能する。
CPU900は、画像形成装置101のCPU201からのデータやコマンド、画像形成装置101に設けられる表示部202などの入力情報を、通信インタフェース903を介して授受している。また、CPU900は、これらの情報を基に、ROM901からデータを読み出し、RAM902に一時格納しながら、シート処理装置119の各構成を制御する。各構成としては、各種モータ(入口搬送モータ61、入口ローラ離間モータ62、シフトユニット移動モータ406e、排紙搬送モータ68、排紙搬送ローラ離間モータ69、整合板駆動モータ65、スタックトレイ昇降モータ67、パンチユニット駆動モータ66等)、各種センサ(入口センサ52、横レジ検知センサ51、シフトユニットHPセンサ71等)が含まれる。さらに、各構成としては、アクチュエータ(クランプソレノイド等)、マニュアルステイプル動作スイッチ、シート排出センサ、マニュアルステイプル用紙検知センサ等を含んでもよい。
また、画像形成装置101のCPU201では、動作中の動作モード(コピー中、ソートモード、ステイプルモード、サドルモード、待機中等)の情報を、通信インタフェース206を介してシート処理装置のCPU900と授受している。
<シート処理時間の計算>
図1に示す画像形成装置101で画像形成が開始され、給紙部115からシートPが取り出されるタイミングで、図4に示す画像形成装置101のCPU201からシート処理装置119のCPU900へ積載打診(用紙搬送準備要求)信号が送信される。
CPU900は、図に示すように、画像形成装置101のCPU201から送信された通信データから処理内容の設定を抽出して内部のRAM902に記憶する。CPU900は、CPU201から送信されたデータにより、用紙サイズを取得し、処理モードを確認する。また、排紙先がスタックトレイ18aであるかスタックトレイ18bであるかを確認し、これらの設定内容に基づいて、これから画像形成されるシートPのシート処理時間(予想時間)を演算する。ここで、処理モードとは、単純積載、ステイプル処理等、である。そして、演算したシート処理時間を送信用RAMにセットして、応答信号とともにCPU201へ返送する。これにより、CPU201は、CPU900が指定したシート処理時間だけ待って次の画像形成、シート排出に取り掛かる。
このように構成されたシート処理装置119では、上述のようにCPU900に画像形成装置101から動作モード、シートPのサイズ等の情報が送られてくる。ここで、たとえば封筒やはがき等の特定幅以下のシートPの情報が送られてきた場合、処理トレイ630上での排紙搬送ローラ560および整合板640では、整合板640の幅方向の可動範囲等、機構的な制約もありオフセット積載処理ができなかった。
そこで本実施形態では、排紙搬送ローラ560および整合板640とは別のオフセット積載機構として、シフトユニット406を使用している。シフトユニット406によりシートPを幅方向に所定量ずつ移動させた複数の所定位置に順番に排出、積載を行うことで、小サイズのシートPのオフセット積載を可能にしている。本実施形態では、シートPを積載する所定位置として、中央位置並びに中央位置から幅方向に所定量ずつずらした手前位置および奥位置の3つの位置を規定し、シフトユニット406は手前位置、中央位置、奥位置、中央位置、手前位置の順にシートPを積載する。以下で小サイズのシートPのオフセット積載処理について説明する。
<小サイズのシートのオフセット積載処理の作動>
図5は本実施形態におけるCPU900による小サイズのシートPのオフセット積載処理のフローチャートである。この処理は、例えばCPU900がROM901に格納されたプログラムをRAM902に呼び出して実行される。
CPU900は、画像形成装置101からコピー等のジョブを受け付け、かつ、オフセット積載が有効であるとき、以下のフローを開始する。このとき、CPU900は、シート位置情報の初期状態として、手前位置をRAM902に書き込む。また、初期状態において、シフトユニット406は中央位置に位置している。
S1010において、CPU900は、画像形成装置101のCPU201から送られてきた処理モードが、ノンソートモードであるか否かを判定する。ノンソートモードでないと判定されると、本実施例の制御は対象外として処理を終了する。
ノンソートモードの場合、CPU900は、S1020でシートPの幅方向の長さが、所定長さ以下であるかを判定する。所定サイズよりも大きいと判定されると、本実施例の制御は対象外として処理を終了する。所定サイズ以下であると判定されると、S1030の処理に進む。
S1030において、CPU900は、入口センサ52の検知結果に基づきシートPが整合板640の搬送路410の入口に進入しているかを判定する。シートPがシート処理装置119の搬送路410の入口に進入していないと判定した場合(入口センサ52OFF)は、シートPがシート処理装置119の搬送路入口に進入するまで(入口センサ52がONになるまで)判定を繰り返す。シートPがシート処理装置119の搬送路410の入口に進入したと判定した場合は(入口センサ52ON)、S1040の処理に進む。
S1040において、CPU900は、前シートの幅方向の位置を取得するため、シート位置情報を読み込む。CPU900は、S1050の処理に進み、読み込んだシート位置情報に基づいて、シフトユニットの幅方向の位置を決定する。
S1050において、CPU900は、シート位置情報に基づき前シートが中央位置にあるかを判定する。前シートが中央位置でないときは、シフトユニット406が中央位置にあるままシフトユニット内搬送ローラを駆動して、シートPを下流へと搬送し、シート位置情報を中央位置で保持し、S1130へ進む。一方、前シートが中央位置にある場合は、さらに、S1060において、前前シートが奥位置であるかを判定する。
前前シートが奥位置であると判定した場合、シフトユニット内搬送ローラ406bを手前位置に移動させたのちにシフトユニット内搬送ローラ406bを駆動してシートPを下流へと搬送し、シート位置情報として奥位置を保存して、S1130へ進む。一方、手前位置であると判定した場合、シフトユニット内搬送ローラ406bを奥位置に移動させたのちにシフトユニット内搬送ローラ406bを駆動して、シートPを下流へと搬送し、シート位置情報として手前位置を保存し、S1130へ進む。
S1130において、シフトユニットを中央位置に待機させ、S1140にすすむ。S1140において、ジョブが終了していれば、処理を終了し、終了していなければS0000に戻る。
以上の動作により、シートPが手前位置、中央位置、奥位置、中央位置、手前位置の順にスタックトレイに積載されるので、シートPを手前位置、中央位置、奥位置にオフセットさせて積載することができる。
図6は小サイズのシートPのオフセット積載時におけるシフトユニットの幅方向への移動の一例を示す概略図である。図6Aはシフトユニット406が中央位置にある状態を示している。シフトユニット406を奥側に移動させるときは、図6Bに示すようにシートPの中心位置と奥側のバッファ前搬送ローラ412のローラの中心を一致させるように移動させる。一方、シフトユニット406を手前側に移動させるときは、図6Cに示すようにシートPの中心位置と手前側のバッファ前搬送ローラ412のローラの中心を一致させるように移動させる。
このような構成により、シフトユニット内搬送ローラ対が奥側(手前側)に移動してシートPが搬送された際に、幅方向でシートPの中央位置をバッファ前搬送ローラ412が通過してシートPが搬送されるので、シートPの斜行等を抑制することができる。
本実施形態では、バッファ前搬送ローラ412が手前側および奥側の二対のローラ対を含んでいるが、ローラ対の個数はこれに限られず、たとえば、手前側、奥側および中央の三対のローラ対を用いることや、それ以上の数のローラ対を用いることも可能である。三対のローラ対を用いる場合、手前側のバッファ前搬送ローラと中央のバッファ前搬送ローラを幅方向に結ぶ中点とオフセット後のシートPの幅方向の中心位置が重なるようにシートPをオフセットさせることによっても、シートPの斜行を防ぐことができる。つまり、一つまたは複数のバッファ前搬送ローラの幅方向の位置が、オフセット後のシートPに対して、幅方向に左右対称になる位置になるようにオフセット位置を決定することで、シートPの斜行を防ぐことができる。
なお、シートPを幅方向に移動させるときは、入口ローラ離間モータ62およびバッファ前ローラ離間モータ64によって入口搬送ローラ対502およびバッファ前搬送ローラ412を離間させてから、移動させてもよい。これにより、幅方向の移動時にシートPの引き裂き等を防ぐことができる。
なお、本実施形態においては、画像形成装置101のCPU201とシート処理装置119のCPU900とがやりとり(例えば通信)を行って処理モード等の判断を行うが、シート処理装置119のCPU900が自己判断し制御を変更してもよい。たとえば、本実施形態では、CPU900は、搬送されるシートPの幅方向の長さの情報を、通信インタフェース903を介して画像形成装置101から受信しているが、シート処理装置119内に設けたセンサ等により取得してもよい。
なお本実施形態においては、シート処理装置119は画像形成装置101と別体としたが、同一の筐体内に画像形成部およびシート処理装置が内蔵された画像形成システムにおいても上述のオフセット積載処理を採用可能である。またシート処理装置119の制御は、シート処理装置119内の制御装置により行ったが、画像形成システム100の制御装置や独立した外部の制御装置で行わせてもよい。
また、シフトユニット406の幅方向の移動は実施例では、手前、中央、奥で説明しているが、移動の態様を限定するものではなく、例えば、手前と中央等、いずれか二つの位置に交互に移動してオフセット積載する構成も採用可能である。また、幅方向の移動量についても、特に限定せず、例えば、シートPの幅の二分の一以下、三分の一以下、四分の一以下等、適宜設定可能である。
また、実施例においては切り替えの動作モードやシートサイズを限定して説明したが、これに限らず別の実施形態でも可能である。
これまでの説明においては、後処理としてステイプル処理(綴じ処理)を行うシート処理装置及びこれを備えた画像形成装置の場合を例にあげて述べてきたが、本発明はこれに限らずシート処理として穿孔処理を行うものを採用してもよい。
本発明のシート処理装置119は、上記実施形態の構成には限定されない。複数のジョブを保持して1つのジョブの動作時間を利用して次のジョブを実行する限りにおいて、構成の一部または全部を、その代替的な構成で置き換えた別の実施形態でも実施可能である。
なお、以上の実施形態の機能は以下の構成によっても実現することができる。つまり、本実施形態の処理を行うためのプログラムコードをシステムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)がプログラムコードを実行することによっても達成される。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現することとなり、またそのプログラムコードを記憶した記憶媒体も本実施形態の機能を実現することになる。
また、本実施形態の機能を実現するためのプログラムコードを、1つのコンピュータ(CPU、MPU)で実行する場合であってもよいし、複数のコンピュータが協働することによって実行する場合であってもよい。さらに、プログラムコードをコンピュータが実行する場合であってもよいし、プログラムコードの機能を実現するための回路等のハードウェアを設けてもよい。またはプログラムコードの一部をハードウェアで実現し、残りの部分をコンピュータが実行する場合であってもよい。また、CPUも1つのCPUで全ての処理を行うものに限らず、複数のCPUが適宜連携をしながら処理を行うものとしてもよい。
また、本実施形態の場合、画像形成システム100が画像形成を行う画像形成装置101とシート処理装置119を一体的に備えられているが、画像形成装置および画像形成装置に接続可能なシート処理装置を備えた画像形成システムにおいても上記構成を適用可能である。
101 装置本体、 119 シート処理装置、 900 CPU、 100 画像形成装置

Claims (8)

  1. 所定の装置と接続可能であり、前記所定の装置から搬送されたシートに対して処理を行うシート処理装置であって、
    シートが搬送される搬送路と、
    搬送方向と直交する幅方向の長さが所定長さよりも長いシートを前記幅方向に移動させる第1オフセット手段と、
    前記幅方向の長さが前記所定長さ以下のシートを前記幅方向に移動させる第2オフセット手段と、
    シートの前記幅方向の長さの情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段が取得した前記長さに基づいて、前記第1オフセット手段または前記第2オフセット手段のいずれかを選択する制御手段と、
    を備えることを特徴とするシート処理装置。
  2. 前記第2オフセット手段がシートを前記幅方向に移動した際の、前記幅方向のシート位置情報を記憶する記憶手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記第2オフセット手段を選択したときは、さらに、前記記憶手段が記憶した前記シート位置情報に基づいて、次のシートの前記幅方向の位置を決定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のシート処理装置。
  3. 前記制御手段は、シートの前記幅方向の位置として、複数の所定位置から前記幅方向の位置を決定する、ことを特徴とする請求項2に記載のシート処理装置。
  4. 前記第2オフセット手段はローラ対を含み、前記ローラ対がシートを挟持した状態で前記幅方向に移動することにより、シートを前記幅方向に移動させる、ことを特徴とする請求項3に記載のシート処理装置。
  5. 前記第2オフセット手段から搬送されたシートをさらに下流に搬送する搬送手段をさらに備え、当該搬送手段は、複数の搬送ローラ対を含み、
    前記複数の所定位置は、前記複数の搬送ローラ対の幅方向の位置に対応して位置する、
    ことを特徴とする請求項4に記載のシート処理装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載のシート処理装置と、
    シートに画像を形成し、画像が形成されたシートを前記シート処理装置へ排出する画像形成手段と、
    を備える画像形成装置。
  7. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載のシート処理装置と、
    シートに画像を形成し、画像が形成されたシートを前記シート処理装置へ排出する画像形成装置と、
    を備える画像形成システム。
  8. 所定の装置と接続可能であり、前記所定の装置から搬送されたシートに対して処理を行うシート処理装置において実行される制御方法であって、
    シートを搬送する搬送工程と、
    搬送方向と直交する幅方向の長さが所定長さよりも長いシートを前記幅方向に移動させる第1オフセット工程と、
    前記幅方向の長さが所定長さ以下のシートを前記幅方向に移動させる第2オフセット工程と、
    シートの前記幅方向の長さの情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程が取得した前記長さに基づいて、前記第1オフセット工程または前記第2オフセット工程のいずれかを選択する制御工程と、
    を有することを特徴とする制御方法。
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