JP2002305845A - 電気製品管理システム - Google Patents

電気製品管理システム

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JP2002305845A
JP2002305845A JP2001103003A JP2001103003A JP2002305845A JP 2002305845 A JP2002305845 A JP 2002305845A JP 2001103003 A JP2001103003 A JP 2001103003A JP 2001103003 A JP2001103003 A JP 2001103003A JP 2002305845 A JP2002305845 A JP 2002305845A
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  • Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 室内あるいは外出先等から電気製品の電源の
オン・オフを簡易に制御することができ、またオン・オ
フ以外の操作についても間接的にかつ簡易に制御するこ
とのできる電気製品管理システムを得る。 【解決手段】 宅内構成部31にはインターネット網4
6に接続された一般回線45と電力会社41の電力線4
2に接続された宅内配電線37が引き込まれており、信
号が重畳される形で制御機能付電源タップ34および通
信ネットワークに対応した第4の電気製品43に電源が
供給される。第1〜第3の電気製品331〜333は制御
機能付電源タップ34によって電気製品の現状把握と電
源のオン・オフ制御が行われる。その指示は宅外構成部
32の携帯端末48が行う。第4の電気製品43の場合
には電源のオン・オフだけでなく、各種機能のリモート
コントロールが可能である。電力線42を使用している
ので、構成および制御が簡単になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はテレビジョン等の電
気製品の電源等の管理を行う電気製品管理システムに係
わり、特に家庭や小規模のオフィスあるいは店舗におい
て有効な電気製品管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】多くの家庭ではテレビジョン、録画再生
機、蛍光灯、トースタ、電気炊飯器、電気湯沸器といっ
た多種多様な電気製品を使用しており、就寝の際あるい
は外出する際にこれらの電源を切ったり、あるものにつ
いては所定の時間に作動させるためにセットするといっ
た必要がある。しかしながら、このような電気製品の管
理は常に完全に行われるとは限らず、また、外出先では
管理が完全に行われたかどうかの確認のしようがない。
【0003】そこで最近では自宅内を走行できるロボッ
トにカメラを組み込み、更にこのようなロボットにイン
ターネット接続機能を付加して、外出先からロボットの
走行をコントロールすることで室内の様子や電気製品の
電源のオン・オフの確認を行うことが提案されている。
【0004】しかしながら、ロボットを使用する手法で
は、その価格が大変高価であって電気製品のオン・オフ
の確認のために購入するのは現実的ではない。また、家
庭やオフィス、店舗等には障害物や段差があったり階段
が存在する場合も多く、ロボットが自在に目的の場所に
誘導され、所望の電気製品のオン・オフを確認するため
の画像を送信できる場合は極めて限定的である。また、
電源のオン・オフの確認ができたとしても、これらのロ
ボットを操作して電気製品の電源を切るといったことは
ほとんど不可能であった。
【0005】そこで、特開2000−261864号公
報では、電源タップに電気製品が接続されることに着目
して、所定の制御端末がコンセントを制御するようにす
ることで電気製品に対する電源のオン・オフを制御する
ことを提案している。
【0006】図11は、この提案の概要を表わしたもの
である。電源タップ11にはテレビジョン等の電気製品
12の電源プラグ13が差し込まれ、ここから電源の供
給を受けるようになっている。電気製品12は赤外線等
の手段によってリモートコントローラ(リモコン)14
から制御の指示を受ける。電気製品12は電源のオン・
オフ制御を行う制御端末15との間で無線通信を行うこ
とができるようになっており、制御端末15は電源タッ
プ11との間で無線通信を行うことができるようになっ
ている。
【0007】このような電気製品管理システムでは、リ
モートコントローラ14が電気製品12の電源の切断を
指示した場合、これを受信した電気製品12は制御端末
15に電源の切断を指示する。制御端末15はこの指示
があると電源タップ11と無線で通信し、指示された電
源タップの電源供給を切断する。反対に所定の電気製品
の電源をオンにする指示をするような場合は、制御端末
15が予め設定された時間に電源タップ11に対して電
源をオンにする指示を出すようになっている。これによ
り、該当する電気製品の電源をオンにすることになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
後者の提案によれば、電源タップ11と電気製品12に
共に通信機能を具備させることが必要であるばかりでな
く、電源タップ11の電源のオン・オフを制御する専用
の制御端末15を必要とした。このため、全体的なシス
テムの価格が高くなってしまう。また、制御端末15は
電気製品12からの指示を受信する必要があるので、家
庭や小さな店舗の内部といった局限された環境に配置さ
れている必要があった。このため、比較的遠距離からの
電気製品の電源のオン・オフを行い得ないといった問題
があった。
【0009】更にこの提案の電気製品管理システムで
は、電源のオン・オフを行うことができるものの、リモ
ートコントローラ14と電気製品12の間ではリモート
コントローラ14からの指示が伝達されるのみであっ
た。このため個々の電気製品12の置かれている環境を
チェックすることや、電源を切る指示を行った場合にも
電源が確実に切断されたかどうかを確認することができ
なかった。また、電気製品12に対して電源のオン・オ
フ制御以外の複雑な制御を行うことができないといった
問題もあった。たとえば電気製品12がテレビジョンの
録画を行う装置であった場合に録画予約を行うといった
機能を外部から実現することができなかった。
【0010】そこで本発明の目的は、室内あるいは外出
先等から電気製品の電源のオン・オフを簡易に制御する
ことができ、更に所定の場合にはその電気製品のオン・
オフ以外の操作についても間接的にかつ簡易に制御する
ことのできる電気製品管理システムを提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)それぞれの電気製品に対して電源を供給する
ための電源タップと、(ロ)これらの電源タップの1つ
ずつあるいはこれらの幾つかをグループ化した単位でこ
れらに供給する電源をオン・オフ制御する電源オン・オ
フ用スイッチと、(ハ)特定の電気製品の電源のオン・
オフの指示を通信回線を通じて受信する電源指示受信手
段と、(ニ)この電源指示受信手段によって特定の電気
製品の電源のオン・オフの指示を受信したとき電源オン
・オフ用スイッチのうちこれに対応するものを制御する
ことでその電気製品の電源のオン・オフを制御する電源
制御手段とを電気製品管理システムに具備させる。
【0012】すなわち請求項1記載の発明では、電源タ
ップの1つずつあるいはこれらの幾つかをグループ化し
た単位でこれらに供給する電源をオン・オフ制御する電
源オン・オフ用スイッチを設けておき、電源指示受信手
段によって特定の電気製品の電源のオン・オフの指示を
通信回線を通じて受信すると、その指示に合わせて電源
オン・オフ用スイッチのうちこれに対応するものが電源
制御手段によってオン・オフ制御されるようになってい
る。これにより、通信回線を通じて外部から指示を出す
ことで、電源オン・オフ用スイッチを介して個々の電気
製品のオン・オフ制御が可能になる。
【0013】請求項2記載の発明では、(イ)それぞれ
の電気製品に対して電源を供給するための電源タップ
と、(ロ)これらの電源タップの1つずつあるいはこれ
らの幾つかをグループ化した単位でこれらに供給する電
源をオン・オフ制御する電源オン・オフ用スイッチと、
(ハ)電源タップのそれぞれと、それらに接続された電
気製品を対応付けた対応情報を格納した対応情報格納手
段と、(ニ)電源タップのそれぞれに接続された電気製
品の電源のオン・オフ状態を検知する電源オン・オフ検
知手段と、(ホ)この電源オン・オフ検知手段の検知結
果と対応情報格納手段に格納された対応情報から各電気
製品の電源のオン・オフ情報を通信回線を通じて外部に
通知するオン・オフ情報通知手段と、(ヘ)このオン・
オフ情報通知手段の通知に対応して特定の電気製品の電
源のオン・オフの指示を通信回線を通じて受信する電源
指示受信手段と、(ト)この電源指示受信手段によって
特定の電気製品の電源のオン・オフの指示が行われたと
き電源オン・オフ用スイッチのうちこれに対応するもの
を制御することでその電気製品の電源のオン・オフを制
御する電源制御手段とを電気製品管理システムに具備さ
せる。
【0014】すなわち請求項2記載の発明では、電源タ
ップのそれぞれに接続された電気製品の電源のオン・オ
フ状態を検知する電源オン・オフ検知手段を設けてお
き、オン・オフ情報通知手段は電源オン・オフ検知手段
の検知結果と対応情報格納手段に格納された対応情報か
ら各電気製品の電源のオン・オフ情報を通信回線を通じ
て外部に通知するようにしている。そして、電源指示受
信手段はオン・オフ情報通知手段の通知に対応して特定
の電気製品の電源のオン・オフの指示を通信回線を通じ
て受信し、電源制御手段は、特定の電気製品の電源のオ
ン・オフの指示が行われたとき電源オン・オフ用スイッ
チのうちこれに対応するものを制御することでその電気
製品の電源のオン・オフを制御するようになっている。
これにより、通信回線を通じて電気製品の電源のオン・
オフ状態を知ることができると共に、外部から指示を出
すことで、電源オン・オフ用スイッチを介して個々の電
気製品のオン・オフ制御が可能になる。
【0015】請求項3記載の発明では、請求項2記載の
電気製品管理システムで、オン・オフ情報通知手段はイ
ンターネット上の特定のアドレスにこれを送信すること
を特徴としている。
【0016】すなわち請求項3記載の発明では、各電気
製品の電源のオン・オフ状態を検知する電源オン・オフ
検知手段の検知結果はインターネット上の特定のアドレ
スに送信されるようにしている。したがって、たとえば
携帯電話機や固定式の電話機でそのアドレスの領域をア
クセスすることでこれを取得することができる。また、
特定のホームページ上に各電気製品の電源の状態を表示
することができ、これを携帯電話機やその他の情報端末
を使用して確認することができる。
【0017】請求項4記載の発明では、請求項1または
請求項2記載の電気製品管理システムで、電源指示受信
手段はインターネット上の特定のサーバを介して電源の
オン・オフの指示があったとき該当する電源のオン・オ
フを制御することを特徴としている。
【0018】すなわち請求項4記載の発明では、インタ
ーネット上の特定のサーバを介してすなわちインターネ
ット上の所定のホームページにアクセスして電源のオン
・オフの指示を行うことで、そこから各電気製品の電源
等の制御を行うことができる。
【0019】請求項5記載の発明では、(イ)それぞれ
の電気製品に電源を供給するための電源供給線路と、
(ロ)この電源供給線路に通信回線を通じて個々の電気
製品の遠隔操作用の操作信号を重畳する重畳手段と、
(ハ)この重畳手段によって重畳された操作信号を分離
して対応する電気製品の制御を行う電気製品制御手段
と、(ニ)電源供給線路に接続された電気製品の情報を
収集してこれを表わした監視情報を電源供給線路を介し
て通信回線に送出する監視情報送出手段とを電気製品管
理システムに具備させる。
【0020】すなわち請求項5記載の発明では、それぞ
れの電気製品に電源を供給するための電源供給線路に通
信回線を通じて個々の電気製品の遠隔操作用の操作信号
を重畳する一方で、電源供給線路に接続された電気製品
の情報を収集してこれを表わした監視情報を通信回線に
送出するようにしている。また、電気製品制御手段は重
畳手段によって重畳された操作信号を分離して対応する
電気製品の制御を行うようになっている。このように、
通信回線と電源供給線路を連結することで通信回線を通
じて電気製品の操作を行うことができると共に、これら
の電気製品がどのような状態であるかを監視することが
できる。ここで電気製品の操作は、電源のオン・オフ制
御だけであってもよいが、更に高度な操作を行うような
ものであってもよい。
【0021】請求項6記載の発明では、請求項5記載の
電気製品管理システムで、通信回線はインターネット網
に接続されており、携帯電話機がこのインターネット網
を介して特定の1または複数の電気製品を操作するため
の操作信号を出力すると共に、監視情報を受信してこれ
らの電気製品の監視を行うことを特徴としている。
【0022】すなわち請求項6記載の発明では、通信回
線がインターネット網に接続されていることを示してい
る。これにより、たとえばインターネットにアクセスす
ることのできる携帯電話機等の各種情報端末が電気製品
の制御を行ったり、電気製品の現在の状態を、外出先等
のインターネットがアクセスできる場所から把握するこ
とができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
【0024】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0025】図1は本発明の一実施例における電気製品
管理システムの構成の概要を表わしたものである。本実
施例の電気製品管理システムは、宅内構成部31と宅外
構成部32とに分かれている。宅内構成部31は家庭や
小規模のオフィスあるいは店舗のように各種の電気製品
を備えた領域をいう。本実施例では説明を簡単にするた
めに第1〜第3の電気製品331〜333が1つの制御機
能付電源タップ34にそれらの第1〜第3の電源プラグ
351〜353を差し込むことで電源の供給を受けるよう
になっている。制御機能付電源タップ34は宅内配電線
36、37に接続されており宅内制御器38を介して配
電盤39に接続されている。配電盤39は電力会社41
の電力線42に接続されている。
【0026】第1〜第3の電気製品331〜333は、そ
れら自身が通信ネットワークに対応して電源のオン・オ
フ制御を行う機能を備えていない一般の電気製品であ
る。このため、制御機能付電源タップ34を使用するこ
とで電源のオン・オフ制御を行うことができるようにな
っている。通信ネットワークに対応して電源のオン・オ
フおよび必要なその他の制御を実行することのできる第
4の電気製品43は制御機能付電源タップ34を介する
ことなく配電線36に接続されている。
【0027】宅内制御器38は配電盤39に接続された
宅内配電線37と一般回線45を引き込んでおり、商用
電源に一般回線45を伝送されてきた信号を重畳した
り、宅外に送出する際に信号を分離して一般回線45に
送出する役割を備えている。一般回線45は図示しない
モデムやルータ等の通信機器および電話回線を介して宅
外のインターネット網46に接続されている。インター
ネット網46上には電気製品の制御のために用意された
サーバ47が配置されている。携帯端末48は図示しな
い携帯通信網を介してインターネット網46と接続され
るようになっている。
【0028】図2は、宅内制御器の構成を表わしたもの
である。宅内制御器38は図示しないCPU(中央処理
装置)や制御用のプログラムを格納したROM(リード
・オンリ・メモリ)を備えた制御部51を有している。
制御部51はデータバス等のバス52を介してメモリ5
3、送受信部54およびデータ付加分離部55と接続さ
れている。
【0029】ここで、メモリ54は宅内構成部31に所
属する各電気製品としての第1〜第4の電気製品331
〜333、43の状況を格納するメモリである。送受信
部53は一般回線45と接続されており、宅外から送ら
れてきた電気製品制御用の信号を受信したり、インター
ネット網46(図1参照)に信号を送出する送受信機能
を備えている。データ付加分離部55は、宅内配電線3
7から供給される商用電源に宅外から送られてきた信号
を重畳させて宅内配電線36に送出するデータ付加機能
と、宅内配電線36に重畳された信号を分離してバス5
2を介して制御部51に送出するデータ分離機能とを備
えている。
【0030】図3は、制御機能付電源タップの構成を具
体的に表わしたものである。制御機能付電源タップ34
は、図1に示した第1〜第3の電源プラグ351〜353
にそれぞれ1対1で対応する第1〜第3の電源線611
〜613の一端を接続した第1〜第3の電源タップ621
〜623を備えている。第1〜第3の電源線611〜61
3の他端は、それぞれ1対1で対応する第1〜第3のリ
レー接点631〜633のブレーク(常閉)接点側に接続
されている。第1〜第3のリレー接点631〜633のコ
モン(共通)接点側は電源線64として共通して情報分
離合成部65に接続されている。なお、この図では電源
線611〜613を1本ずつ示しているが、2本同時に開
閉動作をさせてもよいし、図示している1本ずつを開閉
動作させることも可能である。
【0031】情報分離合成部65は、図1に示した宅内
配電線36と接続されており、図1に示した電力会社4
1の電力線42に一般回線45から重畳された信号を分
離して、電気製品制御信号67として情報解析部68に
送出したり、反対に一般回線45へ送り返す信号を合成
(重畳)するようになっている。商用電源の方は電源線
64によって第1〜第3のリレー接点631〜633の方
向に送り出されることになる。
【0032】情報解析部68は電気製品制御信号67を
入力し、制御機能付電源タップ34のうちの該当するも
のの信号成分を選び出す。本実施例では説明を簡単にす
るために制御機能付電源タップ34が1つだけの場合を
示しているが、宅内構成部31に幾つもの制御機能付電
源タップ34が配置されている場合があり、それぞれに
異なった電気製品が接続されている場合がある。このよ
うな場合には、情報分離合成部65で分離された電気製
品制御信号67が制御機能付電源タップ34別に選り分
けられることになる。なお、交流の電源に重畳されてい
る電気製品制御信号67の中には制御機能付電源タップ
34以外のものとして、図1に示した第4の電気製品4
3のように単独で通信ネットワークに対応する電気製品
用のものもある。
【0033】情報解析部68は自己の電気製品制御信号
67を抽出すると、更にこれを本実施例では第1〜第3
の電源タップ621〜623といった電源タップ別の第1
〜第3の電源オン・オフ信号691〜693に分離する。
これら第1〜第3の電源オン・オフ信号691〜69
3は、第1〜第3のリレー接点631〜633のうち対応
するものの図示しないリレー回路に供給される。これら
のリレー回路は、電源がオフとされるものについては第
1〜第3の電源オン・オフ信号691〜693のうちの対
応するものによって励磁されて、対応するリレー接点6
3を開く。また、電源がオンとされるものについては解
磁状態のままとなり、対応するリレー接点63を閉じた
状態に保持する。
【0034】また、情報解析部68は第1〜第3の電源
タップ621〜623のどの位置に電気製品が差し込まれ
たかを図示しない光センサあるいは電位の変化を検出す
る図示しない回路によって検出するようにしている。そ
して、この検出結果をその場所としてのアドレスを付し
て図1に示した宅内制御器38に送出し、宅内構成部3
1の電気製品を管理する者に入力を要求して、どのよう
な電気製品が第1〜第3の電源タップ621〜623のど
の位置に差し込まれたかの対応表を作成するようになっ
ている。
【0035】図4は、第4の電気製品の回路の要部を示
したものである。電源ネットワーク対応電気製品として
の第4の電気製品43は、宅内配電線36と接続された
情報分離合成部71を備えている。情報分離合成部71
は図1に示した電力会社41の電力線42に一般回線4
5から重畳された信号を分離して、電気製品制御信号7
2として制御部73に送出したり、反対に制御部73か
ら一般回線45へ送り返す信号を合成(重畳)するよう
になっている。制御部73は図示しないCPUとROM
を備えた素子であり、不揮発性のメモリ74と、簡易な
キーボードあるいはスイッチ群からなる一般入力部75
および本来の電気製品を構成する電気製品部76とバス
77で接続されている。ここでは、第4の電気製品43
の構成を例示しているが、他の電源ネットワーク対応電
気製品も表示部を備えたり音声入出力部を備える場合が
ある等の多少の違いはあるものの、電気製品部76を除
けば実質的にはこれと同一の構成となっている。電気製
品部76自体がたとえば家庭に備えられたパーソナルコ
ンピュータのように高度の制御機能を備えているもので
あれば、情報分離合成部71以外の回路部品を特別に必
要としないことはもちろんである。
【0036】第4の電気製品43は、制御部73が所定
の項目について電気製品部76を定期的にチェックして
その結果をメモリ74に入力し、内容を最新のものに更
新している。また、第4の電気製品43の取り扱い者は
一般入力部75から制御したい項目等の必要なデータを
入力することができるようになっている。したがって、
第4の電気製品43の場合には、単に電気製品部76の
電源のオン・オフといった単純な制御だけでなく、録画
の予約や電気炊飯器の炊飯のモードの確認や変更等のよ
り複雑な制御を行うことができる。
【0037】ところで図2に示した宅内制御器38はそ
のメモリ54に各電気製品の現在の状況を登録するよう
になっている。図1に示した制御機能付電源タップ34
を使用した電気製品は、それ自体登録および登録内容の
変更を行う能力がない。そこでこれらについては電気製
品を制御機能付電源タップ34に接続したとき、あるい
はこれを取り外したときに取り扱い者が登録あるいは登
録内容の変更を行うようになっている。このための入力
操作は制御部51に付属した図示しない入力機器を操作
することで行ってもよいし、携帯端末48からこのよう
なデータを入力してもよい。電源ネットワーク対応電気
製品としての第4の電気製品43の場合には、取り扱い
者を介することなく登録あるいは登録内容の変更が可能
である。
【0038】図5は、以上のような構成の電気製品管理
システムにおける宅内制御器内のメモリ管理の流れを表
わしたものである。制御部は登録等の入力要求があるか
どうかをチェックし(ステップS81)、前記したよう
に所定の入力機器あるいはこの電気製品管理システムの
取り扱い者の携帯端末48から要求があった場合には
(Y)、制御機能付電源タップ34ごとにそれらに接続
する電気製品の内容あるいは制御機能付電源タップ34
から取り外した電気製品の内容を入力する(ステップS
82)。実際には図3に示す第1〜第3の電源タップ6
1〜623ごとにアドレスを割り振っておき、各アドレ
スにどのような電気製品が割り当てられているかを登録
したり、登録を削除する。入力操作が終了したら(ステ
ップS83:Y)、その入力内容をメモリ54の各アド
レスに反映させる(ステップS84)。
【0039】したがって、電気製品の取り扱い者は初期
的に制御機能付電源タップ34を使用した電気製品の登
録を行い、これ以後は変更が生じたたびに入力要求を行
ってその変更内容にメモリ54を更新することになる。
【0040】このような入力要求は電気製品の取り扱い
者が行うものであるが、第4の電気製品43のような電
源ネットワーク対応電気製品の場合にはこれが宅内配電
線36に接続された時点で自主的に宅内制御器38に対
して入力追加要求が行われる(ステップS85)。第4
の電気製品43によって例示された電源ネットワーク対
応電気製品の場合には、メモリ74にその電気製品の名
称や機能等の所定事項が登録されているので、配電線3
6に接続された状態でその制御部73は入力追加要求を
行って、これらの内容を制御部51に送出する。そこで
制御部51はこれをメモリ54に格納することで、電源
ネットワーク対応電気製品についての内容を反映させる
ことになる(ステップS86)。
【0041】このように第4の電気製品43のような電
源ネットワーク対応電気製品の場合には、ネットワーク
に参加することはその電気製品自体が行えるが、ネット
ワークから撤退することは通常行えない。そこでこのよ
うな場合にはステップS82で説明したように取り扱い
者が登録の削除処理を行ってもよい。本実施例の場合に
は電源ネットワーク対応電気製品の特質を利用して宅内
制御器38自体がこれを行うようになっている。これに
より、電気製品の取り扱い者の手間を省くことができる
だけでなく、第4の電気製品43のような電源ネットワ
ーク対応電気製品に対して各種操作を行った場合に、こ
れらの装置が所望の対応を行ったかどうかを確認するこ
とができる。
【0042】図6は、電源ネットワーク対応電気製品に
対する宅内制御器側の制御の様子を表わしたものであ
る。宅内制御器38内の制御部51は定期的にメモリ5
4をチェックして電源ネットワーク対応電気製品が登録
されているかどうかをチェックする(ステップS9
1)。登録されている場合には(Y)その総数nを初期
的に“1”にセットして(ステップS92)、まず、電
源ネットワーク対応電気製品としての第1の電気製品3
1(図1参照)に対して現在の状況を示す情報の送出
を要求する(ステップS93)。そしてこの要求が送出
されてから規定時間以内に電源ネットワーク対応電気製
品から応答があるかどうかをチェックし(ステップS9
4)、応答があれば(Y)通知された現在の状況をメモ
リ54に反映させる。たとえば第4の電気製品43が録
画再生機であるとした場合には録画予定がセットされて
いれば、そのチャネル、予約時間、テープの画質等の情
報が送られてくるので、これらの内容がメモリ54の第
4の電気製品43のアドレスに対応した記憶領域に格納
されることになる(ステップS95)。
【0043】一方、その電気製品が規定時間以内に応答
を返さなかった場合には(ステップS94:N)、これ
が故障しているか宅内配電線36から取り外されたこと
になる。そこで故障等の応答不可状態に内容を変更する
か、システムによってはその電気製品の登録を削除する
(ステップS96)。登録を削除した場合にはその電気
製品についての再度のチェックが行われないが、応答不
可状態に変更した場合には再度時間をおいてその現状を
チェックすることができる。したがって、再三のチェッ
クにおいていずれも応答不可状態であったときその電気
製品が削除されたものとして処理することも可能であ
る。
【0044】以上のステップS95またはステップS9
6の処理が行われたら、電源ネットワーク対応電気製品
の総数nがメモリ54に登録されているそれらの全数k
(応答不可状態のものを含む)と一致しているかどうか
をチェックする(ステップS97)。たとえば第4の電
気製品43のみが電源ネットワーク対応電気製品データ
である場合のように一致していれば(Y)、処理が終了
する(エンド)。
【0045】一致していない場合には(ステップS9
7:N)、総数nが“1”だけカウントアップされる
(ステップS98)。そして、ステップS93に戻って
今度は第2の電気製品に対して現在の状況を調べる処理
が開始されることになる。このようにして総数nが全数
kと一致する場合の処理が終了したら(ステップS9
7:Y)、一連の処理が終了することになる。
【0046】図7は、宅外等から電気製品の電源をオン
・オフしたり必要な操作を行う場合の携帯端末側の処理
の流れを表わしたものである。携帯端末48は、図1で
示した宅内構成部31の電気製品の状況を確認したり電
源のオン・オフ等の操作を行う際の管理情報を取得する
ための管理情報要求が取り扱い者によって行われるかど
うかを監視している(ステップS101)。所定のキー
を操作する等によって管理情報要求が行われたら
(Y)、携帯端末48はその要求を、図1に記したイン
ターネット46上のサーバ47を経由させ、更に一般回
線45を経由させて宅内制御器38内の制御部51に伝
達させる(ステップS102)。そしてこの後は制御部
51から管理情報が受信されるのを待機する(ステップ
S103)。
【0047】制御部51から管理情報が送られてきたら
(ステップS103:Y)、携帯端末48はその図示し
ないディスプレイに各電気製品についての管理情報を表
示する(ステップS104)。第1〜第3の電気製品3
1〜333については、これらの電源がオンとなってい
るかオフとなっているかといった情報が表示される。第
4の電気製品43については電源のオン・オフだけでな
く、更に具体的な情報も表示される。たとえば前記した
ように第4の電気製品43が録画再生機である場合に
は、録画予約のチャネル、予約時間、テープの画質等の
情報が表示されることになる。これらはサーバ47に格
納されることで、インターネット上のホームページを見
るような形で見ることができる。
【0048】この表示内容を見て、取り扱い者は新たな
操作の指示を行うこともできるし(ステップS10
5)、状況を確認しただけで操作を終了させることもで
きる(ステップS105:N、ステップS106)。た
とえばテレビジョンの電源がオンのままになっているか
心配で管理情報を取得したところ、電源がオフになって
いれば操作を終了させることができる。
【0049】これに対して、テレビジョンの電源がオン
のままになっていることが分かったり、録画再生機の録
画予約を行ったりするような場合には操作指示を行って
(ステップS105:Y)、指示内容を前記した経路で
制御部51に伝えることになる(ステップS107)。
【0050】図8は宅内制御器の制御部側の処理の流れ
を表わしたものである。宅内制御器38内の制御部51
はインターネット網46を経由して管理情報要求の受信
(ステップS111)と操作指示の受信(ステップS1
12)を待機している。図7のステップS102に基づ
く管理情報要求が受信されたら(ステップS111:
Y)、メモリ54内の管理情報を読み出して送信する
(ステップS113)。
【0051】これに対して操作指示が要求されたとき
(ステップS112:Y)、制御部51はその指示内容
を実行する(ステップS114)。この例では制御部5
1は図3に示した情報解析部68に第1のリレー接点6
1を励磁する電気製品制御信号67を送出し、この接
点をオフにして第1の電気製品331の電源をオフにす
る。そしてその結果をメモリ54に上書きする(ステッ
プS115)。
【0052】ステップS114における指示内容の操作
の実行は、第1〜第3の電気製品331〜333と第4の
電気製品43では内容が異なる。第1〜第3の電気製品
33 1〜333の場合には、第1〜第3のリレー接点63
1〜633のいずれかあるいはこれらの複数を励磁あるい
は解磁することで該当する製品の電源をオンまたはオフ
する単純な作業が行われる。これに対して、第4の電気
製品43では電源のオン・オフ制御だけでなく、前記し
た録画予約のチャネルの設定あるいは変更、録画予約の
時間の設定、変更といった複雑な制御が実行される。た
だし、制御部51はこれらの制御を直接行う訳ではな
く、これらの指示を図4に示した制御部73に出せばよ
い。
【0053】<発明の変形例>
【0054】以上説明した実施例では携帯端末48の取
り扱い者が各電気製品の現状を把握してからこれらの製
品の操作の指示を出すことにした。このような指示は確
実であるが通信に手間取り、なるべく短時間に操作を完
了させようとするときには得策ではない。そこでこの変
形例の電気製品管理システムでは、いきなり、家庭内の
電気製品の電源はすべてオフにするといった操作指示を
行うようにしている。
【0055】図9は、この変形例における宅外等から電
気製品の電源をオン・オフしたり必要な操作を行う場合
の携帯端末側の処理の流れを表わしたものである。取り
扱い者は、携帯端末48を所定のモードに設定して宅内
構成部31の電気製品の操作指示を入力する(ステップ
S121)。入力が完了したら(ステップS122:
Y)、その指示内容を送信する(ステップS123)。
この信号は先に説明したようにインターネット網46を
介して宅内制御部38の制御部51に伝えられることに
なる。
【0056】図10は、この変形例における宅内制御器
の制御部側の処理の流れを表わしたものである。図8と
同一部分には同一の符号を付しており、これらの説明を
適宜省略する。この変形例では、すでに説明したように
取り扱い者は外出先等から個々の電気製品のオン・オフ
状態等を確認することなくいきなり操作指示を行ってい
る。したがって、ステップS112で操作指示を受信し
たとき、その操作指示を実行する必要がない場合もある
し、場合によっては不都合が発生する場合がある。たと
えば録画をスタートさせるという指示を行ったとき、該
当する電気製品としての録画再生機が一度録画を停止さ
せてからスタートさせる手順を踏んでいる製品であった
とする。このような場合にはすでに録画が実行されてい
る電気製品に確認のためにこの指示を行うと、録画が一
時的に中断してしまう。また、一度目の確認で録画が初
めてスタートしたとしても、再度の確認を行うとこの時
点で録画が一時的に中断することになる。
【0057】そこでこの変形例では操作指示が受信され
たときに指示内容とその電気製品の現状が一致している
かどうかのチェックを行っている(ステップS13
1)。これはメモリ54を参照して行われる。この結
果、指示内容とその電気製品の現状が一致している場合
には(Y)、その指示は無視される(エンド)。一致し
ていない場合にのみ(ステップS131:N)、ステッ
プS114に進んで、その操作内容が実行される。そし
てその結果がメモリ54に上書きされることになる(ス
テップS115)。
【0058】以上説明した実施例および変形例では携帯
端末48を使用して宅内構成部31の電気製品の現状を
把握したり制御を行うことにしたが、これ以外の各種無
線端末を使用して同様の監視作業を行うことができる。
また、固定電話や一般回線に直接接続された情報端末を
使用して同様の監視作業を行うことも可能である。
【0059】また、実施例ではインターネット網46を
使用してウェブ上のデータを携帯端末48が表示するこ
とにしたが、音声情報に変換して表示したり、電子メー
ルとして必要情報を端末に送って各電気製品の現状を把
握することもできる。電子メールを使用するような場合
には、操作の指示を電子メールで行うようにしてもよ
い。この場合、宅内制御器38は電子メールのテキスト
情報を解読して対応する電気製品の制御を行うことにな
る。
【0060】更に実施例では1つ1つの電気製品のオン
・オフ制御を行うことにしたが、たとえば1つの制御機
能付電源タップ34単位というようにグループにまとめ
て電源の制御を行うことも可能である。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、電源タップの1つずつあるいはこれらの幾つ
かをグループ化した単位でこれらに供給する電源をオン
・オフ制御する電源オン・オフ用スイッチを設けておく
ことにしたので、電源指示受信手段によって特定の電気
製品の電源のオン・オフの指示を通信回線を通じて受信
し、これらを遠隔操作することができる。
【0062】また請求項2記載の発明によれば、通信回
線を通じて電気製品の電源のオン・オフ状態を知ること
ができるので、安全の確認を行うことができる。また、
外部から指示を出すことで、電源オン・オフ用スイッチ
を介して個々の電気製品のオン・オフ制御が可能になる
ので、電力消費の節減を図ることができる。
【0063】更に請求項3記載の発明によれば、請求項
2記載の電気製品管理システムで、オン・オフ情報通知
手段はインターネット上の特定のアドレスにこれを送信
することにしているので、どの場所からでも電気製品の
オン・オフを知ることができる。また、インターネット
にアクセスできる装置であれば、電気製品のオン・オフ
の状態を簡易に知ることができる。
【0064】また請求項4記載の発明によれば、請求項
1または請求項2記載の電気製品管理システムで、電源
指示受信手段はインターネット上の特定のサーバを介し
て電源のオン・オフの指示があったとき該当する電源の
オン・オフを制御するので、インターネットにアクセス
できる環境であればどのような場所からも電気製品の電
源の制御が可能になる。
【0065】更に請求項5記載の発明によれば、通信回
線と電源供給線路を連結することで通信回線を通じて電
気製品の操作を行うことができると共に、これらの電気
製品がどのような状態であるかを通信ネットワークを利
用して監視することが可能になる。また、電源供給線路
を使用しているので、宅内における既存の設備を使用し
て安価なシステムを構築することができる。
【0066】また請求項6記載の発明によれば、通信回
線がインターネット網に接続されていることを示してい
るので、インターネットにアクセスすることのできる携
帯電話機等の各種情報端末が電気製品の制御を行った
り、電気製品の現在の状態を、外出先等のインターネッ
トがアクセスできる場所から把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における電気製品管理システム
の概略構成図である。
【図2】実施例における宅内制御器の構成を表わしたブ
ロック図である。
【図3】実施例における制御機能付電源タップの構成を
具体的に表わしたブロック図である。
【図4】実施例における第4の電気製品の回路の要部を
示したブロック図である。
【図5】実施例における宅内制御器内のメモリ管理の流
れを表わした流れ図である。
【図6】実施例における電源ネットワーク対応電気製品
に対する宅内制御器側の制御の様子を表わした流れ図で
ある。
【図7】実施例における宅外等から電気製品の電源をオ
ン・オフしたり必要な操作を行う場合の携帯端末側の処
理を表わした流れ図である。
【図8】実施例における宅内制御器の制御部側の処理を
示した流れ図である。
【図9】本発明の変形例における宅外等から電気製品の
電源をオン・オフしたり必要な操作を行う場合の携帯端
末側の処理の流れを表わした流れ図である。
【図10】変形例における宅内制御器の制御部側の処理
の流れを表わした流れ図である。
【図11】従来提案された電気製品管理システムの概要
を示す概略構成図である。
【符号の説明】
31 宅内構成部 32 宅外構成部 33 第1〜第3の電気製品 34 制御機能付電源タップ 35 電源プラグ 36、37 宅内配電線 38 宅内制御器 41 電力会社 42 電力線 43 第4の電気製品 46 インターネット網 48 携帯端末 54 送受信部 62 電源タップ 63 リレー接点 65、71 情報分離合成部 68 情報解析部 73 制御部 74 メモリ 76 電気製品部
フロントページの続き Fターム(参考) 5G064 AA04 AA09 AB03 AC01 AC06 CB12 DA07 5K048 AA16 BA03 BA13 CA07 DB01 DB04 DC01 DC07 EB01 EB02 HA01 HA02 5K101 KK11 LL01 LL11

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれの電気製品に対して電源を供給
    するための電源タップと、 これらの電源タップの1つずつあるいはこれらの幾つか
    をグループ化した単位でこれらに供給する電源をオン・
    オフ制御する電源オン・オフ用スイッチと、 特定の電気製品の電源のオン・オフの指示を通信回線を
    通じて受信する電源指示受信手段と、 この電源指示受信手段によって特定の電気製品の電源の
    オン・オフの指示を受信したとき前記電源オン・オフ用
    スイッチのうちこれに対応するものを制御することでそ
    の電気製品の電源のオン・オフを制御する電源制御手段
    とを具備することを特徴とする電気製品管理システム。
  2. 【請求項2】 それぞれの電気製品に対して電源を供給
    するための電源タップと、 これらの電源タップの1つずつあるいはこれらの幾つか
    をグループ化した単位でこれらに供給する電源をオン・
    オフ制御する電源オン・オフ用スイッチと、 前記電源タップのそれぞれと、それらに接続された電気
    製品を対応付けた対応情報を格納した対応情報格納手段
    と、 前記電源タップのそれぞれに接続された電気製品の電源
    のオン・オフ状態を検知する電源オン・オフ検知手段
    と、 この電源オン・オフ検知手段の検知結果と前記対応情報
    格納手段に格納された対応情報から各電気製品の電源の
    オン・オフ情報を通信回線を通じて外部に通知するオン
    ・オフ情報通知手段と、 このオン・オフ情報通知手段の通知に対応して特定の電
    気製品の電源のオン・オフの指示を通信回線を通じて受
    信する電源指示受信手段と、 この電源指示受信手段によって特定の電気製品の電源の
    オン・オフの指示が行われたとき前記電源オン・オフ用
    スイッチのうちこれに対応するものを制御することでそ
    の電気製品の電源のオン・オフを制御する電源制御手段
    とを具備することを特徴とする電気製品管理システム。
  3. 【請求項3】 前記オン・オフ情報通知手段はインター
    ネット上の特定のアドレスにこれを送信することを特徴
    とする請求項2記載の電気製品管理システム。
  4. 【請求項4】 前記電源指示受信手段はインターネット
    上の特定のサーバを介して電源のオン・オフの指示があ
    ったとき該当する電源のオン・オフを制御することを特
    徴とする請求項1または請求項2記載の電気製品管理シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 それぞれの電気製品に電源を供給するた
    めの電源供給線路と、 この電源供給線路に通信回線を通じて個々の電気製品の
    遠隔操作用の操作信号を重畳する重畳手段と、 この重畳手段によって重畳された操作信号を分離して対
    応する電気製品の制御を行う電気製品制御手段と、 前記電源供給線路に接続された電気製品の情報を収集し
    てこれを表わした監視情報を前記電源供給線路を介して
    前記通信回線に送出する監視情報送出手段とを具備する
    ことを特徴とする電気製品管理システム。
  6. 【請求項6】 前記通信回線はインターネット網に接続
    されており、携帯電話機がこのインターネット網を介し
    て特定の1または複数の電気製品を操作するための前記
    操作信号を出力すると共に、前記監視情報を受信してこ
    れらの電気製品の監視を行うことを特徴とする請求項5
    記載の電気製品管理システム。
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