JP4502273B2 - 空気調和システム及び使用方法 - Google Patents

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Description

本発明は、集中制御側の機器と端末側の機器とを有し、端末側の機器自体の操作手段に加えて、集中制御側の機器により端末側の機器を操作できる様に構成された空気調和システムに関する。より詳細には、本発明は、複数の空気調和機(いわゆる「温水端末」。例えば、床暖房システム:端末側)が、空気調和機の操作手段のみならず、集中制御側(熱源機側)でも運転制御できる様に構築されているシステムにおいて、端末側の機器の設置位置に関するデータを集中制御側において表示し、以って、集中制御側からの制御の利便性を向上することが出来る様に、端末側と集中制御側とを関連付ける技術に関する。
例えば、家庭用の温水暖房システムでは、温水端末と呼ばれる複数の空気調和機(例えば、床暖房システム、浴室暖房乾燥機や室内ラジエータ等:端末側)が、熱源機(集中制御側)から温水を供給されて、必要な暖房を行っている。
即ち、単一の熱源機に複数の温水端末を接続して、各温水端末に対して必要に応じて温水を供給して、暖房を行っている。
熱源機では、例えば都市ガスを燃焼して水を昇温し、或いは、燃料電池で発電を行う際に生じる排熱と水とで熱交換して、必要な熱量或いは温水を得ている。
そして、温水端末に必要な熱量を運ぶ媒体が水(温水)であり、該温水は樹脂製の管(ライン)で熱源機と温水端末とを循環する様に構成されている。
ところで、熱源機におけるヘッダー或いはコネクタが、温水流過用の樹脂製の管(ライン)と接続しているが、熱源機側では、どのヘッダー(コネクタ)がどの温水端末に接続されているのかを把握していない。
ここで、各温水端末毎にコントローラ(操作手段:リモコン)を設け、更に統一的な集中コントローラを設けようとする場合がある。各温水端末が設置された箇所(部屋)に行かなくても、統一的な集中コントローラで暖房のON−OFFを行うことが出来ると、空調施設の利便性が更に向上するからである。
ところが、係る場合に、各温水端末の設置位置(例えば温水端末が設置された部屋の名称)を、統一的な集中コントローラで表示することは、従来技術では困難であった。
より詳細に述べれば、従来の家庭用の温水暖房システムでは、温水端末が設置された領域(家屋内であれば部屋)に行かないと、当該温水端末による暖房が行われているか否か(ON―OFF)が分からない。
そのような場合、その部屋に行かなくても、ON―OFFが確認出来て、必要に応じて、その部屋以外からON―OFFできる様にすれば、家庭用の温水暖房システムにおける利便性が向上することは明らかである。
例えば、リビングルームに統一的な集中コントローラを設置し、リビングルームで家族が団欒している間に、統一的な集中コントローラによって、例えば「子供部屋の床暖房」の様な特定の温水端末を始動、停止させておくことが出来れば、大変に便利である。
そうした要請に応えるためには、統一的な集中コントローラにおいて、所定の温水端末を特定して、運転制御できることが必要である。そして、その前提として、統一的な集中コントローラで、運転制御するべき温水端末が特定可能な程度に表示されなければならない。
しかし、集中コントローラ側で特定の温水端末を特定して、その温水端末を表示するためには、集中コントローラ側において、温水端末の設置位置に関する情報を把握していなければならない。具体的には、集中コントローラ側で熱源機に設けられたヘッダー(コネクタ)の各々について、どの部屋の温水端末に接続しているかを把握しなければならない。
現状の熱源機を設けた家庭用の空気調和システムでは、その様な把握(温水端末の設置位置に関する情報の把握)は出来ない。
統一的なコントロールを行う集中制御盤(リモートコントロールタイプの集中制御盤)が市販されてはいるが、係る市販の集中制御盤では、制御するべき温水端末について、「温水端末1」、「温水端末2」という形式でしか表示出来ず、制御するべき温水端末が何処に設置されているのかを表示してはいない。従って、ユーザーが、例えば、「温水端末1」は「寝室の床暖房」であり、「温水端末2」は「子供部屋の床暖房」であり、「温水端末3」は「リビングの床暖房」である、ということを把握していないと、集中制御盤から各温水端末を制御することが出来ないのである。
これに対して、例えば、「温水端末1」、「温水端末2」、「温水端末3」という表示に代えて、集中制御盤において、例えば「寝室の床暖房」、「子供部屋の床暖房」、「リビングの床暖房」という様な温水端末の設置位置を示す表示が為されれば(「関連付け」がされていれば)、利便性が極めて向上する。
しかしながら従来技術では、その様な「関連付け」を容易に行い得るものは提案されていない。
温水端末の設置位置の名称は、最終的には居住者であるユーザーが決定するものであるため、事前に集中制御盤側に温水端末の設置位置の名称を記憶させておくことは不可能である。
そのため、従来は、集中制御盤に温水端末の設置位置の名称を記憶させること、或いは「関連付ける」ことを行うためには、各温水端末が設置されている空間或いは領域についてユーザーの方で記憶するか、或いは、入力機器(携帯機器やキーボード等)の方に、各温水端末とそれが設置されている空間との関係を設定しておく必要があった。
しかし、ユーザーがそのように記憶することは、特に温水端末の数が多い場合には大変に困難である。一方、入力機器(携帯機器やキーボード等)において、各温水端末とそれが設置されている空間との関係を設定しておくことは、非常に煩雑であり、ユーザー側に多大な労力を強いることとなる。或いは、施工者の方で、温水端末と、その具体的な呼び方(例:寝室の床暖房)とのリストを作成しなければならず、施工者の負担が膨大なものとなってしまう。
すなわち、従来技術に係る空気調和システムでは、温水端末が設置された箇所(家屋であれば部屋)に行って温水端末を稼動させ、再び集中制御側に戻って、集中制御盤ではどの様に表示されるかを確認して、記録(メモ等)する、という一連の作業を「関連付け」をするべき温水端末の数だけ繰り返し、その後、集中制御盤側で記録(メモ)を参照しながら必要な入力作業を行う、という煩雑な処理を実行しなければ、上述した利便性を獲得することは出来ない。係る作業或いは処理は大変に煩雑であり、且つ、ユーザーに多大な労力を要求してしまう。
仮に、上述した市販の集中制御盤の表示(温水端末1、温水端末2という表示が一般的)に、温水端末のコード(メーカー名、商品名等)を表示したとしても、温水式の床暖房はメーカーが少なく、同一の家には同一の商品を採用することが多いので、各温水端末毎に表示されるコードが全部同じになってしまうことが予想される。その場合には、集中制御盤側で各温水端末を特定出来たことにはならない。
同様の問題は、住居における電気器具をネットワークシステム(例えば、ローカルエリアネットワーク)で接続する、いわゆるホームオートメーションにおいても存在する。
その他の従来技術として、熱源機側のコントローラで制御可能な床暖房システムであって、暖房端末側の設置状況に応じて最適化する温水暖房システムが提案されている(特許文献1参照)。
しかし、係る温水暖房システムでは、集中制御側で端末側の設置位置に関する情報を表示して、集中制御側から端末の設置位置及び/又は名称を特定する際の煩雑さを解消することは出来ないので、上述した問題を解決することは不可能である。
特開2005−61783号公報
本発明は上述した従来技術の問題点に鑑みて提案されたものであり、集中制御側から端末の設置位置及び/又は名称を容易に特定出来る様にせしめ、熱源機の集中制御盤で個々の温水端末を起動、停止できる様にして、温水を利用した空気調和システムの利便性を向上させることを可能とした空気調和システム及びその使用方法の提供を目的としている。
それに加えて本発明は、運転操作信号が伝達される様な端子(例えばJEMA端子)によって電気器具をネットワークシステムに接続している電気器具制御システムであって、集中制御側から個々の電気器具の設置位置及び/又は名称を特定(或いは把握)することが出来る電気器具制御システム及びその使用方法の提供を目的としている。
本発明の空気調和システムは、複数の空気調和機(例えば、床暖房システム:端末側2)と、熱源機(集中制御側1)とを有し、複数の空気調和機(例えば、温水端末2)の各々は温水循環用ライン(6)を介して熱源機(1)に接続されており、空気調和機(2)は各々に設けられた操作手段(リモコン2c)により運転操作が行われると共に、熱源機(1)側の制御機構(集中制御盤7)によっても運転操作可能に構成されており、熱源機(1)は制御手段(コントロールユニット10)を備え、該制御手段(コントロールユニット10)は、空気調和機(2)に設けられた操作手段(リモコン2c)に対して行われた操作により、当該操作が行われた空気調和機(2)の設置位置に関する情報を制御機構(集中制御盤7)で把握する(表示可能とする:「関連付け」を行う)ための処理を実行する様に構成されている(請求項1)。
本発明の空気調和システムにおいて、前記制御手段(コントロールユニット10)は、空気調和機(2)に設けられた操作手段(リモコン2c)に対して、空気調和機(温水端末2)と制御機構(集中制御盤7)とを関連つけるために行う操作(予め定められた操作:図示の例ではON―OFFを複数回繰り返す)が行われ、当該操作(例えば、ON―OFFを複数回繰り返す操作)が行われた順番(操作手段2cによって、ON―OFFを複数回繰り返す操作を行った順番)に従って個々の空気調和機(2)が入力された(順番に従って、空気調和機2の設置位置及び/又は名称が入力された)際に、個々の空気調和機(2)と制御機構(集中制御盤7)とを関連付ける様に構成されるのが好ましい(請求項2)。
或いは、本発明の空気調和システムにおいて、複数の空気調和機(例えば、温水端末2)の各々は温水循環用ライン(6)及び熱源機(1)側のコネクタ(4)を介して熱源機(1)に接続されており、空気調和機(温水端末2)と制御機構(集中制御盤7)とを関連つけるための操作(予め定められた操作:図示の例ではON―OFFを複数回繰り返す)が行われた際に、当該空気調和機(2)と接続されている熱源機(1)側のコネクタ(4)(を識別するための識別番号)が空気調和機(2)に設けられた操作手段(リモコン2c)と熱源機(1)側の制御機構(集中制御盤7)で表示される(接続関係が判定される)様に構成されており、前記制御手段(コントロールユニット10)は、熱源機(1)側の制御機構(集中制御盤7)でコネクタ(4)(を識別するための識別番号)が表示され且つコネクタと対応する温水端末(の設置位置及び/又は名称)が入力された際に、個々の空気調和機(2)と制御機構(集中制御盤7)とが関連付けられたと判定する様に構成されるのが好ましい(請求項3)。
前記空気調和システム(請求項2の空気調和システム)を使用するに際して、空気調和機(2)と制御機構(集中制御盤7)とを関連付けるための処理を実行するために、空気調和機(2)に設けられた操作手段(リモコン2c)に対して、空気調和機(温水端末2)と制御機構(集中制御盤7)とを関連付けるための操作(予め定められた操作:図示の例ではON―OFFを複数回繰り返す)を行う工程(図4のS3、図6のS13)と、当該操作(温水端末2とコネクタ4とを関連つけるために行う操作)が行われた順番(当該操作が行われた操作手段2cを備えた空気調和機2と、当該操作が行われた順番との関係)を記憶する工程(図4のS4、図6のS14)と、記憶された順番に従って制御機構(集中制御盤7)で空気調和機(2)の設置位置に関する情報(空気調和機2の設置位置及び/又は名称等)を入力する工程(図4のS6、図6のS16)、とを備えている(請求項7)。
或いは、前記空気調和システム(請求項3の空気調和システム)を使用するに際して、空気調和機(2)に設けられた操作手段(リモコン2c)により空気調和機(温水端末2)と制御機構(集中制御盤7)とを関連つける操作(予め定められた操作:図示の例ではON―OFFを複数回繰り返す)を行う工程(図9のS22−1、図10のS32−1)と、前記操作が為された際に当該空気調和機(2)と接続されている熱源機(1)側のコネクタ(4)(を識別するための識別番号)を当該操作手段(リモコン2c)で表示する(接続関係が判定される)工程(図9のS22−2、図10のS32−2)と、表示されたコネクタ(4)(を識別するための識別番号)を記録する(例えばメモ等)工程と、制御機構(集中制御盤7)でコネクタ(4)(を識別するための識別番号)を表示し且つ表示されたコネクタ(4)(を識別するための識別番号)と対応する温水端末(の設置位置及び/又は名称)を入力する工程(図9のS26、図10のS36)、とを有している(請求項8)。
本発明の電気器具制御システムは、複数の電気器具(例えば、電気式の床暖房システムや各部屋の照明)と、集中制御用機器(制御盤7A、7B)とを有し、複数の電気器具の各々は運転操作信号のみが伝達可能な端子(例えばJEMA端子)及び信号伝達ライン(CR1〜CR7)を介して集中制御用機器(制御盤7A及びコントロールユニット10A、10B)に接続されており、電気器具は各々に設けられた操作手段(リモコン2c)により運転操作が行われると共に、集中制御用機器側(集中制御盤7A)からも運転操作可能に構成されており、電気器具に設けられた操作手段(リモコン2c)に対して行われた操作により当該操作が行われた電気器具と集中制御用機器(制御盤7A、7B)とを関連付けるための処理を実行する様に構成されている制御手段(コントロールユニット10A、10B)を備えていることを特徴としている(請求項4)。
本明細書において、「電気器具」なる文言は、いわゆる「家電製品」のみならず、空気調和機(例えば、温水式の床暖房システム:端末側2)をも包含する意味で用いられている。
前記制御手段(コントロールユニット10A、10B)は、電気器具に設けられた操作手段(リモコン2c)に対して、電気器具と集中制御用機器(制御盤7A、7B)とを関連つけるために行う操作(予め定められた操作:図示の例ではON―OFFを複数回繰り返す)が行われ、当該操作(例えば、ON―OFFを複数回繰り返す操作)が行われた順番(操作手段2cによって、ON―OFFを複数回繰り返す操作を行った順番)に従って集中制御用機器(制御盤7A、7B)で個々の電気器具の設置位置に関する情報(電気器具の設置位置及び/又は名称等)が入力された(順番に従って、電気器具の設置位置及び/又は名称が入力された)際に、個々の電気器具と集中制御用機器(制御盤7A、7B)とが関連付けられたと判断する様に構成されるのが好ましい(請求項5)。
係る電気器具制御システム(請求項5の電気器具制御システム)において、前記制御手段(コントロールユニット10A、10B)は、電気器具を集中制御用機器(制御盤7A、7B)と関連つける操作(予め定められた操作:図示の例ではON―OFFを複数回繰り返す)が行われた際に、その旨を電気器具側で表示する(例えば、電気器具側で、ON−OFFを繰り返す等)ための制御信号を発生する返信信号発生手段(返信信号発生ブロック15B)を有しているのが好ましい(請求項6)。
前記電気器具制御システム(請求項5の電気器具制御システム)を使用するに際して、電気器具と集中制御用機器(集中制御盤7A、7B)とを関連付けるための処理を実行するために、電気器具に設けられた操作手段(リモコン2c)に対して、電気器具(例えば、電気式の床暖房システムや各部屋の照明)と集中制御用機器(集中制御盤7A、7B)とを関連付けるための操作(予め定められた操作:図示の例ではON―OFFを複数回繰り返す)を行う工程(図15のS3、図16のS13)と、当該操作(ON―OFFを複数回繰り返す操作)が行われた順番(当該操作が行われた電気器具と、当該操作が行われた順番との関係)を記憶する工程(図15のS4、図16のS14)と、集中制御用機器(集中制御盤7A、7B)で前記記憶された順番に従って電気器具の設置位置に関する情報(電気器具の設置位置及び/又は名称:例えば「子供部屋1の照明用リモコン」、「リビングの床暖房用リモコン」、「和室の照明用リモコン」)を入力する工程(図15のS6、図16のS16)、とを備えている(請求項9)。
係る使用方法(請求項9の使用方法)の実施に際して、電気器具(例えば、電気式の床暖房システムや各部屋の照明)と集中制御用機器(集中制御盤7A、7B)とを関連付けるための操作(予め定められた操作:図示の例ではON―OFFを複数回繰り返す)を行う前記工程(図15のS3、図16のS13)が行われた後、集中制御用機器(集中制御盤7A、7B)(の返信信号発生ブロック15B)から電気器具へ制御信号が発信されて、電気器具を集中制御用機器(制御盤7A、7B)と関連つける操作(予め定められた操作:図示の例ではON―OFFを複数回繰り返す)が行われた旨を電気器具側で表示する(例えば、電気器具側で、ON−OFFを繰り返す等)工程(ステップS41:図19、図20参照)、を有しているのが好ましい(請求項10)。
上述する構成を具備する本発明によれば、ユーザーは、空気調和機(例えば、温水端末2)とコネクタ(4)とを関連つけるために行う操作(予め定められた操作:図示の例ではON―OFFを複数回繰り返す)を行った順番についてのみ記録すれば、(請求項2、4)、或いは、各空気調和機(2)の設置箇所と対応するコネクタ(の識別番号)についてのみ記憶すれば(請求項3、5)、個々の空気調和機(2)と集中制御用機器(集中制御盤7)とを関連付けることが出来る。
その結果、例えば、集中制御用機器(集中制御盤7)を用いて端末側の機器(空気調和機2)を運転制御するに際して、当該集中制御用機器(集中制御盤7)で、個々の端末側の機器が設置された位置(例えば、リビングルーム、浴室、子供部屋)及び/又は名称(例えば、リビングルームの床暖房、浴室暖房、子供部屋の床暖房)等を表示することが可能となる。
そのため、集中制御用機器(集中制御盤7)側で個々の空気調和機(2)を容易に特定することが出来て、利便性が格段に向上する。
そして、当該集中制御側(集中制御盤7)で個々の端末側の機器が設置された位置(例えば、リビングルーム、浴室、子供部屋)及び/又は名称(例えば、リビングルームの床暖房、浴室暖房、子供部屋の床暖房)等を表示するために、特に多大な労力を費やす必要は無い。
また、本発明によれば、電気器具制御システムについて、電気器具と集中制御側(集中制御盤7A、7B)集中制御機器側の端子とを関連付けることが可能なので、いわゆる「ホームオートメーション」においても、集中制御側から個々の電気器具を特定(或いは把握)することが出来て、電気器具制御システムの利便性が向上する。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
先ず、図1〜図6を参照して第1実施形態を説明する。
図1において、全体を符号100で示す空気調和システムは、熱源機1と、図示の例では、3台の空気調和機である温水端末2を備えている。
ここで、図示の実施形態では熱源機1は1台のみ示されているが、複数台の熱源機1を具備していても良い。
熱源機1は燃焼器31と貯湯槽32からなる温水発生装置3と、制御手段であるコントロールユニット10とを備えている。
貯湯槽32からは熱源機1側の温水配管5が敷設され、その温水配管5は途中で三つに分岐し、分岐した温水配管5の端末にはコネクタ4が設けられている。
そして、各コネクタ4から温水配管6を介して、対応する各温水端末2(図示の例では3個)に温水が供給される。図示の例では、温水端末2として、リビングルームの床暖房(図1では「リビングルーム」とのみ記載)、浴室における温水暖房器具(図1では「浴室暖房」とのみ記載)、子供部屋の床暖房(図1では「子供部屋」とのみ記載)の3つが図示されている。
ここで、温水端末の個数は、通常は3つ以上の多数個であることが予想されるが、図示の簡略化のために、図1では3つのみ表示している。
前記温水端末2には、各温水端末2毎に、操作手段であるリモートコントローラ(以下、「リモコン」と記載する)2cが設けられ、3台の温水端末2におけるリモコン2cは、ラインL1により、熱源機1のコントロールユニット10に接続されている。
また、前記3つのコネクタ4もラインL2で熱源機1のコントロールユニット10に接続されている。
熱源機1には集中制御盤7が設置され、集中制御盤7は、表示部71と入力部72と音声発生部73とから成る操作手段であって、ラインL3を介してコントロールユニット10と接続されている。
集中制御盤7の表示部71は、例えば、図1において符号75で示す様な表示が為される。なお、後述する「集中制御盤と温水端末との関連付け」が完了した後でなければ、符号75で示す様な内容の表示はすることが出来ない。「リビングルームの床暖房」、「浴室暖房」、「子供部屋の床暖房」という様な表示は、温水端末2が設置された後、ユーザーが各温水端末2の設置場所の名称その他に基いて決定するものであり、ユーザーが決定する以前の段階では(符号75で示す様な内容は)表示し得ないからである。
図2はコントロールユニット10の構成を示したものである。
図2において、コントロールユニット10は、リモコン識別ブロック11と、入力判定ブロック12と、分類ブロック13と、表示ブロック14と、リモコン側の表示信号発生ブロック15と、記憶ブロック(データベース)16とから構成されている。
リモコン識別ブロック11は、どの温水端末2のリモコン2cから信号を受信したのかを識別する。
入力判定ブロック12は、入力された信号が、温水端末2の設置位置を集中制御盤7側で把握するための一連の手順(詳細は後述)においてリモコン2cから発信された信号であるのか否かを判定する。
分類ブロック13では、入力された信号を、発信されたリモコン2cを有する温水端末2と、受信した順番とに対応付けて、記憶ブロック(データベース)16に記憶させる。
表示ブロック14は、入力信号が受信された順番及び温水端末2に関するデータを集中制御盤7の表示部71に送る。
次に、図3を参照して、集中制御盤7側と各温水端末2(或いは、各々のリモコン)とを関連付ける操作について説明する。尚、図中、符号W0、W1〜W6は操作手順を示す通し番号である。
図示しないユーザーは最初に、集中制御盤7の表示部71には、温水配管5、6が適正に接続されている旨が表示されている(W0:図3の操作手順W0においては、表示部71に「関連付け」と表示)旨を確認する。(なお、係る確認を最初に行わない場合も存在し得る。)
次に、第1の温水端末2(図示の例ではリビングルームの床暖房)の設置箇所であるリビングルームまで行き、そのリモコン(制御手段)2cを操作して、第1の温水端末2の設置位置に関する情報を集中制御盤7で把握するのに必要な操作(予め定められた操作:図示の例では、温水端末のONボタンと温水端末のOFFボタンとを連続して押す操作。明細書及び/又は図面では、「ON―OFF」あるいは「ON−OFFを複数回繰り返す」と表記)を行う(W1)。
次に、第2の温水端末2(図示の例では浴室暖房)の設置箇所である浴室に移り、浴室暖房(第2の温水端末2)のリモコン(制御手段)2cを操作して、第2の温水端末2の設置位置に関する情報を集中制御盤7で把握するのに必要な操作(ON―OFF)を行う(W2)。
更に、第3の温水端末2(図示の例では子供部屋の床暖房)の設置箇所である子供部屋に移り、そのリモコン(制御手段)2cを操作して、第3の温水端末2の設置位置に関する情報を集中制御盤7で把握するのに必要な操作(ON―OFF)を行う(W3)。
ここで、前記「必要な操作(ON―OFF)」を行ったユーザーは、第1番目に操作した温水端末2が何で(例えば、リビングルームの床暖房)、第2番目に操作した温水端末が何で(例えば、浴室暖房)、第3番目に操作した温水端末が何なのか(例えば、子供部屋の床暖房)、のみを記録する。係る「記録」は、電子的な手段を用いて実行しても良いし、いわゆる「メモ」等を用いた手作業で行っても良い。特に限定条件が存するものではない。
最後に集中制御盤7において、上述した操作(W1〜W3の工程)を行った順番(温水端末2の設置位置に関する情報を集中制御盤7で把握するのに必要な操作を実行した順番:ユーザーにより記録された順番)に従って、図3の符号73で示す様に、「温水端末の設置位置を入力する要求」が示される(W5、W6の表示部参照)。それに対しては、例えばメモの内容に沿って、温水端末2の設置位置を入力する。
上記の例では、「1つ目の部屋」に対しては「リビングルームの床暖房」と入力し、「2つ目の部屋」に対しては「浴室暖房」と入力し、「3つ目の部屋」に対しては「子供部屋の床暖房」と入力する。すなわち、上述の「記録された」順番に従って、表示部71に示される内容73に応答して、温水端末の設置位置に関する情報(「リビングルームの床暖房」、「浴室暖房」、「子供部屋の床暖房」)を入力するのである(W5、W6の工程)。
図4は、図3を参照して説明した操作手順を説明したフローチャートである。
ここで、図3の符号W5、W6で示す操作手順において、集中制御盤7の表示部71には、単一の温水端末についてのみ、「温水端末の名称を入力する要求」を表示している。すなわち、集中制御盤7の表示部71には一つの温水端末2のみが表示しか表示されていない。
図4では、図3で示す様な操作の場合、すなわち集中制御盤7の表示部71に一つの温水端末に関する情報しか表示されない場合、における操作手順を示している。
以下、図4に基づいて、集中制御盤7の表示部71に単一の温水端末に関する情報のみが表示される場合について、操作手順を説明する。
先ずステップS1で、コントロールユニット10は、集中制御盤7側と温水端末2との関連付けが必要か否かを判断して、集中制御盤7側と温水端末2との関連付けが不要であれば(ステップS1がNO)、それ以降は操作しない。
ここで「関連付け」なる文言は、温水端末2の設置位置に関する情報を集中制御盤7で把握可能な状態となることを意味している。換言すれば、集中制御盤7の表示部71において、温水端末2の設置位置を特定する名称(例えば、「リビングルームの床暖房」、「浴室暖房」、「子供部屋の床暖房」等)が表示可能となることが、「関連付け」と表現されている。
温水端末2の設置位置に関する情報を集中制御盤7で把握可能にする必要があれば(「関連付け」が必要:ステップS1がYES)、ステップS2において、集中制御盤7で設置位置を把握するべき全ての温水端末において、所定の操作(リモコン2cでON−OFFを複数回繰り返す操作:図3参照)が終了したか否かを判断する。(なお、ステップS2において、全ての温水端末について判断しない場合もあり得る。)
集中制御盤7で設置位置を把握するべき全ての温水端末で所定の操作が終了すれば(ステップS2がYES:図3のW5直前の段階)、ステップS5へ進む。一方、集中制御盤7で設置位置を把握するべき温水端末であって、所定の操作が終わっていない温水端末が存在するのであれば(ステップS2がNO)、ステップS3に進む。
ステップS3では、コントロールユニット10は所定の操作(リモコン2cによって、連続してON−OFF操作を行う)がされていない温水端末2において、所定の操作を実行したか否かを判断する。
所定の操作を実行していない(ステップS3がNO)温水端末2においては、所定の処理が実行されるまで、ステップS3がNOのループを繰り返す。
当該温水端末2において所定の処理が実行されれば(ステップS3がYES)、所定の操作がされた温水端末をコントロールユニット10の記憶部16で記憶した後、ステップS2に戻り、ステップS2以降を繰り返す。
図4のステップS2〜ステップS4のループ(ステップS2がNOのループ)は、図3の操作手順W1〜W3・・・に相当するものであり、温水端末2或いはそのリモコン2c側で行われる操作である。
図4のステップS5以降(図3の操作手順W5、W6に相当)では、集中制御盤7において、温水端末2の設置位置を把握するため処理が行われる。すなわち、図4のステップS2〜S4の処理が温水端末2側で行われるのに対して、図4のステップS5以降の処理は集中制御盤7側で行われる。
ステップS5において、集中制御盤7側で温水端末2の設置位置を特定する名称(例えば、「リビングルームの床暖房」、「浴室暖房」、「子供部屋の床暖房」等)が表示可能となった温水端末2は、「関連付け」というグループに分類される。
一方、未だに「関連付け」というグループに分類されていない温水端末2(集中制御盤7側で温水端末2の設置位置を特定する名称、例えば「リビングルームの床暖房」、「浴室暖房」、「子供部屋の床暖房」等が表示可能になっていない温水端末2)の内で、所定の操作(リモコン2cによって、連続してON−OFF操作を行うこと)が一番初めに行われた温水端末2を、係る所定の操作を行った順番により、集中制御盤7の表示部71で表示する。具体的には、例えば、図3の手順W5、W6で示す様に、「1つ目の部屋」、「2つ目の部屋」というように表示する。図3で説明した通り、「1つ目の部屋」は「リビングルームの床暖房」なる温水端末を意味しており、「2つ目の部屋」は「浴室暖房」なる温水端末を意味する。
この様にして、未だに「関連付け」というグループに分類されていない温水端末2が、集中制御盤7の表示部71で表示されたならば、設置位置の名称(図3の例では、「リビングルーム」、「浴室」、「子供部屋」の何れか)を、入力部72(図1参照)により入力する。この入力が為されることにより、当該温水端末2の設置位置にかかる情報は、集中制御盤7側で把握することが可能となる。
以下、本明細書において、集中制御盤7側で温水端末2が設置されている箇所の名称を入力することを、「設置箇所の記憶」と表現する場合がある。
次のステップS6では、コントロールユニット10は、表示された温水端末2について、集中制御盤7側で当該温水端末2が設置されている箇所の名称を入力したか否か(「設置箇所の記憶」が為されたか否か)を判断する。
表示された温水端末2について、集中制御盤7側で当該温水端末2の設置箇所の名称を入力していなければ(「設置箇所の記憶」が為されていなければ)(ステップS6がNO)、ステップS5に戻りステップ5以降を繰り返す。
一方、表示された温水端末2について、集中制御盤7側で当該温水端末2の設置箇所の名称を入力されたのであれば(「設置箇所の記憶」が為されているならば)(ステップS6がYES)、ステップS7に進む。
ステップS7では、集中制御盤7側で設置箇所の名称が入力された(「設置箇所の記憶」が行われた)温水端末2を、上述した「関連付け」なるグループに分類する。そして、新たに「関連付け」に分類された温水端末2を、集中制御盤7の表示部71に表示する(ステップS8)。
図示はされていないが、ステップS8を省略することも可能である。
次のステップS9でコントロールユニット10は、温水端末5が「関連付け」に分類されたか否か、すなわち、全ての温水端末2について、集中制御盤7側で設置箇所の名称が入力され、集中制御盤7側で温水端末2の設置位置を特定する名称(例えば、「リビングルームの床暖房」、「浴室暖房」、「子供部屋の床暖房」等)が表示可能となったか否かを判断する。
集中制御盤7側で全ての温水端末2の設置箇所が入力され、全ての温水端末2について、設置位置を特定する名称(例えば、「リビングルームの床暖房」、「浴室暖房」、「子供部屋の床暖房」等)が集中制御盤7側で表示可能となったならば(全ての温水端末2が「関連付け」に分類された状態:ステップS9がYES)、制御を終了する。
一方、集中制御盤7側で設置位置を特定する名称(例えば、「リビングルームの床暖房」、「浴室暖房」、「子供部屋の床暖房」等)が表示出来ない温水端末2が存在するのであれば(全ての温水端末2が「関連付け」に分類されていない場合:ステップS9がNO)、ステップS5まで戻り、ステップS5以降を繰り返す。
図4の制御例は、集中制御盤7の表示部71に一つの温水端末2のみが表示される場合の手順を示している。
これに対して、図5で示す様に、集中制御盤7の表示部71において、符号77で示す様な表示内容、すなわち、複数の温水端末2について「温水端末の設置位置の名称を入力する要求」を表示する様に構成することも可能である。換言すれば、集中制御盤7の表示部71に、一つの温水端末2のみならず、複数の温水端末2に関する情報が表示される様に構成することも可能である。
符号77で示す様な表示内容において、「1つ目」、「2つ目」、「3つ目」なる文言は、リモコン2cで所定の操作(リモコン2cによって、連続してON−OFF操作を行う処理)が行われた順番を示している。図3の例であれば、「1つ目」に相当するのは「リビングルームの床暖房」であり、「2つ目」に相当するのが「浴室暖房」、「3つ目」に相当するのが「子供部屋の床暖房」である。
表示部71に複数の温水端末2に関する情報(設置位置の入力の要求)が表示される場合には、図4とは若干異なる操作手順となる。
図6のフローチャートは、その様な操作手順、すなわち、表示部71に複数の温水端末2に関する情報(設置位置の入力の要求)が表示される場合における操作手順を示している。
換言すれば、図6は、第1実施形態の変形例に係る操作手順を示すフローチャートとなっている。
図6を参照して、第1実施形態の変形例(制御例)を説明する。
ステップS11〜ステップS13の操作手順は、図4のステップS1〜ステップS3と同様であるので説明を省略する。
ステップS15では、集中制御盤7側で設置位置を特定する名称(例えば、「リビングルームの床暖房」、「浴室暖房」、「子供部屋の床暖房」等)が表示可能になっていない温水端末、すなわち、「関連付け」されていない温水端末2が、集中制御盤7の表示部71で表示される。
図5の符号77で示す様に、表示部71における表示は、集中制御盤7側で設置位置を特定する名称(例えば、「リビングルームの床暖房」、「浴室暖房」、「子供部屋の床暖房」等)が表示可能になっていない温水端末2(「関連付け」されていない温水端末2)について、当該温水端末2の設置位置(当該温水端末が設置された部屋の名前:図示の例では、「リビング」、「浴室」、「子供部屋」等)を入力することを要求する内容となっている。
コントロールユニット10は、表示部71で表示された温水端末2の何れかについて、その温水端末2が設置された部屋の名前(例えば「リビングルーム」、「浴室」、「子供部屋」の何れか)が入力されたか否かを判断する(ステップS16)。
表示された温水端末2の何れについても(当該温水端末2の設置されている箇所の名称が)入力がされていないのであれば(ステップS16がNO)、「関連付け」の作業が中断されていると判断してステップS15に戻る。
何れかの温水端末2について当該温水端末2の設置されている箇所の名称が入力された場合には(ステップS16がYES)、当該入力された温水端末2について、設置されている箇所の名称(「リビングルーム」、「浴室」、「子供部屋」の何れか)が記憶される。
そして、設置箇所の名称の入力が完了して、集中制御盤7側で設置位置が表示可能となったならば、当該設置箇所が記憶された温水端末を「関連付け」のグループに分類して(ステップS17)、ステップS18に進む。
ステップS18では「関連付け」に分類された温水端末2を、集中制御盤7の表示部71に表示する。
そして、ステップS19では、全ての温水端末2が「関連付け」に分類されたか否かを判断する。すなわち、集中制御盤7側で全ての温水端末2の設置箇所が入力され、全ての温水端末2について、設置位置を特定する名称(例えば、「リビングルームの床暖房」、「浴室暖房」、「子供部屋の床暖房」等)が集中制御盤7側で表示可能となったか否かを判定する。
全てのコネクタと温水端末との組み合わせについて「関連付け」に分類されていれば(ステップS19がYES)、制御を終了する。
一方、「関連付け」に分類されていない温水端末2が残存する場合(集中制御盤7側で設置箇所が入力されていない温水端末2が存在すれば)(ステップS19がNO)、ステップS15まで戻り、ステップS15以降を繰り返す。
上述したような構成の空気調和システム及びその使用方法に拠れば、ユーザーは、温水端末2の設置位置に関する情報を、集中制御盤7側で表示させるために行う操作(予め定められた操作であって、図示の例ではON―OFFで表現される操作)を行った順番(例えば、図5の表示内容77において、「1つ目」がどの温水端末で、「2つ目」がどの温水端末で、「3つ目」がどの温水端末であるか)についてのみ記録すれば、個々の温水端末2の設置位置(例えば、「リビングルームの床暖房」、「浴室暖房」、「子供部屋の床暖房」等)が、集中制御盤7側で表示可能となる。そして、多大な労力を費やすこと無く、集中制御盤7或いはコントロールユニット10に対して、個々の温水端末2の設置位置を把握させることが出来る。
その結果、集中制御盤7或いはコントロールユニット10側で、個々の温水端末2を容易に特定することが出来るので、個々の温水端末2の設置箇所(図示の例では、リビングルーム、浴室、子供部屋)に行って、リモコン2cを操作しなくても、集中制御盤7が存在する箇所(例えば、リビングルーム)において、集中制御盤7を操作することにより、温水端末2を操作することが出来るので、利便性が非常に向上する。
次に、図7〜図10に基づいて、第2実施形態を説明する。
第2実施形態は、後述する様に、各温水端末2について所定の処理(リモコン2cでON−OFFを複数回繰り返す操作)が行われた際に、所定の処理が為された温水端末2に連通しているコネクタ41の識別番号(例えば、図8における符号「No.1」、「No.2」、「No.3」)が、当該温水端末2の操作用のリモコン2cに表示される点で、図1〜図6の第1実施形態とは大きく相違する。
図7〜図10の第2実施形態において、制御手段であるコントロールユニットを除く構成に関しては第1実施形態の構成(図1)と同様であるので、第2実施形態の全体構成に関する説明(第1実施形態における図1の説明に対応する説明)は省略する。なお、図8において、コネクタを符号「41」で示しているのに対応して、以下の第2実施形態における説明においては、符号「4」ではなく、符号「41」によりコネクタを表現する。
図7はコントロールユニット10Aの構成を示したブロック図である。
図7において、コントロールユニット10Aは、コネクタ識別ブロック11と、入力判定ブロック12と、表示ブロック14と、リモコン側への表示信号発生手段15と記憶ブロック(データベース16)とによって構成されている。
ここで、「リモコン側への表示信号」とは、所定の処理が為された温水端末のリモコン2cに対して、当該リモコン2cが温水端末の温水配管6(図1)に接続しているコネクタ41の識別番号(図8において、「No.1」、「No.2」、「No.3」で示す)を表示するのに必要な信号を意味している。
コネクタ識別ブロック11は、信号を発信したリモコン2cの温水端末2に連通しているコネクタ41を、判定し識別する。
入力判定ブロック12は、受信内容に基づいて、信号を発信したリモコン2cの温水端末2に連通しているコネクタ41を判定し(以下、何れの温水端末2が何れのコネクタ41に連通しているのかを示す関係を、「接続関係」と表現する)、信号を発信したリモコン2cの温水端末2に連通しているコネクタ41を記憶ブロック16に記憶させると共に、温水端末2とコネクタ41との「接続関係」の有無を記憶ブロック16の既にあるデータから確認する。
表示ブロック14は、信号を発信したリモコン2cの温水端末2に連通しているコネクタ41の識別番号(図8において、「No.1」、「No.2」、「No.3」で示す)を、集中制御盤7の表示部71に表示させる。
それと共に、リモコン側への表示信号発生ブロック15を介して、温水端末2のリモコン2cに対して、対応するコネクタ41(当該リモコン2cの温水端末2に連通しているコネクタ41)の識別番号(図示の例では「No.1」〜「No.3」)を、リモコンの表示部(図8において、「No.1」〜「No.3」の表示がされている部分)で表示するために必要な信号が送られる。その結果、リモコン側への表示信号発生ブロック15からの信号を受信したリモコン2cは、当該リモコンの温水端末2と連通しているコネクタ41の識別番号(図示の例では「No.1」〜「No.3」)を表示する。
図8は、第2実施形態において、各温水端末2に連通しているコネクタ41の識別番号(図示の例では「No.1」〜「No.3」)が、熱源機1の集中制御盤7の表示部71と、各温水端末2におけるリモコン2cの画面、との双方で表示されている状態を表示し、以って、第2実施形態における操作手順を説明するためのものである。
図8の例では、「浴室暖房」のリモコン(図8では「バス暖リモコン」と表示)、「リビングルームの床暖房」(図8では「床暖リモコン」と表示)、「子供部屋の床暖房」(図8では「床暖リモコン」と表示)が示されている。
ここで、各温水端末のリモコン2cでは、上記の「温水端末2とコネクタ41とを関連つけるために行う操作」(予め定められた操作:リモコン2cでON−OFFを複数回繰り返す操作)を行うと、当該温水端末2に接続しているコネクタ41の識別番号(No.1〜No.3)が表示される。
また、集中制御盤7の表示部71には、熱源機1のコネクタ41(識別番号No.1〜No.3)が、識別番号順に表示される。換言すれば、第1実施形態では、集中制御盤7の表示部71には、温水端末(図8では省略)側で「所定の操作」(リモコン2cでON−OFFを複数回繰り返す操作)を行った順番が表示されるが、第2実施形態では、コネクタ41の識別番号が表示されるのである。
ここで、図8においては、集中制御盤7の表示部71には、コネクタ41の識別番号が複数表示されているが、当該表示部71にはコネクタの識別番号が一つしか表示されない様に構成される場合も存在する。
なお、第2実施形態においても、「関連付け」なる文言は、第1実施形態と同様に、集中制御盤7の表示部71において、温水端末2の設置位置を特定する名称、例えば、「浴室暖房」、「リビングルームの床暖房」、「子供部屋の床暖房」等を表示可能とする処理を意味している。
次に、図9のフローチャートをも参照して、第2実施形態において、温水端末を関連付けるための操作を説明する。
ここで、図9のフローチャートでは、集中制御盤7の表示部71にコネクタの識別番号が一つしか表示されない場合(図8とは異なる場合)における操作手順を示している。
図9において、先ずステップS21で、コントロールユニット10Aは、集中制御盤7と温水端末2との関連付けが必要か否かを判断する。集中制御盤7と温水端末2との関連付けが不要であれば(ステップS21がNO)、それ以降は操作しない。
集中制御盤7と温水端末2との関連付けが必要であれば(ステップS21がYES)、ステップS22において、何れの温水端末2と何れのコネクタ41が接続(或いは連通)しているかについて、全ての温水端末2で明確になっているか否かを判定する(ステップS22)。換言すれば、ステップS22においては、全ての温水端末2について、コネクタ41との「接続関係」が判定されたか否かを判断する。
ここで、何れの温水端末2と何れのコネクタ41が接続(或いは連通)しているかについては、「接続関係」という文言で表現している。
ステップS22において、全ての温水端末2でコネクタ41との「接続関係」が判定されていれば(ステップS22がYES)、ステップS25へ進む。
一方、未だコネクタ41との「接続関係」が判定されていない温水端末2があれば(ステップS22がNO)、ステップS22−1に進む。
ステップS22−1では、任意の温水端末2について、所定の操作(例えば、温水端末2のリモコン2cのON−OFF)を行う。ステップS22−1で所定の操作を行うと、当該温水端末2に連通しているコネクタ41の識別番号(図8におけるNo.1〜No.3)が、当該温水端末2のリモコン2cに表示される(ステップS22−2)。
ここで、集中制御盤7と温水端末2との「関連付け」を行おうとするユーザーは、リモコン2cに表示された温水端末2に連通するコネクタの識別番号を、何等かの手法により記録しておく。
ステップS23では、ステップS22−1で所定の処理が為された温水端末2が、未だにコネクタとの「接続関係」が判定されていなかった温水端末であって、新たにコネクタとの「接続関係」が判定されたのか否か、が判断される。
ステップS22−1では任意の温水端末2に対して所定の処理を行うので、既にコネクタ41との「接続関係」が判定された温水端末である可能性が存在する。そのため、ステップS23で、その旨を確認するのである。
未だにコネクタ41との「接続関係」が判定されていなかった温水端末が、(ステップS22−1、ステップS22−2の操作により)新たに「接続関係」が判定されたのであれば(ステップS23がYES)、当該新たに「接続関係」が判定された温水端末2をデータベース16に記憶する(ステップS24)。そして、ステップS22に戻り、ステップS22以降を繰り返す。
一方、既にコネクタ41との「接続関係」が判定された温水端末2であれば(ステップS23がNO)、そのままステップS22に戻り、ステップS22以降を繰り返す。
第1実施形態の場合と同様に、図9のステップS25以降では、集中制御盤7と温水端末2との関連付けが行われる。
ステップS25において、その設置位置を特定する名称(例えば、「リビングルームの床暖房」、「浴室暖房」、「子供部屋の床暖房」等)が集中制御盤7側で表示可能となった温水端末2(集中制御盤7と関連付けが行われた温水端末2)は、「関連付け」というグループに分類される。
そしてステップS25では、未だに「関連付け」というグループに分類されていない温水端末2の内で、当該温水端末2に連通しているコネクタ41の識別番号(図8ではNo.1〜No.3で示す)が一番若いものについて、当該一番若い識別番号が集中制御盤7の表示部71で表示される。そして、識別番号が表示されたコネクタ41に連通する温水端末2の設置箇所の名称(図8の例では、「浴室暖房」、「リビングルームの床暖房」、「子供部屋の床暖房」)を、集中制御盤7側で入力する。
ここで、当該「設置箇所の名称」の「入力」は、ステップS22−2に関して説明した様に、温水端末2に連通するコネクタ41の識別番号を記録している(例えば、メモに記入している)ので、当該記録を参照することにより容易に行われる。
集中制御盤7側で表示されるコネクタ41の識別番号は特定の温水端末2と1:1に対応しているので、コネクタ41の識別番号について、温水端末2の設置箇所の名称(図8の例では、「浴室暖房」、「リビングルームの床暖房」、「子供部屋の床暖房」)を入力することにより、集中制御盤7側では、温水端末2の「設置箇所の名称」の形式で、温水端末2の設置位置の情報を把握することが出来るのである。
次のステップS26では、コントロールユニット10は、集中制御盤7で識別番号が表示されたコネクタ41について、連通する温水端末2の設置箇所の名称(図8の例では、「浴室暖房」、「リビングルームの床暖房」、「子供部屋の床暖房」)が入力されたか否かを判断する。
温水端末2の設置箇所の名称が未だに入力されていなければ(ステップS26がNO)、ステップS25に戻って、繰り返す。温水端末2の設置箇所の名称が入力されたならば(ステップS26がYES)、ステップS27に進む。
ステップS27では、設置位置を特定する名称(例えば、「リビングルームの床暖房」、「浴室暖房」、「子供部屋の床暖房」等)が集中制御盤7側で表示可能となった温水端末2(集中制御盤7と関連付けが行われた温水端末2)を、「関連付け」されたグループに分類する。そして、新たに「関連付け」に分類された温水端末2を、集中制御盤7の表示部71に表示する(ステップS28)。
そして次のステップS29で、コントロールユニット10Aは、温水端末について「関連付け」に分類されたか否かを判断して、全ての温水端末が「関連付け」に分類されたなら(ステップS29がYES)、制御を終了する。
一方、未だ「関連付け」が為されていない温水端末2があれば(ステップS29がNO)、ステップS25まで戻り、再びステップS25以降を繰り返す。
前述した様に、図9は、集中制御盤7の表示部71に、単一の温水端末に関する情報(例えば、温水端末に連通するコネクタの識別番号や、温水端末設置箇所の名称等)しか表示されない場合における操作手順を説明するためのフローチャートである。
しかし、例えば図8において集中制御盤7の表示部71には、コネクタ4の識別番号を複数表示することが可能であり、その様な場合には、図9とは若干異なる操作手順となる。その様な、集中制御盤7の表示部71にコネクタ4の識別番号を複数表示することが可能な場合における操作手順を示すのが、図10のフローチャートである。
換言すれば、図10は、第2実施形態の変形例に係る操作手順を示すフローチャートである。
以下、図10に基づいて、第2実施形態の変形例を説明する。
図10において、ステップS31〜ステップS34のループは図9のステップS21〜ステップS24と同様であるので説明を省略する。
図10のステップS35以降においても、集中制御盤7側と温水端末2との関連付けが行われる。
図10のステップS35では、未だ「関連付け」に分類されていない温水端末2(その設置位置を特定する名称(例えば、「リビングルームの床暖房」、「浴室暖房」、「子供部屋の床暖房」等)が集中制御盤7側で表示可能となった温水端末2)の全部について、当該温水端末(「関連付け」に分類されていない温水端末)と連通しているコネクタ41の識別番号を、集中制御盤7の表示部71で全て表示する。
そして、表示された識別番号の各々について、識別番号のコネクタと連通する温水端末2の設置箇所の名称(例えば、「リビングルームの床暖房」、「浴室暖房」、「子供部屋の床暖房」等)を入力する。
そして、次のステップS36では、表示部71に識別番号を表示されたコネクタ4の何れかについて、連通する温水端末2の設置箇所の名称(例えば、「リビングルームの床暖房」、「浴室暖房」、「子供部屋の床暖房」等)を入力したか否かを判断する。
対応する温水端末2の設置箇所の名称を、何れのコネクタ4についても入力していない場合には(ステップS36がNO)、コネクタ4と温水端末2との関連付けの操作が中断しているものと判断してステップS35に戻り、ステップS36がNOのループを繰り返す。
何れかのコネクタ4について対応する温水端末2の設置箇所の名称が入力されたならば(ステップS36がYES)、ステップS37に進む。
ステップS37では、設置箇所の名称(例えば、「リビングルームの床暖房」、「浴室暖房」、「子供部屋の床暖房」等)の入力が行われた温水端末2を、「関連付け」に分類する。そして、その「関連付け」に分類された温水端末を、集中制御盤7の表示部71に表示する(ステップS38)。
全ての温水端末2について、「関連付け」に分類されたのであれば、図10の操作手順を終了する。
図10におけるその他のステップについては、図9と同様である。
図7〜図10の第2実施形態によれば、端末2側で熱源機側のコネクタを特定する情報(例えば、コネクタの識別番号:図8におけるNo.1〜No.3)を表示することにより、端末2側と集中制御7側とを容易に関連付けることが出来る。
その結果、設置前に設置位置に関する情報を集中制御盤7側に入力することが出来ない温水端末2であっても、その設置位置に関する情報(その設置位置を特定する名称:例えば、「リビングルームの床暖房」、「浴室暖房」、「子供部屋の床暖房」等)を、集中制御盤7側で表示可能とせしめることが容易に出来るのである。
本発明は、図1〜図10の第1及び第2実施形態で示す様な熱源機側と温水端末との関連付け(熱源機の集中制御盤の表示部において、温水端末の名称、例えば、「浴室暖房」、「リビングルームの床暖房」、「子供部屋の床暖房」等)が表示される様にせしめる処理)を行うのみならず、住居の電気機器を必要に応じて集中制御盤側から制御を行う、いわゆる「ホームオートメーション(「HA」と記載)」において、コントロールユニットの集中制御盤と各部屋の電気器具との関連付けを行う場合にも適用可能である。
図11〜図16の第3実施形態は、その様なHAにおける適用に関するものである。なお、第3実施形態は、以下において説明するように、第1実施形態と同様の処理を行う。
図11は、第3実施形態が適用されるHAを備えた住居を示している。
全体を符号102で示す住居は、1階部分104と2階部分106とを備えている。1階部分104には、リビングダイニング(LD:以下、「リビング」と表記)R1と、キッチン(K)R2と、和室R3と、浴室R4とが設けられ、2階部分106には、主寝室R5と、第1の子供部屋(図11では「子供部屋1」と表記)R6と、第2の子供部屋(図11では「子供部屋2」と表記)R7とが設けられている。
第1の子供部屋R6には空調機(エアコン)R6−2が設置され、第2の子供部屋R7には床暖房R7−2が設置されている。第1の子供部屋R6、第2の子供部屋R7には、エアコンや床暖房以外にも、種々の電気器具が備えられており、その他の部屋R1〜R5にも種々の電気製品が設けられているが、図示の簡略化のため、個々の電気器具の図示は省略する。
各部屋R1〜R7、正確には各部屋の電気器具は、信号伝達ラインCR1〜CR7を介して、HAにおけるコントロールユニット10Aに接続されている。上述した通り、個々の電気器具の図示は省略しているので、特に部屋R1〜R5について、図11では、各部屋とコントロールユニット10Aとが信号伝達ラインで接続されている様に表現してある。
ここで、リビングR1には、HAにおける集中制御盤7Aが設けられており、該集中制御盤7Aは、コントロールユニット10Aと、信号伝達ラインCL71及びCL72で信号(情報)をやり取りしている。
図12で示す様に、集中制御盤7Aは表示部71Aを有している。そして、集中制御盤7Aには、JEMA端子と対応するスイッチ79Aが設けられており、何れかのスイッチ79Aを操作すると、表示部において、対応する電気器具について表示される様に構成されている。
ここで、表示部71Aにおいて、図12で示す様に電気機器の設置位置(例えば、「子供部屋1の照明」等)が表示されるのは、集中制御盤7Aと電気機器とが「関連付け」を為された後である。
HAにおける集中制御盤7Aは、図1〜図6の第1実施形態における集中制御盤7を兼用することも出来る。
HAにおける集中制御盤7Aを、図1〜図6の第1実施形態における集中制御盤7と兼用する場合には、図12で示す集中制御盤7Aに、温水端末2(図1参照)に対応する数のスイッチ81Aを設ける必要がある。
HAにおいて、集中制御盤7AがJEMA端子を特定できたとしても、当該JEMA端子に接続している電気器具が何であるのかを把握することが出来ず、集中制御盤7Aから各部屋における種々の電気器具を操作するのが困難となってしまう。
HAにおいても、集中制御盤7Aから操作するべき電気器具を直接操作して利便性を向上するために、電気器具の設置位置に関する情報(例えば、「子供部屋1の照明」、「リビングの床暖房」、「和室の照明」等)が集中制御盤7Aで表示される様に「関連付け」を行えば、利便性が向上する。
しかし、電気器具の設置に関しても、当該電気器具をどの位置に設置したのかについて、集中制御盤7A側に設置前から予め記憶させることは困難である。HAにおいても、第1実施形態における温水端末の場合と同様に、ユーザー側で集中制御盤7Aを操作して、電気器具の設置位置に関する情報(例えば、「子供部屋1の照明」、「リビングの床暖房」、「和室の照明」等)が表示される様に調整する必要が存在する。
図11〜図16で示す第3実施形態によれば、集中制御盤7Aの表示部71A(図12)において、各種電気器具の名称(例えば、「子供部屋1の照明」、「リビングの床暖房」、「和室の照明」等)を表示すること、すなわち「関連付け」を行うことが、容易に実行可能である。
図13において、電気器具の操作用リモコン(図示せず)からの信号を受信する電気器具識別ブロック11Aが設けられている。そして、分類ブロック13から記憶ブロック16には、JEMA端子と電気器具との対応データが送信される様に構成されている。
その他の構成及び作用効果について、図11で示すコントロールユニット10Aは、図2のコントロールユニット10と同様な構成である。
図11〜図13で示す様な構成を用いて集中制御盤7Aと電気器具とを関連付ける操作手順については、図14〜図16に示されている。
ここで図14は、第1実施形態における図3と同様に、関連付けを行う操作手順を説明するための図であり、図14における符号W0A、W1A〜W6Aは、それぞれ、図3の符号W0、W1〜W6に対応する。
図15においては、「関連付け」を行う電気器具の名称を、図11の内容に沿って、それぞれ「子供部屋1の照明」、「リビングの床暖房」、「和室の照明」とした点以外は、第1実施形態の説明における図3と同様である。すなわち、集中表示板7Aと関連付けるべき電気器具(例えば、子供部屋1の照明、リビングの床暖房、和室の照明)の操作用リモコンで、順次、所定の操作(ON−OFF操作を複数回繰り返す操作)を行い(図3の手順W0〜W3)、電気器具の名称と何番目に所定の操作を行ったかについて、記憶する(例えば、メモ等。コントロールユニット10Aを含む各種情報処理装置に記憶させることも可能)。
そして、集中制御盤7Aの表示部71Aで表示される順番に従って、対応する順番の電気器具の名称(例えば、子供部屋1の照明、リビングの床暖房、和室の照明)を入力する(図3の手順W5、W6)。
ここで、集中制御盤7Aの表示部71Aで表示される順番は、電気器具側で前記所定の操作を行った順番と同一である。従って、例えばメモ等によって記録した電気器具の名称(設置箇所をも含めた電気器具の名称:例えば、子供部屋1の照明、リビングの床暖房、和室の照明)を、集中制御盤7Aの表示部71Aで表示される順番通りに集中制御盤7A側で入力すれば、集中制御盤7Aにおいて、設置箇所をも含めた電気器具の名称(例えば、子供部屋1の照明、リビングの床暖房、和室の照明)を表示することが可能となる。
図15、図16は、上述した関連付けの作業手順をフローチャートの形式で示している。図15は図12で示す様に、集中制御盤7Aの表示部71Aには単一の電気器具しか表示されない場合における「関連付け」の操作手順フローチャートであり、図16は、集中制御盤7Aの表示部71Aに複数の電気器具が表示される場合における「関連付け」の操作手順フローチャートである。
温水端末2ではなく、電気器具と集中制御盤とを関連付けている点を除くと、図15、図16の操作手順は、それぞれ図4、図5で示す第1実施形態における「関連付け」を行うための操作手順と同様である。
第3実施形態によれば、HA(ホームオートメーション)において、中央処理側が、設置箇所をも含めた電気器具の名称(例えば、子供部屋1の照明、リビングの床暖房、和室の照明)を特定できていない状態で、簡単な操作により、設置箇所をも含めた電気器具の名称を中央処理側で特定することが出来る。
中央処理側で、設置箇所をも含めた電気器具の名称(例えば、子供部屋1の照明、リビングの床暖房、和室の照明)を特定できることにより、HAにおいて中央処理側(例えば、集中制御盤7A)から各電気器具を操作することが出来るので、利便性が格段に向上する。
次に、図17〜図19を参照して、本発明の第4実施形態について説明する。
第3実施形態は、HAに本発明を適用したものであるが、第4実施形態も本発明をHAに適用した実施形態である。この第4実施形態では、電気器具側で所定の操作(例えば、リモコンによりON−OFFを繰り返す操作)が為された場合に、当該操作が為された旨を集中制御盤7側が了解した旨を表示するため、当該電気器具側に所定の表示(例えば、当該電気器具において、ON−OFFを繰り返す等)を行わせしめる点に特色がある。
図17は、第2実施形態における図7に対応するものである。
図17において、コントロールユニット10Bは、電気器具の操作用リモコン(図示せず)からの信号を受信する電気器具識別ブロック11Bと、入力判定ブロック12と、表示ブロック14と、リモコン側への返信信号を発生する返信信号発生ブロック15Bと、記憶ブロック(データベース)16Bとを有している。
コントロールユニット10Bにおいて、返信信号発生ブロック15Bは、後述する様に、電気器具を集中制御盤7と「関連付け」る操作が為された際に、係る「関連付け」が行われたことを電気器具側でユーザーに対して表示する(例えば、電気器具側で、ON−OFFを繰り返す等)のに必要な制御信号を、集中制御盤側(すなわちコントロールユニット10B側)から電気器具側へ送信(返信)する様に構成されている。
ここで、第4実施形態においては、集中制御盤は符号7Bで表示し、表示部は符号71Bで表現する。
図18を参照して、第4実施形態の手順を説明する。図18中、符号W0B、W1B〜W8Bは、操作手順を示す通し番号である。
最初に、符号W0Bで示す様に、集中制御盤7Bの表示部71Bには、電気器具(例えば、「子供部屋1の照明」、「リビングの床暖房」、「和室の照明」等)が、HAにおいて適正に結線されている旨が表示されている。
次に、ユーザーは、第1の電気器具(図示の例では「子供部屋1の照明」)の設置箇所である子供部屋1(図11のR6)まで行き、その操作手段(例えばリモコン:図示せず)を操作して、第1の電気器具(子供部屋1の照明)の設置位置に関する情報を集中制御盤7Bで把握するための所定の操作(例えば、リモコンでON―OFF)を行う(図18の手順W1B:図14のW1Aに相当)。
第1の電気器具(子供部屋1の照明)で所定の操作が為されたならば、コントロールユニット10Bは、返信信号発生ブロック15Bから第1の電気器具(子供部屋1の照明)へ返信信号を送り、第1の電気器具(子供部屋1の照明)をON−OFFする(図18の手順W2B)。
ユーザーは、第1の電気器具(子供部屋1の照明)がON−OFFするのを確認することにより、集中制御盤7Bが設けられている箇所(例えばリビングルーム)に戻らなくても、第1の電気器具(子供部屋1の照明)で所定の操作が為された旨が、集中制御盤7B側で確認或いは把握されたことを認識出来る。
次いでユーザーは、第2の電気器具(図示の例では「リビングの床暖房」)の設置箇所であるリビングルーム(図11のR1)まで行き、第2の電気器具の操作手段(床暖房のスイッチ)により、上述した所定の操作(例えば、リモコンでON―OFF)を行う(図18の手順W3B:図14の手順W2Aに相当)。
これに対して、集中制御盤7B或いはコントロールユニット10Bから、第2の電気器具(リビングの床暖房)へ返信信号が送信され、第2の電気器具(リビングの床暖房)がON−OFFする(図18の手順W4B)ので、「関連付け」を行っているユーザーは、第2の電気器具(リビングの床暖房)で所定の操作が為された旨が集中制御盤7B側で把握されたことを認識する。
さらにユーザーは第3の電気器具(図示の例では「和室の照明」)の設置箇所である和室(図11のR3)まで行き、第3の電気器具の操作手段(和室の照明のスイッチ)で所定の操作(例えば、スイッチによりON―OFF)を行う(図18の手順W5B:図14の手順W3Aに相当)。
そして、第3の電気器具(和室の照明)がON−OFFする(図18の手順W6B)ので、「関連付け」を行っているユーザーは、第3の電気器具(和室の照明)で所定の操作が為された旨が集中制御盤7B側で把握されたことを認識する。
以下、集中制御盤7Bとの「関連付け」が必要な全ての電気器具について、「所定の操作(ON−OFF)」を行う。
前記手順W1B、W3B、W5Bで「所定の操作(ON―OFF)」を行ったユーザーは、第1番目に操作した電気器具(子供部屋1の照明)、第2番目に操作した電気器具が何で(例えば、浴室暖房)、第3番目に操作した電気器具が何なのか(例えば、和室の照明)、のみを記録する。係る「記録」は、電子的な手段を用いて実行しても良いし、いわゆる「メモ」等を用いた手作業で行っても良い。特に限定条件が存するものではない。
ここで、手順W2B、W4B、W6Bにおいて、「所定の操作(ON―OFF)」が為された電気器具が各々ON−OFF作動をするので、記録を行うユーザーが当該電気器具のON−OFF作動を確認してから上述の記録を行えば、記録するべき電気器具(子供部屋1の照明、浴室暖房、和室の照明)を誤認して、別の電気器具の名称を記録してしまうことが防止出来る。
また、中央制御盤7Bと「関連付け」をする必要が無い電気器具が存在する場合に、係る電気器具は上述した様なON−OFF作動を行わないので、ユーザーが係る電気器具(「関連付け」をする必要が無い電気器具)を「関連付け」をするべき電気器具として記録してしまうことが防止出来る。
集中制御盤7Bとの「関連付け」が必要な全ての電気器具について、「所定の操作(ON−OFF)」を完了したのであれば、集中制御盤7において、上述した操作(W1B〜W6Bの手順)を行った順番(ユーザーにより記録された順番:子供部屋1の照明、浴室暖房、和室の照明の順番)に従って、図18の符号73で示す様に、「電気器具の名称(及び/又は設置位置)を入力する要求」が示される(図18の手順W7B、W8B参照)。それに対しては、ユーザーの記録(例えばメモ)の内容に沿って、電気器具の名称及び/又は設置位置(「子供部屋1の照明」、「浴室暖房」、「和室の照明」等)を入力する。
図18の例では、「1つ目の電気器具」については「子供部屋1の照明」と入力し、「2つ目の電気器具」については「浴室暖房」と入力し、「3つ目の電気器具」については「和室の照明」と入力する(図18の手順W7B、W8B:図14の手順W5A、W6Aに対応)。
図19、図20のフローチャートを参照して、図18を参照して説明した「関連付け」の制御手順をさらに説明する。
図19のフローチャートは、図18の手順W7B、W8Bにおいて、集中制御盤7Bには単一の電気器具に関する名称入力要求のみが表示される場合の制御手順を示しており、第3実施形態における図15のフローチャートに対応する。
但し、図19においては、所定の操作(ON−OFF操作)がされた電気器具をコントロールユニット10B側(集中制御盤7B側)で記憶した(図19のステップS4)後、コントロールユニット10B側(集中制御盤7B側)から返信信号が送られて、所定の操作がされた電気器具がON−OFF作動する(ステップS41)。それから、ステップS12に戻る。
その他については、図15と同様である。
図20のフローチャートは、図18の手順W7B、W8B或いは図19で説明したように、集中制御盤7Bには単一の電気器具に関する名称入力要求のみが表示されるのではなく、集中制御盤7Bの表示部71Bに複数の電気器具に関する名称入力要求が表示され、ユーザーは名称入力要求が表示された複数の電気器具について、その名称及び/又は設置位置を入力する様に構成された場合の制御手順を示している。そして図20は、第3実施形態における図16に対応する。
図20においても、所定の操作(ON−OFF操作)がされた電気器具をコントロールユニット10B側(集中制御盤7B側)で記憶した(図19のステップS4)後、コントロールユニット10B側(集中制御盤7B側)から返信信号が送られて、所定の操作がされた電気器具がON−OFF作動する(ステップS41)。それから、ステップS12に戻る。その他については、図20は図16と同様である。
図示の実施形態はあくまでも例示であって、本発明の技術的範囲を限定する趣旨の記述ではない旨を付記する。
第1実施形態の全体構成を示すブロック図。 第1実施形態におけるコントロールユニットの構成を示すブロック図。 第1実施形態における操作手順を模式的に説明する図。 第1実施形態において、集中制御盤で単一の温水端末のみの情報を表示する場合の操作フローチャート。 第1実施形態において、集中制御盤で複数の温水端末の情報を表示する態様を模式的に示す図。 第1実施形態において、集中制御盤で複数の温水端末の情報を表示する場合の操作フローチャート。 第2実施形態におけるコントロールユニットの構成を示すブロック図。 第2実施形態における操作手順を模式的に説明する図。 第2実施形態において、集中制御盤で単一の温水端末のみに情報を表示する場合の操作フローチャート。 第2実施形態において、集中制御盤で複数の温水端末に情報を表示する場合の操作フローチャート。 第3実施形態を実施した住居における電気器具の制御システムを示すブロック図。 第3実施形態における中央制御盤の1態様を示す図。 第3実施形態におけるコントロールユニットの構成を示すブロック図。 第3実施形態における操作手順を模式的に説明する図。 第3実施形態において、集中制御盤で単一の電気器具のみの情報を表示する場合の操作フローチャート。 第3実施形態において、集中制御盤で複数の電気器具の情報を表示する場合の操作フローチャート。 第4実施形態におけるコントロールユニットの構成を示すブロック図。 第4実施形態における操作手順を模式的に説明する図。 第4実施形態において、集中制御盤で単一の電気器具のみの情報を表示する場合の操作フローチャート。 第4実施形態において、集中制御盤で複数の電気器具の情報を表示する場合の操作フローチャート。
符号の説明
1・・・熱源機
2・・・空気調和機/温水端末
3・・・温水発生装置
4・・・コネクタ
5・・・熱源機側温水配管
6・・・空気調和機側温水配管
7、7A、7B・・・集中制御盤
10、10A、10B・・・制御手段/コントロールユニット
11・・・リモコン識別ブロック
12・・・入力判定ブロック
13・・・分類ブロック
14・・・表示ブロック
15・・・リモコン側表示信号発生ブロック
16・・・記憶ブロック
31・・・燃焼機
32・・・貯湯槽
71、71A・・・表示部
72・・・入力部
73・・・音声発生部

Claims (10)

  1. 複数の空気調和機と、熱源機とを有し、複数の空気調和機の各々は温水循環用ラインを介して熱源機に接続されており、空気調和機は各々に設けられた操作手段により運転操作が行われると共に、熱源機側の制御機構によっても運転操作可能に構成されており、熱源機は制御手段を備え、該制御手段は、空気調和機に設けられた操作手段に対して行われた操作により、当該操作が行われた空気調和機の設置位置に関する情報を制御機構で把握するための処理を実行する様に構成されていることを特徴とする空気調和システム。
  2. 前記制御手段は、空気調和機に設けられた操作手段に対して、空気調和機と制御機構とを関連つけるために行う操作が行われ、当該操作が行われた順番に従って個々の空気調和機が入力された際に、個々の空気調和機と制御機構とを関連付ける様に構成される請求項1の空気調和システム。
  3. 複数の空気調和機の各々は温水循環用ライン及び熱源機側のコネクタを介して熱源機に接続されており、空気調和機と制御機構とを関連つけるための操作が行われた際に、当該空気調和機と接続されている熱源機側のコネクタが空気調和機に設けられた操作手段と熱源機側の制御機構で表示される様に構成されており、前記制御手段は、熱源機側の制御機構でコネクタが表示され且つコネクタと対応する温水端末が入力された際に、個々の空気調和機と制御機構とが関連付けられたと判定する様に構成される請求項1の空気調和システム。
  4. 複数の電気器具と、集中制御用機器とを有し、複数の電気器具の各々は運転操作信号のみが伝達可能な端子及び信号伝達ラインを介して集中制御用機器に接続されており、電気器具は各々に設けられた操作手段により運転操作が行われると共に、集中制御用機器側からも運転操作可能に構成されており、電気器具に設けられた操作手段に対して行われた操作により当該操作が行われた電気器具と集中制御用機器とを関連付けるための処理を実行する様に構成されている制御手段を備えていることを特徴とする電気器具制御システム。
  5. 前記制御手段は、電気器具に設けられた操作手段に対して、電気器具と集中制御用機器とを関連つけるために行う操作が行われ、当該操作が行われた順番に従って集中制御用機器で個々の電気器具の設置位置に関する情報が入力された際に、個々の電気器具と集中制御用機器とが関連付けられたと判断する様に構成される請求項4の電気器具制御システム。
  6. 前記制御手段は、電気器具を集中制御用機器と関連つける操作が行われた際に、その旨を電気器具側で表示するための制御信号を発生する返信信号発生手段を有している請求項5の電気器具制御システム。
  7. 請求項2の空気調和システムの使用方法において、空気調和機と制御機構とを関連付けるための処理を実行するために、空気調和機に設けられた操作手段に対して、空気調和機と制御機構とを関連付けるための操作を行う工程と、当該操作が行われた順番を記憶する工程と、記憶された順番に従って制御機構で空気調和機の設置位置に関する情報を入力する工程、とを備えていることを特徴とする空気調和システムの使用方法。
  8. 請求項3の空気調和システムの使用方法において、空気調和機に設けられた操作手段により空気調和機と制御機構とを関連つける操作を行う工程と、前記操作が為された際に当該空気調和機と接続されている熱源機側のコネクタを当該操作手段で表示する工程と、表示されたコネクタを記録する工程と、制御機構でコネクタを表示し且つ表示されたコネクタと対応する温水端末を入力する工程を有していることを特徴とする空気調和システムの使用方法。
  9. 請求項5の電気器具制御システムの使用方法において、電気器具と集中制御用機器とを関連付けるための処理を実行するために、電気器具に設けられた操作手段に対して、電気器具と集中制御用機器とを関連付けるための操作を行う工程と、当該操作が行われた順番を記憶する工程と、集中制御用機器で前記記憶された順番に従って電気器具の設置位置に関する情報を入力する工程、とを備えていることを特徴とする電気器具制御システムの使用方法。
  10. 電気器具と集中制御用機器とを関連付けるための操作を行う前記工程が行われた後、集中制御用機器から電気器具へ制御信号が発信されて、電気器具を集中制御用機器と関連つける操作が行われた旨を電気器具側で表示する工程、を有している請求項9の電気器具制御システムの使用方法。
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